JPH0417340Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0417340Y2 JPH0417340Y2 JP1986189671U JP18967186U JPH0417340Y2 JP H0417340 Y2 JPH0417340 Y2 JP H0417340Y2 JP 1986189671 U JP1986189671 U JP 1986189671U JP 18967186 U JP18967186 U JP 18967186U JP H0417340 Y2 JPH0417340 Y2 JP H0417340Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nail
- cylindrical body
- wall
- tip
- cavity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 239000011505 plaster Substances 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 241000587161 Gomphocarpus Species 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、石膏ボードのような脆弱な壁にフツ
クを釘付けしたり、その釘を引き抜いたりする場
合に用いる釘の押込み具に関するものである。
クを釘付けしたり、その釘を引き抜いたりする場
合に用いる釘の押込み具に関するものである。
(従来の技術)
近年、掛時計や額縁等を柱や壁に掛けるための
フツクとして、石膏ボードのような脆弱な壁にも
釘付けし得るものが開発されている。
フツクとして、石膏ボードのような脆弱な壁にも
釘付けし得るものが開発されている。
このフツクは第4図に示すように基板11の表
側に突出腕20を突設し、基板11に複数の釘孔
12を方向を異にして斜めにあけたもので、フツ
ク13を石膏壁14の所望位置に据えながら、各
釘孔12を通じて石膏壁14に釘15を差し込む
と、各釘15が石膏壁14の内側で交差し、強固
に取付けられるものである。
側に突出腕20を突設し、基板11に複数の釘孔
12を方向を異にして斜めにあけたもので、フツ
ク13を石膏壁14の所望位置に据えながら、各
釘孔12を通じて石膏壁14に釘15を差し込む
と、各釘15が石膏壁14の内側で交差し、強固
に取付けられるものである。
ここで、釘15を差し込む場合、金槌で打ち込
むと脆弱な壁に亀裂が入る恐れがあるので、釘の
頭を例えばコイン等のような偏平な金具で押し込
む必要があつた。
むと脆弱な壁に亀裂が入る恐れがあるので、釘の
頭を例えばコイン等のような偏平な金具で押し込
む必要があつた。
一方、実開昭50−122977号公報に示されている
ように、頭部に筒体をネジによつて固着し、その
筒体の中心部に磁気を持たせた虫ピン押し杆を有
し、筒体と虫ピン押し杆の中間にバネを設け、筒
体の先端に虫ピン案内筒を案内筒の止め栓により
筒体に保持させるようにした虫ピン打ち込み器が
考案されていた。
ように、頭部に筒体をネジによつて固着し、その
筒体の中心部に磁気を持たせた虫ピン押し杆を有
し、筒体と虫ピン押し杆の中間にバネを設け、筒
体の先端に虫ピン案内筒を案内筒の止め栓により
筒体に保持させるようにした虫ピン打ち込み器が
考案されていた。
また、この虫ピン打ち込み器の筒体先端とは反
対側となる頭部は、一般的な金槌のように両端に
ピンたたき部とピン抜きとを備えていた。
対側となる頭部は、一般的な金槌のように両端に
ピンたたき部とピン抜きとを備えていた。
(考案が解決しようとする問題点)
上記のフツクを壁に取付ける際、釘をコインを
介して指先で壁に押し込んで取付けていると、一
個か二個のフツクなら問題はないが、内装工事業
者が業務として多数のフツクを連続的に取付ける
ような場合には、しだいに指先が痛くなり、手際
良くフツクを取付けることができないという問題
点があつた。
介して指先で壁に押し込んで取付けていると、一
個か二個のフツクなら問題はないが、内装工事業
者が業務として多数のフツクを連続的に取付ける
ような場合には、しだいに指先が痛くなり、手際
良くフツクを取付けることができないという問題
点があつた。
またフツクを取外したり別の位置に付け替えた
りする場合には、石膏ボードのような脆弱な壁で
あれば釘を指先で摘んで引き抜くこともできる
が、フツクの数が多くなると指先が痛くなり、手
際良くフツクを取外したり別の位置に付け替えた
りすることができない問題点があつた。
りする場合には、石膏ボードのような脆弱な壁で
あれば釘を指先で摘んで引き抜くこともできる
が、フツクの数が多くなると指先が痛くなり、手
際良くフツクを取外したり別の位置に付け替えた
りすることができない問題点があつた。
さらに、上述の虫ピン打ち込み器を用いれば、
フツクの数が多くても指先を痛める恐れはないも
のの、フツクを付け替えるたびに前後を持ち替え
る必要があり、作業の手際良さが損なわれるとい
う欠点があつた。
フツクの数が多くても指先を痛める恐れはないも
のの、フツクを付け替えるたびに前後を持ち替え
る必要があり、作業の手際良さが損なわれるとい
う欠点があつた。
そこで本考案は前記事情に基いて成されたもの
であり、脆弱な壁に対してフツクの取付け取外し
及び付け替え作業を指先を痛めることなく手際良
くでき、しかも脆弱な壁を破損する恐れのない釘
の押込み具を提供することを目的とする。
であり、脆弱な壁に対してフツクの取付け取外し
及び付け替え作業を指先を痛めることなく手際良
くでき、しかも脆弱な壁を破損する恐れのない釘
の押込み具を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
前記の目的を達成するための本考案による釘の
押込み具は、胴体内に空洞部を有し、胴体の先端
部に空洞部より細い通孔を段部を介し空洞部に連
通して設け、通孔に段部に係合するフランジ付き
の筒体を遊嵌し、筒体は空洞部内に設けたスプリ
ングで胴体より突出する方向に付勢し、胴体内に
固着した芯金を筒体内に突入した釘の押込み具に
おいて、筒体の先端部内周面に筒体の長手方向と
交差する凹欠部を設けたことを特徴とする。
押込み具は、胴体内に空洞部を有し、胴体の先端
部に空洞部より細い通孔を段部を介し空洞部に連
通して設け、通孔に段部に係合するフランジ付き
の筒体を遊嵌し、筒体は空洞部内に設けたスプリ
ングで胴体より突出する方向に付勢し、胴体内に
固着した芯金を筒体内に突入した釘の押込み具に
おいて、筒体の先端部内周面に筒体の長手方向と
交差する凹欠部を設けたことを特徴とする。
(実施例)
本考案による釘の押込み具の実施例について図
面を参照しつつ具体的に説明する。
面を参照しつつ具体的に説明する。
胴体1はほぼ円柱状を成す基部2に円錐形の先
部3を螺合したもので、胴体1内には基部2から
先部3にかけて円柱状の空洞部4を有し、先部3
には通孔5が設けてある。この通孔5は空洞部4
より長く、段部6を介して空洞部4に連通してい
る。
部3を螺合したもので、胴体1内には基部2から
先部3にかけて円柱状の空洞部4を有し、先部3
には通孔5が設けてある。この通孔5は空洞部4
より長く、段部6を介して空洞部4に連通してい
る。
通孔5には筒体7が遊嵌され、筒体7の後端に
段部6に係合するフランジ8を有し、空洞部4内
に設けたコイルスプリング9で基部2から先部3
方向に筒体7が付勢され、フランジ8が段部6に
係合し、筒体7が胴体先部3より脱出しないよう
に突出している。筒体7はコイルスプリング9の
収縮により、胴体1内に完全に入り込むようにな
つている。
段部6に係合するフランジ8を有し、空洞部4内
に設けたコイルスプリング9で基部2から先部3
方向に筒体7が付勢され、フランジ8が段部6に
係合し、筒体7が胴体先部3より脱出しないよう
に突出している。筒体7はコイルスプリング9の
収縮により、胴体1内に完全に入り込むようにな
つている。
又、胴体基部2内に胴体先部3より僅かに突出
する芯金10を固着し、その芯金10を筒体7内
に突入してあり、芯金10よりも筒体7が余計に
突出し、筒体7内に先端側から釘を挿入し得るよ
うになつている。
する芯金10を固着し、その芯金10を筒体7内
に突入してあり、芯金10よりも筒体7が余計に
突出し、筒体7内に先端側から釘を挿入し得るよ
うになつている。
さらに、筒体7の先端部内周面に凹欠部21を
筒体7の長手方向と交差する方向、すなわち周方
向に半周にわたつて設け、凹欠部21の先端側の
縁部22を内周側に鋭く尖つた楔状断面形に形成
してある。
筒体7の長手方向と交差する方向、すなわち周方
向に半周にわたつて設け、凹欠部21の先端側の
縁部22を内周側に鋭く尖つた楔状断面形に形成
してある。
本案押込み具は上記の如く構成されたものであ
り、フツク13を壁14に取付ける場合には、本
案押込み具の筒体7に釘を挿入し、第4図の如く
壁14の所望位置にフツク13を据えながら、筒
体7の先端をフツク13の釘孔12にあてがい、
そのまま胴体1を持つて壁14に押しつける。
り、フツク13を壁14に取付ける場合には、本
案押込み具の筒体7に釘を挿入し、第4図の如く
壁14の所望位置にフツク13を据えながら、筒
体7の先端をフツク13の釘孔12にあてがい、
そのまま胴体1を持つて壁14に押しつける。
この際、筒体7が釘15を曲がつたりしないよ
うに保持しつつ胴体1内へ後退するとともに、胴
体1に固着した芯金10が釘15を釘孔12から
壁14へ静かに押し込む。
うに保持しつつ胴体1内へ後退するとともに、胴
体1に固着した芯金10が釘15を釘孔12から
壁14へ静かに押し込む。
又、フツク13を取外す際には、第5図の如く
凹欠部21に釘15の頭の一部を入れ、そのまま
本案押込み具を釘孔12にそつて壁14の外方向
へ引いて釘15を静かに引き抜く。ここで上記の
フツク13は石膏ボードのような脆弱な壁に取付
ける場合が殆どであるから、釘15は比較的容易
に抜き取ることができる。
凹欠部21に釘15の頭の一部を入れ、そのまま
本案押込み具を釘孔12にそつて壁14の外方向
へ引いて釘15を静かに引き抜く。ここで上記の
フツク13は石膏ボードのような脆弱な壁に取付
ける場合が殆どであるから、釘15は比較的容易
に抜き取ることができる。
さらに、フツク13を壁14の異なる位置に付
け替える場合(フツク13を付け間違えた場合を
含む)には、本案押込み具で釘15を壁14から
引き抜いてフツク13を壁14から外し、フツク
13を壁14の正しい位置に移して据え置き、そ
のまま本案押込み具で釘15をフツク13の釘孔
12にそつて壁14に押し込めば良い。その際、
釘15を押し込む場合と引き抜く場合では本案押
込み具を持ち替える必要がないので、手際良く作
業が行える。
け替える場合(フツク13を付け間違えた場合を
含む)には、本案押込み具で釘15を壁14から
引き抜いてフツク13を壁14から外し、フツク
13を壁14の正しい位置に移して据え置き、そ
のまま本案押込み具で釘15をフツク13の釘孔
12にそつて壁14に押し込めば良い。その際、
釘15を押し込む場合と引き抜く場合では本案押
込み具を持ち替える必要がないので、手際良く作
業が行える。
本考案による釘の押込み具は、上記の如く釘を
押し込む芯金を胴体に固着し、釘を押し込む際に
釘を周囲から保持する筒体を胴体に進退可能かつ
離脱不能に取付けたものであるから、脆弱な壁に
多数の釘を指先を痛めずに手際良く正確に押し込
むことができる。しかもその際に脆弱な壁を破損
することがない。
押し込む芯金を胴体に固着し、釘を押し込む際に
釘を周囲から保持する筒体を胴体に進退可能かつ
離脱不能に取付けたものであるから、脆弱な壁に
多数の釘を指先を痛めずに手際良く正確に押し込
むことができる。しかもその際に脆弱な壁を破損
することがない。
また、本案押込み具は、筒体の先端部内周面に
釘の頭の一部を係止し得る凹欠部を設けたもので
あるから、脆弱な壁に押し込まれた多数の釘を指
先を痛めることなく手際良く引き抜くことがで
き、しかも、従来の虫ピン打ち込み器と異なり、
前後を持ち替えずとも、そのままで釘を押し込ん
だり引き抜いたりできる。
釘の頭の一部を係止し得る凹欠部を設けたもので
あるから、脆弱な壁に押し込まれた多数の釘を指
先を痛めることなく手際良く引き抜くことがで
き、しかも、従来の虫ピン打ち込み器と異なり、
前後を持ち替えずとも、そのままで釘を押し込ん
だり引き抜いたりできる。
従つて本案押込み具を内装工事業者等に用いれ
が、脆弱な壁に多数のフツクを取付けたり取外し
たりあるいは違う位置に付け替えたりする作業を
いずれも手際良くことができ、その仕上り状態も
良好である等の効果を発揮するものである。
が、脆弱な壁に多数のフツクを取付けたり取外し
たりあるいは違う位置に付け替えたりする作業を
いずれも手際良くことができ、その仕上り状態も
良好である等の効果を発揮するものである。
第1図は本考案による釘の押込み具の縦断面
図、第2図は筒体先端部の拡大断面図、第3図は
筒体先端部の正面図、第4図と第5図は本案押込
み具の使用状態を示す要部の断面図である。 1……胴体、4……空洞部、5……通孔、6…
…段部、7……筒体、8……フランジ、9……ス
プリング、10……芯金、21……凹欠部。
図、第2図は筒体先端部の拡大断面図、第3図は
筒体先端部の正面図、第4図と第5図は本案押込
み具の使用状態を示す要部の断面図である。 1……胴体、4……空洞部、5……通孔、6…
…段部、7……筒体、8……フランジ、9……ス
プリング、10……芯金、21……凹欠部。
Claims (1)
- 胴体1内に空洞部4を有し、胴体の先端部に空
洞部より細い通孔5を段部6を介し空洞部に連通
して設け、通孔に段部に係合するフランジ8付き
の筒体7を遊嵌し、筒体は空洞部内に設けたスプ
リング9で胴体より突出する方向に付勢し、胴体
内に固着した芯金10を筒体内に突入した釘の押
込み具において、筒体の先端部内周面に筒体の長
手方向と交差する凹欠部21を設けたことを特徴
とする釘の押込み具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986189671U JPH0417340Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986189671U JPH0417340Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6394680U JPS6394680U (ja) | 1988-06-18 |
JPH0417340Y2 true JPH0417340Y2 (ja) | 1992-04-17 |
Family
ID=31142185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986189671U Expired JPH0417340Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0417340Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50122977U (ja) * | 1974-03-23 | 1975-10-07 |
-
1986
- 1986-12-09 JP JP1986189671U patent/JPH0417340Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6394680U (ja) | 1988-06-18 |
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