JPH04169130A - セル育苗の加温方法 - Google Patents
セル育苗の加温方法Info
- Publication number
- JPH04169130A JPH04169130A JP29354290A JP29354290A JPH04169130A JP H04169130 A JPH04169130 A JP H04169130A JP 29354290 A JP29354290 A JP 29354290A JP 29354290 A JP29354290 A JP 29354290A JP H04169130 A JPH04169130 A JP H04169130A
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- Japan
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- tray
- pedestal
- seedlings
- heating
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- Pending
Links
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- 238000010792 warming Methods 0.000 title description 3
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Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はセル育苗の加温方法に係り、具体的にはトレイ
内に収納された育苗用培地と育苗室の加温方法に関する
。
内に収納された育苗用培地と育苗室の加温方法に関する
。
(従来の技術)
従来、トレイ内に播種された作物を加温育苗するに際し
ては、フレーム内に電熱線等の放熱手段を埋設し、この
上にトレイを載置し、トレイ内の育苗培地を主に放熱手
段によって加温するようにしていた。
ては、フレーム内に電熱線等の放熱手段を埋設し、この
上にトレイを載置し、トレイ内の育苗培地を主に放熱手
段によって加温するようにしていた。
または、育苗室の架台の上にトレイを載置し、部屋全体
の加温をすることによってトレイ内の培地も加温される
手段が用いられていた。
の加温をすることによってトレイ内の培地も加温される
手段が用いられていた。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記の方法において使用されるトレイの底に
は、一般にトレイ内に育苗用培地を保持しておくのに支
障のない程度の穴、または開口部か設けられている。こ
のため、苗の生長に従って伸びた根が、土の上に載置し
たトレイの底から土の中に入ってしまい、トレイを移動
する際にトレイの底から伸びた根を切らねばならす、定
植時の根痛みの原因になって(ζた。
は、一般にトレイ内に育苗用培地を保持しておくのに支
障のない程度の穴、または開口部か設けられている。こ
のため、苗の生長に従って伸びた根が、土の上に載置し
たトレイの底から土の中に入ってしまい、トレイを移動
する際にトレイの底から伸びた根を切らねばならす、定
植時の根痛みの原因になって(ζた。
他方、育苗架台の上にトレイを載置し、部屋全体を加温
する方法においては、トレイ底部からの発根は抑制でき
ても、室温とtΔ地層温度同一管理となるため、軟弱徒
長α1の原因になっていた。
する方法においては、トレイ底部からの発根は抑制でき
ても、室温とtΔ地層温度同一管理となるため、軟弱徒
長α1の原因になっていた。
本発明は、上記の問題点に鑑口てなされ、その目的はセ
ル育苗におけるトレイ底部からの発根を抑制し、根痛み
の軽減、活着促進を図ることかできる育苗加温方法であ
ると共に、室温より培地温度を高く管理し、健苗育成に
欠かすことのできない頭寒足温方式を実現できるセル育
苗の加温方法を提供することにある。
ル育苗におけるトレイ底部からの発根を抑制し、根痛み
の軽減、活着促進を図ることかできる育苗加温方法であ
ると共に、室温より培地温度を高く管理し、健苗育成に
欠かすことのできない頭寒足温方式を実現できるセル育
苗の加温方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明では、トレイ内に播種
された作物を加温育苗するに際して、該トレイを、内部
空間を区画形成する架台の上に載置し、該架台内に設け
た放熱手段で該内部空間に自然対流を生じさせてトレイ
底部から加温することを特徴とする。
された作物を加温育苗するに際して、該トレイを、内部
空間を区画形成する架台の上に載置し、該架台内に設け
た放熱手段で該内部空間に自然対流を生じさせてトレイ
底部から加温することを特徴とする。
(作 用)
本発明では、播種されたトレイを架台の上に載置し、架
台内に設けた放熱手段でこの架台内部の内部空間に自然
対流を生じさせて架台内の内部空間上方を加温するよう
にしたので、トレイを温めた後部屋の加温に移行される
こととなり、室温より高く培地か加温される。
台内に設けた放熱手段でこの架台内部の内部空間に自然
対流を生じさせて架台内の内部空間上方を加温するよう
にしたので、トレイを温めた後部屋の加温に移行される
こととなり、室温より高く培地か加温される。
(実 施 例)
以下に本発明の好適な実施例について、添付図面を参照
して説明する。
して説明する。
本発明は、架台の上に載置したトレイ内の育苗用培地を
、架台の内部空間に設けた放熱手段によって自然対流を
生じさせて加温することにある。
、架台の内部空間に設けた放熱手段によって自然対流を
生じさせて加温することにある。
第1図は本発明において使用される設備である。
符号2は架台を示す。この架台2は、育苗用培地4を内
部に収納したトレイ6を載置する台部22と、この台部
22を支える脚部24より成る。脚部24は、台部22
の角または端から下方へ延長して設けられた複数の脚2
6と、この脚26を取り囲むように設けられた側板28
とより成り、架台2を構成する前記台部22と前記脚部
24とで架台2の内部空間8か区画形成されている。そ
して、この内部空間8の上端と下端には外部と連通ずる
隙間30が形成されており、外から架台2の内部空間8
への空気の出入りが可能となっている。
部に収納したトレイ6を載置する台部22と、この台部
22を支える脚部24より成る。脚部24は、台部22
の角または端から下方へ延長して設けられた複数の脚2
6と、この脚26を取り囲むように設けられた側板28
とより成り、架台2を構成する前記台部22と前記脚部
24とで架台2の内部空間8か区画形成されている。そ
して、この内部空間8の上端と下端には外部と連通ずる
隙間30が形成されており、外から架台2の内部空間8
への空気の出入りが可能となっている。
さらに、架台2の内部空間8の略中間部には2台の対流
放熱器10が並列に配設されている。この対流放熱器1
0により自然対流が生成されて、空気が下部から流入し
て上部から流出するようになっている。熱源は蒸気・温
水等である。また、この対流放熱器10の上方には空気
整流用の2枚のパンチングメタル板12が上下に間隔を
おいて、内部空間8を水平方向に仕切るようにして設け
られている。
放熱器10が並列に配設されている。この対流放熱器1
0により自然対流が生成されて、空気が下部から流入し
て上部から流出するようになっている。熱源は蒸気・温
水等である。また、この対流放熱器10の上方には空気
整流用の2枚のパンチングメタル板12が上下に間隔を
おいて、内部空間8を水平方向に仕切るようにして設け
られている。
なお、対流放熱器10やパンチングメタル板12は脚部
24の脚26や側板28に固定され、対流放熱器10へ
の熱源の供給は側板28を通して行われるようになって
いる。
24の脚26や側板28に固定され、対流放熱器10へ
の熱源の供給は側板28を通して行われるようになって
いる。
この設備で育苗用培地4を加温して育苗を行うには、架
台2の上すなわち台部22の上にトレイ6を載置する。
台2の上すなわち台部22の上にトレイ6を載置する。
次に対流放熱器10から放熱させる。この対流放熱器1
0により生成される自然対流により下部から空気が流入
して加温され、上部から流出するようになっている。従
って、この実施例では、架台2の内部空間8において、
空気が下方から上方に向って流れるといった自然対流か
生じるのである。すなわち、空気は架台2の内部空間8
の下端から流入して対流放熱器10によって加温される
とともに上昇しパンチングメタル板12を経て内部空間
8の上端から外へ流出するのである。なお、上昇する時
に空気の流れはパンチングメタル板12によって整流さ
れて架台2の台部22の下面へ向けて上昇するようにな
る。そして、加温された空気が内部空間8の上部に流れ
て内部空間8の上方か加温されるとともに台部22を介
してトレイ6の育苗用培地4に熱か伝イつり、育苗用培
地4が加温されるのである。
0により生成される自然対流により下部から空気が流入
して加温され、上部から流出するようになっている。従
って、この実施例では、架台2の内部空間8において、
空気が下方から上方に向って流れるといった自然対流か
生じるのである。すなわち、空気は架台2の内部空間8
の下端から流入して対流放熱器10によって加温される
とともに上昇しパンチングメタル板12を経て内部空間
8の上端から外へ流出するのである。なお、上昇する時
に空気の流れはパンチングメタル板12によって整流さ
れて架台2の台部22の下面へ向けて上昇するようにな
る。そして、加温された空気が内部空間8の上部に流れ
て内部空間8の上方か加温されるとともに台部22を介
してトレイ6の育苗用培地4に熱か伝イつり、育苗用培
地4が加温されるのである。
上記のようにして育苗用培地4を加温して育苗を行う際
、トレイ6の底は架台2の台部22の上面に接している
ので、トレイ6の底から苗の根が延びることはない。
、トレイ6の底は架台2の台部22の上面に接している
ので、トレイ6の底から苗の根が延びることはない。
従って、育苗後にトレイ6を動かす際にも、トレイをそ
のまま搬送台車や回転棚に載せることができる。
のまま搬送台車や回転棚に載せることができる。
なお、架台2の脚部24に車輪等を装着すれば、架台2
ごと移動することも可能となる。
ごと移動することも可能となる。
(効 果)
以上のように本発明では、架台の上にトレイを載置し、
架台内に設けた放熱手段でこの架台内部の内部空間に[
1然対流を生しさせて、架台内の内部空間上方を加温す
るようにしたため、トレイ内の育市用培地は架台の上で
加温される。従って、トレイの底部から根か伸びること
かなく、また軟弱徒長を抑制できると共に根傷みのない
健苗を育てることかでき、さらに作業の簡便化を図るこ
とができる。
架台内に設けた放熱手段でこの架台内部の内部空間に[
1然対流を生しさせて、架台内の内部空間上方を加温す
るようにしたため、トレイ内の育市用培地は架台の上で
加温される。従って、トレイの底部から根か伸びること
かなく、また軟弱徒長を抑制できると共に根傷みのない
健苗を育てることかでき、さらに作業の簡便化を図るこ
とができる。
第1図は本発明の好適一実施例を示す側断面図である。
2・・架台 4・・・育苗用培地6・・
トレイ 8・・・内部空間10・・・放熱
手段(対流放熱器) 特許出願人 タキイ種苗株式会社同
株式会社 大 林 刊代 理 人
弁理士 −色 健 軸間 弁理士
松 本 雅 利第1図
トレイ 8・・・内部空間10・・・放熱
手段(対流放熱器) 特許出願人 タキイ種苗株式会社同
株式会社 大 林 刊代 理 人
弁理士 −色 健 軸間 弁理士
松 本 雅 利第1図
Claims (1)
- 加温時におけるセル育苗に際して、トレイを、内部空間
を区画形成する架台の上に載置し、該架台内に設けた放
熱手段で該内部空間に自然対流を生じさせてトレイ培地
を室温より高く管理することを特徴とするセル育苗の加
温方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29354290A JPH04169130A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | セル育苗の加温方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29354290A JPH04169130A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | セル育苗の加温方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04169130A true JPH04169130A (ja) | 1992-06-17 |
Family
ID=17796097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29354290A Pending JPH04169130A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | セル育苗の加温方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04169130A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006081474A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Kagome Co Ltd | トマト等の栽培における培地の温度調節方法及びその装置 |
JP2008061602A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Osaka Prefecture Univ | 植物の挿し木苗の育苗方法 |
-
1990
- 1990-11-01 JP JP29354290A patent/JPH04169130A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006081474A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Kagome Co Ltd | トマト等の栽培における培地の温度調節方法及びその装置 |
JP4592371B2 (ja) * | 2004-09-16 | 2010-12-01 | カゴメ株式会社 | 作物栽培における培地の温度調節方法及びその装置 |
JP2008061602A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Osaka Prefecture Univ | 植物の挿し木苗の育苗方法 |
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