JPH04160446A - マルチポートメモリ - Google Patents
マルチポートメモリInfo
- Publication number
- JPH04160446A JPH04160446A JP2285624A JP28562490A JPH04160446A JP H04160446 A JPH04160446 A JP H04160446A JP 2285624 A JP2285624 A JP 2285624A JP 28562490 A JP28562490 A JP 28562490A JP H04160446 A JPH04160446 A JP H04160446A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- data
- read
- address
- bank
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、マルチポートメモリに関し、さらに詳しく
は、複数のポートとインターリーブ方式の複数のバンク
とを有するマルチポートメモリに関する。
は、複数のポートとインターリーブ方式の複数のバンク
とを有するマルチポートメモリに関する。
従来のこの種のマルチポートメモリの一例を第3図に示
す。 このマルチポートメモリ51は、Aポート52゜Bポー
)53.Cポート54の3つのポートを有すると共に、
インターリーブ方式の4つのバンク10.11,12.
13を有している。すなわち、各バンク10,11,1
2.13のデータのアドレスが連続しており、且つ、一
つのバンクではデータのアドレスは3つ飛びになってい
る。 各バンク毎に設けられているコントローラ55゜56.
57.58は、各ポートからの制御信号CCおよびアド
レスALに基づき、各バンクに対するアクセスの制御を
行う。また、データバッファ65.66.67.68の
何れのバッファからデータをポートに送り出すか制御す
る。 次に動作を説明する。 Aポート52に、下位アドレスALと上位アドレスAH
とが与えられ、且つ、制御信号Cによりリード要求があ
ったとする。 Aポート52は、上位アドレスAHによりリード対象デ
ータがマルチポートメモリ51にあるか否かを判定する
。マルチポートメモリ51にあるときは、コントローラ
55,56,57.58に対し、下位アドレスALを出
力する。また、リード要求を制御信号CCとして出力す
る。 各コントローラ55,56.57.58は、下位アドレ
スALによりリード対象データが自バンクにあるかどう
かを判定する。いま、バンク10にあるとすると、コン
トローラ55は、バンク10からリード対象のデータを
読み出し、データバッファ65を介して、Δポート52
にその読み出したデータを送る。他のコン)・ローラ5
6,57゜58は何もしない。 一つのポートのアクセス中のバンク内のデータに対して
、他のポートからアクセス要求があったときは、コント
ローラは、前記−つのポートのアクセスが完了するまで
、他のポートからのアクセス要求を待たさせる。 また、複数のポートから同じバンク内のデータに対して
同時にアクセス要求があったときは、コントローラは、
予め定めた優先度の高いポートをアクセス可能とし、他
のポートのアクセス要求を待たせる。
す。 このマルチポートメモリ51は、Aポート52゜Bポー
)53.Cポート54の3つのポートを有すると共に、
インターリーブ方式の4つのバンク10.11,12.
13を有している。すなわち、各バンク10,11,1
2.13のデータのアドレスが連続しており、且つ、一
つのバンクではデータのアドレスは3つ飛びになってい
る。 各バンク毎に設けられているコントローラ55゜56.
57.58は、各ポートからの制御信号CCおよびアド
レスALに基づき、各バンクに対するアクセスの制御を
行う。また、データバッファ65.66.67.68の
何れのバッファからデータをポートに送り出すか制御す
る。 次に動作を説明する。 Aポート52に、下位アドレスALと上位アドレスAH
とが与えられ、且つ、制御信号Cによりリード要求があ
ったとする。 Aポート52は、上位アドレスAHによりリード対象デ
ータがマルチポートメモリ51にあるか否かを判定する
。マルチポートメモリ51にあるときは、コントローラ
55,56,57.58に対し、下位アドレスALを出
力する。また、リード要求を制御信号CCとして出力す
る。 各コントローラ55,56.57.58は、下位アドレ
スALによりリード対象データが自バンクにあるかどう
かを判定する。いま、バンク10にあるとすると、コン
トローラ55は、バンク10からリード対象のデータを
読み出し、データバッファ65を介して、Δポート52
にその読み出したデータを送る。他のコン)・ローラ5
6,57゜58は何もしない。 一つのポートのアクセス中のバンク内のデータに対して
、他のポートからアクセス要求があったときは、コント
ローラは、前記−つのポートのアクセスが完了するまで
、他のポートからのアクセス要求を待たさせる。 また、複数のポートから同じバンク内のデータに対して
同時にアクセス要求があったときは、コントローラは、
予め定めた優先度の高いポートをアクセス可能とし、他
のポートのアクセス要求を待たせる。
上記のように、従来のマルチポートメモリでは、複数の
ポートのアクセス競合が起こったとき、アクセスできず
に待たされる場合がある。このため、待たされる側のポ
ートでは、見かけ上、アクセス時間が長くなる問題点が
ある。 そこで、この発明の目的は、アクセスの競合の確率を少
なくシ、見かけ上のアクセス時間を短縮したマルチポー
トメモリを提供することにある。
ポートのアクセス競合が起こったとき、アクセスできず
に待たされる場合がある。このため、待たされる側のポ
ートでは、見かけ上、アクセス時間が長くなる問題点が
ある。 そこで、この発明の目的は、アクセスの競合の確率を少
なくシ、見かけ上のアクセス時間を短縮したマルチポー
トメモリを提供することにある。
この発明のマルチポートメモリは、複数のポートとイン
ターリーブ方式の複数のバンクとを有するマルチポート
メモリにおいて、複数のポートの中から選択した少なく
とも1つのポートに対応して複数のバンクのそれぞれに
データレジスタを設けると共に、前記選択したポートか
らのリード要求に対してはそのリード対象のデータが前
記データレジスタにあるか否か判定し、あるときはデー
タレジスタから前記選択したポートに送り、ないときは
リード対象のデータとそれに連続するデータとを各バン
クから読み出して前記データバッファに格納すると共に
リード対象のデータを前記選択したポートに送り、一方
、前記選択したポート以外のポートからのリード要求に
対してはそのリード対象のデータを前記バンクの一つよ
り読み出して当該ポートに送る制御を実行するリードコ
ントローラを設けたことを構成上の特徴とするものであ
る。 上記構成において、複数のポートの中から選択するポー
トは、例えばDMAポートのように、連続したアドレス
のデータに続けてアクセスするようなポートとするのが
好ましい。 また、リードコントローラは、バンクから読み出してデ
ータレジスタに格納したデータの有効時間を管理するタ
イマ管理手段をさらに具備するのが好ましい。
ターリーブ方式の複数のバンクとを有するマルチポート
メモリにおいて、複数のポートの中から選択した少なく
とも1つのポートに対応して複数のバンクのそれぞれに
データレジスタを設けると共に、前記選択したポートか
らのリード要求に対してはそのリード対象のデータが前
記データレジスタにあるか否か判定し、あるときはデー
タレジスタから前記選択したポートに送り、ないときは
リード対象のデータとそれに連続するデータとを各バン
クから読み出して前記データバッファに格納すると共に
リード対象のデータを前記選択したポートに送り、一方
、前記選択したポート以外のポートからのリード要求に
対してはそのリード対象のデータを前記バンクの一つよ
り読み出して当該ポートに送る制御を実行するリードコ
ントローラを設けたことを構成上の特徴とするものであ
る。 上記構成において、複数のポートの中から選択するポー
トは、例えばDMAポートのように、連続したアドレス
のデータに続けてアクセスするようなポートとするのが
好ましい。 また、リードコントローラは、バンクから読み出してデ
ータレジスタに格納したデータの有効時間を管理するタ
イマ管理手段をさらに具備するのが好ましい。
【作用】
選択したポートからリード要求があったとき、リード対
象のデータを含むように且つ全てのバンクからアドレス
が連続したデータを同時に読み出す。 読み出された各データは、各バンクに対応したデータレ
ジスタにそれぞれ格納される。 あるデータに対するリード要求があったとき、そのデー
タとアドレスが連続したデータに対して次にリード要求
が発行される確率が高いが、そのデータは、データレジ
スタに既に格納されている。 リードコントローラは、リード対象のデータがデータレ
ジスタに格納されているときは、そのデータレジスタか
らデータをポートに送り、バンクにはリード要求を発行
しない。 従って、他のポートからのアクセス要求と競合する確率
が小さくなる。 すなわち、各ポートが待たされる確率が小さくなり、見
掛は上のアクセス時間が短縮される。
象のデータを含むように且つ全てのバンクからアドレス
が連続したデータを同時に読み出す。 読み出された各データは、各バンクに対応したデータレ
ジスタにそれぞれ格納される。 あるデータに対するリード要求があったとき、そのデー
タとアドレスが連続したデータに対して次にリード要求
が発行される確率が高いが、そのデータは、データレジ
スタに既に格納されている。 リードコントローラは、リード対象のデータがデータレ
ジスタに格納されているときは、そのデータレジスタか
らデータをポートに送り、バンクにはリード要求を発行
しない。 従って、他のポートからのアクセス要求と競合する確率
が小さくなる。 すなわち、各ポートが待たされる確率が小さくなり、見
掛は上のアクセス時間が短縮される。
以下、図に示す実施例によりこの発明をさらに詳しく説
明する。なお、これによりこの発明が限定されるもので
はない。 第1図は、この発明の一実施例のマルチポートメモリ1
を示すブロック図である。 このマルチポートメモリ1において、Cポート54およ
びバンク10〜13は、先述の従来のマルチポートメモ
リ51における構成要素と同様の構成要素である。なお
、各バンク10〜13は、DRAMであってもよいし、
高速SRAMを用いてもよい。 Aポート2およびBポート3は、次のような構成になっ
ている。但し、Aポート2とBポート3とは同じ構成で
あるため、Aポート2についてのみ説明する。 Aポート2は、第2図に示すように、アドレスデコーダ
21と、アドレスレジスタ22と、アドレスラッチ23
と、アドレスコンパレータ24と。 ポートコントローラ25と、タイマ26とからなってい
る。 アドレスデコーダ21は、上位アドレスAHをデコード
し、バンク10〜13に対応するアドレスであるとき、
被選択信号SLを出力する。 アドレスレジスタ22は、前記被選択信号SLが出力さ
れたとき、下位アドレスALを読み込み、且つ、出力す
る。出力側のアドレスALLはアドレスALの下2ビッ
トであり、各バンク10〜13に対応する。アドレスA
LHはアドレスALの下2ビットを除くビットであり、
各バンク10〜13内のデータのアドレスに対応する。 アドレスラッチ23は、前記アドレスALHの前回の値
を記憶する。 アドレスコンパレータ24は、前記アドレスラッチ23
に記憶した前回のアドレスALHと今回回のアドレスA
L’Hとを比較し、一致または不一致の比較結果信号S
Sを出力する。 ポートコントローラ25は、制御信号Cによりリード要
求があったときに、前記比較結果信号SSが不一致の場
合は、各コントローラ5〜8に対して、アドレスALL
を無視し、アドレスALHに対応する自バンクのデータ
を読み出すように、制御信号CCXにより指令する。同
時に、アドレスALLに対応するバンクのデータバッフ
ァに対して、データをAポートに送るように、リード制
御信号RCにより指令する。 また、ポートコントローラ25は、制御信号Cによりリ
ード要求があったときに、前記比較結果信号SSが一致
の場合は、制御信号CCXを出力せす、アドレスALL
に対応するバンクのデータバッファに対して、データを
Aポートに送るように、リード制御信号RCにより指令
する。 さらに、ポートコントローラ25は、制御信号Cにより
ライト要求があったときは、アドレスALLに対応する
バンク内のアドレスALHに対応するエントリにデータ
を書き込むように、制御信号CCXにより指令する。同
時に、アドレスALLに対応するバンクのデータバッフ
ァに対して、Aポートからのデータを読み込むように、
リード制御信号RCにより指令する。さらに、このとき
、コンパレータ24からの比較結果信号SSが一致の場
合は、アドレスラッチ23とタイマ26をクリアして、
データバッファ15〜18のデータレジスタに格納して
いるデータを無効にする。 タイマ26は、「アドレスALLを無視し、アドレスA
LHに対応する自バンクのデータを読み出す」指令を発
行した後、所定時間以内に、再びリード要求があり、且
つ、その時に比較結果信号SSが一致する条件が成立し
ないと、アドレスラッチ23をクリアして、データバ・
ンファ15〜18のデータレジスタに格納しているデー
タを無効にする。タイマ26の時間としては、Aポート
2を介して連続読み出しする場合における読み出し間隔
よりやや大きい時間とするのが好ましい。DMAの場合
は、数μsecオーダとなる。 なお、アドレスラッチ23.コンパレータ24゜ポート
コントローラ25およびタイマ26が、リードコントロ
ーラとしての機能を含んでいる。 第1図に戻り、コントローラ5〜8は、制御信号CCX
を解読し、その内容が「アドレスALLを無視し、アド
レスALHに対応するデータを読み出す指令」であると
きは、それに従う。この機能以外は従来と同様である。 すなわち、前記指令の場合を除き、アドレスラッチのア
ドレスALLをデコードし、自バンクに対応する値であ
るときのみ、制御信号CCXまたはCCの指令に応じて
動作する。また、自バンクにアクセスさせるポートがど
のポートであるかの情報とアクセスの内容(リード/ラ
イト)の情報を、対応するデータバッファ15〜18に
通知する。 さらに、コントローラ5〜8は、アクセスの競合を調停
する。 なお、Aポート2またはBポート3か、「アドレスAL
Lを無視し、アドレスALHに対応するデータを読み出
す指令」を発行したとき、例えばCポート54がバンク
11にアクセス中であったとすると、コントローラ6は
、Cポート54のアクセスが完了するまで、Aポート2
またはBポートからのリード要求を待たせるが、このと
き、他のバンク10,12.13がアクセス中でなけれ
ば、コントローラ5,7.8は、Aポート2またはBポ
ートからのリード要求を受は付け、指令を直ちに実行す
る。 データバッファ15〜18は、Aポートに対応したレジ
スタと、Bポートに対応したレジスタと7Cポートに対
応したバッファとを有している。そして、コントローラ
5〜8により通知された情報が[Aポートからのリード
要求」であるときは、Aポートに対応したレジスタに、
バンクから読み出したデータをセットする。レジスタか
らAポート2へのデータの送り出しは、Aポートからの
リード制御信号RCに従う。 また、コントローラ5〜8により通知された情報が「B
ポートからのリード要求」であるときは、Bポートに対
応したレジスタに、バンクから読み出したデータをセッ
トする。レジスタからBポート2へのデータの送り出し
は、Bポートからのリード制御信号RCに従う。 また、コントローラ5〜8により通知された情報が「C
ポートからのリード要求」であるときは、Cポートに対
応したバッファを介して、バンクから読み出したデータ
をCポート54に送り出す。 さらに、データバッファ15〜18は、コントローラ5
〜8により通知された情報が「Aポートからのライト要
求」または[Bポートからのライト要求」であるときは
、当該ポートからのデータを、レジスタに書き込む。そ
して、レジスタから対応するバンクに書き込む。コント
ローラ5〜8により通知された情報が「Cポートからの
ライト要求」であるときは、Cポートからのデータを、
バッファを介して読み込み、バンク内に書き込む。 以上のマルチポートメモリ1では、連続したアドレスの
データを順にAポート2またはBポート3が読み出す場
合には、4回のリード要求の内3回はバンク10〜13
にアクセスせずにデータバッファのレジスタからデータ
を読み出すことになるから、他のポートとのアクセス競
合が発生する確率は1/4になる。従って、アクセス時
間が、見掛は上、短縮されることになる。 また、速度の遅いバンク10〜13からではなく、速度
の速いレジスタからデータを読み出すので、この点でも
アクセス時間が短縮されることになる。 さらに、Aポート2またはBポートからデータの書き込
みを行う場合、ポートコントローラ25は、データをレ
ジスタに書き込んだ時点で外部とのハンドシェイクを完
了しうるから、見掛は上、書き込み時のアクセス時間も
短縮されることになる。 他の実施例としては、バンク数を4以外にしたものが挙
げられる。バンク数が多いほどこの発明の効果は顕著と
なる。また、ポート数を3以外にしたものが挙げられる
。
明する。なお、これによりこの発明が限定されるもので
はない。 第1図は、この発明の一実施例のマルチポートメモリ1
を示すブロック図である。 このマルチポートメモリ1において、Cポート54およ
びバンク10〜13は、先述の従来のマルチポートメモ
リ51における構成要素と同様の構成要素である。なお
、各バンク10〜13は、DRAMであってもよいし、
高速SRAMを用いてもよい。 Aポート2およびBポート3は、次のような構成になっ
ている。但し、Aポート2とBポート3とは同じ構成で
あるため、Aポート2についてのみ説明する。 Aポート2は、第2図に示すように、アドレスデコーダ
21と、アドレスレジスタ22と、アドレスラッチ23
と、アドレスコンパレータ24と。 ポートコントローラ25と、タイマ26とからなってい
る。 アドレスデコーダ21は、上位アドレスAHをデコード
し、バンク10〜13に対応するアドレスであるとき、
被選択信号SLを出力する。 アドレスレジスタ22は、前記被選択信号SLが出力さ
れたとき、下位アドレスALを読み込み、且つ、出力す
る。出力側のアドレスALLはアドレスALの下2ビッ
トであり、各バンク10〜13に対応する。アドレスA
LHはアドレスALの下2ビットを除くビットであり、
各バンク10〜13内のデータのアドレスに対応する。 アドレスラッチ23は、前記アドレスALHの前回の値
を記憶する。 アドレスコンパレータ24は、前記アドレスラッチ23
に記憶した前回のアドレスALHと今回回のアドレスA
L’Hとを比較し、一致または不一致の比較結果信号S
Sを出力する。 ポートコントローラ25は、制御信号Cによりリード要
求があったときに、前記比較結果信号SSが不一致の場
合は、各コントローラ5〜8に対して、アドレスALL
を無視し、アドレスALHに対応する自バンクのデータ
を読み出すように、制御信号CCXにより指令する。同
時に、アドレスALLに対応するバンクのデータバッフ
ァに対して、データをAポートに送るように、リード制
御信号RCにより指令する。 また、ポートコントローラ25は、制御信号Cによりリ
ード要求があったときに、前記比較結果信号SSが一致
の場合は、制御信号CCXを出力せす、アドレスALL
に対応するバンクのデータバッファに対して、データを
Aポートに送るように、リード制御信号RCにより指令
する。 さらに、ポートコントローラ25は、制御信号Cにより
ライト要求があったときは、アドレスALLに対応する
バンク内のアドレスALHに対応するエントリにデータ
を書き込むように、制御信号CCXにより指令する。同
時に、アドレスALLに対応するバンクのデータバッフ
ァに対して、Aポートからのデータを読み込むように、
リード制御信号RCにより指令する。さらに、このとき
、コンパレータ24からの比較結果信号SSが一致の場
合は、アドレスラッチ23とタイマ26をクリアして、
データバッファ15〜18のデータレジスタに格納して
いるデータを無効にする。 タイマ26は、「アドレスALLを無視し、アドレスA
LHに対応する自バンクのデータを読み出す」指令を発
行した後、所定時間以内に、再びリード要求があり、且
つ、その時に比較結果信号SSが一致する条件が成立し
ないと、アドレスラッチ23をクリアして、データバ・
ンファ15〜18のデータレジスタに格納しているデー
タを無効にする。タイマ26の時間としては、Aポート
2を介して連続読み出しする場合における読み出し間隔
よりやや大きい時間とするのが好ましい。DMAの場合
は、数μsecオーダとなる。 なお、アドレスラッチ23.コンパレータ24゜ポート
コントローラ25およびタイマ26が、リードコントロ
ーラとしての機能を含んでいる。 第1図に戻り、コントローラ5〜8は、制御信号CCX
を解読し、その内容が「アドレスALLを無視し、アド
レスALHに対応するデータを読み出す指令」であると
きは、それに従う。この機能以外は従来と同様である。 すなわち、前記指令の場合を除き、アドレスラッチのア
ドレスALLをデコードし、自バンクに対応する値であ
るときのみ、制御信号CCXまたはCCの指令に応じて
動作する。また、自バンクにアクセスさせるポートがど
のポートであるかの情報とアクセスの内容(リード/ラ
イト)の情報を、対応するデータバッファ15〜18に
通知する。 さらに、コントローラ5〜8は、アクセスの競合を調停
する。 なお、Aポート2またはBポート3か、「アドレスAL
Lを無視し、アドレスALHに対応するデータを読み出
す指令」を発行したとき、例えばCポート54がバンク
11にアクセス中であったとすると、コントローラ6は
、Cポート54のアクセスが完了するまで、Aポート2
またはBポートからのリード要求を待たせるが、このと
き、他のバンク10,12.13がアクセス中でなけれ
ば、コントローラ5,7.8は、Aポート2またはBポ
ートからのリード要求を受は付け、指令を直ちに実行す
る。 データバッファ15〜18は、Aポートに対応したレジ
スタと、Bポートに対応したレジスタと7Cポートに対
応したバッファとを有している。そして、コントローラ
5〜8により通知された情報が[Aポートからのリード
要求」であるときは、Aポートに対応したレジスタに、
バンクから読み出したデータをセットする。レジスタか
らAポート2へのデータの送り出しは、Aポートからの
リード制御信号RCに従う。 また、コントローラ5〜8により通知された情報が「B
ポートからのリード要求」であるときは、Bポートに対
応したレジスタに、バンクから読み出したデータをセッ
トする。レジスタからBポート2へのデータの送り出し
は、Bポートからのリード制御信号RCに従う。 また、コントローラ5〜8により通知された情報が「C
ポートからのリード要求」であるときは、Cポートに対
応したバッファを介して、バンクから読み出したデータ
をCポート54に送り出す。 さらに、データバッファ15〜18は、コントローラ5
〜8により通知された情報が「Aポートからのライト要
求」または[Bポートからのライト要求」であるときは
、当該ポートからのデータを、レジスタに書き込む。そ
して、レジスタから対応するバンクに書き込む。コント
ローラ5〜8により通知された情報が「Cポートからの
ライト要求」であるときは、Cポートからのデータを、
バッファを介して読み込み、バンク内に書き込む。 以上のマルチポートメモリ1では、連続したアドレスの
データを順にAポート2またはBポート3が読み出す場
合には、4回のリード要求の内3回はバンク10〜13
にアクセスせずにデータバッファのレジスタからデータ
を読み出すことになるから、他のポートとのアクセス競
合が発生する確率は1/4になる。従って、アクセス時
間が、見掛は上、短縮されることになる。 また、速度の遅いバンク10〜13からではなく、速度
の速いレジスタからデータを読み出すので、この点でも
アクセス時間が短縮されることになる。 さらに、Aポート2またはBポートからデータの書き込
みを行う場合、ポートコントローラ25は、データをレ
ジスタに書き込んだ時点で外部とのハンドシェイクを完
了しうるから、見掛は上、書き込み時のアクセス時間も
短縮されることになる。 他の実施例としては、バンク数を4以外にしたものが挙
げられる。バンク数が多いほどこの発明の効果は顕著と
なる。また、ポート数を3以外にしたものが挙げられる
。
この発明のマルチポートメモリによれば、アクセス競合
の発生する確率が小さくなり、見かけ上のアクセス時間
を短縮することが出来る。 また、データレジスタを設けたポートのり一ド/ライト
の場合には、データレジスタの高速性によってもアクセ
ス時間を短縮できる。
の発生する確率が小さくなり、見かけ上のアクセス時間
を短縮することが出来る。 また、データレジスタを設けたポートのり一ド/ライト
の場合には、データレジスタの高速性によってもアクセ
ス時間を短縮できる。
第1図はこの発明の一実施例のマルチポートメモリのブ
ロック図、第2図は第1図に示すマルチポートメモリに
おけるAポートの構成を示すブロック図、第3図は従来
のマルチポートメモリの一例のブロック図である。
ロック図、第2図は第1図に示すマルチポートメモリに
おけるAポートの構成を示すブロック図、第3図は従来
のマルチポートメモリの一例のブロック図である。
1・・・マルチポートメモリ
2・・・Aポート
3・・・Bポート
54 ・Cポート
5〜8・・・コントローラ
10〜13・・・バンク
15〜18・・・データバッファ
21・・・アドレスデコーダ
22・・・アドレスレジスタ
23・・・アドレスラッチ
24・・・コンパレータ
25・・・ポートコン斗ローラ
26・・・タイマ。
出願人 横河メディカルシステム株式会社代理人
弁理士 有近 紳志部 代理人 弁理士 泉 克 文
弁理士 有近 紳志部 代理人 弁理士 泉 克 文
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、複数のポートとインターリーブ方式の複数のバンク
とを有するマルチポートメモリにおいて、 複数のポートの中から選択した少なくとも1つのポート
に対応して複数のバンクのそれぞれにデータレジスタを
設けると共に、前記選択したポートからのリード要求に
対してはそのリード対象のデータが前記データレジスタ
にあるか否か判定し、あるときはデータレジスタから前
記選択したポートに送り、ないときはリード対象のデー
タとそれに連続するデータとを各バンクから読み出して
前記データレジスタに格納すると共にリード対象のデー
タを前記選択したポートに送り、一方、前記選択したポ
ート以外のポートからのリード要求に対してはそのリー
ド対象のデータを前記バンクの一つより読み出して当該
ポートに送る制御を実行するリードコントローラを設け
たことを特徴とするマルチポートメモリ。 2、リードコントローラが、バンクから読み出してデー
タレジスタに格納したデータの有効時間を管理するタイ
マ管理手段をさらに具備してなる請求項1のマルチポー
トメモリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2285624A JPH04160446A (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | マルチポートメモリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2285624A JPH04160446A (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | マルチポートメモリ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04160446A true JPH04160446A (ja) | 1992-06-03 |
Family
ID=17693943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2285624A Pending JPH04160446A (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | マルチポートメモリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04160446A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007095284A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Hynix Semiconductor Inc | 直列入/出力インターフェイスを有するマルチポートメモリ素子 |
JP2008077825A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Hynix Semiconductor Inc | マルチポートメモリ装置 |
-
1990
- 1990-10-23 JP JP2285624A patent/JPH04160446A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007095284A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Hynix Semiconductor Inc | 直列入/出力インターフェイスを有するマルチポートメモリ素子 |
JP2008077825A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Hynix Semiconductor Inc | マルチポートメモリ装置 |
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