JPH04128803A - 多層膜反射鏡 - Google Patents
多層膜反射鏡Info
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- JPH04128803A JPH04128803A JP25126190A JP25126190A JPH04128803A JP H04128803 A JPH04128803 A JP H04128803A JP 25126190 A JP25126190 A JP 25126190A JP 25126190 A JP25126190 A JP 25126190A JP H04128803 A JPH04128803 A JP H04128803A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は多層膜反射鏡に関する。本発明の多層膜反射鏡
は自動車用ミラーやカーブミラー等に好適に利用できる
。
は自動車用ミラーやカーブミラー等に好適に利用できる
。
[従来の技術]
自動車用ミラーやカーブミラーには防眩性と視認性の良
さが要請される。防眩性とはミラーによる反射光の眩し
さの有効な低減化であり、視認性とはミラーに写ったも
のを有効に目認できることである。これら防眩性・視認
性が不十分なミラーで自動車用ミラーやカーブミラーを
構成した場合、眩しさや視認性の悪さが大きな事故につ
ながりかねない。
さが要請される。防眩性とはミラーによる反射光の眩し
さの有効な低減化であり、視認性とはミラーに写ったも
のを有効に目認できることである。これら防眩性・視認
性が不十分なミラーで自動車用ミラーやカーブミラーを
構成した場合、眩しさや視認性の悪さが大きな事故につ
ながりかねない。
人間の眼の視感度特性を考慮して防眩性と視認性を良好
ならしめた多層膜反射鏡が提案されている(特開昭63
−74005号公報、同63−165805号公報、特
開平2−64601号公報、同2−64602号公報)
。
ならしめた多層膜反射鏡が提案されている(特開昭63
−74005号公報、同63−165805号公報、特
開平2−64601号公報、同2−64602号公報)
。
[発明が解決しようとする課題]
これら従来の多層膜反射鏡は多層膜中に中心波長の1/
2の光学膜厚を持つ厚い誘電体層を含むため、多層膜作
製に時間を要し、生産性の点で問題があった。
2の光学膜厚を持つ厚い誘電体層を含むため、多層膜作
製に時間を要し、生産性の点で問題があった。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、
生産性が良好で、防眩性・視認性に優れた新規な多層膜
反射鏡を提供することである。
生産性が良好で、防眩性・視認性に優れた新規な多層膜
反射鏡を提供することである。
[課題を解決するための手段]
請求項1の多層膜反射鏡は第1図(a)に示すように、
透明ガラスによる基板1と、その上に設けられた3層構
造の誘電体層2と、その上に設けられた反射膜3とを有
する。光は基板1の側から入射し、誘電体層2を介して
反射膜3に反射され、誘電体層2により分光強度分布を
変えられて基板1の側から射出する。即ち請求項1の多
層膜反射鏡は所謂裏面鏡である。基板1として用いられ
る透明ガラス板は屈折率1.52のものである。
透明ガラスによる基板1と、その上に設けられた3層構
造の誘電体層2と、その上に設けられた反射膜3とを有
する。光は基板1の側から入射し、誘電体層2を介して
反射膜3に反射され、誘電体層2により分光強度分布を
変えられて基板1の側から射出する。即ち請求項1の多
層膜反射鏡は所謂裏面鏡である。基板1として用いられ
る透明ガラス板は屈折率1.52のものである。
請求項2の多層膜反射鏡は第1図(b)に示すように基
板IAと、その上に設けられた反射膜3と、その上に設
けられた3層構造の誘電体層2Aとを有する。光は誘電
体層2Aの側から入射して反射膜3により反射され誘電
体層2Aにより分光強度分布を変えられて誘電体層2A
の側から射出する。即ち請求項2の多層膜反射鏡は所謂
表面鏡である。従って請求項2の多層膜反射鏡に於いて
は基板IAは透明であることを要しない。しかし反面、
誘電体層2Aが直接表面側に露呈するので、使用の目的
によっては誘電体層の上に誘電体層を保護するための透
明保護膜を設けるのが良い(請求項3)。基板IAとし
ては金属板やカラス板、プラスチック板等を適宜利用で
きる。
板IAと、その上に設けられた反射膜3と、その上に設
けられた3層構造の誘電体層2Aとを有する。光は誘電
体層2Aの側から入射して反射膜3により反射され誘電
体層2Aにより分光強度分布を変えられて誘電体層2A
の側から射出する。即ち請求項2の多層膜反射鏡は所謂
表面鏡である。従って請求項2の多層膜反射鏡に於いて
は基板IAは透明であることを要しない。しかし反面、
誘電体層2Aが直接表面側に露呈するので、使用の目的
によっては誘電体層の上に誘電体層を保護するための透
明保護膜を設けるのが良い(請求項3)。基板IAとし
ては金属板やカラス板、プラスチック板等を適宜利用で
きる。
請求項1の多層膜反射鏡の誘電体層2は以下の条件を満
足するものが用いられる。
足するものが用いられる。
即ち、上記3層構造の誘電体層2は、「中心波長λ。に
対し光学膜厚0.25λ0を有する2層の低屈折率層2
1.23で、光学膜厚0.25λ。の高屈折率層22を
挟持して」なり、中心波長λ。は600±10 nmで
ある。
対し光学膜厚0.25λ0を有する2層の低屈折率層2
1.23で、光学膜厚0.25λ。の高屈折率層22を
挟持して」なり、中心波長λ。は600±10 nmで
ある。
請求項2の多層膜反射鏡の誘電体層2Aは以下の条件を
満足するものが用いられる。
満足するものが用いられる。
即ち、3層構造の誘電体層2Aは、「中心波長λ。
に対し光学膜厚0.25λ0を有する低屈折率層21と
光学膜厚0.125λ。の低屈折率層24とで、光学膜
厚0.25λ。の高屈折率層22を挟持して」なり、中
心波長λ。は650±10 nmである。
光学膜厚0.125λ。の低屈折率層24とで、光学膜
厚0.25λ。の高屈折率層22を挟持して」なり、中
心波長λ。は650±10 nmである。
上記低屈折率層の屈折率は1.3〜1.7で、その材料
としては、MgF2.5102. Al2O3,CeF
、+等が好適である。また上記高屈折率層の屈折率は1
.8〜2.5で、ソノ材料としては、TiO2,Zr0
z、 CeO2,Ta205. YzO:+。
としては、MgF2.5102. Al2O3,CeF
、+等が好適である。また上記高屈折率層の屈折率は1
.8〜2.5で、ソノ材料としては、TiO2,Zr0
z、 CeO2,Ta205. YzO:+。
ZnS等が好適である。
高・低屈折率層の成膜は真空蒸着・スパッタリング・C
VD等で行うことができる。
VD等で行うことができる。
請求項1の裏面鏡の場合[反射膜上に直接、もしくは反
射膜保護層を介して接着手段を設ける」ことができ(請
求項4)、請求項2または3の表面鏡の場合は基板の裏
面に接着手段を設けることができる(請求項5)。
射膜保護層を介して接着手段を設ける」ことができ(請
求項4)、請求項2または3の表面鏡の場合は基板の裏
面に接着手段を設けることができる(請求項5)。
さらに上記接着手段を設ける場合、反射鏡形状を「自動
車のバックミラーもしくはサイドミラの形状」に形成す
ることができる(請求項6)。
車のバックミラーもしくはサイドミラの形状」に形成す
ることができる(請求項6)。
なお、反射膜3は分光反射率が平坦なものが用いられる
。
。
[作 用]
請求項1,2の多層膜反射鏡とも反射膜には分光反射率
の平坦なものが用いられるので、多層膜反射鏡による反
射光の分光特性は誘電体層2.2Aにより決定され、典
型的な分光反射率特性は請求項1.2の多層膜反射鏡と
も第2図の曲線2−1の如きものとなる。
の平坦なものが用いられるので、多層膜反射鏡による反
射光の分光特性は誘電体層2.2Aにより決定され、典
型的な分光反射率特性は請求項1.2の多層膜反射鏡と
も第2図の曲線2−1の如きものとなる。
即ち、本発明の多層膜反射鏡は波長550nm以下の短
い波長の光成分の反射を有効に低下させる。
い波長の光成分の反射を有効に低下させる。
このような分光反射率特性のため本発明の多層膜反射鏡
は見た眼には「黄金色」に見える。黄金色というと一般
にはキラキラしたイメージがあり、反射光は眩しそうで
あるが、本発明の多層膜反射鏡の場合にはそうではない
。
は見た眼には「黄金色」に見える。黄金色というと一般
にはキラキラしたイメージがあり、反射光は眩しそうで
あるが、本発明の多層膜反射鏡の場合にはそうではない
。
人間の眼が眩しさを感じるのは主として夜間である。人
間の眼の分光視感度は第2図に示す曲線2−2.2−3
のように単純な山形の特性である。
間の眼の分光視感度は第2図に示す曲線2−2.2−3
のように単純な山形の特性である。
曲線2−2は明所視感度特性であり、曲線2−3は暗所
視感度特性である。環境が明るい状態から暗い状態へ変
化するに伴い視感度特性が曲線2−2から曲線2−3の
ように短波長側へずれる現象はプルキンエ・シフトとし
て知られている。
視感度特性である。環境が明るい状態から暗い状態へ変
化するに伴い視感度特性が曲線2−2から曲線2−3の
ように短波長側へずれる現象はプルキンエ・シフトとし
て知られている。
眩しさを感じる夜間には視感度特性は第2図の曲線2−
3の如くなっており、500nr++程度の波長に対し
て極大となる所から、この波長近傍の波長域の光に対し
て敏感であり。500nm前後の波長の光が強く含まれ
た光に眩しさを感じる。
3の如くなっており、500nr++程度の波長に対し
て極大となる所から、この波長近傍の波長域の光に対し
て敏感であり。500nm前後の波長の光が強く含まれ
た光に眩しさを感じる。
本発明の多層膜反射鏡は第2図の曲線2−1のような分
光反射率を持つため、反射光では眩しさを感じる「青っ
ぽい色の光」が有効に除去され眩しさを防止する。
光反射率を持つため、反射光では眩しさを感じる「青っ
ぽい色の光」が有効に除去され眩しさを防止する。
また本発明の多層膜反射鏡は550nmより大きい波長
の光に就いては略均−で高い反射率を持つので反射光全
体としては大きな光量を有する。このため本発明の多層
膜反射鏡に映じた鏡像は明るく、従って視認性が良い。
の光に就いては略均−で高い反射率を持つので反射光全
体としては大きな光量を有する。このため本発明の多層
膜反射鏡に映じた鏡像は明るく、従って視認性が良い。
また鏡像に於ける色感も自然の状態に近い。
[実施例]
以下、具体的な実施例を説明する。
実施例1
透明基板 誘電体層 反射膜
材料 カラスMgF2 TlO2MgF2Cr膜厚
150nm 150nm 150nm 2
000人実施例2 透明基板 誘電体層 反射膜 材料 ガラスSiO□TiO25i02 Cr膜厚
150nm 150nm 150nm 2
000人実施例1,2は請求項1に関する裏面鏡の実施
例である。誘電体層における低屈折率層の材料はMgF
2もしくはSiO□、高屈折率層の材料はTlO2で
あり、誘電体層の各層の光学膜厚は1sonm(従って
中心波長λ。は600nm)である。
150nm 150nm 150nm 2
000人実施例2 透明基板 誘電体層 反射膜 材料 ガラスSiO□TiO25i02 Cr膜厚
150nm 150nm 150nm 2
000人実施例1,2は請求項1に関する裏面鏡の実施
例である。誘電体層における低屈折率層の材料はMgF
2もしくはSiO□、高屈折率層の材料はTlO2で
あり、誘電体層の各層の光学膜厚は1sonm(従って
中心波長λ。は600nm)である。
実施例3
基板 反射膜 誘電体層
材料 ガラスCrMgF2丁102MgF2膜厚
2000人162.5nm 162.5nm 81
.25nm実施例4 基板 反射膜 誘電体層 材料 ガラスCr 5102 TlO25102
例である。誘電体層における低屈折率層の材料はMgF
2もしくは5iO7、高屈折率層の材料はTiO□で、
誘電体層の各層の光学膜厚は162.5nm(1/4λ
o)、81.25nm(1/8λ。)であり、中心波長
は650nmである。
2000人162.5nm 162.5nm 81
.25nm実施例4 基板 反射膜 誘電体層 材料 ガラスCr 5102 TlO25102
例である。誘電体層における低屈折率層の材料はMgF
2もしくは5iO7、高屈折率層の材料はTiO□で、
誘電体層の各層の光学膜厚は162.5nm(1/4λ
o)、81.25nm(1/8λ。)であり、中心波長
は650nmである。
実施例1〜4の多層膜反射鏡とも分光反射率は第2図の
曲線2−1の如きものとなった。
曲線2−1の如きものとなった。
なお実施例1.2の裏面鏡では光が屈折率1.52のガ
ラス基板を介して入射するので、ガラス基板中の波長は
空気中と異なるため、第2図の2−1の如き分光反射特
性を実現するため中心波長を600′nmに設定してい
る。
ラス基板を介して入射するので、ガラス基板中の波長は
空気中と異なるため、第2図の2−1の如き分光反射特
性を実現するため中心波長を600′nmに設定してい
る。
第3図は、請求項6の発明の1実施例を説明図的に示す
。自動車のサイドミラーに応じて曲率を付けた厚さ1m
mのガラス板(屈折率:1.52)を第3図(a)に示
すようにサイドミラー形状に形成した。
。自動車のサイドミラーに応じて曲率を付けた厚さ1m
mのガラス板(屈折率:1.52)を第3図(a)に示
すようにサイドミラー形状に形成した。
第3図(b)に示すようにガラス板30を透明基板とし
てその裏面側に実施例1.2で示したように3層構造の
誘電体膜31、Crによる反射膜32を形成した。
てその裏面側に実施例1.2で示したように3層構造の
誘電体膜31、Crによる反射膜32を形成した。
分光反射率特性は第2図の曲線2−1の如くである。
さらに反射膜32の上に接着手段として両面接着材33
を設けた。符号34は両面接着材33の表面層である。
を設けた。符号34は両面接着材33の表面層である。
このサイドミラーは表面層34を剥がして接着面を露呈
させ、通常の自動車のサイドミラーの上にそのまま貼着
固定できる。
させ、通常の自動車のサイドミラーの上にそのまま貼着
固定できる。
第3図に示すサイドミラーに対し、防眩性と視認性を調
べたところ、視認性・防眩性とも極めて良好であること
が確認された。即ち、鏡面が黄金色に明るいため、薄暮
状態や夜間に於いても視認性は極めて高い。また、自動
車のライト(ハロゲンランプ二分光エネルギーを第2図
に曲線2−4で示す)は長波長側を大きくカットされな
いため明るくて良く視認されるにも拘らず、短波長側の
反射が有効に抑えられるため赤っぽい色になり、全く眩
しさが無いことが室内実験で確認された。
べたところ、視認性・防眩性とも極めて良好であること
が確認された。即ち、鏡面が黄金色に明るいため、薄暮
状態や夜間に於いても視認性は極めて高い。また、自動
車のライト(ハロゲンランプ二分光エネルギーを第2図
に曲線2−4で示す)は長波長側を大きくカットされな
いため明るくて良く視認されるにも拘らず、短波長側の
反射が有効に抑えられるため赤っぽい色になり、全く眩
しさが無いことが室内実験で確認された。
[発明の効果]
以上、本発明によれば新規な多層膜反射鏡を提供できる
。この反射鏡は上述の如き構成となっているため防眩性
・視認性に極めて優れており、しかも誘電体膜を構成す
る層数が3と少なく層厚も1/4λ。〜1/8λ。と薄
いので生産性が良い。とくに裏面鏡では3層の誘電体層
が皆同じ光学膜厚を持つため生産時の膜厚管理が容易で
より生産性が良い。
。この反射鏡は上述の如き構成となっているため防眩性
・視認性に極めて優れており、しかも誘電体膜を構成す
る層数が3と少なく層厚も1/4λ。〜1/8λ。と薄
いので生産性が良い。とくに裏面鏡では3層の誘電体層
が皆同じ光学膜厚を持つため生産時の膜厚管理が容易で
より生産性が良い。
第1図は本発明の多層膜反射鏡の構成を説明するための
図、第2図は本発明の多層膜反射鏡の防眩性・視認性を
説明するための図、第3図は請求項6の1実施例で本発
明を自動車のサイドミラに適用した場合の例を説明する
ための図である。 199.透明基板、LA、 、 、基板、2.2A、
、 、誘電体層、3106反射膜
、731、−一″′) 代理人 樺 山 亨、?シ、ピー。
図、第2図は本発明の多層膜反射鏡の防眩性・視認性を
説明するための図、第3図は請求項6の1実施例で本発
明を自動車のサイドミラに適用した場合の例を説明する
ための図である。 199.透明基板、LA、 、 、基板、2.2A、
、 、誘電体層、3106反射膜
、731、−一″′) 代理人 樺 山 亨、?シ、ピー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、屈折率1.52の透明ガラスによる基板と、この基
板上に設けられた3層構造の誘電体層と、この誘電体層
上に設けられた反射膜とを有し、 上記3層構造の誘電体層は中心波長λ_0に対し光学膜
厚0.25λ_0を有する2層の低屈折率層で、光学膜
厚0.25λ_0の高屈折率層を挟持してなり、上記中
心波長λ_0が600±10nmであることを特徴とす
る多層膜反射鏡。 2、基板と、この基板上に設けられた反射膜と、この反
射膜上に形成された3層構造の誘電体層とを有し、 上記3層構造の誘電体層は中心波長λ_0に対し光学膜
厚0.25λ_0を有する低屈折率層と光学膜厚0.1
25λ_0を有する低屈折率層とで、光学膜厚0.25
λ_0の高屈折率層を挟持してなり、 上記中心波長λ_0が650±10nmであることを特
徴とする多層膜反射鏡。 3、請求項2に於いて、 誘電体層上に誘電体層保護用の透明保護膜が設けられて
いることを特徴とする多層膜反射鏡。 4、請求項1に於いて、 反射膜上に直接、もしくは反射膜保護層を介して接着手
段が設けられていることを特徴とする多層膜反射鏡。 5、請求項2または3に於いて、 基板の裏面に接着手段が設けられていることを特徴とす
る多層膜反射鏡。 6、請求項4または5に於いて、 反射鏡の形状が自動車のバックミラーもしくはサイドミ
ラーの形状であることを特徴とする多層膜反射鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25126190A JPH04128803A (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 多層膜反射鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25126190A JPH04128803A (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 多層膜反射鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04128803A true JPH04128803A (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=17220152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25126190A Pending JPH04128803A (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 多層膜反射鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04128803A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100323440B1 (ko) * | 1995-09-12 | 2002-06-20 | 부르크하르트 한스, 게르네트 자무엘 | 복합반사율증진표면층을가진알루미늄반사기 |
US7490943B2 (en) | 2006-04-19 | 2009-02-17 | Murakami Corporation | Colored anti-fog mirror |
-
1990
- 1990-09-20 JP JP25126190A patent/JPH04128803A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100323440B1 (ko) * | 1995-09-12 | 2002-06-20 | 부르크하르트 한스, 게르네트 자무엘 | 복합반사율증진표면층을가진알루미늄반사기 |
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