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JPH04128611U - 成形面フアスナー - Google Patents

成形面フアスナー

Info

Publication number
JPH04128611U
JPH04128611U JP4430591U JP4430591U JPH04128611U JP H04128611 U JPH04128611 U JP H04128611U JP 4430591 U JP4430591 U JP 4430591U JP 4430591 U JP4430591 U JP 4430591U JP H04128611 U JPH04128611 U JP H04128611U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molded surface
surface fastener
engagement
piercing
engagement element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4430591U
Other languages
English (en)
Inventor
成雄 安斉
Original Assignee
株式会社クラレ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クラレ filed Critical 株式会社クラレ
Priority to JP4430591U priority Critical patent/JPH04128611U/ja
Publication of JPH04128611U publication Critical patent/JPH04128611U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別な係合素子を有しない繊維絡合不織布や
スポンジ状シートなどに係合し、特に横からの力に対し
て十分な防滑固定効果を有する成形面フアスナーを得る
ことにある。 【構成】 基材シートの一面または両面に係合素子を有
する成形面フアスナーの、係合素子の少なくとも一部
に、少なくとも先端部が2つ以上に分岐し、分岐した少
なくとも1つは突き刺し素子である係合素子を設けた成
形面フアスナーである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、防滑性の高い突き刺し素子を有する成形面フアスナーに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、成形面フアスナーは係合素子の先端部が鈎型、傘型、膨頭型などの形状 で、ループ状係合素子と係合する機構、または係合素子相互に係合する機構の係 合素子列を配置したものが提案されている(例えば、特公昭48−22768号 公報、特公昭53−22889号公報、特開昭58−157404号公報、特開 昭63−127701号公報など)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の成形面フアスナーは、鈎型または傘型係合素子のようにループ状係合素 子に引っ掛けて係合するもので、係合離脱強力は大きいが、面と水平方向係合の 密着感が不十分である。特に被係合素材が繊維絡合組織が疎な不織布などの場合 には引っ掛けて係合しても高い係合力が得られず、横方向からの力に対する防滑 係合力が小さい。また繊維絡合組織が密な不織布や布帛などの場合には十分な引 っ掛け係合が形成できないため、高い係合強力が得られない。更に、スポンジ状 シートのような係合素子を有さない素材では、従来の係合素子では係合固定をす ることができないなどの欠点があった。
【0004】 従って、本考案の目的は、特別な係合素子を有しない繊維絡合不織布やスポン ジ状シートなどの素材に対しても係合し、特に横からの力に対して十分な防滑固 定効果を有する成形面フアスナーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、少なくとも基材シートの一面に係合素子を有する成形面フアスナー であって、該係合素子の少なくとも先端部が2つ以上に分岐し、かつ該分岐した 少なくとも1つが突き刺し素子であることを特徴とする成形面フアスナーである 。
【0006】
【作用】
本考案の成形面フアスナーは、少なくとも先端部が2つ以上に分岐し、該分岐 した少なくとも1つを突き刺し素子とすることにより、特別な係合素子を有しな い繊維絡合不織布やスポンジ状シートなどに対し、該突き刺し素子を突き刺すこ とができ、横からの力に対しても十分な防滑固定効果を有する。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の成形面フアスナーを図面にて説明する。 図1および図2は、突き刺し素子を有する係合素子の成形面フアスナーの断面 模式図であり、図1は、基材2の一面に突き刺し素子4と鈎型素子5からなる係 合素子3を有している。係合素子の突き刺し素子4の高さH1は、鈎型素子5の 高さH2より高いことが、水平方向からの力に対する固定性の点で好ましい。図 2は、基材2の一面に突き刺し素子4と鈎型素子5を有する係合素子3を、基材 の他の面に通常の係合素子または埋設素子6を有している。
【0008】 図3は、突き刺し係合素子と、通常の係合素子が混在した成形面フアスナーの 一例の断面模式図であり、基材2の一面に突き刺し素子からなる係合素子7と、 鈎型係合素子または傘型係合素子などの通常の係合素子8を混在させている。突 き刺し素子からなる係合素子7の高さH1は、通常の係合素子8の高さH2より高 いことが、水平方向からの力に対する固定性の点で好ましい。
【0009】 本考案の成形面フアスナーの素材は特に限定されないが、加工性の点で樹脂が 好ましい、例えば、ポリオレフインまたはオレフイン共重合体、ポリエステル、 ポリアミド、塩化ビニル系重合体、ポリエステルエラストマー、ポリアミドエラ ストマー、ポリウレタンなどの重合体、その他の熱成型性重合体の1種類または 2種類以上の重合体組成物を溶融押出成形法または射出成形法で、基材シートの 一面または両面に係合素子を有する成形面フアスナーとする。係合素子は少なく とも先端部が2〜5個の素子に分岐するように切り込みを入れて成形して、分岐 した少なくとも1つの素子は特別の係合素子を持たない繊維絡合不織布や布帛、 スポンジ状シートなどに突き刺し機能を有する先端形状、例えば、直立形や反り のある直立形、傾斜形などにする。また突き刺し素子のある係合素子に他の素子 を共存させる場合には、鈎型素子など引っ掛かり係合機能を有する先端形状であ ればよい。
【0010】 突き刺し素子を有する係合素子の配列は、成形面フアスナーの使用目的から設 定されるが、単に二次元的な防滑固定性を目的とする場合には、突き刺し素子を 有する係合素子単独でもよいが、三次元的な滑りと引き剥がしの複合作用に対す る固定を目的とする場合には、例えば、図1のごとき突き刺し素子と係合素子の 共存した係合素子の成形面フアスナー、または図3のごとき突き刺し素子の係合 素子と鈎型係合素子などの引っ掛かり係合機能を有する係合素子の共存した成形 面フアスナーとすることがよい。
【0011】 本考案の成形面フアスナーの用途は、例えば、工業分野への利用として、防音 ・遮音材、保温材などの取り付け、繊維絡合不織布や布帛、スポンジ状シートな どの固定、じゅうたんやカーペツト、マットなどの固定、自動車などの内装材の 固定、各種多孔質シートの防滑材などに使用することができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案の成形面フアスナーは、二次元的な防滑固定性に優れているばかりでは なく、三次元的な滑りと引き剥がしの複合作用に対しても大きな係合強力を有し ているため、繊維絡合不織布や布帛、スポンジ状シートなど、特別な係合素子を 持たないシート状素材に対しても優れた優れた係合固定効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の突き刺し素子を有する係合素子の成形
面フアスナーの断面模式図である。
【図2】本考案の、基材の一面に突き刺し素子を有する
係合素子を、他の面に係合素子または埋設素子を有する
成形面フアスナーの断面模式図である。
【図3】本考案の突き刺し係合素子と、通常の係合素子
の混在した成形面フアスナーの一例の断面模式図であ
る。
【符号の説明】
1 成形面フアスナー、2 基材、3 突き刺し素子を
有する係合素子、4 突き刺し素子、5 鈎型素子、6
通常の係合素子、7 突き刺し係合素子、8 通常の
係合素子、H1 突き刺し素子の高さ、H2 係合素子の
高さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも基材シートの一面に係合素子
    を有する成形面フアスナーであって、該係合素子の少な
    くとも先端部が2つ以上に分岐し、かつ該分岐した少な
    くとも1つが突き刺し素子であることを特徴とする成形
    面フアスナー。
JP4430591U 1991-05-16 1991-05-16 成形面フアスナー Pending JPH04128611U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4430591U JPH04128611U (ja) 1991-05-16 1991-05-16 成形面フアスナー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4430591U JPH04128611U (ja) 1991-05-16 1991-05-16 成形面フアスナー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04128611U true JPH04128611U (ja) 1992-11-24

Family

ID=31924481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4430591U Pending JPH04128611U (ja) 1991-05-16 1991-05-16 成形面フアスナー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04128611U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0698352A2 (en) 1994-08-26 1996-02-28 Ykk Corporation Molded surface fastener
EP0698351A2 (en) 1994-08-26 1996-02-28 Ykk Corporation Molded surface fastener
JP2011182910A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Kuraray Fastening Co Ltd 縫着可能な成形雄型面ファスナー

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0698352A2 (en) 1994-08-26 1996-02-28 Ykk Corporation Molded surface fastener
EP0698351A2 (en) 1994-08-26 1996-02-28 Ykk Corporation Molded surface fastener
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