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JPH04125237A - 紙葉類自動取扱い装置 - Google Patents

紙葉類自動取扱い装置

Info

Publication number
JPH04125237A
JPH04125237A JP2243966A JP24396690A JPH04125237A JP H04125237 A JPH04125237 A JP H04125237A JP 2243966 A JP2243966 A JP 2243966A JP 24396690 A JP24396690 A JP 24396690A JP H04125237 A JPH04125237 A JP H04125237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
banknotes
holding plate
stacked
banknote
bank notes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2243966A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Okayama
岡山 正男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2243966A priority Critical patent/JPH04125237A/ja
Publication of JPH04125237A publication Critical patent/JPH04125237A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、集積され先駈葉類の分離装置における紙葉類
の案内手段に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、実開平1−129145号公報に記載の
ように分離装置の紙幣ガイドは固定しており繰出しロー
ラのみが回動することによって紙幣の搬送力を制御して
いた。この方式では、収納紙幣枚数を増大させると、繰
出しローラの押圧力が過大となり、重送が発生したり、
逆に、紙幣の状態によってはまわりのガイドへの押圧力
が大きくなり紙幣の搬送抵抗力が大きくなり繰出しミス
が発生したりすることが考えられる。
また、特開昭61−12537号に記載のように、回転
する補助ローラをその軸を固定して配置していた。しか
し、本装置でも集積紙幣枚数が増大すると前述の装置と
同様に繰出しローラへかかる押圧力が不安定になり紙葉
類の分離性能が安定しなくなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上述の分離性能の高信頼化を図るものである
即ち、本発明の目的は紙葉類の分離時に発生する繰出し
ミスあるいは重送の発生を防止することにより信頼性の
高い紙葉類取扱い装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、紙葉類を収納す
る収納手段と、前記収納手段に収納さhた前記紙葉類を
繰り出すための繰出し手段と繰り出された前記紙葉類を
送り出すための送出手段と集積した前記紙葉類を分離す
るための分離手段と前記分離手段により分離される前記
紙葉類の姿勢を保持するとともに分離中の前記紙葉類の
案内を行う第一の案内手段と、前記第一の案内手段の位
置を集積した前記紙葉類の枚数あるいは前記紙製類の繰
出し手段にかかる押圧力の大きさに応じて制御する制御
手段を備えている。
また、本来分離されるべき前記紙葉類が通過したのを検
知する検知手段と、次の前記紙葉類に対し搬送抵抗力を
与える第二の案内手段と、前記検知手段からの出力に基
づいて前記第二の案内手段を動作させる制御部とを備え
ている。
〔作用〕 上述の構成により、収納手段は紙葉類を整列性よく保持
し、繰出し手段は紙葉類に搬送力を与えて紙葉類を送出
手段側へ繰り出し、送出手段は繰り出された紙葉類に搬
送力を与え次の要素へ紙葉類を送り出し、分離手段は集
積紙葉類を一枚ずつに分離する。案内手段は集積紙葉類
の収納枚数に応じてその位置を変えるので繰出し手段と
集積紙葉類との押圧力が適正に保たれる。それによって
、分離されるべき紙葉類は分離手段から適切な搬送力を
与えることが出来る。この結果、紙葉類は不十分な搬送
力のために生じる繰出しミスや、逆に過大な搬送力を与
えられたために生じる重送を発生することがない。
また、制御手段は繰出し手段へかかる集積紙葉類との押
圧力に応じて案内手段の位置を変えることも出来るので
、繰出し手段による紙葉類への搬送力が適切に与えられ
上述の場合と同様に紙葉類の繰出しミスあるいは重送が
発生することを防ぐことができる。
また、検知手段は分離されるべき紙葉類の位置を検知す
るので、この検知手段からの出力により分離中の紙葉類
が案内手段から独立になるタイミングを知ることが出来
る。制御部は、この検知センサからの出力に基づいて案
内手段に紙葉類との搬送抵抗力を与えるように動作させ
ることが出来る。これにより、分離されるべき紙葉類の
みが送り出さ九るので、重送の発生を防ぐととができる
〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第20図により
説明する。第1図は紙葉類の−っである紙幣を取扱う装
置の概略図を示したものである。
紙幣取扱い装置1は1本装置への紙幣の入出金を行なう
入出金口2と、入金された紙幣を一枚ずつに分離する分
離部3と1分離された紙葉の真偽判別および傷みの激し
い損券の判別を行ない鑑別部4と、損券を収納する損券
ボックス5と、真偽判別で偽券と判別させた紙幣を入出
金口2に戻すための集積部7と、集積部7に集積された
紙幣を前述入出金02へ押出すための押出部8と、鑑別
部4で正常と見なされた紙幣を一時的に保管するための
一次スタッカ6と、千円と万円とを分けて判別に保管す
るめの千円リサイクルボックス10、および万円リサイ
クルボックス11と、千円リサイクルボックス10と万
円リサイクルボックス11への紙幣の補充および回収を
行なうための金庫12と、鑑別部4で真券と判別された
紙幣を反転させる表裏を取揃えるための表裏反転機構9
を備えている。−次スタッカ6、千円リサイクルボック
ス10.万円リサイクルボックス11および金庫12に
はいずれも一枚ずつ送られて来た紙幣を集積するための
集積部70と集積された紙幣を、再び、−枚ずつに分離
して取り出すための分離部3とを備えている。また、前
述した入金口2.−次スタッカ6等の各要素間には対向
して走行する一次のベルト13bが配置され、ベルト間
に紙幣を挟持することによって各要素の間での紙幣の搬
送を行なう。
また、搬送路の紙幣の搬送方向の切替部にはゲート63
が配置され、図示しないソレノイドによってゲート63
が駆動され、紙幣の搬送方向が切替えられている。64
は二枚検知器であり、紙幣が二枚型なったことを検知し
ている。
以上の構成により、次の動作が行える。
入金時に入金口2に投入された紙幣は入金口2で一枚ず
つに分離された後、鑑別部4で紙幣の判別を行い、真券
はゲート63の所で一次スタッカ6に案内され集積され
、一方、真券と判別出来なかった紙幣は入金口2へ戻さ
れる。前述の一次スタッカに集積された紙幣は、顧客の
確認により再び一枚ずつに分離して裏券は開裏反転機構
9で表になるように反転した後、それぞれの金種に応じ
てリサイクルボックス10.11およびリジェクトボッ
クス5へ収納できる。
出金時には、リサイクルボックス10および11から所
定の金額を分離し、二枚検知器で二枚と数えられた紙幣
は一次スタッカ6を通り、再び、元のリサイクルボック
ス10または11に集積される。
金庫12からの紙幣のリサイクルボックス10゜11へ
の装填動作は、金庫12から紙幣を分離した後、−次ス
タッカ6、鑑別4を通り、各々の金種の判別結果に基づ
いて、千円あるいは万円リサイクルボックス10.11
へ収納される。この場合、金種の判別が出来なかった紙
幣は、再び、金庫12へ収納する。
各リサイクルボックス10.11からの紙幣の金庫12
への回収動作は、各リサイクルボックス10.11から
分離された紙幣を、−次スタッカ6および鑑別部4を通
すことによって回収した金額を確認しながら金庫12へ
収納する。この場合も、金種を確認出来なかった紙幣は
、再び、各リサイクルボックスへ紙幣を収納し、再度分
離して鑑別をやり直すことが出来る。
また、本装置では各リサイクルボックス10゜11ある
いは金庫12内に収納された金額を独自に確認すること
が出来る。それぞれの収納箱から紙幣を分離した後に鑑
別部4を通して金額を確認しながら、再び、元の収納箱
へ戻すことが出来る。
以上の動作により、以下の効果が得られる。
本装置は、入金口2から鑑別部4を経て各リサイクルボ
ックス10,11および金庫12の上部を通り、再び、
入金口2へ戻る搬送ルートと各リサイクルボックス10
,11および金庫12から分離された紙幣の搬送ルート
を合流することにより、搬送ルートの簡素化が出来、装
置の小形、低コスト化が可能となる。
また、−次スタッカ6をベルト搬送路で構成し、−次ス
タッカと搬送路を兼ねたために搬送ルートがシンプルに
なり装置の小形、低コスト化が可能となる。
第2図から第10図は、前述した千円リサイクルボック
ス10.万円リサイクルボックス11および金庫12に
おける保持板14の構成と動作の説明図である。第2図
に示すように、保持板14は四つ板14a、14b、1
4c、14dからなり、ボックス15内に収納された紙
幣16a。
16bを区分けして保持あるいは移動することを目的と
している。第3図から第5図は、保持板14支持構造お
よび駆動機構の概略を示している。
保持板14aはボックス15の切欠部15aの隙間を通
り軸17に連結され、軸17は軸受18と回転自在に係
合している。また、軸17にはばね19が巻つけてあり
、ばね19の一端は軸17に固定され、他端は支持台2
oと係合している。支持台20は、軸21およびボール
ねじ22により支持されている。ボールねじ22は1図
示しない駆動手段により回転駆動される。保持板14c
も保持板14aとほぼ同様の構成部材で支持されており
、軸65.軸受66、ばね23.支持板24゜ガイド軸
25.ボールねじ26がらなり、ボールねじ26は図示
しない別の駆動手段により回転駆動される。保持板14
cは、ボックス15の切欠部15bを通り、上下に移動
可能であり、保持板14cとは上下方向に互いに、干渉
することなく移動出来るように互いに入り組んだ形状と
している。また、保持板14bは図示していないが保持
板14aと同様の構成をしており支持板27は軸21、
ボールねじ22により支持されている。保持板14dは
図示していない保持板14cと同様の構成をしており、
支持板28は軸25.ボールねじ26により支持されて
いる。また、支持板20.26,27.28の軸方向の
位置は図示しない別のフレームに設定された超音波セン
サ2930,31.32によって検出される。
第4図、第5図は、支持板20,26,27゜28を上
下方向へ移動させるための駆動機構の一部を示している
。即ち、支持板2oを例にとれば支持板20に対して回
転自在に支持された凹凸形状を表面に持つクラッチ部材
33を備え、クラッチ部材33はボールねじ22と係合
している。
板ばね34は支持板20にその一端が固定されており、
板はね34の他端はクラッチ部材33の凹部と係合して
クラッチ部材33の回転を阻止するように設置されてい
る。動力切換え部材35はその一端が支持板20に固定
され、他端には形状記憶素子35aが配置されており、
形状記憶素子35aにはヒータ35bが巻いである。形
状記憶素子35aはヒータ35bにより加熱されると、
第5図に示すように、予め記憶させておいた形状に変形
することによって板ばね34を駆動して板ばね34がク
ラッチ部材33と接触しなくなるように動作する。一方
、ヒータ35bの電源が切断された時には、形状記憶素
子35aは板ばね34の復帰力により第4図に示した形
状に戻り、板ばね34はクラッチ部材33と再び係合す
る。
この保持板駆動系の構造により、第6図に示す動作が可
能となる。即ち、保持板の移動を停止する場合はヒータ
35bの電源を入力することにより形状記憶素子35a
が変形し、板ばね34をクラッチ部材33から離脱させ
る。これにより、ボールねじ22が回転してもクラッチ
部材33が回転するだけで支持板20は上、下動しなく
なる。
一方、保持板を駆動する場合は、ヒータ35bの電源は
切断することにより板ばね35が変形前の形状に復帰し
、板ばね34とクラッチ33が係合する。これにより、
ボールねじ22の回転力が支持板20の上、下動の動力
となる。
第2図および第7図から第11図は、集積した紙幣16
aを用離するために保持板14により下方へ移動する方
法について示している。第2図は、紙幣を集積および分
離している時の保持板の位置を示している。即ち、保持
板14aは進入して来ろ紙幣が集積される際にその進入
路から退避した位置にあり、保持板14bは集積された
紙幣16aを保持している。保持板14cは分離される
紙幣16bを下方へ案内し、保持板14dは分離される
紙幣の通路から退避した位置にある。
第7図は集積された紙幣16aを保持板14a。
14bで挟持して下降させたところを示し、第8図は支
持板26を上昇させた所を示している。即ち、支持板2
6を上昇させると保持板14cも上昇し、挟持された紙
幣16aと干渉し、軸21が軸受22に支持されながら
回転し、さらに支持板26が上昇し二点鎖線で示した位
置に達すると第9図に示すように、ばね23の復帰力に
より元の様に水平状態に戻る。次に、保持板14cと1
4dは、保持板14a、14bと同じ高さまでそれぞれ
移動して紙幣16aを挟持して紙幣を拘束する。
第10図は、その後に保持板14a、14bを上昇させ
第2図に示した位置と同じ位相にこれらの保持板14を
配置させるための動作を示している。
また、保持板14a、14bを保持板14C914dよ
りも上方へ移動させているが、この場合、保持板14c
、14dを下方へ移動させても同様の機能を得ることが
出来る。
また、本機構では分離用紙幣16bをすべて分離し、再
び、上部から集積することによって収納されている紙幣
を集積紙幣16aとして集積した後に、挟持板14の一
連の動作により分離側へ紙幣を移動することが出来る。
これにより、集積紙幣16aが零の状態を始点にしてす
べての紙幣を分離しながら鑑別部4を通し、再び、上部
に集積できるので、各リサイクルボックス10,11、
あるいは、金庫12内にある紙幣の金額を確定すること
が出来る。
以上の動作により、次の効果が得られる。
ボールねじ22.26の回転動力をクラッチ部材33を
用いて保持板14側へ連結、あるいは、回転自在に切り
換えることにより、四つの保持板1’4a、14b、1
4c、14dを独立に駆動することが出来るので、小形
で低コストな保持板の駆動系を提供することが出来る。
また、互いに入り組んで保持板14を用いて集積された
紙幣16aを分離用の紙幣16bとして分離部3側へ整
列性よく移動出来るので、入金された紙幣を出金用に用
いることができ、この機能をもつ装置の小形化を図るこ
とが出来る。
さらに、前述したように、保持板14を用いることによ
り、分離動作と集積動作を同時に行うことが出来るので
、例えば、千円リサイクルボックス10内の紙幣枚数を
連続して分離しながら上から集積することにより、別の
空箱を用意しなくても収納枚数のカウントが出来る。即
ち、金庫やリサイクルボックス内の紙幣枚数をカウント
することが出来る小形、低コストの装置を提供すること
が出来る。
また、この機能は保持板14が14a、14b。
14cの三枚であっても達成出来る。即ち、保持板14
dが第2図の位置にあり、固定されており、第7図から
第10図に示した保持板14a、14b。
14cが保持板14dに対する相対位置を変えないよう
に、これらの一連の動作を行うように三つの保持板14
の位置を変化させながら動作させれば良いことは明らか
である。
第12図から第16図は、紙幣の集積と分離機構と動作
について示している。即ち、分離部3の構成と動作を第
12図から第14図により説明する。
3aは堆積した紙幣の最下部の紙幣Aを前方に繰り出す
ための繰出しローラで左右に対称の位置に配置しており
、表面はゴム素材で構成され、堆積した紙幣に押付けら
れた状態で回転する。この回転の駆動はパルスモータお
よび図示しないもう一方の個のパルスモータにより行な
う。
3cは繰出しローラ3aによって繰り出されて来た紙幣
Aを一枚ずつに分離し、次の搬送手段13へ送り出すた
めのフィードローラで左右の対称の位置に配置しており
、左右それぞれに配置したパルスモータにより必要な回
転数分だけ駆動する。
3bは二枚以上繰り出された来た紙幣を一枚ずつに分離
するための分離ローラであり、紙幣との摩擦係数の高い
ゴムローラで構成され固定されている。分離ローラ3b
はフィードローラ3Cと軸方向にずらせた位置に対向し
て配置し、互いに半径方向に入り組ませている。
37は紙幣の通過タイミングを検知するための第一のセ
ンサで、左右の対称の位置に同じものを配置しており、
37aは発光センサ、37bは受光センサである。これ
らのセンサ37a、37bは紙幣Aが通過する面の面側
に、かつ、フィードローラ3cが直後に配置し、紙幣A
が通過した時に出力が出るように置いている。
13bは紙幣Aを挟持搬送するためのベルトで、一対の
ベルトを対向させて配置している。
13aはベルト13bを走行させるためのガイドローラ
である。また、図示していないがベルト13bは別の駆
動ローラによって走行駆動している。このベルト13b
の搬送速度はフィードローラ3cの周速よりも約三倍速
くしている。
次に、左右に独立しである二組のフィードローラ3C1
および、繰出しローラ3aを駆動しているモータの制御
方式について第13図を用いて説明する。
モータ36および43の制御回路は、第4図に示すよう
に、センサ37の出力を取り込むための第一のインター
フェイス38.演算を行なうための演算部39.演算結
果に基づいて制御対象であるモータ36に与える目標値
を得るための制御テーブル40.目標値に基づいてモー
タ36を制御するための制御部41.制御信号をモータ
36および43に伝えるための第二のインタフニーイス
42から構成されている。
これにより、分離された紙幣の通過タイミングを左右の
二つの検知センサ37により検知してこれを第一のイン
ターフェイス38に取り込み、これらの左右の検知セン
サでの紙幣の通過時間差を演算部37により演算し、こ
の通過時間差の大きさに応じて、予め定めておいた、制
御テーブル40に基づいてモータ36および43の回転
速度を指定して制御部41へ与える。即ち、左右の通過
タイミングのずれ時間から紙幣の斜行量ΔΩを演算し、
この斜行量が一定値以下になるように、紙幣が先行して
いる側の駆動モータの速度を以下に示すように一定時間
減速する。
即ち、センサ37による検知時のモータ速度:■ 左右の通過タイミングのずれ時間:Δを減速時間二Tと
する。
一方、制御部41は第二のインターフェイス42を介し
てモータ36および43の回転速度を制御するための制
御電流をモータ36および43へ与える。
即ち、紙幣類の分離開始時には、繰出しローラ3aとフ
ィードローラ3cの周速をぼぼ同じ速度Vで駆動する。
分離中の紙幣類の斜行状態をセンサ37で促え、斜行し
た紙幣類の先行側のモータを減速して斜行を修正する。
その後、所定の時間経過し分離中の幣紙類の次の紙幣類
が繰出しローラ35aと接触して繰り出される前に繰出
しローラを停止させる。その後は、所定時間の経過後。
再び、次の紙幣類を前述の動作を繰り返して分離する。
なお、押圧制御ローラ44、および、46は軸45.4
7にそれぞれ回転自由に支持され、軸45.47は図示
しないモータを備えたカムにより、上、下方向に微動可
能なうように軸支持されている。
また、押圧制御ローラ46は図示しない電磁ブレーキに
連結しており、検知センサ37の出力に基づいて電源の
入力が行なわれる。即ち、第一のセンサ37により分離
されるべき紙葉類が押圧制御ローラ46を離れた後から
次の紙葉類が分離されるまでの間、電磁ブレーキの入力
が行われることにより押圧制御ローラの回転を拘束する
ようにしている。
また、繰出しローラ3aには繰出しローラ3aの支持部
にばね51を設け、図示しない位置検知センサにより繰
出しローラ3aの上、下方向の位置を検知している。
次に、集積部70の構成と動作を説明する。
スタックガイド48はローラ49の軸を回転中心にして
回転自由に支持されている。搬送ベルト13bはローラ
49に巻付けられ、図示しない駆動手段により走行して
いる。センサ5oは第二の光学センサであり、堆積紙幣
の位置検知を行なっている。
紙幣集積時には、保持板14bは下方に移動し、堆積紙
幣類の上端検知センサ50の光路が堆積紙幣がさえぎら
ないように、堆積紙幣が下方に移動し、常に、上部が空
間に形成される。
一方、搬送ベルト13bにより送られて来た紙幣は、ス
タックガイド48により案内されて堆積されるようにな
っている。
集積部70による集積動作フローを第15図に示す。
集積モードの準備は、まず、搬送路等の紙幣が滞留して
いないことを図示しないセンサにより確認し、四枚の保
持板14の上、下方向の位相が第2図に示した位相にな
っているかどうかの態認を行なう。次に、紙幣を収納す
るための集積スペースがあるかどうかの確認を行う。こ
のため、保持板14bを上、下動させて堆積紙幣の上端
部の位置が所定の位置にあることを位置検知センサ50
が検知する。
以上の集積部の動作により、次の効果が得られる。保持
板14bの位置を移動させて、常に、紙幣の進入口を確
保出来るので1紙幣を安定して集積することが出来る。
次に、紙幣を分離する時に動作について第16図により
説明する。ここでは、集積された紙幣16aを分離側へ
移動した後に分離動作を行う場合について説明する。
まず、保持板14dを下方へ退避させる。次に、保持板
14cと押圧制御ローラ44.46の上下方向位置を設
定する。即ち、集積動作終了時の保持板14bの位置か
ら集積紙幣枚数Nを推定する。
この場合、保持板14bの位置と集積枚数Nの関係は予
め実験等により求めておいたものを用いる。
次に、この集積紙幣枚数Nに応じて、押圧制御口−ラ4
4,46の上下方向位置を予め設定しておいた位置へ前
述のカムを回転させることにより設定する。一方、保持
板14cの位置は以下のように設定する。即ち、集積枚
数Nが299枚以下の場合には、繰出しローラ3aの位
置が所定の位置に来るように位置検知センサの出力を参
照しながら保持板14cは位置を上下動させる。はだ、
集積枚数Nが三方枚以上の場合には、集積された紙幣に
対して過大な押圧力が負荷されないように、また、集積
紙幣の姿勢保持ができるように保持板14cの位置を集
積枚数Nに応じて予め設定しておいた所定の位置へ除々
に移動する。第17図は、この集積枚数Nと保持板14
cの位置を示している。図の横軸は紙幣の集積枚数N、
たと軸は保持板14cの分離部からの高さ方向の位置H
を示している。この場合の分離部とは最下端の紙幣位置
を示している。即ち、保持板14cは新券を堆積した時
の高さよりも大きく設定しである。
以上の構成によって、次の動作が可能となる。
分離部3では集積された紙幣16bを繰出しローラ3a
に押し付け、この状態で繰出しローラ3aが回転し紙幣
Aをフィートローラ3aと分離ローラ3cの間に繰り出
し、ここでフィードローラ3bが回転することによって
紙幣を一枚ずつ分離し次の搬送路に受渡す。この場合、
分離部3を呂だ直後に設けたセンサ37によって紙幣A
を次の搬送路13に送り呂す前に紙幣Aの搬送周期を制
御することが出来る。また、搬送路13では搬送速度を
大きくしであるために1紙幣間の間隔を分離時よりも拡
げて紙幣を搬送することが出来る。
一方、紙幣Bの集積部70では、−枚毎に搬送されて来
る紙幣をスタックガイド48で案内し、各リサイクルボ
ックス10.11あるいは金庫12に整列よく堆積する
ことが出来る。
また、押圧制御ローラ44,46および保持板14cの
位置を集積枚数に応じて制御出来るので、繰出しローラ
3aにかかる紙幣との押圧力をコントロールすることが
出来る。
また、押圧制御ローラは次に分離されるべき紙葉類が分
離されるタイミングまで紙葉類に搬送抵抗力を与えるこ
とが出来る。
以上の分離機構の動作によって、次の効果が生まれる。
分離部3で分離された紙幣は、常に、一定周期以上の時
間と紙幣間隔で搬送されるので、分離部3の後段に位置
する鑑別部4での紙幣鑑別動作が正常に行えるとともに
、紙幣集積部7及び70でも紙幣同士が干渉することな
く整然と集積することが出来る。また、紙幣Bの搬送方
向切換部でも先行紙幣の案内を終えた後に継続してくる
紙幣を別の方向へ案内するためにゲート63を切り換え
る時にもゲート63と紙幣Bが干渉することなく、案内
することが出来る。また1分離部での紙幣分離周期を小
さくすることが出来るのでフィードローラ3C,繰出し
ローラ3aの小径比が図れるので分離部3の小形化を図
ることができる。
また、押圧制御ローラ44,46の位置を集積枚数Nに
応じて変化させることによって繰出しローラ3aにかか
る紙幣からの押圧力を最適にコントロールすることが出
来るので、紙幣の搬送力が安定に得られ分離が安定に行
える。さらに、押圧制御ローラが次に分離されるべき紙
葉類に搬送抵抗力を与えることが出来るので、紙葉類の
重送を防ぐことができる。さらに、保持板14Cの位置
を集積枚数Nに応じて変化させることによって繰出し手
段に対して適切な押圧力を与えられるので上述と同様の
効果により分離が安定に行える。
第1図に示した一次スタッカ6の構成と動作について、
第18図から第20図を用いて説明する。
搬送路52は、一対の対向として走行するベルトから成
りベルトの上部側52aは前方へ張り出している。また
、搬送路52の終端部の近傍には、紙幣の通過を検知す
るための第六の検知センサ53を設けている。搬送路5
4は、モータ61により駆動され一対の対向して走行す
るベルトから成り、ベルトの上部側54aは開いており
紙幣を進入し易くしている。一方、下方側のベルト54
bは、搬送ベルト52aの下方まで延長している。
また、搬送路52による紙幣の挟持部分の先端部52b
と搬送路54による紙幣の挟持部分の後端部54aとの
距離は、紙幣の搬送方向の長さしよりも小さくしている
。この搬送路54の搬送速度は速度制御手段60により
制御している。
また、搬送路54の先方にはローラを対向させた搬送手
段57を配置しており、この搬送手段の搬送速度は装置
全体の搬送速度■と同じに設定している。第七の検知セ
ンサ58は、紙幣の通過の有無を検知するための光学セ
ンサであり、搬送路54と搬送手段57の間に設けてい
る。
ソレノイド59は搬送路54の途中に設けてあり、電源
を切断した時には、第18図に示すように、搬送路54
の紙幣搬送面から退避した位置にあり、電源を投入した
時には、第19図に示すように、ゴムローラ56に当接
するように配置されている。ソレノイド59の駆動はソ
レノイド駆動制御手段62により行っている。これらの
ソレノイド59とゴムローラ56は搬送路54のベルト
位置とはずれた所にあり、互いに干渉しないように配置
している。また、このゴムローラ56と搬送手段57の
紙幣の挟持点57aとの距離は搬送方向の紙幣長さLよ
りも大きく、かつ、紙幣の一部分がずれた状態で集積さ
れた紙幣B、Cのずらし量と紙幣長さLを加えた値より
も短かい位置に設けている。
次に、ソレノイド59および搬送路54の搬送速度の制
御法について説明する。通常モードではソレノイド59
の電源は切断してあり、搬送路54の搬送速度は装置全
体の搬送速度■としている。第20図は、−次スタック
モードを扱う取引時のソレノイド59および搬送路54
の搬送速度の制御法について説明したものである。第六
のセンサ53の出力から紙幣が進入したことを検知して
t1秒後に低速Vzでt2時間搬送路54を駆動する。
これにより、先行して進入した紙幣Bと後続して進入し
た紙幣の重なり量を所定の値にコントロールして搬送路
54内に紙幣を集積していく。次に、この集積した紙幣
群を分離する場合は、搬送路54を低速v3で駆動し、
第七のセンサ58の出力から紙幣が進入して来たことを
検知した後t8秒後に搬送路54を停止させると同時に
ソレノイド59を励磁する。この時、分離中の紙幣Bの
先端が搬送手段57の挟持点57aに十分に挟持され、
かつ、時に分離されるべき紙幣Cの後端部が搬送路54
の後端挟持部分54Cに残っている状態となる。その後
、t4秒後に、再び、搬送路54を低速v3で駆動し、
ソレノイド59の励磁を解除する。すなわち、1+秒後
に分離中の紙幣Bが搬送手段57で増透されて、次に分
離されるべき紙幣Cとの間に十分な間隔を保っている。
そして、−次スタックした紙幣がなくなるまで上述の動
作を繰り返す。
以上の一次スタッカの動作により、次の効果が生まれる
一次スタックされた紙幣はお互いに一定量ずつずれて重
ねることができ、これにより、分離手段は増速搬送手段
を持たせて構成することが出来るので、従来のように高
精度の分離機を必要としない安価で小形のものとするこ
とが出来る。また、本来分離されるべき紙幣以外にソレ
ノイドにより搬送抵抗力を与えることが出来るので一枚
一枚を確実に分離できる。他に、ベルト上に一次スタッ
カを配置することが出来るので任意の形状に一枚スタッ
カを配置することが出来、装置全体の構成の仕方に融通
性を持たせることが出来る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、紙葉類の繰出しミス、あるいは、重送
の発生を防ぐことが出来るので、分離性能の高信頼化の
図れる紙葉類自動取扱い装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の紙幣自動取扱い装置の一実施例の説明
図、第2図から第17図は第1図の紙幣集積分離装置の
構成および動作の説明図、第18図と第19図は第1図
の一次スタッカの説明図、第20図は第18図、第19
図の動作の説明図である。 3a・・・繰出しローラ、3b・・・分離ローラ、3c
・・・フィードローラ、37・・・第一センサ、44,
46革 Z 纂 図 第 図 為 図 n 葛 図 ネ 図 享 凹 第 b 累 図 革 図 垢 凹 第 1乙 艷 垢 国 葛 第 zO図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、紙葉類を収納する収納手段と、前記収納手段に収納
    された前記紙葉類を繰り出す繰出し手段と前記紙葉類を
    送り出す送出手段と前記紙葉類を分離する分離手段と、
    分離される過程で前記紙葉類の姿勢を保持あるいはガイ
    ドする案内手段とを備えた紙葉類自動取扱い装置におい
    て、前記案内手段の位置を集積した前記紙葉類の収納枚
    数に応じて制御する制御手段を備えたことを特徴とする
    紙葉類自動取扱い装置。
JP2243966A 1990-09-17 1990-09-17 紙葉類自動取扱い装置 Pending JPH04125237A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5499805A (en) * 1993-06-28 1996-03-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Paper sheet storing apparatus
US6637740B2 (en) * 2000-12-22 2003-10-28 O.M.G. Di Giorgio Pessina E Aldo Perobelli S.N.C. Loader of signatures or sheets for bookbindery feeder
US6968997B2 (en) 2003-02-10 2005-11-29 Hitachi, Ltd. Banknote receipt and payout apparatus

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