JPH04103072U - フアクシミリ装置 - Google Patents
フアクシミリ装置Info
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- JPH04103072U JPH04103072U JP484591U JP484591U JPH04103072U JP H04103072 U JPH04103072 U JP H04103072U JP 484591 U JP484591 U JP 484591U JP 484591 U JP484591 U JP 484591U JP H04103072 U JPH04103072 U JP H04103072U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリ受信用のメモリを備えないファクシミ
リ装置においても親展受信を可能とする。 【構成】 親展受信の要求があることを音声発生部12
にて音声報知すると共に親展番号を表示部11にて表示
し、ユーザが親展番号に対応したパスワードを入力した
ときに、発呼側に確認信号を送出し、このとき初めて送
信側が画データ送信を実行し、受信側では受信した画デ
ータに基づいてプリントアウトを実行するように構成し
た。
リ装置においても親展受信を可能とする。 【構成】 親展受信の要求があることを音声発生部12
にて音声報知すると共に親展番号を表示部11にて表示
し、ユーザが親展番号に対応したパスワードを入力した
ときに、発呼側に確認信号を送出し、このとき初めて送
信側が画データ送信を実行し、受信側では受信した画デ
ータに基づいてプリントアウトを実行するように構成し
た。
Description
【0001】
本考案は、特定の人宛に送られてきた通信内容を当該特定の人のみが知ること
ができる所謂親展機能を備えたファクシミリ装置に関する。
【0002】
ファクシミリ装置による受信は、通常、紙上に記録するプリンタ受信によるた
め、特定の人に宛てた通信文でも、当該ファクシミリ装置を共用する他の人に見
られてしまうことがある。
このような事態を回避すべく、特定の人宛に送られてきた通信内容は当該特定
の人のみが知ることができることとした所謂親展機能を備えたファクシミリ装置
が提案されている。
【0003】
従来のこの種の装置は、CCITT勧告の範囲外である非標準手順において、
親展機能の要求および受付を行い、親展機能受信時には、通信内容をメモリ受信
し、その後、特定人のみが知るパスコードが入力されたときに前記メモリ受信さ
れた内容をプリントアウトするようになっている。
【0004】
ところが、上記従来のファクシミリ装置においては、親展受信があってもこれ
をユーザに知らせないか、或いは単に表示部に表示するしか行わないために、メ
モリ内容のプリント忘れが生じがちである。また、メモリ受信を行うためには、
比較的大容量のメモリが不可欠となり、親展機能は所謂高級機でしか行うことが
できないというのが実情である。さらに、近年のファクシミリ装置には、原稿の
送信が予定通りに実行できなかった場合に、送信できなかった旨と送信できなか
った原稿の内容とをユーザに知らせるべくこれらをプリントアウトする機能が付
加されているものがあり、親展機能送信において係る機能が発揮されると、秘密
にしておきたい内容が他の人に知られてしまうという欠点がある。
【0005】
本考案は、上記の事情に鑑み、メモリ受信用のメモリを備えない機種において
も親展機能を発揮することができ、又、親展受信があったことを知らないために
メモリの内容がいつまでもプリントアウトされないといった事態を回避でき、又
、親展送信が実行できなかった場合にその内容が送信側でプリントアウトされる
といった事態を回避できるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0006】
請求項第1項の考案に係るファクシミリ装置は、親展受信を行うとき或いは行
ったときに、音または音声で報知を行うか、又は親展受信を行ったことをプリン
トアウトにより報知する報知手段を備えていることを特徴としている。
請求項第2項の考案に係るファクシミリ装置は、手順実行に際して親展受信が
要求されていることを検知したときには、音又は音声で親展要求がある旨の報知
を行う報知手段を備えると共に、操作者により入力されたパスワードが前記親展
要求の宛先に対応するものであるときに前記手順を続行して画データを受信して
この受信画データをプリントアウトする一方、前記パスワードが前記親展要求の
宛先に対応しないものであるときには、通信終了の処理を行う制御手段を備えて
いることを特徴としている。
【0007】
請求項第3項の考案に係るファクシミリ装置は、原稿の送信が予定通りに実行
できなかった場合に、送信できなかった旨と送信できなかった原稿の内容の一部
とをプリントアウトする機能が付加されているファクシミリ装置において、送信
できなかったのが親展送信の場合には前記内容のプリントアウトを中止する制御
手段を備えていることを特徴としている。
【0008】
請求項第1項の構成によれば、親展受信において音声メッセージ、或いはプリ
ントメッセージが行われるので、親展受信をメモリ受信により行う場合において
、プリントアウト忘れが解消される。
請求項第2項の構成によれば、適当なパスワードが入力されたときに画データ
を受信してプリントアウトが実行されるので、メモリ受信用のメモリを備えない
ファクシミリ装置においても、親展受信が可能になる。
【0009】
請求項第3項の構成によれば、送信できなかったのが親展送信の場合には前記
内容のプリントアウトは中止されるので、秘密にしておきたい内容が送信側にお
いて他の人に知られてしまうといった事態を回避できる。
【0010】
本考案の一実施例を、図1ないし図3に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
図1はファクシミリ装置の概略的な回路構成を示すブロック図であり、該ファ
クシミリ装置は、制御部1と、RAM2と、オートダイヤラ3と、NCU4と、
読取り部6と、モデム7と、記録部8と、ROM9と、操作パネル10と、表示
部11と、音声発生部12とを備えて構成される。
【0011】
前記の制御部1はROM9に格納された制御プログラムに基づき、このファク
シミリ装置の送受信動作の全体を制御する制御中枢となるものであり、基本的な
送信動作は概略的には以下のようにして行われる。
操作者により図示しない通信キーやワンタッチダイヤルキーがONされると、
制御部1がRAM2に格納された相手先の電話番号を読み出し、読み出された電
話番号がオートダイヤラ3及びNCU4を介して電話回線5にダイヤル発信され
る。そして、ダイヤル発信の後に、読取り部6が読み採った原稿の画データがモ
デム7及びNCU4を介して電話回線5に送出され、送信動作が行われる。
【0012】
一方、受信動作は以下のようにして行われるようになっている。即ち、電話回
線5、NCU4、及びモデム7を介して相手先から受信情報を着信すると、この
着信情報に基づき制御部1が記録部8を駆動して受信情報の記録を行わせる。
次に、親展機能について説明する。図2は親展処理を含む発呼側の動作を示し
たフローチャートである。まず、初期設定によりフラグF1=0、フラグF2=
0の処理を行う(S1)。フラグF1は通常受信と親展受信の識別のためのフラ
グであり、フラグF2は送信できたか否かを識別するためのフラグである。
【0013】
初期設定の後、親展モードが設定されているか否かを判断する(S2)。親展
モードの設定は、操作パネル10に配されているモード切替えキー、或いは、マ
ークシートの所定の欄をマークして読取り部6で読み取らせることにより行うこ
とができる。親展モードが設定されていないときには、通常のファクシミリ送信
処理を実行する(S3)。この通常送信において、エラーが発生したか否かが判
断され(S4)、エラーが発生しなければステップ14に進む。一方、エラーが
発生すれば、F2=1とし(S5)、ステップ14に進む。
【0014】
一方、親展モードが設定されているときには、フラグF1=1とし(S6)、
更に、表示部11において「親展番号を入力してください」といったメッセージ
を表示して親展番号の入力を要求し(S7)、その入力があったか否かを判断し
(S8)、入力があればダイヤル発信処理に移行する(S9)。一方、入力がな
ければステップ8に戻る。
【0015】
なお、親展番号は、予め、相手先の人からその人に割り当てられている番号を
聞いておく。例えば、相手先のa氏に割り当てられている親展番号が0番であれ
ば0を入力する。或いは、上記親展番号と後述のパスワードとを同じとする場合
には、送信側で自由に親展番号を決めると共に、この親展番号を送信側から相手
先に前もって電話等で伝えておけばよい。
【0016】
ダイヤル発信処理がなされて回線が接続されたら、いわゆる手順処理を実行す
る(S10)。この手順処理において、前記の親展要求および親展番号のデータ
が相手先に伝送される。そして、相手先から親展通信を受け付ける旨の確認信号
が送出されてきたか否を判断する(S11)。確認信号を受信したなら、画デー
タ送信を実行し(S12)、終了手順を行い(S13)、回線断処理を行う(S
14)。一方、確認信号を受信しなかったのなら、エラーが生じたとしてフラグ
F2=1に設定し(S15)、回線断処理を行う(S14)。
【0017】
回線断の後、フラグF2=1か否かを判断する(S16)。即ち、通信におい
てエラーが生じたのか否かを判断する。フラグF2=0(エラーなし)であれば
終了する一方、フラグF2=1(エラーあり)であれば、フラグF1=1か否か
を判断する(S17)。フラグF1=0のとき(通常通信のとき)は、送信でき
なかった旨および原稿の内容の一部をプリントアウトし(S18)、終了する。
一方、フラグF1=1のとき(親展通信のとき)は、送信できなかった旨のみを
プリントアウトし(S19)、終了する。
【0018】
図3は着信後の被呼側の動作を示したフローチャートである。まず、初期設定
によりn=0の処理を行う(S21)。nはパスワードの誤入力が行われたとき
にカウントアップされるものである。次に、親展要求があるか否かを判断する(
S22)。親展要求がない場合は、通常受信(S23)を行う。一方、親展要求
があるときには、メモリ受信用のメモリを有しているか否か(メモリ容量が残っ
ているか否かの判断も含む)を判断し(S24)、メモリが有れば、例えば、音
声発生部12にて、「親展受信を行います」といった音声を発生し、メモリ受信
を実行する(S26)。そして、このメモリ受信の後、親展受信を行った旨およ
び発呼側より受け取った親展番号、さらに発信元名等を記録部8にてプリントア
ウトする(S40)。
【0019】
一方、メモリが無ければ、例えば、音声発生部12にて、「親展要求がありま
す」「パスワードを入力してください」といった音声を発生すると共に、表示部
11において、発呼側より受け取った親展番号のデータを表示する(S27)。
ファクシミリ装置のそばにいる者は、上記の音声メッセージを聞いてファクシミ
リ装置の設置場所まで出向き、表示部11の親展番号を見て自分宛ての親展通信
か否かを知り、自分宛ての親展通信であれば、例えばテンキーを用いてパスワー
ドを入力することになる(S28)。
【0020】
ファクシミリ装置は、一定の入力待ち時間中においてパスワードが入力された
か否かを判断し(S29)、入力がなければステップ37に進む。一方、入力が
あればそのパスワードが親展番号に対応したものか否かを判断する(S30)。
親展番号に対応しないものであるときには、n=n+1の処理を行い(S31)
、n=3か否かを判断し(S32)、n=3でなければステップ29に進んで再
びパスワードの入力判断を行う。一方、n=3であればステップ37に進む。
【0021】
入力されたパスワードが親展番号に対応したものである場合には、親展通信を
受け付ける旨の確認信号を送出する(S33)。これにより、発呼側から画デー
タが送信されくるので、これを受信し(S34)、プリントアウトを実行する(
S35)。次に、終了手順を実行し(S36)、回線断処理をして(S37)、
終了する。
【0022】
上記の構成によれば、音声発生部12による音声メッセージ、或いは記録部8
によりプリントメッセージが行われるので、親展受信をメモリ受信により行う場
合において、プリントアウト忘れの問題が解消される。
また、メモリ受信用のメモリを備えない場合やメモリ容量が少なくなっている
場合でも、音声発生部12により、親展要求がある旨の音声報知が行われ、これ
に応じて操作者が適当なパスワードを入力すれば、画データ受信および画データ
のプリントアウトが実行されるので、親展受信が可能になる。
【0023】
さらに、送信できなかったのが親展送信の場合には原稿内容のプリントアウト
は中止されるので、秘密にしておきたい内容が送信側において他の人に知られて
しまうといった事態を回避できる。
なお、本実施例では、音声を発生させることとしたが、特定の内容を示すメロ
ディーを鳴らすようにしてもよいものである。また、親展番号を表示部11に表
示することとしたが、この親展番号も音声発生部12にて音声報知するようにし
てもよいものである。
【0024】
以上のように、本考案によれば、プリントアウト忘れが防止され、メモリ受信
用のメモリを備えない場合やメモリ容量が少なくなっている場合の親展受信が可
能になり、秘密にしておきたい内容が送信側において他の人に知られてしまうこ
との防止が図れるという効果を奏する。
【図1】本考案の一実施例としてのファクシミリ装置の
構成図である。
構成図である。
【図2】発呼側の動作を示すフローチャートである。
【図3】被呼側の動作を示すフローチャートである。
1 制御部
2 RAM
8 記録部
10 操作パネル
11 表示部
12 音声発生部
Claims (3)
- 【請求項1】 親展受信を行うとき或いは行ったとき
に、音または音声で報知を行うか、又は親展受信を行っ
たことをプリントアウトにより報知する報知手段を備え
ていることを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 手順実行に際して親展受信が要求されて
いることを検知したときには、音又は音声で親展要求が
ある旨の報知を行う報知手段を備えると共に、操作者に
より入力されたパスワードが前記親展要求の宛先に対応
するものであるときに前記手順を続行して画データを受
信してこの受信画データをプリントアウトする一方、前
記パスワードが前記親展要求の宛先に対応しないもので
あるときには、通信終了の処理を行う制御手段を備えて
いることを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項3】 原稿の送信が予定通りに実行できなかっ
た場合に、送信できなかった旨と送信できなかった原稿
の内容の一部とをプリントアウトする機能が付加されて
いるファクシミリ装置において、送信できなかったのが
親展送信の場合には前記内容のプリントアウトを中止す
る制御手段を備えていることを特徴とするファクシミリ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP484591U JPH04103072U (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | フアクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP484591U JPH04103072U (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | フアクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04103072U true JPH04103072U (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=31734965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP484591U Pending JPH04103072U (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | フアクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04103072U (ja) |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP484591U patent/JPH04103072U/ja active Pending
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