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JPH0410155Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0410155Y2
JPH0410155Y2 JP7137486U JP7137486U JPH0410155Y2 JP H0410155 Y2 JPH0410155 Y2 JP H0410155Y2 JP 7137486 U JP7137486 U JP 7137486U JP 7137486 U JP7137486 U JP 7137486U JP H0410155 Y2 JPH0410155 Y2 JP H0410155Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
base
base part
vehicle body
exhaust pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7137486U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62182879U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7137486U priority Critical patent/JPH0410155Y2/ja
Publication of JPS62182879U publication Critical patent/JPS62182879U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0410155Y2 publication Critical patent/JPH0410155Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車および量産機械等の製造ライン
において、車体や機械本体等に部品を組み付ける
ための部品組付装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、自動車等の組立工場においては、量産
体制を強化することから可能な限り部品の組付作
業等の自動化を図ろうとしている。この種の装置
で部品を組付ける装置としては、特開昭59−
102666号公報の搬送ライン上に於けるワーク組付
け作業設備がある。この作業設備は、第10図お
よび第11図に示すようにオーバーヘツドトロリ
ーコンベヤ1によつて吊り下げられて搬送されて
いる自動車の車体2に、他の方向からローラコン
ベヤ3によつて運ばれてくるエンジン4を組付け
るための設備である。そして、エンジン4を組付
けた後、その位置を確かめるための位置検出装置
5が車体の流れに沿つて配置されたものである。
この上記した装置を、さらに自動化した装置とし
て、略して示しているが第12図に示すように自
動車用のエギゾーストパイプ6を車体2に自動的
に組付けるものがある。この組付工程は、まず、
Hリングと呼ばれるごむ製のブツシユ7に形成さ
れた二箇所の孔8,8のうち、一方の孔8をマフ
ラ9側に固定されているL字形状の支持棒10に
嵌め込み、他方の孔8を同じく取付孔11を有す
るブラケツト12に固定された支持棒10に嵌め
込んで組立体13を形成する。この組立体13が
マフラ9の両側に取付けられ、また、このマフラ
9の箇所から離れた位置のエギゾーストパイプ6
には、同じく上記した組立体13が取り付けられ
ている。このように、あらかじめ用意されている
エキゾーストパイプ6が図示省略されている組付
装置に載置された後、車体2に突設されているボ
ルト14に向けて上昇して、各ブラケツト12の
取付孔11を各ボルト14に嵌め込む。その後、
ナツトランナ15が上昇して各ブラケツト12が
螺子止めされることによつて、エギゾーストパイ
プ6が車体2に自動的に組付けられる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記構成によるエギゾーストパイプの自動組付
では、ブツシユとブラケツトを、あらかじめ支持
棒に組付けて組立体を形成する必要があり、この
ために組立体を作る自動ラインを別に備える必要
がある。さらに、エギゾーストパイプを車体に組
付けるためにブラケツトが必要となつて組付が煩
雑であると共に製造原価を高くしている。
そこで、本考案は上記問題点を解決するために
なされたものであつて、エギゾーストパイプに固
定されている支持棒にブツシユを自動的に嵌め込
み、さらに、これを車体に突設している支持棒に
自動的に取り付けることによつて、組付けが簡単
な部品組付装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案の特徴は、機
台の上部に、その水平方向に移動自在な枠状のベ
ース部を複数段重ねて設け、該ベース部のうちの
任意の1つの位置決めピンを立設し、該位置決め
ピンが立設されたベース部を部品取付本体へ持ち
上げる第1の駆動手段を設けると共に前記位置決
めピンの立設されたベース部とは別の任意の1つ
のベース部を水平方向に移動させる第2の駆動手
段を設け、さらに最上段の前記ベース部に、前記
部品取付本体に組み付ける取付部品を保持する治
具と、該取付部品に組み付け、かつ補助部品を把
持する把持部を上下動自在にする第3の駆動手段
とを設けたことである。
(作用) 上記構成によつて取付部品を部品取付本体に組
み付けるとき、まず、取付部品が治具に供給され
る。次に、補助部品が把持部に供給されて、この
補助部品が第3の駆動手段によつて水平移動し、
取付部品に組み付けられる。そして、第1の駆動
手段が上昇してベース部に設けられた位置決めピ
ンが部品取付本体に係合して、部品取付本体に対
する取付部品の位置が決まる。その後、第2の駆
動手段が、水平移動して取付部品に組み付けられ
た補助部品を部品取付本体に組み付けることによ
つて、自動的に簡単な組付作業が実現できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図〜第3図は本考案の部品組付装置の一
実施例を示したものであつて、第12図をもとに
して従来の技術としてすでに説明した共通の箇所
は同じ符号を付すことにする。第1図に示す部品
組付装置16は、ここでは図示省略されている自
動車の車体にマフラ9を備えたエギゾーストパイ
プ6を自動的に取り付けるものであつて、第1図
では、この装置にエギゾーストパイプ6を載置し
た状態を示しているものである。この部品組付装
置16は、まず、床面17aに機台17を備え、
機台17の上面には、手前側と奥側とに平行にレ
ール状の第1ガイド部18が位置し、各第1ガイ
ド部18,18に係合している第1摺動部19,
19には、枠状の第1ベース部20が取り付けら
れて図面に対して左右に移動できるようになつて
いる。また、第1ベース部20の上面には図面に
対して手前から奥へ平行に第2ガイド部21が位
置し、各第2ガイド部21,21には、第2摺動
部22,22が係合しており、この第2摺動部2
2,22には、第1ベース部20に積み重ねるよ
うに取り付けられている枠状の第2ベース部23
が図面に対して奥行方向へ前後に移動できるよう
になつている。さらに、第2ベース部23の上面
の両側には、互いに噛み合つたカムフロア24,
24が取り付けられ、このカムフロア24,24
によつて枠状の第3ベース部25が支持されてい
る。第3ベース部25は、第2ベース部23との
間に取り付けられているベアリング26と上記し
たカムフロア24とによつてベアリング26の軸
を中心に回転できるようになつている。そして、
第3ベース部25のほぼ中心には、第1の駆動手
段として主シリンダ27のブラケツト28が固定
され、そのピストンロツド29の先端が、さらに
第3ベース部25の上に重ねるように位置してい
る第4ベース部30に固定されており、この第4
ベース部30の両側にガイドピン31,31を取
りつけることにより、これに案内されて、第4ベ
ース部30は持ち上げられるようになつている。
さらに、第4ベース部30にはWシリンダ32が
取り付けられ、そのピストンロツド(図示省略)
が次に述べる第5ベース部33に取り付けられる
ことによつて、第5ベース部33を図面に対して
奥行方向に駆動されることになる。そして、第4
ベース部30の上面の両側には、後述する自動車
の車体に形成された基準孔34,34に対して係
合するように位置決めピン35が立設されてい
る。両位置決めピン35,35の内側には、図面
に対して手前から奥へ平行に第3ガイド部36が
形成され、この各第3ガイド部36,36に第3
摺動部37,37が係合して、それに第5ベース
部33が取り付けられている。第5ベース部33
には第2の駆動手段としてLシリンダ38が取り
付けられ、そのピストンロツド(図示省略)が次
に述べる第6ベース部39に取り付けられること
によつて、第6ベース部39を図面に対して左右
に駆動できるようになつている。第5ベース部3
3の上面には、図面に対して手前側と奥側とに平
行に第4ガイド部40,40が形成され、これに
第4摺動部41,41が係合して、それに第6ベ
ース部39が固定されている。このことによつ
て、第6ベース部39は図面に対して左右および
奥行方向に駆動できるようになつている。第6ベ
ース部39の上面には、第3図に示すようにエギ
ゾーストパイプ6を水平に載置できるように治具
42が少なくとも複数箇所に取り付けられ、その
各治具42,42の近くには、エギゾーストパイ
プ6を車体に接近させるために作動する昇降シリ
ンダ43,43が取り付けられている。この昇降
シリンダ43,43の上部には、エギゾーストパ
イプ6を車体に組付ける時に、車体とエギゾース
トパイプ6との間に介在するブツシユ7を所定位
置に把持する把持部44が位置している。ブツシ
ユ7は、周知のものであつて、第2図に示すよう
に、上下に二個の孔8,8を有するものであつ
て、このブツシユ7を把持するための各把持部4
4,44は、固定爪45と可動爪46とからな
り、可動爪46は図示しないシリンダによつて可
動爪46が固定爪45に対して開閉可能になつて
いる。
上記の構成からなる部品組付装置16によつ
て、第4図に示すように車体2に突設されている
L字形状の支持棒49にエギゾーストパイプ6を
自動的に組付ける工程を述べる。まず、車体2に
は、上記したようにあらかじめ支持棒49が、例
えば溶接によつて固定されている。一方、エギゾ
ーストパイプ6には、そのマフラ9の位置と、他
の支持箇所とに上記と同じ支持棒10が溶接によ
つて固定されている。そして、第5図〜第9図に
ついて説明するが、この図は幾分略して示してい
るので、第1図および第2図を参照しながら説明
する。
まず、第5図において、本装置は主シリンダ2
7(第5図〜第9図では図示省略)が引込み位置
にあることによつて、第4ベース部30が下降位
置にあり、その上部全体が下降している。この位
置で、エギゾーストパイプ6が治具42上に図示
省略されている搬送装置によつて供給され、マフ
ラ9の外側壁が治具42の側壁に接するように載
置される。一方、Hリングと呼ばれるブツシユ7
が図示省略されている供給装置によつて供給さ
れ、固定爪45と可動爪46によつて把持され
る。
次に、第3の駆動手段であるシリンダ47によ
り把持部44を水平に移動(第6図上で左方向)
させることによつてブツシユ7の下側の孔8がエ
ギゾーストパイプ6に固定されている各支持棒1
0に嵌め込まれる。
さらに第6図に示すように主シリンダ27が上
昇することによつて、各位置決めピン35,35
が車体2に形成されている基準孔34,34に嵌
まり込む。このことによつてブツシユ7が車体2
に固定されているエギゾーストパイプ6を取り付
けるための支持棒49に対して所定の位置にな
る。
次に第7図に示すように、Lシリンダ38を作
動させて、第6ベース部39を図面に対して左方
向へ、左側のブツシユ7が車体2の左側の支持棒
49の位置よりも、わずかに左側に位置するよう
に移動させる。そして、図面に対して左側の昇降
シリンダ43を上昇させて、その把持部44に挟
持されているブツシユ7の上側の孔8が車体2の
支持棒49の先端と対向するように位置させる。
その後、Lシリンダ38を作動させて第6ベース
部39を図面に対して右側に所定距離だけ移動す
ることによつて、ブツシユ7の孔8は、支持棒4
9に嵌まり込んで、エギゾーストパイプ6の左側
は車体2に取り付けられたことになる。
次に、第8図において、可動爪46を開き、左
側の昇降シリンダ43を作動させて下降する。こ
のことによつて、把持部44は左側のブツシユ7
から離れる。さらに、Lシリンダ38を作動させ
て第6ベース部39を図面に対して右方向に、右
側のブツシユ7が車体2の右側の支持棒49より
も幾分右側になるように移動させる。そして、右
側の昇降シリンダ43を上昇させて、ブツシユ7
の上側の孔8を車体2の支持棒49の先端と対向
させ、Lシリンダ38によつて第6ベース部39
を図面に対して左方向に所定距離だけ移動させる
と、ブツシユ7が支持棒49に嵌まり込む。この
後、可動爪46を開き、昇降シリンダ43を下降
させることによつて、エギゾーストパイプ6を車
体2に自動的に組み付ける工程が終了する。な
お、各ベース部および各シリンダの動作は、図示
省略されている作動スイツチ等によつて所定位置
でロツクされる。
ここでは、一種の車体2に所定のエギゾースト
パイプ6を自唐的に組み付ける動作を説明し、W
シリンダ32およびその他のベース部を作動させ
ていないが、例えば、異なつた車種でエギゾース
トパイプの大きさの異なるものでは、各ベース部
を動作させることによつて、さらに多くの箇所に
支持棒を備えたものに対して、ブツシユと共に支
持できる。また、取り付ける部品がエギゾースト
パイプに限らず、長い部品と車体や機械類等の本
体に取り付けるときにも使用できる汎用性のある
ものである。
(考案の効果) 以上述べたことから、本考案の部品組付装置
は、自動的に取付部品に補助部品を組み付け、そ
して補助部品を部品取付本体に組み付けることに
よつて、従来、取付部品と補助部品とをもう一つ
の補助部品を使用して、あらかじめ組立体に形成
する前工程を必要としていたが、この前工程が排
除されることによつて、一貫した組付工程になつ
た。このことから余分な部品が取り除かれ、そし
て組付工程が簡単になり、製造原価を下げること
ができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の部品組付装置を示す側面
図、第2図は、第1図に矢印A−Aによつて示す
略断面図、第3図は、部品組付装置の平面図、第
4図は、取付部品を部品取付体に組付けた状態を
示す斜視図、第5図〜第9図は、取付部品を部品
取付体に組み付ける工程を示す略側面図、第10
図は、従来の組付け作業設備を示す平面図、第1
1図は、第10図に示す設備の側面図、第12図
は、従来の他の組付装置によつてエキゾーストパ
イプを車体に組み付ける状態を示す斜視図であ
る。 2……部品取付本体(車体)、6……取付部品
(エギゾーストパイプ)、7……補助部品(ブツシ
ユ)、17……機台、20,23,25,30,
33,39……ベース部(第1ベース部、第2ベ
ース部、第3ベース部,第4ベース部、第5ベー
ス部,第6ベース部)、27……第1の駆動手段
(主シリンダ)、35……位置決めピン、38……
第2の駆動手段(Lシリンダ)、42……治具、
44……把持部、47……第3の駆動手段(シリ
ンダ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機台の上部に、水平方向に移動自在な枠状のベ
    ース部を複数段重ねて設け、該ベース部のうちの
    任意の1つに位置決めピンを立設し、該位置決め
    ピンが立設されたベース部を部品取付本体へ持ち
    上げる第1の駆動手段を設けると共に、前記位置
    決めピンの立設されたベース部とは別の任意の1
    つのベース部を水平方向に移動させる第2の駆動
    手段を設け、さらに最上段の前記ベース部に、前
    記部品取付本体に組み付ける取付部品を保持する
    治具と、該取付部品に組み付け、かつ補助部品を
    把持する把持部を上下動自在にする第3の駆動手
    段とを設けたことを特徴とする部品組付装置。
JP7137486U 1986-05-13 1986-05-13 Expired JPH0410155Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7137486U JPH0410155Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7137486U JPH0410155Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62182879U JPS62182879U (ja) 1987-11-20
JPH0410155Y2 true JPH0410155Y2 (ja) 1992-03-12

Family

ID=30913868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7137486U Expired JPH0410155Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0671901B2 (ja) * 1988-07-05 1994-09-14 本田技研工業株式会社 自動車用部品の取付装置
JP7349933B2 (ja) * 2020-02-27 2023-09-25 トヨタ自動車東日本株式会社 組付け装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62182879U (ja) 1987-11-20

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