JPH04101149A - 気密シートの巻き取り展開機構 - Google Patents
気密シートの巻き取り展開機構Info
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- JPH04101149A JPH04101149A JP2219471A JP21947190A JPH04101149A JP H04101149 A JPH04101149 A JP H04101149A JP 2219471 A JP2219471 A JP 2219471A JP 21947190 A JP21947190 A JP 21947190A JP H04101149 A JPH04101149 A JP H04101149A
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- sheet
- roller
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B27/00—Photographic printing apparatus
- G03B27/02—Exposure apparatus for contact printing
- G03B27/14—Details
- G03B27/18—Maintaining or producing contact pressure between original and light-sensitive material
- G03B27/20—Maintaining or producing contact pressure between original and light-sensitive material by using a vacuum or fluid pressure
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、密着プリンタの露光用透光板上において気密
シートの展開と巻き取りとを行なう気密シートの巻き取
り展開機構に関する。
シートの展開と巻き取りとを行なう気密シートの巻き取
り展開機構に関する。
(従来の技術)
この種の気密シートの巻き取り展開機構は、原板と感光
フィルムとが載置された密着プリンタの露光用透光板上
において、ゴム等の柔軟材で形成した気密シートをシー
ト状の状態から巻き取ったり、巻き取られた気密シート
をシート状に展開させたりするものであり、一般に次の
ような構成を備える(特公昭63−18182号、特公
昭61−42249号)。
フィルムとが載置された密着プリンタの露光用透光板上
において、ゴム等の柔軟材で形成した気密シートをシー
ト状の状態から巻き取ったり、巻き取られた気密シート
をシート状に展開させたりするものであり、一般に次の
ような構成を備える(特公昭63−18182号、特公
昭61−42249号)。
即ち、内装したコイルばねの付勢力により軸線回りに自
転するスプリングローラに、密着プリンタの前端にその
一端が固定された気密シートを巻装し、密着プリンタの
両側面に直線状の軌道レールをプリンタ前端と後端との
間にわたって設け、この各軌道レールに係合させた走行
体を無端チェーン、スプロケット等からなる駆動系によ
り軌道レールにそって往復動自在に備え、両側面の走行
体間に露光用透光板と平行な連結体を横架させている。
転するスプリングローラに、密着プリンタの前端にその
一端が固定された気密シートを巻装し、密着プリンタの
両側面に直線状の軌道レールをプリンタ前端と後端との
間にわたって設け、この各軌道レールに係合させた走行
体を無端チェーン、スプロケット等からなる駆動系によ
り軌道レールにそって往復動自在に備え、両側面の走行
体間に露光用透光板と平行な連結体を横架させている。
そして、連結体の両端でスプリングローラを軸支してい
る。
る。
従って、スプリングローラを軸支したこの連結体を、ス
プリングローラに内装されたコイルばねの付勢力に反す
る方向、即ちプリンタ後端側に向けて密着プリンタ両側
面の走行体を介して移動させることにより、気密シート
に張力をかけつつ、当該気密シートをスプリングローラ
に巻き取られた状態からシート状に展開させて露光用透
光板上の原板と感光フィルムを覆う。一方、上記連結体
を、プリンタ前端側に向けて移動させることにより、コ
イルばねの付勢力に基づいてスプリングローラを自転さ
せ、露光用透光板上に展開されていた気密シートをスプ
リングローラに巻装させている。
プリングローラに内装されたコイルばねの付勢力に反す
る方向、即ちプリンタ後端側に向けて密着プリンタ両側
面の走行体を介して移動させることにより、気密シート
に張力をかけつつ、当該気密シートをスプリングローラ
に巻き取られた状態からシート状に展開させて露光用透
光板上の原板と感光フィルムを覆う。一方、上記連結体
を、プリンタ前端側に向けて移動させることにより、コ
イルばねの付勢力に基づいてスプリングローラを自転さ
せ、露光用透光板上に展開されていた気密シートをスプ
リングローラに巻装させている。
そして、上記構成の気密シートの巻き取り展開機構が備
え付けられる密着プリンタは、露光用透光板上に載置さ
れた原板と感光フィルムとが気密シートで覆れたのち、
露光用透光板と気密シート間を排気して原板と感光フィ
ルムとを露光用透光板に真空密着させ、この状態の原板
と感光フィルムとに露光用光源の光を照射して感光フィ
ルムに露光を与え、反転フィルムを生成する。
え付けられる密着プリンタは、露光用透光板上に載置さ
れた原板と感光フィルムとが気密シートで覆れたのち、
露光用透光板と気密シート間を排気して原板と感光フィ
ルムとを露光用透光板に真空密着させ、この状態の原板
と感光フィルムとに露光用光源の光を照射して感光フィ
ルムに露光を与え、反転フィルムを生成する。
(5@明が解決しようとする課題)
原板と感光フィルムの露光用透光板上への載置に際して
はこの両者は共通のビンバー等でその一部が位置決め、
固定されているにも拘らず、上記のようにして焼き付け
られた反転フィルムに関して、原板との整合性や焼き付
は時の再現性、延いては密着プリンタの工場出荷時のフ
ィルム焼き付は状態の再現性が保証されなかったり、袋
文字の外枠と文字部とがずれていたりするいわゆる見当
ずれの不具合が生じることがある。
はこの両者は共通のビンバー等でその一部が位置決め、
固定されているにも拘らず、上記のようにして焼き付け
られた反転フィルムに関して、原板との整合性や焼き付
は時の再現性、延いては密着プリンタの工場出荷時のフ
ィルム焼き付は状態の再現性が保証されなかったり、袋
文字の外枠と文字部とがずれていたりするいわゆる見当
ずれの不具合が生じることがある。
このような見当ずれの主要な原因として、スプリングロ
ーラに巻き取られた気密シートにより露光用透光板上の
原板と感光フィルムを覆う際に、気密シートの展開・巻
き取り不良等が生じることに基づいて、気密シートと直
に接する感光フィルムがその下部にある原板とずれてし
まうことが挙げられる。例えば、展開した気密シートに
シワが生じていたり、巻き取ったスプリングローラにお
いて気密シート両側端がずれていたりすると、感光フィ
ルムがずれてしまい見当ずれが起きる。
ーラに巻き取られた気密シートにより露光用透光板上の
原板と感光フィルムを覆う際に、気密シートの展開・巻
き取り不良等が生じることに基づいて、気密シートと直
に接する感光フィルムがその下部にある原板とずれてし
まうことが挙げられる。例えば、展開した気密シートに
シワが生じていたり、巻き取ったスプリングローラにお
いて気密シート両側端がずれていたりすると、感光フィ
ルムがずれてしまい見当ずれが起きる。
このため、気密シート単体はもとより気密シートの巻き
取り展開機構の各構成部品に高い部品精度が要求されて
いる。
取り展開機構の各構成部品に高い部品精度が要求されて
いる。
更に、上記従来の気密シートの巻き取り展開機構では、
密着プリンタの両側面に独立した駆動系を備え、スプリ
ングローラを軸支する連結体が個々の駆動系により走行
体を介してその両端で個別に引かれる都合上、連結体が
その移動方向に対して斜めになったまま移動したり蛇行
したりすることがある。
密着プリンタの両側面に独立した駆動系を備え、スプリ
ングローラを軸支する連結体が個々の駆動系により走行
体を介してその両端で個別に引かれる都合上、連結体が
その移動方向に対して斜めになったまま移動したり蛇行
したりすることがある。
このため、その組み付は時においては、密着プリンタ両
端の各軌道レールの真直度や平行度の確保、各駆動系に
おける無端チェーンの張り具合やその駆動タイミング等
の同期調整、気密シートの張り具合の調整といった種々
の調整作業を行なって、組み付は精度を確保する必要が
ある。
端の各軌道レールの真直度や平行度の確保、各駆動系に
おける無端チェーンの張り具合やその駆動タイミング等
の同期調整、気密シートの張り具合の調整といった種々
の調整作業を行なって、組み付は精度を確保する必要が
ある。
ところが、スプロケット等の金属加工部品にあってはそ
の部品精度を比較的容易に高く維持できるものの、ゴム
類の気密シートにあっては厚み。
の部品精度を比較的容易に高く維持できるものの、ゴム
類の気密シートにあっては厚み。
幅等の形状精度を高(して製作することは困難であり、
特にその力学的性質は均一ではな(、通常、製作時にお
いてうねり、残留応力程度、残留歪程度等の不均一性を
皆無にすることはできない。
特にその力学的性質は均一ではな(、通常、製作時にお
いてうねり、残留応力程度、残留歪程度等の不均一性を
皆無にすることはできない。
従って、種々の金属加工部品を高精度で製作したり組み
付は時に種々の調整を行なってその組み付は精度を確保
し、更にはプリンタ搬入時に上記種々の調整作業を素人
りに行なったにも拘らず、気密シートの巻き取り・展開
を繰り返し実施するうちに、気密シートの上記不均一性
に起因するシートの蛇行、斜行、うねり等が発生して感
光フィルムをずらしてしまい、見当ずれを引き起こして
しまうことがある。よって、気密シートの巻き取り・展
開を所定回数実施するたびに見当ずれの発生有無を調べ
、その程度によってはその都度調整作業を行なわなけれ
ばならない。
付は時に種々の調整を行なってその組み付は精度を確保
し、更にはプリンタ搬入時に上記種々の調整作業を素人
りに行なったにも拘らず、気密シートの巻き取り・展開
を繰り返し実施するうちに、気密シートの上記不均一性
に起因するシートの蛇行、斜行、うねり等が発生して感
光フィルムをずらしてしまい、見当ずれを引き起こして
しまうことがある。よって、気密シートの巻き取り・展
開を所定回数実施するたびに見当ずれの発生有無を調べ
、その程度によってはその都度調整作業を行なわなけれ
ばならない。
つまり、密着プリンタの連続稼働中における見当ずれを
回避するために、密着プリンタ両端の各軌道レールの真
直度や平行度の確保、各駆動系における無端チェーンの
張り具合やその駆動タイミング等の同期調整、気密シー
トの張り具合の調整といった種々の調整作業を頻繁に必
要とする。
回避するために、密着プリンタ両端の各軌道レールの真
直度や平行度の確保、各駆動系における無端チェーンの
張り具合やその駆動タイミング等の同期調整、気密シー
トの張り具合の調整といった種々の調整作業を頻繁に必
要とする。
本発明は上記問題点を解決するためになされ、感光フィ
ルムの見当ずれを解消するために不可欠な種々の調整作
業に要する工数を低減して使い勝手を向上させることを
目的とする。
ルムの見当ずれを解消するために不可欠な種々の調整作
業に要する工数を低減して使い勝手を向上させることを
目的とする。
(課題を解決するための手段)
かかる目的を達成するために、本発明の採用した第1の
構成は、原板と感光フィルムとが載置される露光用透光
板を備えた密着プリンタに取り付けられ、該露光用透光
板上において気密シートの展開と巻き取りとを行なう気
密シートの巻き取り展開機構であって、前記密着プリン
タの所定の固定端にその一端が固定された前記気密シー
トを、該一端と対向する他端から巻装するシートローラ
と、該シートローラをその軸線回りに回転自在に保持す
る保持手段と、前記露光用透光板を挟んで前記密着プリ
ンタの固定端側に対向する遊端側と該固定端側との間に
わたって、前記シートローラの軸線と略直角な方向に往
復動する移動手段と、前記露光用透光板と略平行な方向
への前記シートローラの揺動を許容して、該移動手段と
前記保持手段とを係合する係合手段と、該係合手段によ
り係合された状態で前記シートローラが前記遊端側に向
けて移動する際に、気密シートを巻き取る巻き取り回転
力を蓄積し、前記シートローラが前記固定端側に向けて
移動する際に、該巻き取り回転力を該シートローラに作
用させるシート巻き取り手段とを備えることをその要旨
とする。
構成は、原板と感光フィルムとが載置される露光用透光
板を備えた密着プリンタに取り付けられ、該露光用透光
板上において気密シートの展開と巻き取りとを行なう気
密シートの巻き取り展開機構であって、前記密着プリン
タの所定の固定端にその一端が固定された前記気密シー
トを、該一端と対向する他端から巻装するシートローラ
と、該シートローラをその軸線回りに回転自在に保持す
る保持手段と、前記露光用透光板を挟んで前記密着プリ
ンタの固定端側に対向する遊端側と該固定端側との間に
わたって、前記シートローラの軸線と略直角な方向に往
復動する移動手段と、前記露光用透光板と略平行な方向
への前記シートローラの揺動を許容して、該移動手段と
前記保持手段とを係合する係合手段と、該係合手段によ
り係合された状態で前記シートローラが前記遊端側に向
けて移動する際に、気密シートを巻き取る巻き取り回転
力を蓄積し、前記シートローラが前記固定端側に向けて
移動する際に、該巻き取り回転力を該シートローラに作
用させるシート巻き取り手段とを備えることをその要旨
とする。
また、本発明の採用した第2の構成は、原板と感光フィ
ルムとが載置される露光用透光板を備えた密着プリンタ
に取り付けられ、該露光用透光板上において気密シート
の展開と巻き取りとを行なう気密シートの巻き取り展開
機構であって、前記密着プリンタの所定の固定端にその
一端が固定された前記気密シートを、該一端と対向する
他端から巻装するシートローラと、該シートローラをそ
の軸線回りに回転自在に保持する保持手段と、前記露光
用透光板を挟んで前記密着プリンタの固定端側に対向す
る遊端側と該固定端側との間にわたって、前記シートロ
ーラの軸線と略直角な方向に往復動する移動手段と、該
移動手段の移動方向と略直角な方向に対する前記シート
ローラの移動を許容して、該移動手段と前記保持手段と
を係合する係合手段と、該係合手段により係合された状
態で前記シートローラが前記遊端側に向けて移動する際
に、気密シートを巻き取る巻き取り回転力を蓄積し、前
記シートローラが前記固定端側に向けて移動する際に、
該巻き取り回転力を該シートローラに作用させるシート
巻き取り手段とを備えることをその要旨とする。
ルムとが載置される露光用透光板を備えた密着プリンタ
に取り付けられ、該露光用透光板上において気密シート
の展開と巻き取りとを行なう気密シートの巻き取り展開
機構であって、前記密着プリンタの所定の固定端にその
一端が固定された前記気密シートを、該一端と対向する
他端から巻装するシートローラと、該シートローラをそ
の軸線回りに回転自在に保持する保持手段と、前記露光
用透光板を挟んで前記密着プリンタの固定端側に対向す
る遊端側と該固定端側との間にわたって、前記シートロ
ーラの軸線と略直角な方向に往復動する移動手段と、該
移動手段の移動方向と略直角な方向に対する前記シート
ローラの移動を許容して、該移動手段と前記保持手段と
を係合する係合手段と、該係合手段により係合された状
態で前記シートローラが前記遊端側に向けて移動する際
に、気密シートを巻き取る巻き取り回転力を蓄積し、前
記シートローラが前記固定端側に向けて移動する際に、
該巻き取り回転力を該シートローラに作用させるシート
巻き取り手段とを備えることをその要旨とする。
更に、本発明の採用した第3の構成は、原板と感光フィ
ルムとが載置される露光用透光板を備えた密着プリンタ
に取り付けられ、該露光用透光板上において気密シート
の展開と巻き取りとを行なう気密シートの巻き取り展開
機構であって、前記密着プリンタの所定の固定端にその
一端が固定された前記気密シートを、該一端と対向する
他端から巻装するシートローラと、該シートローラをそ
の軸線回りに回転自在に保持する保持手段と、前記露光
用透光板を挟んで前記密着プリンタの固定端側に対向す
る遊端側と該固定端側との間にわたって、前記シートロ
ーラの軸線と略直角な方向に往復動する移動手段と、該
移動手段の移動方向と略直角な方向に対する前記シート
ローラの移動及び前記露光用透光板と略平行な方向への
前記シートローラの揺動を許容して、該移動手段と前記
保持手段とを係合する係合手段と、該係合手段により係
合された状態で前記シートローラが前記遊端側に向けて
移動する際に、気密シートを巻き取る巻き取り回転力を
蓄積し、前記シートローラが前記固定端側に向けて移動
する際に、該巻き取り回転力を該シートローラに作用さ
せるシート巻き取り手段とを備えることをその要旨とす
る。
ルムとが載置される露光用透光板を備えた密着プリンタ
に取り付けられ、該露光用透光板上において気密シート
の展開と巻き取りとを行なう気密シートの巻き取り展開
機構であって、前記密着プリンタの所定の固定端にその
一端が固定された前記気密シートを、該一端と対向する
他端から巻装するシートローラと、該シートローラをそ
の軸線回りに回転自在に保持する保持手段と、前記露光
用透光板を挟んで前記密着プリンタの固定端側に対向す
る遊端側と該固定端側との間にわたって、前記シートロ
ーラの軸線と略直角な方向に往復動する移動手段と、該
移動手段の移動方向と略直角な方向に対する前記シート
ローラの移動及び前記露光用透光板と略平行な方向への
前記シートローラの揺動を許容して、該移動手段と前記
保持手段とを係合する係合手段と、該係合手段により係
合された状態で前記シートローラが前記遊端側に向けて
移動する際に、気密シートを巻き取る巻き取り回転力を
蓄積し、前記シートローラが前記固定端側に向けて移動
する際に、該巻き取り回転力を該シートローラに作用さ
せるシート巻き取り手段とを備えることをその要旨とす
る。
[作用1
上記構成を有する本発明の気密シートの巻き取り展開機
構は、露光用透光板を挟んだ固定端側と遊端側との間を
往復動する移動手段とシートローラを回転自在に保持す
る保持手段とを別体にして備え、この両手段の係合につ
いては、第1の構成にあっては、保合手段により露光用
透光板と略平行な方向へのシートローラの揺動を許容す
ることとし、第2の構成にあっては、係合手段により移
動手段の移動方向と略直角な方向に対するシートローラ
の移動を許容することとし、第3の構成にあっては、係
合手段によりシートローラの上記移動及び揺動を許容し
ている。
構は、露光用透光板を挟んだ固定端側と遊端側との間を
往復動する移動手段とシートローラを回転自在に保持す
る保持手段とを別体にして備え、この両手段の係合につ
いては、第1の構成にあっては、保合手段により露光用
透光板と略平行な方向へのシートローラの揺動を許容す
ることとし、第2の構成にあっては、係合手段により移
動手段の移動方向と略直角な方向に対するシートローラ
の移動を許容することとし、第3の構成にあっては、係
合手段によりシートローラの上記移動及び揺動を許容し
ている。
そして、露光用透光板を挟んだ固定端側から遊端側に向
けて移動手段を移動させることにより、係合手段を介し
てシートローラを保持手段ごと遊端側に移動させる。こ
の時、気密シートの一端は固定されているためシートロ
ーラはその軸線回りに回転しつつ移動して、気密シート
を露光用透光板上に展開させる。また、遊端側から固定
端側に向けて移動手段が移動することにより、係合手段
を介してシートローラを保持手段ごと固定端側に移動さ
せ、シート巻き取り手段の蓄積した巻き取リ回転力によ
りシートローラを回転させそれまで展開されていた気密
シートを巻き取る。
けて移動手段を移動させることにより、係合手段を介し
てシートローラを保持手段ごと遊端側に移動させる。こ
の時、気密シートの一端は固定されているためシートロ
ーラはその軸線回りに回転しつつ移動して、気密シート
を露光用透光板上に展開させる。また、遊端側から固定
端側に向けて移動手段が移動することにより、係合手段
を介してシートローラを保持手段ごと固定端側に移動さ
せ、シート巻き取り手段の蓄積した巻き取リ回転力によ
りシートローラを回転させそれまで展開されていた気密
シートを巻き取る。
このような気密シートの展開・巻き取りに際して、本発
明の気密シートの巻き取り展開機構は、シートローラの
上記揺動、移動及びその組み合わせに基づいて、移動手
段から保持手段、延いては保持さ九たシートローラへの
力の伝達に自由度を持たせ、気密シートがその製作時か
ら既に備えている性質(残留応力程度、残留歪程度等)
に逆らうことな(シートの展開・巻き取りを行なう。こ
の結果、移動方向に対する移動手段の蛇行、斜行といっ
た調整不良や気密シートの不均一性に起因する気密シー
トの展開・巻き取り不良等の影響を排除して、露光用透
光板上に気密シー′トを正常に密着させて展開させる。
明の気密シートの巻き取り展開機構は、シートローラの
上記揺動、移動及びその組み合わせに基づいて、移動手
段から保持手段、延いては保持さ九たシートローラへの
力の伝達に自由度を持たせ、気密シートがその製作時か
ら既に備えている性質(残留応力程度、残留歪程度等)
に逆らうことな(シートの展開・巻き取りを行なう。こ
の結果、移動方向に対する移動手段の蛇行、斜行といっ
た調整不良や気密シートの不均一性に起因する気密シー
トの展開・巻き取り不良等の影響を排除して、露光用透
光板上に気密シー′トを正常に密着させて展開させる。
(実施例)
次に、本発明に係る気密シートの巻き取り展開機構の実
施例について図面に基づき説明する。第1図は実施例の
気密シートの巻き取り展開機構におけるシート巻き取り
展開系の分解斜視図、第2図はこの巻き取り展開機構を
備えた密着プリンタの概略斜視図である。
施例について図面に基づき説明する。第1図は実施例の
気密シートの巻き取り展開機構におけるシート巻き取り
展開系の分解斜視図、第2図はこの巻き取り展開機構を
備えた密着プリンタの概略斜視図である。
第2図に示すように、気密シートの巻き取り展開機構は
、密着プリンタ1の前端側、即ち操作パネル3の設置さ
れた側とこれに対向する後端側との間を往復動して、プ
リンタ上面の露光用ガラス板5上でゴム製の気密シート
7を展開・巻き取りするものであり、次のような構成を
備える。なお、プリンタ内部の保守点検及び露光用ガラ
ス板5の裏面清掃を行なう都合上、この露光用ガラス板
5は、これを保持する枠体5aごとシリンダ5bを介し
て開閉自在に取り付けられている。
、密着プリンタ1の前端側、即ち操作パネル3の設置さ
れた側とこれに対向する後端側との間を往復動して、プ
リンタ上面の露光用ガラス板5上でゴム製の気密シート
7を展開・巻き取りするものであり、次のような構成を
備える。なお、プリンタ内部の保守点検及び露光用ガラ
ス板5の裏面清掃を行なう都合上、この露光用ガラス板
5は、これを保持する枠体5aごとシリンダ5bを介し
て開閉自在に取り付けられている。
まず、その駆動系について説明すると、無端チェーン1
1.従動スプロケット13 a、 13 b。
1.従動スプロケット13 a、 13 b。
駆動スプロケット15.軌道レール17等を備える駆動
系は、密着プリンタ1の両側面の側面カバーlaにより
覆われている。
系は、密着プリンタ1の両側面の側面カバーlaにより
覆われている。
そして、この無端チェーン11は、テンション調整機器
19によりそのテンションを調整されて各スプロケット
13 a、 13 b、 15に掛は回されており
、従動スプロケット13aと駆動スプロケット15との
間においては、密着プリンタlの側面から突出している
チェーンガイド板21の上面を摺動しつつ走行する。な
お、駆動スプロケット15は従動スプロケット13aに
対して若干下方に設けられており、チェーンガイド板2
1も両スプロケットの位置関係にならって固定されてい
る。
19によりそのテンションを調整されて各スプロケット
13 a、 13 b、 15に掛は回されており
、従動スプロケット13aと駆動スプロケット15との
間においては、密着プリンタlの側面から突出している
チェーンガイド板21の上面を摺動しつつ走行する。な
お、駆動スプロケット15は従動スプロケット13aに
対して若干下方に設けられており、チェーンガイド板2
1も両スプロケットの位置関係にならって固定されてい
る。
無端チェーン11及び各スプロケットの外側に位置する
軌道レール17は、その上下面を露光用ガラス板5と平
行にして、その両側面を露光用ガラス板5と直角にして
、密着プリンタ1の側面から突設された二つのブラケッ
ト17 a、’ 17 bを介して固定されている。
軌道レール17は、その上下面を露光用ガラス板5と平
行にして、その両側面を露光用ガラス板5と直角にして
、密着プリンタ1の側面から突設された二つのブラケッ
ト17 a、’ 17 bを介して固定されている。
この軌道レール17には、方形の走行体23が、次のよ
うにしてこの軌道レール17に係合されている。即ち、
走行体23の前面には、軌道レール17の上面に接触し
つつ転勤自在な二つの上部ローラ25とレール下面に接
触しつつ転勤自在な二つの下部ローラ27が直接軸支さ
れており、レール外側面に接触しつつ転勤自在な側面ロ
ーラ29がL状のブラケット31を介して軸支されてい
るため、走行体23は、これら各ローラを介して軌道レ
ール17に挟持・係合され、各ローラが転動することに
よりレールにそって往復動する。
うにしてこの軌道レール17に係合されている。即ち、
走行体23の前面には、軌道レール17の上面に接触し
つつ転勤自在な二つの上部ローラ25とレール下面に接
触しつつ転勤自在な二つの下部ローラ27が直接軸支さ
れており、レール外側面に接触しつつ転勤自在な側面ロ
ーラ29がL状のブラケット31を介して軸支されてい
るため、走行体23は、これら各ローラを介して軌道レ
ール17に挟持・係合され、各ローラが転動することに
よりレールにそって往復動する。
走行体23には軌道レール17に対して垂直に溝23a
が形成されており、この溝23aには、溝側面にそって
摺動自在で露光用ガラス板5上面に突出した長さの昇降
板33が組み込まれている。
が形成されており、この溝23aには、溝側面にそって
摺動自在で露光用ガラス板5上面に突出した長さの昇降
板33が組み込まれている。
昇降板33は、その背面で図示しないピンにより無端チ
ェーン11とピン連結されており、無端チェーン11の
走行を走行体23に伝達する。
ェーン11とピン連結されており、無端チェーン11の
走行を走行体23に伝達する。
そして、昇降板33の上端には後述する外枠連結体が固
定されており、この外枠連結体及びシートローラ等から
構成されるシート巻き取り展開系がカバー35に収納さ
れている。一方、昇降板33の下端にはL状の下端ブラ
ケット37が固定されており、この下端ブラケット37
と走行体23に固定されているブラケット31との間に
は、昇降板33をブラケット31側に引き寄せるスブリ
ング39が張られている。
定されており、この外枠連結体及びシートローラ等から
構成されるシート巻き取り展開系がカバー35に収納さ
れている。一方、昇降板33の下端にはL状の下端ブラ
ケット37が固定されており、この下端ブラケット37
と走行体23に固定されているブラケット31との間に
は、昇降板33をブラケット31側に引き寄せるスブリ
ング39が張られている。
本実施例の気密シートの巻き取り展開機構における駆動
系は上記構成を備えるので、図示しないモータにより駆
動スプロケット15が回転して無端チェーン11が走行
すると、走行体23は、従動スプロケット13aと駆動
スプロケット15との間、即ち操作パネル3の設置され
た前端側と後端側との間を、昇降板33とともに軌道レ
ール17にそって往復動する。こうして、昇降板33上
端の、後述するシート巻き取り展開系は、これら走行体
23及び昇降板33により、密着プリンタ1の前端側と
後端側との間を往復動する。
系は上記構成を備えるので、図示しないモータにより駆
動スプロケット15が回転して無端チェーン11が走行
すると、走行体23は、従動スプロケット13aと駆動
スプロケット15との間、即ち操作パネル3の設置され
た前端側と後端側との間を、昇降板33とともに軌道レ
ール17にそって往復動する。こうして、昇降板33上
端の、後述するシート巻き取り展開系は、これら走行体
23及び昇降板33により、密着プリンタ1の前端側と
後端側との間を往復動する。
また、昇降板33は、密着プリンタlの前端側において
、無端チェーン11とのビン連結部が従動スプロケット
13aから従動スプロケット13bに至ると溝23a内
を摺動して下降し、ビン連結部が従動スプロケット13
bから従動スプロケット13aに至ると溝23a内を摺
動して上昇する。このため、密着プリンタ1の前端側に
移動してきた後述のシート巻き取り展開系は、この昇降
板33により、密着プリンタlの前端側で露光用ガラス
板5上面より一段低く形成された収納段部1bに収納さ
れたり、収納段部1bから露光用ガラス板5上に送り出
される。なお、密着プリンタlに電源が投入された初期
状態や、露光用ガラス板5上面に原板と感光フィルムと
を載置する際には、シート巻き取り展開系はこの収納段
部1bに収納されている。
、無端チェーン11とのビン連結部が従動スプロケット
13aから従動スプロケット13bに至ると溝23a内
を摺動して下降し、ビン連結部が従動スプロケット13
bから従動スプロケット13aに至ると溝23a内を摺
動して上昇する。このため、密着プリンタ1の前端側に
移動してきた後述のシート巻き取り展開系は、この昇降
板33により、密着プリンタlの前端側で露光用ガラス
板5上面より一段低く形成された収納段部1bに収納さ
れたり、収納段部1bから露光用ガラス板5上に送り出
される。なお、密着プリンタlに電源が投入された初期
状態や、露光用ガラス板5上面に原板と感光フィルムと
を載置する際には、シート巻き取り展開系はこの収納段
部1bに収納されている。
次に、昇降板33上端でカバー35に覆われたシート巻
き取り展開系について説明する。
き取り展開系について説明する。
第1図に示すように、カバー35には、露光用ガラス板
5上面に突出した各昇降板33の上端に固定された外枠
連結体40と、この外枠連結体40に組み付けられるロ
ーラ支持体50と、その−端が第2図に示すように密着
プリンタlの前端に固定された気密シート7を巻き取る
シートローラ60と、気密シート7を露光用ガラス板5
上面に押さえ付けるための押さえローラ7o等が、組み
込まれて収納されており、シート巻き取り展開2系を構
成している。
5上面に突出した各昇降板33の上端に固定された外枠
連結体40と、この外枠連結体40に組み付けられるロ
ーラ支持体50と、その−端が第2図に示すように密着
プリンタlの前端に固定された気密シート7を巻き取る
シートローラ60と、気密シート7を露光用ガラス板5
上面に押さえ付けるための押さえローラ7o等が、組み
込まれて収納されており、シート巻き取り展開2系を構
成している。
外枠連結体40は、昇降板33の上端に直接固定される
両側面板41を、断面がコの字状の連結板42の両端に
固定して組み付けられている。この連結板42の上板4
2a、下板42bの内面には、低摩擦表面を有する内側
スライドシート43がそれぞれ貼着されている。また、
上板42a。
両側面板41を、断面がコの字状の連結板42の両端に
固定して組み付けられている。この連結板42の上板4
2a、下板42bの内面には、低摩擦表面を有する内側
スライドシート43がそれぞれ貼着されている。また、
上板42a。
下板42bの中央には、両端が半円状の長穴44が明け
られており、側面板41内面には、支持ビン45が対向
して突設されている。
られており、側面板41内面には、支持ビン45が対向
して突設されている。
ローラ支持体50は、シートローラ60及び押さえロー
ラ70を支持する右側支持板51.左側支持板52を、
断面がコの字状の連結支持板53の両側に固定して組み
付けられている。この連結支持板53の上板53a、下
板53bの外面には、低摩擦表面を有する外側スライド
シート54がそれぞれ貼着されており、上板53a、下
板53bの中央には、ネジ穴55が螺刻されている。そ
して、右側支持板51には軸受56が組み付は固定され
ており、左側支持板52にはこの軸受56と対向して四
角形の軸固定穴57が空けられている。
ラ70を支持する右側支持板51.左側支持板52を、
断面がコの字状の連結支持板53の両側に固定して組み
付けられている。この連結支持板53の上板53a、下
板53bの外面には、低摩擦表面を有する外側スライド
シート54がそれぞれ貼着されており、上板53a、下
板53bの中央には、ネジ穴55が螺刻されている。そ
して、右側支持板51には軸受56が組み付は固定され
ており、左側支持板52にはこの軸受56と対向して四
角形の軸固定穴57が空けられている。
更に、この右側支持板51及び左側支持板52には、両
端を半円状にして穿孔された係合補助用長穴58と、L
字状の案内板59aを対向して形成されたベアリング案
内溝59が、それぞれ対向して設けられている。
端を半円状にして穿孔された係合補助用長穴58と、L
字状の案内板59aを対向して形成されたベアリング案
内溝59が、それぞれ対向して設けられている。
シートローラ60は、円筒状の巻き取りドラム61の内
部に収納したコイルスプリング62の付勢力により軸線
回りに図中矢印A方向に向けて自転する周知のスプリン
グローラであり、巻き取りドラム61の両端を、軸受5
6に入り込む軸を有する右側軸受金具63と軸固定穴5
7に嵌合固定される軸を有する左側軸受金具64により
軸支して組み付けられている。従って、コイルスプリン
グ62に対して反矢印へ方向に作用していた力が開放さ
れると、シートローラ60は、このスプリングに蓄積さ
れていた矢印六方向の付勢力(巻き取り回転力)により
巻き取りドラム61を自転させて、気密シート7をその
外周に巻装する。
部に収納したコイルスプリング62の付勢力により軸線
回りに図中矢印A方向に向けて自転する周知のスプリン
グローラであり、巻き取りドラム61の両端を、軸受5
6に入り込む軸を有する右側軸受金具63と軸固定穴5
7に嵌合固定される軸を有する左側軸受金具64により
軸支して組み付けられている。従って、コイルスプリン
グ62に対して反矢印へ方向に作用していた力が開放さ
れると、シートローラ60は、このスプリングに蓄積さ
れていた矢印六方向の付勢力(巻き取り回転力)により
巻き取りドラム61を自転させて、気密シート7をその
外周に巻装する。
押さえローラ70は、例えばゴム類の柱状ローラ本体7
1の両端からそれぞれ支持軸72を突出して構成される
。
1の両端からそれぞれ支持軸72を突出して構成される
。
そして、外枠連結体40の連結板42の上板42a、
下板42b間にローラ支持体50の連結支持板53を組
み込み、カラー81を回転自在に組み込んだマイクロベ
アリング83が長穴44内に位置するようこれらベアリ
ング及びカラーをボルト85により連結支持板53の上
板53a、下板53bに固定して、外枠連結体40にロ
ーラ支持体50を係合させる。こうして、ローラ支持体
50及びこれに支持されるシートローラ60は、外枠連
結体40に対して、図中矢印Bで示す方向に摺動自在且
つ図中矢印Cで示すようにマイクロベアリング83を中
心として揺動自在に係合される。
下板42b間にローラ支持体50の連結支持板53を組
み込み、カラー81を回転自在に組み込んだマイクロベ
アリング83が長穴44内に位置するようこれらベアリ
ング及びカラーをボルト85により連結支持板53の上
板53a、下板53bに固定して、外枠連結体40にロ
ーラ支持体50を係合させる。こうして、ローラ支持体
50及びこれに支持されるシートローラ60は、外枠連
結体40に対して、図中矢印Bで示す方向に摺動自在且
つ図中矢印Cで示すようにマイクロベアリング83を中
心として揺動自在に係合される。
なお、ローラ支持体50の組み付けに際しては、シート
ローラ60が露光用ガラス板5に対して平行になるよう
配慮されている。
ローラ60が露光用ガラス板5に対して平行になるよう
配慮されている。
外枠連結体40の側面板41とローラ支持体50の右側
支持板51.左側支持板52との間においては、側面板
41から突出した支持ビン45に軸支された鍔付きカラ
ー87を右側支持板51及び左側支持板52における係
合補助用長穴58(:入れ込んで、ローラ支持体50の
上記揺動及び摺動を阻害すること無くローラ支持体50
の右側支持板51及び左側支持板52をその先端で支え
る。
支持板51.左側支持板52との間においては、側面板
41から突出した支持ビン45に軸支された鍔付きカラ
ー87を右側支持板51及び左側支持板52における係
合補助用長穴58(:入れ込んで、ローラ支持体50の
上記揺動及び摺動を阻害すること無くローラ支持体50
の右側支持板51及び左側支持板52をその先端で支え
る。
また、右側支持板51に固定された軸受56にシートロ
ーラ6o右端の右側軸受金具63を軸支し、左側支持板
52の軸固定穴57にシートローラ60左端の左側軸受
金具64を入れ込んで固定して、ローラ支持体50にシ
ートローラ60を支持する。更に、押さえローラ70両
側の支持軸72にボールベアリング89を嵌合し、この
ボールベアリング89を右側支持板51及び左側支持板
52のベアリング案内溝59に組み込むことにより、ロ
ーラ支持体50に押さえローラ7oを回転自在に支持す
る。従って、この押さえローラ70は、第2図に示すよ
うにシートローラ60から弓き出された気密シート7を
ローラ自身の自重により下方に向けて、即ち露光用ガラ
ス板5上面に向けて押し付ける。
ーラ6o右端の右側軸受金具63を軸支し、左側支持板
52の軸固定穴57にシートローラ60左端の左側軸受
金具64を入れ込んで固定して、ローラ支持体50にシ
ートローラ60を支持する。更に、押さえローラ70両
側の支持軸72にボールベアリング89を嵌合し、この
ボールベアリング89を右側支持板51及び左側支持板
52のベアリング案内溝59に組み込むことにより、ロ
ーラ支持体50に押さえローラ7oを回転自在に支持す
る。従って、この押さえローラ70は、第2図に示すよ
うにシートローラ60から弓き出された気密シート7を
ローラ自身の自重により下方に向けて、即ち露光用ガラ
ス板5上面に向けて押し付ける。
次に、上記構成を備える実施例の気密シートの巻き取り
展開機構の動作について説明する。
展開機構の動作について説明する。
操作パネル3が操作されて気密シートの展開指示が出さ
れると、図示しないモータを駆動して密着プリンタ1両
側面の駆動スプロケット15を回転させ、無端チェーン
11を第1図及び第2図中の矢印り方向に走行させる。
れると、図示しないモータを駆動して密着プリンタ1両
側面の駆動スプロケット15を回転させ、無端チェーン
11を第1図及び第2図中の矢印り方向に走行させる。
こうして、まず、昇降板33のピン連結部を従動スプロ
ケット13bから従動スプロケット13aに至らしめて
昇降板33を上昇させ、密着プリンタ1前端の収納段部
1bに収納されていたシート巻き取り展開系を、昇降板
33上端に固定されている外枠連結体40の側面板41
を介して、持ち上げる。次に、走行体23を昇降板33
とともに密着プリンタ1の前端側から後端側に向けて軌
道レール17にそって移動させ、シート巻き取り展開系
を露光用ガラス板5と平行に移動する。
ケット13bから従動スプロケット13aに至らしめて
昇降板33を上昇させ、密着プリンタ1前端の収納段部
1bに収納されていたシート巻き取り展開系を、昇降板
33上端に固定されている外枠連結体40の側面板41
を介して、持ち上げる。次に、走行体23を昇降板33
とともに密着プリンタ1の前端側から後端側に向けて軌
道レール17にそって移動させ、シート巻き取り展開系
を露光用ガラス板5と平行に移動する。
こうして、実施例の気密シートの巻き取り展開機構は、
シートローラ60をコイルスプリング62の付勢力に反
する方向(反矢印A方向)に向けて回転させつつ密着プ
リンタlの後端側に向けて移動させることにより、従来
の気密シートの巻き取り展開機構と同様、気密シート7
に張力をかけつつ当該気密シート7をシートローラ60
に巻き取られた状態からシート状に展開させて露光用ガ
ラス板5上の原板と感光フィルムを覆う。
シートローラ60をコイルスプリング62の付勢力に反
する方向(反矢印A方向)に向けて回転させつつ密着プ
リンタlの後端側に向けて移動させることにより、従来
の気密シートの巻き取り展開機構と同様、気密シート7
に張力をかけつつ当該気密シート7をシートローラ60
に巻き取られた状態からシート状に展開させて露光用ガ
ラス板5上の原板と感光フィルムを覆う。
この際、シートローラ60を支持するローラ支持体50
を、昇降板33と一体となって移動する外枠連結体40
に対して、第1図中矢印Bで示す方向に摺動自在且つ図
中矢印Cで示すように揺動自在にしつつ図中矢印りで示
す方向に移動させるので、密着プリンタ1両側面の走行
体23とともに移動する外枠連結体40からシートロー
ラ60への力の伝達に自由度を持たせ、気密シート7に
不均等な張力をかけることなくシートを展開する。
を、昇降板33と一体となって移動する外枠連結体40
に対して、第1図中矢印Bで示す方向に摺動自在且つ図
中矢印Cで示すように揺動自在にしつつ図中矢印りで示
す方向に移動させるので、密着プリンタ1両側面の走行
体23とともに移動する外枠連結体40からシートロー
ラ60への力の伝達に自由度を持たせ、気密シート7に
不均等な張力をかけることなくシートを展開する。
このため、矢印りで示す移動方向に対する外枠連結体4
0の蛇行、斜行といった移動状態をシートローラ60に
反映させずにこのシートローラ60を反矢印A方向に回
転させつつ図中矢印りで示す方向に移動させて、気密シ
ート7をその製作時から既に備えている性質(残留応力
程度、残留歪程度等)に逆らうことなくの露光用ガラス
板5上に正常に密着させて展開させることができる。
0の蛇行、斜行といった移動状態をシートローラ60に
反映させずにこのシートローラ60を反矢印A方向に回
転させつつ図中矢印りで示す方向に移動させて、気密シ
ート7をその製作時から既に備えている性質(残留応力
程度、残留歪程度等)に逆らうことなくの露光用ガラス
板5上に正常に密着させて展開させることができる。
この結果、実施例の気密シートの巻き取り展開機構によ
れば、移動方向(図中矢印D)に対する外枠連結体40
の蛇行、斜行といった移動不良を回避するための種々の
調整(軌道レール17の真直度や平行度の確保、各駆動
系における無端チェーン11の張り具合やその駆動タイ
ミング等の調整)を行なうこと無く気密シートの展開不
良を回避するとともに気密シートの不均一性に影響され
ることなく露光用透光板上に気密シートを正常に展開さ
せ、気密シート7と直に接触している感光フィルムの見
当ずれを解消しその使い勝手を向上させることができる
。
れば、移動方向(図中矢印D)に対する外枠連結体40
の蛇行、斜行といった移動不良を回避するための種々の
調整(軌道レール17の真直度や平行度の確保、各駆動
系における無端チェーン11の張り具合やその駆動タイ
ミング等の調整)を行なうこと無く気密シートの展開不
良を回避するとともに気密シートの不均一性に影響され
ることなく露光用透光板上に気密シートを正常に展開さ
せ、気密シート7と直に接触している感光フィルムの見
当ずれを解消しその使い勝手を向上させることができる
。
一方、操作パネル3が操作されて気密シートの巻き取り
指示が出されると、図示しないモータにより密着プリン
タ1両側面の駆動スプロケット15を逆回転させて、無
端チェーン11を第1図及び第2図中の矢印E方向に走
行させる。こうして、まず、密着プリンタlの後端側に
待機している走行体23を昇降板33とともに密着プリ
ンタ1の前端側に向けて軌道レール17にそって移動さ
せ、シート巻き取り展開系を露光用ガラス板5と平行に
移動する。次に、昇降板33のビン連結部を従動スプロ
ケット13aから従動スプロケット13bに至らしめて
昇降板33を下降させ、収納段部1bの上方に位置して
いたシート巻き取り展開系を、昇降板33上端に固定さ
れている外枠連結体40の側面板41を介して、収納段
部1bに下降・収納する。
指示が出されると、図示しないモータにより密着プリン
タ1両側面の駆動スプロケット15を逆回転させて、無
端チェーン11を第1図及び第2図中の矢印E方向に走
行させる。こうして、まず、密着プリンタlの後端側に
待機している走行体23を昇降板33とともに密着プリ
ンタ1の前端側に向けて軌道レール17にそって移動さ
せ、シート巻き取り展開系を露光用ガラス板5と平行に
移動する。次に、昇降板33のビン連結部を従動スプロ
ケット13aから従動スプロケット13bに至らしめて
昇降板33を下降させ、収納段部1bの上方に位置して
いたシート巻き取り展開系を、昇降板33上端に固定さ
れている外枠連結体40の側面板41を介して、収納段
部1bに下降・収納する。
こうして、実施例の気密シートの巻き取り展開機構は、
シートローラ60を密着プリンタlの前端側に向けて移
動させることにより、従来の気密シートの巻き取り展開
機構と同様、コイルスプリング62に蓄積されていた第
1図中矢印A方向の付勢力(巻き取り回転力)をシート
ローラ60に作用させて当該ローラを自転させ、露光用
ガラス板5上の原板と感光フィルムを覆うようシート状
に展開されていた状態の気密シート7をシートローラ6
0外周に巻装する。
シートローラ60を密着プリンタlの前端側に向けて移
動させることにより、従来の気密シートの巻き取り展開
機構と同様、コイルスプリング62に蓄積されていた第
1図中矢印A方向の付勢力(巻き取り回転力)をシート
ローラ60に作用させて当該ローラを自転させ、露光用
ガラス板5上の原板と感光フィルムを覆うようシート状
に展開されていた状態の気密シート7をシートローラ6
0外周に巻装する。
この際、シートローラ60を支持するローラ支持体50
を、昇降板33と一体となって移動する外枠連結体40
に対して、第1図中矢印Bで示す方向に摺動自在且つ図
中矢印Cで示すように揺動自在にしつつ図中矢印りで示
す方向に移動させるので、密着プリンタ1両側面の走行
体23とともに移動する外枠連結体40からシートロー
ラ60への力の伝達に自由度を持たせ、気密シート7に
不均等な張力をかけることなくシートを巻き取る。
を、昇降板33と一体となって移動する外枠連結体40
に対して、第1図中矢印Bで示す方向に摺動自在且つ図
中矢印Cで示すように揺動自在にしつつ図中矢印りで示
す方向に移動させるので、密着プリンタ1両側面の走行
体23とともに移動する外枠連結体40からシートロー
ラ60への力の伝達に自由度を持たせ、気密シート7に
不均等な張力をかけることなくシートを巻き取る。
このため、矢印Eで示す移動方向に対する外枠連結体4
0の蛇行、斜行といった移動状態をシートローラ60に
反映させずにこのシートローラ60を矢印A方向に自転
させつつ図中矢印Eで示す方向に移動させて、気密シー
ト7をその製作時から既に備えている性質(残留応力程
度、残留歪程度等)に逆らうことなくシートローラ60
外周に巻き取ることができる。
0の蛇行、斜行といった移動状態をシートローラ60に
反映させずにこのシートローラ60を矢印A方向に自転
させつつ図中矢印Eで示す方向に移動させて、気密シー
ト7をその製作時から既に備えている性質(残留応力程
度、残留歪程度等)に逆らうことなくシートローラ60
外周に巻き取ることができる。
この結果、実施例の気密シートの巻き取り展開機構によ
れば、移動方向(図中矢印E)に対する外枠連結体40
の蛇行、斜行といった移動不良を回避するための種々の
上記調整を行なうこと無く気密シートの巻き取り不良を
回避して次回の正確なシート展開に備え、次回以後のシ
ート展開における感光フィルムの見当ずれの解消に貢献
しその使い勝手を向上させることができる。
れば、移動方向(図中矢印E)に対する外枠連結体40
の蛇行、斜行といった移動不良を回避するための種々の
上記調整を行なうこと無く気密シートの巻き取り不良を
回避して次回の正確なシート展開に備え、次回以後のシ
ート展開における感光フィルムの見当ずれの解消に貢献
しその使い勝手を向上させることができる。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこう
した実施例に何等限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得るこ
とは勿論である。
した実施例に何等限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得るこ
とは勿論である。
例えば、上記実施例では、ローラ支持体50に支持され
るシートローラ60を外枠連結体40に対して摺動自在
且つ揺動自在に係合したが、第3図のように構成するこ
ともできる。
るシートローラ60を外枠連結体40に対して摺動自在
且つ揺動自在に係合したが、第3図のように構成するこ
ともできる。
即ち、第3図に示すように、外枠連結体40の上板42
a、下板42bには長穴44に替えて固定用穴100を
設け、ローラ支持体50の上板53a、下板53bには
ネジ穴55に替えて係合ビン102が挿入される保合穴
104を設け、第2図に示すような外枠連結体40の側
面板41内面における支持ビン45とローラ支持体50
の右側支持板51及び左側支持板S2における係合補助
用長穴58とこれらの間に組み付けられる鍔付きカラー
87とに替わる右側支持板51及び左側支持板52の先
端支持機構として、この右側支持板51及び左側支持板
52の対向面に、第4図に示すようにその外周が円弧状
の回転支持ローラ106を軸支ピン108及びナツト1
10により固定し、この回転支持ローラ106の外周で
右側支持板51及び左側支持板52の先端を支持するよ
う構成する。なお、第4図に示すように、回転支持ロー
ラ106は、ゴム類の外輪106aの中心にローラベア
リング106bを嵌合固定した構成を備え、密着プリン
タ1上面には、この外輪106aの回転走行を案内する
ローラ走行面が露光用ガラス板5にそってその両端に設
けられている。
a、下板42bには長穴44に替えて固定用穴100を
設け、ローラ支持体50の上板53a、下板53bには
ネジ穴55に替えて係合ビン102が挿入される保合穴
104を設け、第2図に示すような外枠連結体40の側
面板41内面における支持ビン45とローラ支持体50
の右側支持板51及び左側支持板S2における係合補助
用長穴58とこれらの間に組み付けられる鍔付きカラー
87とに替わる右側支持板51及び左側支持板52の先
端支持機構として、この右側支持板51及び左側支持板
52の対向面に、第4図に示すようにその外周が円弧状
の回転支持ローラ106を軸支ピン108及びナツト1
10により固定し、この回転支持ローラ106の外周で
右側支持板51及び左側支持板52の先端を支持するよ
う構成する。なお、第4図に示すように、回転支持ロー
ラ106は、ゴム類の外輪106aの中心にローラベア
リング106bを嵌合固定した構成を備え、密着プリン
タ1上面には、この外輪106aの回転走行を案内する
ローラ走行面が露光用ガラス板5にそってその両端に設
けられている。
そして、係合ピン102を上板53a、下板53bの係
合穴104に挿入してピン両端に螺刻されたネジ穴10
2aにそれぞれ上板42a、下板42bの外側から平座
金112を介してネジ114を螺合し、外枠連結体4o
にローラ支持体50を係合させる。こうして、ローラ支
持体5o及びこれに支持されるシートローラ6oを、外
枠連結体4oに対して、図中矢印Fで示すように係合ビ
ン102を中心として揺動自在に係合する。
合穴104に挿入してピン両端に螺刻されたネジ穴10
2aにそれぞれ上板42a、下板42bの外側から平座
金112を介してネジ114を螺合し、外枠連結体4o
にローラ支持体50を係合させる。こうして、ローラ支
持体5o及びこれに支持されるシートローラ6oを、外
枠連結体4oに対して、図中矢印Fで示すように係合ビ
ン102を中心として揺動自在に係合する。
こうした構成を採る気密シートの巻き取り展開機構によ
れば、露光用ガラス板5上への気密シート7の展開及び
シートローラ60への気密シート7の巻き取りの際に、
シートローラ60を支持するローラ支持体50を外枠連
結体40に対して、第3図中矢印Fで示す方向に揺動自
在にしつつ移動させるので、密着プリンタ1両側面の走
行体23とともに移動する外枠連結体40からシートロ
ーラ60への力の伝達に自由度を持たせ、気密シート7
に不均等な張力をかけない。このため、気密シート7を
その製作時から既に備えている性質(残留応力程度、残
留歪程度等)に逆らうことなく展開したり巻き取ったり
することができる。
れば、露光用ガラス板5上への気密シート7の展開及び
シートローラ60への気密シート7の巻き取りの際に、
シートローラ60を支持するローラ支持体50を外枠連
結体40に対して、第3図中矢印Fで示す方向に揺動自
在にしつつ移動させるので、密着プリンタ1両側面の走
行体23とともに移動する外枠連結体40からシートロ
ーラ60への力の伝達に自由度を持たせ、気密シート7
に不均等な張力をかけない。このため、気密シート7を
その製作時から既に備えている性質(残留応力程度、残
留歪程度等)に逆らうことなく展開したり巻き取ったり
することができる。
この結果、既述した第1図の実施例の気密シートの巻き
取り展開機構と同様、軌道レール17の真直度や平行度
の確保、各駆動系における無端チェーン11の張り具合
やその駆動タイミング等の種々の調整を行なうこと無く
気密シートの展開巻き取り不良を回避して、気密シート
7と直に接触している感光フィルムの見当ずれを解消し
その使い勝手を向上させることができる。
取り展開機構と同様、軌道レール17の真直度や平行度
の確保、各駆動系における無端チェーン11の張り具合
やその駆動タイミング等の種々の調整を行なうこと無く
気密シートの展開巻き取り不良を回避して、気密シート
7と直に接触している感光フィルムの見当ずれを解消し
その使い勝手を向上させることができる。
また、回転支持ローラ106に替えてキャスターを使用
しても良いことは勿論である。更には、外枠連結体40
の上板42a、下板42bに二つの長穴44をその長軸
が同一直線上に位置するよう設けて、ローラ支持体50
及びこれに支持されるシートローラ60を、外枠連結体
40の移動方向に対して摺動自在に係合するよう構成し
ても良い。
しても良いことは勿論である。更には、外枠連結体40
の上板42a、下板42bに二つの長穴44をその長軸
が同一直線上に位置するよう設けて、ローラ支持体50
及びこれに支持されるシートローラ60を、外枠連結体
40の移動方向に対して摺動自在に係合するよう構成し
ても良い。
(発明の効果]
以上実施例を含めて詳述したように、本発明の気密シー
トの巻き取り展開機構によれば、適宜の駆動系により往
復動する移動手段とは別体の保持手段により回転自在に
保持されたシートローラを、その展開成いは巻き取りの
際に、露光用透光板と略平行な方向への揺動を許容した
り、移動手段の移動方向と略直角な方向に対する移動を
許容したり、或いはこの揺動と移動とを同時に許容して
移動させて、気密シートの展開・巻き取り時に気密シー
トに不均等な張力がかがることを回避し、気密シートを
その製作時から既に備えている性質に逆らうことなく展
開したり巻き取ることができる。
トの巻き取り展開機構によれば、適宜の駆動系により往
復動する移動手段とは別体の保持手段により回転自在に
保持されたシートローラを、その展開成いは巻き取りの
際に、露光用透光板と略平行な方向への揺動を許容した
り、移動手段の移動方向と略直角な方向に対する移動を
許容したり、或いはこの揺動と移動とを同時に許容して
移動させて、気密シートの展開・巻き取り時に気密シー
トに不均等な張力がかがることを回避し、気密シートを
その製作時から既に備えている性質に逆らうことなく展
開したり巻き取ることができる。
このため、移動方向に対する移動手段の蛇行。
斜行等を回避するための種々の調整作業を行なうこと無
く気密シートの展開・巻き取り不良を回避するとともに
気密シートの不均一性に影響されることな(露光用透光
板上で正常な気密シートの展開・巻き取りを実現し、感
光フィルムの見当ずれの解消とその使い勝手の向上を図
ることができる。
く気密シートの展開・巻き取り不良を回避するとともに
気密シートの不均一性に影響されることな(露光用透光
板上で正常な気密シートの展開・巻き取りを実現し、感
光フィルムの見当ずれの解消とその使い勝手の向上を図
ることができる。
第1図は実施例の気密シートの巻き取り展開機構におけ
るシート巻き取り展開系の分解斜視図、第2図はこの巻
き取り展開機構を備えた密着プリンタの概略斜視図、第
3図は他の実施例の気密シートの巻き取り展開機構にお
けるシート巻き取り展開系の分解斜視図、第4図はその
構成部材である回転支持ローラ 6の断面図である。 l・・・密着プリンタ 5・・・露光用ガラス板 1・・・無端チェーン 3・・・走行体 0・・・外枠連結体 0・・・ローラ支持体 0・・・シートローラ 2・・・コイルスプリング 2・・・係合ビン 1 6・・・回転支持ローラ a ・・・収納段部 ・・・気密シート ・・・軌道レール ・・・昇降板 ・・・連結板 ・・・保合補助用長大 O4・・・係合穴
るシート巻き取り展開系の分解斜視図、第2図はこの巻
き取り展開機構を備えた密着プリンタの概略斜視図、第
3図は他の実施例の気密シートの巻き取り展開機構にお
けるシート巻き取り展開系の分解斜視図、第4図はその
構成部材である回転支持ローラ 6の断面図である。 l・・・密着プリンタ 5・・・露光用ガラス板 1・・・無端チェーン 3・・・走行体 0・・・外枠連結体 0・・・ローラ支持体 0・・・シートローラ 2・・・コイルスプリング 2・・・係合ビン 1 6・・・回転支持ローラ a ・・・収納段部 ・・・気密シート ・・・軌道レール ・・・昇降板 ・・・連結板 ・・・保合補助用長大 O4・・・係合穴
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、原板と感光フィルムとが載置される露光用透光板を
備えた密着プリンタに取り付けられ、該露光用透光板上
において気密シートの展開と巻き取りとを行なう気密シ
ートの巻き取り展開機構であって、 前記密着プリンタの所定の固定端にその一端が固定され
た前記気密シートを、該一端と対向する他端から巻装す
るシートローラと、 該シートローラをその軸線回りに回転自在に保持する保
持手段と、 前記露光用透光板を挟んで前記密着プリンタの固定端側
に対向する遊端側と該固定端側との間にわたって、前記
シートローラの軸線と略直角な方向に往復動する移動手
段と、 前記露光用透光板と略平行な方向への前記シートローラ
の揺動を許容して、該移動手段と前記保持手段とを係合
する係合手段と、 該係合手段により係合された状態で前記シートローラが
前記遊端側に向けて移動する際に、気密シートを巻き取
る巻き取り回転力を蓄積し、前記シートローラが前記固
定端側に向けて移動する際に、該巻き取り回転力を該シ
ートローラに作用させるシート巻き取り手段とを備える
こと を特徴とする気密シートの巻き取り展開機構。 2、原板と感光フィルムとが載置される露光用透光板を
備えた密着プリンタに取り付けられ、該露光用透光板上
において気密シートの展開と巻き取りとを行なう気密シ
ートの巻き取り展開機構であって、 前記密着プリンタの所定の固定端にその一端が固定され
た前記気密シートを、該一端と対向する他端から巻装す
るシートローラと、 該シートローラをその軸線回りに回転自在に保持する保
持手段と、 前記露光用透光板を挟んで前記密着プリンタの固定端側
に対向する遊端側と該固定端側との間にわたって、前記
シートローラの軸線と略直角な方向に往復動する移動手
段と、 該移動手段の移動方向と略直角な方向に対する前記シー
トローラの移動を許容して、該移動手段と前記保持手段
とを係合する係合手段と、 該係合手段により係合された状態で前記シートローラが
前記遊端側に向けて移動する際に、気密シートを巻き取
る巻き取り回転力を蓄積し、前記シートローラが前記固
定端側に向けて移動する際に、該巻き取り回転力を該シ
ートローラに作用させるシート巻き取り手段とを備える
こと を特徴とする気密シートの巻き取り展開機構。 3、原板と感光フィルムとが載置される露光用透光板を
備えた密着プリンタに取り付けられ、該露光用透光板上
において気密シートの展開と巻き取りとを行なう気密シ
ートの巻き取り展開機構であって、 前記密着プリンタの所定の固定端にその一端が固定され
た前記気密シートを、該一端と対向する他端から巻装す
るシートローラと、 該シートローラをその軸線回りに回転自在に保持する保
持手段と、 前記露光用透光板を挟んで前記密着プリンタの固定端側
に対向する遊端側と該固定端側との間にわたって、前記
シートローラの軸線と略直角な方向に往復動する移動手
段と、 該移動手段の移動方向と略直角な方向に対する前記シー
トローラの移動及び前記露光用透光板と略平行な方向へ
の前記シートローラの揺動を許容して、該移動手段と前
記保持手段とを係合する係合手段と、 該係合手段により係合された状態で前記シートローラが
前記遊端側に向けて移動する際に、気密シートを巻き取
る巻き取り回転力を蓄積し、前記シートローラが前記固
定端側に向けて移動する際に、該巻き取り回転力を該シ
ートローラに作用させるシート巻き取り手段とを備える
こと を特徴とする気密シートの巻き取り展開機構。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2219471A JPH04101149A (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 気密シートの巻き取り展開機構 |
US07/746,933 US5124746A (en) | 1990-08-20 | 1991-08-19 | Mechanism for winding air-tight sheet up and off |
EP19910113905 EP0472150A3 (en) | 1990-08-20 | 1991-08-20 | Mechanism for winding air-tight sheet up and off |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2219471A JPH04101149A (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 気密シートの巻き取り展開機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101149A true JPH04101149A (ja) | 1992-04-02 |
Family
ID=16735954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2219471A Pending JPH04101149A (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 気密シートの巻き取り展開機構 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5124746A (ja) |
EP (1) | EP0472150A3 (ja) |
JP (1) | JPH04101149A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8884474B2 (en) | 2006-06-02 | 2014-11-11 | MicroZeus, LLC | Method of fabricating a micro machine |
WO2007143623A2 (en) | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Stalford Harold L | Methods and systems for micro machines |
US8134276B2 (en) | 2006-06-02 | 2012-03-13 | MicroZeus, LLC | Methods and systems for positioning micro elements |
US8915158B2 (en) | 2006-06-02 | 2014-12-23 | MicroZeus, LLC | Methods and systems for micro transmissions |
US9156674B2 (en) | 2006-06-02 | 2015-10-13 | MicroZeus, LLC | Micro transport machine and methods for using same |
US8159107B2 (en) | 2006-06-02 | 2012-04-17 | Microzeus Llc | Micro rotary machine and methods for using same |
US8282284B2 (en) * | 2006-06-02 | 2012-10-09 | MicroZeus, LLC | Methods and systems for micro bearings |
US8122973B2 (en) | 2008-05-21 | 2012-02-28 | Stalford Harold L | Three dimensional (3D) robotic micro electro mechanical systems (MEMS) arm and system |
CN113727595B (zh) * | 2021-11-01 | 2022-02-15 | 广东科视光学技术股份有限公司 | 一种pcb板自动化曝光设备及方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5229739A (en) * | 1975-09-02 | 1977-03-05 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | Close contact printing device |
JPS541622A (en) * | 1977-06-06 | 1979-01-08 | Dainippon Screen Mfg | Contact printing device for sensitive material |
US4437759A (en) * | 1981-09-17 | 1984-03-20 | Dainippon Screen Seizo Kabushiki Kaisha | Contact printer |
DE3406132A1 (de) * | 1984-02-21 | 1985-10-24 | Dr.-Ing. Rudolf Hell Gmbh, 2300 Kiel | Vorrichtung zum automatischen aufspannen von filmmaterial auf einer saugplatte |
DE3610863C1 (de) * | 1986-04-01 | 1987-04-16 | Siegfried Theimer | Kontaktkopiergeraet |
US4707125A (en) * | 1986-08-29 | 1987-11-17 | Ernest Ohlig | Photographic registration apparatus and method |
JPS6398645A (ja) * | 1986-10-16 | 1988-04-30 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 感光材料の位置決め保持装置 |
DK327588D0 (da) * | 1988-06-15 | 1988-06-15 | Eskofot As | Kontaktkopiapparat |
JPH0241253A (ja) * | 1988-08-01 | 1990-02-09 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JPH058603Y2 (ja) * | 1988-09-13 | 1993-03-03 | ||
US4999670A (en) * | 1989-05-19 | 1991-03-12 | CH2 M Hill, Inc. | Printer with print media support system |
US4962405A (en) * | 1989-11-17 | 1990-10-09 | Eastman Kodak Company | Compact contact printer with a flexible transparent cover sheet |
-
1990
- 1990-08-20 JP JP2219471A patent/JPH04101149A/ja active Pending
-
1991
- 1991-08-19 US US07/746,933 patent/US5124746A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-08-20 EP EP19910113905 patent/EP0472150A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5124746A (en) | 1992-06-23 |
EP0472150A2 (en) | 1992-02-26 |
EP0472150A3 (en) | 1992-04-08 |
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