JPH0389369A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0389369A JPH0389369A JP1224659A JP22465989A JPH0389369A JP H0389369 A JPH0389369 A JP H0389369A JP 1224659 A JP1224659 A JP 1224659A JP 22465989 A JP22465989 A JP 22465989A JP H0389369 A JPH0389369 A JP H0389369A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rule
- image forming
- inference
- forming apparatus
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、画像形成装置に関し、特にファジィ推論を用
いて制御対象を制御する画像形成装置の制御装置に関す
るものである。
いて制御対象を制御する画像形成装置の制御装置に関す
るものである。
従来、画像形成装置の制御装置においては、状態量に応
じた確定的な判断に基づき、定式的な制御を行っていた
。
じた確定的な判断に基づき、定式的な制御を行っていた
。
例えば、画像形成装置内の定着装置に対しては、一般に
サーミスタ等の感熱素子により定着装置の温度を検出し
、あらかじめ設定した一定の温度レベルを境にヒータ等
の熱源の制御を行っていた。例えば、180℃よりも検
出温度が低い場合にはヒータに通電(ON) L/、1
80℃よりも検出温度が高い場合にはヒータの通電停止
(OFF)を行う等であった。
サーミスタ等の感熱素子により定着装置の温度を検出し
、あらかじめ設定した一定の温度レベルを境にヒータ等
の熱源の制御を行っていた。例えば、180℃よりも検
出温度が低い場合にはヒータに通電(ON) L/、1
80℃よりも検出温度が高い場合にはヒータの通電停止
(OFF)を行う等であった。
また、目標温度に対する変動を小さくするための改善策
として、現在の温度に応じてヒータON時間を可変にす
るなど様々な手法が考案されている。
として、現在の温度に応じてヒータON時間を可変にす
るなど様々な手法が考案されている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、複写機などの画像形成装置は、一般に環
境による変動が大きく、状態量と操作量の関係があいま
いな関係C支配されている場合が多いため、状態量が多
くなるじつれ、前記従来例のように制御を定式化するこ
とがほとんどの場合、困難であった。
境による変動が大きく、状態量と操作量の関係があいま
いな関係C支配されている場合が多いため、状態量が多
くなるじつれ、前記従来例のように制御を定式化するこ
とがほとんどの場合、困難であった。
例えば、定着装置の温度制御においては、室温、複写枚
数、原稿濃度、記録媒体の種類(紙種〉、定着装置自体
の温度等の状態量が変動した場合に、転写紙に転写した
トナーを定着する定着能力も複雑に変動するという経験
的な関係は知られていたが、それらの状態量と操作量の
関係を定式化するとなるとは困難であった。具体的には
、環境、および通紙/非通紙状態で放熱の度合が異なり
、従来のようにある温度以上でOFF 、以下でONを
行うような制御では、温度変動(以下温度リップルと呼
ぶ)が生じるので、この温度リップルの最小値をトナー
が転写紙に定着するに十分な温度とすることが必要あり
、従って温調設定温度を理想状態よりさらに高めに設定
する必要があった。このため、余分な電力を消費し、定
着器を構成する部材により耐熱性のあるものを使用する
必要が生じるという問題点があった。
数、原稿濃度、記録媒体の種類(紙種〉、定着装置自体
の温度等の状態量が変動した場合に、転写紙に転写した
トナーを定着する定着能力も複雑に変動するという経験
的な関係は知られていたが、それらの状態量と操作量の
関係を定式化するとなるとは困難であった。具体的には
、環境、および通紙/非通紙状態で放熱の度合が異なり
、従来のようにある温度以上でOFF 、以下でONを
行うような制御では、温度変動(以下温度リップルと呼
ぶ)が生じるので、この温度リップルの最小値をトナー
が転写紙に定着するに十分な温度とすることが必要あり
、従って温調設定温度を理想状態よりさらに高めに設定
する必要があった。このため、余分な電力を消費し、定
着器を構成する部材により耐熱性のあるものを使用する
必要が生じるという問題点があった。
そこで、状態量と操作量のあいまいな関係をファジィ推
論を行うことで操作量を算出するようにすることが考え
られる。
論を行うことで操作量を算出するようにすることが考え
られる。
ところで、画像形成装置の制御系の多くは、操作量を決
定して制御対象を制御し、その操作量によりどの様に状
態量が変化したかを検出して再度操作量を決定するとい
ういわゆるフィードバック制御系であり、応答性や安定
性に起因した制御系の遅延がある。
定して制御対象を制御し、その操作量によりどの様に状
態量が変化したかを検出して再度操作量を決定するとい
ういわゆるフィードバック制御系であり、応答性や安定
性に起因した制御系の遅延がある。
そこでこの制御系の遅延を、ファジィ推論のファジィ規
則またはメンバーシップ関数のなかに反映することが考
えられるが、この方法だけでは検出手段や制御対象であ
る機械間の製造上のばらつきや経時変化等に基づく遅延
量変動に対して充分に対応させることが困難である。
則またはメンバーシップ関数のなかに反映することが考
えられるが、この方法だけでは検出手段や制御対象であ
る機械間の製造上のばらつきや経時変化等に基づく遅延
量変動に対して充分に対応させることが困難である。
本発明は上記点に鑑みてさなれkもので、その目的とす
ることろは、上記機械間の製造上のばらつきや経時変化
等に起因した制御系の遅延量の変動影響を排し、制御系
の遅延を正確に補正できるようにすることにある。
ることろは、上記機械間の製造上のばらつきや経時変化
等に起因した制御系の遅延量の変動影響を排し、制御系
の遅延を正確に補正できるようにすることにある。
[課題を解決するための手段]
そのために、本発明は、装置じ配設される制御対象の状
態量を検知する状態量検知手段、制御対象に操作量を与
える制御手段、状態量と操作量との関係を定性的な規則
として関係づける規則記憶手段、状態量と操作量とを少
なくともひとつのあいまい集合で表現した関数記憶手段
、規則に従い状態量の集合に属する度合から操作量の集
合に属する度合を算出し、その最も可能性の高い操作量
を推論する推論手段、当該推論結果に支配的な規則を算
出する算出手段、推論結果に支配的な規則の遷移順序を
記憶する記憶手段、および推論手段が推論を行う際に次
に支配的となる規則に重みづげを行うとともに、当該重
みを変化させる重みづけ手段を具えたことを特徴とする
。
態量を検知する状態量検知手段、制御対象に操作量を与
える制御手段、状態量と操作量との関係を定性的な規則
として関係づける規則記憶手段、状態量と操作量とを少
なくともひとつのあいまい集合で表現した関数記憶手段
、規則に従い状態量の集合に属する度合から操作量の集
合に属する度合を算出し、その最も可能性の高い操作量
を推論する推論手段、当該推論結果に支配的な規則を算
出する算出手段、推論結果に支配的な規則の遷移順序を
記憶する記憶手段、および推論手段が推論を行う際に次
に支配的となる規則に重みづげを行うとともに、当該重
みを変化させる重みづけ手段を具えたことを特徴とする
。
[作 用]
本発明の画像形成装置は、ファジィ推論手段において、
推論結果に支配的な規則を算出する手段と、その推論結
果に支配的な規則の遷移順序を記憶する手段を設けると
ともに、推論を行う際に次に推論結果に支配的となる規
則じ重みづけを行い、かつこれを変化させる手段を設け
たことにより、その重みを適切に変化させて制御系の遅
延量の変動に対応できる。
推論結果に支配的な規則を算出する手段と、その推論結
果に支配的な規則の遷移順序を記憶する手段を設けると
ともに、推論を行う際に次に推論結果に支配的となる規
則じ重みづけを行い、かつこれを変化させる手段を設け
たことにより、その重みを適切に変化させて制御系の遅
延量の変動に対応できる。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。
。
1、制御系(その1)
第1図は、本発明を画像形成装置の定着装置に適用した
実施例を示す、801は後述するcpuであり、実際に
ファジィ推論を行う、803は後述するROMであり、
ファジィ規則およびメンバシップ関数を記憶する。80
5は後述するRAMであり、ファジィ推論を行う際作業
領域として用いる。807は後述する入出力部(Ilo
) 、 813はアナログ信号をディジタル信号に変換
するA/D変換器、163は搬送されてきた紙等の記録
媒体を加熱して画像を定着させる定着器、163−1は
定着ローラに熱を加えるヒータ、163−2は定着ヒー
タの温度を検知するサーミスタ、163−3はCPU8
01からの指令社より定着ヒータを駆動する制御回路で
ある。
実施例を示す、801は後述するcpuであり、実際に
ファジィ推論を行う、803は後述するROMであり、
ファジィ規則およびメンバシップ関数を記憶する。80
5は後述するRAMであり、ファジィ推論を行う際作業
領域として用いる。807は後述する入出力部(Ilo
) 、 813はアナログ信号をディジタル信号に変換
するA/D変換器、163は搬送されてきた紙等の記録
媒体を加熱して画像を定着させる定着器、163−1は
定着ローラに熱を加えるヒータ、163−2は定着ヒー
タの温度を検知するサーミスタ、163−3はCPU8
01からの指令社より定着ヒータを駆動する制御回路で
ある。
2、画像形成装置の内部構成
第2図は本実施例に係る画像形成装置の内部構成例を示
す、第2図社おいて、100は画像読み取り機能と画像
記録機能とを有する本体、200は両面記録の際に記録
媒体(用紙)を裏返しにする両面処理機能や同一記録媒
体(対して複数回の記録を行う多重記録機能を有するベ
ディスタル、300は原稿の自動給送を行う循環式原稿
給送装置(以下、RDFと称する) 、 400はステ
ィブル付T合装置(以下、スティブルソータと称する)
であり、これらの200〜400の各装置は本体100
に対し、自在に組み合わせ使用できる。
す、第2図社おいて、100は画像読み取り機能と画像
記録機能とを有する本体、200は両面記録の際に記録
媒体(用紙)を裏返しにする両面処理機能や同一記録媒
体(対して複数回の記録を行う多重記録機能を有するベ
ディスタル、300は原稿の自動給送を行う循環式原稿
給送装置(以下、RDFと称する) 、 400はステ
ィブル付T合装置(以下、スティブルソータと称する)
であり、これらの200〜400の各装置は本体100
に対し、自在に組み合わせ使用できる。
(A)本体(100)について
本体100において、101は原稿を載置する原稿台ガ
ラス、103は原稿照明する照明ランプ(露光ランプ)
、105,107および109はそれぞれ原稿の反射
光の光路を変更する走査用反射よラー(走査ミラー)、
111は合焦および変倍機能を有するレンズ、113は
光路を変更する第4の反射ミラー(走査よラー)である
、 115は光学系を駆動す光学系モータ、117,1
19,121はそれぞれセンサである。
ラス、103は原稿照明する照明ランプ(露光ランプ)
、105,107および109はそれぞれ原稿の反射
光の光路を変更する走査用反射よラー(走査ミラー)、
111は合焦および変倍機能を有するレンズ、113は
光路を変更する第4の反射ミラー(走査よラー)である
、 115は光学系を駆動す光学系モータ、117,1
19,121はそれぞれセンサである。
131は感光ドラム、133は感光ドラム131を駆動
するメインモータ、135は高圧ユニット、137はブ
ランク露光ユニット、139は現像器、 141は転写
f電器、147は分離帯電器、および145はりリーニ
ング装置である。
するメインモータ、135は高圧ユニット、137はブ
ランク露光ユニット、139は現像器、 141は転写
f電器、147は分離帯電器、および145はりリーニ
ング装置である。
151は上段カセット、153は下段カセット、171
は手差し給紙口、155および157は給紙ローラ、1
59はレジストローラである。また、161は画像記録
された記録紙を定着側へ搬送する搬送ベルト、163は
搬送されてきた記録紙を熱定着で定着させる定着器、1
67は両面記録の際に用いるセンナである。また定着器
ユニットの中の163−1は定着ローラを加熱するヒー
タ、183−2は温度検知のためのサーミスタである。
は手差し給紙口、155および157は給紙ローラ、1
59はレジストローラである。また、161は画像記録
された記録紙を定着側へ搬送する搬送ベルト、163は
搬送されてきた記録紙を熱定着で定着させる定着器、1
67は両面記録の際に用いるセンナである。また定着器
ユニットの中の163−1は定着ローラを加熱するヒー
タ、183−2は温度検知のためのサーミスタである。
上述の感光ドラム131の表面は光導電体と導電体を用
いたシームレス感光体から成り、このドラ131は回動
可能に軸支されて、後述の複写開始キーの押下に応答し
て作動するメインモータ133により、本図の矢印の方
向に回転を開始する。次いで、ドラム131の所定回転
制御および電位制御処理(前処理)が終了すると、原稿
台ガラス101上に置かれた原稿は、第1走査よラー1
05と一体に構成された照明ランプ103により照明さ
れ、その原稿の反射光は第1走査ミラー105、第2走
査ミラー107、第3走査ミラー109、レンズ111
、および第4走査尖ラー131を経てドラム131上に
結像する。
いたシームレス感光体から成り、このドラ131は回動
可能に軸支されて、後述の複写開始キーの押下に応答し
て作動するメインモータ133により、本図の矢印の方
向に回転を開始する。次いで、ドラム131の所定回転
制御および電位制御処理(前処理)が終了すると、原稿
台ガラス101上に置かれた原稿は、第1走査よラー1
05と一体に構成された照明ランプ103により照明さ
れ、その原稿の反射光は第1走査ミラー105、第2走
査ミラー107、第3走査ミラー109、レンズ111
、および第4走査尖ラー131を経てドラム131上に
結像する。
ドラム131は高圧ユニット135によりコロナ帯電さ
れる。その後、照明ランプ103により照射された像(
原稿画像)がスリット露光され、公知のカールソンプロ
セスでドラム131上に静電潜像が形成される。
れる。その後、照明ランプ103により照射された像(
原稿画像)がスリット露光され、公知のカールソンプロ
セスでドラム131上に静電潜像が形成される。
次に、感光ドラム131上の静電潜像は、現像器139
の現像ローラ140により現像され、トナー像として可
視化され、そのトナー像が転写帯電器141により後述
にように転写紙上に転写される。
の現像ローラ140により現像され、トナー像として可
視化され、そのトナー像が転写帯電器141により後述
にように転写紙上に転写される。
すなわち、上段カセット151もしくは下段カセット1
53内の転写紙、又は手差し給紙口171にセットされ
た転写紙は、給紙ローラ155もしくは157に−より
本体装置内に送られ、潜像先端と転写紙の先端とが一致
させられる。その後、転写帯電器141とドラム131
との間を転写紙が通過することにより、本体100の外
へ排出される。
53内の転写紙、又は手差し給紙口171にセットされ
た転写紙は、給紙ローラ155もしくは157に−より
本体装置内に送られ、潜像先端と転写紙の先端とが一致
させられる。その後、転写帯電器141とドラム131
との間を転写紙が通過することにより、本体100の外
へ排出される。
転写後のドラム131は、そのまま回転を続行して、ク
リーニングローラーおよび弾性ブレードで構成されたク
リーニング装置145により、その表面が清掃される。
リーニングローラーおよび弾性ブレードで構成されたク
リーニング装置145により、その表面が清掃される。
(B)ベディスタル(200)についてベディスタル2
0Gは、本体100から切り離すことができ、2000
枚の転写紙を収納し得るデツキ201および両面コピー
用中間トレイ203とを有している。また、その200
0枚収納可能なデツキ201のリフタ205は、給紙ロ
ーラ207に常に転写紙が当接するように、転写紙の量
に応じて上昇する。
0Gは、本体100から切り離すことができ、2000
枚の転写紙を収納し得るデツキ201および両面コピー
用中間トレイ203とを有している。また、その200
0枚収納可能なデツキ201のリフタ205は、給紙ロ
ーラ207に常に転写紙が当接するように、転写紙の量
に応じて上昇する。
また、211は両面記録側ないし多重記録側の経路と排
出側経路との経路を切り換える排紙フラッパ、213,
215は配送ベルトの搬送路、217は転写紙押え用の
中間トレイおもりである。排紙フラッパ211.および
搬送路213.215を通った転写紙は裏返しされて両
面コピー用中間トレイ203に収納される。219は両
面記録と多重記録の経路を切り換える多重フラッパであ
り、搬送路213と215の間に配設され、上方に回動
することにより転写紙を多重記録用搬送路211に導<
、223は多重フラッパ219を通る転写紙の末端を検
知する多重排紙センサである。225は経路227を通
じて転写紙をドラム131側へ給送する給紙ローラであ
る。
出側経路との経路を切り換える排紙フラッパ、213,
215は配送ベルトの搬送路、217は転写紙押え用の
中間トレイおもりである。排紙フラッパ211.および
搬送路213.215を通った転写紙は裏返しされて両
面コピー用中間トレイ203に収納される。219は両
面記録と多重記録の経路を切り換える多重フラッパであ
り、搬送路213と215の間に配設され、上方に回動
することにより転写紙を多重記録用搬送路211に導<
、223は多重フラッパ219を通る転写紙の末端を検
知する多重排紙センサである。225は経路227を通
じて転写紙をドラム131側へ給送する給紙ローラであ
る。
229は機外へ転写紙を排出する排出ローラである。
両面記録(両面複写)時や多重記8(多重複写)時には
、まず本体100の排紙フラッパ211を情報に上げて
、複写済みの転写紙をペディスクル200の搬送路21
3,215を介して中間トレイ203に格納する。この
とき、両面記録時には多重フラッパ219を下げておき
、多重記録時には多重フラッパ219を上げておく、こ
の中間トレイ203は、例えば99枚までの転写紙を格
納することができる。
、まず本体100の排紙フラッパ211を情報に上げて
、複写済みの転写紙をペディスクル200の搬送路21
3,215を介して中間トレイ203に格納する。この
とき、両面記録時には多重フラッパ219を下げておき
、多重記録時には多重フラッパ219を上げておく、こ
の中間トレイ203は、例えば99枚までの転写紙を格
納することができる。
中間トレイ203に格納された転写紙は中間トレイおも
り217により押さえられる。
り217により押さえられる。
次に行う裏面記録時、または多重記録時には、中間トレ
イ203に格納されている転写紙が、下から1枚づつ給
紙ローラ225、おもり217との作用により、経路2
27を介して本体100のレジストローラ159へ導か
れる。
イ203に格納されている転写紙が、下から1枚づつ給
紙ローラ225、おもり217との作用により、経路2
27を介して本体100のレジストローラ159へ導か
れる。
(C) RDF(循環式原稿給送装置) (300)に
ついてRDF300において、301は原稿束302を
セットする積載トレイである。まず片面原稿時では、半
月ローラ304及び分離ローラ303によって原稿束3
02の最下部から一枚づつ分離され、分離された原稿は
搬送ローラ305及び全面ベルト306社よりプラテン
ガラス101の露光位置までバスI NIIを通って搬
送停止され、その後に複写動作が開始する。複写終了後
はプラテンガラlot上の原稿はバス■11■を通って
搬送大ローラ307によりバスv1■へ送られ、さらに
排紙ローラ308により再び原稿束302の最上面に戻
される。
ついてRDF300において、301は原稿束302を
セットする積載トレイである。まず片面原稿時では、半
月ローラ304及び分離ローラ303によって原稿束3
02の最下部から一枚づつ分離され、分離された原稿は
搬送ローラ305及び全面ベルト306社よりプラテン
ガラス101の露光位置までバスI NIIを通って搬
送停止され、その後に複写動作が開始する。複写終了後
はプラテンガラlot上の原稿はバス■11■を通って
搬送大ローラ307によりバスv1■へ送られ、さらに
排紙ローラ308により再び原稿束302の最上面に戻
される。
309は原稿−循環を検知するためのリサイクルレバー
であり、原稿給送開始時に原稿束の上部にこのリサイク
ルレバー309を載せ、原稿が順次急送されて最終原稿
の後端がリサイクルレバー309を抜ける時に自重で積
載トレイ301上に落下することにより原稿の一循環を
検知している。
であり、原稿給送開始時に原稿束の上部にこのリサイク
ルレバー309を載せ、原稿が順次急送されて最終原稿
の後端がリサイクルレバー309を抜ける時に自重で積
載トレイ301上に落下することにより原稿の一循環を
検知している。
次に、両面原稿時には前述のように原稿をいったんバス
エ、!■からバス■に導き、複写終了後、駆動可能な切
り換えフラッパ310を切り換えることにより原稿の先
端をバスに導き、搬送ローラ305によりバスIIを通
って全面ベルト306でプラテンガラス101上に原稿
を搬送停止させる。すなわち、搬送大ローラ307の回
転によりバスIn〜■〜■のルートで原稿の反転が実行
される構成となっている。
エ、!■からバス■に導き、複写終了後、駆動可能な切
り換えフラッパ310を切り換えることにより原稿の先
端をバスに導き、搬送ローラ305によりバスIIを通
って全面ベルト306でプラテンガラス101上に原稿
を搬送停止させる。すなわち、搬送大ローラ307の回
転によりバスIn〜■〜■のルートで原稿の反転が実行
される構成となっている。
また、原稿束302を一枚づつバスI P−II〜II
I〜■〜V〜■を通してリサイクルレバー309により
一循検知されるまで搬送することにより、原稿の枚数を
カウントすることもできる。
I〜■〜V〜■を通してリサイクルレバー309により
一循検知されるまで搬送することにより、原稿の枚数を
カウントすることもできる。
(D)ステイブルソータ(スティブル付き丁合装ra)
(400) eついて スティプルソータ400は20ビンの固定のノンソート
トレイ411を有し、7合を行う。
(400) eついて スティプルソータ400は20ビンの固定のノンソート
トレイ411を有し、7合を行う。
ソートモードの場合には、複写済みシートは本体の給紙
ローラ229から順次排出され、ソーター400の搬送
ローラ401に入り、搬送パス403を通って排出ロー
ラ405からトレイ412の各ビンに排出される度毎に
図示しないビンシフトモータにより、各ビンを上下に移
動させて7合を行っていく。また、ステイブルモードが
選択されて、本体100からスティブル信号が人力する
と、ビンシフトモータで1ビンづつ移動させながらステ
ィブル装置420が各ビンのシートをスティプル(st
aple)して行く。
ローラ229から順次排出され、ソーター400の搬送
ローラ401に入り、搬送パス403を通って排出ロー
ラ405からトレイ412の各ビンに排出される度毎に
図示しないビンシフトモータにより、各ビンを上下に移
動させて7合を行っていく。また、ステイブルモードが
選択されて、本体100からスティブル信号が人力する
と、ビンシフトモータで1ビンづつ移動させながらステ
ィブル装置420が各ビンのシートをスティプル(st
aple)して行く。
34操作パネル
第3図は上述の本体100に設けた操作パネルの配置構
成例を示す。操作パネルは、以下に述べるようなキー群
600とデイスプレィ群700とを有する。
成例を示す。操作パネルは、以下に述べるようなキー群
600とデイスプレィ群700とを有する。
(A)キー群(600)について
第3図において、601はアスタリスク(◆)キーであ
り、オペレータ(使用者)が綴じ代置の設定、原稿枠消
しのサイズ設定を行う設定モードのときに用いる。60
6はオールリセットキーであり、標準モードに戻すとき
に押す、また、オートシャットオフ状態から標準モード
に復帰させるときにもこのキー602が押下される。
り、オペレータ(使用者)が綴じ代置の設定、原稿枠消
しのサイズ設定を行う設定モードのときに用いる。60
6はオールリセットキーであり、標準モードに戻すとき
に押す、また、オートシャットオフ状態から標準モード
に復帰させるときにもこのキー602が押下される。
605は複写開始キー(コピースタートキー)であり、
複写を開始するときに押下される。
複写を開始するときに押下される。
604はクリア/ストップキーであり、待機(スタンバ
イ)中はクリアキー、複写記録中はストップキーの機能
を有する。このクリアキーは、設定した複写枚数を解除
するときにも使用する。また、ストップキーは連続複写
を中断するときに押す、この押した時点での複写が終了
した後に、複写動作が停止する。
イ)中はクリアキー、複写記録中はストップキーの機能
を有する。このクリアキーは、設定した複写枚数を解除
するときにも使用する。また、ストップキーは連続複写
を中断するときに押す、この押した時点での複写が終了
した後に、複写動作が停止する。
603はテンキーであり、複写枚数を設定するときに押
す。また*(アスタリスク)モードを設定するときにも
使う。619はメモリキーであり、使用者が頻繁に使う
モードを登録しておくことが出来る。ここでは、 Ml
〜M4の4通りのモードの登録が出来る。
す。また*(アスタリスク)モードを設定するときにも
使う。619はメモリキーであり、使用者が頻繁に使う
モードを登録しておくことが出来る。ここでは、 Ml
〜M4の4通りのモードの登録が出来る。
611および612は複写濃度キーであり、複写濃度を
手動で調節するときに押下される。613は^Eキーで
あり、原稿の濃度に応じて、複写濃度を自動的に調節す
るとき、またはAE(自動濃度調節)を解除して濃度調
節をマニュアル(手動)に切り換えるときに押下される
。 aQ7はカセット選択キーであり、上端カセット1
51 、中断カセット153、下段ペーパデツキ201
を選択するときに押下される。またRDF300に原稿
が載っているとき社は、このキー607によりAPS(
自動紙カセツト選択)が選択できる。APSが選択され
たときには、原稿と同じ大きさのカセットが自動選択さ
れる。
手動で調節するときに押下される。613は^Eキーで
あり、原稿の濃度に応じて、複写濃度を自動的に調節す
るとき、またはAE(自動濃度調節)を解除して濃度調
節をマニュアル(手動)に切り換えるときに押下される
。 aQ7はカセット選択キーであり、上端カセット1
51 、中断カセット153、下段ペーパデツキ201
を選択するときに押下される。またRDF300に原稿
が載っているとき社は、このキー607によりAPS(
自動紙カセツト選択)が選択できる。APSが選択され
たときには、原稿と同じ大きさのカセットが自動選択さ
れる。
610は等倍キーであり、等倍(原寸)の複写をとると
きに押下される。616はオート変倍キーであり、指定
した転写紙のサイズ(合わせて原稿の画像を自動的に縮
小・拡大を指定するときに押下される。
きに押下される。616はオート変倍キーであり、指定
した転写紙のサイズ(合わせて原稿の画像を自動的に縮
小・拡大を指定するときに押下される。
626は両面キーであり、片面原稿から両面複写、両面
原稿から両面複写、または両面原稿から片面複写をとる
ときに押下される。625は綴じ代キーであり、転写紙
の左側へ指定された長さの綴じ代を作成することができ
る。624は写真キーであり、写真原稿を複写するとき
に押下される。
原稿から両面複写、または両面原稿から片面複写をとる
ときに押下される。625は綴じ代キーであり、転写紙
の左側へ指定された長さの綴じ代を作成することができ
る。624は写真キーであり、写真原稿を複写するとき
に押下される。
623は多重キーであり、2つの原稿から転写紙の同じ
面に画像を作成(台底)するときに押下される。
面に画像を作成(台底)するときに押下される。
620は原稿枠消しキーであり、使用者が定形サイズ原
稿の枠消しを行うときに押下され、その際に原稿のサイ
ズはアスタリスクキー801で設定される。621はシ
ート枠消しキーであり、カセットサイズの大きさに合わ
せて原稿の枠消しをするときに押下される。
稿の枠消しを行うときに押下され、その際に原稿のサイ
ズはアスタリスクキー801で設定される。621はシ
ート枠消しキーであり、カセットサイズの大きさに合わ
せて原稿の枠消しをするときに押下される。
614はステイプル、ソート、グループの排紙方法を選
択する排紙方法選択キーであり、記録後の用紙をステイ
ブラが接続されている場合は、ステイブルモードとソー
トモードの選択またはその選択モードの解除ができ、仕
分はトレイ(ソーター)が接続されている場合は、ソー
トモードとグループぞ−ドの選択またはその選択モード
の解除ができる。
択する排紙方法選択キーであり、記録後の用紙をステイ
ブラが接続されている場合は、ステイブルモードとソー
トモードの選択またはその選択モードの解除ができ、仕
分はトレイ(ソーター)が接続されている場合は、ソー
トモードとグループぞ−ドの選択またはその選択モード
の解除ができる。
615は紙折り選択キーであり、A3やB4のサイズの
記録済紙を断面Z型に折る2折りと、A3やB4のサイ
ズの記録済紙を半分に折る半折りのいずれか一方の選択
及びその選択の解除が出来る。
記録済紙を断面Z型に折る2折りと、A3やB4のサイ
ズの記録済紙を半分に折る半折りのいずれか一方の選択
及びその選択の解除が出来る。
(B)デイスプレィ群(700)について1J3図にお
いて、701は複写に関する情報を表示するLCD (
液晶)タイプのメツセージデイスプレィであり、たとえ
ば5×7ドツトで1文字をなし、メツセージや、定形変
倍キー608,809.等倍キー810.ズームキー6
17,818で設定した複写倍率を40文字分表示でき
る。このデイスプレィ701は半透過型液晶であって、
バックライトに2色用いてあり、通常はグリーンのバッ
クライトが点灯し、異常時とか複写不能状態時社はオレ
ンジのバックライトが点灯する。
いて、701は複写に関する情報を表示するLCD (
液晶)タイプのメツセージデイスプレィであり、たとえ
ば5×7ドツトで1文字をなし、メツセージや、定形変
倍キー608,809.等倍キー810.ズームキー6
17,818で設定した複写倍率を40文字分表示でき
る。このデイスプレィ701は半透過型液晶であって、
バックライトに2色用いてあり、通常はグリーンのバッ
クライトが点灯し、異常時とか複写不能状態時社はオレ
ンジのバックライトが点灯する。
706は等倍表示器であり、等倍複写を選択したとき社
点灯する。703はカラー現像器表示器であり、複写枚
数または自己診断コードを表示する。
点灯する。703はカラー現像器表示器であり、複写枚
数または自己診断コードを表示する。
705は使用カセット表示器であり、上段カセット15
1 、中段カセット153.下段カセット201のいず
れかが選択されているかを表示する。
1 、中段カセット153.下段カセット201のいず
れかが選択されているかを表示する。
704はAE表示器であり、AEキー613によりAE
(自動濃度調節)を選択したときに点灯する。
(自動濃度調節)を選択したときに点灯する。
709は予熱表示器であり、両面原稿から両面複写、ま
たは片面原稿から両面複写をとるときに点灯する。
たは片面原稿から両面複写をとるときに点灯する。
なお、標準モードでRDF300を使用しているときで
は複写枚数1枚、濃度AEモード、オート用紙選択、等
倍、片面原稿から片面複写の設定になる。
は複写枚数1枚、濃度AEモード、オート用紙選択、等
倍、片面原稿から片面複写の設定になる。
RDF300を未使用時の標準モードでは複写枚数1枚
、濃度マニュアルモード、等倍、片面原稿から片面複写
の設定となっている。RDF300の使用時と未使用時
との差はRDF300に原稿がセットされているか否か
で決まる。
、濃度マニュアルモード、等倍、片面原稿から片面複写
の設定となっている。RDF300の使用時と未使用時
との差はRDF300に原稿がセットされているか否か
で決まる。
71Gは電源ランプであり、電源スィッチ(図示しない
)をオン(投入)にすると点灯する。
)をオン(投入)にすると点灯する。
4、制御系(その2)
第4図は第2図の実施例の制御装置800の構成例を示
す。第4図において、801は後述する制御を実行する
ための演算制御を行う中央演算装置(CPtl)であり
、例えば日本電気社製のV2O等の16ビツト・マイク
ロコンピュータを使用することができる。803は本実
施例にかかる制御手順(制御プログラム)をあらかじめ
格納した読み取り専用メモリ(ROM)であり、CPU
801はこのROM803に格納された各構成装置を制
御する。805は入力データの記憶や作業用記憶領域等
として用いる主記憶装置であるところのランダムアクセ
スメモリ(RAM)である。
す。第4図において、801は後述する制御を実行する
ための演算制御を行う中央演算装置(CPtl)であり
、例えば日本電気社製のV2O等の16ビツト・マイク
ロコンピュータを使用することができる。803は本実
施例にかかる制御手順(制御プログラム)をあらかじめ
格納した読み取り専用メモリ(ROM)であり、CPU
801はこのROM803に格納された各構成装置を制
御する。805は入力データの記憶や作業用記憶領域等
として用いる主記憶装置であるところのランダムアクセ
スメモリ(RAM)である。
807はメインモータ133等の負荷にCPO301の
制御信号を出力する出力信号転送用インタフェイス(I
lo)、809は画先センサ121等の入力信号を入力
してCPO301に送る入力信号転送用のインタフェイ
ス、811はキー群600とデイスプレィ群700とを
入出力制御するインタフェイスである。これらのインタ
フェイス807,809,811には、例えば、日本電
気社製の入出力回路ポートμPD8255を使用する。
制御信号を出力する出力信号転送用インタフェイス(I
lo)、809は画先センサ121等の入力信号を入力
してCPO301に送る入力信号転送用のインタフェイ
ス、811はキー群600とデイスプレィ群700とを
入出力制御するインタフェイスである。これらのインタ
フェイス807,809,811には、例えば、日本電
気社製の入出力回路ポートμPD8255を使用する。
なお、デイスプレィ群700は第3図の各表示器であり
、例えばLED (発光ダイオード)やLCD (液晶
デイスプレィ)を使用している。またキー群600は第
3図の各キーであり、公知のキーマトリックスによって
どのキーが押されたかがCPU801にわかるように構
成されている。また、1630は定着系ユニットであり
、第1図における各部183,807および813等を
含むものである。
、例えばLED (発光ダイオード)やLCD (液晶
デイスプレィ)を使用している。またキー群600は第
3図の各キーであり、公知のキーマトリックスによって
どのキーが押されたかがCPU801にわかるように構
成されている。また、1630は定着系ユニットであり
、第1図における各部183,807および813等を
含むものである。
(以下余白)
5、動作例
次に本発明を画像形成装置の定着装置C適用した場合の
温度制御動作を例として述べる。温度制御を行う際の状
態量として、例えば ■目標温度に対する現在の温度の温度偏差■単位時間当
たりの温度変化量である温度勾配■単位時間当りに定着
器を通過する記録媒体の面積(紙面後) の3つの状態量を用いる。
温度制御動作を例として述べる。温度制御を行う際の状
態量として、例えば ■目標温度に対する現在の温度の温度偏差■単位時間当
たりの温度変化量である温度勾配■単位時間当りに定着
器を通過する記録媒体の面積(紙面後) の3つの状態量を用いる。
温度制御を行う際の操作量として、
■ヒータ163−1のON時間
を用いる。
第5図は上記■〜■の状態量および操作量のメンバシッ
プと呼ばれるファジィ集合である。温度偏差、温度勾配
、紙面後、およびヒータON時間の各々は、その量とそ
の量が属する度合(適合度)とによって定められるいく
つかの集合の少なくとも1つに属する。温度偏差、温度
勾配およびヒータON時間の場合には、 1) NB(Negative Big)負の値で絶対
値が大きい。
プと呼ばれるファジィ集合である。温度偏差、温度勾配
、紙面後、およびヒータON時間の各々は、その量とそ
の量が属する度合(適合度)とによって定められるいく
つかの集合の少なくとも1つに属する。温度偏差、温度
勾配およびヒータON時間の場合には、 1) NB(Negative Big)負の値で絶対
値が大きい。
2) NS(Negative Small)負の値で
絶対値が小さい。
絶対値が小さい。
3) ZO(Zero)
Oの付近。
4) PS(Posltive Small)正の値で
絶対値が小さい。
絶対値が小さい。
5) Pa(Positive Small)正の
値で絶対値が大きい。
値で絶対値が大きい。
とする。
また、紙面後については、
1) SM(SMALL)
小面積
2) ME(MEDIIJM)
中程度のサイズ
3) LA (LARGE)
大面積
とする。
各々の集合に対する適合度はOから1までの値で表現さ
れる。第5図中(a)は温度偏差のメンバシップ関数、
同じ<(b)は温度勾配のメンバシップ関数、同じ<(
C)は単位時間当たりに定着器を通る紙面績のメンバシ
ップ関数、(d)はヒータON時間のメンバシップ関数
である0例えば、温度偏差の場合、図中(a)のZO(
Zero)を例にとり説明すると、温度偏差が0℃のと
きはzOという集合に属する場合は、1.0である。ま
た、例えば温度偏差が1.5℃(または−1,5℃〉の
時はzOおよびps(またはNS)という集合に属する
度合は0.5であるという意味である。他の場合も同様
である。
れる。第5図中(a)は温度偏差のメンバシップ関数、
同じ<(b)は温度勾配のメンバシップ関数、同じ<(
C)は単位時間当たりに定着器を通る紙面績のメンバシ
ップ関数、(d)はヒータON時間のメンバシップ関数
である0例えば、温度偏差の場合、図中(a)のZO(
Zero)を例にとり説明すると、温度偏差が0℃のと
きはzOという集合に属する場合は、1.0である。ま
た、例えば温度偏差が1.5℃(または−1,5℃〉の
時はzOおよびps(またはNS)という集合に属する
度合は0.5であるという意味である。他の場合も同様
である。
次に温度偏差と温度勾配と紙面績の各状態量から操作量
であるヒータON時間をファジィ推論によって算出する
方法について述べる。
であるヒータON時間をファジィ推論によって算出する
方法について述べる。
ヒータON時間の決定には、例えば次のようなファジィ
規則(ルール)を用いる。
規則(ルール)を用いる。
(ルール1)
If 温度偏差5=PBand 温度勾配+aZO
and紙面積冨ME then ヒータON時間=NS (ルール2) If 温度偏差=PSand 温度勾配−ZOan
d紙面積=ME then ヒータON時間=20 このようなファジィ規則は制御対象や制御環境等に応じ
て適切に設定される。第6図は本例に係る定着器制御を
行う場合のファジィ規則の一例を示す、ここで、Eは温
度偏差、DEは温度勾配、spは紙面績、HはヒータO
N時間である。
and紙面積冨ME then ヒータON時間=NS (ルール2) If 温度偏差=PSand 温度勾配−ZOan
d紙面積=ME then ヒータON時間=20 このようなファジィ規則は制御対象や制御環境等に応じ
て適切に設定される。第6図は本例に係る定着器制御を
行う場合のファジィ規則の一例を示す、ここで、Eは温
度偏差、DEは温度勾配、spは紙面績、HはヒータO
N時間である。
まず、本例の比較対象として、従来の基本的なファジィ
推論方法について説明する。
推論方法について説明する。
第7図は、前記(ルール1)と(ルール2)を用いてフ
ァジィ推論により、ヒータON時間を算出する一例であ
る。
ァジィ推論により、ヒータON時間を算出する一例であ
る。
例として、温度偏差=X、温度勾配=yおよび紙面績=
2とした場合を考える。
2とした場合を考える。
(ルール1)では、温度偏差のメンバシップ関数より、
入力Xに対してμ8の度合でPBの集合に含まれ、温度
勾配のメンバシップ関数により、人力yに対してμ、の
度合でzOの集合に含まれ、紙面績のメンバシップ関数
により、入力Zに対してμ8の度合でMEの集合心合ま
れる。
入力Xに対してμ8の度合でPBの集合に含まれ、温度
勾配のメンバシップ関数により、人力yに対してμ、の
度合でzOの集合に含まれ、紙面績のメンバシップ関数
により、入力Zに対してμ8の度合でMEの集合心合ま
れる。
まず上記ルールの前件部に従ってμ8とμ、とμ8との
最小値(論理積〉をとり、その値(この場合μ、)をル
ール1の条件部が満たされる度合(適合度)とする0次
に、この度合度を後件部のファジィ集合(反映させるた
め、これとヒータON時間のメンバシップ関数NSとの
論理積演算(MIN演算)を行うと、推論結果としてS
の斜線部で示す台形の底辺を除く3辺で定められるもの
を得る。(ルール2)においても同様の演算を行い、T
の斜線部で示す台形の底辺を除く3辺で定められるファ
ジィ集合の推論結果が得られる。その後、Sの集合とT
の集合との最大値(論理積)をとり、斜線部Uの底辺を
除く辺で示される新たなファジィ集合が最終的な推論結
果として得られる。そして、この集合の重心を計算して
得られた値をファジィ推論により得られたヒータのON
時間と設定する。同様のことを第6図で示したファジィ
規則について行う。
最小値(論理積〉をとり、その値(この場合μ、)をル
ール1の条件部が満たされる度合(適合度)とする0次
に、この度合度を後件部のファジィ集合(反映させるた
め、これとヒータON時間のメンバシップ関数NSとの
論理積演算(MIN演算)を行うと、推論結果としてS
の斜線部で示す台形の底辺を除く3辺で定められるもの
を得る。(ルール2)においても同様の演算を行い、T
の斜線部で示す台形の底辺を除く3辺で定められるファ
ジィ集合の推論結果が得られる。その後、Sの集合とT
の集合との最大値(論理積)をとり、斜線部Uの底辺を
除く辺で示される新たなファジィ集合が最終的な推論結
果として得られる。そして、この集合の重心を計算して
得られた値をファジィ推論により得られたヒータのON
時間と設定する。同様のことを第6図で示したファジィ
規則について行う。
ここで、推論結果に支配的な規則を算出する手段につい
て述べる。
て述べる。
第7図の例で説明すると、入力x、y、zに対して前述
のMIN演算が行われ、Sの斜線部で示す台形が求まる
が、この台形の面積を(ルール1)の支配度と考え、各
規則から求められた支配度(台形の面積)を比較し、最
大のものを推論結果に支配的な規則とする。この例では
、(ルール1)が支配的な規則である。
のMIN演算が行われ、Sの斜線部で示す台形が求まる
が、この台形の面積を(ルール1)の支配度と考え、各
規則から求められた支配度(台形の面積)を比較し、最
大のものを推論結果に支配的な規則とする。この例では
、(ルール1)が支配的な規則である。
つぎに、推論結果に支配的な規則の遷移順序について述
べる。
べる。
第8図は定着器の温度と時間との関係を、第9図は第8
図の特徴点における温度偏差と温度勾配との関係を示す
、これら図における■〜■は、それぞれ対応した点であ
る。このように、特徴点はある規則に従い遷移する。そ
して、各特徴点では各特徴を含む規則が支配的となる。
図の特徴点における温度偏差と温度勾配との関係を示す
、これら図における■〜■は、それぞれ対応した点であ
る。このように、特徴点はある規則に従い遷移する。そ
して、各特徴点では各特徴を含む規則が支配的となる。
つまり、■の点では、(if 温度勾配=PBand
温度勾配=zO)という前件部を含む規則が支配的
となる。この支配的な規則の遷移順序は、RAM805
に記憶される。
温度勾配=zO)という前件部を含む規則が支配的
となる。この支配的な規則の遷移順序は、RAM805
に記憶される。
そして、本例では支配的となる規則の遷移順序を考慮し
、さらに推論を行う際に次に支配的となる規則に重みづ
けを行うとともに、その重みを変化させることにより、
遅延量の変動(例えば経時変化等に起因したサーミスタ
の遅延量の変動)によらず、制御系の遅延を常に正確に
補正できるようにする。重みづけはRAM805に記憶
された重みづけデータに基づきCPt1801が行う。
、さらに推論を行う際に次に支配的となる規則に重みづ
けを行うとともに、その重みを変化させることにより、
遅延量の変動(例えば経時変化等に起因したサーミスタ
の遅延量の変動)によらず、制御系の遅延を常に正確に
補正できるようにする。重みづけはRAM805に記憶
された重みづけデータに基づきCPt1801が行う。
第10図は本実施例に係り、次に支配的となる規則の重
みを変化させてファジィ推論を行う例である。
みを変化させてファジィ推論を行う例である。
第10図の入力値x、y、zにおいて支配的となる規則
は(ルールA)で、第9図の■に相当することから次に
支配的となるのは■であり(ルールB)の規則とわかる
。そこで、(ルールB)から求まるヒータON時間Tに
対しである補正係数を乗じてToを得、次の重心演算を
行い、ヒータのON時間を決定する。
は(ルールA)で、第9図の■に相当することから次に
支配的となるのは■であり(ルールB)の規則とわかる
。そこで、(ルールB)から求まるヒータON時間Tに
対しである補正係数を乗じてToを得、次の重心演算を
行い、ヒータのON時間を決定する。
この補正係数は、検査時や工場出荷時等にその初期値が
決定され、ROM803または例えばバッテリによりバ
ックアップしたRAM805に格納しておくことができ
る。その後、サーミスタ等の経時変化による遅延量の変
化を反映するために第11図に示す関数に従い補正係数
を変化させていく、この演算は、CPO301が行う、
第11図の関数は、初期設定時の値に対する比率である
。すなわち、例えばヒータ通電時間を積算する手段を設
けるとともに、当該積算値と比率とのルックアップテー
ブルをROM等に設け、CPtl801がこれを参照し
てその比率を補正係数(!!み)の初期値に乗じればよ
い。
決定され、ROM803または例えばバッテリによりバ
ックアップしたRAM805に格納しておくことができ
る。その後、サーミスタ等の経時変化による遅延量の変
化を反映するために第11図に示す関数に従い補正係数
を変化させていく、この演算は、CPO301が行う、
第11図の関数は、初期設定時の値に対する比率である
。すなわち、例えばヒータ通電時間を積算する手段を設
けるとともに、当該積算値と比率とのルックアップテー
ブルをROM等に設け、CPtl801がこれを参照し
てその比率を補正係数(!!み)の初期値に乗じればよ
い。
6、制御手段
次に第12図を参照して、本実施例の制御手順を説明す
る。これは、所定時間(本例ではLogs)毎に割り込
みにより起動される制御手順の一例である。
る。これは、所定時間(本例ではLogs)毎に割り込
みにより起動される制御手順の一例である。
まず、後述の第13図で設定されるヒータON時間1(
1はヒータ通電時間規定のために用いるパラメータであ
って、本例では10m5を単位とする)に応じ、tが0
0”か否かを判断して(ステップ!2−1)、”O”で
あれば、ファジィ推論によりヒータON時間tを設定す
るファジィ推論サブルーチンをコールし、その後リター
ンする。
1はヒータ通電時間規定のために用いるパラメータであ
って、本例では10m5を単位とする)に応じ、tが0
0”か否かを判断して(ステップ!2−1)、”O”で
あれば、ファジィ推論によりヒータON時間tを設定す
るファジィ推論サブルーチンをコールし、その後リター
ンする。
一方ステップ12−1の判断で否の場合は、ヒータON
時間tが正か負かを判断しくステップ12−3)、正の
場合にはtの値を”1”減算して(ステップ12−4)
、その後ヒータON時間tが”01か否かを判断する
(ステップ12−5) 、ここで”0”の場合じは、フ
ァジィ推論サブルーチン(ステップ12−7)をコール
し、その後リターンする。−度ステップ12−5の判断
で、否の場合にはヒータをONにしくステップ12−6
) 、 リターンする。
時間tが正か負かを判断しくステップ12−3)、正の
場合にはtの値を”1”減算して(ステップ12−4)
、その後ヒータON時間tが”01か否かを判断する
(ステップ12−5) 、ここで”0”の場合じは、フ
ァジィ推論サブルーチン(ステップ12−7)をコール
し、その後リターンする。−度ステップ12−5の判断
で、否の場合にはヒータをONにしくステップ12−6
) 、 リターンする。
ステップ12−3の判断で、ヒータON時間tが負の場
合社は、tの値を“1“加算しくステップ12−8)
、その後ヒータON時間tが”O“か否かを判断しくス
テップ12−9) 、”O”の場合にはファジィ推論サ
ブルーチン(12−7)をコールし、その後リターンす
る。逆に、ステップ12−9の判断で否の場合には、ヒ
ータをOFFにしくステップ12−10)、リターンす
る。
合社は、tの値を“1“加算しくステップ12−8)
、その後ヒータON時間tが”O“か否かを判断しくス
テップ12−9) 、”O”の場合にはファジィ推論サ
ブルーチン(12−7)をコールし、その後リターンす
る。逆に、ステップ12−9の判断で否の場合には、ヒ
ータをOFFにしくステップ12−10)、リターンす
る。
次に第13図示の手順を参照して、ファジィ推論サブル
ーチン動作手順の一例を説明する。
ーチン動作手順の一例を説明する。
まず、定着ローラの温度をサーミスタ163−2により
計測しくステップ13−1) 、目標温度に対する現在
の温度の偏差および単位時間当りの温度変化である温度
勾配を算出する(ステップ13−2)、また、使用者あ
るいはRDF300により指定された紙サイズより紙面
積を算出する(ステップ13−3)。
計測しくステップ13−1) 、目標温度に対する現在
の温度の偏差および単位時間当りの温度変化である温度
勾配を算出する(ステップ13−2)、また、使用者あ
るいはRDF300により指定された紙サイズより紙面
積を算出する(ステップ13−3)。
その後、第6図示のすべてのファジィルールについて、
前述した方法で各ファジィ規則に従い状態量のファジィ
集合に属する度合から操作量のファジィ集合に属する度
合を算出しくステップ13−4.13−5)、各ルール
に属する集合の最大値を算出しくステップ13−6)
、第11図に関連して述べた比率から現在の最適な補正
係数を演算して決定し、次に前述の支配的となる規則の
後件部C補正係数を乗じ(ステップ13−7) 、重心
を求めることでその最も可能性の高い操作量を算出しく
ステップ13−8> 、ヒータON時間tとして設定す
る(ステップ13−9)。
前述した方法で各ファジィ規則に従い状態量のファジィ
集合に属する度合から操作量のファジィ集合に属する度
合を算出しくステップ13−4.13−5)、各ルール
に属する集合の最大値を算出しくステップ13−6)
、第11図に関連して述べた比率から現在の最適な補正
係数を演算して決定し、次に前述の支配的となる規則の
後件部C補正係数を乗じ(ステップ13−7) 、重心
を求めることでその最も可能性の高い操作量を算出しく
ステップ13−8> 、ヒータON時間tとして設定す
る(ステップ13−9)。
ヒータON時間tは、上述のように、10m5割り込み
の中でヒータON時間を制御する時に使用され、lhs
を単位とした値を設定する。
の中でヒータON時間を制御する時に使用され、lhs
を単位とした値を設定する。
7、他の実施例
以下にファジィ推論を行う際に次に支配的となる規則に
重みづけを行うとともに、その重みを変化させる手段の
他の実施例を説明する。
重みづけを行うとともに、その重みを変化させる手段の
他の実施例を説明する。
第6図で示した全ファジィ推論をおこなうときに、次に
支配的となる規則の後件部に対して本例ではある一定の
値を加算または減算する。ここでは、遅延による影響を
抑制する方向、つまり一定の値を加算をするものとする
。
支配的となる規則の後件部に対して本例ではある一定の
値を加算または減算する。ここでは、遅延による影響を
抑制する方向、つまり一定の値を加算をするものとする
。
この加算値は、ROM803やバッテリによりバックア
ップされたRAM805に記憶させておくことができ、
検査時や工場出荷等にその初期値が決定される。その後
、サーミスタ等の経時変化による遅延量の変化を反映す
るために′!J14図に示す関数に従い加算値を変化さ
せていく。この演算は、上記第1の実施例と同様にして
にPU801が行うことができる。第14図の関数は、
初期設定時の値に対する比率である。
ップされたRAM805に記憶させておくことができ、
検査時や工場出荷等にその初期値が決定される。その後
、サーミスタ等の経時変化による遅延量の変化を反映す
るために′!J14図に示す関数に従い加算値を変化さ
せていく。この演算は、上記第1の実施例と同様にして
にPU801が行うことができる。第14図の関数は、
初期設定時の値に対する比率である。
次に第15図を参照して、本実施例の制御手順を説明す
る。これは、所定時間(例えばl0m5)毎に割り込み
により起動される制御手順の一例である。
る。これは、所定時間(例えばl0m5)毎に割り込み
により起動される制御手順の一例である。
まず、従来の第16図で設定されるヒータON時間tに
応じ、tが10“か否かを判断して(ステップ15−1
)、@O”であれば、ファジィ推論によりヒータON時
間tを設定するファジィ推論サブルーチンをコールし、
その後リターンする。
応じ、tが10“か否かを判断して(ステップ15−1
)、@O”であれば、ファジィ推論によりヒータON時
間tを設定するファジィ推論サブルーチンをコールし、
その後リターンする。
一方ステップ15−1の判断で否の場谷は、ヒータON
時間tが正か負かを判断しくステップ15−3)、正の
場合にはtの値を”1゛減算して(ステップ15−4)
、その後ヒータON時間tが”0″か否かを判断する
(ステップ15−5)。ここで“O”の場合には、ファ
ジィ推論サブルーチン(ステップ15−7)をコールし
、その後リターンする。一方ステップ15−5の判断で
、否の場合社はヒータをONにしくステップ15−8)
、 リターンする。
時間tが正か負かを判断しくステップ15−3)、正の
場合にはtの値を”1゛減算して(ステップ15−4)
、その後ヒータON時間tが”0″か否かを判断する
(ステップ15−5)。ここで“O”の場合には、ファ
ジィ推論サブルーチン(ステップ15−7)をコールし
、その後リターンする。一方ステップ15−5の判断で
、否の場合社はヒータをONにしくステップ15−8)
、 リターンする。
ステップエ5−3の判断で、ヒータON時間tが負の場
合には、tの値を”1”加算しくステップ15−8)
、その後のヒータON時間tが”O”か否かを判断しく
ステップ15−9)、@01の場合にはファジィ推論サ
ブルーチン(ステップ15−7)をコールシ、その後リ
ターンする。逆にステップ15−9の判断で否の場合に
は、ヒータをOFFにしくステップ15−10)、リタ
ーンする。
合には、tの値を”1”加算しくステップ15−8)
、その後のヒータON時間tが”O”か否かを判断しく
ステップ15−9)、@01の場合にはファジィ推論サ
ブルーチン(ステップ15−7)をコールシ、その後リ
ターンする。逆にステップ15−9の判断で否の場合に
は、ヒータをOFFにしくステップ15−10)、リタ
ーンする。
次に第16図示の手順を参照して、本例に係るファジィ
推論サブルーチン動作手順の一例を説明する。
推論サブルーチン動作手順の一例を説明する。
まず、定着ローラの温度をサーミスタ163−2により
計測しくステップ1B−1) 、目標温度に対する現在
の温度の偏差および単位時間当りの温度変化である温度
勾配を算出する(ステップ16−2)。また、使用者あ
るいはRDF300により指定された紙サイズより紙面
積を算出する(ステップ1B−3) 。
計測しくステップ1B−1) 、目標温度に対する現在
の温度の偏差および単位時間当りの温度変化である温度
勾配を算出する(ステップ16−2)。また、使用者あ
るいはRDF300により指定された紙サイズより紙面
積を算出する(ステップ1B−3) 。
その後、第6図示のすべてのファジィルールについて、
前述した方法で各ファジィ規則に従い状態量のファジィ
集合に属する度合から操作量のファジィ集合に属する度
合を算出しくステップ16−4.16−5)、各ルール
に属する集合の最大値を算出し、(ステップ16−6)
、上記ステップ13−7を同様にして最適の加算値を
得、次に前述の支配的となる規則の後件部に一定の値を
加算しくステップ16−7) 、重心を求めることでそ
の最も可能性の高い操作量を算出しくステップ16−8
) 、ヒータON時間tとして設定する。(ステップ1
li−9) 。
前述した方法で各ファジィ規則に従い状態量のファジィ
集合に属する度合から操作量のファジィ集合に属する度
合を算出しくステップ16−4.16−5)、各ルール
に属する集合の最大値を算出し、(ステップ16−6)
、上記ステップ13−7を同様にして最適の加算値を
得、次に前述の支配的となる規則の後件部に一定の値を
加算しくステップ16−7) 、重心を求めることでそ
の最も可能性の高い操作量を算出しくステップ16−8
) 、ヒータON時間tとして設定する。(ステップ1
li−9) 。
ヒータON時間tは、本例でも10m5割り込みの中で
ヒータON時間を制御する時に使用され、1h+sを単
位とした値を設定する。
ヒータON時間を制御する時に使用され、1h+sを単
位とした値を設定する。
8、その他
なお、以上の実施例では制御対象を定着手段とした場合
について述べたが、帯電手段、露光手段、転写手段、記
録媒体給送手段、搬送手段、および画像形成モード設定
手段等、装置内の各手段に対しても同様の制御を施すこ
とができる。
について述べたが、帯電手段、露光手段、転写手段、記
録媒体給送手段、搬送手段、および画像形成モード設定
手段等、装置内の各手段に対しても同様の制御を施すこ
とができる。
例えば、転写手段における状態量としては、室温、湿度
、気圧等、操作量としては帯電時に印加する電流をとる
ことができる。
、気圧等、操作量としては帯電時に印加する電流をとる
ことができる。
また、露光手段における状態量としては、感光体の電位
、現像バイアス等、操作量としては露光ランプの点灯電
圧をとることができる。
、現像バイアス等、操作量としては露光ランプの点灯電
圧をとることができる。
まk、搬送手段における状態量としては、搬送速度、搬
送速度勾配、湿度等、操作量としては搬送速度制御電圧
をとることができる。
送速度勾配、湿度等、操作量としては搬送速度制御電圧
をとることができる。
また、本実施例においては電子写真複写機の定着器を例
としたが、本発明の画像形成装置としては、必ずしも電
子写真複写機に限らず、インクジェットプリンタ、サー
マルプリンタ等にも適用可能である0例えば、本実施例
の定着器としてはヒータ!l1II御を例にとったが、
インクジェットプリンタにおいて印字したインクを乾燥
させる手段を用いるとすれば、これも広義(は定着器と
いえる。さらに定着器以外の手段、例えば光学系駆動モ
ータ制御等に本発明は適用可能である。
としたが、本発明の画像形成装置としては、必ずしも電
子写真複写機に限らず、インクジェットプリンタ、サー
マルプリンタ等にも適用可能である0例えば、本実施例
の定着器としてはヒータ!l1II御を例にとったが、
インクジェットプリンタにおいて印字したインクを乾燥
させる手段を用いるとすれば、これも広義(は定着器と
いえる。さらに定着器以外の手段、例えば光学系駆動モ
ータ制御等に本発明は適用可能である。
また、上述のファジィ推論のアルゴリズムは一例であっ
て、アルゴリズムを変形しても差支えない。例えば複数
の規則の合成時に面積の最大値の重心をとるかわりに、
縦軸が最大となる値に対する横軸の値を推論結果として
もよい、また、ファジィ規則の数や内容も経験則に基づ
き変形することが可能である。
て、アルゴリズムを変形しても差支えない。例えば複数
の規則の合成時に面積の最大値の重心をとるかわりに、
縦軸が最大となる値に対する横軸の値を推論結果として
もよい、また、ファジィ規則の数や内容も経験則に基づ
き変形することが可能である。
また、ファジィ集合や規則を独立してRAMやROMに
記憶させておき制御の際にファジィ推論の演算を行うの
ではなく、予めすべての状態量の入力の組み合せについ
てあらかじめ推論した結果をルックアップテーブル(R
OM)に記憶しておけば状態量の入力に応じて簡単に出
力を得ることができる。
記憶させておき制御の際にファジィ推論の演算を行うの
ではなく、予めすべての状態量の入力の組み合せについ
てあらかじめ推論した結果をルックアップテーブル(R
OM)に記憶しておけば状態量の入力に応じて簡単に出
力を得ることができる。
また、補正係数の乗算はCPO301により行わずに、
乗算回路を別途設けて行ってもよい。
乗算回路を別途設けて行ってもよい。
以上説明したようC本発明の上記実施例によれば、従来
、環境の変化に対して固定された制御が行われていた画
像形成装置に複雑な要因を考慮した制御を与えることに
より、効率的な画像形成処理を行うことができる。また
、その際複数のパラメータに基づいて制御量を決定する
ので、仮に入力データの一部に誤差があったとしてもl
!dJ御量C大量C大幅が生じるのを防止することがで
きる。
、環境の変化に対して固定された制御が行われていた画
像形成装置に複雑な要因を考慮した制御を与えることに
より、効率的な画像形成処理を行うことができる。また
、その際複数のパラメータに基づいて制御量を決定する
ので、仮に入力データの一部に誤差があったとしてもl
!dJ御量C大量C大幅が生じるのを防止することがで
きる。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、ファジィ推論を行う際に
次に支配的となる規則の重みを変化させるという、検出
手段や$Ja対象の製造上のばらつきや経時変化等に起
因した制御系の遅延量の変動を補正する専用の手段を設
けたことにより、遅延に対する補正を独立して制御でき
るとともに、機械間のばらつきや経時変化によらず操作
量を容易かつ正確に補正することができる。このことに
より、画像形成装置の電力の消費、紙詰り、破損等を常
に最小限に押さえることができ、更Cプロセス制御など
を最適に行うことが出来るため、画像の質が向上し、画
像形成の信頼性を著しく向上させることができる。
次に支配的となる規則の重みを変化させるという、検出
手段や$Ja対象の製造上のばらつきや経時変化等に起
因した制御系の遅延量の変動を補正する専用の手段を設
けたことにより、遅延に対する補正を独立して制御でき
るとともに、機械間のばらつきや経時変化によらず操作
量を容易かつ正確に補正することができる。このことに
より、画像形成装置の電力の消費、紙詰り、破損等を常
に最小限に押さえることができ、更Cプロセス制御など
を最適に行うことが出来るため、画像の質が向上し、画
像形成の信頼性を著しく向上させることができる。
第1図は本発明の一実施例に係り、本発明を定着装置に
適用した場合の制aII系の構成例を示す基本ブロック
図、 第2図は本実施例に係る画像形成装置の全体の内部構成
例を示す断面図、 第3図は実施例の操作パネルの外観構成例を示す平面図
、 344図は本実施例に係る制御系の全体的回路構成例を
示すブロック図、 第5図は本実施例で採用可能なメンバシップ関数を説明
するための線図、 第6図は本実施例に適用可能なファジィ規則を示す説明
図、 第7図は従来のファジィ推論の方法を説明するための説
明図、 ′s8図は本実施例のflJm対象である定着機の温度
と時間との関係を示す線図、 第9図は第8図における各特徴点での温度偏差と温度勾
配とを示す説明図、 $10図は本実施例で適用したファジィ推論の方法を説
明するための説明図、 第11図は本実施例に係る補正係数の初期設定値に対す
る比率を示す線図、 第12図は本実施例に係る制御対象(ヒータ)の制御手
順の一例を示すフ・ローチャート、第13図は本実施例
に係るファジィ推論手順の一例を示すフローチャート、 第14図は本発明の第2の実施例に係る補正値の初期設
定値に対する比率を示す線図、 第15図は当該第2の実施例に係る制御対象(ヒータ)
の制御手順の一例を示すフローチャート、 第16図は当該第2の実施例2係るファジィ推論手順の
一例を示すフローチャートである。 100・・・ 画像形成装置本体、 163・・・ 定着装置、 163−1・・・ ヒータ、 163−2・・・ サーミスタ、 163−3・・・ 駆動回路、 200・・・ ベディスタル、 300・・・ RDF 。 400・・・ ステイプルソータ、 600・・・ キー群、 700・・・ デイスプレィ群、 801−CPU 。 803・・・ ROM 。 805・・・ RAM 。 メンバ 第 シップ閥秋 5図 フ丁ジイメ兄ワ°」2示1凶 第6図 友la器の」−1乙時間の関1翫 第8図 温度偏差 、各5竹4臥薫て゛の、JcjL倫ゑ乙渫底勾配第9図 ネ南’!(氷状のネIJspH亀(足イ直1=ダ丁する
よtQ第11図 10m5 書i’)込升フロー’r〒−)第12図 ヒーター通電時間 ネ南゛工値の字刀、冥It言又定儂ドク↑するル牢第1
4図 ioms零ツリ八升フへ−すマ一ト 第15図
適用した場合の制aII系の構成例を示す基本ブロック
図、 第2図は本実施例に係る画像形成装置の全体の内部構成
例を示す断面図、 第3図は実施例の操作パネルの外観構成例を示す平面図
、 344図は本実施例に係る制御系の全体的回路構成例を
示すブロック図、 第5図は本実施例で採用可能なメンバシップ関数を説明
するための線図、 第6図は本実施例に適用可能なファジィ規則を示す説明
図、 第7図は従来のファジィ推論の方法を説明するための説
明図、 ′s8図は本実施例のflJm対象である定着機の温度
と時間との関係を示す線図、 第9図は第8図における各特徴点での温度偏差と温度勾
配とを示す説明図、 $10図は本実施例で適用したファジィ推論の方法を説
明するための説明図、 第11図は本実施例に係る補正係数の初期設定値に対す
る比率を示す線図、 第12図は本実施例に係る制御対象(ヒータ)の制御手
順の一例を示すフ・ローチャート、第13図は本実施例
に係るファジィ推論手順の一例を示すフローチャート、 第14図は本発明の第2の実施例に係る補正値の初期設
定値に対する比率を示す線図、 第15図は当該第2の実施例に係る制御対象(ヒータ)
の制御手順の一例を示すフローチャート、 第16図は当該第2の実施例2係るファジィ推論手順の
一例を示すフローチャートである。 100・・・ 画像形成装置本体、 163・・・ 定着装置、 163−1・・・ ヒータ、 163−2・・・ サーミスタ、 163−3・・・ 駆動回路、 200・・・ ベディスタル、 300・・・ RDF 。 400・・・ ステイプルソータ、 600・・・ キー群、 700・・・ デイスプレィ群、 801−CPU 。 803・・・ ROM 。 805・・・ RAM 。 メンバ 第 シップ閥秋 5図 フ丁ジイメ兄ワ°」2示1凶 第6図 友la器の」−1乙時間の関1翫 第8図 温度偏差 、各5竹4臥薫て゛の、JcjL倫ゑ乙渫底勾配第9図 ネ南’!(氷状のネIJspH亀(足イ直1=ダ丁する
よtQ第11図 10m5 書i’)込升フロー’r〒−)第12図 ヒーター通電時間 ネ南゛工値の字刀、冥It言又定儂ドク↑するル牢第1
4図 ioms零ツリ八升フへ−すマ一ト 第15図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)装置に配設される制御対象の状態量を検知する状態
量検知手段、 前記制御対象に操作量を与える制御手段、 前記状態量と前記操作量との関係を定性的な規則として
関係づける規則記憶手段、 前記状態量と前記操作量とを少なくともひとつのあいま
い集合で表現した関数記憶手段、 前記規則に従い前記状態量の集合に属する度合から前記
操作量の集合に属する度合を算出し、その最も可能性の
高い操作量を推論する推論手段、当該推論結果に支配的
な規則を算出する算出手段、 前記推論結果に支配的な規則の遷移順序を記憶する記憶
手段、および 2)前記装置は感光体上に潜像を形成し、現像手段によ
り可視化し、転写紙上に可視像を転写する装置であつて
、 前記制御対象は、帯電手段、露光手段、現像手段、転写
手段、記録媒体給送手段、記録媒体搬送手段、定着手段
、および画像形成モード設定手段の少なくともひとつで
あることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 3)前記算出手段は、前記規則の後件部の影響が最も大
きいものを選択することを特徴とする請求項1記載の画
像形成装置。 4)前記重みづけ手段は、前記規則の後件部に所定の係
数を乗じることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
置。 5)前記係数は、所定の定性的な規則に従うものである
ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。 6)前記重みづけ手段は、規則の後件部に所定の値を加
算または減算することを特徴とする請求項1記載の画像
形成装置。 7)前記値は、所定の定性的な規則に従うものであるこ
とを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1224659A JPH0389369A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 画像形成装置 |
EP90309485A EP0415752B1 (en) | 1989-09-01 | 1990-08-30 | Image forming apparatus |
DE69024140T DE69024140T2 (de) | 1989-09-01 | 1990-08-30 | Bilderzeugungsgerät |
US08/150,250 US5377321A (en) | 1989-09-01 | 1993-11-10 | Image forming apparatus having settable inference rules |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1224659A JPH0389369A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0389369A true JPH0389369A (ja) | 1991-04-15 |
Family
ID=16817194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1224659A Pending JPH0389369A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0389369A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05173383A (ja) * | 1991-04-24 | 1993-07-13 | Ricoh Co Ltd | 画像形成方法 |
EP0736821A1 (en) * | 1995-04-07 | 1996-10-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Heater control device |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP1224659A patent/JPH0389369A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05173383A (ja) * | 1991-04-24 | 1993-07-13 | Ricoh Co Ltd | 画像形成方法 |
EP0736821A1 (en) * | 1995-04-07 | 1996-10-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Heater control device |
US5747777A (en) * | 1995-04-07 | 1998-05-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Heater control device |
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