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JPH0389249A - ピールアパート感光性エレメントを使用する画像反転方法 - Google Patents

ピールアパート感光性エレメントを使用する画像反転方法

Info

Publication number
JPH0389249A
JPH0389249A JP2208329A JP20832990A JPH0389249A JP H0389249 A JPH0389249 A JP H0389249A JP 2208329 A JP2208329 A JP 2208329A JP 20832990 A JP20832990 A JP 20832990A JP H0389249 A JPH0389249 A JP H0389249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
cover sheet
sheet
exposed
photocurable layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2208329A
Other languages
English (en)
Inventor
Jr Harvey W Taylor
ハーベー・ウオールター・テイラー・ジユニア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPH0389249A publication Critical patent/JPH0389249A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F3/00Colour separation; Correction of tonal value
    • G03F3/10Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives
    • G03F3/102Lamination or delamination method or apparatus for colour proofing systems
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/34Imagewise removal by selective transfer, e.g. peeling away

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はカラープルーフ用に特に有用な画像複製方法に
関するものである。さらに詳細には、剥離可能なカバー
シート、光硬化性層、エラストマ層、および支持体とか
ら構成される、ピールアパート型の感光性エレメントを
使用し、カバーシート上には原板のポジ画像を、そして
エラストマ層上には原板のネガ画像を作成する方法に関
するものである。
発明の背景 画像の複製に使用することのできる感光性エレメントは
、グラフイックアーツの分野で良く知られている。この
ような材料は、使用した原板に関してポジまたはネガの
いずれかの像を作るために、色分解原板のような画像を
担持する原板を通じて活性放射線に対して露光される。
ポジ型のエレメントは、露光をされた原板の複製像を形
成する。ネガ型のエレメントは、露光をされた原板と反
転した画像を形成する。
画像状の露光の後に感光性エレメントは、可溶性の画像
区域を洗い去る、着色材で粘着性の画像区域をトーニン
グする、光付着性層をピールアパートする、またはこれ
ら各方法の組み合わせにより現像することができる。得
られた画像を保持する感光性エレメントは、カラープル
ーフ用の目的に特に有用である。カラープルーフ法に有
効な文献は、Michael  H,Brun。
圧着の「カラープルーフ法の概要J GAMAComm
unications、 1986である。
Cohen氏とFan氏の米国特許第4.282,30
8号では、着色材によりトーニングを必要としないドラ
イプロセスで、着色画像を作ることのできるネガ型の感
光性エレメントを説明している。このエレメントは、表
面から下に向けて剥離可能なカバーシート、着色材を含
む光付着性層、本質的に非感光性の粘着性エラストマ層
、および支持体の順に構成されている。カバーシートを
通して活性放射線に対して像状露光した後、このエレメ
ントはカバーシートをはがし取ることにより現像できる
。着色した光付着性層の露光をされた画像区域は、カバ
ーシートに付着しこれとともにとり除かれる。着色した
光付着性層の未露光区域はエラストマ層上に残留する。
画像状露光がネガ原板を通じて行なわれ、そして露光さ
れたエレメントをはがし取ったとき、はぎ取ったカバー
シート上にはポジ画像が得られ、そしてエラストマ層上
にはネガ画像が得られる。画像状露光がポジ原板を通じ
てなされついでエレメントを剥離すると、はぎ取ったカ
バーシート上にはネガ画像が、そしてエラストマ層上に
はポジ画像が生ずる。
Tay1or氏の米国特許第4,489,154号には
、着色材によるトーニングを必要とせずにサーブリント
プルーフを作成するドライプロセス法を説明している。
この方法は剥離可能なカバーシート;着色材を含む光付
着性層;本質的に非感光性のエラストマ層:および支持
体から構成される、ピールアパート型の感光性エレメン
トに画像状の露光をすることを用いている。例えば、ポ
ジの色分解原板のようなポジ像を通じて、活性放射線に
対して露光しそしてカバーシートをはがし取ると、着色
した光付着性のポジ画像がエラストマ層上に残留する。
この画像はつぎに基体に対し接着される。この方法を異
る色に着色した感光性エレメントでくり返すことにより
、基体上に多色のサーブリントプルーフを作ることがで
きる。露光をネガの色分解原板のようなネガ像を通じて
行なうときは、カバーシート上にポジ画像が得られる。
時には、前述のものと逆の反転画像を作る方法、すなわ
ち露光後に、像状に露光をされなかった区域はエラスト
マ層よりもカバーシートに接着し、そのためこれらの区
域はカバーシートとともにとり除かれ、そして像状に露
光された区域はエラストマ層上に残留するという方法が
必要とされる。このエレメントが予め着色されていると
き、ポジ分解原板を通じに画像状の露光は、カバーシー
ト上に直接ポジのオーバレイプルーフを形成するであろ
う。ここで、ポジのオーバレイプルーフとはポジ色分解
原板から作られるオーバレイプルーフのことである。こ
の予め着色されたエレメントはまたトナーを使用するこ
となく、ネガの多色サーブリントプルーフを作成するの
に特に有用であり、これは画像の転写工程と追加の接着
性層といった余分な複雑さを必要としない。
露光および未露光の光硬化性層の、エレメントの他の各
層に対する接着性の関係を変更させることは可能ではあ
るが、簡単な問題ではない。
ピールアパートUの多層感光性エレメントは、適切な機
能とするために接着力/凝集力の非常に厳密なバランス
を必要とする。既に用いられているものに対して新しい
薬品を追加しまたは何かをとり徐くと、相対的な接着力
/凝集力の特性を実質的に変化させ、しかも時には系の
他の重要な緒特性に不都合な作用をするだろう。
そこでイメージング工程を換えることにより、画像の反
転を達成することが望まれる。
発明の要点 本発明の1具体例において、オーバレイタイプの印刷前
のカラープルーフに有用な予め着色された画像(pre
colored image)を作るため、次の順序: (A)表面から下に向けて: (1)活性放射線に対して透明な剥離可能なカバーシー
ト: (2)着色材を含む光硬化性層; (3)本質的に非感光性のエラストマ層;およ(4)支
持体シート の順に構成されている、ピールアパート型の予め着色さ
れている感光性エレメントを準備し: (B)カバーシートをはがし取り; (C)このカバーシートのないエレメントを、画像状に
活性光線に対して露光し; (D)もともと光硬化性層に接していたカバーシートの
面が、再び光硬化性層に接触するように、この露光され
たエレメントに対してカバーシートをラミネートし; (E)活性放射線に対しエレメント全体を露光し;そし
て (F)カバーシートをはがし取り、これにより工程CG
’)で露光をされた光硬化性層の区域をエラストマ層上
に残留させ、そして工程(C)で露光をされなかった光
硬化性層の区域をカバーシート上に残留させる、 の各工程からなる、予め着色された画像の作成方法が提
供される。
前記方法の好ましい具体化において、画像状の露光は画
像−担持原板、さらに好ましくは色分解ポジ厚板を通じ
てなされる。本発明の好ましい具体例では複数の色分解
原板が用いられ、透明な各カバーシート上に複数の着色
したポジのオーバレイ像を形成するために、各原板はこ
れに対応する着色感光性エレメントと組み合わせて使用
される。これらのポジの各オーバレイ像は、多色のオー
バレイプルーフを形成するため位置決めの下に重ね合わ
される。本発明のさらに好ましい具体例において、予め
着色された感光性エレメントはイエロ、マゼンタ、シア
ン、および黒に着色されたものである。
本発明のいま1つの具体例において、サーブリントタイ
プの予め着色された印刷前プルーフを作るため、次の順
序: (A)表面から下に向けて: (1)活性放射線に対して透明な剥離可能なカバーシー
ト; (2)着色材を含む光硬化性層; (3)本質的に非感光性のエラストマ層;および (4)除去可能な支持体シート、 の順に構成されている、ピールアパート型ノ着色してい
る感光性エレメントを準備し;(B)除去可能な支持体
シートをとり除き、この支持体のないエレメントを受像
シート(5)ニ接着し; (C)カバーシートをはがし取り; (D)光硬化性層(2)、エラストマ層(3)、および
受像シート(5)とからなるエレメントを、画像状に活
性放射線に対して露光し; (E)もともと光硬化性層に接していたカバーシートの
面が、再び光硬化性層に接触するように、この露光をさ
れたエレメントに対してカバーシートをラミネートシ; (F)活性放射線に対しエレメント全体を露光し:そし
て (G)活性放射線に対しエレメント全体をはがし取り、
これにより工程(D)で画像状に露光をされた、光硬化
性層の区域内の材料をエラストマ層上に残留させ、そし
て工程(D)で露光をされなかった、光硬化性層の区域
内の材料をカバーシート上に残留させる、 の各工程からなる、予め着色された画像の作成方法が提
供される。
本発明の好ましい具体化において、画像状の露光は画像
−担持原板を通じ、好ましくは色分解ネガを通じて行な
われる。本発明の好ましい具体例において、別の異った
色に予め着色された感光性エレメントから除去可能な支
持体シートを取り除き、そしてこの除去可能な支持体の
ないエレメントは、工程(G)でエラストマ層上に形成
された画像の上面にラミネートされる。
ついで工程(C)〜(G)がくり返され、工程(D)に
おけるエレメントの画像状露光は対応する色分解原板を
通じて位置合わせの下に行なわれる。
この方法は多色のサーブリントプルーフを作るために、
複数の異なる色に着色したエレメントにより複数回くり
返される。本発明のさらに好ましい具体例において、予
め着色されたピールアパート型のエレメントはイエロ、
マゼンタ、シアン、および黒に着色されている。
発明の詳細な説明 本発明は、着色材によるトーニングの必要なしに、感光
性エレメント上に着色画像を作成するための、ドライプ
ロセスに関するものである。形成される画像は、Tay
lor氏の米国特許第4.489,154号に述べられ
たものの反対、すなわち画像状に露光をされなかった区
域がエラストマ層よりもカバーシートに付着し、そのた
めこれらの区域はカバーシートとともにとり除かれ、そ
して画像状に露光されI;区域はエラストマ層上に残留
するのである。この方法では剥離可能なカバーシート、
着色材を含む光硬化性層、エラストマ層、および支持体
とで構成されるピールアパート型゛の感光性エレメント
を使用する。
驚くことに、カバーシートをはがし取って除去し、この
カバーされていないエレメントに画像露光し、前述した
ような方式でこのエレメントにカバーシートを再うミネ
ートシ、エレメントに全面的の露光をし、エレメントか
らカバーシートをはがし取り、そしてこれにより反転画
像を得ることができる。意外なことに、光硬化性層は画
像状露光後は色分解原板に対して粘着性ではない。さら
に驚くことに、反転画像はここに述べた方法により遠戚
されるが、カバーシ−トが以前光硬化性層に接していた
ときの外側でエレメントに再ラミネートされると、同じ
方法によっても反転像は得られない。同様に、光硬化性
エレメントに以前接着していなかったカバーシート状の
材料も、本発明の方法で反転像を得るために使用するこ
とはできない。
露光/画像の形成 通常のハーフトーンポジ色分解原板から、ポジのオーバ
レイブルーフを作るために本発明の方法を使用するのに
際し、予め着色された感光性エレメントのカバーシート
ははがし取られる。
ついで、このカバーシートのない予め着色された感光性
エレメントは、ポジの色分解厚板を通じて活性放射線に
対し露光される。露光は真空焼枠中で、最高よりも若干
低い真空のもとに行なうのが好ましい。当業者に良く知
られているように、このような条件のもとには酸素が光
重合を抑制するので、いくらか長い露光時間を必要とす
るだろう。
ついでこの画像状に露光されたエレメントに対してカバ
ーシートを再ラミネートする。カバーシートは露光の前
にこの画像状に露光されたエレメントからとり除かれた
ものであるか、または画像状に露光されたエレメントに
ラミネートされていたのと同様のエレメントからとり除
力)れたカバーシートのいずれ力1であることが肝要で
ある。カバーシートは、もともと光硬化性層に接してい
た面が再び光硬化性層に接触するように、エレメントに
対して再ラミネートしなければならない。またこの再ラ
ミネートは、ラミネートするカバーシートがエレメント
に対し均一にかつ平滑に接着し、再ラミネート後に光硬
化性層とカバーシートとの間に気泡が残らないように行
なうことが必要である。再ラミネートは好ましくクロマ
リン0ラミネータ(デュポン社製)、または類似のラミ
ネータにより、230’F (110℃)の温度で行わ
れる。カバーシー。
トの再ラミネートは、除去後8時間以内、好ましく2時
間以内に行われる。
再ラミネートした、画像露光されたエレメントはついで
全面または非画像状の露光をされる。
全面露光は最高の真空にした真空焼枠中で行なうのが好
ましい。全面露光後、カバーシートは室温で−様な、中
〜急速の連続的な動きで剥離することによりエレメント
からとり除かれる。
画像状露光の際露光をされなかったが全面露光をされた
区域は、カバーシート上に残留し単色の、着色オーバレ
イブルーフを形成する。多色オーバレイブルーフを作る
ためこの順序の各工程を、異る色に着色した感光性エレ
メントとこれに対応するハーフトーンポジ色分解厚板と
を用い、所望により何回かくり返すことができる。
得られるオーバレイ画像は観察するために位置決めの下
に重ね合わされる。
通常のハーフトーンネガ色分解原板から、ネガのサーブ
リントブルーフを作成するため本発明の方法を用いる際
は、除去可能な支持体を有する予め着色された感光性エ
レメントが用いられる。除去可能な支持体がエレメント
からとり除かれ、この支持体のないエレメントは受像シ
ートに接着させられる。得られた複合体からカバーシー
トがとり去られ、カバーシートのないこの複合体は、前
述のようにネガの分解原板を通じて活性放射線に対し露
光をされる。カバーシートは前述のように画像状露光さ
れた複合体に再ラミネートされ、そしてこの再ラミネー
トした複合体は前述のように活性放射線に対して全面露
光をされる。ついでカバーシートは室温で−様な、中〜
急速の連続的な動きで、この全面露光した再ラミネート
複合体から剥離される。
画像露光中に露光をされた区域はエラストマ層上に残留
しサーブリントブルーフに有用な単色の着色画像を形成
する。
多色のサーブリントブルーフを作るためには、除去可能
な支持体を除いた第2のエレメントを、このようにして
作成した第1の画像に接着する。
カバーシートをとり除き、得られる複合エレメントはネ
ガ分解原板を通じ位置決めの下に露光をする。カバーシ
ートをこのエレメントに再ラミネートし、このエレメン
トを全面露光し、そしてカバーシートを再び前述のよう
にしてとり除く。この順序の各工程を、異る色の予め着
色された感光性エレメントとこれに対応するハーフトー
ンポジ色分解原板を用いて、何回かくり返すことができ
る。
受像シートは平面で好ましく平滑な材料であり、例えば
写真縁のポリエチレンテレフタレートのようなフィルム
で、これはAlles氏の米国特許第2,779,68
4号中で述べられたように下引きをされていても良く;
例えばアイ・シー・アイアメリカ社から販売されている
メリネックス[F]994のように、接着性の下引きを
した不透明なポリエチレンテレ7タレートフイルムペー
スでも良く;そしてチャンピオン製紙会社のクロメコー
ト[F]不透明白色紙、またはイー・アイ・デュポン社
のクロマリン0受像紙のような用紙であっても良い。好
ましい材料は不透明の白色紙である。
光開始剤系の吸収帯と重なり合う、スペクトル領域の波
長の活性放射線を与える光源は、いかなるものも光硬化
/光重合を活性化するために用いることができる。「活
性放射線」とは、モノマ材料の重合を開始させるのに必
要なフリーラジカルを生じさせ、あるいは光硬化を開始
させることに活性な放射線を意味している。放射線は天
然光または人工光、単色光または多色光、コヒーレント
またはインコヒーレントなどであって良く、また高い効
率°とするためには、光開始剤系の吸収帯の波長に対応
しなければならない。普通の光源にはケイ光層、水銀−
キセノン、金属添加などのアーク燈が含まれる。有用な
コヒーレント光源はレーザで、その放射光が光開始剤系
の吸収帯内にあるかまたはオーバラップするものである
本発明の方法で画像状の露光は目下の所ハーフトーン像
をもつ写真原板、好ましくは実施例中で述べるようにハ
ーフトーン色分解原板を通じて普通前われている。しか
しながら、変調したレーザの走査ビーム、CRT(陰極
線管)、その他のような他の手段も、本発明の方法で画
像状露光をするための別の方法であると理解される。
光硬化性層 エレメントの唯一の感光性層である光硬化性層は、カバ
ーシートとエラストマ層とに対するその接着性の関係が
、活性放射線に対する露光により変化されるようなもの
である。露光の前に、光硬化性層はカバーシートに対す
るよりもエラストマ層に対してより強く接着する。もし
未露光のエレメントをピールアパートするならば、光硬
化性層はエラストマ層上に残留スル。
カバーシートをその位置においたエレメントを画像状露
光すると、光硬化性層の露光をされた区域は、エラスト
マ層に対するよりはカバーシートに対して強く接着し、
そしてカバーシートとともにとり除かれる。光硬化性層
の未露光の区域(つまり、光硬化されなかった)は、カ
バーシートに対するよりエラストマ層に対しさらに強く
接着し、カバーシートがはがされるときエラストマ層上
に残留する。しかしながら、もしカバーシートのない状
態の下に光硬化性層が露光され、そしてカバーシートが
この露光されたエレメントに再ラミネートされるならば
、露光をされた光硬化性層は再ラミネートされたカバー
シートに対するよりも、エラストマ層に対しさらに強く
接着し、そのためカバーシートを再びはがしとるときエ
ラストマ層上に残留する。
露光の前後のいずれにおいても、光硬化性層はこの上に
じかに置かれる色分解原板に対するよりも、エラストマ
層に対しさらに強く接着しなければならない。色分解原
板が露光後にとり除かれるとき(カバーシートのない状
態で)、光硬化性層は原板に対し接着してはならない。
光開始剤系 開始剤系は、活性放射線により活性化されたとき、フリ
ーラジカルを直接に与える1つまたはいくつかの化合物
から構成される。これは、また別の化合物または増感剤
が放射線により活性化されることが起きた後に、その1
つが7リーラジカルを生成するような、複数の化合物で
構成することもできる。「活性放射線」とはモノマ性材
料の重合を開始するのに必要な、7リーラジカルを生成
するために活性な放射線のことを意味している。
好ましい開始剤系は、連鎖転移剤または水素供与体およ
びこれらの混合物と組み合わせた2、4.5− トリフ
ェニルイミダゾリルダイマ類で、米国特許第3.427
,161号; 同第3,479.185号;同第3,5
49.367号; 同第4.311.783号; 同第
4.622,286号;および同第3,784,557
号中で述べられらている。有用な2.4.5− )リア
リールイミダゾリルダイマ類はBaum氏他の米国特許
第3.652,275号の第5欄、第44行〜第7欄、
第16行中に説明されている。好ましいヘキサアリール
ビスイミダゾール類(HABI)は、2−0−クロロl
換ヘキサフェニルビイミダゾール類であり、フェニル基
上のその他の位置は未置換であるか、またはクロロ、メ
チルまたはメトキシなどで置換されている。もっとも好
ましい開始剤はo −CI2− )IAB lで、つま
り1.1’−・ビイミダゾール、2.2′−ビス(0−
クロロフェニル) 4.4’、5.5’ −テトラフェ
ニル−で、これは代表的に水素供与体とともに使用され
る。
これらの開始剤とともに有用な増感剤にはメチレンブル
ーがあり、同様に米国特許第3.554,753号: 
同第3,563.750号; 同第3.563.751
号; 同第3,647,467号; 同第3.652,
275号; 同第4,162,162号; 同第4.2
68.667号; 同第4,351.893号; 同第
4.454,218号: 同第4,535,052号;
および同第4.565,769号中で開示された増感剤
などが含まれる。カラー7プルー7のような、ある種の
応用のための増感性色素の使用、特にその吸収がスペク
トルの可視域に充分延びているものは、このような色素
が得られる画像の色調に影響するので好ましくない。好
ましい増感剤は7−ダニチルアミノ−4−メチルクマリ
ンである。
ホトポリマ組成物中で連鎖転移剤として有用な水素供与
化合物には:2−メルカプトベンズオキサゾール:2−
メルカプトベンゾチアゾール;4−メチル−4H−1,
2,4−トリアゾール−3−チオール:およびMacL
ach lan氏の米国特許第3,390,996号の
第12欄、第18〜58行中に示されている各種の化合
物、例えば(a)エーテル類、(b)エステル類、(c
)アルコール類、(d)アリール性またはベンジル性の
水素を含んだ化合物、(e)アセタール類、(f)アル
デヒド類、および(g)アミド類などが含まれる。
前記のHABI開始剤系は好ましいものであるが、本発
明の実施に際して用いることのできるものにはこの他多
数の開始剤系がある。代表的なフリーラジカル−生成付
加重合開始剤には:キノン類;ミヒュラー氏ケトンとベ
ンゾフェノンのようなケトン類;ジアルキルアミノベン
ズアルデヒド;ベンズアルデヒド;ジアルキルアミノベ
ンゾエートエステル類:およびこれらの組み合わせなど
が含まれる。この他の有用な光開始剤は米国特許率2.
760.863号中に述べられているベンゾイン、ビバ
ロイン、アシロインエーテル類、例えばベンゾインのメ
チルエーテルおよびエチルエーテルなどのような近接ケ
トアルドニルアルコール類;アルファーメチルベンゾイ
ンのようなアルファー炭化水素置換芳香族アシロインな
どが含まれる。
色素を含むレドックス系1例えばローズベンガル/2−
ブチルアミノエタノールを使用することもできる。色素
増感された光重合についての有用な論説は、D、H,V
olman、  G、S、Hammondおよびに、G
ollinik各氏編のAdv、  in Photo
−chemistry、  Vol、13.  pp、
427〜487のり、F、Eaton氏の論文「色素増
感された光重合」、ワイレイーインタサイエンス社、 
1986刊、中に見ることができる。カラープルーフの
ような、ある種の応用のための色素ベースの開始剤系の
使用、特にその吸収がスペクトルの可視域に充分に延び
ている色素の利用は、得られる画像の色調にこれらの色
素が影響するから好ましくない。
モノマ/バインダ 光硬化性、光重合性、光架橋性、および/または光2量
化性であるエチレン性の不飽和基をもつ材料は光硬化性
層中に用いられ、本出願の意味で「光硬化性」のもので
ある。このような材料は、例えばChu氏他の米国特許
率3,649,268号中に説明されている。好ましい
光硬化性組成物は光重合しうるものであり、高分子量の
有機ポリマ性バインダと、付加重合しうるエチレン性の
不飽和モノマとから構成されている。このバインダは、
ポリマに極性を付与する遊離酸基を少なくとも1.5モ
ル%含む、酸性ポリマのような極性のポリマとすること
もでき、またBurg氏他の米国特許率3,060,0
23号; Chu氏他の米国特許率3.649,268
号およびCo11ier氏他の米国特許率3.984,
244号中で述べられたような非極性の材料とすること
もできる。モノマは、フリーラジカル開始性の、連鎖伸
長性の、付加重合をし得る末端エチレン性不飽和基を少
なくとも1個、好ましくは2個または数個有し、そして
好ましくある程度の極性を有するものである。この他、
モノマはバインダと両立しなければならず、またエラス
トマ層中に実質的に非拡散性でなければならない。両立
性(compatibility)とはモノマ/バイン
ダの混合物が相分離、例えば塗布し乾燥した層中のくも
りのような形跡を示さないことを意味している。
有用なモノマ類は米国特許率3.661.576号と英
国特許第1.006,587号中で述べられたような、
エチレン性不飽和基を含んだエポキシモノマ類である。
好ましいモノマはビスフェノールAのエビクロヒドリン
付加物のメタアクリレートエステルである。
適当なバインダにはメチルアクリレート、メチルメタア
クリレートのポリマ類、およびこれらのコポリマ類であ
り、好ましいバインダはポリ(メチルメタアクリレート
)である。
着色材 光硬化性層は着色材により予め着色される。
適当な着色材には以下のものが含まれる:イエロ: クロモ7タル■イエロ3 G(C,1,No、ピグメン
トイエロ93)、ホスタパーム■イエロ3 G(C,1
,No、ピグメントイエロ154)  ;マゼンタ: モナスエチル[F]バイオレットR(C,1,No。
ピグメントバイオレット19)、 2.9−ジメチルキ
ナクリドン(C,1,No、  ピグメントレッド12
2)、インド7アスト■ブリリアントスカーレツトR6
300(C,1,No、ピグメントレラド123)、キ
ンドマゼ79 RV 6803 ;シアン: モナストラル■ブルーG (C,1,No、ピグメント
ブルー15) 、モナストラルOブルー(BT 383
D )  (C,1,No、ピグメントブルー15)、
モナストラル■ブルーG (BT 284D ’)(C
,1,No、ピグメントブルー15)、モナスエチル[
F]グリーンGT (751D) (C,1,No、ピ
グメントグリーン7); 黒ニ ラーベン■450(C,1,No、ピグメントブラック
7)、ラーベン@1035 (C,1,No、ピグメン
トブラック7)、エル7テツクス■8(C,1,No、
ピグメントブラック7)、エル7テツクス@ 12 (
C,1,No、ピグメントブラック7)。
他の着色材が望まれるときは、本発明の実施に際して必
要とされるエラストマ層、未露光の光硬化性層、カバー
シートの存在下および不存在下で露光された光硬化性層
、そしてカバーシートなどの間の独特の関係を変更する
ことがないならば、光硬化性層中に存在する他の各成分
と両立しうる別の着色材を使用することができる。
他の成分 光硬化性層は、光硬化性系に用いられている普通の各成
分以外のものを、これらが(1)光硬化性層中に存在す
る他の各成分と両立しなければならない、そして(2)
本発明の実施に際して必要とされる未露光の光硬化性層
、カバーシートの存在下および不存在下に露光された光
硬化性層、エラストマ層、そしてカバーシートなどの間
のまたその中での接着力/凝集力の独特な関係を変化さ
せない、ということを条件として含ませることができる
。さらに、これらは光硬化性層が露光の前または後のい
ずれにおいても、エラストマ層に対するより色分解原板
に対してさらに強く接着するようなことを生じさせては
ならない。このような各成分には安定剤、ハレーション
防止剤、光学的増白剤、剥離剤、界面活性剤、塗布助剤
および可塑剤などが含まれる。
通常、光硬化性組成物の保存安定性を増加させるために
、熱重合抑制剤を存在させる。有用な熱安定剤にはハイ
ドロキノン、p−メトキシフェノール、アルキル−およ
びアリール−置換ハイドロキノン類とキノン類、t−ブ
チルカテコール、ピロガロール、ベータナフトール、2
.6−ジーt−ブチルp−クレゾール、2.4.6−ト
リーt−ブチルフェノール、フェノチアジンおよびp−
トルキノンなどが含まれる。Pazos氏の米国特許第
4.168,982号中に述べられたジニトロソダイマ
類もまた有用である。モノマは一般に製造者により加え
られた熱重合抑制剤を含んでいるから、さらに抑制剤を
加えることは不必要である。
塗布助剤として光硬化性層に非イオン界面活性剤を加え
ることができる。好ましい塗布助剤はポリオックス@W
SRN 3000のようなポリエチレンオキサイド、お
よびフルオラド■FC−430のようなフッ素化界面活
性剤である。
光硬化性層中に光学的増白剤を加えることにより、記録
される画像はハレーションの作用による歪みのないもの
が形成される。本発明の方法に有用な好適な光学的増白
剤には米国特許第2.784,183号;同第3,66
4.394号: および同第3.854,950号中に
述べられたものが含まれる。
光硬化性エレメント中で、特に有用な光学的増白剤は2
−(スチビル−4“)−(ナフト−1’、2’、4.5
) −1,2,3−1−リアゾール−2“−スルホン酸
フェニルニステルト、7− (4’−クロロ−6′−ジ
エチルアミノ−1’ 、3’ 、5’−トリアジン−4
′−イル)アミノ−3−フェニルクマリンである。本発
明で有用な紫外線吸収材料は米国特許第3,854,9
50号中に述べられている。
組  戊 バインダ対モノマの割合は広範囲に変えることができる
が、一般に3=1〜l:3の範囲内とすべきである。モ
ノマはバインダについて両立性でなければならず、そし
てバインダに対し溶剤および/または可塑剤的作用をす
るものである。モノマとバインダの選択とその割合は、
接着性と硬さとの要請によって決定される。適当な硬さ
を与えるためにモノマ濃度は普通低くされ、そのためこ
の組成物から塗布された光硬化性層は充分に硬くかつ非
粘着性となるだろう。
予め着色された光硬化性層の好ましい組成物は、通常光
硬化性層の全重量を基準にして:バインダ35〜45%
、モノマ35〜45%、着色材l〜15%、2.4.5
− トリフェニルイミダゾリルダイマ1〜5%、連鎖転
移剤1〜2%、増感剤O〜1.0%、およびその他成分
O〜15%を含んでいる。
エラストマ層 エラストマ層は、粘着性のまたは若干柔らかな、変形し
うる材料である。良好な保存安定性をもつエレメントと
するために、エラストマ履用に適した材料は光硬化性層
からエラストマ層中にモノマが拡散するのに抵抗すべき
である。
特に好ましい材料はエラストマ性のポリマとその混合物
で、周囲温度においてもともと粘着性のものである。そ
の上、これらの材料は光硬化性層中にも非移動性のもの
でなければならない。
ゴム型のポリマ類は、天然および合成のいずれも用いる
ことができ、例えばインブチレン;チオコール@A;ニ
トリルゴム:ブチルコ゛ム;塩化ゴム;ゲタジエンおよ
び/またはインプレンのポリマ:ポリ(ビニルイソブチ
ルエーテル):メチレンに共重合したブタジェンまたは
イソプレンのランダム、テレブロックおよびブロックコ
ポリマ;ネオブレン;シリコンエラストマ類、などであ
る。これらの材料により、エラストマ層に対する光硬化
性層と支持体間の安定な接着バランスを達成することが
できる。エラストマ層に好ましい材料はスチレン−イン
グレン−スチレンプロツクコポリマである。
エラストマ層はまた酸化抑制剤を、好ましく0.1〜1
%のレベルで含ませることができる。
好ましい酸化抑制剤は、テトラビスメチレン3− (3
,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネートメタンである。
カバーシート/支持体 本発明の方法で用いるエレメントはカバーシートを有し
、これは剥離可能つまりエレメントの残部から離しては
がすことにより、とり除くことができる。このカバーシ
ートは活性放射線に対して透明でなければならず、また
エレメントをポジのオーバレイプルーフを作るのに用い
たときは、可視的に透明かつ無色でなければならない。
カバーシートに好ましい材料はポリマフィルム特にポリ
エチレンプレ7タレートである。
カバーシートに接して露光をされた光硬化性層の区域を
、カバーシートにより良く接着するようにするために、
カバーシートの表面は変質させることができ、例えばト
ポグラフを変化させ、そして静電放電または火炎処理の
ような表面処理により極性を増大させることができる。
静電放電処理をしたポリエチレンテレフタレートフィル
ムからなる感光性エレメントは、Buzze11氏の米
国特許第4.356,253号中に述べられている。フ
ィルムの火炎処理もまた良好な接着性を与える。空気−
プロパン炎が用いられる。
カバーシートの厚みは広い範囲に変えることができるが
、0.001インチ(0,025+nm)またはこれ以
下の厚みをもつフィルムが、ネガのサーブリントプルー
フを作るのに特に好ましい。うす目のカバーシートは鮮
鋭なエツジをもつ良い丸味のハーフトーンドツトを形成
する。一般に、急速なカバーシートの剥離速度は良好な
画質を形成する。一方、静電放電または火炎処理によっ
て損傷されず、または破れずにエレメントからきれいに
はがすことができるため、カバーシートは十分な厚みで
なければならない。本発明の方法にとって、カバーシー
トはエレメントに再ラミネートできるよう、損傷を受け
ずに残りかつ寸法的に安定なことが大切である。本発明
の方法は、本発明のエレメント上にカバーシートとして
以前に用いられていたものではないカバーシート状のシ
ート、例えばポリエチレンテレフタレート、を画像状露
光をしたエレメントにラミネートしたときには作動しな
い。
エラストマ層は支持体の上に存在する。支持体は必要な
強度と寸法安定性をもち、またエラストマ層に対し適切
な接着性を示すものなら、どのようなフィルムであって
も良い。ポリエチレンテレフタレートが好ましい。サー
ブリントプルーフを作るためには除去可能な支持体を必
要とする。このためには、シリコン剥離処理をしたポリ
エチレンテレフタレートが好ましい。
製  造 ここで述べられた多層の感光性エレメントは各種の方法
で製造することができる。例えば、光硬化性層がカバー
シート上に溶剤から塗布をされる。溶剤の蒸発後、エレ
メントの残部が形成されるまで光硬化性層を保護するた
めに、ポリエチレンのような剥離フィルムをこの塗膜の
上に一時的に置いてもよい。エラストマ層はこの光硬化
性層上に適切な溶液から塗布をされる。
光硬化性層上にもし剥離フィルムが存在するならば、エ
ラストマ層を塗布する前にはがさねばならない。溶剤の
蒸発後、支持体がこのエラストマ層上にラミネートされ
る。エラストマ要用の溶剤は光硬化性層に対し溶解作用
ないし有害な作用を有するものであってはならない。
いま1つの方法は、カバーシート上に光硬化性層を塗布
し、そして支持体上にエラストマ層を塗布する。溶剤の
蒸発後、エレメントの残部が形成されるまで保護するた
めに、ポリエチレンのような剥離フィルムをこの光硬化
性層および/またはエラストマ層の上に置くことができ
る。この支持されている光硬化性層とエラストマ層とは
、互に周囲温度または高められた温度で加圧下にラミネ
ートされる。もし剥離フィルムが存在するならば、ラミ
ネートの前にはがし取らねばならない。
光硬化性層とエラストマ層とはカバーシート上に同時に
塗布することもできる。支持体はついでこのエラストマ
層に対しラミネートされる。
反対に、光硬化性層とエラストマ層とは支持体上に同時
に塗布することもできる。ついでカバーシートがこの光
硬化性層に対してラミネートされる。これらのすべての
方法は多層膜を塗布する当業者にとって公知のものであ
る。
光硬化性層は、メチレンクロライドのような溶剤中にシ
ステムの各成分を、通常重量比で約15:85〜25 
: 75 (固体対溶剤)の割合で混合し、適切な支持
体上に塗布し、そして溶剤を蒸発させることにより作ら
れる。塗膜は均一でなければならない。塗布量は約40
 m 9 / d m ”で、一般に乾燥膜厚0.00
4mmとするのが好ましい。エレメントの残部が形成さ
れるまで、保護のために溶剤の蒸発後型膜上にポリエチ
レンのような剥離フィルムが一般に置かれる。
エラストマ層の塗布のためには、適当な溶剤はどのよう
なものも使用することができる。エラストマ層と光硬化
性層とが同時に塗布されるとき、溶剤は光硬化性層中に
エラストマ層の成分の著しい移動を生じないものとすべ
きである。
エラストマ層の塗膜は均一でなければならず、代表的に
乾燥時3〜15μm1好ましく7〜12μ肩の厚みを有
している。乾燥塗布量は約30〜15011+9/ d
 m ”、好ましく 70〜120 rn 9/ d 
m ”である。エラストマ層は、例えば水性分散液のよ
うな分散液としても良好に塗布することができる。
産業上の応用性 本発明の方法は着色画像を作るのに有用である。これら
の画像は特にグラフイックアーツの分野、殊に印刷で作
られる像を複製するためにプルーフが作成される、カラ
ープルーフの領域において有用である。既に述べたよう
に、本発明の方法は、予め着色されたポジのオーバレイ
プルーフだけでなく、ネガのサーブリントプルーフを作
るのにも用いることができる。
ここで引用したすべての参考例の開示をここに参考に挙
げておく。
本発明のすぐれI;各特性は以下の各実施例を参照して
認められようが、これらの実施例は発明を示すためのも
のであり、発明を限定するものではない。
実施例の略語 黒色ピグメント ラーベン’450;  C,L、  No、ピグメント
ブラック7:シテイサービス社 カルコフルオア[F]ホワイト 7−ダニチルアミノ−4−メチルクマリン RWPコンセントレート 28−1−ベンゾピラン−2−オン、7−(ジエチルア
ミノ) −;CAS 71173−56−3:アメリカ
ンシアナミド社 o −C(2−HABl 1.1′−ビイミダゾール、2,2′−ビス(o −ク
ロロフェニル) −4,4’、5.5’−テトラフェニ
ル−; CAS 1707−68−2シアンピグメント モナスエチル[F]ブルーG (BT 284D );
 C,I。
No、ピグメントブルー15;  銅フタロシアニン エルバサイト■2051 ポリ(メチルメタアクリレート)、M、W−350,0
00,イー・アイ・デュポン・ド・ネモアース社 エポキシアクリレートモノマ ビスフェノールAのエピクロヒドリン付加物のメタアク
リレートエステル C−430 フルオラド[F]FC−430、フッ素化非イオン系界
面活性剤;3M社;CAS 11114−17−イルガ
ノックス@ 1010 テトラ−ビスメチレン3− (3,5−ジー七−ブチル
ー4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートメタン:チ
バーガイギ社 クラトン■D1107 スチレン−イソプレン−スチレンブロックコポリマ(1
4/86) ;シェルケミカル社マゼンタピ・グメント モナスエチル[F]バイオレットR; C,1,No。
ピグメントバイオレット19 −MBO 2−メルカプトベンズオキサゾール:2−ベンズオキサ
ゾールチオール; CAS 2382−6−9 メタアクリレート分散物 エルベロン[F]6037 、ポリ(メチルメタアクリ
レート)/2−エチルへキシルアクリ・レートーデスモ
デュア@N付加物;Mn=9.000 、デュポン社 ポリオックスWSRN 3000 ポリエチレンオキサイド、MW 400,000;ユニ
オンカーバイド社 チノバール@ PCR 2−(スチビル−4”)−(ナフト−1’、2’、4.
5)−1,2,3−トリアゾール−2“−スルホン酸フ
ェニルエステル;ベンゼンスルホン酸、5−(2H−ナ
ツト<1.2−D>−トリアゾール−2−イル)−2−
(2−7二二ルエチル)−フェニルエステル; CAS
 6994−51−0:チバーガイギ社 ユニペックス@OB ベンズオキサゾール、2.2’ −(2,5−チオフェ
ン−ジーイル)−ビス−5−(1,1−ジメチルエチル
)  、 CAS 7128−64−5 ;チバーガイ
ギ社 イエロピグメント クロモフタル[F]イエロ3 G ; C,1,No、
l:” クメントイエロ93;チパーガイギ社 実施例 l 実施例1〜5は、米国特許第4,489.154号の実
施例1中に述べられたものと類似の組成と構造である着
色感光性エレメントから、着色したポジのオーバレイプ
ルーフを作成するために本発明の方法を使用することを
例示している。
予め着色された感光性エレメントは以下の構造を有して
いる二カバーシート、着色した光硬化性層、エラストマ
層、および支持体。カバーシートは厚み約50μ+n(
2ミル)の透明なポリエチレンテレフタレートフィルム
で、約0.544クーロン/−の静電放電によって表面
処理をされている。以下に述べる光硬化性層は約40m
y/dm”の塗布量でカバーシート上に塗布された。
エラストマ層は0.5%のイルガノックス”1010 
を含むクラトン@Dl107で、支持体上に約100+
iy/am”に塗布された。支持体は厚み75μ講(3
ミル)のポリエチレンテレフタレートフィルムである。
イエロに予め着色された感光性エレメントを作るため、
第1表のイエロの欄の成分をメチレンクロライド中に溶
解しく不揮発性分22〜24%)、カバーシート上に塗
布し、そしてポリエチレンフィルムで保護した。このポ
リエチレンフィルムをとり除き、イエロの光硬化性層は
支持体に予め塗布されているエラストマ層にラミネート
されI;。
第 イエロピグメント マゼンタピグメント シアンピグメント 黒色ピグメント エルバサイト■2051 メタアクリレート分散物 9.00 39.38 2.25 8.93 37.17 4.53 4.37 11.18 44.80 38.89 1.46  5.59 o−CαHABI −MBO 3,00 1,72 3,003,002,65 1,721,721,72 ユニテツクスOB ポリオックスWSRN 3000 C−430 2,00 0,70 0,10 2,00 0,70 0,10 2,000,00 0,700,70 0,100,10 (a) 重量% 工程l イエロの光硬化性層、エラストマ層、および支
持体とから構成されるエレメントを作るため、イエロに
予め着色された感光性エレメントからカバーシートをは
がし取った。
工程2 工程1で作られた、カバーシートのないイエロ
に予め着色された感光性エレメントを、真空焼枠中に入
れる。イエロのハーフトーンポジ色分解原板を、このイ
エロの光硬化性層上にその乳剤面が光硬化性層に接する
ように置いた。露光の前に10” 12 Mb/ in
” (6,9〜8.2X105ダイン/cllI2)の
真空に吸引した。照射はこのイエロのハーフトーンポジ
分解原板を通じて行った。試料は、試料と原板との集合
体の上部約54インチ(約137c+i)にある、5k
wの高圧水銀蒸気燈(ホトポリマバルブに装着したバイ
オルックス@50025.イクスボジュアシステム社製
)により30秒間露光をされた。
工程3 露光後真空を解除し、露光されたエレメントか
らポジ分解原板をとり除いた。工程lで除去したカバー
シートを、光硬化性層にもともと接していた面が再び光
硬化性層に接触するように、この露光されたエレメント
に対し230°F(110℃)にセットしたクロマリン
0ラミネータを用いて、5 ft7分(3cm/秒)の
速さで再ラミネートした。
工程4 工程3で作られたこの再ラミネートした、画像
状に露光されたエレメントを真空焼枠中に入れる。最高
の真空に吸引し、エレメントは30秒間全面露光をする
工程511!光後真空を解除し、工程4で作られた全面
露光した、再ラミネートされたエレメントを真空焼枠か
らとり出し真空イーゼル上に置いた。透明なポリエチレ
ンテレ7タレ〜トのカバーシートは、2つの分離画像を
作るために、約3500インチ/分(約150c+ll
/秒)の速さで、均一な連続的の動きで180°に逆向
きにはがす(ビールバック法)ことでとり除いた。イエ
ロのポジ分解原板のポジ画像、すなわちイエロのポジオ
ーバレイブルー7がカバーシート上に形成される。イエ
ロのポジ分解原板のネガ画像がエラストマ層上に形成さ
れる。このイエロのポジオーバレイブルー7は150線
/インチ(60線/c1R)スクリーンで3〜95%ド
ツトの階調範囲を有していた。
実施例 2〜4 実施例1の工程1〜5を、マゼンタ、シアンおよび黒色
に予め着色された感光性エレメントによりくり返した。
これらの着色感光性エレメントは、光硬化性層用に第1
表中のマゼンタ、シアンおよび黒色の各欄中に示した成
分を用いた点を除いて、実施例1のイエロに予め着色さ
れた感光性エレメントについて述べたのと同じ方法に従
って調製した。各色のポジオーバレイブルー7は150
線/インチ(60線/am)スクリーンで3〜95%ド
ツトの階調範囲を有していた。
東迦」ヒーL 4色のポジオーバレイブルー7を作るために、実施例1
〜4で作成した4つの画像担持ポリエチレンテレフタレ
ートカバーシート、すなわち4つの単色ポジオーバレイ
ブルー7を、以下の順序に白色の用紙(クロマリン[F
]受像紙)の背景に対し位置決めの下に重ね合わせた:
白紙、イエロ像、マゼンタ像、シアン像、および黒色像
、各単色のポジオーバレイブルー7の画像担持面(底側
)を白紙に向けて。
実施例 に の実施例は、着色感光性エレメントから単色、2色、3
色および4色に着色したネガのサーブリンドグルーフを
作成するために、本発明の方法を使用するのを例示する
予め着色されたネガのサーブリントプルーフを作るため
に使用する予め着色された感光性工レメントは、支持体
が除去可能である点を除いて、実施例1〜4で述べたも
のとその組成と構造は同じである。除去可能な支持体は
、シリコン剥離加工を施こした厚み25μ+x(1ミル
)のポリエチレンテレフタレートフィルムである。
工程l 黒色に予め着色された感光性エレメントから除
去可能な支持体をとり除き、得られる除去可能の支持体
のないエレメントをクロマリン0受像紙の受像シートに
ラミネートシ、受像シート、エラストマ層、黒色光硬化
性層、およびカバーシートから構成されるエレメントを
作成する。
工程2 工程1で作ったラミネートされたエレメントか
らカバーシートをとり除き、黒色感光性層、エラストマ
層、および受像シートから構成されるエレメントを作成
する。
工程3 工程2で作ったカバーシートのないラミネート
されたエレメントを真空焼枠中に入れる。黒色の光硬化
性層の上に黒のハーフトーンネガ分解原板を、光硬化性
層に乳剤側が接触するようにして置いた。露光の前に1
0−12 (lb/ in”(6,9〜8−2 X 1
0’ダイン/C−)の真空に吸引した。照射は実施例1
中で述べたように黒のバー7トーンポジ分解原板を通じ
て行った。
工程4 露光と引き続いて真空を解除した後、ネガの分
解厚板を露光したエレメントからとり除いた。工程2で
とり除いたカバーシートラ、光硬化性層にもともと接し
ていた面が再び光硬化性層に接触するように、この露光
されたエレメントに対して、230’F(110℃)に
セットしたクロマリン[F]ラミネータを用いて6 f
t7分(3cm/秒)の速さで再ラミネートした。
工程5 工程4で作った再ラミネートした、画像状に露
光されたエレメントを真空焼枠中に入れた。最高の真空
に吸引し、エレメントは30秒間全面露光をした。
工程6 露光と引き続いて真空を解除後、工。
程5で作った全面露光をした、再ラミネートエレメント
は真空イーゼル上に置かれ、そして2つの分離画像を作
るために、実施例1で述べたようにして透明なポリエチ
レンテレフタレートカバーシートをとり除いた。黒のネ
ガ分解原板のポジ画像がカバーシート上に形成された。
黒のネガ分解原板のネガ画像、すなわち単色のネガサー
ブリントプルーフはエラストマ層上に形成される。この
黒色のサーブリントプルーフは150線/インチ(60
線/Caりスクリーンで3〜95%ドツトの階調範囲を
有していた。
工程7 イ二〇に予め着色された感光性エレメントから
除去可能な支持体をとり除き、そして得られる除去可能
な支持体のないエレメントを工程6で作った黒色画像に
対してラミネートし、受像シート、エラストマ層、画像
化した黒色光硬化性層、エラストマ層、イエロの光硬化
性層、およびカバーシートから構成される複合エレメン
トとした。
工程8 工程7で作った複合エレメントからカバーシー
トをとり除いて、受像シート、エラスト・マ層、画像化
した黒色光硬化性層、エラストマ層、およびイエロの光
硬化性層から構成されるエレメントとした。
工程9 工程8で作ったカバーシートのない複合エレメ
ントを真空焼枠中に入れる。イエロのハーフトーンネガ
分解原板をイエロの光硬化性層の上に、光硬化性層と乳
剤面側とが接触するように置いた。分解原板は前に作っ
た黒色画像に位置合わせの下に置き、そして照射は実施
例1で述べたようにイエロのバー7トーンボジ分解原板
を通じて行った。
工程10 2色のネガのカラーサーブリントプルーフを
作るために工程4〜6がくり返される。
工程11  工程10で作った2色のネガのサーブ・リ
ントプルーフを使用して、3色のネガサーブリントプル
ーフを作るために、マゼンタに予め着色された感光性エ
レメントとマゼンタのネガ色分解原板とを用いて工程7
〜lOをくり返しIこ 。
工程12  工程11で作っI;3色のネガのサーブリ
ントプルーフを使用して、4色のネガサーブリントプル
ーフを作るために、シアンに予め着色された感光性エレ
メントとシアンのネガ分解原板とを用いて工程7〜10
をくり返した。
対照例A 実施例1の方法に従って、着色した多層感光性エレメン
トのカバーシートをはがし取り真空焼枠中で画像状に露
光をしたが、工程3では工程lではがし取ったカバーシ
ートの代りに、厚み50μ翼の静電放電処理したポリエ
チレンテレフタレートフィルムを露光したエレメントに
ラミネートした。フィルムの静電放電処理した面を光硬
化性層に対してラミネートした。この再ラミネートした
エレメントを全面露光(工程5)後に剥離するとき、ポ
リエチレンテレフタレートフィルム上に画像は形成され
なかっt;。
驚くべきことに、再ラミネートしたカバーシート上にポ
ジのオーバレイ画像が形成される実施例1の方法は、類
似のフィルムシートでカバーシートを置き代えるときは
達成することができなかった。
対照例B 実施例1の方法を、工程3において工程lではがし取っ
たカバーシートを、以前に外側だった面を今度は光硬化
性層に接触するようにエレメントに再ラミネートし、つ
まりカバーシートを「裏返し」にしてエレメントに再ラ
ミネートして追試した。驚いたことに、この再ラミネー
トしたエレメントは工程5において露光後に剥離される
とき、カバーシート上に画像が形成されなかった。この
ことは、再ラミネートしたカバーシート上にポジのオー
バレイ画像を形成する実施例1の方法は、光硬化性層に
もともと接していたカバーシートの面が、再び光硬化性
層に接触するように、カバーシートがエレメントに再ラ
ミネートされない限り達成できないことを実証している
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明はさらに次の
実施態様によってこれを要約して示すことができる。
l)オーバレイプルーフに有用な予め着色された画像を
作るため、次の順序: (A)表面から下に向けて: (1)活性放射線に対して透明な剥離可能なカバーシー
ト: (2)着色材を含む光硬化性層: (3)本質的に非感光性のエラストマ層:および (4)支持体シート の順に構成されている、ビールアバ−t−Uの予め着色
されている感光性エレメントを準備し: (B)カバーシートをはがし取り; (C)このカバーシートのないエレメントを、画像状に
活性放射線に対して露光し; (D)もともと光硬化性層に接していたカバーシートの
面が、再び光硬化性層に接触するように、この露光をさ
れたエレメントに対してカバーシートをラミネートし; (E)活性放射線に対しエレメント全体を露光し;そし
て (F)カバーシートをはがし取り、これにより工程(C
)で露光をされた光硬化性層の区域をエラストマ層上に
残留させ、そして工程(C)で露光をされなかった光硬
化性層の区域をカバーシート上に残留させる、 の各工程からなる、予め着色された画像の作成方法。
2)画像状の露光は、予め着色されたエレメントの色調
に対応する色分解原板を用いて行われるものである、前
項l記載の方法。
3)工程(A)〜(F)を2回または数回前ない、毎回
具なる色をもつ予め着色されたエレメントを準備し、そ
して毎回これに対応する色分解原板を通じて露光して、
同数の子め着色された画像を透明カバーシート上に形成
させ、そしてこの各画像は多色オーバレイプルーフとす
るため位置合わせの下に重ね合わされるものである、前
項2記載の方法。
4)工程(A)〜(F)はイエロ、マゼンタ、シアン、
および黒色の色に着色した感光性エレメントを用いて4
回行われるものである、前項3に記載の方法。
5)画像状の露光は、カバーシート上にポジ画像を作る
ためにポジ像をもつ原板を通じてなされるものである、
前項lに記載の方法。
6)各画像状露光はポジの色分解原板を通じて行われ、
ポジの多色オーバレイプルーフが形成されるものである
、前項3に記載の方法。
7)光硬化性層は光重合性のものであり、ポリマ性のバ
インダ:付加重合可能なエチレン性の不飽和モノマ;お
よび活性放射線により活性化しうる光開始剤系から構成
されるものである、前項lに記載の方法。
8)光硬化性層は約35〜45%のポリマ性バインダ;
35〜45%のモノマ;1−15%の着色材:2〜8%
の開始剤系;および0−15%のその他成分から構成さ
れるものである、前項7に記載の方法。
9) カバーシートは静電放電処理をされたポリエチレンテレ
フタレートフィルムである、前項7に記載の方法。
10)  印刷前のサープリントカラープルーフに有用
な予め着色された画像を作るため、次の順序: (A)表面から下に向けて: (1)活性放射線に対して透明な剥離可能なカバーシー
ト; (2)着色材を含む光硬化性層; (3)本質的に非感光性のエラストマ層;および (4)除去可能な支持体シート、 の順に構成されている、ピールアパート型の予め着色さ
れている感光性エレメントを準備し; (B)除去可能な支持体シートをとり除き、この支持体
のないエレメントを受像シート(5)に接着し: (C)カバーシートをはがし取り; (D)光硬化性層(2)、エラストマ層(3)、および
受像シート(5)とからなるエレメントを、画像状に活
性放射線に対して露光し; (E)もともと光硬化性層に接していたカバーシートの
面が、再び光硬化性層に接触するように、この露光をさ
れたエレメントに対してカバーシートをラミネートし: (F)活性放射線に対しエレメント全体を露光し;そし
て (G)活性放射線に対しエレメント全体をはがし取り、
これにより工程(、D)で画像状に露光をされた光硬化
性層の区域内の材 料をエラストマ層上に残留させそして工程(D)で露光
をされなかった、光硬化性層の区域内の材料をカバーシ
ート上に残留させる、 の各工程からなる、予め着色された画像の作成方法。
11)  画像状の露光は、予め着色されたエレメ、ン
トの色調に対応する色分解原板を用いて行われるもので
ある、前項10に記載の方法。
さらに以下の各工程: (H)追加的の、異なる色調の着色感光性エレメントか
ら除去可能な支持体シートをとり除き、そしてこの支持
体のないエレメントを工程(G)でエラストマ層上に形
成された画像に接着し; (1)カバーシートをはがし取り; (J)対応する色分解原板を通じて、活性放射線に対し
このエレメントを露光し: (K)もともと光硬化性層に接していたカバーシートの
面が、再び光硬化性層に接触するように、この露光され
たエレメントに対してカバーシートを再ラミネートし: (L)活性放射線に対しエレメント全体を露光し; 12) (M)活性放射線に対しエレメント全体をはがし取り、
これにより工程(J)で露光をされた区域内の光硬化性
層の材料は、使 用した原板のネガ像としてエラストマ層上に残留し、そ
して工程(J)で露光をされなかった区域内の材料は、
使用した原板のポジ像としてカバーシート上に残留し;
そして (N)多色サーブリントプルーフを形成させるため、工
程(H)〜(M)を毎回具った色の予め着色されたエレ
メントを用い、対応する色分解原板を通じての露光を1
回ないし数回行なう、 ことからなる、前項11に記載の方法。
13)  予め着色された感光性エレメントはイエロ、
マゼンタ、シアン、および黒色の色調のものである、前
項11に記載の方法。
14)  画像状の各露光はネガのサーブリントブルー
フを作るためネガの色分解原板を通じてなされるもので
ある、前項11記載の方法。
15)  光硬化性層は光重合性のものであり、ポリマ
性のバインダ;付加重合可能なエチレン性の不飽和モノ
マ:および活性放射線により活性化しうる光開始剤系か
ら構成されるものである、前項10に記載の方法。
16)光重合性層は約35〜45%のポリマ性バインダ
、35〜45%のモノマ、1−15%の着色材、2〜8
%の開始剤系、および0−15%のその他成分から構成
されるものである、前項15に記載の方法。
カバーシートは静電放電処理をされたポリエチレンテレ
フタレートフィルムでアル、前項15に記載の方法。
17)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)オーバレイプルーフに有用な予め着色された画像を
    作るため、次の順序: (A)表面から下に向けて; (1)活性放射線に対して透明な剥離可能なカバーシー
    ト; (2)着色材を含む光硬化性層; (3)本質的に非感光性のエラストマ層;および (4)支持体シート の順に構成されている、ピールアパート型 の予め着色されている感光性エレメントを 準備し; (B)カバーシートをはがし取り; (C)このカバーシートのないエレメントを、画像状に
    活性放射線に対して露光し; (D)もともと光硬化性層に接していたカバーシートの
    面が、再び光硬化性層に接触する ように、この露光をされたエレメントに対 してカバーシートをラミネートし; (E)活性放射線に対しエレメント全体を露光し;そし
    て (F)カバーシートをはがし取り、これにより工程(C
    )で露光をされた光硬化性層の区域をエラストマ層上に
    残留させ、そして工程 (C)で露光をされなかつた光硬化性層の区域をカバー
    シート上に残留させる、 の各工程からなる、予め着色された画像の作成方法。 2)画像状の露光は、予め着色されたエレメントの色調
    に対応する色分解原板を用いて行われるものである、請
    求項1記載の方法。 3)光硬化性層は光重合性のものであり、ポリマ性のバ
    インダ;付加重合可能なエチレン性の不飽和モノマ;お
    よび活性放射線により活性化しうる光開始剤系から構成
    されるものである、請求項1記載の方法。 4)印刷前のサープリントカラープルーフに有用な予め
    着色された画像を作るため、次の順序: (A)表面から下に向けて: (1)活性放射線に対して透明な剥離可能なカバーシー
    ト; (2)着色材を含む光硬化性層; (3)本質的に非感光性のエラストマ層;および (4)除去可能な支持体シート、 の順に構成されている、ピールアパート型 の予め着色されている感光性エレメントを 準備し; (B)除去可能な支持体シートをとり除き、この支持体
    のないエレメントを受像シート (5)に接着し; (C)カバーシートをはがし取り; (D)光硬化性層(2)、エラストマ層(3)、および
    受像シート(5)とからなるエレメントを、画像状に活
    性放射線に対して露光し; (E)もともと光硬化性層に接していたカバーシートの
    面が、再び光硬化性層に接触する ように、この露光をされたエレメントに対 してカバーシートをラミネートし; (F)活性放射線に対しエレメント全体を露光し;そし
    て (G)光硬化性層から剥離可能なカバーシートをはがし
    取り、これにより工程(D)で画像状に露光をされた、
    光硬化性層の区域内の 材料をエラストマ層上に残留させ、そして 工程(D)で露光をされなかった、光硬化性層の区域内
    の材料をカバーシート上に残留 させる、 の各工程からなる、予め着色された画像の作成方法。 5)画像状の露光は、予め着色されたエレメントの色調
    に対応する色分解原板を用いて行われるものである、請
    求項4記載の方法。 6)さらに以下の各工程: (H)追加的の、異なる色調の着色感光性エレメントか
    ら除去可能な支持体シートをとり 除き、そしてこの支持体のないエレメント を工程(G)でエラストマ層上に形成された画像に接着
    し; (I)カバーシートをはがし取り; (J)対応する色分解原板を通じて、活性放射線に対し
    このエレメントを露光し; (K)もともと光硬化性層に接していたカバーシートの
    面が、再び光硬化性層に接触する ように、この露光されたエレメントに対し てカバーシートを再ラミネートし; (L)活性放射線に対しエレメント全体を露光し; (M)光硬化性層から剥離可能なカバーシートをはがし
    取り、これにより工程(J)で露光をされた区域内の光
    硬化性層の材料は、使 用した原板のネガ像としてエラストマ層上 に残留し、そして工程(J)で露光をされなかった区域
    内の材料は、使用した原板のポ ジ像としてカバーシート上に残留し;そし て (N)多色サープリントプルーフを形成させるため、工
    程(H)〜(M)を毎回異った色の予め着色されたエレ
    メントを用い、対応する色 分解原板を通じての露光を1回ないし数回 行なう ことからなる、請求項5記載の方法。
JP2208329A 1989-08-09 1990-08-08 ピールアパート感光性エレメントを使用する画像反転方法 Pending JPH0389249A (ja)

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