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JPH0549979B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0549979B2
JPH0549979B2 JP1274769A JP27476989A JPH0549979B2 JP H0549979 B2 JPH0549979 B2 JP H0549979B2 JP 1274769 A JP1274769 A JP 1274769A JP 27476989 A JP27476989 A JP 27476989A JP H0549979 B2 JPH0549979 B2 JP H0549979B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive layer
photosensitive
photosensitive composition
sheet
receptor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1274769A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02198448A (ja
Inventor
Jee Daburyu Puratsuts Sutefuan
Teii Hanigan Chimoshii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CNA Holdings LLC
Original Assignee
Hoechst Celanese Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst Celanese Corp filed Critical Hoechst Celanese Corp
Publication of JPH02198448A publication Critical patent/JPH02198448A/ja
Publication of JPH0549979B2 publication Critical patent/JPH0549979B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F3/00Colour separation; Correction of tonal value
    • G03F3/10Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives
    • G03F3/106Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives using non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, other than silicon containing compounds

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Color Printing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
発明の背景 リソグラフイの技術においては、一連の高価な
リソグラフイ印刷板を露光するに際して用いられ
る一組の分解色を較生する際にプリンターを助け
る多色プルーフを生成することが望ましい。この
プルーフは印刷過程に際して選ばれる色品質を再
生すべきである。このプルーフは所望ハーフトー
ン或いは線画像の首尾一貫した複製でなければな
らない。カラープルーフの視覚的検査は分解色を
用いるプレスから予想される色表現及び印刷板を
作成する前に変更されるべき分解色上の任意の欠
陥を表すべきである。多色印刷用のカラープルー
フシートは印刷プレス或いはプルーフプレスを用
いて作成することができる。これは全ての実際の
印刷工程が形成されるべきことを必要とする。し
かしながら、この通常のカラープルーフ方法は、
高価であり。時間がかかる。このため、プレスプ
ルーフの品質を模擬するために、代替的カラープ
ルーフ方法が開発されている。二つの一般的光画
像形成方法、即ち重層タイプ及び単一シートタイ
プがある。 重層カラープルーフ方法においては、独立の透
明プラスチツク支持体が各々の色分解フイルムの
着色画像の生成に用いられる。シアン、イエロ
ー、マゼンタ、及びブラツクの各種着色画像を有
する多くのそのような支持体を次いで相互に重ね
合わせ、白色シート上においてカラープルーフを
生成する。この手法の具体例は、米国特許第
3136637号、3211553号及び3326682号各明細書に
記載されている。この方法の主たる利点はそれが
迅速であり、見当のあつた任意の二個以上の色を
組合せることにより、連続プルーフとして役立ち
得ることである。しかしながら、このカラープル
ーフ方法は、重ね合わされたプラスチツク支持体
がカラープルーフシートを黒ずませ、その結果こ
のような作成されたカラープルーフシートの印象
が通常の印刷により実際に得られるコピーより極
めて異なるものとなることである。 単一シートカラープルーフ方法においては、カ
ラープルーフシートは異なつた色分解フイルムか
らの色の画像を逐次単一受容体シートに生成する
ことにより作成される。これは単一不透明支持体
を用い、且つ不透明支持体に逐次対応する色のト
ナー、感光性溶液或いは感光性材料の被覆を塗布
することによりなされる。この手法の具体例は、
米国特許第3671236号、4260673号、4366223号、
4650738号、4260114号及び4659642号各明細書に
記載されている。単一シートタイプのカラープル
ーフの利点は色が重ね合わされたプラスチツク支
持体により影響を及ぼされないことである。この
方法は、より緊密に実際の印刷に類似し、また、
重層系に内在する色歪みを除去する。 光重合及び熱転写技術を具現する画像のコピー
を生成する各種方法が米国特許第3060023号、
3060024号、3060025号、3481736号及び3607264号
各明細書に示されているように公知である。これ
らの方法においては、適当な支持体上に被覆され
た光重合性層が分解色を通して像露光される。露
光層の表面を次いで別の要素の画像受容表面に加
圧接触させ、少なくとも一つの要素を層の未露光
部分の転写温度より高い温度に加熱する。これら
の二つの要素を次いで分離すると、複合体の熱的
に転写可能な未露光画像領域が画像受容要素に転
写する。要素を予備着色しなければ、粘着性未露
光画像が所望トナーにより選択的に着色されるよ
うになる。この着色物質は優先的に無色の未重合
材料に接着する。 米国特許3721557号明細書において、感光性要
素と支持体間に被覆された引剥し層を与える着色
画像の転写方法が記載されている。この感光性層
を化学線に露光し、現像すると、より可溶性な部
分が選択的に除去されて、可視画像を生成する。
この画像保有支持体を適当な接着剤被覆受容体部
分に押付け、引続いて担体支持体シートを引剥が
して画像の転写を達成する。各々の引続く転写に
対しては新たな接着剤層が受容体に塗布される。
米国特許4596757号明細書は、画像或いは引き続
き画像形成される固体色の転写方法を記載する。
この感光性材料は、剥離層、着色、光重合性層及
び接着剤層をその上に逐次配置して有する担体支
持体よりなる。この材料は、露光、一時的支持体
への積層、湿式現像及び次いで受容体シートへの
積層を行いうる。或いはまた、この感光性材料を
受容体シートに積層し、露光を行つた後、湿式処
理することができる。両方法は水性媒体における
現像を必要とする。本発明は上記系について改良
を行うものであり、それにより画像が剥離現像方
法により生成されて湿式現像の必要性を除去する
ものである。 剥離カラープルーフ系もまたそれ自体公知であ
る。米国特許4489154号明細書などにおいて記載
されている従来の剥離方法においては、感光性層
が典型的にはポリエステルである二枚の自己支持
性シート間に配置されている。露光時に、感光性
画像の露光及び未露光部分の感光性要素を形成す
る二枚のシートの一方に対する接着性の画像差が
生じる。この差は系の機能に肝要である。従つ
て、シートと感光性間の接着力をコントロールす
る必要がある。よつて、画像が生成されるシート
材料はカラープルーフフイルムの製造業者によつ
て特別に製造されたものに限られていた。これ
は、画像がこれらの製造業者により提供される特
別の基板上にのみ通常生成されることを意味す
る。しかしながら、使用時に、印刷業者は典型的
に彼が最終的に印刷する極めて特別の紙素材上に
プルーフを見ることを望む。これは、各種紙素材
は通常剥離系により要求される表面一体性を有し
ないので従来の剥離現像方法によつては可能では
なかつた。本発明は、所望紙素材をそれがその表
面上に直接剥離画像プルーフを形成するのに必要
な表面特性を有するように変成することによつ
て、この状況を改良するものである。 本発明は下記順序で行なうことを特徴とする剥
離現像性、単一シートカラープルーフ系を用いて
受容体シートに画像を作製する方法を提供する: A 受容体シートを設ける工程及び B 剥離表面及びその剥離表面上の第一接着剤層
を有する基板を設け、その第一接着剤層は熱可
塑性樹脂あるいは樹脂類よりなり、前記受容体
シートに接着された際に100g/インチより大
きい剥離強度を有する工程及び C 該基板を第一接着剤層をそれらの間に挟んで
約60℃〜約180℃の範囲の温度で受容体シート
に加圧積層させる工程及び D 該基板及び受容体シートを剥離させて、第一
接着剤層を受容体シートに移す工程及び E 透明支持体及び該透明支持体上の感光性組成
物層、及び該組成物層に直接接着された第二接
着剤層を含む感光性製品を設け、前記感光性組
成物は有機結合樹脂、着色剤、光開始剤、及び
少なくとも2個のエチレン性不飽和基を有する
フリーラジカル重合性アクリレート或いはメタ
クリレート成分よりなり、該結合樹脂は組成物
成分を均一フイルムに結合させるのに十分な量
で存在し、該着色剤は組成物を着色させるのに
十分な量で存在し、光開始剤は十分な化学放射
線に露光時に該重合性成分のフリーラジカル重
合を開始させるのに十分な量で存在し、及び該
重合性成分は組成物が化学放射線に露光時に画
像分化を与えるのに十分な量で存在し、第二接
着剤層は該感光性組成物層に直接接着された熱
可塑性樹脂或いは樹脂類よりなり、約60℃〜約
120℃の範囲の温度で転移可能である工程及び F 感光性組成物上の第二接着剤層を受容体シー
ト上の第一接着剤層に積層し、及び G 該感光性組成物層を十分な化学放射線に像露
光させて十分な画像分化を与えることを、(F)、
(G)或いは(G)、(F)のいずれかの順序で行なう工程
及び H 支持体及び受容体シートを第二接着剤層及び
感光性組成物の像非露光部分が受容体シート上
の第一接着剤層に転移され、像露光部分が支持
体上に残るように剥離する工程。 好ましい実施態様の具体的説明 通常の完全カラープルーフにおいては、四つの
別々の着色画像即ちシアン、イエロー、マゼンタ
及びブラツクが形成される。これらの画像が互い
に重ね合わされると模擬完全カラー再生が生ず
る。前記の如く、本発明の方法は、接着剤を有す
る受容体シートを調製し、引続きこの受容体シー
ト上に着色、光重合性製品を積層、露光及び剥離
現像することにより開始される。 受容体シートは積層及び乾式現像過程に耐える
ことのできる実質的に任意の材料よりなる。それ
は寸法的に安定であるべきである。この目的のた
めには、白色プラスチツクシート例えばICIから
の接着予備処理ポリエステルMelinex3020などが
有用である。プラスチツク被覆紙シート例えば
Schoellerから販売されているポリエチレン被覆
紙などもまた用いられる。その他のベースとして
は、木材、ガラス、金属などが挙げられる。好ま
しくは、受容体シートは通常の印刷紙例えば
Mead25(70)及びChampion Kromekote1Sなど
である。一般的に、感光性製品中の第二接着剤層
はこの接着剤層の高軟化温度のために良く紙に接
着しない。この高温接着剤は通常の貯蔵時に感光
性組成物層からのモノマーのその中への移動を防
止するために必要である。従つて、受容体シート
の表面はそれにより粘着性の第一接着剤層を塗布
することによりより良好な接着性に調製される。 第一接着剤層は熱可塑性樹脂或いは樹脂類を含
んでなる。これらの樹脂類は約−20℃〜約25℃の
範囲のガラス転移温度を有するのが好ましい。酢
酸ビニル基を含有する共重合体が熱可塑性樹脂と
して好ましい。特に、15%〜90%の範囲の酢酸ビ
ニルモルパーセントを有する酢酸ビニル/エチレ
ン共重合体が第一接着剤層における熱可塑性樹脂
として有用である。そのような樹脂としては例え
ばAir Productsから市販されている
Airflex465DEV及びDupontから市販されている
Elvax150−Wなどが挙げられるが、これらに限
定されるものではない。また、酢酸ビニル/アク
リレート共重合体、例えばMowilithDM6なども
熱可塑性樹脂として用いることができる。 第一接着剤層はGAFから市販されている
UvinulD−50などの紫外線吸収剤、Camdridge
Industriesから市販されていResafex R−296等
の可塑剤、GAFから市販されているGafstatなど
の静電防止化合物及びHerculesから市販されて
いる。NitrocellulseRS1/2などの不活性充填剤
などのその他の所望成分を任意に含有してよい。 第一接着剤層の成分は水に分散するか或いは適
当な溶媒或いは溶媒混合物に溶解することができ
る。水性ベース分散液は通常水で希釈される。 適当な有機溶媒としては、アセトン、メタノー
ル、シアセトンアルコール、酢酸アミル、酢酸n
−ブチル、酢酸エチル、塩化メチレン、クロロホ
ルム、トルエン、及びベンゼンなどが挙げられる
が、これらに限定されるものではない。第一接着
剤溶液は通常基板の剥離表面上に被覆される。そ
れを次いで約2〜約40g/m2、より好ましくは約
5〜約20g/m2の被覆重量に乾燥する。或いはま
た第一接着剤層の成分を剥離表面上にホツトメル
ト押出ししてもよい。 第一接着剤層の基板は積層条件下に寸法安定性
であり、接着剤塗布条件下に化学的に安定である
シート材料よりなる。これらにはポリエステル
類、特にポリエチレンテレフタレートが挙げられ
るが、これらに限定されるものではない。これら
の基板は透明或いは不透明、無色或いは着色され
ていてよい。通常の場合において、それは約
0.002cm〜約0.025cmの厚みを有し、より好ましい
厚みは約0.005cm〜約0.013cmであり、最も好まし
くは約0.005cm〜約0.008cmである。適当なフイル
ムとしては、Hoechst Celaneseから市販されて
いるHosapan3000、DuPontから市販されている
Mylar D、及びICIから市販されている
Melinex516などが挙げられるが、これらに限定
されるものではない。基板の表面は平滑であるか
或いは公知の各種方法により艶消しきめを与えら
れてもよい。基板は剥離表面を有しなければなら
ず、即ちそれは第一接着剤層をそれに剥離可能に
保持することができるものでなければならない。
これは基板表面が本来剥離可能であるか或いは適
当な処理により剥離可能にされるか或いは基板表
面上に剥離層が設けられることにより達成させ
る。そのような剥離層はポリビニルアルコール或
いはポリ(ジメチルシロキサン)を含んでなる。 第一接着剤層は第一接着剤層をシート及び基板
の間に挟んで基板を受容体シートに積層すること
により受容体シートに転写される。積層は関連層
を接触させ次いでこれらの二つの材料を適当な圧
力下に一対の加熱積層ローラーにニツプに導入す
ることにより行われる。適当な積層温度は約60℃
〜約120℃、好ましくは約70℃〜約100℃の範囲で
ある。積層後基板及び受容体シートを室温で剥離
させて第一接着剤層を基板から受容体シートに転
写させる。接着剤層は受容体シートに10インチ/
分及び160°の角度で測定されて、100g/インチ
より大きい、好ましくは200g/インチより大き
い、最も好ましくは500g/インチより大きい剥
離強度で受容体シートに接着する。 第一接着剤層は任意に二つの別々の層即ち中間
接着剤層と受容体接着剤層よりなつてよい。この
中間層は始めに基板と受容体接着剤層の間にあ
り、最後に、受容体接着剤層と以下に説明する第
二接着剤層の間にある。この中間接着剤層は熱可
塑性樹脂或いはその混合物を含んでなる。これら
の樹脂は、約25℃〜約70℃の範囲のガラス転移温
度を有するのが好ましい。酢酸ビニル重合体及び
共重合体が好ましい。この層はその他の所望成分
を有してよい。それは約2〜約40g/m2、より好
ましくは約5〜20g/m2の乾燥被覆重量を有す
る。受容体接着剤層は転写後には受容体シートと
中間接着剤層の間にある。この層の主たる理由は
感光性製品を受容体シートに強く結合させること
である。従つて、受容体接着剤層は上記第一接着
剤層と同一の特性を有する。特に、第一接着剤層
は、約−20℃〜約25℃のより低いガラス転移温度
を有する熱可塑性樹脂或いは樹脂類を含んでな
る。受容体接着剤層は通常中間接着剤層の頂部に
被覆される。受容体接着剤層の溶媒は第一接着剤
層及び中間接着剤層間を適当に結合するように選
択されなければならない。 感光性製品は、支持体及びその上に逐次担持さ
れた着色、光重合性層及び次いで第二接着剤層を
有する。この支持体は光重合性層のための化学線
照射に対して透明である限り、任意の適当な柔軟
性シート材料により構成される。それはまた、こ
こに規定される方法により処理された際に、寸法
的且つ化学的に安定であることが好ましい。特
に、それは積層特に実質的な寸法変化を有するべ
きでない。一つの好ましい材料はポリエチレンテ
レフタレートである。通常の場合において、それ
は約0.002〜0.020cmの厚みを有し、より好ましい
厚みは約0.005〜0.008cmである。適当なフイルム
としては、ICIから市販されているMelinex054、
504、505及び582、及びHoechst Celaneseから市
販されているHostaphan4400、4500及び4540な
どが挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。これらのフイルム一面或いは両面において
接着予備処理されてよい。接着予備処理下引き層
の具体例は米国特許2627088号明細書に開示され
ている。支持体の表面は平滑であるか或いは
Melinex475などにより艶消しきめが付与されて
よい。粗い表面は化学放射線を散乱させて感光性
要素の分解能力を減少させるので平滑表面が好ま
しい。 着色感光性層は溶媒被覆組成物から好ましくは
支持体の予備処理側に塗布される。各種成分の
種々の溶解特性のために感光性被覆には有機溶媒
が好ましい。典型的溶媒としては、メチルエチル
ケトン、2−メトキシエタノール、1−メトキシ
−2−プロパノール、4−ヒドロキシ−4−メチ
ル−2−ペンタノン、テトラヒドロフラン及びガ
ンマ−ブチロラクトンなどが挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。 典型的な感光性層は光重合性モノマー、光開始
剤、着色剤、バインダー及び任意成分を含んでな
る。 着色、感光性層に含有される光重合性材料は、
好ましくは少なくとも2個の末端エチレン性不飽
和基を含有し、且つフリーラジカル開始、連鎖付
加重合により高分子量重合体を形成することので
きる付加重合性、非ガス状(常圧において約100
℃の沸点)、エチレン性不飽和化合物を含んでな
る。適当な重合性材料としては、トリエチレング
リコールジメタクリレート、トリプロピレングリ
コールジアクリレート、テトララルデヒドグリコ
ールジメタクリレート、ジエチレングリコールジ
メタクリレート、1,4−ブタンジオールアクリ
レート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラアクリレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、
トリメチロールプロパントリメタクリレート、ジ
−ペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタア
クリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、ビスフエノールAエトキシレートジメタク
リレート、トリメチロールプロパンエトキシレー
トトリアクリレート、及びトリメチロールプロパ
ンプロポキシレートトリアクリレートなどが挙げ
られるが、これらに限定されるものではない。 フリーラジカル放出光開始剤としては、化学放
射線による刺激時にフリーラジカルを放出する任
意の化合物が挙げられる。好ましい光開始剤とし
ては、米国特許3765898号明細書に記載されてい
るキノキサリン化合物、米国特許2367660号明細
書のビシナルポリケタールドニル化合物、米国特
許2367661号及び2367670号明細書のアルフアーカ
ルボニル、米国特許2448828号明細書のアシロイ
ンエーテル、米国特許3479185号明細書のトリア
リールイミダゾーリル二量体、米国特許2722512
号明細書のアルフアー炭化水素置換芳香族アシロ
イン、米国特許2951758号及び3046127号明細書の
多核キノン、及び米国特許4656272号明細書のs
−トリアジンなどが挙げられるがこれらに限定さ
れるものではない。 画像領域に色を与えるために、感光性層には染
料及び/又は顔料が含まれる。本発明のために好
ましい着色剤は、染料よりもむしろ顔料である。
光堅牢性着色剤が好ましい。顔料は有機溶媒或い
は有機溶媒の混合物中に有機バインダーと共に分
散される。顔料は有機或いは無機であつてもよ
い。それらは等価インクの粒径及び色を複製する
のに十分な粒径まで粉砕される。メジアン直径は
1マイクロメーター未満である。 本発明において用いられる着色剤の具体例とし
ては、次のものが上られるが、これらに限定され
るものではない:パーマネントイエローG(C.
I.21095)、パーマネントイエローGR(C.I.21100)、
パーマネントイエローDHG(C.I.21090)、パーマ
ネントルビンL6B(C.I.15850:1)、パーマネン
トピンクF3B(C.I.12433)、ホスタパームピンク
E(C.I.73915)、ホスタパームレツドバイオレツ
トER(C.I.46500)、パーマネントカルミンFBB
(C.I.12485)、ホスタパームブルーB2G(C.
I.74160)、ホスタパームブルーA2R(C.I.74160)、
及びプリンテツクス25。これらの原料の殆んどは
Hoechst AGの製品である。それらは別々に或い
は所望の色にブレンドすることができる。 感光性層はまた被覆の硬さ及び/又は柔軟性を
決定するのみならず、また乾式現像をコントロー
ルするためにも用いられるバインダーを含有す
る。例えば着色層は余りにも多くのバインダーが
存在する場合には、その支持体と共に露光及び未
露光領域に残る。存在量が余りにも少ない場合に
は、着色層は全て第二接着剤層と共に転移され
る。 感光性層に適当であることが判明したバインダ
ーはスチレン無水マレイン酸共重合体及びそれら
の半エステル、アクリル重合体及び共重合体、ポ
リアミド、ポリビニルピロリドン、セルロース及
びその誘導体、フエノール性樹脂、などである。
好ましいバインダーは、ポリビニルアセタール、
例えばポリビニルブチラール及びポリビニルプロ
ピオナールである。最も好ましいバインダーは
FormvarとしてMonsantoから市販されているポ
リビニルフオルマールである。ポリビニルフオル
マールのフオルマール含量はポリビニルフオルマ
ール%で表わされて約65〜86%である。アセテー
ト含量はポリビニルアセテート%として表わされ
て約9〜30%である、ヒドロキシル含量はポリビ
ニルアルコール%として表わされて約5〜7%で
ある。平均分子量は10000〜40000である。 光開始剤を分光増感するために米国特許
4282309号及び4454218号明細書及びヨーロツパ特
許出願0179448号及び0211615号明細書に記載され
ているような染料が含有されてよい。 感光性層に存在してよいその他の成分として
は、熱重合防止剤、可塑剤、オリゴマー、残存溶
媒、界面活性剤、不活性充填剤、ハレーシヨン防
止剤、水素原子供与体、光開始剤及び増白剤など
がある。 好ましい実施態様において、乾燥感光性層は約
0.1〜5g/m2の被覆重量範囲を有する。より好
ましい被覆重量は約0.4〜2g/m2である。 本発明の実施に際し、光重合性モノマー成分は
感光性中に層内の固形分重量に基づき約10〜60%
の範囲の量で存在するのが好ましい。より好まし
い範囲は約15〜40%である。 本発明の実施に際し、感光性成分は感光性層中
に層内に固形分重量に基づき約2〜30%の範囲の
量で存在するのが好ましい。より好ましい範囲は
約6〜20%である。 本発明の実施に際し、着色剤成分は感光性層中
に層中の固形分の重量に基づき10〜50%の範囲の
量で存在するのが好ましい。より好ましい範囲は
約15〜35%である。 本発明の実施に際し、バインダー成分は感光性
層中に層内の固形分の重量に基づき約10〜75%の
範囲の量で存在するのが好ましい。より好ましい
範囲は約20〜50%である。 第二接着剤層を次いで感光性層に塗布する。そ
の目的は被覆重合体の転移を助けること及び引続
く層の乾式現像に際して下層の先に形成された画
像の一体性を保護することである。第二接着剤の
塗布は幾つかの異なつた方法で達成される。例え
ば、ある接着剤は感光性層に如何なる可溶化或い
は悪い影響を有しない有機溶媒から感光性層の頂
部に被覆される。そのような溶媒としては、シク
ロヘキサン、n−ペプタン及びn−ヘキサンが挙
げられる。その他の接着剤は水混合物から被覆さ
れる。高い酸数を有するアクリル共重合体、例え
ばB.F.Goodrichから販売されているCarboset525
は水酸化アンモニウム:水混合物から被覆するこ
とができる。或いはまた、ある接着剤は水性エマ
ルジヨンとして被覆される。水性エマルジヨンの
具体例としては、Monsanto社から販売されてい
るGelve TS100などのポリビニルアセテート分
散液が挙げられる。ある接着剤はホツトメルト押
出しにより塗布される。この塗布方法に適した接
着剤としては、DuPont社から販売されている
Elvax210などのエチレン/酢酸ビニル共重合体
が挙げられる。 第二接着剤の感光性層への好ましい塗布方法
は、この二つの高圧及び/又は高温下に積層する
ことによるものである。接着剤は先ず一時的支持
体の剥離表面上に被覆される。乾燥第二接着剤を
次いで一時的支持体を取除いて直接に感光性層に
転写する。 第二接着剤を感光性層に塗布する積層方法には
アクリル重合体及び共重合体が好ましい。この積
層方法にはポリビニルアセテート重合体及び共重
合体がより好ましい。ポリビニルアセテートは
Hoechst AGからMowilithとして市販されてい
る。これらの樹脂は35000〜2000000の平均分子量
を有する。これらは80〜180℃の軟化温度を有す
る。好ましい実施態様において、ポリビニルアセ
テートは第二接着剤層中に約50重量%より多量に
存在する。第二接着剤層中の熱可塑性樹脂は約40
〜200℃、より好ましくは60〜120℃の範囲の軟化
温度を有すべきである。それらのガラス転移温度
は通常第一接着剤層に用いられている樹脂のそれ
よりも高い約25〜約80℃である。この層は任意に
その他の所望成分、例えば紫外線吸収剤、静電気
防止組成物、増白剤及び可塑剤などを含んでよ
い。適当な可塑剤としては、フタレート類例えば
ジプチルフタレート、ブチルベンジルフタレート
及びジメチルフタレートなどが挙げられるが、こ
れらに限られるものではない。高分子可塑剤、例
えばCambridge Industriesから販売されている
ResoflexR−296もまた用いられる。可塑剤は接
着剤層中に約30重量%までの量で存在してよい。 好ましい実施態様において、乾燥第二接着剤層
は約2〜30g/m2の被覆重量範囲を有する。より
好ましい被覆重量は約4〜15g/m2である。接着
剤層の厚みは最終プルーフの見掛け網点径を制御
するように調製される。 感光性層は第二接着剤層が受容体シート上の第
一接着剤層に直接積層される前或いは後のいずれ
かにおいて周知の手段により露光される。露光は
第二接着剤が塗布された後に行われるのが好まし
い。そのような露光は真空フレーム条件下の通常
のハーフトーンポジカラー分解色を通しての光源
からの化学放射線に対する露光により行われる。
水銀蒸気放電ランプの方が、ハロゲン化金属ラン
プより好ましい。その他の放射線源例えばカーボ
ンアーク、パルス化キセノン、及びレーザーもま
た用いられる。光吸収フイルターを用いて材料中
の光散乱を減少してもよい。 第二接着剤層を感光性層及びその支持体と共に
受容体シート上の第一接着剤層への積層後、及び
感光性層の露光後、感光性層を支持体を受容体シ
ートから室温で定常的、連続的動作で引剥がすこ
とにより乾式現像される。引剥がしに際しては、
材料を分離するために適度な手の剥離力が必要と
されるに過ぎないので受容体シートを引下げるた
めの如何なる装置も必要でない。剥離強度は通常
受容体シートと第一接着剤層間の剥離強度よりも
低い5〜100g/インチである。剥離方向に対す
る好ましい剥離角度は90°よりも大である、この
剥離は露光領域を支持体上に残し、及び非露光領
域を第二接着剤層上に残す。第一及び第二接着剤
層は受容体シートと共に残る。このように、ポジ
画像が接着剤層と共に受容体層に残る。 もう一つの感光性層は受容体層上の第一画像上
の第二のタイプの接着剤層を介して積層される。
この第二感光性層は好ましくは第一のものとは異
なつた色を有し、適当な色分割により露光され
る。先の画像への積層及び露光後、第二感光性層
の支持体が第一の支持体と同様にして取除かれ
る。第二のポジ画像はその第二接着剤と共に第一
画像と共に残る。第三及び第四の画像は第二画像
を生成するために用いられた方法と同様にして添
加される。通常の場合、四つの着色層を用いて所
望画像の全色再生が生成される。 最終画像の艶消仕上げは、画像の艶々とした頂
部表面をICIから販売されているMelinex377など
の艶消し材料でエンボス加工することにより得ら
れる。これは最終画像及び艶消し材料を積層する
ことによりなされる。艶消し材料は次いで通常積
層後に取除かれる。この方法の利点は、最終プル
ーフの仕上げが艶消し材料の注意深い選択により
決定することができることである。 最終四色プルーフは均一なブランケツト露光を
与えて、受容体シート上の非露光着色領域を光硬
化させてよい。最後の乾式現像層の頂部には保護
層が積層されてもよい。 以下の非限定的具体例は本発明を例示するもの
である。 例 1 受容体はChampion Kromekote1Sとして市販
されている被覆紙のシートである。第一接着剤溶
液の配合物は示される重量部で下記の成分を含有
する: トルエン 90 Elvax 150W 10 これらの成分を十分の混合し、0.0067cm厚の
Melinex516基板に17g/m2の乾燥被覆重量で被
覆した。基板及び受容体シートを次いで75℃の温
度及び56cm/分の速度を有する一組の加圧ローラ
ーを通して接着剤層を挟んで積層した。基板を剥
離し、第一接着剤層を紙受容体シート上に残し
た。第一接着剤層の紙に対する剥離強度は150
g/インチである。 感光性層の配合物は示される重量部の下記成分
を含むものである。
【表】 これらの顔料を上記溶液中に分散液として導入
した。それらを幾らかのバインダー及び溶媒中に
分散し、正しい透明度になるように適当な粒径ま
で粉砕する。メジアン直径は0.2マイクロメータ
ー未満である。これらの成分を十分に混合し、溶
液を反対側に静電気防止予備処理をした透明ポリ
エチレンテレフタレートフイルムである四つの
0.0063cm厚のMelinex528支持体の接着予備処理
側上に被覆する。このフイルムベースはICIから
市販されているものである。これらの被覆を93℃
で乾燥してそれぞれシアン、イエロー、マゼン
タ、及びブラツクに対して1.3、0.9、1.3及び1.6
の光学密度を得る。 第二接着剤層の配合物は示される重合部で下記
の成分を含むものである。 酢酸n−ブチル 85 Mowilith60 15 これらの第二接着剤成分を十分被覆し、
Custom Coating and Laminatingから市販され
ている四つの0.0076cm厚シリコーン処理
Melinex442一時支持体上に被覆する。フイルム
ベース自体即ちMelinex442はICIから市販されて
いるポリエチレンテレフタレートである。被覆を
93℃において4g/m2の被覆重量まで乾燥する。 第二接着剤層は感光性支持体及び一時支持体を
第二接着剤層と直接接着させて感光性層と積層す
ることにより直接感光性層に塗布される。一時支
持体を除去し、第二接着剤層を感光性層に転移す
る。次に、シアン感光性製品を第二接着剤層を介
して受容体シートの第一接着剤層に積層する。こ
の転写複合体を次いでシアンポジカラー分離及び
支持体を通して化学線に像露光する。露光後、支
持体を受容体シートから取除いて像露光部分を支
持体と共に除去し、接着剤層及びシアン感光性層
の像未露光部分を紙受容体シート上に残す。 マゼンタ感光性製品は支持体、感光性層及び第
二接着剤層よりなり、マゼンタ製品の第二接着剤
層を介して第一シアン画像に積層される。積層製
品を次いでシアン感光性層のそれに等しい露光時
間像露光させる。露光後、支持体を取除き、マゼ
ンタ画像をシアン画像の頂部に現出させる。この
方法をイエロー感光性層及び次いでブラツク感光
性層について繰返す。分解色が作製された原稿の
正確な表示を与える完全な四色再生が生成され
る。これらの感光性層を用いる均等線及び空間に
対する解像力は15マイクロメーターである。網点
再現性範囲は60ライン/cmスクリーンで2〜98%
である。四色に対する平均網点太りは14%と比較
的低い。第二接着剤層が4g/m2の代りに12g/
m2とより厚い場合には、平均網点太りは19%に増
大する。 例 2 受容体はMead2S(70)として市販されている
非被覆紙のシートである。第一接着剤溶液に対す
る配合物は示される重量部数の下記成分を含有す
る。 水 50 MowilithDM6 50 これらの成分を十分の混合し、0.0067cm厚の
Melinex516基板上に12g/m2の乾燥被覆重量で
被覆する。この第一接着剤層を基板から受容体シ
ート例1と同様に積層及び剥離して転移する。剥
離強度は約450g/インチである。 感光性層の配合物は例1と同様である。しかし
ながら、この場合には、感光性層の溶液は前と同
様に四つの0.0075cm厚のMelinex505支持体上に
塗布する。このタイプの支持体は両面に接着表面
予備処理を有するICIから市販されている透明ポ
リエチレンテレフタレートフイルムである。 第二接着剤層の配合物は示された重量部数の下
記成分を含む。 酢酸n−ブチル 78 ResoflexR−296 1 Mowilith30 21 この第二接着剤溶液を四つの0.0075cm厚の
Melinex516一時的支持体上に12g/m2の乾燥被
覆重量に塗布する。このタイプの一時的支持体は
スリツプ表面予備処理を有するICIからの透明ポ
リエチレンテレフタレートフイルムである。 第二の接着剤層を一時支持体から例1に示した
感光性層に転写する。シアン感光性製品を第二接
着剤層を介して受容体シート上の第一接着剤層に
積層する。この感光性層を次いでシアンポジカラ
ー分解色を通し、及び支持体を通して化学線に像
露光する。このシアン感光性層を引続き支持体を
受容体シートから取除くことにより乾式現像す
る。 マゼンタ感光性製品をシアン画像に積層する。
積層後、マゼンタ感光性層を室温で像露光する。
マゼンタ画像をシアン画像と同様に剥離現像によ
り形成する。これをイエロー感光性製品及び次い
でブラツク感光性製品について繰返す。0.0075
cm/厚のMelinex377艶消し一時的支持体に下記
保護層配合物を4g/m2の乾燥被覆重量に被覆す
る。 メチルセロソルブ 90 ButvarB−79 10 Butvar樹脂はMonsantoから市販されている。
この保護層をその一時的支持体と共に四色プルー
フに積層し、引続き一時的支持体を取除く。分解
色が作成された原稿の正確な表示である保護艶消
し仕上げを有する四色プルーフが生成させる。 例 3 受容体はChampion Kromekote1Sとして市販
されている被覆紙のシートである。基板及び受容
体接着剤間の中間接着剤層の配合物は示された重
量部で下記成分を含有する。 メチルエチルケトン 58 ガンマ−ブチロラクトン 20 ResoflexR−296 1 Mowilith30 21 この溶液を0.0067cm厚のMelinex516基板に4
g/m2の乾燥被覆重量で被覆する。この基板上の
中間接着剤層に下記成分を含有する受容体接着剤
溶液を12g/m2の乾燥被覆重量に重層する。 水 50 Airflex465DEV 50 この基板及び受容体シートを次いで二つの接着
剤を挟んで積層する。基板を次いで取除くと第一
接着剤層を表わす二つの接着剤層が受容体シート
に転写される。 感光性層の配合物は例1と同様であり、四つの
0.0075cm厚のMelinex505支持体上に被覆される。
第二接着剤の配合物は例2と同様であり、四つの
0.0075cm厚シリコーン処理Melinex442上に12
g/m2の乾燥被覆重量に被覆される。第二の接着
剤層を次いで一時的支持体から感光性層に転移す
る。次いでシアン感光製品を積層し、露光し、及
び受容体シート上の受容体接着剤層に接着する中
間接着剤層上で剥離現像する。この中間接着剤層
は基板が受容体シートから取除かれる際により良
好な剥離性を与え、またそれは第一及び第二接着
剤層の接着性を改良する。 マゼンタ感光性製品をシアン画像に積層する。
それを次いで露光及び剥離現像する。これをイエ
ロー感光性製品及び次いでブラツク感光性製品に
ついて繰返し、完全カラー、光沢カラープルーフ
を生成する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記順序で行うことを特徴とする剥離現像
    性、単一シートカラープルーフ系を用いて受容体
    シートに画像を作製する方法。 A 受容体シートを設ける工程及び B 剥離表面及びその剥離表面上の第一接着剤層
    を有する基板を設け、その第一接着剤層は熱可
    塑性樹脂あるいは樹脂類よりなり、前記受容体
    シートに接着された際に100g/インチより大
    きい剥離強度を有する工程及び C 該基板を第一接着剤層をそれらの間に挟んで
    約60℃〜約180℃の範囲の温度で受容体シート
    に加圧積層させる工程及び D 該基板及び受容体シートを剥離させて、第一
    接着剤層を受容体シートに移す工程及び E 透明支持体及び該透明支持体上の感光性組成
    物層、及び該組成物層に直接接着された第二接
    着剤層を含む感光性製品を設け、前記感光性組
    成物は有機結合樹脂、着色剤、光開始剤、及び
    少なくとも2個のエチレン性不飽和基を有する
    フリーラジカル重合性アクリレート或いはメタ
    クリレート成分よりなり、該結合樹脂は組成物
    成分を均一フイルムに結合させるのに十分な量
    で存在し、該着色剤は組成物を着色させるのに
    十分な量で存在し、光開始剤は十分な化学放射
    線に露光時に該重合性成分のフリーラジカル重
    合を開始させるのに十分な量で存在し、及び該
    重合性成分は組成物が化学放射線に露光時に画
    像分化を与えるのに十分な量で存在し、第二接
    着剤層は該感光性組成物層に直接接着された熱
    可塑性樹脂或いは樹脂類よりなり、約60℃〜約
    120℃の範囲の温度で転移可能である工程及び F 感光性組成物上の第二接着剤層を受容体シー
    ト上の第一接着剤層に積層し、及び G 該感光性組成物層を十分な化学放射線に像露
    光させて十分な画像分化を与えることを、(F)、
    (G)或いは(G)、(F)のいずれかの順序で行なう工程
    及び H 支持体及び受容体シートを第二接着剤層及び
    感光性組成物の像非露光部分が受容体シート上
    の第一接着剤層に転移され、像露光部分が支持
    体上に残るように剥離する工程。 2 異なつた着色剤を有するもう一つの感光性製
    品を用いて、工程をE乃至Hを少なくとも1回繰
    返す引続く工程を更に含んでなり、及び像非露
    光、剥離現像部分が感光性製品からのその第二接
    着剤層と共に該受容体シート上の先の像非露光、
    剥離現像部分上に同様にして直接形成される請求
    項1記載の方法。 3 該感光性組成物がスチレン/無水マレイン酸
    共重合体及びそれらの半エステル類、アクリル重
    合体及び共重合体、ポリアミド、ポリビニルピロ
    リドン、セルロース樹脂、フエノール樹脂、及び
    ポリビニルアセタールよりなる群から選ばれる一
    種以上の結合樹脂よりなる請求項1に記載の方
    法。 4 該感光性組成物が染料及び顔料よりなる群か
    ら選ばれる一種以上の着色剤よりなる請求項1に
    記載の方法。 5 該感光性組成物がトリエチレングリコールジ
    メタクリレート、トリプロピレングリコールジア
    クリレート、テトラエチレングリコールジメタク
    リレート、ジエチレングリコールジメタクリレー
    ト、1,4−ブタンジオールアクリレート、1,
    6−ヘキサンジオールジメタクリレート、ペンタ
    エリスルトールテトラアクリレート、トリメチロ
    ールプロパントリアクリレート、トリメチロール
    プロパントリメタクリレート、ジ−ペンタエリス
    リトールモノヒドロキシペンタアクリレート、ペ
    ンタエリスリトールトリアクリレート、ビスフエ
    ノールAエトキシレートジメタクリレート、トリ
    メチロールプロパンエトキシレートトリアクリレ
    ート、及びトリメチロールプロパンプロポキシレ
    ートトリアクリレートよりなる群から選ばれた少
    なくとも一種の単量体を含んでなる請求項1に記
    載の方法。 6 該感光性組成物が2,3−ジ(4−メトキシ
    フエニル)キノキサリン、9−フエニルアクリジ
    ン、ビス(2,4,5−トリフエニル)イミダゾ
    ール及びそれらの誘導体よりなる群から選ばれる
    一種以上の光開始剤を含んでなる請求項1に記載
    の方法。 7 該感光性組成物層が更に分光増感剤、熱重合
    禁止剤、可塑剤、オリゴマー、界面活性剤、不活
    性充填剤、ハレーシヨン防止剤、水素原子供与
    体、光活性化剤及び増白剤よりなる群から選ばれ
    る一種以上の成分を含んでなる請求項1に記載の
    方法。 8 該支持体及び基板がポリエチレンテレフタレ
    ートよりなる請求項1に記載の方法。 9 該受容体シートが紙よりなる請求項1に記載
    の方法。 10 該第一接着剤層が約−20℃〜約25℃のガラ
    ス転移温度を有する樹脂或いは樹脂類を含んでな
    る請求項1に記載の方法。 11 該第一接着剤層が酢酸ビニル基を含有する
    共重合体を含んでなる請求項1に記載の方法。 12 該第二接着剤層が約−25℃〜約80℃のガラ
    ス転移温度を有する樹脂或いは樹脂類を含んでな
    る請求項1記載の方法。 13 該第二接着剤層が酢酸ビニル重合体或いは
    酢酸ビニル基を含有する、共重合体を含んでなる
    請求項1に記載の方法。 14 該受容体ベースが紙、被覆紙或いは重合体
    フイルムよりなる請求項1に記載の方法。 15 該積層が約60℃〜約120℃の温度で行われ
    る請求項1に記載の方法。 16 該第一接着剤層が二つの接着剤層よりなる
    請求項1に記載の方法。 17 該第一接着剤層が中間接着剤層及び受容体
    接着剤層の二つの接着剤層よりなり、中間接着剤
    層が基板及び受容体接着剤層の間に配置され、中
    間接着剤層が約25℃〜約70℃の範囲のガラス転移
    温度を有する一種以上の熱可塑性樹脂を含んでな
    り、及び受容体接着剤層が約−20℃〜約25℃のガ
    ラス転移温度を有する一種以上の熱可塑性樹脂を
    含んでなる請求項16に記載の方法。 18 中間接着剤層が酢酸ビニル重合体或いは酢
    酸ビニル基を含有する共重合体を含んでなり、約
    2〜約40g/m2の乾燥被覆重量を有する請求項1
    7に記載の方法。 19 受容体接着剤層が酢酸ビニル基を含有する
    共重合体を含んでなる請求項17に記載の方法。 20 該支持体及び基板がポリエチレンテレフタ
    レートよりなり、及び該感光性組成物が、トリエ
    チレングリコールジメタクリレート、トリプロピ
    レングリコールジアクリレート、テトラエチレン
    グリコールジメタクリレート、ジエチレングリコ
    ールジメタクリレート、1,4−ブタンジオール
    アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタ
    クリレート、ペンタエリスルトールテトラアクリ
    レート、トリメチロールプロパントリアクリレー
    ト、トリメチロールプロパントリメタクリレー
    ト、ジ−ペンタエリスリトールモノヒドロキシペ
    ンタアクリレート、ペンタエリスリトールトリア
    クリレート、ビスフエノールAエトキシレートジ
    メタクリレート、トリメチロールプロパンエトキ
    シレートトリアクリレート、及びトリメチロール
    プロパンプロポキシレートトリアクリレートより
    なる群から選ばれた一種以上のアクリレート或い
    はメタクリレート成分を含んでなり、及び該感光
    性組成物がビニルアセタール重合体或いはビニル
    アセタール基を含有する共重合体よりなる群から
    選ばれた結合樹脂を含んでなり、及び該感光性組
    成物が2,3−ジ(4−メトキシフエニル)キノ
    キサリン、9−フエニルアクリジン、ビス(2,
    4,5−トリフエニル)イミダゾール、及びそれ
    らの誘導体よりなる群から選ばれた一種以上の光
    開始剤を含んでなり、及び該感光性組成物が一種
    以上の顔料を含んでなり、該第一接着剤層が酢酸
    ビニル基を含有する共重合体を含んでなり、該第
    二接着剤層が酢酸ビニル重合体を含んでなり、及
    び該受容体シートが紙よりなる請求項1に記載の
    方法。
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