JPH0384529A - レンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動機構 - Google Patents
レンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動機構Info
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- JPH0384529A JPH0384529A JP22252789A JP22252789A JPH0384529A JP H0384529 A JPH0384529 A JP H0384529A JP 22252789 A JP22252789 A JP 22252789A JP 22252789 A JP22252789 A JP 22252789A JP H0384529 A JPH0384529 A JP H0384529A
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Landscapes
- Focusing (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
単一のステップモータを駆動源として兼用して焦点調節
用レンズとレンズシャッタの双方を駆動する様にしたレ
ンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動機構が従来
より知られている。 −回の撮影動作における焦点調節動作はシャフタレリー
ズ動作に先行して行われるべき性質のものであるので、
核種の駆動機構においては、ステップモータの正転時に
ステップモータにギア連結された主駆動部材を介してレ
ンズ駆動部材を所望の合焦位置まで移動せしめ1例えば
ラチェット機構等の係合機構によってレンズ駆動部材を
係合した後にステップモータを逆転せしめ、このステッ
プモータの逆転過程において前記7主駆動部材を介して
シャッタ機構を作動せしめる様になされている。 ところで、ステップモータを使用したオーブンループ制
御において、信頼できる位置制御を行うためには、動作
開始時にステップモータが正常な動作を行い得る所定の
初期位置にあることが必要であり、その前提として5前
回の動作終了時にステップモータが所定の初期位置に復
帰したことを確認することが必要である。そこで、−船
釣には。 ステップモータに直接的にギア連結された主駆動部材が
初期位置に復帰したことをりくソトスイッチや光電セン
サ等の位置検出器によって検出している。
用レンズとレンズシャッタの双方を駆動する様にしたレ
ンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動機構が従来
より知られている。 −回の撮影動作における焦点調節動作はシャフタレリー
ズ動作に先行して行われるべき性質のものであるので、
核種の駆動機構においては、ステップモータの正転時に
ステップモータにギア連結された主駆動部材を介してレ
ンズ駆動部材を所望の合焦位置まで移動せしめ1例えば
ラチェット機構等の係合機構によってレンズ駆動部材を
係合した後にステップモータを逆転せしめ、このステッ
プモータの逆転過程において前記7主駆動部材を介して
シャッタ機構を作動せしめる様になされている。 ところで、ステップモータを使用したオーブンループ制
御において、信頼できる位置制御を行うためには、動作
開始時にステップモータが正常な動作を行い得る所定の
初期位置にあることが必要であり、その前提として5前
回の動作終了時にステップモータが所定の初期位置に復
帰したことを確認することが必要である。そこで、−船
釣には。 ステップモータに直接的にギア連結された主駆動部材が
初期位置に復帰したことをりくソトスイッチや光電セン
サ等の位置検出器によって検出している。
しかしながら、レンズ駆動機構用の駆動源とシャッタ駆
動機構用の駆動源を単一のステップモータで兼用する装
置においては、主駆動部材とレンズ駆動部材はギア等に
よって不離一体的に連結されてはおらず、レンズ駆動部
材は係合機構が解除された後に初期位置に自走復帰する
様になされているので、上記の様に主駆動部材の位置を
位置検出器によって検出する様にした場合には、ステッ
プモータや主駆動部材が初期位置にあること及び初期復
帰したことを確認することはできるが、レンズ駆動部材
が初期位置にあること及び初期復帰したことを確認する
ことは出来ない。 勿論9位置検出器をレンズ駆動部材に対して設ければ、
レンズ駆動部材が初期位置にあること及び初期復帰した
ことを確認することはできるが。 この場合にはステップモータや主駆動部材が初期位置に
あること及び初期復帰したことを確認することはできな
い。 又、主駆動部材及びレンズ駆動部材の双方に対して各々
独立した位置検出器を設ければ、全ての機構部材が初期
位置にあること及び初期復帰したことをfimすること
ができるが、この場合には当然ながら検出器が2系列必
要になる。
動機構用の駆動源を単一のステップモータで兼用する装
置においては、主駆動部材とレンズ駆動部材はギア等に
よって不離一体的に連結されてはおらず、レンズ駆動部
材は係合機構が解除された後に初期位置に自走復帰する
様になされているので、上記の様に主駆動部材の位置を
位置検出器によって検出する様にした場合には、ステッ
プモータや主駆動部材が初期位置にあること及び初期復
帰したことを確認することはできるが、レンズ駆動部材
が初期位置にあること及び初期復帰したことを確認する
ことは出来ない。 勿論9位置検出器をレンズ駆動部材に対して設ければ、
レンズ駆動部材が初期位置にあること及び初期復帰した
ことを確認することはできるが。 この場合にはステップモータや主駆動部材が初期位置に
あること及び初期復帰したことを確認することはできな
い。 又、主駆動部材及びレンズ駆動部材の双方に対して各々
独立した位置検出器を設ければ、全ての機構部材が初期
位置にあること及び初期復帰したことをfimすること
ができるが、この場合には当然ながら検出器が2系列必
要になる。
本発明はこの様な問題点に鑑みてなされたものであり、
単一の位置検出器を使用して2系列の位置検出器を使用
した場合と実質的に同様な作用をなさしめることを第1
の目的とする。 即ち1本発明においては単一の位置検出器はレンズ駆動
部材の位置に対応して作動し、直接的にはレンズ駆動部
材が所定の初期位置にあること及びレンズ駆動部材が所
定の初期位置に復帰したことを検出する。同時に、主駆
動部材に関しては。 所定の初期位置の近傍領域に初期位置と実質的に等価と
見做すことができる初期領域を設けるとともに、主駆動
部材が上記の初期領域に復帰することが前記レンズ駆動
部材が初期復帰動作をなし得る前提条件となる様に主駆
動部材とレンズ駆動部材とを機構的に連繋せしめる。従
って、単一の位置検出器によってレンズ駆動部材が初期
位置に復帰したことを検出した場合には、その前提とし
て主駆動部材が少なくとも初期領域までは復帰している
ことを認識できる。 又、主駆動部材の初期領域を初期位置と実質的に等価と
見做すことができる様にするために、主駆動部材が初期
領域を前進方向に通過し、更に所定の空走領域を通過し
た後にレンズ駆動部材を初期位置から前進せしめる様に
なすとともに、このレンズ駆動部材の初期位置からの前
進を位置検出器が検出した時を基準としてステップモー
タの前進量の制御を行う、従って、動作開始時に主駆動
リングが初期位置から初期領域及び空走領域を走行した
後にレンズ駆動リングを前進させたか、或いは直ちに空
走領域を走行してレンズ駆動リングを前進させたかに関
わりなく、レンズ駆動リングの作動後は共通の制御動作
をなすことが可能となる。 更に本発明は検出動作に際して1位置検出器の取付誤差
やチャタリング等の影響を受は難くすることを第2の目
的とする。 本発明のレンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動
機構は:順序付けられて供給されるパルス列の位相順序
に対応して正逆回転可能なステップモータと:該ステッ
プモータに連結され、該ステップモータの回転方向に対
応して前進方向及び復帰方向へ駆動される主駆動部材と
:前記主駆動部材の復帰方向に向けて付勢されるととも
に前記主駆動部材の前進方向への作動時に該主駆動部材
に係合されて前進し、焦点調節用レンズ群を駆動するレ
ンズ駆動部材と:前記主駆動部材が前進方向から復帰方
向に反転する時に前記レンズ駆動部材を係合する係合部
材と:シャンク羽根と連結され、前記主駆動部材が復帰
方向に作動する過程で該シャンク羽根を作動させる様に
前記主駆動部材と関連付けられた羽根駆動部材とを備え
:前記ステップモータの正転に伴って前記レンズ駆動部
材が所望の合焦位置に達するまで前記主駆動部材を前進
させた後に前記ステップモータの逆転に伴って前記主駆
動部材を復帰させるとともに、この主駆動部材の復帰過
程において前記羽根駆動部材を作動させる様にしたレン
ズ駆動機構を兼用したレンズシャッタを前提とするもの
であり:前記主駆動部材が自身の初期位置から前記ステ
ップモータに対して供給される正転方向のパルス列に換
算して少なくとも2巡相当前進した後に咳主駆動部材が
前記レンズ駆動部材を係合する様に前記主駆動部材の初
期位置と前記レンズ駆動部材の初期位置をすらし:前記
主駆動部材が自身の初期位置まで前記ステップモータに
対して供給される逆転方向のパルス列に換算して少なく
とも一巡以内に復帰した後に前記係合部材による前記レ
ンズ駆動部材の係合を解除する係合解除部を咳主駆動部
材に形成し:前記レンズ駆動部材が初期位置にあるか初
期位置よりも前進方向にあるかを識別するオン・オフ2
状態の位置検出器を設けるとともに:原位置検出器の出
力が反転した位置を基準として前記ステップモータの正
転量を制御する様にしたことを特徴とするものある。 又、より望ましくは1本発明のレンズ駆動機構を兼用し
たレンズシャッタ駆動機構は1上記に加えて二前記レン
ズ駆動部材が自身の初期位置から前記ステップモータに
対して供給される正転方向のパルス列に換算して1巡相
当前進する間に前記位置検出器の出力が反転する様に前
記レンズ駆動部材に対する前記位置検出器の相対位置を
調整し。 該1巡相当の正転方向のパルス列の最後のパルス時間に
前記位置検出器の出力を読み込む様になすとともに:前
記レンズ駆動部材が自身の初期位置から前記ステップモ
ータに対して供給される正転方向のパルス列に換算して
1巡相当前進する迄は前記焦点UfJ節用レンズ群が有
効焦点調節領域に到達しない様になしたことを特徴とす
るものである。
単一の位置検出器を使用して2系列の位置検出器を使用
した場合と実質的に同様な作用をなさしめることを第1
の目的とする。 即ち1本発明においては単一の位置検出器はレンズ駆動
部材の位置に対応して作動し、直接的にはレンズ駆動部
材が所定の初期位置にあること及びレンズ駆動部材が所
定の初期位置に復帰したことを検出する。同時に、主駆
動部材に関しては。 所定の初期位置の近傍領域に初期位置と実質的に等価と
見做すことができる初期領域を設けるとともに、主駆動
部材が上記の初期領域に復帰することが前記レンズ駆動
部材が初期復帰動作をなし得る前提条件となる様に主駆
動部材とレンズ駆動部材とを機構的に連繋せしめる。従
って、単一の位置検出器によってレンズ駆動部材が初期
位置に復帰したことを検出した場合には、その前提とし
て主駆動部材が少なくとも初期領域までは復帰している
ことを認識できる。 又、主駆動部材の初期領域を初期位置と実質的に等価と
見做すことができる様にするために、主駆動部材が初期
領域を前進方向に通過し、更に所定の空走領域を通過し
た後にレンズ駆動部材を初期位置から前進せしめる様に
なすとともに、このレンズ駆動部材の初期位置からの前
進を位置検出器が検出した時を基準としてステップモー
タの前進量の制御を行う、従って、動作開始時に主駆動
リングが初期位置から初期領域及び空走領域を走行した
後にレンズ駆動リングを前進させたか、或いは直ちに空
走領域を走行してレンズ駆動リングを前進させたかに関
わりなく、レンズ駆動リングの作動後は共通の制御動作
をなすことが可能となる。 更に本発明は検出動作に際して1位置検出器の取付誤差
やチャタリング等の影響を受は難くすることを第2の目
的とする。 本発明のレンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動
機構は:順序付けられて供給されるパルス列の位相順序
に対応して正逆回転可能なステップモータと:該ステッ
プモータに連結され、該ステップモータの回転方向に対
応して前進方向及び復帰方向へ駆動される主駆動部材と
:前記主駆動部材の復帰方向に向けて付勢されるととも
に前記主駆動部材の前進方向への作動時に該主駆動部材
に係合されて前進し、焦点調節用レンズ群を駆動するレ
ンズ駆動部材と:前記主駆動部材が前進方向から復帰方
向に反転する時に前記レンズ駆動部材を係合する係合部
材と:シャンク羽根と連結され、前記主駆動部材が復帰
方向に作動する過程で該シャンク羽根を作動させる様に
前記主駆動部材と関連付けられた羽根駆動部材とを備え
:前記ステップモータの正転に伴って前記レンズ駆動部
材が所望の合焦位置に達するまで前記主駆動部材を前進
させた後に前記ステップモータの逆転に伴って前記主駆
動部材を復帰させるとともに、この主駆動部材の復帰過
程において前記羽根駆動部材を作動させる様にしたレン
ズ駆動機構を兼用したレンズシャッタを前提とするもの
であり:前記主駆動部材が自身の初期位置から前記ステ
ップモータに対して供給される正転方向のパルス列に換
算して少なくとも2巡相当前進した後に咳主駆動部材が
前記レンズ駆動部材を係合する様に前記主駆動部材の初
期位置と前記レンズ駆動部材の初期位置をすらし:前記
主駆動部材が自身の初期位置まで前記ステップモータに
対して供給される逆転方向のパルス列に換算して少なく
とも一巡以内に復帰した後に前記係合部材による前記レ
ンズ駆動部材の係合を解除する係合解除部を咳主駆動部
材に形成し:前記レンズ駆動部材が初期位置にあるか初
期位置よりも前進方向にあるかを識別するオン・オフ2
状態の位置検出器を設けるとともに:原位置検出器の出
力が反転した位置を基準として前記ステップモータの正
転量を制御する様にしたことを特徴とするものある。 又、より望ましくは1本発明のレンズ駆動機構を兼用し
たレンズシャッタ駆動機構は1上記に加えて二前記レン
ズ駆動部材が自身の初期位置から前記ステップモータに
対して供給される正転方向のパルス列に換算して1巡相
当前進する間に前記位置検出器の出力が反転する様に前
記レンズ駆動部材に対する前記位置検出器の相対位置を
調整し。 該1巡相当の正転方向のパルス列の最後のパルス時間に
前記位置検出器の出力を読み込む様になすとともに:前
記レンズ駆動部材が自身の初期位置から前記ステップモ
ータに対して供給される正転方向のパルス列に換算して
1巡相当前進する迄は前記焦点UfJ節用レンズ群が有
効焦点調節領域に到達しない様になしたことを特徴とす
るものである。
本発明のレンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動
機構においては、ステップモータは順序付けられて供給
されるパルス列の位相順序に対応して正転又は逆転をす
る。 例えば、4磁極で2相励磁力式のステップモータが使用
されると想定すれば、(H−H)(H・L)(L−L)
(L−H)で1巡するパルス列が供給されることにより
ステップモータは正転し。 (L−H) (L−L) (H−L) (H−H
)でi巡するパルス列が供給されることによりステップ
モータは逆転する。 主駆動部材はステップモータに連結されており。 ステップモータの回転方向に対応して前進方向及び復帰
方向へ駆動される。 主駆動部材がステップモータの正転動作に伴って自身の
初期位置から前進する場合には、主駆動部材はステップ
モータの正転方向のパルス列に換算して2巡相当前進し
た後にレンズ駆動部材を係合し、その後レンズ駆動部材
を係合しながら前進する。 尚、この主駆動部材の初期位置からレンズ駆動部材を係
合するまでのパルス列に換算して2巡相当の領域内に上
述の初期領域及び空走領域が包含される。 レンズ駆動部材が主駆動部材に係合されて初期位置から
前進すると位置検出器の出力は反転し。 位置検出器の出力が反転したことを検出した位置からレ
ンズの繰出し量の制御を行う。 又、レンズ駆動部材の前進に伴って焦点iJ1節用レン
ズ群が繰り出されて焦点調節がなされる。レンズ駆動部
材を所望の合焦位置まで前進交せるとステップモータは
逆転し、主駆動部材も復帰方向に走行する。 主駆動部材が前進方向から復帰方向に反転する時にレン
ズ駆動部材は係合部材に係合されるので。 主駆動部材のみが初期位置に向けて復帰走行をする。 主駆動部材の復帰過程において、主駆動部材が初期位置
まで前記ステップモータに対して供給される逆転方向の
パルス列に換算して少なくとも1巡以内にある初期領域
まで復帰した後に係合部材によるレンズ駆動部材の係合
が解除され、レンズ駆動部材は復帰方向の付勢力によっ
て復帰走行をする。そして、レンズ駆動部材が初期位置
まで復帰した時に位置検出器の出力が再度反転するので
。 レンズ駆動部材が初期位置に復帰したことを知ることが
できる。 この様に本発明のレンズ駆動機構を兼用したレンズシャ
ッタ駆動機構においては1位置検出器は直接的にはレン
ズ駆動部材が初期位置にあること及び初期復帰したこと
を検出するものであるが。 その前提条件として主駆動部材が少なくとも初期領域ま
では復帰していることを示しており3次回の撮影におい
て主駆動部材は初期位置ではなくても少なくとも初期領
域には位置している。 従って1次回の撮影動作においてステップモータに対し
て供給する正転パルスをステップモータの初期位相に対
応したオン・オフ状態からスタートさせた場合には、主
駆動リングは正確な初期位置から初期Wi域及び空走領
域を通過した後にレンズ駆動リングを係合するか、或い
は正確な初期位置に復帰することなく直ちに空走領域を
通過した後にレンズ駆動リングを係合するかの挙動を示
す。 しかしながら、ステップモータに加えられるパルス数の
制御はレンズ駆動部材が主駆動部材に係合されて前進し
1位置検出器の出力が反転たことを検出した位置を起点
として制御されるので、主駆動リングが正確な初期位置
に復帰したか否か制御精度には影響を与えない。
機構においては、ステップモータは順序付けられて供給
されるパルス列の位相順序に対応して正転又は逆転をす
る。 例えば、4磁極で2相励磁力式のステップモータが使用
されると想定すれば、(H−H)(H・L)(L−L)
(L−H)で1巡するパルス列が供給されることにより
ステップモータは正転し。 (L−H) (L−L) (H−L) (H−H
)でi巡するパルス列が供給されることによりステップ
モータは逆転する。 主駆動部材はステップモータに連結されており。 ステップモータの回転方向に対応して前進方向及び復帰
方向へ駆動される。 主駆動部材がステップモータの正転動作に伴って自身の
初期位置から前進する場合には、主駆動部材はステップ
モータの正転方向のパルス列に換算して2巡相当前進し
た後にレンズ駆動部材を係合し、その後レンズ駆動部材
を係合しながら前進する。 尚、この主駆動部材の初期位置からレンズ駆動部材を係
合するまでのパルス列に換算して2巡相当の領域内に上
述の初期領域及び空走領域が包含される。 レンズ駆動部材が主駆動部材に係合されて初期位置から
前進すると位置検出器の出力は反転し。 位置検出器の出力が反転したことを検出した位置からレ
ンズの繰出し量の制御を行う。 又、レンズ駆動部材の前進に伴って焦点iJ1節用レン
ズ群が繰り出されて焦点調節がなされる。レンズ駆動部
材を所望の合焦位置まで前進交せるとステップモータは
逆転し、主駆動部材も復帰方向に走行する。 主駆動部材が前進方向から復帰方向に反転する時にレン
ズ駆動部材は係合部材に係合されるので。 主駆動部材のみが初期位置に向けて復帰走行をする。 主駆動部材の復帰過程において、主駆動部材が初期位置
まで前記ステップモータに対して供給される逆転方向の
パルス列に換算して少なくとも1巡以内にある初期領域
まで復帰した後に係合部材によるレンズ駆動部材の係合
が解除され、レンズ駆動部材は復帰方向の付勢力によっ
て復帰走行をする。そして、レンズ駆動部材が初期位置
まで復帰した時に位置検出器の出力が再度反転するので
。 レンズ駆動部材が初期位置に復帰したことを知ることが
できる。 この様に本発明のレンズ駆動機構を兼用したレンズシャ
ッタ駆動機構においては1位置検出器は直接的にはレン
ズ駆動部材が初期位置にあること及び初期復帰したこと
を検出するものであるが。 その前提条件として主駆動部材が少なくとも初期領域ま
では復帰していることを示しており3次回の撮影におい
て主駆動部材は初期位置ではなくても少なくとも初期領
域には位置している。 従って1次回の撮影動作においてステップモータに対し
て供給する正転パルスをステップモータの初期位相に対
応したオン・オフ状態からスタートさせた場合には、主
駆動リングは正確な初期位置から初期Wi域及び空走領
域を通過した後にレンズ駆動リングを係合するか、或い
は正確な初期位置に復帰することなく直ちに空走領域を
通過した後にレンズ駆動リングを係合するかの挙動を示
す。 しかしながら、ステップモータに加えられるパルス数の
制御はレンズ駆動部材が主駆動部材に係合されて前進し
1位置検出器の出力が反転たことを検出した位置を起点
として制御されるので、主駆動リングが正確な初期位置
に復帰したか否か制御精度には影響を与えない。
以下図面を参照して本発明のl実施例を詳細に説明する
。 第1図は本発明の1実施例に係るレンズ駆動機構を兼用
したレンズシャッタ駆動機構の初期状態における平面図
であり、第2図は第1図に示すピニオンlを駆動するた
めのステップモータの構成国である。 第2図に示す様にステップモータ2はS極・N極が90
度間隔で交互に配設された4M1極のロータ2aを有し
ており、ロータ2aの両側には馬蹄形ステータ2b・2
Cが配設されている。各ステータ2b・2Cが各々有す
る磁極はロータ2aの回転角に換算して90度の間隔を
有しており、ステータ2b・2Cは一方の磁極が45度
の間隔で他方の磁極が135度の間隔を保って固定され
ている。 各ステータ2b・2Cにはコイル2d・2eが1在着さ
れており、コイル2dに加えるパルスを第1パルス、コ
イル2eに加えるパルスを第2パルスと定義した場合に
は、コイル2d・2eに対して(H−H) (H−L)
(L−L) (L−H)で1巡するパルス列(正転パ
ルス)を順次供給することによりロータ2aは正転(反
時計廻り)シ。 この正転パルスとは位相順序が異なる(L −H)(L
、L)(H−L)(H−H)で1巡するパルス列(逆転
パルス)を順次供給することによりロータ2aは逆転(
時計廻り)する。 ロータ2aの回転軸は第1図に示すピニオンlに連結さ
れており、ピニオン1は大径型3aと小径車3bとによ
ってtS戒される2段歯車3の大径型3aと噛合してい
る。 次に、4は露出用アパーチュアの周囲を旋回自在に支持
された主駆動リングであり、主駆動リング4の外縁部の
一部に形成されたラック4aは2段歯車3の小径車3b
と係合している。しかして。 ピニオン1の回転運動は2段歯車3を介して主駆動リン
グ4に伝達され、主駆動リング4はピニオン1と同方向
に旋回する。 次に5は主駆動リング4と同様に露出用アパーチュアの
周囲を旋回自在に支持されたレンズ駆動リングである。 レンズ駆動リング5の外縁部に突出して形成されたバネ
掛け5aには初期位置復帰用のスプリング6が掛けられ
ており、レンズ駆動リング5はスプリング6から右旋習
性を与えられているが、バネ掛け5aの裏面に植設され
たストッパピン5bが図外のシャッタ地板に形成された
図外のストッパ部材に当接して、第1図に示す位置で右
旋を規制される。 主駆動リング4の外縁部にはレンズ駆動リング5を係合
するための曲げ部4bが図面上で手前に向けて立ち曲げ
る様に形成されており、レンズ駆動リング5の外縁部に
は上記曲げ部4bの左旋径路上に突出した係合突片5C
が形成されている。 そして1本発明の特徴点として第1図に示す初期位置に
ある主駆動リング4がステップモータ2に加えられる正
転パルス列に換算して2巡相当左旋した後(即ち、主駆
動リング4が8ステツプ相当左旋した後)に曲げ部4b
と係合突片5Cが係合する様に初期位置における曲げ部
4bと係合突片5Cの間隔が設定されている。 しかして、レンズ駆動リング5は、主駆動リング4が初
期位置から8ステツプ相当左旋した後に主駆動リング4
の曲げ部4bに係合突片5Cが係合されて、左旋する様
になされている。 レンズ駆動リング5の手前側面(レンズ側面)には12
0度間隔で3点の凸部5dが形成されており、この3点
の凸部5bには図外の焦点調節用レンズ群を内挿した鏡
胴のフィルム面側に向かって形成された同一形状の3箇
所の傾斜カム面が各々当接している。そして図外の上記
鏡胴は旋回運動をしない様に例えばガイド溝やガイドボ
ール等によって規制されており、レンズ駆動リング5が
旋回すると1図外の焦点調節用レンズ群は光軸方向に繰
り出される様になされている。 更に、レンズ駆動リング5の外縁部にはレンズ駆動リン
グ5自体の位置決めをするためにラチェットギア5eが
形成されており、ラチェットギア5eの外側部に植設さ
れた軸7にはラチェットギア5eを係合するラチェット
レバー8が旋回自在に支持されている。ラチェットレバ
−8はラチェットギア5eと係合するためのクリック8
aを有しており、スプリング9から常時左旋習性を受け
ているが、初期状態においてはカム面8bと連続してラ
チェットレバー8に形成された棚部8Cが曲げ部4bの
外側面に乗り上げて、スプリング9による左旋を規制さ
れている。 次に、10は図外のシャッタ羽根を開閉するための開閉
レバーであり、開閉レバーIOは地板上の軸11に揺動
自在に支持されている。 この開閉レバー10の裏面には図外のシャッタ羽根と係
合される羽根駆動ピン10aが植設されており、開閉レ
バー10が軸11を中心に右旋すると1図外のシャッタ
羽根は開口方向に作動する様に関連付けられている。 開閉レバー11を右旋するための駆動力はスプリング1
2から与えられるが、初期状態においては主駆動リング
4の外縁部に形成されたホールド突片4Cが開閉レバー
10に当接して、開閉レバー11をシャッタ閉鎖位置で
ホールドしている。 又、13は主駆動リング4が左旋した後に開閉レバー1
1を閉鎖位置で係止するための係止レバーであり、係止
レバー13は地板上の軸14に枢支されるとともに、開
閉レバー11に対して右旋習性を与えるためのスプリン
グ12よりも力量の大きなスプリング15から右旋習性
を与えられている。この係止レバー13に形成された切
欠部13aは開閉レバー10の手前面にに突出して形成
された角ダボlObと係合し、スプリング15から係止
レバー13に与えられる右旋習性によって開閉レバー1
0の右旋を規制する。 又、軸14には係止レバー13による開閉レバー10の
係止を解除して開閉レバー10を作動させるカムレバー
16が枢支されている。 カムレバー16の作動アーム16aと係止レバー13に
植設されたダボ13b間にはスプリング17が掛けられ
ており、カムレバー16は作IJJアーム16aがダボ
13bに当接した状態で係止レバー13に対する相対的
な左旋を規制されているが、スプリング17の張力以上
の右旋力を受けた場合には右旋可能である。 カムレバー16の他端には山型のトリガアーム16bが
形成されており、トリガアーム16bは主駆動リング4
の外周部に形成された台形カム4dの左旋径路上に侵入
している。 従って、主駆動リング4の左旋時に台形カム4dの左側
斜面がトリガアーム16bに当接した時にはカムレバー
16はスプリング17の張力に抗して右旋し、主駆動リ
ング4の右旋時に台形カム4dの右側斜面がトリガアー
ム16bに当接した時にはカムレバー16は係止レバー
13とともに左旋する。 次に、18は本実施例の特徴となる導電性のスプリング
スイッチであり1図外の部材に固着されたダボ19の周
囲に捲着されている。 又、20・21も図外の部材に固着された導電子であり
、スプリングスイッチ18の固定端18aは導電子20
に係合されており、スプリングスイッチ18の自由端1
8bが導電子21に接触すると導電子20・21間はス
プリングスイッチ18を介して導通ずる。 しかしながら、スプリングスイッチ18の自由端18b
は初期状態においてレンズ駆動リング5の表面に形成さ
れた絶縁性突起5fに係合されており、レンズ駆動リン
グ5が左旋動作を行うとスプリングスイッチ18自身の
弾性により自由端18bが21電子21に接触する。 即ち、スプリングスイッチ1日はレンズ駆動リング5が
初期位置にある事や初期位置に復帰したことを検出する
位置検出器として作用する。 本実施例における特徴点として絶縁性突起5rと導電子
21の相互位置は、レンズ駆動リング5が初期位置から
正転用のパルス列に換算して1巡相当(即ち、レンズ駆
動リング5が初期位置から4ステツプ相当)左旋する間
に、自由端18bが導電子21に当接する様に関係付け
られている。 次に、第3図は本発明の制御システムのブロック図であ
り、2は既述のステップモータ2,4は既述の主駆動リ
ング4.5は既述のレンズ駆動リング5.18は既述の
スプリングスイッチ18゜20・21は既述の導電子を
各々示し1機構的な連結は点線で示している。 又、30はプログラム制御される制御回路、31は公知
のレリーズスイッチ、32は公知の自動露出制御回路(
以下AE回路と略す)、33はシャッタ羽根の作動後A
2回路32を起動するまでの遅延時間を設定したAEデ
イレ−タイマである。 次に上記事項、第4図のタイムチャート、第5図の制御
用フローチャート及び第6図乃至第8図の平面図を参照
して本実施例の動作を説明する。 尚、第6図はレンズ駆動リングを最大ストロークである
30ステツプ相当左旋させた状態を示す平面図、第7図
は主駆動リング4の復帰過程においてカムレバー16の
トリガアーム16bが台形カム4dに乗り上げて図外の
羽根の開口させた状態を示す平面図、第8図は主駆動リ
ング4が初期領域まで復帰してラチェントレバ−8によ
るラチェットギア5eの係合を解除した直後の状態を示
す平面図であり、これらの図面においてはステップモー
タ2の回転を主駆動リング4に伝達するためのギアトレ
インは省略されている。 先ず、正常な初期状態において全ての機構は第1図に示
す状態にあり、スプリングスイッチ18はオフ状態にあ
る。 レリーズスイッチ32がメークすることによりプログラ
ムは実行され、制御回路3oはスプリングスイッチ18
の状態を読み込み、スイッチ18がオフであるとステッ
プモータ2の駆動パルスを初期位相である(H−H)に
し、その状態を例えば15m5維持する。(フローチャ
ートのステップト2・3−ステップ13・I4及びタイ
ムチャートのポイントPI) 通常は上記のプログラムステップを経由する筈であるが
、この時何らかの原因によってスイッチ18がオンであ
ると、ステップモータ2を例えば25パルス相当逆転せ
しめて、再度スイッチ18の状態を読み込み、それでも
スイッチ18がオンのままである場合には修理等が必要
なものとしてロック動作を行う、(ステップ4〜ステン
プ12)駆動パルスを(H−H)にした後ステップ14
で15■3が経過すると制御回路30はスイッチ18の
状態を再度読み込む、(ステップ15)このスイッチ1
8の読み込み動作はステップモータ2が初期位置で安定
した状態にあることを確認するための動作であり、ステ
ップモータ2が初期位置で安定した状態であればスイッ
チ18はオフになっている。 そこで、この時点でスイッチ18がオンである場合には
ステップモータ2を8パルス相当逆転せしめて再度スイ
ッチ18の状態を読み込み、それでもスイッチ18がオ
ンのままである場合には修理等が必要なものとしてロッ
ク動作を行う、(ステップ16〜ステツプ21) 尚、この場合においてステップモータ2を8パルス相当
逆転させるのは次の様な理由による。 即ち1本実施例ではステップモータ2に加えるパルス列
は4パルスで一巡し、主駆動リング4が初期位置から2
巡相当(即ち、8パルス分)左旋した時点でレンズ駆動
リング5が左旋を開始し。 レンズ駆動リング5の左旋によってスイッチ18がオン
するので1フローチヤートのステップ13で駆動パルス
を(H−H)にしたことによってスイッチ18がオンし
た場合には、ステップ13における(H−H)のパルス
によって主駆動リング4がレンズ駆動リング5を係合し
得る位置(即ち。 初期位置よりも8ステンブ相当左旋した位置)まで作動
したと考えられる。そこで、ステップモータを8ステン
ブ相当逆転させても未だスイッチ18がオンしている場
合には修理等が必要なものとしてロック動作を行う。 さて、ステップ16でスイッチ18がオフであると制御
回路30はステップモータ2に3兆周期の正転パルスを
3パルス与え、3パルス目のパルス状JLi(初期位置
に対応した(H−H)を1パルス目と数えると4パルス
目になり、パルス状態は(L −H)である)で151
1III待機する。(ステ。 ブ22〜25) 尚、第5図のフローチャートのステップ25では12s
+s待機となっているが、3パルス目の3msのパルス
時間(ステップ23)と上記12m5の待機時間を加算
した場合には(L−H)のパルス状態は15■3になる
。 この様にして正転パルスを与えることによりステップモ
ータ2は回転し、ステップモータ2の回転はピニオン1
−2段歯車3−ラック4aの伝達列を介して主駆動リン
グ4に伝達され、主駆動リング4は左旋する。尚、ステ
ップモータ2が初期位置からスタートした場合には、ス
テップモータ2の上記の回転動作によって主駆動リング
4は初期領域の最終ステップまで前進することになる。 (第4図のポイントP2)又、主駆動リング4の左旋に
よってラチェットレバー8に形成された棚部8Cは主駆
動リング4に形成された曲げ部4bの外側面から開放さ
れ、ラチェットレバー8はスプリング9によって左旋す
る。 正転パルスが(L−H)の状態で15+ms待機した後
に制御回路30はスイッチ18の状態を読み込み1判別
する。(ステップ27〜28)正転パルスが最初の(L
−H)になった第4図のポイン)P2の時点では、主
駆動リング4は初期領域の最終ステップにあり、レンズ
駆動リング5を係合するには至っていないので、スイッ
チ18は未だオフ状態にある。 そこで、制御回路30はステップモータ2を更に4ステ
ツプ相当正転させ、この4ステツプ目の(L−H)のパ
ルス状態で15m5待機した後に再度スイッチ18の状
態を読み込む、(ステップ28〜27〉 この正転動作によって主駆動リング4は更に4ステツプ
左旋し、4ステツプ目で主駆動リング4に形成された曲
げ部4bがレンズ駆動リング5に形成された係合突片5
Cと当接する空走領域の最終ステップに至るが(第4図
のポイントP3)レンズ駆動リング5を左旋させるには
至っていないので、スイッチ18はオフ状態にある。 そこで1制御回路30はステップモータ2を更に4ステ
ツプ相当正転させ、この4ステツプ目の(L −H)の
パルス状態で15m5待機した後に再度スイッチ18の
状態を読み込む、(ステップ28〜27) この4ステツプを1巡とする正転動作が3巡目になると
、主駆動リング4は曲げ部4bがレンズ駆動リング5の
係合突片5Cを係合した状態で左旋するので、レンズ駆
動リング5はスプリング6に抗して左旋する。 従って、レンズ駆動リング5に形成された絶縁性突起5
fも左旋し、スイッチ18の自由端18bも自身の弾性
により図面上で左に移動し、この3巡目の正転動作の最
終ステップである第4図のポイントP4ではスイッチ1
8はオンになっている。そして、制御回路30はスイッ
チ18がオンになったことを確認すると、フローチャー
トのステップ38以降の動作に移行する。 尚1本実施例では、このステップモータ2の3巡目の正
転動作が完了した第4図のポイン)P4において、レン
ズ駆動リング5は図外の焦点調節用レンズ群が無@縁位
置に達する様になされている。又1本実施例ではスイッ
チ1日が反転を検出する領域としてステップモータ2の
回転ステップ数に換算して4ステツプ分の領域を確保す
るともに、上記4ステツプの領域の最終ステップでスイ
ッチ18の状態を読み込む様になされているのでスイッ
チ18や導電子20・21の取付位置に多少の誤差が有
っても、スイッチ18の状態を読み込むタイミングでは
スイッチ18の状態は安定しており、又、スイッチ18
にチャタリングが発生しても、スイッチ18の状態を読
み込むタイミングではスイッチ18のチャタリングは治
まっている。 又、これまでの主駆動リング4の左旋過程におて、開閉
レバー10は主駆動リング4に形成されたホールド突片
4Cから開放されている。又、主駆動リング4に形成さ
れた台形カム4dはカムレバー16のトリガアーム16
bの位置を通過するが、カムレバー16の右旋動作によ
ってトリガアーム16bは台形カム4dを乗り越えるの
で、開閉レバー10は角ダボ10bが係止レバー13の
切欠部13aに係合された状態で停止しし図外のシャフ
タ羽根は閉鎖状態を維持している。 一方、3巡目の正転動作の完了した後にもスイッチ18
がオフのままであると、ステップモータ2を例えば24
パルス相当逆転した後に修理等が必要なものとしてロッ
ク動作を行う。(ステノブ28−ステップ33〜37) さて、第4図のポイントP4まで主駆動リング4が正転
してスイッチ18がオンになると、制御回路30はフロ
ーチャートのステップ38〜40において3ms周期の
正転パルスをステップモータ2に加えて主駆動リング4
及びレンズ駆動リング5を所望の合焦位置まで左旋させ
1合焦位置までレンズ駆動リング5が左旋すると、その
時のパルス状態を15m5維持し1合焦位置が安定化す
るのを待つ。〈ステップ41) 第6図はこの様にしてレンズ駆動リング5が本実施例の
最大ステップである30ステツプ左旋した状態を示して
おり、又、第4図のポイン)P5がこれに相当する。 さて、フローチャートのステップ41で15m5待機し
た後に制御回路30はステップモータ2に3間周期の逆
転パルスを加え主駆動リング4を右旋さ。せる、 (ス
テップ42〜44) 主駆動リング4を右旋させると、レンズ駆動リング5の
係合突片5Cは主駆動リング4の曲げ部4bから開放さ
れるが、ラチェットレバ−8のクリック8aにラチェッ
トギア5eが係合されるので、レンズ駆動リング5は上
記設定位置で停止している。 さて、フローチャートのステップ42〜44における逆
転動作は、主駆動リング4がレンズの設定段数に5を加
算したステツプ数だけ右旋動作をなすまで行われる。尚
、レンズの設定段数は第4図のポイントP4から起算さ
れるので、上記の逆転動作によって主駆動リング4は第
4図のポインl−P6まで右旋する。 この主駆動リング4の右旋動作が第4図のポイントP6
で完了した時点では、第7図に示す様にカムレバー16
のトリガアーム16bは主駆動リング4に形成された台
形カム4dの右側斜面から頂上部に乗り上げており、カ
ムレバー16は作動アーム16aが係止レバー13に植
設されたグボ13bを係合しながら軸14を中心に左旋
する。 従って、開閉レバー1oに植設された角ダボ1obは係
止I/バー13の切欠部13aによる係合から開放され
るのでスプリングI2の付勢力によって右旋し1図外の
シャッタ羽根を開口させる。 又、制御回路30は主駆動リング4を第4図のポイント
P6まで右旋させるとAEデイレ−タイマ33を作動さ
せ、その設定時間が経過したタイムチャートのポイント
P7でAE回路33を起動する。(ステップ46〜48
) AE制御回路33が被写界輝度に対応したポイン)P8
のタイごングで露出終了信号を発生すると制御回路30
は3ms周期の逆転パルスを更に6ステツプ相当ステツ
プモータ2に加え、主駆動リング4は更に6ステツプ相
当右旋する。(ステップ49〜52) このポイントP8からの主駆動リング4の右旋過程にお
いてカムレバー16のトリガアーム16bは主駆動リン
グ4に形成された台形カム4dの左側斜面を下るので、
係止レバー13はスプリング15の張力によってカムレ
バー16を伴いながら右旋し、従って、開閉レバー10
は角ダボ10bが係止レバー13の切欠部13aに係止
されながらスプリング12に抗して左旋し1図外のシャ
ッタ羽根を閉鎖させる。(ポイントP9)又、ポイント
P8からの主駆動リング4の右旋過程において3ステツ
プ相当右旋したポイントP10において主駆動リング4
に形成された曲げ部4bはラチェットレバー8に形成さ
れたカム面8bに当接し1次のポイントpHのタイミン
グで曲げ部4bは棚部8cに乗り上げるので、ラチェッ
トレバー8によるラチェットギア5eの係合が解除され
る。 第4図からも明らかな様に、ポイントpHでは主駆動リ
ング4はステップモータの回転ステツプ数にl!l!!
算して初期位置から2ステツプ目まで復帰しており、ラ
チェットギア5eがラチェットレバー8から開放された
時点では主駆動リング4及びステップモータ2は初3I
II領域内には復帰していることになる。 第8図はラチェットレバ−8によるラチェットギア5e
の係合が解除された直後の状態を示したものであり、こ
の状態からレンズ駆動リング5はスプリング6の付勢力
による右旋動作をすることになる。 一方、制御回路30は、ポイントP8からの6ステンプ
の右旋過程がポイン)PI3で終了すると、その時のパ
ルス状態(H−H)を30貼維持した後にスイッチ18
の状態を読み込む、〈ステップ53・54) 機構が正常に作動する限り、上記30m5の待機時間中
にレンズ駆動リング5はスプリング6の付勢力による右
旋動作によって自身の初期位置まで復帰し、レンズ駆動
リング5が初期位置まで復帰する過程においてレンズ駆
動リング5に形成された絶縁性突起5fはスイッチ18
の自由@18bを係合して導電子21から離反させる。 従って、上記30mの時間が経過した時に制御回路30
がスイッチ18の状態を読み込むとスイッチ18は通常
はオフしており、スイッチ18がオフであることを確認
すると、制御回路30は正常な初期復帰動作がなされた
ものと確認し、全ての通電を速断して撮影動作を終了す
る。(ステップ55−ステップ61・62) 又、この時にスイッチ18がオンのままであると、制御
回路30は3貼周期の逆転パルスをステップモータ2に
対して供給し、この逆転パルスを8パルス相当供給して
もスイッチ18がオンのままであると、レンズ駆動リン
グ5の復帰不良等のトラブルが生じたものとして全ての
機構をロックする。(ステップ56〜60) 以上の説明からも明らかな様に1本実施例は直接的には
レンズ駆動リング5の初期復帰動作を確認するものであ
り、主駆動リング4やステップモータ2の初期復帰動作
を検出するものではない。 しかしながら、上記実施例においては主駆動リング4が
正確な初期位置から2ステツプ目まで復帰したことを前
提条件としてレンズ駆動リング5が初期位置に復帰する
様になされているので、レンズ駆動リング5の初期復帰
の確認は、その前提条件として主駆動リング4が正確な
初期位置から2ステツプ以内まで復帰したことを示して
いる。 即ち、主駆動リング4は十分に初期領域内には復帰して
いることになる。 次回の撮影においては上述の通り、ステップモータ2に
対して供給する正転パルスは(H−H)からスタートさ
せるが、主駆動リング4が初期領域にある限り、正転パ
ルスが(H−H)からスタートした場合には、この(H
−H)の正転パルスが加えられた時に主駆動リング4は
第4図のポイントP1かポイントP2の何れかに移行す
ることになる。 主駆動リング4が第4図のポイントP1に移行した場合
には既に説明した様に、(H−H)に引き続く正転パル
ス列によって、主駆動リング4は初3II18W域及び
空走領域を通過してポイン)P3からレンズ駆動リング
5を左旋させる。 又、主駆動リング4が第4図のポイントP2に移行した
場合には、(H−H)に引き続く正転パルス列によって
、主駆動リング4は直ちに空走領域を通過してポイント
P3からレンズ駆動リング5を左旋させるが、レンズ駆
動リング5の正転に伴うスイッチ18の作動を起点とし
てその後のシーケンスが制御されるので、主駆動リング
4がポイントP3から走行したとしてもレンズの位置決
め精度等には影響を与えないことになる。 尚、上記においては絞り羽根を兼用した所謂プログラム
シャンクに本発明を適用した例を示したが1本発明は絞
り羽根を別途備える単体のレンズシャッタに対しても適
用できることは明らかである。 又、上記では4iff極2相励磁方式のステップモータ
を使用する場合を想定したので、パルス列が4ステツプ
で1巡する様にしたが、磁極数やパルス系列数によって
パルス列が1巡するのに要するステップ数は異なり、こ
れに伴って初M fJ域や空走領域の広さが異なること
もいうまでもない。
。 第1図は本発明の1実施例に係るレンズ駆動機構を兼用
したレンズシャッタ駆動機構の初期状態における平面図
であり、第2図は第1図に示すピニオンlを駆動するた
めのステップモータの構成国である。 第2図に示す様にステップモータ2はS極・N極が90
度間隔で交互に配設された4M1極のロータ2aを有し
ており、ロータ2aの両側には馬蹄形ステータ2b・2
Cが配設されている。各ステータ2b・2Cが各々有す
る磁極はロータ2aの回転角に換算して90度の間隔を
有しており、ステータ2b・2Cは一方の磁極が45度
の間隔で他方の磁極が135度の間隔を保って固定され
ている。 各ステータ2b・2Cにはコイル2d・2eが1在着さ
れており、コイル2dに加えるパルスを第1パルス、コ
イル2eに加えるパルスを第2パルスと定義した場合に
は、コイル2d・2eに対して(H−H) (H−L)
(L−L) (L−H)で1巡するパルス列(正転パ
ルス)を順次供給することによりロータ2aは正転(反
時計廻り)シ。 この正転パルスとは位相順序が異なる(L −H)(L
、L)(H−L)(H−H)で1巡するパルス列(逆転
パルス)を順次供給することによりロータ2aは逆転(
時計廻り)する。 ロータ2aの回転軸は第1図に示すピニオンlに連結さ
れており、ピニオン1は大径型3aと小径車3bとによ
ってtS戒される2段歯車3の大径型3aと噛合してい
る。 次に、4は露出用アパーチュアの周囲を旋回自在に支持
された主駆動リングであり、主駆動リング4の外縁部の
一部に形成されたラック4aは2段歯車3の小径車3b
と係合している。しかして。 ピニオン1の回転運動は2段歯車3を介して主駆動リン
グ4に伝達され、主駆動リング4はピニオン1と同方向
に旋回する。 次に5は主駆動リング4と同様に露出用アパーチュアの
周囲を旋回自在に支持されたレンズ駆動リングである。 レンズ駆動リング5の外縁部に突出して形成されたバネ
掛け5aには初期位置復帰用のスプリング6が掛けられ
ており、レンズ駆動リング5はスプリング6から右旋習
性を与えられているが、バネ掛け5aの裏面に植設され
たストッパピン5bが図外のシャッタ地板に形成された
図外のストッパ部材に当接して、第1図に示す位置で右
旋を規制される。 主駆動リング4の外縁部にはレンズ駆動リング5を係合
するための曲げ部4bが図面上で手前に向けて立ち曲げ
る様に形成されており、レンズ駆動リング5の外縁部に
は上記曲げ部4bの左旋径路上に突出した係合突片5C
が形成されている。 そして1本発明の特徴点として第1図に示す初期位置に
ある主駆動リング4がステップモータ2に加えられる正
転パルス列に換算して2巡相当左旋した後(即ち、主駆
動リング4が8ステツプ相当左旋した後)に曲げ部4b
と係合突片5Cが係合する様に初期位置における曲げ部
4bと係合突片5Cの間隔が設定されている。 しかして、レンズ駆動リング5は、主駆動リング4が初
期位置から8ステツプ相当左旋した後に主駆動リング4
の曲げ部4bに係合突片5Cが係合されて、左旋する様
になされている。 レンズ駆動リング5の手前側面(レンズ側面)には12
0度間隔で3点の凸部5dが形成されており、この3点
の凸部5bには図外の焦点調節用レンズ群を内挿した鏡
胴のフィルム面側に向かって形成された同一形状の3箇
所の傾斜カム面が各々当接している。そして図外の上記
鏡胴は旋回運動をしない様に例えばガイド溝やガイドボ
ール等によって規制されており、レンズ駆動リング5が
旋回すると1図外の焦点調節用レンズ群は光軸方向に繰
り出される様になされている。 更に、レンズ駆動リング5の外縁部にはレンズ駆動リン
グ5自体の位置決めをするためにラチェットギア5eが
形成されており、ラチェットギア5eの外側部に植設さ
れた軸7にはラチェットギア5eを係合するラチェット
レバー8が旋回自在に支持されている。ラチェットレバ
−8はラチェットギア5eと係合するためのクリック8
aを有しており、スプリング9から常時左旋習性を受け
ているが、初期状態においてはカム面8bと連続してラ
チェットレバー8に形成された棚部8Cが曲げ部4bの
外側面に乗り上げて、スプリング9による左旋を規制さ
れている。 次に、10は図外のシャッタ羽根を開閉するための開閉
レバーであり、開閉レバーIOは地板上の軸11に揺動
自在に支持されている。 この開閉レバー10の裏面には図外のシャッタ羽根と係
合される羽根駆動ピン10aが植設されており、開閉レ
バー10が軸11を中心に右旋すると1図外のシャッタ
羽根は開口方向に作動する様に関連付けられている。 開閉レバー11を右旋するための駆動力はスプリング1
2から与えられるが、初期状態においては主駆動リング
4の外縁部に形成されたホールド突片4Cが開閉レバー
10に当接して、開閉レバー11をシャッタ閉鎖位置で
ホールドしている。 又、13は主駆動リング4が左旋した後に開閉レバー1
1を閉鎖位置で係止するための係止レバーであり、係止
レバー13は地板上の軸14に枢支されるとともに、開
閉レバー11に対して右旋習性を与えるためのスプリン
グ12よりも力量の大きなスプリング15から右旋習性
を与えられている。この係止レバー13に形成された切
欠部13aは開閉レバー10の手前面にに突出して形成
された角ダボlObと係合し、スプリング15から係止
レバー13に与えられる右旋習性によって開閉レバー1
0の右旋を規制する。 又、軸14には係止レバー13による開閉レバー10の
係止を解除して開閉レバー10を作動させるカムレバー
16が枢支されている。 カムレバー16の作動アーム16aと係止レバー13に
植設されたダボ13b間にはスプリング17が掛けられ
ており、カムレバー16は作IJJアーム16aがダボ
13bに当接した状態で係止レバー13に対する相対的
な左旋を規制されているが、スプリング17の張力以上
の右旋力を受けた場合には右旋可能である。 カムレバー16の他端には山型のトリガアーム16bが
形成されており、トリガアーム16bは主駆動リング4
の外周部に形成された台形カム4dの左旋径路上に侵入
している。 従って、主駆動リング4の左旋時に台形カム4dの左側
斜面がトリガアーム16bに当接した時にはカムレバー
16はスプリング17の張力に抗して右旋し、主駆動リ
ング4の右旋時に台形カム4dの右側斜面がトリガアー
ム16bに当接した時にはカムレバー16は係止レバー
13とともに左旋する。 次に、18は本実施例の特徴となる導電性のスプリング
スイッチであり1図外の部材に固着されたダボ19の周
囲に捲着されている。 又、20・21も図外の部材に固着された導電子であり
、スプリングスイッチ18の固定端18aは導電子20
に係合されており、スプリングスイッチ18の自由端1
8bが導電子21に接触すると導電子20・21間はス
プリングスイッチ18を介して導通ずる。 しかしながら、スプリングスイッチ18の自由端18b
は初期状態においてレンズ駆動リング5の表面に形成さ
れた絶縁性突起5fに係合されており、レンズ駆動リン
グ5が左旋動作を行うとスプリングスイッチ18自身の
弾性により自由端18bが21電子21に接触する。 即ち、スプリングスイッチ1日はレンズ駆動リング5が
初期位置にある事や初期位置に復帰したことを検出する
位置検出器として作用する。 本実施例における特徴点として絶縁性突起5rと導電子
21の相互位置は、レンズ駆動リング5が初期位置から
正転用のパルス列に換算して1巡相当(即ち、レンズ駆
動リング5が初期位置から4ステツプ相当)左旋する間
に、自由端18bが導電子21に当接する様に関係付け
られている。 次に、第3図は本発明の制御システムのブロック図であ
り、2は既述のステップモータ2,4は既述の主駆動リ
ング4.5は既述のレンズ駆動リング5.18は既述の
スプリングスイッチ18゜20・21は既述の導電子を
各々示し1機構的な連結は点線で示している。 又、30はプログラム制御される制御回路、31は公知
のレリーズスイッチ、32は公知の自動露出制御回路(
以下AE回路と略す)、33はシャッタ羽根の作動後A
2回路32を起動するまでの遅延時間を設定したAEデ
イレ−タイマである。 次に上記事項、第4図のタイムチャート、第5図の制御
用フローチャート及び第6図乃至第8図の平面図を参照
して本実施例の動作を説明する。 尚、第6図はレンズ駆動リングを最大ストロークである
30ステツプ相当左旋させた状態を示す平面図、第7図
は主駆動リング4の復帰過程においてカムレバー16の
トリガアーム16bが台形カム4dに乗り上げて図外の
羽根の開口させた状態を示す平面図、第8図は主駆動リ
ング4が初期領域まで復帰してラチェントレバ−8によ
るラチェットギア5eの係合を解除した直後の状態を示
す平面図であり、これらの図面においてはステップモー
タ2の回転を主駆動リング4に伝達するためのギアトレ
インは省略されている。 先ず、正常な初期状態において全ての機構は第1図に示
す状態にあり、スプリングスイッチ18はオフ状態にあ
る。 レリーズスイッチ32がメークすることによりプログラ
ムは実行され、制御回路3oはスプリングスイッチ18
の状態を読み込み、スイッチ18がオフであるとステッ
プモータ2の駆動パルスを初期位相である(H−H)に
し、その状態を例えば15m5維持する。(フローチャ
ートのステップト2・3−ステップ13・I4及びタイ
ムチャートのポイントPI) 通常は上記のプログラムステップを経由する筈であるが
、この時何らかの原因によってスイッチ18がオンであ
ると、ステップモータ2を例えば25パルス相当逆転せ
しめて、再度スイッチ18の状態を読み込み、それでも
スイッチ18がオンのままである場合には修理等が必要
なものとしてロック動作を行う、(ステップ4〜ステン
プ12)駆動パルスを(H−H)にした後ステップ14
で15■3が経過すると制御回路30はスイッチ18の
状態を再度読み込む、(ステップ15)このスイッチ1
8の読み込み動作はステップモータ2が初期位置で安定
した状態にあることを確認するための動作であり、ステ
ップモータ2が初期位置で安定した状態であればスイッ
チ18はオフになっている。 そこで、この時点でスイッチ18がオンである場合には
ステップモータ2を8パルス相当逆転せしめて再度スイ
ッチ18の状態を読み込み、それでもスイッチ18がオ
ンのままである場合には修理等が必要なものとしてロッ
ク動作を行う、(ステップ16〜ステツプ21) 尚、この場合においてステップモータ2を8パルス相当
逆転させるのは次の様な理由による。 即ち1本実施例ではステップモータ2に加えるパルス列
は4パルスで一巡し、主駆動リング4が初期位置から2
巡相当(即ち、8パルス分)左旋した時点でレンズ駆動
リング5が左旋を開始し。 レンズ駆動リング5の左旋によってスイッチ18がオン
するので1フローチヤートのステップ13で駆動パルス
を(H−H)にしたことによってスイッチ18がオンし
た場合には、ステップ13における(H−H)のパルス
によって主駆動リング4がレンズ駆動リング5を係合し
得る位置(即ち。 初期位置よりも8ステンブ相当左旋した位置)まで作動
したと考えられる。そこで、ステップモータを8ステン
ブ相当逆転させても未だスイッチ18がオンしている場
合には修理等が必要なものとしてロック動作を行う。 さて、ステップ16でスイッチ18がオフであると制御
回路30はステップモータ2に3兆周期の正転パルスを
3パルス与え、3パルス目のパルス状JLi(初期位置
に対応した(H−H)を1パルス目と数えると4パルス
目になり、パルス状態は(L −H)である)で151
1III待機する。(ステ。 ブ22〜25) 尚、第5図のフローチャートのステップ25では12s
+s待機となっているが、3パルス目の3msのパルス
時間(ステップ23)と上記12m5の待機時間を加算
した場合には(L−H)のパルス状態は15■3になる
。 この様にして正転パルスを与えることによりステップモ
ータ2は回転し、ステップモータ2の回転はピニオン1
−2段歯車3−ラック4aの伝達列を介して主駆動リン
グ4に伝達され、主駆動リング4は左旋する。尚、ステ
ップモータ2が初期位置からスタートした場合には、ス
テップモータ2の上記の回転動作によって主駆動リング
4は初期領域の最終ステップまで前進することになる。 (第4図のポイントP2)又、主駆動リング4の左旋に
よってラチェットレバー8に形成された棚部8Cは主駆
動リング4に形成された曲げ部4bの外側面から開放さ
れ、ラチェットレバー8はスプリング9によって左旋す
る。 正転パルスが(L−H)の状態で15+ms待機した後
に制御回路30はスイッチ18の状態を読み込み1判別
する。(ステップ27〜28)正転パルスが最初の(L
−H)になった第4図のポイン)P2の時点では、主
駆動リング4は初期領域の最終ステップにあり、レンズ
駆動リング5を係合するには至っていないので、スイッ
チ18は未だオフ状態にある。 そこで、制御回路30はステップモータ2を更に4ステ
ツプ相当正転させ、この4ステツプ目の(L−H)のパ
ルス状態で15m5待機した後に再度スイッチ18の状
態を読み込む、(ステップ28〜27〉 この正転動作によって主駆動リング4は更に4ステツプ
左旋し、4ステツプ目で主駆動リング4に形成された曲
げ部4bがレンズ駆動リング5に形成された係合突片5
Cと当接する空走領域の最終ステップに至るが(第4図
のポイントP3)レンズ駆動リング5を左旋させるには
至っていないので、スイッチ18はオフ状態にある。 そこで1制御回路30はステップモータ2を更に4ステ
ツプ相当正転させ、この4ステツプ目の(L −H)の
パルス状態で15m5待機した後に再度スイッチ18の
状態を読み込む、(ステップ28〜27) この4ステツプを1巡とする正転動作が3巡目になると
、主駆動リング4は曲げ部4bがレンズ駆動リング5の
係合突片5Cを係合した状態で左旋するので、レンズ駆
動リング5はスプリング6に抗して左旋する。 従って、レンズ駆動リング5に形成された絶縁性突起5
fも左旋し、スイッチ18の自由端18bも自身の弾性
により図面上で左に移動し、この3巡目の正転動作の最
終ステップである第4図のポイントP4ではスイッチ1
8はオンになっている。そして、制御回路30はスイッ
チ18がオンになったことを確認すると、フローチャー
トのステップ38以降の動作に移行する。 尚1本実施例では、このステップモータ2の3巡目の正
転動作が完了した第4図のポイン)P4において、レン
ズ駆動リング5は図外の焦点調節用レンズ群が無@縁位
置に達する様になされている。又1本実施例ではスイッ
チ1日が反転を検出する領域としてステップモータ2の
回転ステップ数に換算して4ステツプ分の領域を確保す
るともに、上記4ステツプの領域の最終ステップでスイ
ッチ18の状態を読み込む様になされているのでスイッ
チ18や導電子20・21の取付位置に多少の誤差が有
っても、スイッチ18の状態を読み込むタイミングでは
スイッチ18の状態は安定しており、又、スイッチ18
にチャタリングが発生しても、スイッチ18の状態を読
み込むタイミングではスイッチ18のチャタリングは治
まっている。 又、これまでの主駆動リング4の左旋過程におて、開閉
レバー10は主駆動リング4に形成されたホールド突片
4Cから開放されている。又、主駆動リング4に形成さ
れた台形カム4dはカムレバー16のトリガアーム16
bの位置を通過するが、カムレバー16の右旋動作によ
ってトリガアーム16bは台形カム4dを乗り越えるの
で、開閉レバー10は角ダボ10bが係止レバー13の
切欠部13aに係合された状態で停止しし図外のシャフ
タ羽根は閉鎖状態を維持している。 一方、3巡目の正転動作の完了した後にもスイッチ18
がオフのままであると、ステップモータ2を例えば24
パルス相当逆転した後に修理等が必要なものとしてロッ
ク動作を行う。(ステノブ28−ステップ33〜37) さて、第4図のポイントP4まで主駆動リング4が正転
してスイッチ18がオンになると、制御回路30はフロ
ーチャートのステップ38〜40において3ms周期の
正転パルスをステップモータ2に加えて主駆動リング4
及びレンズ駆動リング5を所望の合焦位置まで左旋させ
1合焦位置までレンズ駆動リング5が左旋すると、その
時のパルス状態を15m5維持し1合焦位置が安定化す
るのを待つ。〈ステップ41) 第6図はこの様にしてレンズ駆動リング5が本実施例の
最大ステップである30ステツプ左旋した状態を示して
おり、又、第4図のポイン)P5がこれに相当する。 さて、フローチャートのステップ41で15m5待機し
た後に制御回路30はステップモータ2に3間周期の逆
転パルスを加え主駆動リング4を右旋さ。せる、 (ス
テップ42〜44) 主駆動リング4を右旋させると、レンズ駆動リング5の
係合突片5Cは主駆動リング4の曲げ部4bから開放さ
れるが、ラチェットレバ−8のクリック8aにラチェッ
トギア5eが係合されるので、レンズ駆動リング5は上
記設定位置で停止している。 さて、フローチャートのステップ42〜44における逆
転動作は、主駆動リング4がレンズの設定段数に5を加
算したステツプ数だけ右旋動作をなすまで行われる。尚
、レンズの設定段数は第4図のポイントP4から起算さ
れるので、上記の逆転動作によって主駆動リング4は第
4図のポインl−P6まで右旋する。 この主駆動リング4の右旋動作が第4図のポイントP6
で完了した時点では、第7図に示す様にカムレバー16
のトリガアーム16bは主駆動リング4に形成された台
形カム4dの右側斜面から頂上部に乗り上げており、カ
ムレバー16は作動アーム16aが係止レバー13に植
設されたグボ13bを係合しながら軸14を中心に左旋
する。 従って、開閉レバー1oに植設された角ダボ1obは係
止I/バー13の切欠部13aによる係合から開放され
るのでスプリングI2の付勢力によって右旋し1図外の
シャッタ羽根を開口させる。 又、制御回路30は主駆動リング4を第4図のポイント
P6まで右旋させるとAEデイレ−タイマ33を作動さ
せ、その設定時間が経過したタイムチャートのポイント
P7でAE回路33を起動する。(ステップ46〜48
) AE制御回路33が被写界輝度に対応したポイン)P8
のタイごングで露出終了信号を発生すると制御回路30
は3ms周期の逆転パルスを更に6ステツプ相当ステツ
プモータ2に加え、主駆動リング4は更に6ステツプ相
当右旋する。(ステップ49〜52) このポイントP8からの主駆動リング4の右旋過程にお
いてカムレバー16のトリガアーム16bは主駆動リン
グ4に形成された台形カム4dの左側斜面を下るので、
係止レバー13はスプリング15の張力によってカムレ
バー16を伴いながら右旋し、従って、開閉レバー10
は角ダボ10bが係止レバー13の切欠部13aに係止
されながらスプリング12に抗して左旋し1図外のシャ
ッタ羽根を閉鎖させる。(ポイントP9)又、ポイント
P8からの主駆動リング4の右旋過程において3ステツ
プ相当右旋したポイントP10において主駆動リング4
に形成された曲げ部4bはラチェットレバー8に形成さ
れたカム面8bに当接し1次のポイントpHのタイミン
グで曲げ部4bは棚部8cに乗り上げるので、ラチェッ
トレバー8によるラチェットギア5eの係合が解除され
る。 第4図からも明らかな様に、ポイントpHでは主駆動リ
ング4はステップモータの回転ステツプ数にl!l!!
算して初期位置から2ステツプ目まで復帰しており、ラ
チェットギア5eがラチェットレバー8から開放された
時点では主駆動リング4及びステップモータ2は初3I
II領域内には復帰していることになる。 第8図はラチェットレバ−8によるラチェットギア5e
の係合が解除された直後の状態を示したものであり、こ
の状態からレンズ駆動リング5はスプリング6の付勢力
による右旋動作をすることになる。 一方、制御回路30は、ポイントP8からの6ステンプ
の右旋過程がポイン)PI3で終了すると、その時のパ
ルス状態(H−H)を30貼維持した後にスイッチ18
の状態を読み込む、〈ステップ53・54) 機構が正常に作動する限り、上記30m5の待機時間中
にレンズ駆動リング5はスプリング6の付勢力による右
旋動作によって自身の初期位置まで復帰し、レンズ駆動
リング5が初期位置まで復帰する過程においてレンズ駆
動リング5に形成された絶縁性突起5fはスイッチ18
の自由@18bを係合して導電子21から離反させる。 従って、上記30mの時間が経過した時に制御回路30
がスイッチ18の状態を読み込むとスイッチ18は通常
はオフしており、スイッチ18がオフであることを確認
すると、制御回路30は正常な初期復帰動作がなされた
ものと確認し、全ての通電を速断して撮影動作を終了す
る。(ステップ55−ステップ61・62) 又、この時にスイッチ18がオンのままであると、制御
回路30は3貼周期の逆転パルスをステップモータ2に
対して供給し、この逆転パルスを8パルス相当供給して
もスイッチ18がオンのままであると、レンズ駆動リン
グ5の復帰不良等のトラブルが生じたものとして全ての
機構をロックする。(ステップ56〜60) 以上の説明からも明らかな様に1本実施例は直接的には
レンズ駆動リング5の初期復帰動作を確認するものであ
り、主駆動リング4やステップモータ2の初期復帰動作
を検出するものではない。 しかしながら、上記実施例においては主駆動リング4が
正確な初期位置から2ステツプ目まで復帰したことを前
提条件としてレンズ駆動リング5が初期位置に復帰する
様になされているので、レンズ駆動リング5の初期復帰
の確認は、その前提条件として主駆動リング4が正確な
初期位置から2ステツプ以内まで復帰したことを示して
いる。 即ち、主駆動リング4は十分に初期領域内には復帰して
いることになる。 次回の撮影においては上述の通り、ステップモータ2に
対して供給する正転パルスは(H−H)からスタートさ
せるが、主駆動リング4が初期領域にある限り、正転パ
ルスが(H−H)からスタートした場合には、この(H
−H)の正転パルスが加えられた時に主駆動リング4は
第4図のポイントP1かポイントP2の何れかに移行す
ることになる。 主駆動リング4が第4図のポイントP1に移行した場合
には既に説明した様に、(H−H)に引き続く正転パル
ス列によって、主駆動リング4は初3II18W域及び
空走領域を通過してポイン)P3からレンズ駆動リング
5を左旋させる。 又、主駆動リング4が第4図のポイントP2に移行した
場合には、(H−H)に引き続く正転パルス列によって
、主駆動リング4は直ちに空走領域を通過してポイント
P3からレンズ駆動リング5を左旋させるが、レンズ駆
動リング5の正転に伴うスイッチ18の作動を起点とし
てその後のシーケンスが制御されるので、主駆動リング
4がポイントP3から走行したとしてもレンズの位置決
め精度等には影響を与えないことになる。 尚、上記においては絞り羽根を兼用した所謂プログラム
シャンクに本発明を適用した例を示したが1本発明は絞
り羽根を別途備える単体のレンズシャッタに対しても適
用できることは明らかである。 又、上記では4iff極2相励磁方式のステップモータ
を使用する場合を想定したので、パルス列が4ステツプ
で1巡する様にしたが、磁極数やパルス系列数によって
パルス列が1巡するのに要するステップ数は異なり、こ
れに伴って初M fJ域や空走領域の広さが異なること
もいうまでもない。
以上説明した様に1本発明によれば、単一の検出器のみ
を使用して、レンズ駆動部材が初期位置にあること及び
レンズ駆動部材が初期位置に復帰したことを検出するの
みならず、ステップモータに連結された主駆動部材が正
確な初期位置と実質的に等価と見做すことができる初期
領域にあること及び上記初期領域に復帰したことを検出
することができ、単一の検出器でありながら、検出器を
2系列用意した場合と同様の作用をなさしめることが可
能となる。 又、更に本発明では、レンズ駆動部材が主駆動部材に係
合されてから、ステップモータに対して供給される正転
方向のパルス列に換算して1巡相当前進するまでは焦点
調節系レンズは有効焦点調節領域には到達せず、この有
効焦点調節領域に到達するまでのレンズ駆動部材の前進
領域において位置検出器が反転するとともに、この前進
領域の最終ステップで位置検出器の状態を読み込む様に
なされているので9位置検出器の取付位置に多少の誤差
が有ったとしても読み込みタイごングまでには位置検出
器は確実に作動しており、又3位置検出器にチャタリン
グが発生しても、読み込みタイミングまでにはチャタリ
ングは治まっている。
を使用して、レンズ駆動部材が初期位置にあること及び
レンズ駆動部材が初期位置に復帰したことを検出するの
みならず、ステップモータに連結された主駆動部材が正
確な初期位置と実質的に等価と見做すことができる初期
領域にあること及び上記初期領域に復帰したことを検出
することができ、単一の検出器でありながら、検出器を
2系列用意した場合と同様の作用をなさしめることが可
能となる。 又、更に本発明では、レンズ駆動部材が主駆動部材に係
合されてから、ステップモータに対して供給される正転
方向のパルス列に換算して1巡相当前進するまでは焦点
調節系レンズは有効焦点調節領域には到達せず、この有
効焦点調節領域に到達するまでのレンズ駆動部材の前進
領域において位置検出器が反転するとともに、この前進
領域の最終ステップで位置検出器の状態を読み込む様に
なされているので9位置検出器の取付位置に多少の誤差
が有ったとしても読み込みタイごングまでには位置検出
器は確実に作動しており、又3位置検出器にチャタリン
グが発生しても、読み込みタイミングまでにはチャタリ
ングは治まっている。
第1図は本発明の1実施例に係るレンズ駆動機構を兼用
したレンズシャッタ駆動機構の初期状態における平面図
、第2図は第1図の機構に使用されるステップモータの
構造図、第3図は本発明の制御システムのブロック図、
第4図は上記実施例のタイムチャート、第5図は上記実
施例の制御用フローチャート、第6図は本実施例の機構
においてレンズ駆動リングを最大ストロークした状態を
示す平面図、第7図は本実施例の機構において開閉レバ
ーが開口方向に作動した状態を示す平面図。 第8図は本実施例の機構においてレンズ駆動リングの係
合が解除された直後の状態を示す平面図。 2・・・ステップモータ 4・・・主駆動リング 4b・・・曲げ部5・・・
レンズ駆動部材 5c・・・係合突片5d・・・突起
5e・・・ラチェットギア5f・・・絶縁
性突片 8・・・ラチェットレバー 8a・・・クリック8b・
・・カム面 8d・・・棚部10・・・開閉レ
バー 18・・・スプリングスイッチ 20・21・・・導電子
したレンズシャッタ駆動機構の初期状態における平面図
、第2図は第1図の機構に使用されるステップモータの
構造図、第3図は本発明の制御システムのブロック図、
第4図は上記実施例のタイムチャート、第5図は上記実
施例の制御用フローチャート、第6図は本実施例の機構
においてレンズ駆動リングを最大ストロークした状態を
示す平面図、第7図は本実施例の機構において開閉レバ
ーが開口方向に作動した状態を示す平面図。 第8図は本実施例の機構においてレンズ駆動リングの係
合が解除された直後の状態を示す平面図。 2・・・ステップモータ 4・・・主駆動リング 4b・・・曲げ部5・・・
レンズ駆動部材 5c・・・係合突片5d・・・突起
5e・・・ラチェットギア5f・・・絶縁
性突片 8・・・ラチェットレバー 8a・・・クリック8b・
・・カム面 8d・・・棚部10・・・開閉レ
バー 18・・・スプリングスイッチ 20・21・・・導電子
Claims (2)
- (1)、順序付けられて供給されるパルス列の位相順序
に対応して正逆回転可能なステップモータと、該ステッ
プモータに連結され、該ステップモータの回転方向に対
応して前進方向及び復帰方向へ駆動される主駆動部材と
、 前記主駆動部材の復帰方向に向けて付勢されるとともに
前記主駆動部材の前進方向への作動時に該主駆動部材に
係合されて前進し、焦点調節用レンズ群を駆動するレン
ズ駆動部材と、 前記主駆動部材が前進方向から復帰方向に反転する時に
前記レンズ駆動部材を係合する係合部材と、 シャッタ羽根と連結され、前記主駆動部材が復帰方向に
作動する過程で該シャッタ羽根を作動させる様に前記主
駆動部材と関連付けられた羽根駆動部材とを備え、 前記ステップモータの正転に伴って前記レンズ騒動部材
が所望の合焦位置に達するまで前記主駆動部材を前進さ
せた後に前記ステップモータの逆転に伴って前記主駆動
部材を復帰させるとともに、この主駆動部材の復帰過程
において前記羽根駆動部材を作動させる様にしたレンズ
駆動機構を兼用したレンズシャッタにおいて、 前記主駆動部材が自身の初期位置から前記ステップモー
タに対して供給される正転方向のパルス列に換算して少
なくとも2巡相当前進した後に該主駆動部材が前記レン
ズ駆動部材を係合する様に前記主駆動部材の初期位置と
前記レンズ駆動部材の初期位置をずらし、 前記主駆動部材が自身の初期位置まで前記ステップモー
タに対して供給される逆転方向のパルス列に換算して少
なくとも一巡以内に復帰した後に前記係合部材による前
記レンズ駆動部材の係合を解除する係合解除部を該主駆
動部材に形成し、前記レンズ駆動部材が初期位置にある
か初期位置よりも前進方向にあるかを識別するオン・オ
フ2状態の位置検出器を設けるとともに、 該位置検出器の出力が反転した位置を基準として前記ス
テップモータの正転量を制御する様にしたことを特徴と
するレンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動機構
。 - (2)、特許請求の範囲第1項記載のレンズ駆動機構を
兼用したレンズシャッタ駆動機構において、前記レンズ
駆動部材が自身の初期位置から前記ステップモータに対
して供給される正転方向のパルス列に換算して1巡相当
前進する間に前記位置検出器の出力が反転する様に前記
レンズ駆動部材に対する前記位置検出器の相対位置を調
整し、該1巡相当の正転方向のパルス列の最後のパルス
時間に前記位置検出器の出力を読み込む様になすととも
に、 前記レンズ駆動部材が自身の初期位置から前記ステップ
モータに対して供給される正転方向のパルス列に換算し
て1巡相当前進する迄は前記焦点調節用レンズ群が有効
焦点調節領域に到達しない様になしたことを特徴とする
レンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22252789A JP2879225B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | レンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動機構 |
US07/574,284 US5111230A (en) | 1989-08-29 | 1990-08-28 | Lens shutter driving mechanism using lens driving mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22252789A JP2879225B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | レンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0384529A true JPH0384529A (ja) | 1991-04-10 |
JP2879225B2 JP2879225B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=16783834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22252789A Expired - Lifetime JP2879225B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | レンズ駆動機構を兼用したレンズシャッタ駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2879225B2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP22252789A patent/JP2879225B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2879225B2 (ja) | 1999-04-05 |
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