JPH0370818A - 過給機付エンジンの排気装置 - Google Patents
過給機付エンジンの排気装置Info
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- JPH0370818A JPH0370818A JP1205196A JP20519689A JPH0370818A JP H0370818 A JPH0370818 A JP H0370818A JP 1205196 A JP1205196 A JP 1205196A JP 20519689 A JP20519689 A JP 20519689A JP H0370818 A JPH0370818 A JP H0370818A
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- 239000007789 gas Substances 0.000 description 83
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 8
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- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、エンジンからの排気ガスをシーケンシャル制
御が行われる少なくとも2個の過給機が並設されて成る
過給機部を通じて外部に導出する、過給機付エンジンの
排気装置に関する。
御が行われる少なくとも2個の過給機が並設されて成る
過給機部を通じて外部に導出する、過給機付エンジンの
排気装置に関する。
(従来の技術)
車両に搭載されるエンジンであって、吸入空気の充填効
率をより効果的に向上させるべく、排気ガスを利用して
吸入空気を過給するターボ過給機が複数個配設されたも
のが知られている。斯かる複数個のターボ過給機が備え
られたエンジンは、例えば、実開昭60−178329
号公報及び特開昭60−216030号公報に示される
如くの、エンジン本体から伸びる分岐排気通路形成部の
下流部側が、並設配置された2個のターボ過給機の夫々
における排気ガス導入部に接続されるとともに、各ター
ボ過給機の排気ガス排出部側を連結する連結部が設けら
れ、その連結部から、各ターボ過給機を通じた排気ガス
を外部に導出する出口側排気通路形成部が伸びる構成が
とられるものとされる。
率をより効果的に向上させるべく、排気ガスを利用して
吸入空気を過給するターボ過給機が複数個配設されたも
のが知られている。斯かる複数個のターボ過給機が備え
られたエンジンは、例えば、実開昭60−178329
号公報及び特開昭60−216030号公報に示される
如くの、エンジン本体から伸びる分岐排気通路形成部の
下流部側が、並設配置された2個のターボ過給機の夫々
における排気ガス導入部に接続されるとともに、各ター
ボ過給機の排気ガス排出部側を連結する連結部が設けら
れ、その連結部から、各ターボ過給機を通じた排気ガス
を外部に導出する出口側排気通路形成部が伸びる構成が
とられるものとされる。
このようにエンジン本体に対して並設された2個のター
ボ過給機が、シーケンシャル制御が行われるものとされ
る場合には、それらのうちの一方が、エンジン本体の作
動時にその作動状態の如何にかかわらず排気ガスが導入
される1次側過給機とされるとともに、他方が、エンジ
ン本体が所定の作動状態、例えば、比較的高い回転数を
もって作動する状態をとるものとされるときのみ排気ガ
スが導入される2次側過給機とされ、従って、エンジン
本体の作動状態に応して1次側過給機のみが作動する状
態と1次側過給機及び2次側過給機の両者が作動する状
態とがとられ、エンジン本体に対する吸入空気の過給が
、エンジン本体側の要求に応じて効率よく行われるよう
にされる。
ボ過給機が、シーケンシャル制御が行われるものとされ
る場合には、それらのうちの一方が、エンジン本体の作
動時にその作動状態の如何にかかわらず排気ガスが導入
される1次側過給機とされるとともに、他方が、エンジ
ン本体が所定の作動状態、例えば、比較的高い回転数を
もって作動する状態をとるものとされるときのみ排気ガ
スが導入される2次側過給機とされ、従って、エンジン
本体の作動状態に応して1次側過給機のみが作動する状
態と1次側過給機及び2次側過給機の両者が作動する状
態とがとられ、エンジン本体に対する吸入空気の過給が
、エンジン本体側の要求に応じて効率よく行われるよう
にされる。
(発明が解決しようとする課題)
上述の如くのシーケンシャル制御が行われる1次側及び
2次側過給機にあっては、夫々の作動に伴って温度が上
昇することになるが、吸気過給効率を良好に維持する観
点からは、それらの吸気導入部から加圧吸気送出部に到
る部分の温度上昇が抑制されるようになされることが望
まれ、特に、エンジン本体の作動時に常時排気ガスが導
入される1次側過給機については、その吸気導入部から
加圧吸気送出部に到る部分の温度上昇の抑制が強く望ま
れるところとなる。斯かるもとで、1次側及び2次側過
給機の夫々における排気ガス排出部に連結部を介して接
続される出口側排気通路形成部は、高温の排気ガスが流
通するものとされて高温とされることになるので、出口
側排気通路形成部の熱影響が、特に、1次側過給機に対
してできるだけ及ぼされないようにされることが要求さ
れる。
2次側過給機にあっては、夫々の作動に伴って温度が上
昇することになるが、吸気過給効率を良好に維持する観
点からは、それらの吸気導入部から加圧吸気送出部に到
る部分の温度上昇が抑制されるようになされることが望
まれ、特に、エンジン本体の作動時に常時排気ガスが導
入される1次側過給機については、その吸気導入部から
加圧吸気送出部に到る部分の温度上昇の抑制が強く望ま
れるところとなる。斯かるもとで、1次側及び2次側過
給機の夫々における排気ガス排出部に連結部を介して接
続される出口側排気通路形成部は、高温の排気ガスが流
通するものとされて高温とされることになるので、出口
側排気通路形成部の熱影響が、特に、1次側過給機に対
してできるだけ及ぼされないようにされることが要求さ
れる。
しかしながら、シーケンシャル制御が行われる1次側及
び2次側過給機が備えられたエンジンにあっては、1次
側及び2次側過給機の夫々の吸気導入部から加圧吸気送
出部に到る部分を含む吸気系が、複雑化されるとともに
占有容積を大とするものとなる傾向にあり、その結果、
従来においては、各構成部分の配置が全体の容積を制約
することのみに重点が置かれたものとされており、全体
の容積を制約するに加えて、上述の要求に充分に答える
ものとされた各構成部分の配置は見当たらない。
び2次側過給機が備えられたエンジンにあっては、1次
側及び2次側過給機の夫々の吸気導入部から加圧吸気送
出部に到る部分を含む吸気系が、複雑化されるとともに
占有容積を大とするものとなる傾向にあり、その結果、
従来においては、各構成部分の配置が全体の容積を制約
することのみに重点が置かれたものとされており、全体
の容積を制約するに加えて、上述の要求に充分に答える
ものとされた各構成部分の配置は見当たらない。
斯かる点に鑑み、本発明は、一方がエンジン本体の作動
時にその作動状態の如何にかかわらず排気ガスが導入さ
れる1次側過給機とされるとともに、他方がエンジン本
体が所定の作動状態をとるものとされるときのみ排気ガ
スが導入される2次側過給機とされる2個の過給機が備
えられたエンジンに適用され、1次側及び2次側過給機
の夫々における吸気導入部から加圧吸気送出部に到る部
分を含む吸気系全体の大型化をまねくことなく、しかも
、■次側及び2次側過給機を通過した排気ガスを、1次
側及び2次側過給機の夫々における排気ガス排出部に連
結された出口側排気通路形成部を通じ、特に工次側過給
機に対して熱影響を実質的に及ぼすことなく外部に導出
できるようにされた、過給機付エンジンの排気装置を提
供することを目的とする。
時にその作動状態の如何にかかわらず排気ガスが導入さ
れる1次側過給機とされるとともに、他方がエンジン本
体が所定の作動状態をとるものとされるときのみ排気ガ
スが導入される2次側過給機とされる2個の過給機が備
えられたエンジンに適用され、1次側及び2次側過給機
の夫々における吸気導入部から加圧吸気送出部に到る部
分を含む吸気系全体の大型化をまねくことなく、しかも
、■次側及び2次側過給機を通過した排気ガスを、1次
側及び2次側過給機の夫々における排気ガス排出部に連
結された出口側排気通路形成部を通じ、特に工次側過給
機に対して熱影響を実質的に及ぼすことなく外部に導出
できるようにされた、過給機付エンジンの排気装置を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上述の目的を達成すべく、本発明に係る過給機付エンジ
ンの排気装置は、上流側端部がエンジン本体に接続され
た分岐排気通路形成部の下流側端部が、エンジン本体の
作動時にその運転状態の如何にかかわらず排気ガスが導
入されるものとされた第1の過給機の排気ガス導入部、
及び、エンジン本体が所定の運転状態にあるときのみ排
気ガスが導入されるものとされた第2の過給機の排気ガ
ス導入部の夫々に接続されるとともに、第1の過給機の
排気ガス排出部と第2の過給機の排気ガス排出部とが連
結排気通路形成部によって連結され、上流側端部が連結
排気通路形成部に接続された出口側排気通路形成部が、
連結排気通路形成部から下方に伸びて第2の過給機側に
屈曲せしめられて成り、第1及び第2の過給機の少なく
とも一方から排出された排気ガスを外部に導出するもの
とされて、構成される。
ンの排気装置は、上流側端部がエンジン本体に接続され
た分岐排気通路形成部の下流側端部が、エンジン本体の
作動時にその運転状態の如何にかかわらず排気ガスが導
入されるものとされた第1の過給機の排気ガス導入部、
及び、エンジン本体が所定の運転状態にあるときのみ排
気ガスが導入されるものとされた第2の過給機の排気ガ
ス導入部の夫々に接続されるとともに、第1の過給機の
排気ガス排出部と第2の過給機の排気ガス排出部とが連
結排気通路形成部によって連結され、上流側端部が連結
排気通路形成部に接続された出口側排気通路形成部が、
連結排気通路形成部から下方に伸びて第2の過給機側に
屈曲せしめられて成り、第1及び第2の過給機の少なく
とも一方から排出された排気ガスを外部に導出するもの
とされて、構成される。
(作 用)
上述の如くの構成がとられる本発明に係る過給機付エン
ジンの排気装置においては、第1及び第2の過給機の少
なくとも一方から排出された排気ガスを外部に導出する
出口側排気通路形成部が、第1の過給機の排気ガス排出
部と第2の過給機の排気ガス排出部とを連結する連結排
気通路形成部から下方に伸びて第2の過給機側に屈曲せ
しめられるものとされることにより、第1及び第2の過
給機の夫々における吸気導入部から加圧吸気送出部に到
る部分を含む吸気系全体の大型化をまねくことなく配さ
れることになり、しかも、第1の過給機もしくは第1及
び第2の過給機の両者を通過した排気ガスが、連結排気
通路形成部から下方に伸びて第2の過給機側に屈曲せし
められた出口側排気通路形成部を通じて外部に導出され
るので、特に第1の過給機に対して熱影響を実質的に及
ぼさないものとされ、その結果、第1の過給機の吸気過
給効率が良好に維持される。
ジンの排気装置においては、第1及び第2の過給機の少
なくとも一方から排出された排気ガスを外部に導出する
出口側排気通路形成部が、第1の過給機の排気ガス排出
部と第2の過給機の排気ガス排出部とを連結する連結排
気通路形成部から下方に伸びて第2の過給機側に屈曲せ
しめられるものとされることにより、第1及び第2の過
給機の夫々における吸気導入部から加圧吸気送出部に到
る部分を含む吸気系全体の大型化をまねくことなく配さ
れることになり、しかも、第1の過給機もしくは第1及
び第2の過給機の両者を通過した排気ガスが、連結排気
通路形成部から下方に伸びて第2の過給機側に屈曲せし
められた出口側排気通路形成部を通じて外部に導出され
るので、特に第1の過給機に対して熱影響を実質的に及
ぼさないものとされ、その結果、第1の過給機の吸気過
給効率が良好に維持される。
(実施例)
第1図及び第2図は、本発明に係る過給機付エンジンの
排気装置の一例を、それが適用されたロータリーピスト
ンエンジンの主要部と共に示す。
排気装置の一例を、それが適用されたロータリーピスト
ンエンジンの主要部と共に示す。
第1図及び第2図において、エンジン本体10は、3個
のロータハウジング12と、3個のロータハウジング1
2の夫々を挟んで配置された4個のサイドハウジング1
3とを有して構成され、−方の側面部に排気マニホール
ド8が取り付けられたものとされている。そして、エン
ジン本体10における一方の端部に位置するサイドハウ
ジング13の外方には、冷却用ファン14が配されてい
る。ロータハウジング12の夫々の内部には、ロータの
回転に応じて作動室が形成され、ロータハウジング12
に設けられて作動室に通じるもめどされた排気ポートに
、排気マニホールド8内に形成された排気通路15.1
6及び17の上流側端部が夫々接続され、また、ロータ
ハウジング12に設けられて作動室に通じるものとされ
た吸気ボートに、吸気マニホールド11内に形成された
複数の吸気通路の下流側端部が夫々接続されている。
のロータハウジング12と、3個のロータハウジング1
2の夫々を挟んで配置された4個のサイドハウジング1
3とを有して構成され、−方の側面部に排気マニホール
ド8が取り付けられたものとされている。そして、エン
ジン本体10における一方の端部に位置するサイドハウ
ジング13の外方には、冷却用ファン14が配されてい
る。ロータハウジング12の夫々の内部には、ロータの
回転に応じて作動室が形成され、ロータハウジング12
に設けられて作動室に通じるもめどされた排気ポートに
、排気マニホールド8内に形成された排気通路15.1
6及び17の上流側端部が夫々接続され、また、ロータ
ハウジング12に設けられて作動室に通じるものとされ
た吸気ボートに、吸気マニホールド11内に形成された
複数の吸気通路の下流側端部が夫々接続されている。
排気マニホールド8においては、第3図A及びBに示さ
れる如く、排気通路15〜17の夫々の上流側端部に、
排気導入孔18が形成されたフランジ部15a、16a
及び17aが設けられており、排気マニホールド8は、
フランジ部15a。
れる如く、排気通路15〜17の夫々の上流側端部に、
排気導入孔18が形成されたフランジ部15a、16a
及び17aが設けられており、排気マニホールド8は、
フランジ部15a。
16a及び17aをエンジン本体10に当接させ、フラ
ンジ部15a、16a及び17aを貫通するボルトによ
り固着されている。そして、フランジ部15aとフラン
ジ部16aとの間に位置する通路形成部25の厚みが比
較的大なるものとされるとともに、フランジ部16aと
フランジ部17aとの間に位置する通路形成部26の厚
みは比較的小なるものとされている。
ンジ部15a、16a及び17aを貫通するボルトによ
り固着されている。そして、フランジ部15aとフラン
ジ部16aとの間に位置する通路形成部25の厚みが比
較的大なるものとされるとともに、フランジ部16aと
フランジ部17aとの間に位置する通路形成部26の厚
みは比較的小なるものとされている。
また、排気通路16の下流側部分は分岐部16A及び1
6Bとに分岐せしめられており、排気通路15の下流側
部分と分岐部16Aとにより合流部19が形成されると
ともに、排気通路17の下流側部分と分岐部16Bとに
より合流部21が形成されている。合流部I9の下流側
端部には開口形成部20が設けられており、開口形成部
20における冷却用ファン14側への突出部には2つの
取付孔部24が設けられるとともに、合流部19におけ
る冷却用ファン14側の部分には取付孔部27が設けら
れている。一方、合流部21の下流側端部にはエンジン
本体10側に伸びて形成されたリブ29を挟んで開口形
成部22、及び、開口形成部22により形成される開口
よりその径が大とされた開口を形成する開口形成部23
が設けられており、開口形成部23の近傍に位置する部
分には取付孔部28が設けられている。
6Bとに分岐せしめられており、排気通路15の下流側
部分と分岐部16Aとにより合流部19が形成されると
ともに、排気通路17の下流側部分と分岐部16Bとに
より合流部21が形成されている。合流部I9の下流側
端部には開口形成部20が設けられており、開口形成部
20における冷却用ファン14側への突出部には2つの
取付孔部24が設けられるとともに、合流部19におけ
る冷却用ファン14側の部分には取付孔部27が設けら
れている。一方、合流部21の下流側端部にはエンジン
本体10側に伸びて形成されたリブ29を挟んで開口形
成部22、及び、開口形成部22により形成される開口
よりその径が大とされた開口を形成する開口形成部23
が設けられており、開口形成部23の近傍に位置する部
分には取付孔部28が設けられている。
上述の如くの構成とされた排気マニホールド8は、第1
図に示される如くに、合流部I9に設けられた開口形成
部20、及び、合流部21に設けられた開口形成部22
及び23及びリブ29が、夫々、1次側過給機30のケ
ーシングに形成されたタービン室30Aに通じる排気ガ
ス導入部を構成するフランジ部31、及び、2次側過給
機35のケーシングに形成されたタービン室35Aに通
じる排気ガス導入部を構成するフランジ部36に当接せ
しめられて固定されており、開口形成部20により形成
される開口とフランジ部31に形成された排気ガス導入
口31aとが連通せしめられ、また、開口形成部22及
びリブ29により形成された開口とフランジ部36に形
成された排気ガス導入口36aとが連通せしめられると
ともに、開口形成部23及びリブ29により形成された
開口とフランジ部36に形成された排気ガス導入口36
bとが連通せしめられる。なお、排気マニホールド8に
設けられた取付孔部27には、合流部19を通過する排
気ガスの酸素濃度を検出するための02センサ33が配
設されている。
図に示される如くに、合流部I9に設けられた開口形成
部20、及び、合流部21に設けられた開口形成部22
及び23及びリブ29が、夫々、1次側過給機30のケ
ーシングに形成されたタービン室30Aに通じる排気ガ
ス導入部を構成するフランジ部31、及び、2次側過給
機35のケーシングに形成されたタービン室35Aに通
じる排気ガス導入部を構成するフランジ部36に当接せ
しめられて固定されており、開口形成部20により形成
される開口とフランジ部31に形成された排気ガス導入
口31aとが連通せしめられ、また、開口形成部22及
びリブ29により形成された開口とフランジ部36に形
成された排気ガス導入口36aとが連通せしめられると
ともに、開口形成部23及びリブ29により形成された
開口とフランジ部36に形成された排気ガス導入口36
bとが連通せしめられる。なお、排気マニホールド8に
設けられた取付孔部27には、合流部19を通過する排
気ガスの酸素濃度を検出するための02センサ33が配
設されている。
一方、タービン室35Aにおけるフランジ部36の上部
には、排気ガス導入口36a及び36bを覆ってそれら
を連通させるカバー37が設けられており、フランジ部
36における排気ガス導入口36aは、フランジ部36
に回動可能に取り付けられるとともにアクチュエータに
よって動作制御される排気洩らし弁38により開状態も
しくは閉状態とされるものとされ、また、フランジ部3
6に設けられた排気ガス導入口36bは、開口形成部2
3に設けられた取付孔部28により支持される軸に回動
可能に取り付けられ、アクチュエータ40によって動作
制御される排気カット弁39によって、開状態もしくは
閉状態とされるものとされている。アクチュエータ40
は、排気マニホールド8における冷却用ファン14側に
設けられた取付孔部24に取り付けられたブラケット4
5により支持されている。
には、排気ガス導入口36a及び36bを覆ってそれら
を連通させるカバー37が設けられており、フランジ部
36における排気ガス導入口36aは、フランジ部36
に回動可能に取り付けられるとともにアクチュエータに
よって動作制御される排気洩らし弁38により開状態も
しくは閉状態とされるものとされ、また、フランジ部3
6に設けられた排気ガス導入口36bは、開口形成部2
3に設けられた取付孔部28により支持される軸に回動
可能に取り付けられ、アクチュエータ40によって動作
制御される排気カット弁39によって、開状態もしくは
閉状態とされるものとされている。アクチュエータ40
は、排気マニホールド8における冷却用ファン14側に
設けられた取付孔部24に取り付けられたブラケット4
5により支持されている。
1次側過給機30及び2次側過給機35はシーケンシャ
ル制御が行われるものとされており、1次側過給機30
が、エンジン本体10の作動時にその作動状態にかかわ
らず、そのタービン室30Aに、排気マニホールド8の
開口形成部20に形成された開口及びフランジ部31に
形成された排気ガス導入口31aを通じて排気ガスが導
入されるものとされ、それによりタービン室30A内の
タービンが駆動されて作動状態をとり、また、2次側過
給機35が、エンジン本体10が所定の動作状態をとる
とき、例えば、回転数が所定値以上となるとき、あるい
は、回転数は所定値に達していないが、吸入空気量が所
定値以上となるとき、そのタービン室35Aに、排気マ
ニホールド8の開口形成部22に形成された開口及び排
気洩らし弁38により開状態とされた排気ガス導入口3
6aを通じて、タービン予回転用の比較的少量の排気ガ
スが導入された後、排気マニホールド8の開口形成部2
3に形成された開口及び排気カット弁39により開状態
とされた排気ガス導入口36bを通じて、排気ガスが本
格的に導入されるものとされ、それによりタービン室3
5A内のタービンが駆動されて作動状態をとる。このよ
うに、排気洩らし弁38により開状態とされた排気ガス
導入口36aを通じてタービン予回転用の比較的少量の
排気ガスがタービン室35A内に導入された後、排気カ
ット弁39により開状態とされた排気ガス導入口36b
を通じてタービン室35A内に本格的に排気ガスが導入
されるようにされることにより、2次側過給機35が作
動せしめられるとき発生するシボツクが抑制される。
ル制御が行われるものとされており、1次側過給機30
が、エンジン本体10の作動時にその作動状態にかかわ
らず、そのタービン室30Aに、排気マニホールド8の
開口形成部20に形成された開口及びフランジ部31に
形成された排気ガス導入口31aを通じて排気ガスが導
入されるものとされ、それによりタービン室30A内の
タービンが駆動されて作動状態をとり、また、2次側過
給機35が、エンジン本体10が所定の動作状態をとる
とき、例えば、回転数が所定値以上となるとき、あるい
は、回転数は所定値に達していないが、吸入空気量が所
定値以上となるとき、そのタービン室35Aに、排気マ
ニホールド8の開口形成部22に形成された開口及び排
気洩らし弁38により開状態とされた排気ガス導入口3
6aを通じて、タービン予回転用の比較的少量の排気ガ
スが導入された後、排気マニホールド8の開口形成部2
3に形成された開口及び排気カット弁39により開状態
とされた排気ガス導入口36bを通じて、排気ガスが本
格的に導入されるものとされ、それによりタービン室3
5A内のタービンが駆動されて作動状態をとる。このよ
うに、排気洩らし弁38により開状態とされた排気ガス
導入口36aを通じてタービン予回転用の比較的少量の
排気ガスがタービン室35A内に導入された後、排気カ
ット弁39により開状態とされた排気ガス導入口36b
を通じてタービン室35A内に本格的に排気ガスが導入
されるようにされることにより、2次側過給機35が作
動せしめられるとき発生するシボツクが抑制される。
1次側過給機30に備えられたブロワを収容したコンプ
レッサー室30Bは、吸気導入部30aを介して吸気導
入通路41に接続されており、また、2次側過給機35
に備えられたブロワを収容したコンプレッサー室35B
は、吸気導入部35aを介して吸気導入通路42に接続
されている。
レッサー室30Bは、吸気導入部30aを介して吸気導
入通路41に接続されており、また、2次側過給機35
に備えられたブロワを収容したコンプレッサー室35B
は、吸気導入部35aを介して吸気導入通路42に接続
されている。
吸気導入通路41及び42は、夫々、エアフィルター等
が備えられた吸気通路に接続されている。
が備えられた吸気通路に接続されている。
また、コンプレッサー室30Bに設けられた加圧吸気送
出部30b及びコンプレッサー室35Bに設けられた加
圧吸気送出部35bは、図示が省略された共通の加圧吸
気通路に接続されており、その加圧吸気通路の下流側部
分が、吸気マニホールド11に設けられた各分岐吸気通
路の上流側端部により形成される合流部に接続されてい
る。そして、1次側過給機30のタービン室30A及び
コンプレッサー室30Bは、タービンとブロワとを連結
する連結軸が貫通するものとされた連結軸室30Gを介
して連結され、また、2次側過給機35のタービン室3
5A及びコンプレッサー室35Bは、タービンとブロワ
とを連結する連結軸が貫通ずるものとされた連結軸室3
5Cを介して連結されている。
出部30b及びコンプレッサー室35Bに設けられた加
圧吸気送出部35bは、図示が省略された共通の加圧吸
気通路に接続されており、その加圧吸気通路の下流側部
分が、吸気マニホールド11に設けられた各分岐吸気通
路の上流側端部により形成される合流部に接続されてい
る。そして、1次側過給機30のタービン室30A及び
コンプレッサー室30Bは、タービンとブロワとを連結
する連結軸が貫通するものとされた連結軸室30Gを介
して連結され、また、2次側過給機35のタービン室3
5A及びコンプレッサー室35Bは、タービンとブロワ
とを連結する連結軸が貫通ずるものとされた連結軸室3
5Cを介して連結されている。
上述の如くの1次側及び2次側過給機30及び35は、
夫々のタービン室30A及び35Aに設けられて相対向
するものとされた排気ガス排出部30c及び35cが、
1次側及び2次側過給機30及び35とは別体に形成さ
れた連結排気通路形成部46の両端部に、夫々ガスケッ
ト47及び4日を介してボルト締めされて、連結排気通
路形成部46により連結されたものとされ、エンジン本
体10に対して並設配置されている。連結排気通路形成
部46は、その熱膨張率が排気マニホールド8の熱膨張
率より大となる材質で形成されており、また、1次側過
給機30側のガスケット47の厚みが2次側過給機35
例のガスケット4日の厚みより大とされている。さらに
、タービン室30A及び35Aから排出され、連結排気
通路形成部46を通じた排気ガスを外部に導く出口側排
気通路形成部50が、その上流側端部50aが連結排気
通路形成部46にガスケット49を介してボルト締めさ
れることにより連結されている。出口側排気通路形成部
50は、第1図及び第2図に示される如く、連結排気通
路形成部46から所定の距離だけ斜め下方に伸びて、2
次側過給機35側に屈曲せしめられたものとされている
。
夫々のタービン室30A及び35Aに設けられて相対向
するものとされた排気ガス排出部30c及び35cが、
1次側及び2次側過給機30及び35とは別体に形成さ
れた連結排気通路形成部46の両端部に、夫々ガスケッ
ト47及び4日を介してボルト締めされて、連結排気通
路形成部46により連結されたものとされ、エンジン本
体10に対して並設配置されている。連結排気通路形成
部46は、その熱膨張率が排気マニホールド8の熱膨張
率より大となる材質で形成されており、また、1次側過
給機30側のガスケット47の厚みが2次側過給機35
例のガスケット4日の厚みより大とされている。さらに
、タービン室30A及び35Aから排出され、連結排気
通路形成部46を通じた排気ガスを外部に導く出口側排
気通路形成部50が、その上流側端部50aが連結排気
通路形成部46にガスケット49を介してボルト締めさ
れることにより連結されている。出口側排気通路形成部
50は、第1図及び第2図に示される如く、連結排気通
路形成部46から所定の距離だけ斜め下方に伸びて、2
次側過給機35側に屈曲せしめられたものとされている
。
上述の如くの構成をとるものとされる本発明に係る排気
装置の一例においては、以下の如くの利点が得られる。
装置の一例においては、以下の如くの利点が得られる。
(1)出口側排気通路形成部50が、連結排気通路形成
部46から所定の距離だけ斜め下方に伸びて、2次側過
給機35側に屈曲せしめられたものとされていることに
より、吸気系全体の小型化が図られるとともに、高温に
なり易い1次側過給機30に、出口側排気通路形成部5
0を通じる排気ガスの熱影響が実質的に及ぼされないよ
うにされて、1次側過給機30による吸気過給効率の低
下が回避される。
部46から所定の距離だけ斜め下方に伸びて、2次側過
給機35側に屈曲せしめられたものとされていることに
より、吸気系全体の小型化が図られるとともに、高温に
なり易い1次側過給機30に、出口側排気通路形成部5
0を通じる排気ガスの熱影響が実質的に及ぼされないよ
うにされて、1次側過給機30による吸気過給効率の低
下が回避される。
(2)出口側排気通路形成部50が連結排気通路形成部
46とは別体に形成されたものとされていることにより
、1次側過給機30のケーシングと2次側過給機35の
ケーシングとの間に生じた熱膨張差の影響が、出口側排
気通路形成部50と連結排気通路形成部46との間の接
続部分によっても緩和され、連結排気通路形成部46に
生じる歪みや変形等が一層低減せしめられることになる
。
46とは別体に形成されたものとされていることにより
、1次側過給機30のケーシングと2次側過給機35の
ケーシングとの間に生じた熱膨張差の影響が、出口側排
気通路形成部50と連結排気通路形成部46との間の接
続部分によっても緩和され、連結排気通路形成部46に
生じる歪みや変形等が一層低減せしめられることになる
。
(3)排気マニホールド8における通路形成部25の厚
みが比較的大なるものとされるとともに、通路形成部2
6の厚みが比較的小なるものとされ、さらに、02セン
サ33が合流部19に配設されていることにより、2次
側過給機35における排気ガス導入口36a及び3.6
bが排気洩らし弁38及び排気カット弁39により閉状
態とされ、エンジン本体10からの排気ガスの殆どが1
次側過給機30における排気ガス導入口31aを通じて
タービン室30Aに導入されて、1次側過給機30のみ
が作動状態とされるとき、排気ガスのタービン室30A
側への流れが良好なものとされ、それにより、エンジン
本体10の始動時に、0□センサ33の予熱が迅速に行
われて・早期に正常動作状態にされ、また、排気ガスの
熱による通路形成部25の変形等の不都合が生じること
が防止されるとともに、通路形成部26による排気熱の
吸収が比較的小なるものとされて、排気浄化への貢献が
図られる。一方、2次側過給機35における排気ガス導
入口36bが排気カット弁39により開状態とされ、エ
ンジン本体lOからの排気ガスが1次側過給機30にお
ける排気ガス導入口31aを通じてタービン室30Aに
導入されるとともに2次側過給機35における排気ガス
導入口36bを通してタービン室35Aに導入され、1
次側及び2次側過給機30及び35の両者が作動状態と
されて、排気ガスの流速が大なるものとされるときにお
いても、02センサ33による排気抵抗の増大が回避さ
れる。
みが比較的大なるものとされるとともに、通路形成部2
6の厚みが比較的小なるものとされ、さらに、02セン
サ33が合流部19に配設されていることにより、2次
側過給機35における排気ガス導入口36a及び3.6
bが排気洩らし弁38及び排気カット弁39により閉状
態とされ、エンジン本体10からの排気ガスの殆どが1
次側過給機30における排気ガス導入口31aを通じて
タービン室30Aに導入されて、1次側過給機30のみ
が作動状態とされるとき、排気ガスのタービン室30A
側への流れが良好なものとされ、それにより、エンジン
本体10の始動時に、0□センサ33の予熱が迅速に行
われて・早期に正常動作状態にされ、また、排気ガスの
熱による通路形成部25の変形等の不都合が生じること
が防止されるとともに、通路形成部26による排気熱の
吸収が比較的小なるものとされて、排気浄化への貢献が
図られる。一方、2次側過給機35における排気ガス導
入口36bが排気カット弁39により開状態とされ、エ
ンジン本体lOからの排気ガスが1次側過給機30にお
ける排気ガス導入口31aを通じてタービン室30Aに
導入されるとともに2次側過給機35における排気ガス
導入口36bを通してタービン室35Aに導入され、1
次側及び2次側過給機30及び35の両者が作動状態と
されて、排気ガスの流速が大なるものとされるときにお
いても、02センサ33による排気抵抗の増大が回避さ
れる。
(4)連結排気通路形成部46が、1次側及び2次側過
給機30及び35の夫々とは別体に形成されたものとさ
れていることにより、1次側過給機30の排気ガス導入
部を形成するフランジ部31及び排気ガス排出部30c
が設けられるケーシングと2次側過給機35の排気ガス
導入部を形成するフランジ部36及び排気ガス排出部3
5cが設けられるケーシングとが顕著な温度差を有する
ものとされて、■次側過給機30のケーシングと2次側
過給機35のケーシングとの間に熱膨張差が生じた場合
にも、その熱膨張差が、1次側過給機30の排気ガス排
出部30cと連結排気通路形成部46との間の接続部分
、及び、2次側過給機35の排気ガス排出部35cと連
結排気通路形成部46との間の接続部分によって吸収さ
れ、連結排気通路形成部46に生じる歪みや変形等が低
減せしめられる。
給機30及び35の夫々とは別体に形成されたものとさ
れていることにより、1次側過給機30の排気ガス導入
部を形成するフランジ部31及び排気ガス排出部30c
が設けられるケーシングと2次側過給機35の排気ガス
導入部を形成するフランジ部36及び排気ガス排出部3
5cが設けられるケーシングとが顕著な温度差を有する
ものとされて、■次側過給機30のケーシングと2次側
過給機35のケーシングとの間に熱膨張差が生じた場合
にも、その熱膨張差が、1次側過給機30の排気ガス排
出部30cと連結排気通路形成部46との間の接続部分
、及び、2次側過給機35の排気ガス排出部35cと連
結排気通路形成部46との間の接続部分によって吸収さ
れ、連結排気通路形成部46に生じる歪みや変形等が低
減せしめられる。
(5)排気マニホールド8における開口形成部22と開
口形成部23との間に設けられたリブ29により、排気
マニホールド8全体の剛性が高められるとともに、リブ
29が排気洩らし弁3日に作用する排気脈動に対して緩
衝部材の役目を果たすことになり、排気洩らし弁38の
耐久性が向上せしめられる。
口形成部23との間に設けられたリブ29により、排気
マニホールド8全体の剛性が高められるとともに、リブ
29が排気洩らし弁3日に作用する排気脈動に対して緩
衝部材の役目を果たすことになり、排気洩らし弁38の
耐久性が向上せしめられる。
(6) アクチュエータ40は、排気マニホールド8
における、排気カット弁39から比較的離隔した、冷却
用ファン14の近傍に配置されているが、斯かる配設位
置がとられることにより、アクチュエータ40のストロ
ーク長が比較的大なるものとされて、アクチュエータ4
0の小型化を図ることが可能とされるとともに、アクチ
ュエータ40が冷却用ファン14により効率良く冷却さ
れて、1次側過給機30の熱影響が及ぼされ難いものと
される。
における、排気カット弁39から比較的離隔した、冷却
用ファン14の近傍に配置されているが、斯かる配設位
置がとられることにより、アクチュエータ40のストロ
ーク長が比較的大なるものとされて、アクチュエータ4
0の小型化を図ることが可能とされるとともに、アクチ
ュエータ40が冷却用ファン14により効率良く冷却さ
れて、1次側過給機30の熱影響が及ぼされ難いものと
される。
(7)エンジン本体10からの高温の排気ガスを直接的
に受ける排気マニホールド8の熱膨張率より、1次側過
給機30もしくは1次側及び2次側過給機30及び35
の両者を経て温度が低下せしめられた排気ガスを受ける
連結排気通路形成部46の熱膨張率の方が大とされてい
ることにより、排気マニホールド8の熱膨張と連結排気
通路形成部46の熱膨張とが略同程度とされ、排気マニ
ホールド8と連結排気通路形成部46との両者に接続さ
れた1次側及び2次側過給機30及び35の夫々に、排
気マニホールド8及び連結排気通路形成部46の夫々の
熱膨張に起因して生じる歪みが低減される。
に受ける排気マニホールド8の熱膨張率より、1次側過
給機30もしくは1次側及び2次側過給機30及び35
の両者を経て温度が低下せしめられた排気ガスを受ける
連結排気通路形成部46の熱膨張率の方が大とされてい
ることにより、排気マニホールド8の熱膨張と連結排気
通路形成部46の熱膨張とが略同程度とされ、排気マニ
ホールド8と連結排気通路形成部46との両者に接続さ
れた1次側及び2次側過給機30及び35の夫々に、排
気マニホールド8及び連結排気通路形成部46の夫々の
熱膨張に起因して生じる歪みが低減される。
(8)■次側過給機30の排気ガス排出部30cと連結
排気通路形成部46との間に介在されたガスケット47
の厚みが、2次側過給機35の排気ガス排出部35cと
連結排気通路形成部46との間に介在されたガスケット
48の厚みより大とされていることにより、ガスケット
48により吸収される2次側過給機35からの熱影響に
比してガスケット47により吸収される1次側過給機3
0からの熱影響の方が大とされて、連結排気通路形成部
46に及ぼされる1次側過給機30及び2次側過給機3
5の夫々からの熱影響の差が小とされ、連結排気通路形
成部46に生じる歪みや変形が低減される。
排気通路形成部46との間に介在されたガスケット47
の厚みが、2次側過給機35の排気ガス排出部35cと
連結排気通路形成部46との間に介在されたガスケット
48の厚みより大とされていることにより、ガスケット
48により吸収される2次側過給機35からの熱影響に
比してガスケット47により吸収される1次側過給機3
0からの熱影響の方が大とされて、連結排気通路形成部
46に及ぼされる1次側過給機30及び2次側過給機3
5の夫々からの熱影響の差が小とされ、連結排気通路形
成部46に生じる歪みや変形が低減される。
なお、上述の例においては、アクチュエータ40が排気
マニホールド8における冷却用ファン14側への突出部
に取り付けられたブラケット45により支持される構成
がとられているが、1次側過給機30のケーシングの一
部が冷却用ファン14側への突出部とされ、その突出部
に取り付けられたブラケット45にアクチュエータ40
が支持される構成がとられてもよく、さらに、アクチュ
エータ40は、1次側過給機30の熱影響が小とされる
ことになる2次側過給機35に近接した位置をとるもの
とされてもよい。
マニホールド8における冷却用ファン14側への突出部
に取り付けられたブラケット45により支持される構成
がとられているが、1次側過給機30のケーシングの一
部が冷却用ファン14側への突出部とされ、その突出部
に取り付けられたブラケット45にアクチュエータ40
が支持される構成がとられてもよく、さらに、アクチュ
エータ40は、1次側過給機30の熱影響が小とされる
ことになる2次側過給機35に近接した位置をとるもの
とされてもよい。
また、上述の例においては、出口側排気通路形成部50
と連結排気通路形成部46とが別体に形成された構成が
とられているが、本発明に係る過給機付エンジンの排気
装置は、出口側排気通路形成部50と連結排気通路形成
部46とが一体に形成された構成がとられるようにされ
てもよい。
と連結排気通路形成部46とが別体に形成された構成が
とられているが、本発明に係る過給機付エンジンの排気
装置は、出口側排気通路形成部50と連結排気通路形成
部46とが一体に形成された構成がとられるようにされ
てもよい。
(発明の効果)
以上の説明から明らかな如く、本発明に係る過給機付エ
ンジンの排気装置によれば、エンジン本体の作動時にそ
の作動状態の如何にかかわらず排気ガスが導入される第
1の過給機と、他方がエンジン本体が所定の作動状態を
とるものとされるときのみ排気ガスが導入される第2の
過給機とのうちの、少なくとも一方から排出された排気
ガスを外部に導出する出口側排気通路形成部が、第1の
過給機の排気ガス排出部と第2の過給機の排気ガス排出
部とを連結する連結排気通路形成部から下方に伸びて第
2の過給機側に屈曲せしめられるものとされるので、出
口側排気通路形成部を、1次側及び2次側過給機の夫々
における吸気導入部から加圧吸気送出部に到る部分を含
む吸気系全体の大型化をまねくことなく配置することが
でき、しかも、第1の過給機もしくは第1及び第2の過
給機の両者を通過した排気ガスが、連結排気通路形成部
から下方に伸びて第2の過給機側に屈曲せしめられた出
口側排気通路形成部を通じて外部に導出されるので、特
に第1の過給機を、排気ガスの熱影響が実質的に及ぼさ
れないものとなすことができて、その結果、第1の過給
機の吸気過給効率を良好に維持することができる。
ンジンの排気装置によれば、エンジン本体の作動時にそ
の作動状態の如何にかかわらず排気ガスが導入される第
1の過給機と、他方がエンジン本体が所定の作動状態を
とるものとされるときのみ排気ガスが導入される第2の
過給機とのうちの、少なくとも一方から排出された排気
ガスを外部に導出する出口側排気通路形成部が、第1の
過給機の排気ガス排出部と第2の過給機の排気ガス排出
部とを連結する連結排気通路形成部から下方に伸びて第
2の過給機側に屈曲せしめられるものとされるので、出
口側排気通路形成部を、1次側及び2次側過給機の夫々
における吸気導入部から加圧吸気送出部に到る部分を含
む吸気系全体の大型化をまねくことなく配置することが
でき、しかも、第1の過給機もしくは第1及び第2の過
給機の両者を通過した排気ガスが、連結排気通路形成部
から下方に伸びて第2の過給機側に屈曲せしめられた出
口側排気通路形成部を通じて外部に導出されるので、特
に第1の過給機を、排気ガスの熱影響が実質的に及ぼさ
れないものとなすことができて、その結果、第1の過給
機の吸気過給効率を良好に維持することができる。
第1図及び第2図は本発明に係る過給機付エンジンの排
気装置の一例をそれが適用されたロータτJ−ピストン
エンジンの主要部と共に示す概略平面図及び側面図、第
3図A及びBは排気マニホールドの側面図及び正面図で
ある。 図中、8は排気マニホールド、10はエンジン本体、1
5〜17は排気通路、30は1次側過給機、30c及び
35cは排気ガス排出部、31及び36はフランジ部、
35は2次側過給機、46は連結排気通路形成部、50
は出口側排気通路形成部である。
気装置の一例をそれが適用されたロータτJ−ピストン
エンジンの主要部と共に示す概略平面図及び側面図、第
3図A及びBは排気マニホールドの側面図及び正面図で
ある。 図中、8は排気マニホールド、10はエンジン本体、1
5〜17は排気通路、30は1次側過給機、30c及び
35cは排気ガス排出部、31及び36はフランジ部、
35は2次側過給機、46は連結排気通路形成部、50
は出口側排気通路形成部である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 上流側端部がエンジン本体に接続されるとともに、下流
側端部が、上記エンジン本体の作動時にその運転状態の
如何にかかわらず排気ガスが導入されるものとされた第
1の過給機の排気ガス導入部、及び、上記エンジン本体
が所定の運転状態にあるときのみ排気ガスが導入される
ものとされた第2の過給機の排気ガス導入部の夫々に接
続された分岐排気通路形成部と、 上記第1の過給機の排気ガス排出部と上記第2の過給機
の排気ガス排出部とに接続されて両排気ガス排出部を連
結する連結排気通路形成部と、上流側端部が上記連結排
気通路形成部に接続され、該連結排気通路形成部から下
方に伸びて上記第2の過給機側に屈曲せしめられて成り
、上記第1及び第2の過給機の少なくとも一方から排出
された排気ガスを外部に導出する出口側排気通路形成部
と、 を備えて構成される過給機付エンジンの排気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1205196A JPH0370818A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 過給機付エンジンの排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1205196A JPH0370818A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 過給機付エンジンの排気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0370818A true JPH0370818A (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=16502996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1205196A Pending JPH0370818A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 過給機付エンジンの排気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0370818A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6766645B2 (en) * | 2002-07-19 | 2004-07-27 | Audi Ag | Configuration of at least two exhaust gas turbochargers |
EP1878893A1 (de) * | 2006-07-13 | 2008-01-16 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Abgasturboladeranordnung |
-
1989
- 1989-08-08 JP JP1205196A patent/JPH0370818A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6766645B2 (en) * | 2002-07-19 | 2004-07-27 | Audi Ag | Configuration of at least two exhaust gas turbochargers |
EP1878893A1 (de) * | 2006-07-13 | 2008-01-16 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Abgasturboladeranordnung |
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