JPH0367022A - 過給機付エンジンの排気装置 - Google Patents
過給機付エンジンの排気装置Info
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- JPH0367022A JPH0367022A JP1202606A JP20260689A JPH0367022A JP H0367022 A JPH0367022 A JP H0367022A JP 1202606 A JP1202606 A JP 1202606A JP 20260689 A JP20260689 A JP 20260689A JP H0367022 A JPH0367022 A JP H0367022A
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- exhaust gas
- exhaust
- supercharger
- engine
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、エンジンからの排気ガスをシーケンシャル制
御が行われる少なくとも2個の過給機が並設されて成る
過給機部を通じて外部に導出する、過給機付エンジンの
排気装置に関する。
御が行われる少なくとも2個の過給機が並設されて成る
過給機部を通じて外部に導出する、過給機付エンジンの
排気装置に関する。
(従来の技術)
車両に搭載されるエンジンであって、吸入空気の充填効
率をより効果的に向上させるべ(、排気ガスを利用して
吸入空気を過給するターボ過給機が複数個配設されたも
のが知られている。斯かる複数個のターボ過給機が備え
られたエンジンは、例えば、実開昭60−178329
号公報及び特開昭60216030号公報に示される如
くの、エンジン本体から伸びる分岐排気通路形成部の下
流端部が並設配置された2個のターボ過給機の夫々にお
ける排気ガス導入部に接続されるとともに、各ターボ過
給機の排気ガス排出部側から、各ターボ過給機を通過し
た排気ガスを外部に導出する出口側排気通路形成部が伸
びる構成がとられるものとされる。
率をより効果的に向上させるべ(、排気ガスを利用して
吸入空気を過給するターボ過給機が複数個配設されたも
のが知られている。斯かる複数個のターボ過給機が備え
られたエンジンは、例えば、実開昭60−178329
号公報及び特開昭60216030号公報に示される如
くの、エンジン本体から伸びる分岐排気通路形成部の下
流端部が並設配置された2個のターボ過給機の夫々にお
ける排気ガス導入部に接続されるとともに、各ターボ過
給機の排気ガス排出部側から、各ターボ過給機を通過し
た排気ガスを外部に導出する出口側排気通路形成部が伸
びる構成がとられるものとされる。
エンジン本体に対して並設された2個のターボ過給機が
、シーケンシャル制御が行われるものとされる場合には
、それらのうちの一方が、エンジン本体の作動時にその
作動状態の如何にかかわらず排気ガスが導入される1次
側過給機とされるとともに、他方が、エンジン本体が所
定の作動状態、例えば、比較的高い回転数をもって作動
する状態をとるものとされるときのみ排気ガスが導入さ
れる2次側過給機とされ、従って、エンジン本体の作動
状態に応じて1次側過給機のみが作動する状態と1次側
過給機及び2次側過給機の両者が作動する状態とがとら
れ、エンジン本体に対する吸入空気の過給が、エンジン
本体側の要求に応じて効率よく行われるようにされる。
、シーケンシャル制御が行われるものとされる場合には
、それらのうちの一方が、エンジン本体の作動時にその
作動状態の如何にかかわらず排気ガスが導入される1次
側過給機とされるとともに、他方が、エンジン本体が所
定の作動状態、例えば、比較的高い回転数をもって作動
する状態をとるものとされるときのみ排気ガスが導入さ
れる2次側過給機とされ、従って、エンジン本体の作動
状態に応じて1次側過給機のみが作動する状態と1次側
過給機及び2次側過給機の両者が作動する状態とがとら
れ、エンジン本体に対する吸入空気の過給が、エンジン
本体側の要求に応じて効率よく行われるようにされる。
このようにシーケンシャル制御が行われる1次側及び2
次側過給機が備えられたエンジンにあっては、2次側過
給機の排気ガス導入部に主排気ガス導入口と洩らし排気
ガス導入口とが形成されて、主排気ガス導入口が排気カ
ット弁によって開閉制御されるとともに、洩らし排気ガ
ス導入口が排気洩らし弁によって開閉制御されるように
なされ、また、分岐排気通路形成部が、エンジン本体に
形成された排気口に対接するエンジン側開口がその上流
側端部に設けられるとともに、1次側過給機の排気ガス
導入部に形成された排気ガス導入口に対接する1次側過
給機側開口、及び、2次側過給機の排気ガス導入部に形
成された主排気ガス導入口及び洩らし排気ガス導入口に
対接する2次側過給機側開口が下流側端部に設けられて
、エンジン本体に形成された排気口と1次側及び2次側
過給機の夫々の排気ガス導入部とを連結する排気通路を
その内部に形成するものとされる。そして、排気洩らし
弁及び排気カット弁が夫々洩らし排気ガス導入口及び主
排気ガス導入口を選択的に開状態とするように動作せし
められて、エンジン本体からの排気ガスが分岐排気通路
形成部内に形成された排気通路を通じて1次側過給機に
導入され、それにより1次側過給機のみが作動せしめら
れる状態と、エンジン本体からの排気ガスが分岐排気通
路形成部内に形成された排気通路を通じて1次側過給機
及び2次側過給機に夫々導入され、それにより1次側過
給機及び2次側過給機の両者が作動せしめられる状態と
がとられることになる。
次側過給機が備えられたエンジンにあっては、2次側過
給機の排気ガス導入部に主排気ガス導入口と洩らし排気
ガス導入口とが形成されて、主排気ガス導入口が排気カ
ット弁によって開閉制御されるとともに、洩らし排気ガ
ス導入口が排気洩らし弁によって開閉制御されるように
なされ、また、分岐排気通路形成部が、エンジン本体に
形成された排気口に対接するエンジン側開口がその上流
側端部に設けられるとともに、1次側過給機の排気ガス
導入部に形成された排気ガス導入口に対接する1次側過
給機側開口、及び、2次側過給機の排気ガス導入部に形
成された主排気ガス導入口及び洩らし排気ガス導入口に
対接する2次側過給機側開口が下流側端部に設けられて
、エンジン本体に形成された排気口と1次側及び2次側
過給機の夫々の排気ガス導入部とを連結する排気通路を
その内部に形成するものとされる。そして、排気洩らし
弁及び排気カット弁が夫々洩らし排気ガス導入口及び主
排気ガス導入口を選択的に開状態とするように動作せし
められて、エンジン本体からの排気ガスが分岐排気通路
形成部内に形成された排気通路を通じて1次側過給機に
導入され、それにより1次側過給機のみが作動せしめら
れる状態と、エンジン本体からの排気ガスが分岐排気通
路形成部内に形成された排気通路を通じて1次側過給機
及び2次側過給機に夫々導入され、それにより1次側過
給機及び2次側過給機の両者が作動せしめられる状態と
がとられることになる。
(発明が解決しようとする課題)
上述の如くに、シーケンシャル制御が行われる1次側及
び2次側過給機が備えられ、分岐排気通路形成部が、そ
の上流側端部にエンジン本体に形成された排気口に対接
するエンジン側開口が設けられるとともに、その下流側
端部に1次側過給機の排気ガス導入部に形成された排気
ガス導入口に対接する1次側過給機側開口、及び、2次
側過給機の排気ガス導入部に形成された主排気ガス導入
口及び洩らし排気ガス導入口に対接する2次側過給機側
開口が設けられて、エンジン本体に形成された排気口と
1次側及び2次側過給機の夫々の排気ガス導入部とを連
結する排気通路をその内部に形成するものとされるエン
ジンにあっては、分岐排気通路形成部は、その上流側端
部が、エンジン本体に接続されることによって、その下
流側端部に比してより激しい機械的振動を受ける部分と
され、また1、1次側及び2次側過給機のシーケンシャ
ル制御により1次側過給機のみが作動せしめられる状態
においては、内部に形成される排気通路における、1次
側過給機の排気ガス導入部に形成された排気ガス導入口
に対接する■次側過給機側開口の近傍部分に、排気ガス
流の集中が生じるものとされる。従って、分岐排気通路
形成部における内部排気通路を形成する通路壁部のうち
、特に、上流側端部にあって1次側過給機の排気ガス導
入部側に位置する部分は、1次側過給機のみが作動せし
められる状態のもとての排気ガス流の集中により極めて
大量の熱量を受けるとともに、激しい機械的振動を受け
るものとされ、その結果、分岐排気通路形成部が、その
上流側端部にあってI次側過給機の排気ガス導入部側に
位置する部分に作用する熱応力及び振動に起因する部分
的な歪みあるいは変形を生じ、さらには、亀裂等を生じ
るものとされる虞がある。
び2次側過給機が備えられ、分岐排気通路形成部が、そ
の上流側端部にエンジン本体に形成された排気口に対接
するエンジン側開口が設けられるとともに、その下流側
端部に1次側過給機の排気ガス導入部に形成された排気
ガス導入口に対接する1次側過給機側開口、及び、2次
側過給機の排気ガス導入部に形成された主排気ガス導入
口及び洩らし排気ガス導入口に対接する2次側過給機側
開口が設けられて、エンジン本体に形成された排気口と
1次側及び2次側過給機の夫々の排気ガス導入部とを連
結する排気通路をその内部に形成するものとされるエン
ジンにあっては、分岐排気通路形成部は、その上流側端
部が、エンジン本体に接続されることによって、その下
流側端部に比してより激しい機械的振動を受ける部分と
され、また1、1次側及び2次側過給機のシーケンシャ
ル制御により1次側過給機のみが作動せしめられる状態
においては、内部に形成される排気通路における、1次
側過給機の排気ガス導入部に形成された排気ガス導入口
に対接する■次側過給機側開口の近傍部分に、排気ガス
流の集中が生じるものとされる。従って、分岐排気通路
形成部における内部排気通路を形成する通路壁部のうち
、特に、上流側端部にあって1次側過給機の排気ガス導
入部側に位置する部分は、1次側過給機のみが作動せし
められる状態のもとての排気ガス流の集中により極めて
大量の熱量を受けるとともに、激しい機械的振動を受け
るものとされ、その結果、分岐排気通路形成部が、その
上流側端部にあってI次側過給機の排気ガス導入部側に
位置する部分に作用する熱応力及び振動に起因する部分
的な歪みあるいは変形を生じ、さらには、亀裂等を生じ
るものとされる虞がある。
それゆえ、分岐排気通路形成部の熱応力及び振動に起因
する部分的な歪みあるいは変形を回避すべく、分岐JJ
j気通路形成部における内部排気通路を形成する通路壁
部を全体的に厚くして剛性を高めることが考えられるが
、斯かる場合には、分岐排気通路形成部のii量増加が
まねかれるとともに、エンジン本体から分岐排気通路形
成部の内部排気通路に導出される排気ガスの温度低下が
生じて、エンジンの排気浄化性能に悪影響を及ぼす虞が
ある。
する部分的な歪みあるいは変形を回避すべく、分岐JJ
j気通路形成部における内部排気通路を形成する通路壁
部を全体的に厚くして剛性を高めることが考えられるが
、斯かる場合には、分岐排気通路形成部のii量増加が
まねかれるとともに、エンジン本体から分岐排気通路形
成部の内部排気通路に導出される排気ガスの温度低下が
生じて、エンジンの排気浄化性能に悪影響を及ぼす虞が
ある。
斯かる点に鑑み、本発明は、一方がエンジン本体の作動
時にその作動状態の如何にかかわらず排気ガスが導入さ
れる1次側過給機とされるとともに、他方がエンジン本
体が所定の作動状態をとるものとされるときのみ排気ガ
スが導入される2次側過給機とされる2個の過給機が備
えられたエンジンに適用され、エンジン本体と1次側及
び2次側過給機との間に配されて、エンジン本体に形成
された排気口と1次側及び2次側過給機の夫々の排気ガ
ス導入部とを連結する排気通路をその内部に形成するも
のとされる分岐排気通路形成部が、エンジンの排気浄化
性能に実質的な悪影響を及ぼすことなく、エンジン本体
に接続される0::;部にあって1次側過給機の排気ガ
ス導入部側に位置する部分に作用する熱応力及び振動に
起因する部分的な歪み、変形、亀裂等の発生が抑制され
るものとなされる過給機付エンジンの排気装置を提供す
ることを目的とする。
時にその作動状態の如何にかかわらず排気ガスが導入さ
れる1次側過給機とされるとともに、他方がエンジン本
体が所定の作動状態をとるものとされるときのみ排気ガ
スが導入される2次側過給機とされる2個の過給機が備
えられたエンジンに適用され、エンジン本体と1次側及
び2次側過給機との間に配されて、エンジン本体に形成
された排気口と1次側及び2次側過給機の夫々の排気ガ
ス導入部とを連結する排気通路をその内部に形成するも
のとされる分岐排気通路形成部が、エンジンの排気浄化
性能に実質的な悪影響を及ぼすことなく、エンジン本体
に接続される0::;部にあって1次側過給機の排気ガ
ス導入部側に位置する部分に作用する熱応力及び振動に
起因する部分的な歪み、変形、亀裂等の発生が抑制され
るものとなされる過給機付エンジンの排気装置を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上述の目的を遠戚すべく、本発明に係る過給機付エンジ
ンの排気装置は、上流側端部がエンジン本体に接続され
るとともに、下流側端部が、エンジン本体作動時にその
運転状態の如何にかかわらず排気ガスが導入されるもの
とされた第1の過給機の排気ガス導入部、及び、エンジ
ン本体が所定の運転状態にあるときのみ排気ガスが導入
されるものとされた第2の過給機の排気ガス導入部の夫
々に接続された分岐排気通路形成部と、第1の過給機の
排気ガス排出部と第2の過給機の排気ガス排出部とを連
結する連結排気通路形成部と、連結排気通路形成部を通
した排気ガスを外部に導出する出口側排気通路形成部と
を備え、分岐排気通路形成部が、エンジン本体に形成さ
れた排気口と第1及び第2の過給機の夫々の排気ガス導
入部に形成された00口とを連結するものとされる排気
通路を内部に形成する通路壁部における、上流側端部に
あって第1の過給機の排気ガス導入部側に位置する部分
の厚みを、上流側端部にあって第2の過給機の排気ガス
導入部側に位置する部分の厚みより大とするものとされ
て、構成される。
ンの排気装置は、上流側端部がエンジン本体に接続され
るとともに、下流側端部が、エンジン本体作動時にその
運転状態の如何にかかわらず排気ガスが導入されるもの
とされた第1の過給機の排気ガス導入部、及び、エンジ
ン本体が所定の運転状態にあるときのみ排気ガスが導入
されるものとされた第2の過給機の排気ガス導入部の夫
々に接続された分岐排気通路形成部と、第1の過給機の
排気ガス排出部と第2の過給機の排気ガス排出部とを連
結する連結排気通路形成部と、連結排気通路形成部を通
した排気ガスを外部に導出する出口側排気通路形成部と
を備え、分岐排気通路形成部が、エンジン本体に形成さ
れた排気口と第1及び第2の過給機の夫々の排気ガス導
入部に形成された00口とを連結するものとされる排気
通路を内部に形成する通路壁部における、上流側端部に
あって第1の過給機の排気ガス導入部側に位置する部分
の厚みを、上流側端部にあって第2の過給機の排気ガス
導入部側に位置する部分の厚みより大とするものとされ
て、構成される。
(作 用)
上述の如くに構成される本発明に係る過給機付エンジン
の排気装置においては、分岐排気通路形成部が有する通
路壁部における上流側端部にあって第1の過給機の排気
ガス導入部側に位置する部分が、第1及び第2の過給機
のシーケンシャル制御により第1の過給機のみが作動せ
しめられる状態のもとで、分岐排気通路形成部の内部に
形成された排気通路における排気ガス流の集中が生しる
ことにより極めて大量の熱星を受けるとともに、激しい
機械的振動を受けるものとされ、斯かる部分が、分岐排
気通路形成部が有する通路壁部における上流側端部にあ
って第2の過給機のt#気ガス導入部側に位置する部分
より大なる厚みを有するものとされることにより、それ
に作用する熱応力及び振動に対抗できるだけの充分な剛
性を備えるものとされる。従って、分岐排気通路形成部
が、その上流側端部にあって第1の過給機の排気ガス導
入部側に位置する部分に作用する熱応力及び振動に起因
する部分的な歪み、変形、亀裂の発生が抑制されたもの
とされる。しかも、分岐排気通路形成部が有する通路壁
部において厚みが大とされるのは、上流側端部にあって
第1の過給機のIJF気ガス導入部側に位置する部分に
止められるので、それによりエンジンの排気浄化性能に
実質的な悪影響が及ぼされることが回避される。
の排気装置においては、分岐排気通路形成部が有する通
路壁部における上流側端部にあって第1の過給機の排気
ガス導入部側に位置する部分が、第1及び第2の過給機
のシーケンシャル制御により第1の過給機のみが作動せ
しめられる状態のもとで、分岐排気通路形成部の内部に
形成された排気通路における排気ガス流の集中が生しる
ことにより極めて大量の熱星を受けるとともに、激しい
機械的振動を受けるものとされ、斯かる部分が、分岐排
気通路形成部が有する通路壁部における上流側端部にあ
って第2の過給機のt#気ガス導入部側に位置する部分
より大なる厚みを有するものとされることにより、それ
に作用する熱応力及び振動に対抗できるだけの充分な剛
性を備えるものとされる。従って、分岐排気通路形成部
が、その上流側端部にあって第1の過給機の排気ガス導
入部側に位置する部分に作用する熱応力及び振動に起因
する部分的な歪み、変形、亀裂の発生が抑制されたもの
とされる。しかも、分岐排気通路形成部が有する通路壁
部において厚みが大とされるのは、上流側端部にあって
第1の過給機のIJF気ガス導入部側に位置する部分に
止められるので、それによりエンジンの排気浄化性能に
実質的な悪影響が及ぼされることが回避される。
(実施例)
第1図及び第2図は、本発明に係る過給機付エンジンの
排気装置の一例を、それが適用されたロータリーピスト
ンエンジンの主要部と共に示す。
排気装置の一例を、それが適用されたロータリーピスト
ンエンジンの主要部と共に示す。
第1図及び第2図において、エンジン本体10は、3個
のロータハウジング12と、3個のロータハウジング1
2の夫々を挟んで配置された4個のサイドハウジング1
3とを有して構成され、−方の側面部に排気マニホール
ド8が取り付けられたものとされている。そして、エン
ジン本体10における一方の端部に位置するサイドハウ
ジング13の外方には、冷却用ファン14が配されてい
る。ロータハウジングI2の夫々の内部には、ロータの
回転に応じて作動室が形成され、ロータハウジング12
に設けられて作動室に通じるものとされた排気ボートに
、排気マニホールド8内に形成された排気通路15.1
6及び17の上流側端部が夫々接続され、また、ロータ
ハウジング12に設けられて作動室に通しるものとされ
た吸気ボートに、吸気マニホールドll内に形成された
複数の吸気通路の下流側端部が夫々接続されている。
のロータハウジング12と、3個のロータハウジング1
2の夫々を挟んで配置された4個のサイドハウジング1
3とを有して構成され、−方の側面部に排気マニホール
ド8が取り付けられたものとされている。そして、エン
ジン本体10における一方の端部に位置するサイドハウ
ジング13の外方には、冷却用ファン14が配されてい
る。ロータハウジングI2の夫々の内部には、ロータの
回転に応じて作動室が形成され、ロータハウジング12
に設けられて作動室に通じるものとされた排気ボートに
、排気マニホールド8内に形成された排気通路15.1
6及び17の上流側端部が夫々接続され、また、ロータ
ハウジング12に設けられて作動室に通しるものとされ
た吸気ボートに、吸気マニホールドll内に形成された
複数の吸気通路の下流側端部が夫々接続されている。
排気マニホールド8においては、第3図A及びBに示さ
れる如く、排気通rI!515〜17の夫々の上流側端
部に、排気導入孔18が形成されたフランジ部15a、
16a及び17aが設けられており、排気マニホールド
8は、フランジ部15a。
れる如く、排気通rI!515〜17の夫々の上流側端
部に、排気導入孔18が形成されたフランジ部15a、
16a及び17aが設けられており、排気マニホールド
8は、フランジ部15a。
16a及び17aをエンジン本体10に当接させ、フラ
ンジ部15a、16a及び17aを貫通するボルトによ
り固着されている。そして、フランジ部15aとフラン
ジ部16aとの間に位置する通路形成部25の厚みが比
較的大なるものとされるとともに、フランジ部16aと
フランジ部17aとの間に位置する通路形成部26の厚
みは比鮫的小なるものとされている。即ち、排気マニホ
ールド8における排気通路を形成する通路壁部のうち、
エンジン本体10に接続される上流側端部を構成する通
路形成部25の厚みが、同じくエンジン本体10に接続
される端部を構成する通路形成部26の厚みより大とさ
れているのである。
ンジ部15a、16a及び17aを貫通するボルトによ
り固着されている。そして、フランジ部15aとフラン
ジ部16aとの間に位置する通路形成部25の厚みが比
較的大なるものとされるとともに、フランジ部16aと
フランジ部17aとの間に位置する通路形成部26の厚
みは比鮫的小なるものとされている。即ち、排気マニホ
ールド8における排気通路を形成する通路壁部のうち、
エンジン本体10に接続される上流側端部を構成する通
路形成部25の厚みが、同じくエンジン本体10に接続
される端部を構成する通路形成部26の厚みより大とさ
れているのである。
また、排気通路16の下流側部分は分岐部16A及び1
6Bとに分岐せしめられており、排気通路15の下流側
部分と分岐部16Aとにより合流部19が形成されると
ともに、排気通路17の下流側部分と分岐部16Bとに
より合流部21が形成されている。合流部19の下流側
端部には開口形成部20が設けられており、開口形成部
20にお番する冷却用ファン14側への突出部には2つ
の取付孔部24が設けられるとともに、合流部19にお
ける冷却用ファン14側の部分には取付孔部27が設け
られている。一方、合流部21の下流側端部にはエンジ
ン本体10側に伸びて形成されたリブ29を挟んで開口
形成部22、及び、開口形成部22により形成される開
口よりその径が大とされた開口を形成する開口形成部2
3が設けられており、開口形成部23の近傍に位置する
部分には取付孔部28が設けられている。
6Bとに分岐せしめられており、排気通路15の下流側
部分と分岐部16Aとにより合流部19が形成されると
ともに、排気通路17の下流側部分と分岐部16Bとに
より合流部21が形成されている。合流部19の下流側
端部には開口形成部20が設けられており、開口形成部
20にお番する冷却用ファン14側への突出部には2つ
の取付孔部24が設けられるとともに、合流部19にお
ける冷却用ファン14側の部分には取付孔部27が設け
られている。一方、合流部21の下流側端部にはエンジ
ン本体10側に伸びて形成されたリブ29を挟んで開口
形成部22、及び、開口形成部22により形成される開
口よりその径が大とされた開口を形成する開口形成部2
3が設けられており、開口形成部23の近傍に位置する
部分には取付孔部28が設けられている。
上述の如くの構成とされた排気マニホールド8は、第1
図に示される如くに、合流部19に設けられた開口形成
部20、及び、合流部21に設けられた開口形成部22
及び23及びリブ29が、夫々、1次側過給機30のケ
ーシングに形成されたタービン室30Aに通じる排気ガ
ス導入部を構成するフランジ部31、及び、2次側過給
機35のケーシングに形成されたタービン室35Aに通
しる排気ガス導入部を構成するフランジ部3Gに当接せ
しめられて固定されており、開口形成部20により形成
される開口とフランジ部3Iに形成された排気ガス導入
口31aとが連通せしめられ、また、開口形成部22及
びリブ29により形成された開口とフランジ部36に形
成された排気ガス導入口36aとが連通せしめられると
ともに、開口形成部23及びリブ29により形成された
110口とフランジ部36に形成された排気ガス導入口
36bとが連通せしめられる。従って、排気マニホール
ド8における、エンジン本体IOに接続される上流側端
部を構成する通路形成部25及び26は、通路形成部2
5が1次側過給a30の排気ガス導入部側に位置し、通
路形成部26が2次側過給機35の排気ガス導入部側に
位置することになる。なお、排気マニホールド8に設け
られた取付孔部27には、合流部19を通過する排気ガ
スの酸素θ=度を検出するための02センサ33が配設
されている。
図に示される如くに、合流部19に設けられた開口形成
部20、及び、合流部21に設けられた開口形成部22
及び23及びリブ29が、夫々、1次側過給機30のケ
ーシングに形成されたタービン室30Aに通じる排気ガ
ス導入部を構成するフランジ部31、及び、2次側過給
機35のケーシングに形成されたタービン室35Aに通
しる排気ガス導入部を構成するフランジ部3Gに当接せ
しめられて固定されており、開口形成部20により形成
される開口とフランジ部3Iに形成された排気ガス導入
口31aとが連通せしめられ、また、開口形成部22及
びリブ29により形成された開口とフランジ部36に形
成された排気ガス導入口36aとが連通せしめられると
ともに、開口形成部23及びリブ29により形成された
110口とフランジ部36に形成された排気ガス導入口
36bとが連通せしめられる。従って、排気マニホール
ド8における、エンジン本体IOに接続される上流側端
部を構成する通路形成部25及び26は、通路形成部2
5が1次側過給a30の排気ガス導入部側に位置し、通
路形成部26が2次側過給機35の排気ガス導入部側に
位置することになる。なお、排気マニホールド8に設け
られた取付孔部27には、合流部19を通過する排気ガ
スの酸素θ=度を検出するための02センサ33が配設
されている。
一方、タービン室35Aにおけるフランジ部36の上部
には、IIF、気ガス導入ロ36a及び36bを覆って
それらを連通させるカバー37が設けられており、フラ
ンジ部36における排気ガス導入口36aは、フランジ
部36に回動可能に取り付けられるとともにアクチュエ
ータによって動作制御11される排気洩らし弁38によ
り開状態もしくは開状態とされるものとされ、また、フ
ランジ部36に設けられたlJ[気ガス導入ロ36bは
、開口形成部23に設けられた取付孔部2日により支持
される軸に回動可能に取り付けられ、アクチュエータ4
0によって動作制御される排気カット弁39によって、
開状態もしくは閉状態とされるものとされている。アク
チュエータ40は、排気マニホールド8における冷却用
ファン14側に設けられた取付孔部24に取り付けられ
たブラケット45により支持されている。
には、IIF、気ガス導入ロ36a及び36bを覆って
それらを連通させるカバー37が設けられており、フラ
ンジ部36における排気ガス導入口36aは、フランジ
部36に回動可能に取り付けられるとともにアクチュエ
ータによって動作制御11される排気洩らし弁38によ
り開状態もしくは開状態とされるものとされ、また、フ
ランジ部36に設けられたlJ[気ガス導入ロ36bは
、開口形成部23に設けられた取付孔部2日により支持
される軸に回動可能に取り付けられ、アクチュエータ4
0によって動作制御される排気カット弁39によって、
開状態もしくは閉状態とされるものとされている。アク
チュエータ40は、排気マニホールド8における冷却用
ファン14側に設けられた取付孔部24に取り付けられ
たブラケット45により支持されている。
1次側過給機30及び2次側過給機35はシーケンシャ
ル制御が行われるものとされており、1次側過給a30
が、エンジン本体10の作動時にその作動状態にかかわ
らず、そのタービン室30Aに、排気マニホールド8の
開口形成部20に形成された開口及びフランジ部31に
形成された排気ガス導入口31aを通して排気ガスが導
入されるものとされ、それによりタービン室3OA内の
タービンが駆動されて作動状態をとる。jJiかる際、
排気マニホールド8内において、フランジ部31に形成
された排気ガス導入口31aに■けての排気ガス流の集
中が生しる。また、2次側過給機35が、エンジン本体
10が所定の動作状態をとるとき、例えば、回転数が所
定値以上となるとき、あるいは、回転数は所定値に達し
ていないが、吸入空気量が所定値以上となるとき、その
タービン室35Aに、排気マニホールド8の開口形成部
22に形成された開口及び排気洩らし弁38により開状
態とされた排気ガス導入口36aを通して、タービン予
回転用の比較的少量の排気ガスが導入された後、排気マ
ニホールド8の開口形成部23に形成された開口及び排
気カット弁39により開状態とされた排気ガス環入口3
6bを通して、排気ガスが本格的に導入されるものとさ
れ、それによりタービン室35A内のタービンが駆動さ
れて作動状態をとる。このように、排気洩らし弁38に
より開状態とされた排気ガス導入口36aを通してター
ビン予回転用の比較的少量の排気ガスがタービン室35
A内に導入された後、排気カット弁39により開状態と
された排気ガス導入口36bを通じてタービン室35A
内に本格的に排気ガスが導入されるようにされることに
より、2次側過給機35が作動せしめられるとき発生す
るショックがt小割される。
ル制御が行われるものとされており、1次側過給a30
が、エンジン本体10の作動時にその作動状態にかかわ
らず、そのタービン室30Aに、排気マニホールド8の
開口形成部20に形成された開口及びフランジ部31に
形成された排気ガス導入口31aを通して排気ガスが導
入されるものとされ、それによりタービン室3OA内の
タービンが駆動されて作動状態をとる。jJiかる際、
排気マニホールド8内において、フランジ部31に形成
された排気ガス導入口31aに■けての排気ガス流の集
中が生しる。また、2次側過給機35が、エンジン本体
10が所定の動作状態をとるとき、例えば、回転数が所
定値以上となるとき、あるいは、回転数は所定値に達し
ていないが、吸入空気量が所定値以上となるとき、その
タービン室35Aに、排気マニホールド8の開口形成部
22に形成された開口及び排気洩らし弁38により開状
態とされた排気ガス導入口36aを通して、タービン予
回転用の比較的少量の排気ガスが導入された後、排気マ
ニホールド8の開口形成部23に形成された開口及び排
気カット弁39により開状態とされた排気ガス環入口3
6bを通して、排気ガスが本格的に導入されるものとさ
れ、それによりタービン室35A内のタービンが駆動さ
れて作動状態をとる。このように、排気洩らし弁38に
より開状態とされた排気ガス導入口36aを通してター
ビン予回転用の比較的少量の排気ガスがタービン室35
A内に導入された後、排気カット弁39により開状態と
された排気ガス導入口36bを通じてタービン室35A
内に本格的に排気ガスが導入されるようにされることに
より、2次側過給機35が作動せしめられるとき発生す
るショックがt小割される。
1次側過給機30に備えられたブロワを収容したコンプ
レッサー室30Bは、吸気導入部30aを介して吸気導
入通路41に接続されており、また、2次側過給機35
に備えられたブロワを収容したコンプレッサー室35B
は、吸気導入部35aを介して吸気導入通路42に接続
されている。
レッサー室30Bは、吸気導入部30aを介して吸気導
入通路41に接続されており、また、2次側過給機35
に備えられたブロワを収容したコンプレッサー室35B
は、吸気導入部35aを介して吸気導入通路42に接続
されている。
吸気導入通路41及び42は、夫々、エアフィルター等
が備えられた吸気通路に接続されている。
が備えられた吸気通路に接続されている。
また、コンプレッサー室30Bに設けられた加圧吸気送
出部30b及びコンプレツナ−室35Bに設けられた加
圧吸気送出部35bは、図示が省略された共通の加圧吸
気通路に接続されており、その加圧吸気通路の下流側部
分が、吸気マニホールド11に設けられた各分岐吸気通
路の上流側端部により形成される合流部に接続されてい
る。そして、1次側過給機30のタービン室30A及び
コンプレッサー室30Bは、タービンとブロワとを連結
する連結軸が貫通するものとされた連鈷輔室30Cを介
して連結され、また、2次側過給機35のタービン室3
5A及びコンプレッサー室35Bは、タービンとブロワ
とを連結する連結軸が貫通するものとされた連結軸室3
5Cを介して連結されている。
出部30b及びコンプレツナ−室35Bに設けられた加
圧吸気送出部35bは、図示が省略された共通の加圧吸
気通路に接続されており、その加圧吸気通路の下流側部
分が、吸気マニホールド11に設けられた各分岐吸気通
路の上流側端部により形成される合流部に接続されてい
る。そして、1次側過給機30のタービン室30A及び
コンプレッサー室30Bは、タービンとブロワとを連結
する連結軸が貫通するものとされた連鈷輔室30Cを介
して連結され、また、2次側過給機35のタービン室3
5A及びコンプレッサー室35Bは、タービンとブロワ
とを連結する連結軸が貫通するものとされた連結軸室3
5Cを介して連結されている。
上述の如くのI次側及び2次側過給機30及び35は、
夫々のタービン室30A及び35Aに設けられて相対向
するものとされた排気ガス排出部30c及び35cが、
1次側及び2次側過給機30及び35とは別体に形成さ
れた連結排気通路形成部46の両端部に、夫々ガスケッ
ト47及び48を介してボルト締めされて、連結排気通
路形成部4Gにより連結されたものとされ、エンジン本
体IOに対して並設配置されている。連結排気通路形成
部46は、その熱膨張率が排気マニホールド8の熱膨張
率より大となる材質で形成されており、また、■次側過
給機30例のガスケット47の厚みが2次側過給[35
例のガスケット48の厚みより大とされている。さらに
、タービン室30A及び35Aから排出され、連結排気
通路形成部46を通じた排気ガスを外部に導く出口側排
気通路形成部50が、その上流側端部50aが連結排気
通路形成部46にガスケット49を介してボルト締めさ
れることにより連結されている。出口側排気通路形成部
50は、第1図及び第2図に示される如く、連結排気通
路形成部46から所定の距にUだけ斜め下方に伸びて、
2次側過給[35側に屈曲せしめられたものとされてい
る。
夫々のタービン室30A及び35Aに設けられて相対向
するものとされた排気ガス排出部30c及び35cが、
1次側及び2次側過給機30及び35とは別体に形成さ
れた連結排気通路形成部46の両端部に、夫々ガスケッ
ト47及び48を介してボルト締めされて、連結排気通
路形成部4Gにより連結されたものとされ、エンジン本
体IOに対して並設配置されている。連結排気通路形成
部46は、その熱膨張率が排気マニホールド8の熱膨張
率より大となる材質で形成されており、また、■次側過
給機30例のガスケット47の厚みが2次側過給[35
例のガスケット48の厚みより大とされている。さらに
、タービン室30A及び35Aから排出され、連結排気
通路形成部46を通じた排気ガスを外部に導く出口側排
気通路形成部50が、その上流側端部50aが連結排気
通路形成部46にガスケット49を介してボルト締めさ
れることにより連結されている。出口側排気通路形成部
50は、第1図及び第2図に示される如く、連結排気通
路形成部46から所定の距にUだけ斜め下方に伸びて、
2次側過給[35側に屈曲せしめられたものとされてい
る。
上述の如くの構成をとるものとされる本発明に係る排気
装置の一例においては、以下の如くの利点が得られる。
装置の一例においては、以下の如くの利点が得られる。
(1) 排気マニホールド8における通路形成部25
の厚みが比較的大なるものとされるとともに、通路形成
部26の厚みが比較的小なるものとされることにより、
2次側過給機35における排気ガス導入口36a及び3
6bが排気洩らし弁38及び排気カット弁39により閉
状態とされ、エンジン本体IOからの排気ガスが1次側
過給[30における排気ガス導入口31aに向けて集中
せしめられ、排気ガス導入口31aを通じてタービン室
30Aに導入されて、■次側過給機30のみが作動状態
とされるとき、排気ガス汰の集中による大量の熱量とエ
ンジン本体IOからの振動とを受ける通路形成部25が
、それに作用する熱応力及び振動に対抗できるだけの充
分な剛性を備えるものとされる。従って、排気マニホー
ルド8が、通路形成部25に作用する熱応力及び振動に
起因する部分的な歪み、変形、亀裂の発生が抑制された
ものとされる。また、排気ガスのタービン室30A側へ
の流れが良好なものとされ、それにより、エンジン本体
10の始動時に、02センサ33の予熱が迅速に行われ
て早期に正常動作状態にされる。
の厚みが比較的大なるものとされるとともに、通路形成
部26の厚みが比較的小なるものとされることにより、
2次側過給機35における排気ガス導入口36a及び3
6bが排気洩らし弁38及び排気カット弁39により閉
状態とされ、エンジン本体IOからの排気ガスが1次側
過給[30における排気ガス導入口31aに向けて集中
せしめられ、排気ガス導入口31aを通じてタービン室
30Aに導入されて、■次側過給機30のみが作動状態
とされるとき、排気ガス汰の集中による大量の熱量とエ
ンジン本体IOからの振動とを受ける通路形成部25が
、それに作用する熱応力及び振動に対抗できるだけの充
分な剛性を備えるものとされる。従って、排気マニホー
ルド8が、通路形成部25に作用する熱応力及び振動に
起因する部分的な歪み、変形、亀裂の発生が抑制された
ものとされる。また、排気ガスのタービン室30A側へ
の流れが良好なものとされ、それにより、エンジン本体
10の始動時に、02センサ33の予熱が迅速に行われ
て早期に正常動作状態にされる。
さらに、厚みが比較的大なるものとされるものが通路形
成部25に止められ、通路形成部26の厚みは比較的小
なるものとされるので、排気マニホールド8内における
排気ガス温度の低下が抑制され、排気浄化作用に実質的
な悪影響が及ぼされることが回避される。
成部25に止められ、通路形成部26の厚みは比較的小
なるものとされるので、排気マニホールド8内における
排気ガス温度の低下が抑制され、排気浄化作用に実質的
な悪影響が及ぼされることが回避される。
(2)排気マニホールド8における開口形成部22と開
口形成部23との間に設けられたリブ29により、排気
マニホールド8全体の剛性が高められるとともに、リブ
29が排気洩らし弁38に作用する排気脈動に対して緩
衝部材の役目を果たすことになり、排気洩らし弁38の
耐久性が向上セしめられる。
口形成部23との間に設けられたリブ29により、排気
マニホールド8全体の剛性が高められるとともに、リブ
29が排気洩らし弁38に作用する排気脈動に対して緩
衝部材の役目を果たすことになり、排気洩らし弁38の
耐久性が向上セしめられる。
(3) アクチュエータ40は、排気マニホールド8
における、排気カット弁39から比較的離隔した、冷却
用ファン14の近傍に配置されているが、斯かる配設位
置がとられることにより、アクチュエータ40のストロ
ーク長が比較的大なるものとされて、アクチュエータ4
0の小型化を図ることが可能とされるとともに、アクチ
ュエータ40が冷却用ファン14により効率良く冷却さ
れて、■次側過給機30の熱影響が及ぼされ難いものと
される。
における、排気カット弁39から比較的離隔した、冷却
用ファン14の近傍に配置されているが、斯かる配設位
置がとられることにより、アクチュエータ40のストロ
ーク長が比較的大なるものとされて、アクチュエータ4
0の小型化を図ることが可能とされるとともに、アクチ
ュエータ40が冷却用ファン14により効率良く冷却さ
れて、■次側過給機30の熱影響が及ぼされ難いものと
される。
(4)エンジン本体10からの高温の排気ガスを直接的
に受ける排気マニホールド8の熱膨張率より、■次側過
給630もしくは1次側及び2次側過給機30及び35
の両者を経て温度が低下せしめられた排気ガスを受ける
連結排気通路形成部46の熱膨張率の方が大とされてい
ることにより、排気マニホールド8の熱膨張と連結排気
通路形成部46の熱膨張とが略同程度とされ、排気マニ
ホールド8と連結排気通路形成部46との両・汗に接続
された1次側及び2次側過給機30及び35の夫々に、
排気マニホールド8及び連結排気通路形成部46の夫々
の熱膨張に起因して生じる歪みが低減される。
に受ける排気マニホールド8の熱膨張率より、■次側過
給630もしくは1次側及び2次側過給機30及び35
の両者を経て温度が低下せしめられた排気ガスを受ける
連結排気通路形成部46の熱膨張率の方が大とされてい
ることにより、排気マニホールド8の熱膨張と連結排気
通路形成部46の熱膨張とが略同程度とされ、排気マニ
ホールド8と連結排気通路形成部46との両・汗に接続
された1次側及び2次側過給機30及び35の夫々に、
排気マニホールド8及び連結排気通路形成部46の夫々
の熱膨張に起因して生じる歪みが低減される。
(5)連結排気通路形成部46が、1次側及び2次側過
給機30及び35の夫々とは別体に形成されたものとさ
れていることにより、1次側過給a30の排気ガス導入
部を形成するフランジ部31及び排気ガス排出部30c
が設けられるケーシングと2次側過給゛機35の排気ガ
ス導入部を形成するフランジ部36及び排気ガス排出部
35cが設けられるケーシングとが顕著な温度差を有す
るものとされて、■次側過給機30のケーシングと2次
側過給機35のケーシングとの間に熱膨張差が生した場
合にも、その熱膨張差が、■次側過給機30の排気ガス
排出部30cと連結排気通路形成部46との間の接続部
分、及び、2次側過給機35の排気ガス排出部35cと
連結排気通路形成部46との間の接続部分によって吸収
され、連結排気通路形成部46に生じる歪みや変形等が
低減せしめられる。
給機30及び35の夫々とは別体に形成されたものとさ
れていることにより、1次側過給a30の排気ガス導入
部を形成するフランジ部31及び排気ガス排出部30c
が設けられるケーシングと2次側過給゛機35の排気ガ
ス導入部を形成するフランジ部36及び排気ガス排出部
35cが設けられるケーシングとが顕著な温度差を有す
るものとされて、■次側過給機30のケーシングと2次
側過給機35のケーシングとの間に熱膨張差が生した場
合にも、その熱膨張差が、■次側過給機30の排気ガス
排出部30cと連結排気通路形成部46との間の接続部
分、及び、2次側過給機35の排気ガス排出部35cと
連結排気通路形成部46との間の接続部分によって吸収
され、連結排気通路形成部46に生じる歪みや変形等が
低減せしめられる。
(6)出口側排気通路形成部50が連結排気通路形成部
46とは別体に形成されたものとされていることにより
、1次側過給)a30のケーシングと2次側過給機35
のケーシングとの間に生じた熱膨張差の影響が、出口側
排気通路形成部50と連結排気通路形成部46との間の
接続部分によっても緩和され、連結排気通路形成部46
に生じる歪みや変形等が一層低減せしめられることにな
る。
46とは別体に形成されたものとされていることにより
、1次側過給)a30のケーシングと2次側過給機35
のケーシングとの間に生じた熱膨張差の影響が、出口側
排気通路形成部50と連結排気通路形成部46との間の
接続部分によっても緩和され、連結排気通路形成部46
に生じる歪みや変形等が一層低減せしめられることにな
る。
(7)出口側排気通路形成部50が、連結排気通路形成
部46から所定の距離だけ斜め下方に伸びて、2次側過
給機35側に屈曲せしめられたものとされていることに
より、吸気系全体の小型化が図られるとともに、高温に
なり易い1次側過給機30に、出口側排気通路形成部5
0を通じる排気ガスの熱影響が及ぼされないようにされ
て、1次側過給機30による吸気充填効率の低下が回避
される。
部46から所定の距離だけ斜め下方に伸びて、2次側過
給機35側に屈曲せしめられたものとされていることに
より、吸気系全体の小型化が図られるとともに、高温に
なり易い1次側過給機30に、出口側排気通路形成部5
0を通じる排気ガスの熱影響が及ぼされないようにされ
て、1次側過給機30による吸気充填効率の低下が回避
される。
(8)1次側過給機30の排気ガス排出部30cと連結
排気通路形成部46との間に介在されたガスケット47
の厚みが、2次側過給機35の排気ガス排出部35cと
連結排気通路形成部46との間に介在されたガスケット
48の厚みより大とされていることにより、ガスケット
48により吸収される2次側過給機35からの熱影響に
比してガスケット47により吸収される1次側過給機3
0からの熱影響の方が大とされて、連結排気通路形成部
46に及ぼされる1次側過給機30及び2次側過給機3
5の夫々からの熱影響の差が小とされ、運拮排気通路形
成部46に生じる歪みや変形が低減される。
排気通路形成部46との間に介在されたガスケット47
の厚みが、2次側過給機35の排気ガス排出部35cと
連結排気通路形成部46との間に介在されたガスケット
48の厚みより大とされていることにより、ガスケット
48により吸収される2次側過給機35からの熱影響に
比してガスケット47により吸収される1次側過給機3
0からの熱影響の方が大とされて、連結排気通路形成部
46に及ぼされる1次側過給機30及び2次側過給機3
5の夫々からの熱影響の差が小とされ、運拮排気通路形
成部46に生じる歪みや変形が低減される。
なお、上述の例においては、アクチュエータ40が排気
マニホールド8における冷却用ファン14側への突出部
に取り付けられたブラケット45により支持される構成
がとられているが、■次側過給機30のケーシングの一
部が冷却用ファン14側への突出部とされ、その突出部
に取り付けられたブラケット45にアクチュエータ40
が支持される構成がとられてもよく、さらに、アクチュ
エータ40は、1次側過給機30の熱影響が小とされる
ことになる2次側過給機35に近接した位置をとるもの
とされてもよい。
マニホールド8における冷却用ファン14側への突出部
に取り付けられたブラケット45により支持される構成
がとられているが、■次側過給機30のケーシングの一
部が冷却用ファン14側への突出部とされ、その突出部
に取り付けられたブラケット45にアクチュエータ40
が支持される構成がとられてもよく、さらに、アクチュ
エータ40は、1次側過給機30の熱影響が小とされる
ことになる2次側過給機35に近接した位置をとるもの
とされてもよい。
(発明の効果)
以上の説明から明らかな如く、本発明に係る過給機付エ
ンジンの排気装置によれば、一方がエンジン本体の作動
時にその作動状態の如何にかかわらず排気ガスが導入さ
れる第1の過給機とされるとともに、他方がエンジン本
体が所定の作動状態をとるものとされるときのみ排気ガ
スが導入される第2の過給機とされる2個の過給機が備
えられたエンジンにおいて、エンジン本体と第1及び第
2の過給機との間に配され、エンジン本体に形成された
排気口と第1及び第2の過給機の夫々の排気ガス導入部
とを連結する排気通路をその内部に形成するものとされ
る分岐排気通路形成部が有する、その通路壁部における
上流側端部にあって第1の過給機の排気ガス導入部側に
位置する部分が、通路壁部における上流側端部にあって
第2の過給機の排気ガス導入部側に位置する部分より大
なる厚みを有するものとされて、特に、第1及び第2の
過給機のシーケンシャル制御により第1の過給機のみが
作動せしめられる状態とされて、分岐排気通路形成部の
内部に形成された排気通路における排気ガス流の集中が
生しるもとで、それに作用する熱応力及び振動に対抗で
きるだけの充分な剛性を備えるものとされる。従って、
分岐排気通路形成部が、その上流側端部にあって第1の
過給機の排気ガス導入部側に位置する部分に作用する熱
応力及び振動に起因する部分的な歪み、変形、亀裂の発
生が抑制されたものとされ、しかも、分岐排気通路形成
部が有する通路壁部において厚みが大とされるのは、上
流側端部にあって第1の過給機の排気ガス導入部側に位
置する部分に止められるので、分岐排気通路形成部内で
の排気ガス温度の低下が抑制され、それによりエンジン
の排気浄化性能に実質的な悪影響が及ぼされることが回
避される。
ンジンの排気装置によれば、一方がエンジン本体の作動
時にその作動状態の如何にかかわらず排気ガスが導入さ
れる第1の過給機とされるとともに、他方がエンジン本
体が所定の作動状態をとるものとされるときのみ排気ガ
スが導入される第2の過給機とされる2個の過給機が備
えられたエンジンにおいて、エンジン本体と第1及び第
2の過給機との間に配され、エンジン本体に形成された
排気口と第1及び第2の過給機の夫々の排気ガス導入部
とを連結する排気通路をその内部に形成するものとされ
る分岐排気通路形成部が有する、その通路壁部における
上流側端部にあって第1の過給機の排気ガス導入部側に
位置する部分が、通路壁部における上流側端部にあって
第2の過給機の排気ガス導入部側に位置する部分より大
なる厚みを有するものとされて、特に、第1及び第2の
過給機のシーケンシャル制御により第1の過給機のみが
作動せしめられる状態とされて、分岐排気通路形成部の
内部に形成された排気通路における排気ガス流の集中が
生しるもとで、それに作用する熱応力及び振動に対抗で
きるだけの充分な剛性を備えるものとされる。従って、
分岐排気通路形成部が、その上流側端部にあって第1の
過給機の排気ガス導入部側に位置する部分に作用する熱
応力及び振動に起因する部分的な歪み、変形、亀裂の発
生が抑制されたものとされ、しかも、分岐排気通路形成
部が有する通路壁部において厚みが大とされるのは、上
流側端部にあって第1の過給機の排気ガス導入部側に位
置する部分に止められるので、分岐排気通路形成部内で
の排気ガス温度の低下が抑制され、それによりエンジン
の排気浄化性能に実質的な悪影響が及ぼされることが回
避される。
第1図及び第2図は本発明に係る過給機付エンジンの排
気装置の一例をそれが適用されたロータリーピストンエ
ンジンの主要部と共に示す概略平面図及び側面図、第3
図A及びBは排気マニホールドの側面図及び正面図であ
る。 図中、8は排気マニホールド、10はエンジン本体、1
5〜17は排気通路、29はリプ、22及び23は開口
形成部、25及び26は通路形成部、30は1次側過給
機、31及び36はフランジ部、31a、36a及び3
6bは排気ガス導入口、35は2次側過給機、38は排
気洩らし弁、39は排気カノト弁である。
気装置の一例をそれが適用されたロータリーピストンエ
ンジンの主要部と共に示す概略平面図及び側面図、第3
図A及びBは排気マニホールドの側面図及び正面図であ
る。 図中、8は排気マニホールド、10はエンジン本体、1
5〜17は排気通路、29はリプ、22及び23は開口
形成部、25及び26は通路形成部、30は1次側過給
機、31及び36はフランジ部、31a、36a及び3
6bは排気ガス導入口、35は2次側過給機、38は排
気洩らし弁、39は排気カノト弁である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 上流側端部がエンジン本体に接続されるとともに、下流
側端部が、上記エンジン本体作動時にその運転状態の如
何にかかわらず排気ガスが導入されるものとされた第1
の過給機の排気ガス導入部、及び、上記エンジン本体が
所定の運転状態にあるときのみ排気ガスが導入されるも
のとされた第2の過給機の排気ガス導入部の夫々に接続
された分岐排気通路形成部と、上記第1の過給機の排気
ガス排出部と上記第2の過給機の排気ガス排出部とを連
結する連結排気通路形成部と、該連結排気通路形成部を
通じた排気ガスを外部に導出する出口側排気通路形成部
とを備えて成り、 上記分岐排気通路形成部が、上記エンジン本体に形成さ
れた排気口と、上記第1の過給機の排気ガス導入部に形
成された開口、及び、第2の過給機の排気ガス導入部に
形成された開口の夫々とを連結するものとされる排気通
路を内部に形成する通路壁部における、上記上流側端部
にあって上記第1の過給機の排気ガス導入部側に位置す
る部分の厚みを、上記上流側端部にあって上記第2の過
給機の排気ガス導入部側に位置する部分の厚みより大と
するものとされたことを特徴とする過給機付エンジンの
排気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1202606A JPH0367022A (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 過給機付エンジンの排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1202606A JPH0367022A (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 過給機付エンジンの排気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0367022A true JPH0367022A (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=16460213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1202606A Pending JPH0367022A (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 過給機付エンジンの排気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0367022A (ja) |
-
1989
- 1989-08-04 JP JP1202606A patent/JPH0367022A/ja active Pending
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