JPH0369721A - 急勾配盛士 - Google Patents
急勾配盛士Info
- Publication number
- JPH0369721A JPH0369721A JP1206122A JP20612289A JPH0369721A JP H0369721 A JPH0369721 A JP H0369721A JP 1206122 A JP1206122 A JP 1206122A JP 20612289 A JP20612289 A JP 20612289A JP H0369721 A JPH0369721 A JP H0369721A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- embankment
- retaining wall
- banking
- geotextile
- block bodies
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は既存地盤上に新たに盛土材を盛る等して構築さ
れる盛土に係わり、特に、急勾配でありながら安定した
高盛土を実現し得る急勾配盛土に関するものである。
れる盛土に係わり、特に、急勾配でありながら安定した
高盛土を実現し得る急勾配盛土に関するものである。
従来の盛土は、既存地盤上に盛り上げられる土砂等の盛
土材の端部たる法面にコンクリートブロック等を積み上
げることにより擁壁を形成し、該擁壁の背面側に土砂等
の盛土材を盛り上げて転圧することにより構築されたも
のとなっている。
土材の端部たる法面にコンクリートブロック等を積み上
げることにより擁壁を形成し、該擁壁の背面側に土砂等
の盛土材を盛り上げて転圧することにより構築されたも
のとなっている。
しかしながら、上記の如く単に盛土の壁面をコンクリー
トブロック等で支持する構造では、盛土全体の剛性をは
じめ特に法面の一体的な剛性が保てないため、安定性の
見地から50程度の高さのものまでしか構築することが
できず、かつその勾配も5分法(のり)、すなわち1メ
一トル高°さが上昇するに連れて0.5メートル後退す
る勾配以上に急勾配となる法面を実現することができず
、既存の土地の有効利用を行うにあたっての障害となっ
ていた。
トブロック等で支持する構造では、盛土全体の剛性をは
じめ特に法面の一体的な剛性が保てないため、安定性の
見地から50程度の高さのものまでしか構築することが
できず、かつその勾配も5分法(のり)、すなわち1メ
一トル高°さが上昇するに連れて0.5メートル後退す
る勾配以上に急勾配となる法面を実現することができず
、既存の土地の有効利用を行うにあたっての障害となっ
ていた。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、従来の
盛土に比べ構築高さに勝り、かつ法面勾配も急傾斜とし
得る、急勾配盛土を提供することを目的とするものであ
る。
盛土に比べ構築高さに勝り、かつ法面勾配も急傾斜とし
得る、急勾配盛土を提供することを目的とするものであ
る。
第1の発明は、法面を形成する盛土端部が、土嚢等のブ
ロック体を積み重ねられてなる擁壁により構成され、か
つ該擁壁の背面側に土砂等の盛土材が転圧されてなる盛
土において、該盛土内に、ほぼ水平方向に延在するジオ
テキスタイルを前記擁壁を所定高さ毎に上下方向より包
み込む如く多層に埋設し、しかも、これらジオテキスタ
イルの端部を所定層置きに前記擁壁の充分後方にて終端
させたものである。
ロック体を積み重ねられてなる擁壁により構成され、か
つ該擁壁の背面側に土砂等の盛土材が転圧されてなる盛
土において、該盛土内に、ほぼ水平方向に延在するジオ
テキスタイルを前記擁壁を所定高さ毎に上下方向より包
み込む如く多層に埋設し、しかも、これらジオテキスタ
イルの端部を所定層置きに前記擁壁の充分後方にて終端
させたものである。
また、第2の発明は、法面を形成する盛土端部が、自硬
性強化材で一体に形成された擁壁により構成され、かつ
該擁壁の背面側に土砂等の盛土材が転圧されてなる盛土
において、該盛土内に、ほぼ水平方向に延在するジオテ
キスタイルを前記擁壁を所定高°さ毎に上下方向より包
み込む如く多層に埋設し、しかも、これらジオテキスタ
イルの端部を所定層置きに前記擁壁部の充分後方にて終
端させたものである。
性強化材で一体に形成された擁壁により構成され、かつ
該擁壁の背面側に土砂等の盛土材が転圧されてなる盛土
において、該盛土内に、ほぼ水平方向に延在するジオテ
キスタイルを前記擁壁を所定高°さ毎に上下方向より包
み込む如く多層に埋設し、しかも、これらジオテキスタ
イルの端部を所定層置きに前記擁壁部の充分後方にて終
端させたものである。
ブロック体により構成された擁壁、まはた自硬性強化材
により構成された擁壁は、所定高さ毎にジオテキスタイ
ルにより包み込まれることによってその剛性が大きく高
められる。さらに、それら擁壁を所定高さ毎に包み込む
ジオテキスタイルを、それらの何層か置きに擁壁後方す
なわち盛土材内部にまで充分入り込んだ位置まで延設す
ることにより擁壁後方に盛られる盛土材の強度アップと
一体化も図ることができ、以て盛土全体の安定性を向上
させることができる。
により構成された擁壁は、所定高さ毎にジオテキスタイ
ルにより包み込まれることによってその剛性が大きく高
められる。さらに、それら擁壁を所定高さ毎に包み込む
ジオテキスタイルを、それらの何層か置きに擁壁後方す
なわち盛土材内部にまで充分入り込んだ位置まで延設す
ることにより擁壁後方に盛られる盛土材の強度アップと
一体化も図ることができ、以て盛土全体の安定性を向上
させることができる。
さらに本発明では、多層に設けられるジオテキスタイル
の一部のみを盛土材内部にまで延設するものとしたので
ジオテキスタイルの節約を図ることができるものとなっ
ている。
の一部のみを盛土材内部にまで延設するものとしたので
ジオテキスタイルの節約を図ることができるものとなっ
ている。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第一実施例を示すもので、全体として
符号lで示すものが本発明に係る盛土(急勾配盛土)で
ある。
符号lで示すものが本発明に係る盛土(急勾配盛土)で
ある。
この盛土lは、この場合既存地盤G上に施工されたもの
で、法面を形成する盛土端部1aが、土嚢等のブロック
体(図示例は土嚢)3,3.・・・が積み重ねられてな
る擁壁4により構成され、かつ該擁壁4の背面側に土砂
等の盛土材5が転圧されてなるもので、その内部に、ほ
ぼ水平方向に延在するジオテキスタイル6,6.・・・
を、前記擁壁4を構成する前記ブロック体3,3.・・
・を所定高さ毎に上下方向より包み込む如く多層に埋設
し、しかも、それらブロック体3,3.・・・を包み込
んで埋設されるジオテキスタイル6の端部を少なくとも
前記擁壁4より前記盛土材501IIに突出させて終端
させ、さらにそれら終端位置を所定層置きに前記擁壁・
1の充分後方に位置させたことを特徴するものである。
で、法面を形成する盛土端部1aが、土嚢等のブロック
体(図示例は土嚢)3,3.・・・が積み重ねられてな
る擁壁4により構成され、かつ該擁壁4の背面側に土砂
等の盛土材5が転圧されてなるもので、その内部に、ほ
ぼ水平方向に延在するジオテキスタイル6,6.・・・
を、前記擁壁4を構成する前記ブロック体3,3.・・
・を所定高さ毎に上下方向より包み込む如く多層に埋設
し、しかも、それらブロック体3,3.・・・を包み込
んで埋設されるジオテキスタイル6の端部を少なくとも
前記擁壁4より前記盛土材501IIに突出させて終端
させ、さらにそれら終端位置を所定層置きに前記擁壁・
1の充分後方に位置させたことを特徴するものである。
ジオテキスタイルとしては、主流として織布、不織布、
樹脂ネット、ジオグリッド等が提供されているが、本実
施例の場合高機能繊維を格子状に成形したいわゆるファ
イバーグリッドを用いている。具体的には、ファイバー
グリッドは、引き揃えられた多数本の連続繊維よりなる
繊維束が互いに交叉して格子状をなし、それら1束の各
繊維か樹脂材料により結束された構成となっている。
樹脂ネット、ジオグリッド等が提供されているが、本実
施例の場合高機能繊維を格子状に成形したいわゆるファ
イバーグリッドを用いている。具体的には、ファイバー
グリッドは、引き揃えられた多数本の連続繊維よりなる
繊維束が互いに交叉して格子状をなし、それら1束の各
繊維か樹脂材料により結束された構成となっている。
前記連続繊維としてはガラス繊維、アラミド繊維、ポリ
エステル繊維、ナイロンmIIi等、種々の材質のもの
があるが、特にポリエステル繊維あるいはナイロンm1
fIを用いたものは良好な可撓性を有したものとなって
いる。
エステル繊維、ナイロンmIIi等、種々の材質のもの
があるが、特にポリエステル繊維あるいはナイロンm1
fIを用いたものは良好な可撓性を有したものとなって
いる。
以下に、前記盛土1の横道をより詳述する意味を含め、
第2図ないし第6図を参照しなから一ヒ記盛土1の造成
方法を説明する。
第2図ないし第6図を参照しなから一ヒ記盛土1の造成
方法を説明する。
前記盛土1を造、戊するには、まず、第2図に示すよう
に、盛土Iを造成すべき既存地盤Gの上面に、擁壁4と
なるべき部分にまたかってファイバークリッド6′を敷
設し、さらにLピンまたはUピン等のピン7を既存地盤
Gに打ち込むことにより該ファイバーグリッド6′を固
定するとともに、そのファイバーグリソド6′上にブロ
ノク体(土嚢)3,3.・・・を所定個数積み重ね、そ
の後、プロ。
に、盛土Iを造成すべき既存地盤Gの上面に、擁壁4と
なるべき部分にまたかってファイバークリッド6′を敷
設し、さらにLピンまたはUピン等のピン7を既存地盤
Gに打ち込むことにより該ファイバーグリッド6′を固
定するとともに、そのファイバーグリソド6′上にブロ
ノク体(土嚢)3,3.・・・を所定個数積み重ね、そ
の後、プロ。
り体3の後方に盛土材5を盛る。ただし、ここで盛る盛
土材5は、ブロック体3の後方近傍部のみに留どめるも
のとする。また、ファイバーグリッド6′の前端部分は
、図示されるようにブロック体3設置位置より前方へ余
らせておくか、この余剰長さは後述(第3図)するよう
に、該余剰部分を折り返したときにその折り返し先端部
(終端部)が少なくともブロック体3よりも後方側に突
出するような長さとする。
土材5は、ブロック体3の後方近傍部のみに留どめるも
のとする。また、ファイバーグリッド6′の前端部分は
、図示されるようにブロック体3設置位置より前方へ余
らせておくか、この余剰長さは後述(第3図)するよう
に、該余剰部分を折り返したときにその折り返し先端部
(終端部)が少なくともブロック体3よりも後方側に突
出するような長さとする。
その後、第3図に示すようにブロック体3の前方に延び
るファイバーグリッド6′の一端部を持ち上げてこれを
ブロック体3の前層に沿って屈曲させ、さらに、前記盛
土5が盛られたブロック体3の後方にまで折り返して、
その折り返し部をピン7によって固定する。すなわち、
これによってフロック体3,3.・・・はファイバーグ
リッド6′により上下方向から包み込まれる形態となる
。そして、このようにファイバーグリッド6′によって
ブロック体3を巻き込んだ後、先に、ブロック体3の後
方近傍部のみに施した盛土の後方に然るべき量の盛土材
5を盛って転圧する。この盛土材5の盛り上げ高さであ
るが、転圧後においてその上面が前記ブロック体3の上
面よりも若干高い程度が好ましい。また、盛土材5の敷
ならし作業には周知慣用の手段か用いられ、例えばブロ
ック体3の後方にダンプトラックで運ばれた盛土材5の
小山を作り、これをブルドーザ等でブロック体3に向っ
て切り崩してゆくことで盛土材5を盛り上げるような手
段や、あるいは盛土材5を盛土施工現場付近の地山から
ブルドーザ等の掘削数ならし用重機を使用して直接切り
崩して敷ならしを行うなどの手段が挙げられる。また、
敷ならし後の転圧は、振動ローラ等の転圧機によって行
なわれるか、ファイバーグリッド6′は上述の如く連続
繊維が格子状に交叉されプラスチノクでカバーされて保
護されているので、振動ローラ等により転圧されてもフ
ァイバーグリ、ドロ′内部の連続繊維が破断等すること
がない。
るファイバーグリッド6′の一端部を持ち上げてこれを
ブロック体3の前層に沿って屈曲させ、さらに、前記盛
土5が盛られたブロック体3の後方にまで折り返して、
その折り返し部をピン7によって固定する。すなわち、
これによってフロック体3,3.・・・はファイバーグ
リッド6′により上下方向から包み込まれる形態となる
。そして、このようにファイバーグリッド6′によって
ブロック体3を巻き込んだ後、先に、ブロック体3の後
方近傍部のみに施した盛土の後方に然るべき量の盛土材
5を盛って転圧する。この盛土材5の盛り上げ高さであ
るが、転圧後においてその上面が前記ブロック体3の上
面よりも若干高い程度が好ましい。また、盛土材5の敷
ならし作業には周知慣用の手段か用いられ、例えばブロ
ック体3の後方にダンプトラックで運ばれた盛土材5の
小山を作り、これをブルドーザ等でブロック体3に向っ
て切り崩してゆくことで盛土材5を盛り上げるような手
段や、あるいは盛土材5を盛土施工現場付近の地山から
ブルドーザ等の掘削数ならし用重機を使用して直接切り
崩して敷ならしを行うなどの手段が挙げられる。また、
敷ならし後の転圧は、振動ローラ等の転圧機によって行
なわれるか、ファイバーグリッド6′は上述の如く連続
繊維が格子状に交叉されプラスチノクでカバーされて保
護されているので、振動ローラ等により転圧されてもフ
ァイバーグリ、ドロ′内部の連続繊維が破断等すること
がない。
上記の如く盛土材5の転圧が終了し、盛土Iの1層目に
当たる部分が完了したら、同しく第3図に示すように前
記折り返されたファイバーグリッド6′上に、次の層を
形成すべきファイバークリッド6′を前記ファイバーグ
リッド6′の折り返り部分に重畳させて敷設しピン7に
て固定する。その後、上記要領と同じように、その敷設
されたファイバーグリッド6′上にブロック体3,3.
・・を重ね載せ、さらに、それらブロック体3の後方部
近傍に盛土材5を盛った1そ、ファイバーグリノド6の
余剰部分を後方に巻き返し、残りの部分に盛土材5を盛
る。ただし、この2層目のためのファイバーグリッド6
′は、1層目で使用したファイバーグリッド6′よりも
短いもので、上下方向に隔てられほぼ水平方向に延在す
る該ファイバーグリッド6′の両端部(終端部)は、共
に、ブロック体3よりは後方に延出されるが、ブロック
体3に比較的近接した位置で終端するものとなっている
。
当たる部分が完了したら、同しく第3図に示すように前
記折り返されたファイバーグリッド6′上に、次の層を
形成すべきファイバークリッド6′を前記ファイバーグ
リッド6′の折り返り部分に重畳させて敷設しピン7に
て固定する。その後、上記要領と同じように、その敷設
されたファイバーグリッド6′上にブロック体3,3.
・・を重ね載せ、さらに、それらブロック体3の後方部
近傍に盛土材5を盛った1そ、ファイバーグリノド6の
余剰部分を後方に巻き返し、残りの部分に盛土材5を盛
る。ただし、この2層目のためのファイバーグリッド6
′は、1層目で使用したファイバーグリッド6′よりも
短いもので、上下方向に隔てられほぼ水平方向に延在す
る該ファイバーグリッド6′の両端部(終端部)は、共
に、ブロック体3よりは後方に延出されるが、ブロック
体3に比較的近接した位置で終端するものとなっている
。
次いで、第4図および第5図に示す如く、上記同様の要
領により3府目が造成されたならば、第5図および第6
図に示すように、4層目を構築すべくさらにこの3層目
の上面にファイバークリッド6′を敷設しピン7により
固定するが、ここでのファイバーグリノド16′は、前
記3層目上面に敷設される部分か盛土材5の内部まで延
設され、ブロック体3から充分離れた位置で終端するも
のとなっている。
領により3府目が造成されたならば、第5図および第6
図に示すように、4層目を構築すべくさらにこの3層目
の上面にファイバークリッド6′を敷設しピン7により
固定するが、ここでのファイバーグリノド16′は、前
記3層目上面に敷設される部分か盛土材5の内部まで延
設され、ブロック体3から充分離れた位置で終端するも
のとなっている。
以降、同様に、ファイバーグリッド6′の敷設、ブロッ
ク体3の設置、盛土#!5の充填、転圧、といった作業
を繰り返してゆくことにより盛土高さを増していくが、
その際上記のように、ある階層毎にファイバーグリッド
6′を盛土材5の内部(奥部)まで敷き込むことによっ
て、第1図に示す如く盛土1を完成する。
ク体3の設置、盛土#!5の充填、転圧、といった作業
を繰り返してゆくことにより盛土高さを増していくが、
その際上記のように、ある階層毎にファイバーグリッド
6′を盛土材5の内部(奥部)まで敷き込むことによっ
て、第1図に示す如く盛土1を完成する。
上記のように構成された盛土!では、盛土の法面を形成
する擁壁4を構成するブロック体3,3゜・・・がファ
イバーグリッド6t、6t、・・・により包囲され、か
つこれらファイバーグリッド6′の両端部が盛土材5中
まで延出して支持されることにより、ブロック体3,3
.・・・がこれらファイバーグリッド6′によって支持
されるので、該擁壁4の剛性が極めて高いものとなり、
盛土材5の土庄に対する抵抗力が極めて増大し、盛土l
全体の強度を高めることができる。
する擁壁4を構成するブロック体3,3゜・・・がファ
イバーグリッド6t、6t、・・・により包囲され、か
つこれらファイバーグリッド6′の両端部が盛土材5中
まで延出して支持されることにより、ブロック体3,3
.・・・がこれらファイバーグリッド6′によって支持
されるので、該擁壁4の剛性が極めて高いものとなり、
盛土材5の土庄に対する抵抗力が極めて増大し、盛土l
全体の強度を高めることができる。
しかも、それらブロック体3を支持するファイバーグリ
ッド6Z61.・・・は、所定層置きに、擁壁4より充
分後方となる盛土材5の奥部にまで延出させたので、盛
土材5の不同性下等を防+tz L、これによる盛土l
全体の剛性アップをも図ることができるものとなる。
ッド6Z61.・・・は、所定層置きに、擁壁4より充
分後方となる盛土材5の奥部にまで延出させたので、盛
土材5の不同性下等を防+tz L、これによる盛土l
全体の剛性アップをも図ることができるものとなる。
さらに、このファイバーグリノド6′における盛土材5
の内部まで延出された部分は、該盛土1の目張あるいは
積載荷重が付加されたときに前記ブロック体3 (擁壁
4)を盛土材5側に引っ張る如く作用するため、これに
よる擁壁4の更なる強度アップが図れるものとなる。
の内部まで延出された部分は、該盛土1の目張あるいは
積載荷重が付加されたときに前記ブロック体3 (擁壁
4)を盛土材5側に引っ張る如く作用するため、これに
よる擁壁4の更なる強度アップが図れるものとなる。
従ってこれらより、従来の盛土すなわち積み上げたブロ
ック体の背面側に単に盛土材を転圧してなる盛土に比べ
盛土全体の安定性を大きく向上させることができ、以て
従来不可能であった5分法以上の急勾配、あるいは10
m以上の高盛土を安全に実現することができる。
ック体の背面側に単に盛土材を転圧してなる盛土に比べ
盛土全体の安定性を大きく向上させることができ、以て
従来不可能であった5分法以上の急勾配、あるいは10
m以上の高盛土を安全に実現することができる。
なお、上記実施例において、前記各ブロック体3.3.
・・・を重畳させる際、ブロック体3どうじを杭やボル
トで固定してもよく、そのようにした場合には擁壁4の
剛性がさらに高゛められ、盛土1全体の安定性をさらに
向上させることができる。
・・・を重畳させる際、ブロック体3どうじを杭やボル
トで固定してもよく、そのようにした場合には擁壁4の
剛性がさらに高゛められ、盛土1全体の安定性をさらに
向上させることができる。
次に、第7図は本発明の第二実施例を示すもので、上記
第一実施例のものと同じ構成要素には同符号を付しであ
る。
第一実施例のものと同じ構成要素には同符号を付しであ
る。
本実施例では、擁壁4を構成するブロック体3を、前記
土嚢に代えて自硬性強化材としている。
土嚢に代えて自硬性強化材としている。
この場合は自硬性強化材としてフィルモルタルを用いた
ものとしている。フィルモルタルは、セメントあるいは
石炭灰等の水硬化性固化剤と土中の土砂礫等を練り混ぜ
たもので、転圧することによって敷設する。その他の構
成は上記第一実施例と同じである。なお、本発明に係る
自硬性強化材としては、前記フィルモルタルの他、例え
ばソイルセメン)、i炭灰スラリー、ローラー・コンパ
クチノド・コンクリート等の超硬練りコンクリート2石
炭処理強化土などを好適に用いることができる。
ものとしている。フィルモルタルは、セメントあるいは
石炭灰等の水硬化性固化剤と土中の土砂礫等を練り混ぜ
たもので、転圧することによって敷設する。その他の構
成は上記第一実施例と同じである。なお、本発明に係る
自硬性強化材としては、前記フィルモルタルの他、例え
ばソイルセメン)、i炭灰スラリー、ローラー・コンパ
クチノド・コンクリート等の超硬練りコンクリート2石
炭処理強化土などを好適に用いることができる。
本実施例による盛土lの施工法は上記実施例の場合とほ
ぼ同様であるが、本実施例ではブロック体3をフィルモ
ルタルより構成するものとしているため、上記実施例に
おいて土嚢を積み上げる作業が、本実施例ではフィルモ
ルタルの打設あるいは敷設作業に代わるものとなる。た
だし、プロ。
ぼ同様であるが、本実施例ではブロック体3をフィルモ
ルタルより構成するものとしているため、上記実施例に
おいて土嚢を積み上げる作業が、本実施例ではフィルモ
ルタルの打設あるいは敷設作業に代わるものとなる。た
だし、プロ。
り体3 (フィルモルタル)を−層毎に形成していく
(積み上げていく)点は一ヒ記実施例と同じである。
(積み上げていく)点は一ヒ記実施例と同じである。
本第二実施例に係る盛土1では、第一実施例と同じ効果
を奏することができるのは熱論であるか、擁壁4をフィ
ルモルタルからなるブロック体3により構成しているた
め、擁壁4がさらに一体化され、盛土材5に対する支持
耐力をより一層高め、よって盛土1全体の強度をさらに
高めることができ、更なる急勾配、高盛土が実現される
ものとなる。
を奏することができるのは熱論であるか、擁壁4をフィ
ルモルタルからなるブロック体3により構成しているた
め、擁壁4がさらに一体化され、盛土材5に対する支持
耐力をより一層高め、よって盛土1全体の強度をさらに
高めることができ、更なる急勾配、高盛土が実現される
ものとなる。
なお実施例では、盛土材5の十分内部まで延設するファ
イバーグリッド6′を3層置きに設けるものとしたが、
該ファイバーグリノドは2層置きあるいは1層置きに設
けてもよい。ただし、盛土材5の部分についてはある程
度の間隔を置いて配置しても十分な補強効果が得られる
ため、プロ。
イバーグリッド6′を3層置きに設けるものとしたが、
該ファイバーグリノドは2層置きあるいは1層置きに設
けてもよい。ただし、盛土材5の部分についてはある程
度の間隔を置いて配置しても十分な補強効果が得られる
ため、プロ。
り体3の巻き込み・支持に対してはジオアキスタイル6
を細かいピッチで配し、ジオアキスタイル6の使用量の
節減を図るという本発明の趣旨に鑑みれば、該ファイバ
ーグリ、ドは3@ないし5層置き程度に設けることが望
ましい。すなわち、擁壁4の充分後方まで延出させて盛
土材5の奥部にて終端させるファイバーグリッド6′に
ついては、上記の如くある程度間隔を置いて配設しても
盛土材5の剛性アップを図るには充分であるが、本実施
例では、ブロック体3の個々が一体化されるため、ファ
イバーグリッド6′についてはそれらを細かいピッチで
配設することにより、上記効果を有効に発揮しながらも
ファイバーグリッド6′(ジオテキスタイル)の使用量
を節減してコストの低減化を図ることができる。
を細かいピッチで配し、ジオアキスタイル6の使用量の
節減を図るという本発明の趣旨に鑑みれば、該ファイバ
ーグリ、ドは3@ないし5層置き程度に設けることが望
ましい。すなわち、擁壁4の充分後方まで延出させて盛
土材5の奥部にて終端させるファイバーグリッド6′に
ついては、上記の如くある程度間隔を置いて配設しても
盛土材5の剛性アップを図るには充分であるが、本実施
例では、ブロック体3の個々が一体化されるため、ファ
イバーグリッド6′についてはそれらを細かいピッチで
配設することにより、上記効果を有効に発揮しながらも
ファイバーグリッド6′(ジオテキスタイル)の使用量
を節減してコストの低減化を図ることができる。
次に、第8図は本発明の第三実施例を示すもので、上記
第一、第二実施例のものと同し構成要素には同符号を付
しである。
第一、第二実施例のものと同し構成要素には同符号を付
しである。
本実施例は、擁壁4をフィルモルタル等の自硬性強化材
により構成する点は上記第二実施例の同じであるが、第
二実施例に係る擁壁4が自硬性強化H(フィルモルタル
)のブロック体3,3.・・・により構成されたもので
あるのに対し、本実施例に係る擁壁4は、該擁壁全体が
ソイルモIレタル自身により一体化されたものとなって
いる。本実施例に係る擁壁4を形成するには、上記の第
二実1m (’AIに係る盛土lの造成工程において、
フィルモルタルのブロック体3,3.・・・を重畳構築
して行く際に、先に打設したフィルモルタル(ブロック
体3)が完全硬化する前に、次層を形成するフィルモル
タルを打設・転圧すればよい。
により構成する点は上記第二実施例の同じであるが、第
二実施例に係る擁壁4が自硬性強化H(フィルモルタル
)のブロック体3,3.・・・により構成されたもので
あるのに対し、本実施例に係る擁壁4は、該擁壁全体が
ソイルモIレタル自身により一体化されたものとなって
いる。本実施例に係る擁壁4を形成するには、上記の第
二実1m (’AIに係る盛土lの造成工程において、
フィルモルタルのブロック体3,3.・・・を重畳構築
して行く際に、先に打設したフィルモルタル(ブロック
体3)が完全硬化する前に、次層を形成するフィルモル
タルを打設・転圧すればよい。
この第三実施例のものによれば、盛土1の法面(擁壁4
)がさらに強固となるため、悠土lのさらなる安定性を
望めるものとなる。
)がさらに強固となるため、悠土lのさらなる安定性を
望めるものとなる。
続いて、第9図は本発明の第四実施例を示すもので、上
記実施例のものと同じ構成要素には同符号を付しである
。
記実施例のものと同じ構成要素には同符号を付しである
。
本実施例における盛土1の擁壁4は、上記第三実施1刊
と同様、一体化されたフィルモルタルにより構成されて
いる。また、上記各実施例と同様に、複数層(図示例で
は3層)置きに擁壁4の十分後方位置まで延出されたフ
ァイバーグリノド6′か設けられているが、それらの間
に設けられるファイバーグリッド6t、6t、・・・
は、その一端が盛土材5の内部まである程度延出され、
しかもそれらは下方に位置したものほど長く延出された
ものとなっている。
と同様、一体化されたフィルモルタルにより構成されて
いる。また、上記各実施例と同様に、複数層(図示例で
は3層)置きに擁壁4の十分後方位置まで延出されたフ
ァイバーグリノド6′か設けられているが、それらの間
に設けられるファイバーグリッド6t、6t、・・・
は、その一端が盛土材5の内部まである程度延出され、
しかもそれらは下方に位置したものほど長く延出された
ものとなっている。
本実施例の盛土lによれば下記の如き作用を発揮するこ
とかできる。すなわち、盛=L材5あるいは地盤Gか粘
土やローム等の軟質上であった場合には、盛土構築後に
おいて沈下することが懸念される。このように盛土材5
に沈下が生ずる場合には、盛土材5内の後方まで延出さ
れたファイバーグリッド6′が大きな引張力を受け、そ
の結果、それらファイバーグリッド6′における擁壁4
と盛土材5との境界部には応力集中が生じ、最悪の場合
には破断するおそれもあるわけである。そこで、盛土l
を上記構成とすることにより、盛土材5の実部まで延出
されたファイバーグリッド6′の擁壁4後部における応
力集中を緩和することができ、上記懸念を解消できるわ
けである。
とかできる。すなわち、盛=L材5あるいは地盤Gか粘
土やローム等の軟質上であった場合には、盛土構築後に
おいて沈下することが懸念される。このように盛土材5
に沈下が生ずる場合には、盛土材5内の後方まで延出さ
れたファイバーグリッド6′が大きな引張力を受け、そ
の結果、それらファイバーグリッド6′における擁壁4
と盛土材5との境界部には応力集中が生じ、最悪の場合
には破断するおそれもあるわけである。そこで、盛土l
を上記構成とすることにより、盛土材5の実部まで延出
されたファイバーグリッド6′の擁壁4後部における応
力集中を緩和することができ、上記懸念を解消できるわ
けである。
第10図は上記第四実施例の変形例で、応力集中緩和用
のファイバーグリノド6′、6“、・・・を、盛土材5
の奥部まで延出されたファイバーグリッド6′に対応す
る一つの層内に設けたものとなっている。ただしこの場
合、これらファイバーグリッド6′は、擁壁4を構成す
るフィルモルタル上下方向に巻き込むものではなく、一
端部がフィルモルタル内部に単に埋設された構成となっ
ている。
のファイバーグリノド6′、6“、・・・を、盛土材5
の奥部まで延出されたファイバーグリッド6′に対応す
る一つの層内に設けたものとなっている。ただしこの場
合、これらファイバーグリッド6′は、擁壁4を構成す
るフィルモルタル上下方向に巻き込むものではなく、一
端部がフィルモルタル内部に単に埋設された構成となっ
ている。
本例のものにおいても上記第9図のものと同様、盛土材
5あるいは地盤Gが軟弱土であった場合にjmFHシて
効果的なものとなる。
5あるいは地盤Gが軟弱土であった場合にjmFHシて
効果的なものとなる。
なお、上記第9図および第10図の例では、フィルモル
タルを上下方向に巻き込む如く配設するファイバーグリ
ッド6′の一端または両端が、擁壁4 (フィルモルタ
ル)の背面より盛土材5内に突出しない構成となってい
るが、特にこのように、擁壁4をフィルモルタルにより
一体的に構築した場合には、ファイバーグリッド6′と
フィルモルタルとのかみ合い強度(引き抜きせん断強度
)が極めて強くなるため、これらに示した構成とするこ
とも可能である。
タルを上下方向に巻き込む如く配設するファイバーグリ
ッド6′の一端または両端が、擁壁4 (フィルモルタ
ル)の背面より盛土材5内に突出しない構成となってい
るが、特にこのように、擁壁4をフィルモルタルにより
一体的に構築した場合には、ファイバーグリッド6′と
フィルモルタルとのかみ合い強度(引き抜きせん断強度
)が極めて強くなるため、これらに示した構成とするこ
とも可能である。
また、本発明において、盛土の法面を構成する前記ブロ
ック体3の前面、すなわちブロック体3とジオテキスタ
イル6との間に植生土などを設けるとともにそこに植物
種等を付着せしめ、盛土1造成後の法面の緑化等を図る
ことは熱論任意に行うことができる。さらに、上記第一
実施例と第三実施例とを合成した如き構成、すなわち擁
壁4を、土嚢等のブロック体3,3.・・・と自硬性強
化材とで二重に形成(ブロック体3,3.・・・を前面
側とする)し、フィルモルタル等自硬性強化材を打設す
る際にそれらブロック体3 (例えば土嚢)を型枠とし
て利用するようなことも可能である。
ック体3の前面、すなわちブロック体3とジオテキスタ
イル6との間に植生土などを設けるとともにそこに植物
種等を付着せしめ、盛土1造成後の法面の緑化等を図る
ことは熱論任意に行うことができる。さらに、上記第一
実施例と第三実施例とを合成した如き構成、すなわち擁
壁4を、土嚢等のブロック体3,3.・・・と自硬性強
化材とで二重に形成(ブロック体3,3.・・・を前面
側とする)し、フィルモルタル等自硬性強化材を打設す
る際にそれらブロック体3 (例えば土嚢)を型枠とし
て利用するようなことも可能である。
また、各実施例ではジオアキスタイル6としてファイバ
ーグリッド6′を用いた構成としたが、本発明に係るジ
オアキスタイル6としては、その他のジオテキスタイル
製品であってもよい。
ーグリッド6′を用いた構成としたが、本発明に係るジ
オアキスタイル6としては、その他のジオテキスタイル
製品であってもよい。
以上説明したとおり第1および第2の発明によれば、盛
土の法面を形成する擁壁がジオテキスタイルにより包囲
されることにより、擁壁がこれらジオテキスタイルによ
って支持されるので擁壁の剛性が極めて高いものとなり
、盛土材の土圧に対する抵抗力が極めて増大し、盛土全
体の強度を高めることかできる。しかも、それらブロッ
ク体を支持するジオテキスタイルは、所定層置きに、擁
壁より充分後方となる盛土材の奥部にまで延出させたの
で盛土材の不同性下等を防+L L、これによる盛土全
体の安定性アンプをも図ることかできるものとなる。さ
らに、ジオテキスタイルにおける盛土材の内部まで延出
された部分は、該盛土の自重あるいは積載荷重が付加さ
れたときに擁壁を盛土材側に引っ張る如く作用するため
、これにょる擁壁の更なる強度アンプが図れ、これらよ
り、従来の盛土に比べ盛土全体の安定性を大きく向上さ
せることができ、以て従来不可能であった5分法以上の
急勾配、あるいは高盛土を安全に実現することができる
。しかも、擁壁の充分後方まで延出させて盛土材の奥部
にて終端させるシオテキスタイルについては、ある程度
間隔を置いて配設しても盛土材の強度アンプを図るには
充分であり、このように、擁壁支持のためのジオテキス
タイルについてはそれらを細かいピッチで配設すること
により、上記効果を有効に発揮しながらもジオテキ7、
9−fルの使用量を節減してコストの低減化を図ること
かできる、といった優れた効果を奏することができる。
土の法面を形成する擁壁がジオテキスタイルにより包囲
されることにより、擁壁がこれらジオテキスタイルによ
って支持されるので擁壁の剛性が極めて高いものとなり
、盛土材の土圧に対する抵抗力が極めて増大し、盛土全
体の強度を高めることかできる。しかも、それらブロッ
ク体を支持するジオテキスタイルは、所定層置きに、擁
壁より充分後方となる盛土材の奥部にまで延出させたの
で盛土材の不同性下等を防+L L、これによる盛土全
体の安定性アンプをも図ることかできるものとなる。さ
らに、ジオテキスタイルにおける盛土材の内部まで延出
された部分は、該盛土の自重あるいは積載荷重が付加さ
れたときに擁壁を盛土材側に引っ張る如く作用するため
、これにょる擁壁の更なる強度アンプが図れ、これらよ
り、従来の盛土に比べ盛土全体の安定性を大きく向上さ
せることができ、以て従来不可能であった5分法以上の
急勾配、あるいは高盛土を安全に実現することができる
。しかも、擁壁の充分後方まで延出させて盛土材の奥部
にて終端させるシオテキスタイルについては、ある程度
間隔を置いて配設しても盛土材の強度アンプを図るには
充分であり、このように、擁壁支持のためのジオテキス
タイルについてはそれらを細かいピッチで配設すること
により、上記効果を有効に発揮しながらもジオテキ7、
9−fルの使用量を節減してコストの低減化を図ること
かできる、といった優れた効果を奏することができる。
また、特に第2の発明によれば、擁壁自身の剛性が高い
ものとなる上に、ジオテキスタイルとのかみ合い強度を
さらに高めることができ、盛土の安定性をより一層向上
させることかでき、以てさらなる急勾配、高盛土を実現
することかできる。
ものとなる上に、ジオテキスタイルとのかみ合い強度を
さらに高めることができ、盛土の安定性をより一層向上
させることかでき、以てさらなる急勾配、高盛土を実現
することかできる。
第1図は本発明の第一実施例による盛土を示す部分側断
面図、第2図ないし第6図はそれぞれ当実施例による盛
土の造成古注を示す部分側断面図、第7図は本発明の第
二実施例による盛土を示す部分側断面図、第8図は本発
明の第三実施例による盛土を示す部分側断面図、第9図
は本発明の第四実施例にる盛土を示す部分側断面図、第
10図は第四実施例の変形例を示す盛土の部分側断面図
である。 3・・・・・ブロック体、 4・・・・・擁壁、5・
・・・・・盛土材、 6′・・・・・・ファイバーグリッド (シオテキスタイル)、 G・・・・地盤。
面図、第2図ないし第6図はそれぞれ当実施例による盛
土の造成古注を示す部分側断面図、第7図は本発明の第
二実施例による盛土を示す部分側断面図、第8図は本発
明の第三実施例による盛土を示す部分側断面図、第9図
は本発明の第四実施例にる盛土を示す部分側断面図、第
10図は第四実施例の変形例を示す盛土の部分側断面図
である。 3・・・・・ブロック体、 4・・・・・擁壁、5・
・・・・・盛土材、 6′・・・・・・ファイバーグリッド (シオテキスタイル)、 G・・・・地盤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)法面を形成する盛土端部が、土嚢等のブロック体が
積み重ねられてなる擁壁により構成され、かつ該擁壁の
背面側に土砂等の盛土材が転圧されてなる盛土であって
、 該盛土内には、ほぼ水平方向に延在するジオテキスタイ
ルが前記擁壁を所定高さ毎に上下方向より包み込む如く
多層に埋設され、しかも、これらジオテキスタイルの端
部は所定層置きに前記擁壁の充分後方にて終端されてい
ることを特徴とする急勾配盛土。 2)法面を形成する盛土端部が、自硬性強化材で一体に
形成された擁壁により構成され、かつ該擁壁の背面側に
土砂等の盛土材が転圧されてなる盛土であって、 該盛土内には、ほぼ水平方向に延在するジオテキスタイ
ルが前記擁壁を所定高さ毎に上下方向より包み込む如く
多層に埋設され、しかも、これらジオテキスタイルの端
部は所定層置きに前記擁壁部の充分後方にて終端されて
いることを特徴とする急勾配盛土。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1206122A JPH0369721A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 急勾配盛士 |
US07/448,950 US4990390A (en) | 1988-12-15 | 1989-12-12 | Fiber grid reinforcement |
CA002005538A CA2005538C (en) | 1988-12-15 | 1989-12-14 | Fiber grid reinforcement |
KR1019890018627A KR0142878B1 (ko) | 1988-12-15 | 1989-12-15 | 섬유 격자 보강재 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1206122A JPH0369721A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 急勾配盛士 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0369721A true JPH0369721A (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=16518158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1206122A Pending JPH0369721A (ja) | 1988-12-15 | 1989-08-09 | 急勾配盛士 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0369721A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07166551A (ja) * | 1993-12-13 | 1995-06-27 | Oyo Kikaku:Kk | 盛土の補強方法 |
WO1997004940A1 (fr) * | 1995-07-28 | 1997-02-13 | Nippon Carbide Kogyo Kabushiki Kaisha | Matrice microprisme |
KR100522548B1 (ko) * | 2002-09-02 | 2005-10-20 | 허수영 | 개비온을 이용한 축벽의 시공방법 |
JP2014005600A (ja) * | 2012-06-21 | 2014-01-16 | Railway Technical Research Institute | 上部構造物と地盤改良杭の接合工法 |
JP2015014163A (ja) * | 2013-07-08 | 2015-01-22 | 大成建設株式会社 | 緑化法面構造及び緑化法面構造の構築方法 |
JP2020197059A (ja) * | 2019-06-03 | 2020-12-10 | 鹿島建設株式会社 | 石垣の補強構造および石垣の修復方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5952024A (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-26 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 垂直盛土用構造物 |
JPS5952025A (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-26 | Tekken Kensetsu Co Ltd | 急勾配斜面を有する地山または既設盛土の安定工法 |
JPS62183141A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-11 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置の製造方法 |
-
1989
- 1989-08-09 JP JP1206122A patent/JPH0369721A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5952024A (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-26 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 垂直盛土用構造物 |
JPS5952025A (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-26 | Tekken Kensetsu Co Ltd | 急勾配斜面を有する地山または既設盛土の安定工法 |
JPS62183141A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-11 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07166551A (ja) * | 1993-12-13 | 1995-06-27 | Oyo Kikaku:Kk | 盛土の補強方法 |
WO1997004940A1 (fr) * | 1995-07-28 | 1997-02-13 | Nippon Carbide Kogyo Kabushiki Kaisha | Matrice microprisme |
KR100522548B1 (ko) * | 2002-09-02 | 2005-10-20 | 허수영 | 개비온을 이용한 축벽의 시공방법 |
JP2014005600A (ja) * | 2012-06-21 | 2014-01-16 | Railway Technical Research Institute | 上部構造物と地盤改良杭の接合工法 |
JP2015014163A (ja) * | 2013-07-08 | 2015-01-22 | 大成建設株式会社 | 緑化法面構造及び緑化法面構造の構築方法 |
JP2020197059A (ja) * | 2019-06-03 | 2020-12-10 | 鹿島建設株式会社 | 石垣の補強構造および石垣の修復方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103410167B (zh) | 一种立体加筋刚柔复合生态挡土墙及施工方法 | |
CN103669399A (zh) | 混凝土面板加筋挡土墙及其施工方法 | |
CN105586984A (zh) | 一种快速拼装现浇式加筋土挡墙及其施工方法 | |
KR200185875Y1 (ko) | 모래포대를 이용한 분리식 보강토 옹벽 | |
CN109083161A (zh) | 适用于狭长空间拼宽的生态护坡结构及其施工方法 | |
CN203429660U (zh) | 一种立体加筋刚柔复合生态挡土墙 | |
CN111676989A (zh) | 一种膨胀土路堑边坡加固结构及施工方法 | |
KR100679873B1 (ko) | 녹화 옹벽의 시공방법 | |
KR100752152B1 (ko) | 녹화 옹벽의 시공방법 | |
JP2012144937A (ja) | 盛土補強土壁工法及びそれに用いる盛土補強土壁用仮抑え材 | |
JPH0369721A (ja) | 急勾配盛士 | |
CN212294705U (zh) | 一种膨胀土路堑边坡加固结构 | |
JP5868352B2 (ja) | 法面に道路を敷設する方法 | |
CN212801052U (zh) | 一种高填路堤结构 | |
JP4699655B2 (ja) | 急勾配盛土の造成方法 | |
JP6676462B2 (ja) | 堤防補強工法 | |
US20240352682A1 (en) | In-situ reconstruction and extension structure of embankment and construction method thereof | |
JP3472708B2 (ja) | 法面及び護岸擁壁用構造物及びその施工法 | |
JPS6140914A (ja) | 砂防堤およびその構築方法 | |
KR102116085B1 (ko) | 환경친화적 옹벽구조물 | |
CN109098203A (zh) | 高原多年冻土区加筋土挡土墙及其施工方法 | |
JP2750363B2 (ja) | 急勾配盛土 | |
CN210315650U (zh) | 一种锚杆加筋复合挡土墙 | |
CN111254949A (zh) | 一种自钻式土钉与加筋挡土墙联结系统及方法 | |
JP2750364B2 (ja) | 急勾配盛土 |