JPH0366105A - 希土類系異方性粉末および希土類系異方性磁石 - Google Patents
希土類系異方性粉末および希土類系異方性磁石Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は熱安定性が優れているR−Fe−(Co)−B
−Cu系異方性粉末(ただし、RはNdまたはPrの少
なくとも一種を含む希土類元素)と樹脂からなる異方性
ボンド磁石および該粉末を熱間圧縮成形して高密度化し
た異方性磁石およびそれらの製造方法に関する。
−Cu系異方性粉末(ただし、RはNdまたはPrの少
なくとも一種を含む希土類元素)と樹脂からなる異方性
ボンド磁石および該粉末を熱間圧縮成形して高密度化し
た異方性磁石およびそれらの製造方法に関する。
近年開発された高磁気特性を有する希土類−鉄系異方磁
石は製造方法から分類すると次の3つの方法が公知であ
る。
石は製造方法から分類すると次の3つの方法が公知であ
る。
(1)鋳造合金を約3Innの単結晶サイズ以下まで粉
砕し、その粉末を磁場中で配向させた後、成形し、焼結
、熱処理を施して得られる異方性焼結磁石(特開昭59
−46008号公報) (2)液体危、冷法4こまって得られた厚さ約20〜3
0I1mのフレーク状の薄帯を粉砕し、その等方性粉末
と樹脂を混合後、成形して得られる等方性ポンド磁石(
特開昭59−64739号公報)、また、等方性粉末を
ホットプレスによって高密度化したバルク状の等方性磁
石、さらに、その高密度化した等方性磁石を温間で据込
み加工を行って得られるバルク状の異方性磁石(特開昭
60−100402号公報)、次に、そのバルク状の異
方性磁石を粉砕して得た異方性粉末と樹脂を混合後、磁
場中で成形して得られる異方性ボンド磁石(特開昭64
−7504号公報)(3)鋳造して得られたインゴット
を熱間で据込み加工等によって塑性変形させて得られる
バルク状の異方性磁石(特開昭62−203302号公
報、特開昭64−704号公報) (1)の方法で得られる異方性焼結磁石はいったん単結
晶サイズまで粉砕するために磁場配向性が良く、最大エ
ネルギー積が35〜45MGOaの高い磁気特性が得ら
れる。しかし、結晶粒径が約10μmと大きく、保磁力
機構がnucleation型(磁壁が結晶粒界等から
新しく発生する時に保磁力が決まる)であるために熱安
定性が悪い。また、焼結磁石を粉砕して異方性粉末を得
ようとしても粉末表面の酸化や歪等の影響で保磁力の低
下が著しい(Y。
砕し、その粉末を磁場中で配向させた後、成形し、焼結
、熱処理を施して得られる異方性焼結磁石(特開昭59
−46008号公報) (2)液体危、冷法4こまって得られた厚さ約20〜3
0I1mのフレーク状の薄帯を粉砕し、その等方性粉末
と樹脂を混合後、成形して得られる等方性ポンド磁石(
特開昭59−64739号公報)、また、等方性粉末を
ホットプレスによって高密度化したバルク状の等方性磁
石、さらに、その高密度化した等方性磁石を温間で据込
み加工を行って得られるバルク状の異方性磁石(特開昭
60−100402号公報)、次に、そのバルク状の異
方性磁石を粉砕して得た異方性粉末と樹脂を混合後、磁
場中で成形して得られる異方性ボンド磁石(特開昭64
−7504号公報)(3)鋳造して得られたインゴット
を熱間で据込み加工等によって塑性変形させて得られる
バルク状の異方性磁石(特開昭62−203302号公
報、特開昭64−704号公報) (1)の方法で得られる異方性焼結磁石はいったん単結
晶サイズまで粉砕するために磁場配向性が良く、最大エ
ネルギー積が35〜45MGOaの高い磁気特性が得ら
れる。しかし、結晶粒径が約10μmと大きく、保磁力
機構がnucleation型(磁壁が結晶粒界等から
新しく発生する時に保磁力が決まる)であるために熱安
定性が悪い。また、焼結磁石を粉砕して異方性粉末を得
ようとしても粉末表面の酸化や歪等の影響で保磁力の低
下が著しい(Y。
Nozawaら、J、 Appl、 Phys、 Vo
l 64 No、105285−5289 (1988
) )。そこで、焼結の条件や粉砕後の熱処理等の工夫
によって粉砕後の保磁力の低下を抑制できることが報告
されているが((:、fl、 Patkら、IEEE
Trans、 Mag、 Mag−23No、5251
2(19B?) 、磁気特性も低く、まだ熱安定性や耐
食性に関する問題が残されている。
l 64 No、105285−5289 (1988
) )。そこで、焼結の条件や粉砕後の熱処理等の工夫
によって粉砕後の保磁力の低下を抑制できることが報告
されているが((:、fl、 Patkら、IEEE
Trans、 Mag、 Mag−23No、5251
2(19B?) 、磁気特性も低く、まだ熱安定性や耐
食性に関する問題が残されている。
(3)の方法によって得られる異方性磁石も結晶粒径お
よび保磁力機構等が異方性焼結磁石と同様(T、 Sh
imoda ら、Proceeding Of the
tenthInternational Works
hop in Rare−Earth Magnets
and their Application、 (1
)+389(1989))であるために熱安定性が悪い
。また、粉砕によって磁気特性が低下するために異方性
粉末を製造する方法には適さない。
よび保磁力機構等が異方性焼結磁石と同様(T、 Sh
imoda ら、Proceeding Of the
tenthInternational Works
hop in Rare−Earth Magnets
and their Application、 (1
)+389(1989))であるために熱安定性が悪い
。また、粉砕によって磁気特性が低下するために異方性
粉末を製造する方法には適さない。
これに対して、(2)の方法によって得られる異方性粉
末、および異方性磁石は、その結晶粒径が微細であり、
その保磁力機構がpinning型(結晶粒界等に止め
られている磁壁がはずれて移動する時に保磁力が決まる
)であるために粉砕しても磁気特性は損なわれない。し
かし、異方性化の塑性変形によって結晶粒の形状が扁平
状になっており、また、その塑性変形が高温で行われる
ために結晶粒が成長して大きくなる結果、保磁力の絶対
値が減少し、保磁力の温度係数も一0660%/”Cと
大きくなる。そして、それらの結果として、磁束の不可
逆減磁率(1) が140℃で約−30%(パーミアン
ス係数−一2の場合)と著しく大きくなり、実用磁石と
しては適さなくなる。
末、および異方性磁石は、その結晶粒径が微細であり、
その保磁力機構がpinning型(結晶粒界等に止め
られている磁壁がはずれて移動する時に保磁力が決まる
)であるために粉砕しても磁気特性は損なわれない。し
かし、異方性化の塑性変形によって結晶粒の形状が扁平
状になっており、また、その塑性変形が高温で行われる
ために結晶粒が成長して大きくなる結果、保磁力の絶対
値が減少し、保磁力の温度係数も一0660%/”Cと
大きくなる。そして、それらの結果として、磁束の不可
逆減磁率(1) が140℃で約−30%(パーミアン
ス係数−一2の場合)と著しく大きくなり、実用磁石と
しては適さなくなる。
((4) 不可逆減磁率:室温で着磁した試料を所定温
度まで昇温し、所定時間保持した後、室温まで戻した時
に磁束が減少する割合)そこで、R−Fe −(Co)
−B系にGaを添加して、この熱安定性を改善できる
ことが開示されている(特開昭64−7504号公報)
。しかし、この特開昭647504号公報のGa添加の
効果は保磁力の絶対値を19〜21kOeの大きな値に
することによって熱安定性を改善することである。従っ
て、保磁力が大きいために着磁性が悪い欠点がある。そ
の上、GaはNd等に比べて非常に高価な元素であるた
めに原料コストが高くなり、実用上の添加元素としては
好ましくない。
度まで昇温し、所定時間保持した後、室温まで戻した時
に磁束が減少する割合)そこで、R−Fe −(Co)
−B系にGaを添加して、この熱安定性を改善できる
ことが開示されている(特開昭64−7504号公報)
。しかし、この特開昭647504号公報のGa添加の
効果は保磁力の絶対値を19〜21kOeの大きな値に
することによって熱安定性を改善することである。従っ
て、保磁力が大きいために着磁性が悪い欠点がある。そ
の上、GaはNd等に比べて非常に高価な元素であるた
めに原料コストが高くなり、実用上の添加元素としては
好ましくない。
また、特開昭60−100402号公報および特開昭6
47504号公報に開示されている異方性磁石の製造方
法は液体急冷法によって得られた厚さ約20〜30μm
のフレーク状の薄帯を粉砕し、その粉砕粉をホ・ノドプ
レスによって高密度化した後さらに温間で据込み加工を
行いバルク状の異方性磁石を得る方法である。この方法
は、工程が複雑であり、また、据込み加工では製品の最
終形状が出し難く成形後に切断または研磨を必要とする
。据込み加工による異方性磁石を粉砕した異方性粉末に
おいても同様に工程が複雑であり量産性に劣る。そこで
、本発明者らは、簡便であり、量産性に優れている異方
性粉末の製造方法を発明している(特開昭63−256
550 )。
47504号公報に開示されている異方性磁石の製造方
法は液体急冷法によって得られた厚さ約20〜30μm
のフレーク状の薄帯を粉砕し、その粉砕粉をホ・ノドプ
レスによって高密度化した後さらに温間で据込み加工を
行いバルク状の異方性磁石を得る方法である。この方法
は、工程が複雑であり、また、据込み加工では製品の最
終形状が出し難く成形後に切断または研磨を必要とする
。据込み加工による異方性磁石を粉砕した異方性粉末に
おいても同様に工程が複雑であり量産性に劣る。そこで
、本発明者らは、簡便であり、量産性に優れている異方
性粉末の製造方法を発明している(特開昭63−256
550 )。
また、特開昭64−39702号公報では、R−Fe−
BCu−M系(MはZr、 Nb、 Mo、 Iff、
Ta、 Wの少なくとも一種)の液体急冷法による粉
末を温間で塑性加工して異方性磁石を製造する方法を開
示している。そして、この公報では、Rを12at%以
下の範囲とし、Cuの効果として塑性加工性の向」二を
提示している。しかしながら、この公報記載の発明は、
ZrまたはNb等を必須元素としているため、Rを12
at%以下にしないと塑性変形が起こり難くなり、ひい
ては、異方性化が起こり難くなるという問題がある。
BCu−M系(MはZr、 Nb、 Mo、 Iff、
Ta、 Wの少なくとも一種)の液体急冷法による粉
末を温間で塑性加工して異方性磁石を製造する方法を開
示している。そして、この公報では、Rを12at%以
下の範囲とし、Cuの効果として塑性加工性の向」二を
提示している。しかしながら、この公報記載の発明は、
ZrまたはNb等を必須元素としているため、Rを12
at%以下にしないと塑性変形が起こり難くなり、ひい
ては、異方性化が起こり難くなるという問題がある。
上述のごとく、従来の希土類−鉄系異方性磁石は熱安定
性が悪いためモーター等が高温下で使用される場合には
適用できず、さらにGa添加によって熱安定性が改善さ
れても保磁力の絶対値が大きくなるために着磁性が悪く
なること、Gaは高価な元素であるために原料コストが
高くなること、また、製造工程が複雑であること、等の
問題点があった。
性が悪いためモーター等が高温下で使用される場合には
適用できず、さらにGa添加によって熱安定性が改善さ
れても保磁力の絶対値が大きくなるために着磁性が悪く
なること、Gaは高価な元素であるために原料コストが
高くなること、また、製造工程が複雑であること、等の
問題点があった。
本発明は、希土類−鉄系異方性磁石およびその製造方法
において保磁力を確保するために希土類元素Rを12a
t%超含有させ、同時に保磁力の温度係数を改善し、熱
安定性を向上させ、着磁性に優れた希土類−鉄系異方性
磁石およびそれに使用する異方性粉末およびそれらの製
造方法を提供することを目的とする。
において保磁力を確保するために希土類元素Rを12a
t%超含有させ、同時に保磁力の温度係数を改善し、熱
安定性を向上させ、着磁性に優れた希土類−鉄系異方性
磁石およびそれに使用する異方性粉末およびそれらの製
造方法を提供することを目的とする。
本発明の要旨とするところは下記の通りである。
すなわち、本発明は、原子百分率(以下、成分は全て原
子百分率で表示)で、12%超20%以下のR(RはN
dまたはPrの少なくとも一種を含む希土類元素)、4
%以上10%以下のB、0.05%以上5%以下のCu
、残部Feおよび不可避不純物なる組成(ただし、Pe
量の20%までCoで置換可能)において、前記合金粉
末を構成する結晶粒が扁平状であり、該結晶粒の厚さの
平均値をh、厚さ方向と垂直方向に測って得られる結晶
粒の大きさの平均値をdとした場合、dが0.01μm
以上0、5 tm以下であり、かつ、d/hが2以上で
あり、個々の粉末が磁気的に異方性化していることを特
徴とする希土類系異方性粉末であり、該異方性粉末の磁
化容易軸方向の残留磁束密度が9kG以上を有する異方
性粉末である。ここで、該異方性粉末は保磁力の温度係
数が改善され、熱安定性に優れている。さらに、本発明
は、該異方性粉末の製造方法として、該組成の合金を溶
解し、超急冷によって製造した永久磁石薄帯、もしくは
該薄帯を粉砕して得た粉体に塑性加工を施すことにより
製造する。すなわち、該薄帯、もしくは、該粉体を金属
製の容器に詰めて、容器内を真空または不活性雰囲気で
置換し密閉した後、500 ℃以上900 ℃以下の温
度で該容器を圧延することを特徴としている。また、必
要に応じて、400℃以上800℃以下の温度で熱処理
を施すことによって保磁力の制御を行う。そして、本発
明は、該異方性粉末と体積百分率で10%以上50%以
下の樹脂を混練・成形して、熱安定性に優れた異方性ボ
ンド磁石の製造を行うこと、さらに、該異方性粉末を熱
間圧縮酸形することによって、最終製品00 形状に近い磁石の製造を行うことを特徴とする。
子百分率で表示)で、12%超20%以下のR(RはN
dまたはPrの少なくとも一種を含む希土類元素)、4
%以上10%以下のB、0.05%以上5%以下のCu
、残部Feおよび不可避不純物なる組成(ただし、Pe
量の20%までCoで置換可能)において、前記合金粉
末を構成する結晶粒が扁平状であり、該結晶粒の厚さの
平均値をh、厚さ方向と垂直方向に測って得られる結晶
粒の大きさの平均値をdとした場合、dが0.01μm
以上0、5 tm以下であり、かつ、d/hが2以上で
あり、個々の粉末が磁気的に異方性化していることを特
徴とする希土類系異方性粉末であり、該異方性粉末の磁
化容易軸方向の残留磁束密度が9kG以上を有する異方
性粉末である。ここで、該異方性粉末は保磁力の温度係
数が改善され、熱安定性に優れている。さらに、本発明
は、該異方性粉末の製造方法として、該組成の合金を溶
解し、超急冷によって製造した永久磁石薄帯、もしくは
該薄帯を粉砕して得た粉体に塑性加工を施すことにより
製造する。すなわち、該薄帯、もしくは、該粉体を金属
製の容器に詰めて、容器内を真空または不活性雰囲気で
置換し密閉した後、500 ℃以上900 ℃以下の温
度で該容器を圧延することを特徴としている。また、必
要に応じて、400℃以上800℃以下の温度で熱処理
を施すことによって保磁力の制御を行う。そして、本発
明は、該異方性粉末と体積百分率で10%以上50%以
下の樹脂を混練・成形して、熱安定性に優れた異方性ボ
ンド磁石の製造を行うこと、さらに、該異方性粉末を熱
間圧縮酸形することによって、最終製品00 形状に近い磁石の製造を行うことを特徴とする。
以下、本発明の詳細について説明する。
本発明によるR−Fe−B−Cu合金粉末はRtFe1
4B1型正方晶化合物型土方晶化合物石合金であり、該
合金粉末のC軸が磁化容易軸である。本発明による合金
粉末は、該合金粉末中の結晶粒の形状および大きさを塑
性加工、熱処理により制御した異方性粉末であり、結晶
粒が扁平状をしており、厚さ方向にC軸が優先的に配向
している。結晶粒の厚さ方向に垂直方向に測って得られ
るの平均粒径dが0.571111より大きくなると保
磁力が低下し、減磁曲線の角型が悪くなるので好ましく
ない。また、その平均粒径dが0.0IIlrnより小
さくなると磁気的性質が非晶質に近くなり保磁力が低下
する。従って、平均粒径dを0.01−以上0.5n以
下に限定し、また、結晶粒の扁平の割合を表すd/h(
hは結晶粒の厚さの平均値)が2よりも小さいと異方性
が十分得られず残留磁束密度が低くなるためd/hを2
以上とする。
4B1型正方晶化合物型土方晶化合物石合金であり、該
合金粉末のC軸が磁化容易軸である。本発明による合金
粉末は、該合金粉末中の結晶粒の形状および大きさを塑
性加工、熱処理により制御した異方性粉末であり、結晶
粒が扁平状をしており、厚さ方向にC軸が優先的に配向
している。結晶粒の厚さ方向に垂直方向に測って得られ
るの平均粒径dが0.571111より大きくなると保
磁力が低下し、減磁曲線の角型が悪くなるので好ましく
ない。また、その平均粒径dが0.0IIlrnより小
さくなると磁気的性質が非晶質に近くなり保磁力が低下
する。従って、平均粒径dを0.01−以上0.5n以
下に限定し、また、結晶粒の扁平の割合を表すd/h(
hは結晶粒の厚さの平均値)が2よりも小さいと異方性
が十分得られず残留磁束密度が低くなるためd/hを2
以上とする。
本発明によるこれらの異方性粉末は種々の大きさのもの
を含んでいるため、粉砕して粉末の平均粒径をそろえる
必要があるが、その際、粉末の平均粒径が101mより
小さくなると保磁力が低下し、また、発火等の問題が生
じて取扱が煩雑になる。
を含んでいるため、粉砕して粉末の平均粒径をそろえる
必要があるが、その際、粉末の平均粒径が101mより
小さくなると保磁力が低下し、また、発火等の問題が生
じて取扱が煩雑になる。
粉末の平均ね径が1500μmより大きくなると薄物の
磁石を底形することが難しくなる。従って、粉末の平均
粒径は10〜1500μmにすることが望ましい。
磁石を底形することが難しくなる。従って、粉末の平均
粒径は10〜1500μmにすることが望ましい。
次に、上記した異方性粉末の成分の限定理由について述
べる。
べる。
RはNdまたはPrの少なくとも一種を含む希土類元素
である。ここで、NdまたはPrの少なくとも一種を含
むのは、NdまたはPrがRJe+J+型正方晶化型物
方晶化合物時に、特に磁気特性が優れるからである。好
ましくは、NdとPrの和が全R量の50%以上である
ことが望ましい。さらに好ましくは、全R量の90%以
上がNdであることが望ましい。
である。ここで、NdまたはPrの少なくとも一種を含
むのは、NdまたはPrがRJe+J+型正方晶化型物
方晶化合物時に、特に磁気特性が優れるからである。好
ましくは、NdとPrの和が全R量の50%以上である
ことが望ましい。さらに好ましくは、全R量の90%以
上がNdであることが望ましい。
Rが12%以下の場合には、本発明の成分糸においては
塑性変形が生じ難くなり、異方性化が起こ1 2 り難く、また、20%より多くなると残留磁束密度が低
下する。従って、Rを12%超20%以下の範囲に限定
した。
塑性変形が生じ難くなり、異方性化が起こ1 2 り難く、また、20%より多くなると残留磁束密度が低
下する。従って、Rを12%超20%以下の範囲に限定
した。
Bが4%未満の場合にはRJe+J+型正方晶化型物方
晶化合物十分であり、保磁力および残留磁束密度が低下
し、10%より多くなると残留磁束密度が低下する。従
って、Bを4%以上10%以下の範囲に限定した。
晶化合物十分であり、保磁力および残留磁束密度が低下
し、10%より多くなると残留磁束密度が低下する。従
って、Bを4%以上10%以下の範囲に限定した。
Cuは塑性加工性を改善する元素として知られているが
、本発明者は、Cuが結晶粒の大きさを微細化し、熱安
定性を向上させる効果があることを見い出した。Cuが
0.05%未満の場合には結晶粒の微細化が不十分で熱
安定性の向上が不十分であり、5%より多くなると残留
磁束密度が低下する。従って、Cuを0.05%以上5
%以下の範囲に限定した。好ましくはCuを0.2%以
上3%以下にすることが望ましい。
、本発明者は、Cuが結晶粒の大きさを微細化し、熱安
定性を向上させる効果があることを見い出した。Cuが
0.05%未満の場合には結晶粒の微細化が不十分で熱
安定性の向上が不十分であり、5%より多くなると残留
磁束密度が低下する。従って、Cuを0.05%以上5
%以下の範囲に限定した。好ましくはCuを0.2%以
上3%以下にすることが望ましい。
Coを添加することによってキュリー温度は上昇するが
、Fe量に対して20%より多く添加すると残留磁束密
度が低下する。従って、Co量をFe量に対して20%
以下とした。
、Fe量に対して20%より多く添加すると残留磁束密
度が低下する。従って、Co量をFe量に対して20%
以下とした。
残部はFeおよび不可避不純物である。
異方性粉末とは、磁化容易軸方向に平行に測定した場合
とそれに垂直に測定した場合において、残留磁束密度お
よび4πI−HtLb線の第2象限の角型性が、平行に
測定した場合の方が優れている粉末を意味する。通常、
等方性粉末を熱間圧縮成形して得られる残留磁束密度は
7.5〜8.0kGであり、本発明による残留磁束密度
が9kG以上のRFe−B−Cu異方性粉末を使用する
ことにより、等方性磁石よりも大きい残留磁束密度と最
大エネルギー積を有する異方性磁石を得ることができる
。
とそれに垂直に測定した場合において、残留磁束密度お
よび4πI−HtLb線の第2象限の角型性が、平行に
測定した場合の方が優れている粉末を意味する。通常、
等方性粉末を熱間圧縮成形して得られる残留磁束密度は
7.5〜8.0kGであり、本発明による残留磁束密度
が9kG以上のRFe−B−Cu異方性粉末を使用する
ことにより、等方性磁石よりも大きい残留磁束密度と最
大エネルギー積を有する異方性磁石を得ることができる
。
以上説明した本発明による異方性粉末は、以下の方法で
製造される。すなわち、Nd−Fe −B −Cu合金
を溶解した後、該合金を超急冷して得られる等方性粉末
を500℃以上900℃以下の温度で塑性変形させるこ
とによって得ることができる。
製造される。すなわち、Nd−Fe −B −Cu合金
を溶解した後、該合金を超急冷して得られる等方性粉末
を500℃以上900℃以下の温度で塑性変形させるこ
とによって得ることができる。
通常の場合、超急冷は単ロール法によって行われるが、
その他、双ロール法もしくはガスアトマイズ法によって
も可能である。単ロール法の場合に3 4 は、厚さ20〜30μm、幅1〜2mm、長さ10〜3
0mmのフレーク状の薄帯が得られる。
その他、双ロール法もしくはガスアトマイズ法によって
も可能である。単ロール法の場合に3 4 は、厚さ20〜30μm、幅1〜2mm、長さ10〜3
0mmのフレーク状の薄帯が得られる。
塑性変形の手段としては、超急冷法によって得られたフ
レーク状の薄帯を粉砕したものをホットプレスもしくは
HIP等を用いて高密度化した後、熱間で据込む加工方
法を用いる。この方法によってバルク状の異方性磁石が
得られ、さらに、それを粉砕して異方性粉末が得られる
。量産性に優れた塑性変形の手段としては超急冷法によ
って得られたフレーク状の薄帯もしくは該薄帯を粉砕し
て得られた粉体を金属製の容器に詰めて、容器内を真空
または不活性雰囲気で置換し密閉した後、500℃以上
900℃以下の温度で該容器を圧延する。金属製の容器
に詰めるのは、塑性変形させるための外部応力に対して
、該薄帯もしくは該薄帯を粉砕して得られた粉体に拘束
力を与えるためである。また、本発明が対象とする合金
は非常に酸化しやすいために、高温にする場合には雰囲
気を真空または不活性雰囲気にしなければならない。
レーク状の薄帯を粉砕したものをホットプレスもしくは
HIP等を用いて高密度化した後、熱間で据込む加工方
法を用いる。この方法によってバルク状の異方性磁石が
得られ、さらに、それを粉砕して異方性粉末が得られる
。量産性に優れた塑性変形の手段としては超急冷法によ
って得られたフレーク状の薄帯もしくは該薄帯を粉砕し
て得られた粉体を金属製の容器に詰めて、容器内を真空
または不活性雰囲気で置換し密閉した後、500℃以上
900℃以下の温度で該容器を圧延する。金属製の容器
に詰めるのは、塑性変形させるための外部応力に対して
、該薄帯もしくは該薄帯を粉砕して得られた粉体に拘束
力を与えるためである。また、本発明が対象とする合金
は非常に酸化しやすいために、高温にする場合には雰囲
気を真空または不活性雰囲気にしなければならない。
本発明では、金属製容器内を真空または不活性雰囲気で
置換し密閉するだけで良く簡単に行うことができる。圧
延を行う温度は、500℃より低い温度では変形抵抗が
大きく、塑性変形が起こり難いために磁化容易軸を配向
させることが難しくなり、900℃より高い温度では結
晶粒の粗大化が起こり保磁力が低下するため、500℃
以上900℃以下の範囲とした。
置換し密閉するだけで良く簡単に行うことができる。圧
延を行う温度は、500℃より低い温度では変形抵抗が
大きく、塑性変形が起こり難いために磁化容易軸を配向
させることが難しくなり、900℃より高い温度では結
晶粒の粗大化が起こり保磁力が低下するため、500℃
以上900℃以下の範囲とした。
高磁気特性を持つ異方性粉末を得るためには、該連帯も
しくは該)■帯を粉砕して得られた粉体自身が少なくと
も40%以上の圧下を受けるように圧延を行う必要があ
る。
しくは該)■帯を粉砕して得られた粉体自身が少なくと
も40%以上の圧下を受けるように圧延を行う必要があ
る。
圧延法によって得られる異方性磁石は完全にバルク化す
ることも可能であるが、通常、種々の大きさのものが含
まれる。従って、所定の粒径の粉末をふるい出して使用
するか、または、粒径をそろえるために、ディスクミル
、ブラウンミル ボールミル、アトライターくル等を用
いて粉砕する。
ることも可能であるが、通常、種々の大きさのものが含
まれる。従って、所定の粒径の粉末をふるい出して使用
するか、または、粒径をそろえるために、ディスクミル
、ブラウンミル ボールミル、アトライターくル等を用
いて粉砕する。
その際、粉末の平均粒径が10μmより小さくなると保
磁力が低下し、また、発火等の問題が生して取扱が煩雑
になる。粉末の平均粒径が1500μm5 6 より大きくなると薄物の磁石を成形することが難しくな
る。従って、粉末の平均粒径は10〜1500μmにす
ることが望ましい。
磁力が低下し、また、発火等の問題が生して取扱が煩雑
になる。粉末の平均粒径が1500μm5 6 より大きくなると薄物の磁石を成形することが難しくな
る。従って、粉末の平均粒径は10〜1500μmにす
ることが望ましい。
塑性加工によって異方性化した本発明の異方性粉末は、
熱処理を施すことによって、保磁力を増加させることが
できる。400℃より低い温度では保磁力は増加せず、
800℃より高い温度では熱処理前よりも保磁力が大き
く低下するため、熱処理温度を400℃以上800℃以
下の範囲とした。ここで、本発明の異方性粉末を熱処理
を行わずに使用することも可能である。
熱処理を施すことによって、保磁力を増加させることが
できる。400℃より低い温度では保磁力は増加せず、
800℃より高い温度では熱処理前よりも保磁力が大き
く低下するため、熱処理温度を400℃以上800℃以
下の範囲とした。ここで、本発明の異方性粉末を熱処理
を行わずに使用することも可能である。
本発明の異方性粉末と熱硬化性樹脂を混練し、磁場中で
圧縮成形した後、樹脂を硬化させれば熱安定性に優れた
圧縮成形の異方性ボンド磁石を得ることがでる。また、
本発明の異方性粉末と熱可塑性樹脂を混練し、磁場中で
射出成形すれば同様に熱安定性に優れた射出成形の異方
性ポンド磁石を得ることができる。バイングーとしての
樹脂を使わないで本発明の異方性粉末を熱間で種々の形
状に成形することによっていわゆるニアネットシエイプ
(near−net 5hape)の異方性磁石を得る
ことができる。この異方性磁石は、樹脂を使用していな
い分だけ高い残留磁束密度が得られる。
圧縮成形した後、樹脂を硬化させれば熱安定性に優れた
圧縮成形の異方性ボンド磁石を得ることがでる。また、
本発明の異方性粉末と熱可塑性樹脂を混練し、磁場中で
射出成形すれば同様に熱安定性に優れた射出成形の異方
性ポンド磁石を得ることができる。バイングーとしての
樹脂を使わないで本発明の異方性粉末を熱間で種々の形
状に成形することによっていわゆるニアネットシエイプ
(near−net 5hape)の異方性磁石を得る
ことができる。この異方性磁石は、樹脂を使用していな
い分だけ高い残留磁束密度が得られる。
さらに、本発明の異方性粉末の形状は、薄片状をしてお
り、薄片の厚さ方向が磁化容易軸方向であるため、成形
する時に磁場を印加しなくても機械的な配向のみによっ
て隣接した該異方性粉末の薄片面がほぼ平行になるよう
にそろえることができ、プレス方向の磁気特性が優れた
異方性磁石を得ることができる。
り、薄片の厚さ方向が磁化容易軸方向であるため、成形
する時に磁場を印加しなくても機械的な配向のみによっ
て隣接した該異方性粉末の薄片面がほぼ平行になるよう
にそろえることができ、プレス方向の磁気特性が優れた
異方性磁石を得ることができる。
〔実施例]
以下、実施例に基づき、本発明の詳細な説明する。
実施例1
純度99.9%のネオジウム、99.9%の電解鉄。
99.5%のポロン、および99.9%の電解銅をアル
ゴン中で高周波溶解し、25m/sで高速回転している
水冷銅ロールへ溶湯を噴射して帽1〜2mm、長さ10
〜30M、厚さ20〜30nのフレーク状の薄帯を得た
。その薄帯の分析組成は原子7 8 百分率でNd+4Feso、5BsCu6.5. Nd
+4FesoBsCu+およびNd1aFetq、5B
sCLIt、s、である。比較例としてNd、Pea。
ゴン中で高周波溶解し、25m/sで高速回転している
水冷銅ロールへ溶湯を噴射して帽1〜2mm、長さ10
〜30M、厚さ20〜30nのフレーク状の薄帯を得た
。その薄帯の分析組成は原子7 8 百分率でNd+4Feso、5BsCu6.5. Nd
+4FesoBsCu+およびNd1aFetq、5B
sCLIt、s、である。比較例としてNd、Pea。
B6の組成の試料を作製した。次に、それらを350μ
m以下に粉砕し、そのまま鉄製のパイプに挿入した後、
内部を10−3〜10−’torrに減圧し密閉した。
m以下に粉砕し、そのまま鉄製のパイプに挿入した後、
内部を10−3〜10−’torrに減圧し密閉した。
これを700℃の温度で内容物のバルク圧延率が80%
になるように圧延した。
になるように圧延した。
圧延後は水冷した。
それぞれ得られた異方性粉末を500μm以下に粉砕し
、ホットプレス機を用いて成形体を作製した。磁場は印
加していない。ホットプレスの条件は、温度700℃、
プレス圧力1トン/cIllである。
、ホットプレス機を用いて成形体を作製した。磁場は印
加していない。ホットプレスの条件は、温度700℃、
プレス圧力1トン/cIllである。
それぞれの試料を60kOe磁場で着磁した後、自記磁
束計を用いて磁気特性を測定した。
束計を用いて磁気特性を測定した。
結果を第1表に示す。
9
0
これらの異方性磁石の熱安定性を調べるために試料を室
温で60kOeの磁場で着磁後、30〜200℃の各温
度に30分間保持し、30℃に戻して引き抜き法によっ
て磁束を測定した。試料のサイズは直径10mm、高さ
7餉(パーミアンス係数−一2)である。結果を第1図
に示す。
温で60kOeの磁場で着磁後、30〜200℃の各温
度に30分間保持し、30℃に戻して引き抜き法によっ
て磁束を測定した。試料のサイズは直径10mm、高さ
7餉(パーミアンス係数−一2)である。結果を第1図
に示す。
第1図から明らかなようにCuの添加によって熱安定性
が向上しているのがわかる。
が向上しているのがわかる。
次に、第1表に示した試料からホットプレスの加圧方向
に平行に薄片を切り出し、透過電子顕微鏡を用いて、加
圧方向に対して垂直方向から組織を観察した。
に平行に薄片を切り出し、透過電子顕微鏡を用いて、加
圧方向に対して垂直方向から組織を観察した。
結晶粒の大きさと結晶粒の扁平割合を第2表に示す。ま
たNd+4FesoBsCu+および、Nd+4Fea
oBa(比較例)の組織を第2図(a)および(b)に
それぞれ示す。
たNd+4FesoBsCu+および、Nd+4Fea
oBa(比較例)の組織を第2図(a)および(b)に
それぞれ示す。
第2表
以上から、Cu添加によって結晶粒が微細化しているの
がわかる。
がわかる。
実施例2
実施例1の比較例として組成が原子百分率でNd+4F
e6oB6Ga+である異方性磁石を実施例1と同じ方
法で作製した(ただし、使用したGaの純度は99.9
99%である)。磁気特性は1t(c= 18.3 k
oe+Br=9.7kG、 (B H) 1Il−、
= 21.3MGOe、密度−7,5g/CT1である
。熱安定性を実施例1と同様に測定した。
e6oB6Ga+である異方性磁石を実施例1と同じ方
法で作製した(ただし、使用したGaの純度は99.9
99%である)。磁気特性は1t(c= 18.3 k
oe+Br=9.7kG、 (B H) 1Il−、
= 21.3MGOe、密度−7,5g/CT1である
。熱安定性を実施例1と同様に測定した。
結果を第3図に示す。なお、第3図には実施例1で得ら
れたNd+4Feso B scu+およびNd+4F
e6oB6の結果も示しである。
れたNd+4Feso B scu+およびNd+4F
e6oB6の結果も示しである。
1
2
第3図からCuを添加した場合は、Gaを添加した場合
よりも熱安定性が優れていることがわかる。
よりも熱安定性が優れていることがわかる。
実施例3
実施例1と同様に組成が原子百分率でNd141’e8
0BsCu、の異方性粉末を作製した。ただし、内容物
のバルク圧延率が80%であり、圧延温度を400〜i
o o o ’cの範囲とした。
0BsCu、の異方性粉末を作製した。ただし、内容物
のバルク圧延率が80%であり、圧延温度を400〜i
o o o ’cの範囲とした。
異方性粉末の磁気測定はVSMを用いて行った。
測定試料は圧延後の試料を150μm以下に粉砕し、そ
れを内径6mm、高さ2mmの容器に試料とエポキシ樹
脂を入れ、25kOeの磁場を印加して試料を配向させ
たものを用いた。この場合の試料の充填密度は約1.1
1; /crBである。測定結果は試料の密度を7.5
g /crRに換算したものである。なお、測定前に
60kOeのパルス着磁を行った。反磁界係数の補正は
行っていない。
れを内径6mm、高さ2mmの容器に試料とエポキシ樹
脂を入れ、25kOeの磁場を印加して試料を配向させ
たものを用いた。この場合の試料の充填密度は約1.1
1; /crBである。測定結果は試料の密度を7.5
g /crRに換算したものである。なお、測定前に
60kOeのパルス着磁を行った。反磁界係数の補正は
行っていない。
結果を第3表に示す。
3
第3表から明らかなように500〜900℃の温度で圧
延することによって残留磁束密度が9kG以上の異方性
粉末が得られる。
延することによって残留磁束密度が9kG以上の異方性
粉末が得られる。
実施例4
実施例1と同様にして原子百分率でNd + aren
a B sCu+ およびNd+4(Feo、q Co
o、1)aoBsctl+ およびNd、、Feg。B
6の異方性粉末を作製した。ただし、圧延温度は700
℃である。得られた異方性粉末を150〜250μmに
粉砕し、3wt%のエポキシ樹脂と混練し、印加磁界が
約10kOeの縦磁場成形によって成形棒を作製した。
a B sCu+ およびNd+4(Feo、q Co
o、1)aoBsctl+ およびNd、、Feg。B
6の異方性粉末を作製した。ただし、圧延温度は700
℃である。得られた異方性粉末を150〜250μmに
粉砕し、3wt%のエポキシ樹脂と混練し、印加磁界が
約10kOeの縦磁場成形によって成形棒を作製した。
この成形棒を150℃で2時間保持し樹脂を硬化させ異
方性ポンド磁石を作製した。それぞれの試料を60kO
e磁場で着磁した後、自記磁束計を用いて磁気特性を測
定した。結果を第4表に示す。
方性ポンド磁石を作製した。それぞれの試料を60kO
e磁場で着磁した後、自記磁束計を用いて磁気特性を測
定した。結果を第4表に示す。
5
これらのボンド磁石の熱安定性を実施例1と同じ方法で
測定した。
測定した。
結果を第4図に示す。
第4図から明らかなようにCuの添加によって熱安定性
が向上しているのがわかる。
が向上しているのがわかる。
実施例5
実施例1と同様にして原子百分率でNd14FeqqB
aCu、およびNcj、FeooBhの異方f/l粉末
を作製した。
aCu、およびNcj、FeooBhの異方f/l粉末
を作製した。
ただし、圧延層成は700℃である。次に、それぞれの
異方性粉末を300〜800″Cの温度で15分間熱処
理し保磁力の変化を測定した。結果を第5図に示す。
異方性粉末を300〜800″Cの温度で15分間熱処
理し保磁力の変化を測定した。結果を第5図に示す。
第5図から明らかなようにNd+4Fe6゜B6組組成
は400℃以上で熱処理を行うと保磁力が単調に減少す
るのに対して、Cuを添加したNd + aFeq q
B 6CLI +では400〜800℃の熱処理によ
って保磁力が増加し、保磁力の制御が可能であることが
わかる。
は400℃以上で熱処理を行うと保磁力が単調に減少す
るのに対して、Cuを添加したNd + aFeq q
B 6CLI +では400〜800℃の熱処理によ
って保磁力が増加し、保磁力の制御が可能であることが
わかる。
実施例6
実施例1および実施例2で作製したNd+4FeeoB
sCu+およびNd、FeeoBbおよびNd+4Fe
7.B6Ga+の異方性磁石の保磁力の温度依存性を測
定した。測定試料は断面が0.8 mm角で長さが5
mmの針状(長手方向が異方性化している方向)のもの
を用い、25〜200℃の温度まで昇温し、各温度で子
方向に14kOeの磁場を印加した後、保磁力を測定し
た。なお、昇温する前に室温で60kOeの磁場で毎回
試料の着磁を行った。
sCu+およびNd、FeeoBbおよびNd+4Fe
7.B6Ga+の異方性磁石の保磁力の温度依存性を測
定した。測定試料は断面が0.8 mm角で長さが5
mmの針状(長手方向が異方性化している方向)のもの
を用い、25〜200℃の温度まで昇温し、各温度で子
方向に14kOeの磁場を印加した後、保磁力を測定し
た。なお、昇温する前に室温で60kOeの磁場で毎回
試料の着磁を行った。
結果を第6図に示す。
第6図から、25〜140℃における保磁力の温度係数
は、第5表に示す値となり、Cu添加によって保磁力の
温度係数が改善されていることがわかる。
は、第5表に示す値となり、Cu添加によって保磁力の
温度係数が改善されていることがわかる。
7
8
実施例7
実施例1と同様にしてNd1nFet、B6CLI+お
よびNd+aFetqB6Gatの異方性粉末を作製し
た。得られた異方性粉末を150〜250μmに粉砕し
、3wt%のエポキシ樹脂と混練し、印加磁界が約IQ
koeの縦磁場成形によって成形棒を作製した。この成
形棒を150℃で2時間保持し樹脂を硬化させ異方性ボ
ンド磁石を作製した。60kOeの磁場で着磁した後の
保磁力はそれぞれ15.6 kOe(Nd+4Fe、q
B6Cu+) 、 19.9kOe(Nd14F87
986Gal)である。
よびNd+aFetqB6Gatの異方性粉末を作製し
た。得られた異方性粉末を150〜250μmに粉砕し
、3wt%のエポキシ樹脂と混練し、印加磁界が約IQ
koeの縦磁場成形によって成形棒を作製した。この成
形棒を150℃で2時間保持し樹脂を硬化させ異方性ボ
ンド磁石を作製した。60kOeの磁場で着磁した後の
保磁力はそれぞれ15.6 kOe(Nd+4Fe、q
B6Cu+) 、 19.9kOe(Nd14F87
986Gal)である。
これらの磁石の着磁性を調べるために10〜100 k
oeの各磁場で着磁を行った後、自記磁束計で磁気特性
を測定した。第7図にそれぞれの磁場で着磁した場合の
残留磁束密度を100kOeの磁場で着磁した場合の残
留磁束密度に対する比で示した。
oeの各磁場で着磁を行った後、自記磁束計で磁気特性
を測定した。第7図にそれぞれの磁場で着磁した場合の
残留磁束密度を100kOeの磁場で着磁した場合の残
留磁束密度に対する比で示した。
第7図から明らかなようにCuを添加した場合のほうが
Gaを添加した場合よりも着磁性が優れていることがわ
かる。
Gaを添加した場合よりも着磁性が優れていることがわ
かる。
9
0
以上述べたように、本発明番こよるCuを添加した異方
性粉末、および、それらの粉末を用いた異方性磁石は不
可逆減磁率が小さく熱安定性が優れているため比較的高
温においても使用可能である。
性粉末、および、それらの粉末を用いた異方性磁石は不
可逆減磁率が小さく熱安定性が優れているため比較的高
温においても使用可能である。
さらに、本発明に従って該磁石を製造する場合、従来法
に比べて工程が簡略化されており、これらは工業的価値
が高い。
に比べて工程が簡略化されており、これらは工業的価値
が高い。
第1図は、NdzFeso、 s B =、CLIo、
s、Nd+4Fe8o B 5clJ+。 NdBFe77.5B5Cu1.5および)ld14F
eaoB6の高密度異方性磁石の不可逆減磁率を示した
図である。第2図は、第1図で使用したNd+4Fee
oB 5CLI+およびNd 14F13Ilo B
bの高密度異方性磁石の透過電子頭微鏡写真である。第
3図はNd14Fe8oB5Cu++Nd+4Fe、。 B、Ga、およびNd+4FeaoB6の高密度異方性
磁石の不可逆減磁率を示した凶である。第4図吐、Nd
+4FeeoBsCLI+、 Nd+n(Feo、q
Coo、+) eoBsclJ+およびNd14Pea
oBaの異方性ボンド磁石の不可逆減磁率を示した図で
ある。第5図は、Nd、、Fe7.B6CuおよびNd
1nFeeoBaの異方性粉末の熱処理温度と保磁力の
関係を示した図である。第6図は、第1図および第3図
で使用したNdzFeooB 5cud、 Nd+4F
eqqBbGa+およびNd+4Fe8oB6の異方性
高密度磁石の保磁力の温度変化を示した図である。第7
図は、Nd+ qPerq 86CII+およびNd+
4Fe8oB 6Galの異方性ボンド磁石の着磁性を
比較した図である。 I 2 手続輔正書(自発) 平成1 年10月23日
s、Nd+4Fe8o B 5clJ+。 NdBFe77.5B5Cu1.5および)ld14F
eaoB6の高密度異方性磁石の不可逆減磁率を示した
図である。第2図は、第1図で使用したNd+4Fee
oB 5CLI+およびNd 14F13Ilo B
bの高密度異方性磁石の透過電子頭微鏡写真である。第
3図はNd14Fe8oB5Cu++Nd+4Fe、。 B、Ga、およびNd+4FeaoB6の高密度異方性
磁石の不可逆減磁率を示した凶である。第4図吐、Nd
+4FeeoBsCLI+、 Nd+n(Feo、q
Coo、+) eoBsclJ+およびNd14Pea
oBaの異方性ボンド磁石の不可逆減磁率を示した図で
ある。第5図は、Nd、、Fe7.B6CuおよびNd
1nFeeoBaの異方性粉末の熱処理温度と保磁力の
関係を示した図である。第6図は、第1図および第3図
で使用したNdzFeooB 5cud、 Nd+4F
eqqBbGa+およびNd+4Fe8oB6の異方性
高密度磁石の保磁力の温度変化を示した図である。第7
図は、Nd+ qPerq 86CII+およびNd+
4Fe8oB 6Galの異方性ボンド磁石の着磁性を
比較した図である。 I 2 手続輔正書(自発) 平成1 年10月23日
Claims (7)
- (1)原子百分率で、12%超20%以下のR(RはN
dまたはPrの少なくとも一種を含む希土類元素)、4
%以上10%以下のB、0.05%以上5%以下のCu
、残部Feおよび不可避不純物なる組成の合金粉末にお
いて、前記合金粉末を構成する結晶粒が扁平状であり、
前記結晶粒の厚さの平均値をh、厚さ方向と垂直方向に
測って得られる結晶粒の大きさの平均値をdとした場合
、dが0.01μm以上0.5μm以下であり、かつ、
d/hが2以上であり、前記合金粉末が個々に磁気的に
異方性化していることを特徴とする希土類系異方性粉末
。 - (2)原子百分率でFe量の20%までをCoで置換す
ることを特徴とする請求項1記載の希土類系異方性粉末
。 - (3)磁化容易軸方向の残留磁束密度が9kG以上を有
することを特徴とする請求項1または2記載の希土類系
異方性粉末。 - (4)請求項1または2記載の希土類系異方性粉末と体
積百分率で10%以上50%以下の樹脂からなることを
特徴とする希土類系異方性磁石。 - (5)請求項1または2記載の希土類系異方性粉末の熱
間圧縮成形体からなることを特徴とする希土類系異方性
磁石。 - (6)原子百分率で、12%超20%以下のR(RはN
dまたはPrの少なくとも一種を含む希土類元素)、4
%以上10%以下のB、0.05%以上5%以下のCu
、残部Fe(ただし、Fe量の20%までをCoで置換
可能)および不可避不純物なる組成の合金を溶解し、超
急冷によって製造した永久磁石薄帯、もしくは該薄帯を
粉砕して得た粉体を金属製の容器に詰めて、容器内を真
空または不活性雰囲気で置換し密閉した後、500℃以
上900℃以下の温度で該容器を圧延し、必要に応じ前
記圧延後の粉体を粉砕することを特徴とする希土類系異
方性粉末の製造方法。 - (7)請求項(6)記載の方法によって製造した希土類
系異方性粉末を400℃以上800℃以下の温度で熱処
理することを特徴とする希土類系異方性粉末の製造方法
。
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