JPH0356309A

JPH0356309A - 収納ラックシステム

Info

Publication number: JPH0356309A
Application number: JP18740989A
Authority: JP
Inventors: Nobuyuki Matsui; 信行松井; Tatsuyuki Ochi; 越智　達之; Kenichi Takemura; 竹村　健一
Original assignee: Kajima Corp
Current assignee: Kajima Corp
Priority date: 1989-07-21
Filing date: 1989-07-21
Publication date: 1991-03-11
Anticipated expiration: 2012-07-30
Also published as: JP2634673B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、例えばゴルブ場のゴルフバック収納装置に実
施される収納ラックシステムに関する。

［従来の技術］かかる従来のシステムにおいては、閉鎖状レールにラッ
クを備えた多数の搬器を吊設し、例えばレールに沿って
設けたチェーンコンベアにょり搬器を移動循環する収納
部を設り、この収納部と積込積卸部との間を、荷を積込
システムで搬送して収納され、取出しシステムいわゆる
ピッキングシステムで取り出され、搬送システムで搬送
されるようになっている。

［発明が解決しようとする課題］上記システムにおいては、収納部の収納システムの他に
積込システム、ピッキングシステム及び搬送システムを
必要とし、かつ、これら諸システムは全体として管理さ
れるシステムに構威されていないので、収納ラックシス
テムとしては、有効に機能するものではない。

本発明は、全体として管理される収納ラックシステムを
提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］本発明による収納ラックシステムは、閉鎖状のレールを
備えた収納部と、１本の連続するレールを備えた往搬路
部、積込積卸部及び復搬路部とを設け、前記両レールに
吊設されリニヤモータ駆動で走行する多数の搬器を設け
、前記収納部のレールの一部を選択的に往搬路部及び復
搬路部のレールに切換え接続する切換手段を設けている
。

上記切換手段は、収納部レールの一部を形成し、往復搬
路部に対向する側が収納部レールに枢着された一対のス
イッチレールと、これらスイッチレールをガイドローラ
を介してガイドするスイッチガイドレールと、スイッチ
レールを回動して往復搬路部レールに接続するスイッチ
駆動シリンダとなどで構或するのが好ましい。

［作用］上記のように構或された収納ラックシステムにおいては
、荷の収納に際し、収納部の空搬器を往搬路部側のスイ
ッチレールの手前で停止し、スイッチ駆動シリンダを作
動して該スイッチレールを往搬路部のレールに接続する
。そして、空搬器を走行させ積込積卸部において荷を収
納し、復搬路部まで走行させる。最後に、スイッチ駆動
シリンダを作動してその側のスイッチレールを復搬路部
のレールに接続し、搬器を走行して収納部レールに移動
し、収納部に収納する。

［尖施例］以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。

第１−図において、収納ラックシステムは、全体を符号
］−で示す収納部と、往搬路部１−４と、積込積卸部］
−５と、復搬路部工６とから構或されている。

前記往搬路部１４、積込積卸部］５及び復搬路部」−６
は、断面が■字状で曲線状に形或された１−本のレール
１７と、このレール１７を支持ずる複数のスタンド１９
と、レール１７の下面に隙間を設けて取付けられた平板
上の多数のコイル２８（第５図）とからなっている。こ
のレール１７の曲線形状は、往搬路部１７ａ及び復搬路
部１−　７　ｈが略平行で、それらの収納部１の側は内
方に向けて相互に接近する曲線状の収納部アクセスレー
ル１８ａ，１８ｂ　（以下総称する場合は符号工８を用
いる）に形成されている。そして、レール１−７の積込
積卸部分１．　７　ｄはＵ字状に形成され、２回の折曲
部１７ｃ，１７ｂ及びゴ７ｅ，１７ｆを介して往復搬路
部分１−７ａ及び１７ｈに接続されている。なお、これ
らの往復搬路部分１７Ω、１７ｈと折曲部１．７ｃ，１
７ｂ，１７ｅ，１７ｆの曲線形状の勾配は、所定の最小
曲率半径及び最大勾配の条件を除いて自由に形或するこ
とができる。

第２図及び第３図において、収納部１には、前記収納部
アクセスレール１　８　ａ．，　１　８　ｂ方向１；：
長く両端部が略半円形に形威され、中間部が平行に形成
された前記レール１７と同断面形のレール２が、複数の
フレーム３及び取付ブラケット４により収納部アクセス
レール１８、１．８と同じ高さにに立設されている。

このレール２の収納部アクセスレール１８ａ１１８ｂ側
の一部は、別体のスイッチレール５ａ，５ｂ（以下総称
する場合は符号５を用いる）に形威されている。これら
スイッチレール５のアクセスレール１８に対向する側は
、ピン６によりレール２に枢着され、アクセスレール１
８側の上部にはガイドローラ７が立設され、端部上面に
はアクセスレール１８の上面と面一なガイドプレート８
が設けられている。

前記ガイドローラ７をガイドする両端部が円弧５状に形或されたスイッチガイドレール９が設けられ、取
付ブラケット４のスイッチレール５側には、シリンダ取
付ブラケット１０がスイッチレール５側に突設され、そ
のブラケット１０の先端部には、スイッチ駆動シリンダ
１１が枢着されている。このシリンダ１１のピストンロ
ッド１　］．　ａは、スイッチレール５のピン６側上面
に固設されたヨーク１２に連結されており、シリンダ１
１を伸長作動すると、スイッチレール５は鎖線位置から
外方に開きアクセスレール１８と接続されるようになっ
ており、これらの部材５〜１２により切換手段が構威さ
れている。そして、レール２には、搬器２０が吊設され
、フレーム３の下部には、移動する搬器２０の下部背面
をガイドする閉鎖状の下部ガイド１３が設けられている
。

第４図ないし第７図において、搬器２０のラック２１は
、水平断面形が略半円状で側方の開［」部にドア２１ａ
を備えた容器状に形成され、上面には一対のスイングサ
ドル２２、２２が立設されている。

６このスイングサドル２２には、レール２の外方下縁部２
ａに当接する一対のガイドローラ２３、２３と、レール
２の内方上下縁部２ｂ，２ｃに当接ずるガイドローラ２
４とが立設され、スイングサドル２２のセンタシャフト
２５には、レール２の内側上下面２ｄ，２ｅ間に収まり
内側下面２ｅ上を転動する走行車輪２６が設けられてい
る。そして、ラック２１上面のスイングサドル２２、２
２の中間には、板状の永久磁石２７が設けられ、レール
２の下面には永久磁石２７に対向する多数の板状のコイ
ル２８が隙間を設けて取付けられ、また、スイッチレー
ル５、５と往搬路部１４〜復搬路部１６のレール１７の
下面にも、同様にコイル２８が設けられている。

これら永久磁石２７とコイル２８とにより、各搬器２０
毎にリニアモータが構成され、コイル２８に通電ずるこ
とにより搬器２０を走行車輪２６によりレール２、５、
コ７に沿って走行できるようになっている。

運転に際し、収納部１内の搬器２０、２０・・・をレー
ル２に沿って搬送しながら、空の搬器２０Ａがスイッチ
レール５ａの手前にきた時点で｛１；ζ止ずる（第８図
）。

次いで、スイッチ駆動シリンダ１１を伸長作動し、スイ
ッチレール５ａを外方に開いてアクセスレール１８ａに
接続し、搬器２０Ａを積込積卸部１５まで搬送し、スイ
ッチ駆動シリンダ１１−を収縮作動し、スイッチレール
５ａを常態に復帰する（第９図）。

次いで、積込みの終了した搬器２ＯＡを搬送し、スイッ
チ駆動シリンダ１１を伸長作動し、スイッチレール５ｂ
を外方に開いてアクセスレール１８ｂに接続する（第１
０図）。

最後に、搬器２ＯＡをレール２に搬送して収納部］に収
納し、スイッチ駆動シリンダ１１を収縮作動し、スイッ
チレール５ｂを常態に復帰する（第１１−図）。

［発明の効果コ本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。

収納部と積込積卸部とのレールは、スイッチレールで接
続されるので、従来の積込システム、ピッキングシステ
ム及び搬送システムは不要である。

また、リニアモータ駆動により、搬器毎の位置、速度を
制御することができ、更に、レールの経路を変更するだ
けで収納部の増設やルートの変更を行うことができ、ま
た、複数の搬器を収納部に対し同時に収納、取出しを行
うことができる。

また、往復搬路部のレールの曲線形状、勾配の制約を小
さくすることができる。

また、荷と搬器とにバーコード等の背番号を付け、バー
コードリーダ等の背番号認識装置及び在庫管理システム
どの組合せにより、搬器毎の管理、移動を容易に行い、
前述のゴルフバック収納装置の外、スキー場レンタルス
キーラック、部品庫収納装置、製品庫収納装置、低温、
高温、窒素ガス等人間の入れない環境下の倉庫、機械式
駐車場、競輪場システム等に実施することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２９図は収納部を示す斜視図、第３図は切換手段を示す斜視
図、第４図及び第５図は搬器の走行装置を示す斜視図及
び正面図、第６図及び第７図は第５図のＡ矢視図及びＢ
矢視図、第８図ないし第１１図は搬器の搬送状態を示す
平面図である。」，・・・収納部　　２、１７・・・レール５・・・ス
イッチレール　　７・・・ガイドローラ　　９・・・ス
イッチガイドレール　　］１・・・スイッチ駆動シリン
ダ　　１−４・・・往搬路部　　１５・・・積込積卸部
　　工６・・・復搬路部　　２０・・・搬器　　２工・
・・ラック２６・・・走行車輪　　２７・・・永久磁石
２８・・・コイル１０特開平３５６３０９　（４）特開平３５６３０９　（６）

Claims

【特許請求の範囲】

閉鎖状のレールを備えた収納部と、１本の連続するレー
ルを備えた往搬路部、積込積卸部及び復搬路部とを設け
、前記両レールに吊設されリニヤモータ駆動で走行する
多数の搬器を設け、前記収納部のレールの一部を選択的
に往搬路部及び復搬路部のレールに切換え接続する切換
手段を設けたことを特徴とする収納ラックシステム。