JP2002173224A - 搬送装置および搬送設備 - Google Patents
搬送装置および搬送設備Info
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- JP2002173224A JP2002173224A JP2000372198A JP2000372198A JP2002173224A JP 2002173224 A JP2002173224 A JP 2002173224A JP 2000372198 A JP2000372198 A JP 2000372198A JP 2000372198 A JP2000372198 A JP 2000372198A JP 2002173224 A JP2002173224 A JP 2002173224A
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- 238000013459 approach Methods 0.000 claims abstract description 15
- 230000010485 coping Effects 0.000 abstract description 2
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 72
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- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 幅の異なる2種類の荷に対応可能であり、コ
ストダウンや小型軽量化が図れる搬送台車を提供する。 【解決手段】 搬送経路20に沿って走行自在な走行体
に、パレット5aを支持して出し入れする移載手段24
が設けられ、移載手段24は、一対のローラコンベヤ3
0a,30bと、一対のローラコンベヤ30a,30b
をパレット5aの幅W方向に沿って互いに接近離間させ
る間隔調節手段31とで構成され、両ローラコンベヤ3
0a,30bに、パレット5aを出し入れ方向51に案
内する案内部材50が設けられている。幅Wの広いパレ
ット5aを搬送する場合、一対のローラコンベヤ30
a,30bが第1位置Aまで離間し、幅Wの狭いパレッ
トを搬送する場合、一対のローラコンベヤ30a,30
bが第2位置まで接近する。
ストダウンや小型軽量化が図れる搬送台車を提供する。 【解決手段】 搬送経路20に沿って走行自在な走行体
に、パレット5aを支持して出し入れする移載手段24
が設けられ、移載手段24は、一対のローラコンベヤ3
0a,30bと、一対のローラコンベヤ30a,30b
をパレット5aの幅W方向に沿って互いに接近離間させ
る間隔調節手段31とで構成され、両ローラコンベヤ3
0a,30bに、パレット5aを出し入れ方向51に案
内する案内部材50が設けられている。幅Wの広いパレ
ット5aを搬送する場合、一対のローラコンベヤ30
a,30bが第1位置Aまで離間し、幅Wの狭いパレッ
トを搬送する場合、一対のローラコンベヤ30a,30
bが第2位置まで接近する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、幅の異なる複数種
の荷を取り扱う場合、上記荷を受取って搬送した後、荷
を送り渡す搬送装置およびこのような搬送装置を備えた
搬送設備に関する。
の荷を取り扱う場合、上記荷を受取って搬送した後、荷
を送り渡す搬送装置およびこのような搬送装置を備えた
搬送設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の搬送装置としては、例え
ば、図10〜図12に示すように、幅Wの異なる複数種
の荷101a,101bを収納する自動倉庫設備(図示
せず)に用いられる搬送台車103がある。すなわち、
自動倉庫(図示せず)は、複数の荷収納部を有する棚
と、棚の正面に沿って移動して荷収納部に対し荷101
a,101bを出し入れするスタッカクレーンとで構成
されている。上記各棚の隣りには入出庫用のコンベヤ
(図示せず)が複数設置され、これらコンベヤの隣りに
上記搬送台車103が配置されている。
ば、図10〜図12に示すように、幅Wの異なる複数種
の荷101a,101bを収納する自動倉庫設備(図示
せず)に用いられる搬送台車103がある。すなわち、
自動倉庫(図示せず)は、複数の荷収納部を有する棚
と、棚の正面に沿って移動して荷収納部に対し荷101
a,101bを出し入れするスタッカクレーンとで構成
されている。上記各棚の隣りには入出庫用のコンベヤ
(図示せず)が複数設置され、これらコンベヤの隣りに
上記搬送台車103が配置されている。
【0003】上記搬送台車103は、搬送経路108に
沿って走行自在な走行体109と、この走行体109上
に設けられかつ荷101a,101bを支持して搬送経
路108と直交する方向へ出し入れするローラコンベヤ
110とで構成されている。このローラコンベヤ110
は、搬送経路108の方向に沿った回転軸心111を中
心として回転自在な複数のローラ112と、これらロー
ラ112の両端部の軸を支持する支持フレーム114
と、各ローラ112を回転させる回転駆動装置115と
で構成されている。尚、回転駆動装置115は、各ロー
ラ112の端部に設けられたスプロケット116に巻回
された駆動チェン117と、この駆動チェン117を回
動させるモータ(図示せず)等によって構成されてい
る。
沿って走行自在な走行体109と、この走行体109上
に設けられかつ荷101a,101bを支持して搬送経
路108と直交する方向へ出し入れするローラコンベヤ
110とで構成されている。このローラコンベヤ110
は、搬送経路108の方向に沿った回転軸心111を中
心として回転自在な複数のローラ112と、これらロー
ラ112の両端部の軸を支持する支持フレーム114
と、各ローラ112を回転させる回転駆動装置115と
で構成されている。尚、回転駆動装置115は、各ロー
ラ112の端部に設けられたスプロケット116に巻回
された駆動チェン117と、この駆動チェン117を回
動させるモータ(図示せず)等によって構成されてい
る。
【0004】また、上記搬送台車103には、荷101
a,101bを出し入れ方向128(搬送経路108と
直交する方向)に案内する前後一対の案内部材119
が、互いに荷101a,101bの幅W方向(前後方
向)に沿って接近離間自在に設けられている。
a,101bを出し入れ方向128(搬送経路108と
直交する方向)に案内する前後一対の案内部材119
が、互いに荷101a,101bの幅W方向(前後方
向)に沿って接近離間自在に設けられている。
【0005】すなわち、一対の案内部材119はそれぞ
れ、ローラ112の上方に位置し、左右一対の取付板1
20を介して、一対のスライド部材121上に取付けら
れている。上記一対のスライド部材121はそれぞれ、
ローラ112の下方に位置しており、左右一対のガイド
レール122に支持案内されて、互いに荷101a,1
01bの幅W方向(前後方向)に沿ってスライドするよ
うに構成されている。また、上記取付板120は、ロー
ラ112間を上下方向に挿通されて、案内部材119と
スライド部材121との間に設けられている。
れ、ローラ112の上方に位置し、左右一対の取付板1
20を介して、一対のスライド部材121上に取付けら
れている。上記一対のスライド部材121はそれぞれ、
ローラ112の下方に位置しており、左右一対のガイド
レール122に支持案内されて、互いに荷101a,1
01bの幅W方向(前後方向)に沿ってスライドするよ
うに構成されている。また、上記取付板120は、ロー
ラ112間を上下方向に挿通されて、案内部材119と
スライド部材121との間に設けられている。
【0006】また、ローラ112の下方には、上記一対
の案内部材119を接近離間させて間隔を調節する間隔
調節手段124が設けられている。この間隔調節手段1
24は、両スライド部材121間に位置する回転アーム
125と、この回転アーム125とスライド部材121
との間に設けられた一対の連結アーム126と、上記回
転アーム125を回転させるモータ127とで構成され
ている。尚、一対の連結アーム126の先端はそれぞ
れ、スライド部材121に対して、出し入れ方向128
へ変移可能に係合している。
の案内部材119を接近離間させて間隔を調節する間隔
調節手段124が設けられている。この間隔調節手段1
24は、両スライド部材121間に位置する回転アーム
125と、この回転アーム125とスライド部材121
との間に設けられた一対の連結アーム126と、上記回
転アーム125を回転させるモータ127とで構成され
ている。尚、一対の連結アーム126の先端はそれぞ
れ、スライド部材121に対して、出し入れ方向128
へ変移可能に係合している。
【0007】これによると、図12の実線で示すよう
に、上記回転アーム125を一方向へ回転することによ
り、一対のスライド部材121と共に一対の案内部材1
19が第1位置Aまで互いに離間し、一対の案内部材1
19間の間隔が広がる。また、図12の仮想線で示すよ
うに、上記回転アーム125を他方向へ回転することに
より、一対のスライド部材121と共に一対の案内部材
119が第2位置Bまで互いに接近し、一対の案内部材
119間の間隔が狭まる。
に、上記回転アーム125を一方向へ回転することによ
り、一対のスライド部材121と共に一対の案内部材1
19が第1位置Aまで互いに離間し、一対の案内部材1
19間の間隔が広がる。また、図12の仮想線で示すよ
うに、上記回転アーム125を他方向へ回転することに
より、一対のスライド部材121と共に一対の案内部材
119が第2位置Bまで互いに接近し、一対の案内部材
119間の間隔が狭まる。
【0008】例えば、荷101a,101bを自動倉庫
(図示せず)の棚(図示せず)から出庫する場合、スタ
ッカクレーン(図示せず)を作動させて、所定の荷収納
部(図示せず)から荷101a,101bを取り出し、
入出庫用のコンベヤ(図示せず)へ渡す。その後、荷1
01a,101bは、入出庫用のコンベヤ(図示せず)
によって搬送され、入出庫用のコンベヤ(図示せず)か
ら搬送台車103のローラコンベヤ110上へ渡され
る。この際、各ローラ112が回転駆動装置115によ
って回転し、荷101a,101bがローラコンベヤ1
10上へ引き込まれて支持される。その後、搬送台車1
03が搬送経路108に沿って走行し、荷101a,1
01bが所定場所へ搬送される。
(図示せず)の棚(図示せず)から出庫する場合、スタ
ッカクレーン(図示せず)を作動させて、所定の荷収納
部(図示せず)から荷101a,101bを取り出し、
入出庫用のコンベヤ(図示せず)へ渡す。その後、荷1
01a,101bは、入出庫用のコンベヤ(図示せず)
によって搬送され、入出庫用のコンベヤ(図示せず)か
ら搬送台車103のローラコンベヤ110上へ渡され
る。この際、各ローラ112が回転駆動装置115によ
って回転し、荷101a,101bがローラコンベヤ1
10上へ引き込まれて支持される。その後、搬送台車1
03が搬送経路108に沿って走行し、荷101a,1
01bが所定場所へ搬送される。
【0009】このような出庫作業において、幅の広い荷
101aを取り扱う場合、図10の実線および図11の
実線で示すように、一対の案内部材119を第1位置A
まで互いに離間させ、一対の案内部材119間の間隔を
広げておく。これにより、荷101aを入出庫用のコン
ベヤ(図示せず)から搬送台車103のローラコンベヤ
110上へ渡す際、上記荷101aは一対の案内部材1
19によって確実に出し入れ方向128へ案内される。
また、幅の狭い荷101bを取り扱う場合には、図10
の仮想線および図11の仮想線で示すように、一対の案
内部材119を第2位置Bまで互いに接近させ、一対の
案内部材119間の間隔を狭めておく。これにより、荷
101bを入出庫用のコンベヤ(図示せず)から搬送台
車103のローラコンベヤ110上へ渡す際、上記荷1
01bは一対の案内部材119によって確実に出し入れ
方向へ案内される。
101aを取り扱う場合、図10の実線および図11の
実線で示すように、一対の案内部材119を第1位置A
まで互いに離間させ、一対の案内部材119間の間隔を
広げておく。これにより、荷101aを入出庫用のコン
ベヤ(図示せず)から搬送台車103のローラコンベヤ
110上へ渡す際、上記荷101aは一対の案内部材1
19によって確実に出し入れ方向128へ案内される。
また、幅の狭い荷101bを取り扱う場合には、図10
の仮想線および図11の仮想線で示すように、一対の案
内部材119を第2位置Bまで互いに接近させ、一対の
案内部材119間の間隔を狭めておく。これにより、荷
101bを入出庫用のコンベヤ(図示せず)から搬送台
車103のローラコンベヤ110上へ渡す際、上記荷1
01bは一対の案内部材119によって確実に出し入れ
方向へ案内される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、ローラコンベヤ110のローラ112の長
さは、幅の広い荷101aに対応させる必要があるた
め、非常に長尺となり、ローラ112が荷重により撓み
易くなる。ローラ112の撓みを防止するためにはロー
ラ112の直径を太くすればよいが、コストアップおよ
び重量増加を招くといった問題があった。
来形式では、ローラコンベヤ110のローラ112の長
さは、幅の広い荷101aに対応させる必要があるた
め、非常に長尺となり、ローラ112が荷重により撓み
易くなる。ローラ112の撓みを防止するためにはロー
ラ112の直径を太くすればよいが、コストアップおよ
び重量増加を招くといった問題があった。
【0011】また、一対の案内部材119が接近離間す
る際、ローラ112間を取付板120が移動するが、各
取付板120が駆動チェン117や支持フレーム114
に干渉するのを避けるため、図11に示すように、ロー
ラ112の両端を、第1位置Aまで離間した両案内部材
119の取付板120よりもさらに外側に位置させる必
要があり、したがって、ローラ112の全長を長さLだ
け余分に長くしなければならないといった問題があり、
ひいては、搬送台車103が大型化してしまうといった
問題が生じる。
る際、ローラ112間を取付板120が移動するが、各
取付板120が駆動チェン117や支持フレーム114
に干渉するのを避けるため、図11に示すように、ロー
ラ112の両端を、第1位置Aまで離間した両案内部材
119の取付板120よりもさらに外側に位置させる必
要があり、したがって、ローラ112の全長を長さLだ
け余分に長くしなければならないといった問題があり、
ひいては、搬送台車103が大型化してしまうといった
問題が生じる。
【0012】本発明は、幅の異なる複数種類の荷に対応
可能であり、コストダウンや小型軽量化が図れる搬送装
置および搬送設備を提供することを目的とする。
可能であり、コストダウンや小型軽量化が図れる搬送装
置および搬送設備を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本第1発明は、幅の異なる複数種類の荷を搬送する搬
送装置であって、搬送経路に沿って走行自在な走行体
に、上記荷を支持して走行体から出し入れする移載手段
が設けられ、上記移載手段は、一対の移載装置と、少な
くとも一方の移載装置を他方の移載装置に対して荷の幅
方向に沿って接近離間させる間隔調節手段とで構成さ
れ、上記両移載装置に、荷を出し入れ方向に案内する案
内部材が設けられているものである。
に本第1発明は、幅の異なる複数種類の荷を搬送する搬
送装置であって、搬送経路に沿って走行自在な走行体
に、上記荷を支持して走行体から出し入れする移載手段
が設けられ、上記移載手段は、一対の移載装置と、少な
くとも一方の移載装置を他方の移載装置に対して荷の幅
方向に沿って接近離間させる間隔調節手段とで構成さ
れ、上記両移載装置に、荷を出し入れ方向に案内する案
内部材が設けられているものである。
【0014】これによると、搬送装置に対する荷の出し
入れは一対の移載装置によって行われる。この際、間隔
調節手段により、少なくとも一方の移載装置を他方の移
載装置に対して接近離間させることによって、一対の移
載装置間の間隔を荷の幅に応じて変更することができ
る。これにより、一対の移載装置で、幅の異なる複数種
類の荷に対応することができるため、従来のようにロー
ラコンベヤに長尺のローラを設けて幅の広い荷に対応さ
せることは不要となる。
入れは一対の移載装置によって行われる。この際、間隔
調節手段により、少なくとも一方の移載装置を他方の移
載装置に対して接近離間させることによって、一対の移
載装置間の間隔を荷の幅に応じて変更することができ
る。これにより、一対の移載装置で、幅の異なる複数種
類の荷に対応することができるため、従来のようにロー
ラコンベヤに長尺のローラを設けて幅の広い荷に対応さ
せることは不要となる。
【0015】また、上記のような移載装置の接近離間に
ともなって、一対の案内部材間の間隔も荷の幅に応じて
変更される。これにより、荷は、一対の案内部材に案内
されてずれることなく、搬送装置に対して出し入れされ
る。このように、一対の案内部材が一対の移載装置と一
体に接近離間するため、従来のようなローラ間を移動す
る取付板が不要となり、これによって、従来のようにロ
ーラコンベヤのローラの長さを余分に長くしなければな
らないといった無駄な構成は不要となる。
ともなって、一対の案内部材間の間隔も荷の幅に応じて
変更される。これにより、荷は、一対の案内部材に案内
されてずれることなく、搬送装置に対して出し入れされ
る。このように、一対の案内部材が一対の移載装置と一
体に接近離間するため、従来のようなローラ間を移動す
る取付板が不要となり、これによって、従来のようにロ
ーラコンベヤのローラの長さを余分に長くしなければな
らないといった無駄な構成は不要となる。
【0016】このようなことから、コストダウンが実施
でき、さらには搬送装置を小型軽量化することが可能と
なる。また、本第2発明は、移載装置同士が互いに接近
離間自在に構成され、間隔調節手段は、一方の移載装置
の移動方向に対して他方の移載装置の移動方向が逆方向
となるように、接近離間させるものである。
でき、さらには搬送装置を小型軽量化することが可能と
なる。また、本第2発明は、移載装置同士が互いに接近
離間自在に構成され、間隔調節手段は、一方の移載装置
の移動方向に対して他方の移載装置の移動方向が逆方向
となるように、接近離間させるものである。
【0017】これによると、搬送装置に対する荷の出し
入れは一対の移載装置によって行われる。この際、間隔
調節手段により、一対の移載装置同士を互いに接近離間
させることによって、一対の移載装置間の間隔を荷の幅
に応じて変更することができる。
入れは一対の移載装置によって行われる。この際、間隔
調節手段により、一対の移載装置同士を互いに接近離間
させることによって、一対の移載装置間の間隔を荷の幅
に応じて変更することができる。
【0018】また、上記のような一対の移載装置同士の
接近離間にともなって、一対の案内部材間の間隔も荷の
幅に応じて変更される。これにより、荷は、一対の案内
部材に案内されてずれることなく、搬送装置に対して出
し入れされる。
接近離間にともなって、一対の案内部材間の間隔も荷の
幅に応じて変更される。これにより、荷は、一対の案内
部材に案内されてずれることなく、搬送装置に対して出
し入れされる。
【0019】また、本第3発明は、間隔調節手段は、一
対の移載装置間に設けられた回転自在なピニオンと、上
記移載装置側に取付けられて上記ピニオンに歯合するラ
ックとで構成されているものである。
対の移載装置間に設けられた回転自在なピニオンと、上
記移載装置側に取付けられて上記ピニオンに歯合するラ
ックとで構成されているものである。
【0020】これによると、ピニオンが回転することに
より、ラックが移動して、少なくとも一方の移載装置が
他方の移載装置に対して接近離間する。また、本第4発
明は、移載手段上に荷が存在しない状態で走行体が走行
中に、間隔調節手段が作動して、一対の移載装置間の間
隔が調節されるものである。
より、ラックが移動して、少なくとも一方の移載装置が
他方の移載装置に対して接近離間する。また、本第4発
明は、移載手段上に荷が存在しない状態で走行体が走行
中に、間隔調節手段が作動して、一対の移載装置間の間
隔が調節されるものである。
【0021】これによると、移載手段上に荷が存在しな
い空の状態で走行体が走行している際中に、間隔調節手
段が作動して、次に搬送すべき荷の幅に応じて一対の移
載装置間の間隔を変更しておく。これにより、次の荷を
直ちに受取って搬送することができるため、作業時間が
短縮される。
い空の状態で走行体が走行している際中に、間隔調節手
段が作動して、次に搬送すべき荷の幅に応じて一対の移
載装置間の間隔を変更しておく。これにより、次の荷を
直ちに受取って搬送することができるため、作業時間が
短縮される。
【0022】また、本第5発明は、上記第1発明から第
4発明のいずれかに記載の搬送装置を備えた搬送設備で
あって、搬送経路の途中に、荷を受け渡しする受け渡し
部が複数形成され、上記各受け渡し部に、荷を支持する
荷支持体が配置され、上記荷支持体は荷の幅に応じて複
数種類存在し、上記各受け渡し部において、荷支持体と
搬送装置との間で荷を受け渡し可能に構成したものであ
る。
4発明のいずれかに記載の搬送装置を備えた搬送設備で
あって、搬送経路の途中に、荷を受け渡しする受け渡し
部が複数形成され、上記各受け渡し部に、荷を支持する
荷支持体が配置され、上記荷支持体は荷の幅に応じて複
数種類存在し、上記各受け渡し部において、荷支持体と
搬送装置との間で荷を受け渡し可能に構成したものであ
る。
【0023】これによると、荷は、搬送装置によって搬
送され、さらに、搬送装置と上記荷の幅に応じた荷支持
体との間で受け渡しされる。
送され、さらに、搬送装置と上記荷の幅に応じた荷支持
体との間で受け渡しされる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図9に基づいて説明する。図8,図9に示すように、
1は収納設備であり、荷2a,2bを収納する自動倉庫
3a,3bと、自動倉庫3a,3bに対して入出庫する
荷2a,2bを搬送する搬送設備4とで構成されてい
る。図7に示すように、上記荷2a,2bはそれぞれ、
幅Wの広いパレット5a上に載置された物品6aで構成
される第1の荷2aと、幅Wの狭いパレット5b上に載
置された物品6bで構成される第2の荷2bとの2種類
が存在する。
〜図9に基づいて説明する。図8,図9に示すように、
1は収納設備であり、荷2a,2bを収納する自動倉庫
3a,3bと、自動倉庫3a,3bに対して入出庫する
荷2a,2bを搬送する搬送設備4とで構成されてい
る。図7に示すように、上記荷2a,2bはそれぞれ、
幅Wの広いパレット5a上に載置された物品6aで構成
される第1の荷2aと、幅Wの狭いパレット5b上に載
置された物品6bで構成される第2の荷2bとの2種類
が存在する。
【0025】図9に示すように、上記自動倉庫3aは、
上記第1の荷2aに対応するものであり、第1の荷2a
を収納する複数の収納部8を備えた複数の棚9と、棚9
の正面に沿って移動して上記収納部8に対して第1の荷
2aを出し入れするスタッカクレーン10とで構成され
ている。図8に示すように、上記スタッカクレーン10
は、棚9の正面に沿って走行する走行体11と、この走
行体11に設けられた昇降自在な荷台12と、この荷台
12に設けられたフォーク13とで構成されている。
上記第1の荷2aに対応するものであり、第1の荷2a
を収納する複数の収納部8を備えた複数の棚9と、棚9
の正面に沿って移動して上記収納部8に対して第1の荷
2aを出し入れするスタッカクレーン10とで構成され
ている。図8に示すように、上記スタッカクレーン10
は、棚9の正面に沿って走行する走行体11と、この走
行体11に設けられた昇降自在な荷台12と、この荷台
12に設けられたフォーク13とで構成されている。
【0026】また、上記各棚9の隣りには、第1の荷2
aを搬送する入出庫用の第1のコンベヤ14aが設置さ
れている。各第1のコンベヤ14aは左右一対の無端状
のチェン15を有しており、両チェン15上に第1の荷
2aを支持した状態で、両チェン15が回動することに
よって、第1の荷2aが搬送経路16に沿って搬送され
る。尚、一対のチェン15間の間隔は、第1の荷2aの
パレット5aの幅Wに応じて広く形成されている。ま
た、上記スタッカクレーン10は第1の荷2aを棚9と
第1のコンベヤ14aとの間で出し入れするものであ
る。
aを搬送する入出庫用の第1のコンベヤ14aが設置さ
れている。各第1のコンベヤ14aは左右一対の無端状
のチェン15を有しており、両チェン15上に第1の荷
2aを支持した状態で、両チェン15が回動することに
よって、第1の荷2aが搬送経路16に沿って搬送され
る。尚、一対のチェン15間の間隔は、第1の荷2aの
パレット5aの幅Wに応じて広く形成されている。ま
た、上記スタッカクレーン10は第1の荷2aを棚9と
第1のコンベヤ14aとの間で出し入れするものであ
る。
【0027】図9に示すように、上記自動倉庫3bは、
上記第2の荷2bに対応するものであり、先述した自動
倉庫3aと同様、棚9とスタッカクレーン10とで構成
されている。また、上記各棚9の隣りには、第2の荷2
bを搬送する入出庫用の第2のコンベヤ14bが設置さ
れている。尚、上記第2のコンベヤ14bの一対のチェ
ン15間の間隔は、第2の荷2bのパレット5bの幅W
に応じて、第1のコンベヤ14aのものよりも狭く形成
されている。
上記第2の荷2bに対応するものであり、先述した自動
倉庫3aと同様、棚9とスタッカクレーン10とで構成
されている。また、上記各棚9の隣りには、第2の荷2
bを搬送する入出庫用の第2のコンベヤ14bが設置さ
れている。尚、上記第2のコンベヤ14bの一対のチェ
ン15間の間隔は、第2の荷2bのパレット5bの幅W
に応じて、第1のコンベヤ14aのものよりも狭く形成
されている。
【0028】上記搬送設備4は、上記第1および第2の
荷2a,2bを搬送するものであり、ループ状(無端
状)の搬送経路20に沿って移動自在な複数の搬送台車
21(搬送装置の一例)を有している。図2〜図4に示
すように、上記搬送台車21は、搬送経路20に沿って
敷設された左右一対の走行レール22に支持案内されて
走行自在な走行体23と、荷2a,2bを支持して走行
体23から出し入れする移載手段24とを備えている。
荷2a,2bを搬送するものであり、ループ状(無端
状)の搬送経路20に沿って移動自在な複数の搬送台車
21(搬送装置の一例)を有している。図2〜図4に示
すように、上記搬送台車21は、搬送経路20に沿って
敷設された左右一対の走行レール22に支持案内されて
走行自在な走行体23と、荷2a,2bを支持して走行
体23から出し入れする移載手段24とを備えている。
【0029】上記走行体23には、走行レール22上を
転動する複数の走行車輪25と、いずれかの走行車輪2
5を回転駆動させる駆動装置19と、走行レール22上
からの脱落を防止する複数のガイドローラ26と、走行
レール22に沿って設けられた給電レール(図示せず)
に摺接する集電装置(図示せず)とが設けられている。
転動する複数の走行車輪25と、いずれかの走行車輪2
5を回転駆動させる駆動装置19と、走行レール22上
からの脱落を防止する複数のガイドローラ26と、走行
レール22に沿って設けられた給電レール(図示せず)
に摺接する集電装置(図示せず)とが設けられている。
【0030】上記移載手段24は、互いに前後方向(搬
送経路20の方向)へ移動して接近離間自在な前後一対
のローラコンベヤ30a,30bと、一対のローラコン
ベヤ30a,30bを接近離間させる間隔調節手段31
とで構成されている。上記一対のローラコンベヤ30
a,30bはそれぞれ、前後方向の回転軸心32を中心
として回転自在な複数のローラ33と、これらローラ3
3の両端部の軸34を支持する支持フレーム35と、各
ローラ33を回転させる回転駆動装置36とで構成され
ている。尚、回転駆動装置36は、各ローラ33の端部
に設けられたスプロケット37に巻回された駆動チェン
38と、駆動チェン38を回動させるモータ39等によ
って構成されている。
送経路20の方向)へ移動して接近離間自在な前後一対
のローラコンベヤ30a,30bと、一対のローラコン
ベヤ30a,30bを接近離間させる間隔調節手段31
とで構成されている。上記一対のローラコンベヤ30
a,30bはそれぞれ、前後方向の回転軸心32を中心
として回転自在な複数のローラ33と、これらローラ3
3の両端部の軸34を支持する支持フレーム35と、各
ローラ33を回転させる回転駆動装置36とで構成され
ている。尚、回転駆動装置36は、各ローラ33の端部
に設けられたスプロケット37に巻回された駆動チェン
38と、駆動チェン38を回動させるモータ39等によ
って構成されている。
【0031】図5に示すように、上記走行体23上には
ベースフレーム40が設けられ、このベースフレーム4
0には、左右一対のガイドレール41が前後1組ずつ設
けられている。また、図3,図4に示すように、一対の
ローラコンベヤ30a,30bの底部にはそれぞれ、上
記ガイドレール41に支持案内されて前後方向へスライ
ドするスライド部材42が設けられている。上記一対の
ローラコンベヤ30a,30bは、上記スライド部材4
2がガイドレール41上をスライドすることによって、
接近離間する。
ベースフレーム40が設けられ、このベースフレーム4
0には、左右一対のガイドレール41が前後1組ずつ設
けられている。また、図3,図4に示すように、一対の
ローラコンベヤ30a,30bの底部にはそれぞれ、上
記ガイドレール41に支持案内されて前後方向へスライ
ドするスライド部材42が設けられている。上記一対の
ローラコンベヤ30a,30bは、上記スライド部材4
2がガイドレール41上をスライドすることによって、
接近離間する。
【0032】図1,図2,図5,図6に示すように、上
記間隔調節手段31は、一対のローラコンベヤ30a,
30b間に設けられた回転自在なピニオン44と、各ロ
ーラコンベヤ30a,30bの下部に設けられて上記ピ
ニオン44に左右両側から歯合する一対のラック45
と、上記ピニオン44を回転させるモータ等の回転作動
装置46とで構成されている。上記ピニオン44はベー
スフレーム40に垂直に設けられた回転軸47の下端に
取付けられている。
記間隔調節手段31は、一対のローラコンベヤ30a,
30b間に設けられた回転自在なピニオン44と、各ロ
ーラコンベヤ30a,30bの下部に設けられて上記ピ
ニオン44に左右両側から歯合する一対のラック45
と、上記ピニオン44を回転させるモータ等の回転作動
装置46とで構成されている。上記ピニオン44はベー
スフレーム40に垂直に設けられた回転軸47の下端に
取付けられている。
【0033】図1に示すように、上記回転作動装置46
によってピニオン44が一方へ回転することにより、一
対のラック45が移動して、ローラコンベヤ30a,3
0b間の間隔が最大になる第1位置Aまで一対のローラ
コンベヤ30a,30bが互いに離間する。また、図2
に示すように、回転作動装置46によってピニオン44
が他方へ回転することにより、一対のラック45が逆移
動して、ローラコンベヤ30a,30b間の間隔が最小
になる第2位置Bまで一対のローラコンベヤ30a,3
0bが互いに接近する。尚、上記ベースフレーム40に
は、一対のローラコンベヤ30a,30bを第1位置A
で停止させる第1ストッパー48と、一対のローラコン
ベヤ30a,30bを第2位置Bで停止させる第2スト
ッパー49とが設けられている。
によってピニオン44が一方へ回転することにより、一
対のラック45が移動して、ローラコンベヤ30a,3
0b間の間隔が最大になる第1位置Aまで一対のローラ
コンベヤ30a,30bが互いに離間する。また、図2
に示すように、回転作動装置46によってピニオン44
が他方へ回転することにより、一対のラック45が逆移
動して、ローラコンベヤ30a,30b間の間隔が最小
になる第2位置Bまで一対のローラコンベヤ30a,3
0bが互いに接近する。尚、上記ベースフレーム40に
は、一対のローラコンベヤ30a,30bを第1位置A
で停止させる第1ストッパー48と、一対のローラコン
ベヤ30a,30bを第2位置Bで停止させる第2スト
ッパー49とが設けられている。
【0034】また、図6に示すように、上記一対のロー
ラコンベヤ30a,30bの前後外側に位置している支
持フレーム35の上部にはそれぞれ、パレット5a,5
bを出し入れ方向51(左右方向)に案内する案内部材
50が設けられている。図6の実線で示すように一対の
ローラコンベヤ30a,30bが第1位置Aまで移動し
た場合、図3に示すように、両案内部材50間の間隔は
幅Wの広いパレット5aよりも僅かに広くなり、図6の
仮想線で示すように一対のローラコンベヤ30a,30
bが第2位置Bまで移動した場合、図2に示すように、
両案内部材50間の間隔は幅Wの狭いパレット5bより
も僅かに広くなる。
ラコンベヤ30a,30bの前後外側に位置している支
持フレーム35の上部にはそれぞれ、パレット5a,5
bを出し入れ方向51(左右方向)に案内する案内部材
50が設けられている。図6の実線で示すように一対の
ローラコンベヤ30a,30bが第1位置Aまで移動し
た場合、図3に示すように、両案内部材50間の間隔は
幅Wの広いパレット5aよりも僅かに広くなり、図6の
仮想線で示すように一対のローラコンベヤ30a,30
bが第2位置Bまで移動した場合、図2に示すように、
両案内部材50間の間隔は幅Wの狭いパレット5bより
も僅かに広くなる。
【0035】また、図6に示すように、両ローラコンベ
ヤ30a,30bには、両ローラコンベヤ30a,30
b上における荷2a,2bの有無を検出する荷検出装置
(例えば光電スイッチの投光器52と受光器53)が設
けられている。
ヤ30a,30bには、両ローラコンベヤ30a,30
b上における荷2a,2bの有無を検出する荷検出装置
(例えば光電スイッチの投光器52と受光器53)が設
けられている。
【0036】また、各搬送台車21には上記モータ39
や回転作動装置46を制御する制御部54が設けられて
いる。尚、上記給電レール(図示せず)から集電装置
(図示せず)を介して上記駆動装置19やモータ39お
よび回転作動装置46へ電力が供給されることにより、
各搬送台車21が走行し、ローラ33が回転し、一対の
ローラコンベヤ30a,30bが接近離間する。
や回転作動装置46を制御する制御部54が設けられて
いる。尚、上記給電レール(図示せず)から集電装置
(図示せず)を介して上記駆動装置19やモータ39お
よび回転作動装置46へ電力が供給されることにより、
各搬送台車21が走行し、ローラ33が回転し、一対の
ローラコンベヤ30a,30bが接近離間する。
【0037】図9に示すように、上記搬送経路20の途
中には、搬送台車21が停止して荷2a,2bを受け渡
しするステーション60(受け渡し部の一例)が複数形
成されている。これら各ステーション60には、2種類
のステーションコンベヤ61a,61b(荷支持体の一
例)のうち、搬送台車21に対して第1の荷2aを出し
入れする第1のステーションコンベヤ61aまたは搬送
台車21に対して第2の荷2bを出し入れする第2のス
テーションコンベヤ61bのいずれかが設置されてい
る。
中には、搬送台車21が停止して荷2a,2bを受け渡
しするステーション60(受け渡し部の一例)が複数形
成されている。これら各ステーション60には、2種類
のステーションコンベヤ61a,61b(荷支持体の一
例)のうち、搬送台車21に対して第1の荷2aを出し
入れする第1のステーションコンベヤ61aまたは搬送
台車21に対して第2の荷2bを出し入れする第2のス
テーションコンベヤ61bのいずれかが設置されてい
る。
【0038】上記第1のステーションコンベヤ61a
は、左右一対の無端状のチェン63を有しており、両チ
ェン63上に第1の荷2aを支持した状態で、両チェン
63が回動することによって、第1の荷2aが搬送経路
64に沿って搬送される。尚、第1のステーションコン
ベヤ61aの一対のチェン63間の間隔は、第1の荷2
aのパレット5aの幅Wに応じて広く形成されている。
は、左右一対の無端状のチェン63を有しており、両チ
ェン63上に第1の荷2aを支持した状態で、両チェン
63が回動することによって、第1の荷2aが搬送経路
64に沿って搬送される。尚、第1のステーションコン
ベヤ61aの一対のチェン63間の間隔は、第1の荷2
aのパレット5aの幅Wに応じて広く形成されている。
【0039】また、上記第2のステーションコンベヤ6
1bも、第1のステーションコンベヤ61aと同様に、
左右一対の無端状のチェン63を有しており、両チェン
63上に第2の荷2bを支持した状態で、両チェン63
が回動することによって、第2の荷2bが搬送経路64
に沿って搬送される。尚、第2のステーションコンベヤ
61bの一対のチェン63間の間隔は、第2の荷2bの
パレット5bの幅Wに応じて、第1のステーションコン
ベヤ61aのものよりも狭く形成されている。以下、上
記構成における作用を説明する。
1bも、第1のステーションコンベヤ61aと同様に、
左右一対の無端状のチェン63を有しており、両チェン
63上に第2の荷2bを支持した状態で、両チェン63
が回動することによって、第2の荷2bが搬送経路64
に沿って搬送される。尚、第2のステーションコンベヤ
61bの一対のチェン63間の間隔は、第2の荷2bの
パレット5bの幅Wに応じて、第1のステーションコン
ベヤ61aのものよりも狭く形成されている。以下、上
記構成における作用を説明する。
【0040】例えば、第1の荷2aを出庫する場合、パ
ソコン等(図示せず)で所定の第1の荷2aのコード等
を入力する。これにより、自動倉庫3aのスタッカクレ
ーン10の走行体11が走行し、荷台12が昇降し、フ
ォーク13が出退して、所定の第1の荷2aが自動倉庫
3aの棚9から取り出されスタッカクレーン10から第
1のコンベヤ14aへ渡される。その後、第1のコンベ
ヤ14aの両チェン15が回動し、第1の荷2aが搬送
設備4側へ向けて搬送される。
ソコン等(図示せず)で所定の第1の荷2aのコード等
を入力する。これにより、自動倉庫3aのスタッカクレ
ーン10の走行体11が走行し、荷台12が昇降し、フ
ォーク13が出退して、所定の第1の荷2aが自動倉庫
3aの棚9から取り出されスタッカクレーン10から第
1のコンベヤ14aへ渡される。その後、第1のコンベ
ヤ14aの両チェン15が回動し、第1の荷2aが搬送
設備4側へ向けて搬送される。
【0041】この際、パソコンからの指令が特定の搬送
台車21に送られ、上記指令に基づいて特定の搬送台車
21の制御部54が回転作動装置46を作動させ、図1
に示すように、一対のローラコンベヤ30a,30bを
第1位置Aまで予め離間させておく。この状態で、上記
制御部54が駆動装置19を停止させ特定の搬送台車2
1を第1のコンベヤ14aの前方に停止させる。
台車21に送られ、上記指令に基づいて特定の搬送台車
21の制御部54が回転作動装置46を作動させ、図1
に示すように、一対のローラコンベヤ30a,30bを
第1位置Aまで予め離間させておく。この状態で、上記
制御部54が駆動装置19を停止させ特定の搬送台車2
1を第1のコンベヤ14aの前方に停止させる。
【0042】そして、上記第1の荷2aを第1のコンベ
ヤ14aから特定の搬送台車21の一対のローラコンベ
ヤ30a,30bへ渡す。この際、ローラコンベヤ30
a,30bの各ローラ33が回転しているため、上記第
1の荷2aは一対のローラコンベヤ30a,30b上へ
引き込まれローラコンベヤ30a,30b上に支持され
る。尚、一対のローラコンベヤ30a,30bを第1位
置Aまで離間させているため、一対の案内部材50間の
間隔が第1の荷2aのパレット5aの幅Wに対応する。
これにより、第1の荷2aのパレット5aは、一対の案
内部材50に案内されながら、前後方向へずれることな
く、正確にローラコンベヤ30a,30b上へ引き込ま
れる。
ヤ14aから特定の搬送台車21の一対のローラコンベ
ヤ30a,30bへ渡す。この際、ローラコンベヤ30
a,30bの各ローラ33が回転しているため、上記第
1の荷2aは一対のローラコンベヤ30a,30b上へ
引き込まれローラコンベヤ30a,30b上に支持され
る。尚、一対のローラコンベヤ30a,30bを第1位
置Aまで離間させているため、一対の案内部材50間の
間隔が第1の荷2aのパレット5aの幅Wに対応する。
これにより、第1の荷2aのパレット5aは、一対の案
内部材50に案内されながら、前後方向へずれることな
く、正確にローラコンベヤ30a,30b上へ引き込ま
れる。
【0043】その後、上記特定の搬送台車21が、搬送
経路20に沿って走行し、所定の第1のステーションコ
ンベヤ61aの前方に停止する。尚、図3に示すよう
に、第1の荷2aのパレット5aは、一対の案内部材5
0間に嵌まり込んだ状態でローラコンベヤ30a,30
b上に支持されているため、搬送台車21の発進および
停止の際において、上記第1の荷2aが前後方向へずれ
るといった不具合を防止することができる。
経路20に沿って走行し、所定の第1のステーションコ
ンベヤ61aの前方に停止する。尚、図3に示すよう
に、第1の荷2aのパレット5aは、一対の案内部材5
0間に嵌まり込んだ状態でローラコンベヤ30a,30
b上に支持されているため、搬送台車21の発進および
停止の際において、上記第1の荷2aが前後方向へずれ
るといった不具合を防止することができる。
【0044】そして、一対のローラコンベヤ30a,3
0bの各ローラ33が回転して、上記第1の荷2aを所
定の第1のステーションコンベヤ61aへ送り出す。こ
の際、上記第1のステーションコンベヤ61aの両チェ
ン63が回動するため、第1の荷2aは、両チェン63
上へ引き込まれ、第1のステーションコンベヤ61a上
に支持される。尚、一対のローラコンベヤ30a,30
bを第1位置Aまで離間させているため、第1の荷2a
のパレット5aは、一対の案内部材50に案内されなが
ら、前後方向へずれることなく、正確に両チェン63上
へ引き込まれる。これにより、所定の第1の荷2aが第
1のステーションコンベヤ61a上まで出庫され、作業
者は、第1のステーションコンベヤ61a上の第1の荷
2aに対してピッキング作業等を行う。
0bの各ローラ33が回転して、上記第1の荷2aを所
定の第1のステーションコンベヤ61aへ送り出す。こ
の際、上記第1のステーションコンベヤ61aの両チェ
ン63が回動するため、第1の荷2aは、両チェン63
上へ引き込まれ、第1のステーションコンベヤ61a上
に支持される。尚、一対のローラコンベヤ30a,30
bを第1位置Aまで離間させているため、第1の荷2a
のパレット5aは、一対の案内部材50に案内されなが
ら、前後方向へずれることなく、正確に両チェン63上
へ引き込まれる。これにより、所定の第1の荷2aが第
1のステーションコンベヤ61a上まで出庫され、作業
者は、第1のステーションコンベヤ61a上の第1の荷
2aに対してピッキング作業等を行う。
【0045】上記ピッキング作業等が終了した後、第1
のステーションコンベヤ61a上の第1の荷2aを自動
倉庫3aの棚9へ入庫する。入庫の手順は上述した出庫
の逆となる。入庫の場合においても、搬送台車21の一
対のローラコンベヤ30a,30bを第1位置Aまで予
め離間させておくことにより、第1の荷2aは、第1の
ステーションコンベヤ61aから搬送台車21へ渡され
る際あるいは搬送台車21から第1のコンベヤ14aに
渡される際、一対の案内部材50に案内されるため、前
後方向へのずれが防止される。
のステーションコンベヤ61a上の第1の荷2aを自動
倉庫3aの棚9へ入庫する。入庫の手順は上述した出庫
の逆となる。入庫の場合においても、搬送台車21の一
対のローラコンベヤ30a,30bを第1位置Aまで予
め離間させておくことにより、第1の荷2aは、第1の
ステーションコンベヤ61aから搬送台車21へ渡され
る際あるいは搬送台車21から第1のコンベヤ14aに
渡される際、一対の案内部材50に案内されるため、前
後方向へのずれが防止される。
【0046】同様に、第2の荷2bを出庫する場合は、
自動倉庫3bのスタッカクレーン10が作動して、第2
の荷2bが自動倉庫3bの棚9から第2のコンベヤ14
b上へ取り出される。そして、特定の搬送台車21の制
御部54が回転作動装置46を作動させ、図2に示すよ
うに、一対のローラコンベヤ30a,30bを第2位置
Bまで予め接近させておく。
自動倉庫3bのスタッカクレーン10が作動して、第2
の荷2bが自動倉庫3bの棚9から第2のコンベヤ14
b上へ取り出される。そして、特定の搬送台車21の制
御部54が回転作動装置46を作動させ、図2に示すよ
うに、一対のローラコンベヤ30a,30bを第2位置
Bまで予め接近させておく。
【0047】その後、上記第2の荷2bを第2のコンベ
ヤ14bから特定の搬送台車21の一対のローラコンベ
ヤ30a,30bへ渡す際、一対のローラコンベヤ30
a,30bが第2位置Bまで接近しているため、一対の
案内部材50間の間隔が第2の荷2bのパレット5bの
幅Wに対応する。こりにより、第2の荷2bのパレット
5bは、一対の案内部材50に案内されながら、前後方
向へずれることなく、正確にローラコンベヤ30a,3
0b上へ引き込まれる。また、第2の荷2bを搬送台車
21から第2のステーションコンベヤ61bへ渡す際
も、第2の荷2bのパレット5bは、一対の案内部材5
0に案内されながら、前後方向へずれることなく、正確
に第2のステーションコンベヤ61b上へ引き込まれ
る。これにより、所定の第2の荷2bが第2のステーシ
ョンコンベヤ61b上まで出庫され、作業者は、第2の
ステーションコンベヤ61b上の第2の荷2bに対して
ピッキング作業等を行う。
ヤ14bから特定の搬送台車21の一対のローラコンベ
ヤ30a,30bへ渡す際、一対のローラコンベヤ30
a,30bが第2位置Bまで接近しているため、一対の
案内部材50間の間隔が第2の荷2bのパレット5bの
幅Wに対応する。こりにより、第2の荷2bのパレット
5bは、一対の案内部材50に案内されながら、前後方
向へずれることなく、正確にローラコンベヤ30a,3
0b上へ引き込まれる。また、第2の荷2bを搬送台車
21から第2のステーションコンベヤ61bへ渡す際
も、第2の荷2bのパレット5bは、一対の案内部材5
0に案内されながら、前後方向へずれることなく、正確
に第2のステーションコンベヤ61b上へ引き込まれ
る。これにより、所定の第2の荷2bが第2のステーシ
ョンコンベヤ61b上まで出庫され、作業者は、第2の
ステーションコンベヤ61b上の第2の荷2bに対して
ピッキング作業等を行う。
【0048】また、上記ピッキング作業等が終了した
後、第2のステーションコンベヤ61b上の第2の荷2
bを自動倉庫3bの棚9へ入庫する。入庫の手順は上述
した出庫の逆となる。
後、第2のステーションコンベヤ61b上の第2の荷2
bを自動倉庫3bの棚9へ入庫する。入庫の手順は上述
した出庫の逆となる。
【0049】上記のように、一対のローラコンベヤ30
a,30b間の間隔をパレット5a,5bの幅Wに応じ
て変更することにより、幅Wの異なる2種類の荷2a,
2bに対応することができるため、従来(図10参照)
のようにローラコンベヤ110に長尺のローラ112を
設けて幅Wの広い荷101aに対応させることは不要と
なる。これにより、従来よりも短くかつ小径のローラを
ローラコンベヤ30a,30bのローラ33として用い
ることができる。
a,30b間の間隔をパレット5a,5bの幅Wに応じ
て変更することにより、幅Wの異なる2種類の荷2a,
2bに対応することができるため、従来(図10参照)
のようにローラコンベヤ110に長尺のローラ112を
設けて幅Wの広い荷101aに対応させることは不要と
なる。これにより、従来よりも短くかつ小径のローラを
ローラコンベヤ30a,30bのローラ33として用い
ることができる。
【0050】さらに、従来(図11参照)においては、
ローラコンベヤ110とは別に、一対の案内部材119
が互いに接近離間する構成であるため、ローラ112間
を移動する取付板120が必要であったが、本発明の上
記実施の形態においては、一対の案内部材50が一対の
ローラコンベヤ30a,30bと一体に接近離間する構
成であるため、従来のような取付板120が不要であ
り、これにより、従来(図11参照)のようにローラ1
12の全長を長さLだけ余分に長くしなければならない
といった無駄な構成は不要となる。このようなことか
ら、コストダウンが実施でき、さらには搬送台車21を
小型軽量化することが可能となる。
ローラコンベヤ110とは別に、一対の案内部材119
が互いに接近離間する構成であるため、ローラ112間
を移動する取付板120が必要であったが、本発明の上
記実施の形態においては、一対の案内部材50が一対の
ローラコンベヤ30a,30bと一体に接近離間する構
成であるため、従来のような取付板120が不要であ
り、これにより、従来(図11参照)のようにローラ1
12の全長を長さLだけ余分に長くしなければならない
といった無駄な構成は不要となる。このようなことか
ら、コストダウンが実施でき、さらには搬送台車21を
小型軽量化することが可能となる。
【0051】また、上記搬送台車21は、荷2a,2b
を出庫の際にステーションコンベヤ61a,61bへ下
ろした後(または入庫の際にコンベヤ14a,14bへ
下ろした後)、空になった状態で搬送経路20を走行
し、走行中に間隔調節手段31が作動して、次に搬送す
べき荷2a,2bの幅Wに応じて一対のローラコンベヤ
30a,30bが第1位置A(図1参照)または第2位
置B(図2参照)に予め切り換えられる。このように、
空の搬送台車21の走行中に一対のローラコンベヤ30
a,30bの間隔を次の荷2a,2bの幅Wに応じて変
更させておくことにより、次の荷2a,2bを直ちに受
取って搬送することができるため、作業時間が短縮され
る。
を出庫の際にステーションコンベヤ61a,61bへ下
ろした後(または入庫の際にコンベヤ14a,14bへ
下ろした後)、空になった状態で搬送経路20を走行
し、走行中に間隔調節手段31が作動して、次に搬送す
べき荷2a,2bの幅Wに応じて一対のローラコンベヤ
30a,30bが第1位置A(図1参照)または第2位
置B(図2参照)に予め切り換えられる。このように、
空の搬送台車21の走行中に一対のローラコンベヤ30
a,30bの間隔を次の荷2a,2bの幅Wに応じて変
更させておくことにより、次の荷2a,2bを直ちに受
取って搬送することができるため、作業時間が短縮され
る。
【0052】上記実施の形態では、一対のローラコンベ
ヤ30a,30bを両方とも移動自在に構成している
が、いずれか片方のローラコンベヤ30a(または30
b)を固定し、もう片方のローラコンベヤ30b(また
は30a)のみを接近離間自在に構成してもよい。
ヤ30a,30bを両方とも移動自在に構成している
が、いずれか片方のローラコンベヤ30a(または30
b)を固定し、もう片方のローラコンベヤ30b(また
は30a)のみを接近離間自在に構成してもよい。
【0053】上記実施の形態では、移載装置の一例とし
て一対のローラコンベヤ30a,30bを用いたが、ロ
ーラコンベヤに限定されるものではなく、例えば一対の
ベルトコンベヤやスラットコンベヤ,チェンコンベヤ等
を用いてもよい。
て一対のローラコンベヤ30a,30bを用いたが、ロ
ーラコンベヤに限定されるものではなく、例えば一対の
ベルトコンベヤやスラットコンベヤ,チェンコンベヤ等
を用いてもよい。
【0054】上記実施の形態では、図5に示すように、
間隔調節手段31として、ピニオン44とラック45と
回転作動装置46とを用いているが、これらの構成に限
定されるものではなく、シリンダ等を用いてローラコン
ベヤ30a,30bを移動させたり、あるいはスプロケ
ットとチェンとを用いてローラコンベヤ30a,30b
を移動させてもよい。
間隔調節手段31として、ピニオン44とラック45と
回転作動装置46とを用いているが、これらの構成に限
定されるものではなく、シリンダ等を用いてローラコン
ベヤ30a,30bを移動させたり、あるいはスプロケ
ットとチェンとを用いてローラコンベヤ30a,30b
を移動させてもよい。
【0055】上記実施の形態では、図8に示すように、
搬送台車21は左右一対(2本)の走行レール22上を
走行するが、1本の走行レール22上を走行するモノレ
ール形式であってもよく、あるいは、走行レールを設け
ず、床面を直接走行するものであってもよい。
搬送台車21は左右一対(2本)の走行レール22上を
走行するが、1本の走行レール22上を走行するモノレ
ール形式であってもよく、あるいは、走行レールを設け
ず、床面を直接走行するものであってもよい。
【0056】上記実施の形態では、図7に示すように、
荷2a,2bをそれぞれパレット5a,5bと物品6
a,6bとで構成しているが、パレット5a,5bを不
要にして、幅の異なる2種類の物品6a,6bを直接荷
として取り扱ってもよい。また、荷2a,2bはコンテ
ナ等であってもよい。
荷2a,2bをそれぞれパレット5a,5bと物品6
a,6bとで構成しているが、パレット5a,5bを不
要にして、幅の異なる2種類の物品6a,6bを直接荷
として取り扱ってもよい。また、荷2a,2bはコンテ
ナ等であってもよい。
【0057】上記実施の形態では、幅Wの異なる2種類
の荷2a,2bを取り扱っているが、2種類に限定され
るものではなく、3種類またはそれ以上の種類の荷を取
り扱ってもよい。また、一対のローラコンベヤ30a,
30b間の間隔を第1位置Aと第2位置Bとの2段階に
変更しているが、上記荷の種類に応じて、3段階または
それ以上に変更可能にしてもよい。また、2種類の荷2
a,2bに応じて2種類のステーションコンベヤ61
a,61bを設けているが、3種類以上の荷に応じて3
種類以上のステーションコンベヤを設けてもよい。
の荷2a,2bを取り扱っているが、2種類に限定され
るものではなく、3種類またはそれ以上の種類の荷を取
り扱ってもよい。また、一対のローラコンベヤ30a,
30b間の間隔を第1位置Aと第2位置Bとの2段階に
変更しているが、上記荷の種類に応じて、3段階または
それ以上に変更可能にしてもよい。また、2種類の荷2
a,2bに応じて2種類のステーションコンベヤ61
a,61bを設けているが、3種類以上の荷に応じて3
種類以上のステーションコンベヤを設けてもよい。
【0058】上記実施の形態では、各コンベヤ14a,
14b,61a,61bはそれぞれ左右一対の無端状の
チェン15,63を有するチェンコンベヤ形式の搬送装
置であるが、チェンコンベヤ形式に限らず、ベルトコン
ベヤやローラコンベヤ形式であってもよい。
14b,61a,61bはそれぞれ左右一対の無端状の
チェン15,63を有するチェンコンベヤ形式の搬送装
置であるが、チェンコンベヤ形式に限らず、ベルトコン
ベヤやローラコンベヤ形式であってもよい。
【0059】上記実施の形態では、図9に示すように、
搬送台車21の搬送経路20をループ状(無端状)に形
成しているが、ループ状に限定されることはなく、直線
状または有端の曲線状に形成してもよい。
搬送台車21の搬送経路20をループ状(無端状)に形
成しているが、ループ状に限定されることはなく、直線
状または有端の曲線状に形成してもよい。
【0060】上記実施の形態では、空の搬送台車21の
走行中に一対のローラコンベヤ30a,30bの間隔を
次の荷2a,2bの幅Wに応じて変更させているが、走
行中でなくてもよく、空の搬送台車21が走行停止した
状態で、一対のローラコンベヤ30a,30bの間隔を
変更させてもよい。
走行中に一対のローラコンベヤ30a,30bの間隔を
次の荷2a,2bの幅Wに応じて変更させているが、走
行中でなくてもよく、空の搬送台車21が走行停止した
状態で、一対のローラコンベヤ30a,30bの間隔を
変更させてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上のように本第1発明によれば、従来
のようにローラコンベヤに長尺のローラを設けて幅の広
い荷に対応させることは不要となり、さらに、従来のよ
うなローラ間を移動する取付板が不要となり、これによ
って、従来のようにローラコンベヤのローラの長さを余
分に長くしなければならないといった無駄な構成も不要
となる。このようなことから、コストダウンが実施で
き、さらには搬送装置を小型軽量化することが可能とな
る。
のようにローラコンベヤに長尺のローラを設けて幅の広
い荷に対応させることは不要となり、さらに、従来のよ
うなローラ間を移動する取付板が不要となり、これによ
って、従来のようにローラコンベヤのローラの長さを余
分に長くしなければならないといった無駄な構成も不要
となる。このようなことから、コストダウンが実施で
き、さらには搬送装置を小型軽量化することが可能とな
る。
【0062】本第2発明によれば、一対の移載装置同士
を互いに接近離間させることによって、一対の移載装置
間の間隔を荷の幅に応じて変更することができ、これに
ともなって、一対の案内部材間の間隔も荷の幅に応じて
変更される。これにより、荷は、一対の案内部材に案内
されてずれることなく、搬送装置に対して出し入れされ
る。
を互いに接近離間させることによって、一対の移載装置
間の間隔を荷の幅に応じて変更することができ、これに
ともなって、一対の案内部材間の間隔も荷の幅に応じて
変更される。これにより、荷は、一対の案内部材に案内
されてずれることなく、搬送装置に対して出し入れされ
る。
【0063】本第3発明によれば、ピニオンが回転する
ことにより、ラックが移動して、少なくとも一方の移載
装置が他方の移載装置に対して接近離間する。本第4発
明によれば、次の荷を直ちに受取って搬送することがで
きるため、作業時間が短縮される。
ことにより、ラックが移動して、少なくとも一方の移載
装置が他方の移載装置に対して接近離間する。本第4発
明によれば、次の荷を直ちに受取って搬送することがで
きるため、作業時間が短縮される。
【0064】本第5発明によれば、荷は、搬送装置によ
って搬送され、さらに、搬送装置と荷の幅に応じた荷支
持体との間で受け渡しされる。
って搬送され、さらに、搬送装置と荷の幅に応じた荷支
持体との間で受け渡しされる。
【図1】本発明の実施の形態における搬送台車の平面図
であり、一対のローラコンベヤ間の間隔を広げた状態を
示す。
であり、一対のローラコンベヤ間の間隔を広げた状態を
示す。
【図2】同、搬送台車の平面図であり、一対のローラコ
ンベヤ間の間隔を狭めた状態を示す。
ンベヤ間の間隔を狭めた状態を示す。
【図3】同、搬送台車の側面図である。
【図4】同、搬送台車の正面図である。
【図5】同、搬送台車の間隔調節手段の平面図である。
【図6】同、搬送台車の間隔調節手段の一部切欠き側面
図である。
図である。
【図7】同、搬送台車によって搬送される荷の図であ
り、(a)は幅の広い荷を示し、(b)は幅の狭い荷を
示す。
り、(a)は幅の広い荷を示し、(b)は幅の狭い荷を
示す。
【図8】同、搬送台車と自動倉庫との荷受け渡し部の斜
視図である。
視図である。
【図9】同、搬送台車を備えた搬送設備と自動倉庫との
平面図である。
平面図である。
【図10】従来の搬送台車の平面図である。
【図11】図10におけるX−X矢視図である。
【図12】同、搬送台車の間隔調節手段の平面図であ
る。
る。
2a,2b 荷 4 搬送設備 20 搬送経路 21 搬送台車(搬送装置) 23 走行体 24 移載手段 30a,30b ローラコンベヤ(移載装置) 31 間隔調節手段 44 ピニオン 45 ラック 50 案内部材 60 ステーション(受け渡し部) 61a,61b ステーションコンベヤ(荷支持体) W 荷の幅
Claims (5)
- 【請求項1】 幅の異なる複数種類の荷を搬送する搬送
装置であって、搬送経路に沿って走行自在な走行体に、
上記荷を支持して走行体から出し入れする移載手段が設
けられ、上記移載手段は、一対の移載装置と、少なくと
も一方の移載装置を他方の移載装置に対して荷の幅方向
に沿って接近離間させる間隔調節手段とで構成され、上
記両移載装置に、荷を出し入れ方向に案内する案内部材
が設けられていることを特徴とする搬送装置。 - 【請求項2】 移載装置同士が互いに接近離間自在に構
成され、間隔調節手段は、一方の移載装置の移動方向に
対して他方の移載装置の移動方向が逆方向となるよう
に、接近離間させることを特徴とする請求項1記載の搬
送装置。 - 【請求項3】 間隔調節手段は、一対の移載装置間に設
けられた回転自在なピニオンと、上記移載装置側に取付
けられて上記ピニオンに歯合するラックとで構成されて
いることを特徴とする請求項1または請求項2記載の搬
送装置。 - 【請求項4】 移載手段上に荷が存在しない状態で走行
体が走行中に、間隔調節手段が作動して、一対の移載装
置間の間隔が調節されることを特徴とする請求項1から
請求項3のいずれかに記載の搬送装置。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
の搬送装置を備えた搬送設備であって、搬送経路の途中
に、荷を受け渡しする受け渡し部が複数形成され、上記
各受け渡し部に、荷を支持する荷支持体が配置され、上
記荷支持体は荷の幅に応じて複数種類存在し、上記各受
け渡し部において、荷支持体と搬送装置との間で荷を受
け渡し可能に構成したことを特徴とする搬送設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000372198A JP2002173224A (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | 搬送装置および搬送設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000372198A JP2002173224A (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | 搬送装置および搬送設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002173224A true JP2002173224A (ja) | 2002-06-21 |
Family
ID=18841781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000372198A Pending JP2002173224A (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | 搬送装置および搬送設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002173224A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160136795A (ko) * | 2015-05-21 | 2016-11-30 | 주식회사 에스에프에이 | 이송셔틀 및 이를 이용한 자동창고 시스템 |
AT517875A3 (de) * | 2015-11-06 | 2017-08-15 | H I T Maschb Gmbh + Co Kg | Kommissioniervorrichtung und Kommissionierlager |
CN108176965A (zh) * | 2018-03-21 | 2018-06-19 | 无锡巨创自动化科技有限公司 | 一种全自动锁螺丝机 |
CN113371370A (zh) * | 2020-02-25 | 2021-09-10 | 亚席斯自动化系统有限公司 | 用于装、卸装置的基板库 |
-
2000
- 2000-12-07 JP JP2000372198A patent/JP2002173224A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160136795A (ko) * | 2015-05-21 | 2016-11-30 | 주식회사 에스에프에이 | 이송셔틀 및 이를 이용한 자동창고 시스템 |
KR101717447B1 (ko) * | 2015-05-21 | 2017-03-20 | 주식회사 에스에프에이 | 이송셔틀 및 이를 이용한 자동창고 시스템 |
AT517875A3 (de) * | 2015-11-06 | 2017-08-15 | H I T Maschb Gmbh + Co Kg | Kommissioniervorrichtung und Kommissionierlager |
AT517875B1 (de) * | 2015-11-06 | 2018-04-15 | H I T Maschb Gmbh Co Kg | Kommissioniervorrichtung und Kommissionierlager |
CN108176965A (zh) * | 2018-03-21 | 2018-06-19 | 无锡巨创自动化科技有限公司 | 一种全自动锁螺丝机 |
CN108176965B (zh) * | 2018-03-21 | 2023-10-27 | 无锡巨创自动化科技有限公司 | 一种全自动锁螺丝机 |
CN113371370A (zh) * | 2020-02-25 | 2021-09-10 | 亚席斯自动化系统有限公司 | 用于装、卸装置的基板库 |
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A977 | Report on retrieval |
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|
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|
A02 | Decision of refusal |
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