JPH0355035Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0355035Y2 JPH0355035Y2 JP8614387U JP8614387U JPH0355035Y2 JP H0355035 Y2 JPH0355035 Y2 JP H0355035Y2 JP 8614387 U JP8614387 U JP 8614387U JP 8614387 U JP8614387 U JP 8614387U JP H0355035 Y2 JPH0355035 Y2 JP H0355035Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal pipe
- connection
- enlarged diameter
- hole
- hose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 38
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、一般に自動車、或いは各種の機械、
設備装置等に給油、給気の供給路等として配設さ
れる太さ及び外径20m/m程度以下の比較的細い
ホースと細径からなる金属管との接続構造の改良
に関するものである。
設備装置等に給油、給気の供給路等として配設さ
れる太さ及び外径20m/m程度以下の比較的細い
ホースと細径からなる金属管との接続構造の改良
に関するものである。
[従来の技術]
従来、この種の接続構造としては例えば第3図
に示すように、軸芯部に流通孔24を有してその
一端側にホースとの連結円筒壁23を突設し、他
端側の拡径した接続螺子孔22の底部に円錐座部
25を設けて構成した継手本体21の該座部に、
金属管P′側に設けたフレアー等からなる接続端部
を当接せしめ、且つナツト26による前記接続螺
子孔22壁面への螺合締付けによつて該フレアー
部を挾圧して接続構成していた。
に示すように、軸芯部に流通孔24を有してその
一端側にホースとの連結円筒壁23を突設し、他
端側の拡径した接続螺子孔22の底部に円錐座部
25を設けて構成した継手本体21の該座部に、
金属管P′側に設けたフレアー等からなる接続端部
を当接せしめ、且つナツト26による前記接続螺
子孔22壁面への螺合締付けによつて該フレアー
部を挾圧して接続構成していた。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、このような従来の接続構造にあ
つては、前記座部25での面接触による相互の当
接によつて多大の押圧力を必要とし、また金属管
P′側に施した種々の曲げ形状のバラツキに起因し
て相互の当接面に片当りを生ぜしめ、接続に際し
て相互の芯出し機能を有しない構造のものであつ
た。更に前記の多大な押圧力と片当り時の無理な
締付けによるフレアー部での挾圧に伴う薄肉変形
と捩れとによつて機械的強度の劣化を招き、配設
中に機関、或いは機械、装置等の振動に相俟つ
て、しばしばフレアー部の首下附近に亀裂、破損
を誘発して洩れを生ぜしめることとなり、更に、
螺合締付け作業に煩わしさを招き、狭い場所での
接続に接続工具の使用とによつて困難とする等の
問題を有するものであつた。
つては、前記座部25での面接触による相互の当
接によつて多大の押圧力を必要とし、また金属管
P′側に施した種々の曲げ形状のバラツキに起因し
て相互の当接面に片当りを生ぜしめ、接続に際し
て相互の芯出し機能を有しない構造のものであつ
た。更に前記の多大な押圧力と片当り時の無理な
締付けによるフレアー部での挾圧に伴う薄肉変形
と捩れとによつて機械的強度の劣化を招き、配設
中に機関、或いは機械、装置等の振動に相俟つ
て、しばしばフレアー部の首下附近に亀裂、破損
を誘発して洩れを生ぜしめることとなり、更に、
螺合締付け作業に煩わしさを招き、狭い場所での
接続に接続工具の使用とによつて困難とする等の
問題を有するものであつた。
本考案は上記した従来のこれら問題を極めて効
果的に解決するため、継手本体の他端側に拡径し
た接続壁の内側拡径孔部の流通孔の周りに設けた
環状凹溝部に、接続方向にV字溝面を有する弾性
シールリングを挿着せしめ、内側拡径孔側に流通
孔に連通した円筒体を突設せしめ、該円筒体に金
属管の端部附近を被着嵌挿すると共に、該金属管
の先端周縁部を弾性シールリングのV字溝面部に
当接係合した状態で、継手本体と金属管とを相互
軸芯方向への弾発状の掛着手段により押圧して接
続するように構成することにより、比較的僅少な
押圧力によつてV字溝面での当接面圧を十分に高
め、更に、前記円筒体への金属管側の被着嵌挿に
よつて自動芯出し機能を具備せしめ、接続時の単
に押圧状の差し込みによつて接続作業を極めて簡
易、且つ迅速に行うことができるようにし、また
金属管の先端部附近での接続に伴う機械的強度の
劣化の憂いをなくし、且つ、狭い場所での接続を
接続工具の不要とにより容易に行うことのできる
接続構造を提案することを目的とするものであ
る。
果的に解決するため、継手本体の他端側に拡径し
た接続壁の内側拡径孔部の流通孔の周りに設けた
環状凹溝部に、接続方向にV字溝面を有する弾性
シールリングを挿着せしめ、内側拡径孔側に流通
孔に連通した円筒体を突設せしめ、該円筒体に金
属管の端部附近を被着嵌挿すると共に、該金属管
の先端周縁部を弾性シールリングのV字溝面部に
当接係合した状態で、継手本体と金属管とを相互
軸芯方向への弾発状の掛着手段により押圧して接
続するように構成することにより、比較的僅少な
押圧力によつてV字溝面での当接面圧を十分に高
め、更に、前記円筒体への金属管側の被着嵌挿に
よつて自動芯出し機能を具備せしめ、接続時の単
に押圧状の差し込みによつて接続作業を極めて簡
易、且つ迅速に行うことができるようにし、また
金属管の先端部附近での接続に伴う機械的強度の
劣化の憂いをなくし、且つ、狭い場所での接続を
接続工具の不要とにより容易に行うことのできる
接続構造を提案することを目的とするものであ
る。
[問題を解決するための手段]
本考案は、軸芯部に流通孔を貫設してその一端
側にホースとの連結円筒壁を突設し、他端側に拡
径したソケツト状の接続壁を有する継手本体の該
接続壁の内側拡径孔部に、該拡径孔に通ずる前記
流通孔の周りに位置して環状凹溝を設け、且つ該
凹溝部に、接続方向にV字溝面を有する弾性シー
ルリングを挿着せしめ、前記拡径孔側に流通孔に
連通した円筒体を突設せしめ、該円筒体に金属管
の端部附近を被着嵌挿すると共に、該金属管の先
端周縁部を前記弾性シールリングのV字溝面部に
当接係合した状態で、継手本体と金属管とを相互
軸芯方向への弾発状の掛着手段により押圧して接
続構成したホースと金属管との接続構造を要旨と
するものであり、更に前記円筒体を流通孔部に同
軸的に嵌着固定した別体構造として構成するもの
である。
側にホースとの連結円筒壁を突設し、他端側に拡
径したソケツト状の接続壁を有する継手本体の該
接続壁の内側拡径孔部に、該拡径孔に通ずる前記
流通孔の周りに位置して環状凹溝を設け、且つ該
凹溝部に、接続方向にV字溝面を有する弾性シー
ルリングを挿着せしめ、前記拡径孔側に流通孔に
連通した円筒体を突設せしめ、該円筒体に金属管
の端部附近を被着嵌挿すると共に、該金属管の先
端周縁部を前記弾性シールリングのV字溝面部に
当接係合した状態で、継手本体と金属管とを相互
軸芯方向への弾発状の掛着手段により押圧して接
続構成したホースと金属管との接続構造を要旨と
するものであり、更に前記円筒体を流通孔部に同
軸的に嵌着固定した別体構造として構成するもの
である。
[実施例]
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
れば、第1図は本考案のホースと金属管との接続
構造を示す平面図、第2図は第1図の一部切欠き
による縦断面図であつて、1は軸芯部に流通孔4
を貫設してその一端側にホースとの連結円筒壁3
を突設し、他端側に拡径したソケツト状の接続壁
2を有する継手本体であり、該接続壁の内側拡径
孔2′部に、該拡径孔に通ずる前記流通孔4の周
りに位置して環状凹溝を設け、且つ該凹溝部に接
続方向にV字溝面7を有するゴム材等からなる弾
性シールリング6を嵌挿すると共に、前記拡径孔
2′側に流通孔4に同軸的に連通した継手本体1
と同体、もしくは別体からなる円筒体8を突設し
てある。そして円筒体8部に金属管Pの端部附近
を被着嵌挿し、且つ該金属管の先端周縁部を前記
弾性シールリング6のV字溝面7部に当接係合し
た状態で金属管P側に設けた鍔壁9部を継手本体
1の拡径した接続壁2の端部側に設けた複数の舌
片状からなる爪壁10によつて弾発状に押圧して
掛着脱自在に構成されるものである。
れば、第1図は本考案のホースと金属管との接続
構造を示す平面図、第2図は第1図の一部切欠き
による縦断面図であつて、1は軸芯部に流通孔4
を貫設してその一端側にホースとの連結円筒壁3
を突設し、他端側に拡径したソケツト状の接続壁
2を有する継手本体であり、該接続壁の内側拡径
孔2′部に、該拡径孔に通ずる前記流通孔4の周
りに位置して環状凹溝を設け、且つ該凹溝部に接
続方向にV字溝面7を有するゴム材等からなる弾
性シールリング6を嵌挿すると共に、前記拡径孔
2′側に流通孔4に同軸的に連通した継手本体1
と同体、もしくは別体からなる円筒体8を突設し
てある。そして円筒体8部に金属管Pの端部附近
を被着嵌挿し、且つ該金属管の先端周縁部を前記
弾性シールリング6のV字溝面7部に当接係合し
た状態で金属管P側に設けた鍔壁9部を継手本体
1の拡径した接続壁2の端部側に設けた複数の舌
片状からなる爪壁10によつて弾発状に押圧して
掛着脱自在に構成されるものである。
[作用]
本考案は、このように構成されているため、接
続に際して単に金属管Pの端部附近を接続壁2の
内側拡径孔2′部に突設した円筒体8部に被着嵌
挿せしめ、同時に該金属管の先端周縁部を弾性シ
ールリング6のV字溝面7部に当接係合した状態
で、継手本体1と金属管Pとを相互軸芯方向への
弾発状の掛着手段により押圧して接続することと
なる。
続に際して単に金属管Pの端部附近を接続壁2の
内側拡径孔2′部に突設した円筒体8部に被着嵌
挿せしめ、同時に該金属管の先端周縁部を弾性シ
ールリング6のV字溝面7部に当接係合した状態
で、継手本体1と金属管Pとを相互軸芯方向への
弾発状の掛着手段により押圧して接続することと
なる。
[考案の効果]
以上説明したように本考案によるホースと金属
管との接続構造は、円筒体8部への金属管Pの被
着嵌挿した状態で該金属管の先端周縁部を弾性シ
ールリング6のV字溝面7部に当接係合して弾発
状に掛着し、しかも掛脱自在に構成されるため、
前記弾性シールリング6によるV字溝面7の構造
によつて比較的僅少な押圧力により十分な当接面
圧を得ることができ、更に、前記円筒体8部への
金属管Pの端部附近での被着嵌挿による相互の自
動芯出しによつて、金属管P側の曲げ形状のバラ
ツキに起因する当接面での片当りの憂いを全くな
くすことができ、また金属管Pの単に押圧状の差
し込みによつて接続を極めて簡易、且つ迅速に行
うことができ、且つ金属管Pの先端部での接続に
伴う機械的強度の劣化の憂いがなく、更に狭い場
所での接続作業を別途工具等の不要により容易に
行うことのできる等、極めて有用なホースと金属
管との接続構造である。
管との接続構造は、円筒体8部への金属管Pの被
着嵌挿した状態で該金属管の先端周縁部を弾性シ
ールリング6のV字溝面7部に当接係合して弾発
状に掛着し、しかも掛脱自在に構成されるため、
前記弾性シールリング6によるV字溝面7の構造
によつて比較的僅少な押圧力により十分な当接面
圧を得ることができ、更に、前記円筒体8部への
金属管Pの端部附近での被着嵌挿による相互の自
動芯出しによつて、金属管P側の曲げ形状のバラ
ツキに起因する当接面での片当りの憂いを全くな
くすことができ、また金属管Pの単に押圧状の差
し込みによつて接続を極めて簡易、且つ迅速に行
うことができ、且つ金属管Pの先端部での接続に
伴う機械的強度の劣化の憂いがなく、更に狭い場
所での接続作業を別途工具等の不要により容易に
行うことのできる等、極めて有用なホースと金属
管との接続構造である。
第1図は本考案の一実施例を示すホースと金属
管との接続構造の平面図、第2図は第1図A−A
線の一部切欠きによる断面図、第3図は従来例の
一部切欠き縦断面図である。 1…継手本体、2…接続壁、2′…拡径孔、3
…連結円筒壁、4…流通孔、5…環状凹溝、6…
弾性シールリング、7…V字溝面、8…円筒体、
P…金属管。
管との接続構造の平面図、第2図は第1図A−A
線の一部切欠きによる断面図、第3図は従来例の
一部切欠き縦断面図である。 1…継手本体、2…接続壁、2′…拡径孔、3
…連結円筒壁、4…流通孔、5…環状凹溝、6…
弾性シールリング、7…V字溝面、8…円筒体、
P…金属管。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 軸芯部に流通孔4を貫設してその一端側にホ
ースとの連結円筒壁3を突設し、他端側に拡径
したソケツト状の接続壁2を有する継手本体1
の該接続壁の内側拡径孔2′部に、該拡径孔に
通ずる前記流通孔4の周りに位置して環状凹溝
5を設け、且つ該凹溝部に、接続方向にV字溝
面7を有する弾性シールリング6を挿着せし
め、前記拡径孔2′側に流通孔4に連通した円
筒体8を突設せしめ、該円筒体に金属管Pの端
部附近を被着嵌挿すると共に、該金属管の先端
周縁部を前記弾性シールリング6のV字溝面7
部に当接係合した状態で、継手本体1と金属管
Pとを相互軸芯方向への弾発状の掛着手段によ
り押圧して接続構成したことを特徴とするホー
スと金属管との接続構造。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載におい
て、前記円筒体8を流通孔4部に同軸的に嵌着
固定した別体構造として構成したことを特徴と
するホースと金属管との接続構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8614387U JPH0355035Y2 (ja) | 1987-06-02 | 1987-06-02 | |
US07/072,925 US4775170A (en) | 1987-06-02 | 1987-07-14 | Hose coupling assembly |
KR1019870008148A KR920002319B1 (ko) | 1987-06-02 | 1987-07-27 | 커플링 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8614387U JPH0355035Y2 (ja) | 1987-06-02 | 1987-06-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63195195U JPS63195195U (ja) | 1988-12-15 |
JPH0355035Y2 true JPH0355035Y2 (ja) | 1991-12-05 |
Family
ID=30942184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8614387U Expired JPH0355035Y2 (ja) | 1987-06-02 | 1987-06-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0355035Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-02 JP JP8614387U patent/JPH0355035Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63195195U (ja) | 1988-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5172940A (en) | Connector device for connecting small diameter pipe | |
EP1065425B1 (en) | Tube joint | |
JPH0538317Y2 (ja) | ||
FI77723B (fi) | Dysroeranslutning. | |
JPH0375386U (ja) | ||
JPH0355035Y2 (ja) | ||
KR920002319B1 (ko) | 커플링 장치 | |
JPH0237354Y2 (ja) | ||
JPS6332475Y2 (ja) | ||
JPH0135106Y2 (ja) | ||
CN220749408U (zh) | T型三通管接头 | |
JPS5817992Y2 (ja) | 高圧ホ−スの口金取付装置 | |
JPH0618117Y2 (ja) | 細径配管接続用コネクタ | |
JPH0131834Y2 (ja) | ||
JP4210898B2 (ja) | 管継手 | |
KR19980045654U (ko) | 원터치식 공압 튜브 연결용 커넥터 | |
JPH01116396A (ja) | フランジ付きチューブ継手の製造法 | |
JP2702069B2 (ja) | 銅管などの可塑性管の接手装置 | |
JPH0229353Y2 (ja) | ||
JPH0348475Y2 (ja) | ||
JPH0532714Y2 (ja) | ||
JP2024020746A (ja) | 管継手 | |
JPH024306Y2 (ja) | ||
JPH0244151Y2 (ja) | ||
JPH04165190A (ja) | 目玉継手 |