JPH0346950Y2 - - Google Patents
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- JPH0346950Y2 JPH0346950Y2 JP12196889U JP12196889U JPH0346950Y2 JP H0346950 Y2 JPH0346950 Y2 JP H0346950Y2 JP 12196889 U JP12196889 U JP 12196889U JP 12196889 U JP12196889 U JP 12196889U JP H0346950 Y2 JPH0346950 Y2 JP H0346950Y2
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- legs
- lower half
- leg
- lever
- insertion piece
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 24
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 7
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 2
- 102100027340 Slit homolog 2 protein Human genes 0.000 description 1
- 101710133576 Slit homolog 2 protein Proteins 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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- Buckles (AREA)
- Toys (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は製図用コンパスの脚に関するものであ
る。
る。
従来、ビスの締付による接触面の摩擦力で下半
脚に制動力を与えることで、上半脚と下半脚が直
線状態もしくは折曲状態とされた態様を維持する
ようにした構成のものは知られている。
脚に制動力を与えることで、上半脚と下半脚が直
線状態もしくは折曲状態とされた態様を維持する
ようにした構成のものは知られている。
前記従来の技術において述べた製図用コンパス
は、使用時に行なわれる下半脚の折曲操作を可能
とする必要があつて、ビスの締付による接触面の
摩擦力を極端に大きくすることができなく、下半
脚に与える制動力の最大値にも限度があつた。こ
のために一度決めた折曲度で何回も繰り返して円
弧を描いているうちに半径がズレて来ることが
往々にあつた。
は、使用時に行なわれる下半脚の折曲操作を可能
とする必要があつて、ビスの締付による接触面の
摩擦力を極端に大きくすることができなく、下半
脚に与える制動力の最大値にも限度があつた。こ
のために一度決めた折曲度で何回も繰り返して円
弧を描いているうちに半径がズレて来ることが
往々にあつた。
本考案は一度決めた折曲度が繰り返し使用でも
ズレてしまうことが無いように工夫した新規の製
図用コンパスの脚を提供することを目的とするも
のである。
ズレてしまうことが無いように工夫した新規の製
図用コンパスの脚を提供することを目的とするも
のである。
前記目的を達成するために本考案製図用コンパ
スの脚は、 上半脚7,7′の下端に下半脚30,32,34
の上端を折り曲げ自在および切り離し自在に連結
された脚をもつ製図用コンパスにおいて、上半脚
7,7′の下端に深いスリツト22を入れて形成
された二叉状部23と、二叉状部23の前・後両
側板部24,24′の下端寄り個所の外面および
内面に設けられた凹孔状軸受25,25′および
突起状連結軸26,26′と、前・後両側板部2
2,22′の外面において凹孔状軸受23,2
3′を中心とする円線上個所に形成された傾斜面
27,27′と、下半脚30,32,34の上端
に突設された前記二叉状部23への挿込片35
と、挿込片35の上端に切設された深い切込36
と、切込36の両側切縁の中程に挿込片35の二
叉状部23のスリツト22への挿着時に連結軸2
6,26′に嵌着して下半脚30,32,34を
上半脚7,7′の下端に折曲自在に連結する状態
で切設された嵌合軸受37,37′と、側縁を跨
ぎ部39で連結された一対の挟み板40,40′
と跨ぎ部39に突設された連結状態保持用レバー
41とからなる連結状態維持部材42と、挟み板
40,40′の内面の中央に二叉状部23の外側
に連結状態維持部材42を被着した時に前記凹孔
状軸受25,25′に嵌合する状態で設けられた
突起状の嵌着軸43,43′と、二叉状部23の
外側に連結状態維持部材42を被着した状態にお
いて連結状態維持用レバー41を上半脚7,7′
と直交する向きに起した時には傾斜面27,2
7′の低所に位置して挿込片35のスリツト22
からの抜去および上半脚7,7′に対する下半脚
30,32,34の折曲を許容し平行する向きに
倒した時には高所に位置して同抜去および同折曲
を不能とする状態で挟み板40,40′の内面の
周辺に設けられた滑り突起44,44′と、をも
つものである。
スの脚は、 上半脚7,7′の下端に下半脚30,32,34
の上端を折り曲げ自在および切り離し自在に連結
された脚をもつ製図用コンパスにおいて、上半脚
7,7′の下端に深いスリツト22を入れて形成
された二叉状部23と、二叉状部23の前・後両
側板部24,24′の下端寄り個所の外面および
内面に設けられた凹孔状軸受25,25′および
突起状連結軸26,26′と、前・後両側板部2
2,22′の外面において凹孔状軸受23,2
3′を中心とする円線上個所に形成された傾斜面
27,27′と、下半脚30,32,34の上端
に突設された前記二叉状部23への挿込片35
と、挿込片35の上端に切設された深い切込36
と、切込36の両側切縁の中程に挿込片35の二
叉状部23のスリツト22への挿着時に連結軸2
6,26′に嵌着して下半脚30,32,34を
上半脚7,7′の下端に折曲自在に連結する状態
で切設された嵌合軸受37,37′と、側縁を跨
ぎ部39で連結された一対の挟み板40,40′
と跨ぎ部39に突設された連結状態保持用レバー
41とからなる連結状態維持部材42と、挟み板
40,40′の内面の中央に二叉状部23の外側
に連結状態維持部材42を被着した時に前記凹孔
状軸受25,25′に嵌合する状態で設けられた
突起状の嵌着軸43,43′と、二叉状部23の
外側に連結状態維持部材42を被着した状態にお
いて連結状態維持用レバー41を上半脚7,7′
と直交する向きに起した時には傾斜面27,2
7′の低所に位置して挿込片35のスリツト22
からの抜去および上半脚7,7′に対する下半脚
30,32,34の折曲を許容し平行する向きに
倒した時には高所に位置して同抜去および同折曲
を不能とする状態で挟み板40,40′の内面の
周辺に設けられた滑り突起44,44′と、をも
つものである。
開度保持レバー18の倒伏時には滑り突起4
4,44′が傾斜面27,27′の高所に位置して
前・後両側板部24,24′を挿込片35に強く
押圧することで下半脚30,32,34の折曲お
よび切離ができなくなり、同開度保持用レバー1
8の起立時には滑り突起44,44′が傾斜面2
7,27′の低所に位置して前記挿込片35に対
する前・後両側板部24,24′の押圧を弱くす
ることで下半脚30,32,34の折曲および切
離ができるようになる。
4,44′が傾斜面27,27′の高所に位置して
前・後両側板部24,24′を挿込片35に強く
押圧することで下半脚30,32,34の折曲お
よび切離ができなくなり、同開度保持用レバー1
8の起立時には滑り突起44,44′が傾斜面2
7,27′の低所に位置して前記挿込片35に対
する前・後両側板部24,24′の押圧を弱くす
ることで下半脚30,32,34の折曲および切
離ができるようになる。
本考案は上半期7,7′の下端に下半脚30,
32,34の上端を折り曲げ自在および切り離し
自在に連結された脚をもつ製図用コンパスにおい
て、上半脚7,7′の下端に深いスリツト22を
入れて形成された二叉状部23と、二叉状部23
の前・後両側板部24,24′の下端寄り個所の
外面および内面に設けられた凹孔状軸受25,2
5′および突起状連結軸26,26′と、前・後両
側板部22,22′の外面において凹孔状軸受2
3,23′を中心とする円線上個所に形成された
傾斜面27,27′と、下半脚30,32,34
の上端に突設された前記二叉状部23への挿込片
35と、挿込片35の上端に切設された深い切込
36と、切込36の両側切縁の中程に挿込片35
の二叉状部23のスリツト22への挿着時に連結
軸26,26′に嵌着して下半脚30,32,3
4を上半脚7,7′の下端に折曲自在に連結する
状態で切設された嵌合軸受37,37′と、側縁
を跨ぎ部39で連結された一対の挟み板40,4
0′と跨ぎ部39に突設された連結状態保持用レ
バー41とからなる連結状態維持部材42と、挟
み板40,40′の内面の中央に二叉状部23の
外側に連結状態維持部材42を被着した時に前記
凹孔状軸受25,25′に嵌合する状態で設けら
れた突起状の嵌着軸43,43′と、二叉状部2
3の外側に連結状態維持部材42を被着した状態
において連結状態維持用レバー41を上半脚7,
7′と直交する向きに起した時には傾斜面27,
27′の低所に位置して挿込片35のスリツト2
2からの抜去および上半脚7,7′に対する下半
脚30,32,34の折曲を許容し平行する向き
に倒した時には高所に位置して同抜去および同折
曲を不能とする状態で挟み板40,40′の内面
の周辺に設けられた滑り突起44,44′と、を
もつことを特徴とするので、開度保持用レバー1
8の起伏操作によつて下半脚30,32,34の
折曲および切離を可能としたり不能としたりでき
る利便の効果があるは勿論であるが、特に前記の
ように開度保持用レバーを倒伏状態とした時には
滑り突起44,44′が傾斜面27,27′の高所
に位置して前・後両側板部24,24′を挿込片
35に強く押圧することで下半脚30,32,3
4の折曲および切離ができなくなる構成であるの
で、一度決めた折曲度で何回も繰り返して円弧を
描いているうちに半径がズレてしまう惧れが寸毫
もないものであり、所期の目的を完全に達成する
優れた効果を有するものである。
32,34の上端を折り曲げ自在および切り離し
自在に連結された脚をもつ製図用コンパスにおい
て、上半脚7,7′の下端に深いスリツト22を
入れて形成された二叉状部23と、二叉状部23
の前・後両側板部24,24′の下端寄り個所の
外面および内面に設けられた凹孔状軸受25,2
5′および突起状連結軸26,26′と、前・後両
側板部22,22′の外面において凹孔状軸受2
3,23′を中心とする円線上個所に形成された
傾斜面27,27′と、下半脚30,32,34
の上端に突設された前記二叉状部23への挿込片
35と、挿込片35の上端に切設された深い切込
36と、切込36の両側切縁の中程に挿込片35
の二叉状部23のスリツト22への挿着時に連結
軸26,26′に嵌着して下半脚30,32,3
4を上半脚7,7′の下端に折曲自在に連結する
状態で切設された嵌合軸受37,37′と、側縁
を跨ぎ部39で連結された一対の挟み板40,4
0′と跨ぎ部39に突設された連結状態保持用レ
バー41とからなる連結状態維持部材42と、挟
み板40,40′の内面の中央に二叉状部23の
外側に連結状態維持部材42を被着した時に前記
凹孔状軸受25,25′に嵌合する状態で設けら
れた突起状の嵌着軸43,43′と、二叉状部2
3の外側に連結状態維持部材42を被着した状態
において連結状態維持用レバー41を上半脚7,
7′と直交する向きに起した時には傾斜面27,
27′の低所に位置して挿込片35のスリツト2
2からの抜去および上半脚7,7′に対する下半
脚30,32,34の折曲を許容し平行する向き
に倒した時には高所に位置して同抜去および同折
曲を不能とする状態で挟み板40,40′の内面
の周辺に設けられた滑り突起44,44′と、を
もつことを特徴とするので、開度保持用レバー1
8の起伏操作によつて下半脚30,32,34の
折曲および切離を可能としたり不能としたりでき
る利便の効果があるは勿論であるが、特に前記の
ように開度保持用レバーを倒伏状態とした時には
滑り突起44,44′が傾斜面27,27′の高所
に位置して前・後両側板部24,24′を挿込片
35に強く押圧することで下半脚30,32,3
4の折曲および切離ができなくなる構成であるの
で、一度決めた折曲度で何回も繰り返して円弧を
描いているうちに半径がズレてしまう惧れが寸毫
もないものであり、所期の目的を完全に達成する
優れた効果を有するものである。
図に示す実施例は前側円盤状部1と後側円盤状
部1′との上辺を連結部2により一体に連結する
と共に当該連結部2の上側に手指によるローレツ
ト付き摘み用柱3を一体に設けることで、下面お
よび左右両側面が開放された溝4をもつ中心部材
5を構成し、またこれとは別個に上端に欠歯歯車
6,6′をもつ左右一対の上半脚7,7′を構成
し、これ等左右両側の上半脚7,7′における欠
歯歯車6,6′を前記前側円盤状部1と後側円盤
状部1′との間に挿入してこれ等各欠歯歯車6,
6′を左右一対の中心軸8,8′により回転自在に
支承することで左右両側上半脚7,7′を中心部
材5に開閉自在に取付けると共に前側円盤状部1
の内側に中間に山型折曲部9を折設された板バネ
10を当該板バネ10の両端部11,11′が左
右各欠歯歯車6,6′の側面に圧接した状態で装
入し且つ当該板バネ10における山型折曲部9を
前側円盤状部1に開設された角孔12を介して同
前円盤状部1の外側に貫出し、また前側円盤状部
1の外側に前記中心軸8,8′と一体に成形され
たマウント13を被着し、このマウント13の下
側縁に凸の字形状の切欠14を設け且つ当該切欠
14の左右両側切縁に一対の軸受15,15′に
対設してこれ等軸受15,15′間に偏心カム1
6を支軸17により軸承すると共にこの偏心カム
16の周面に開度保持用レバー18を、下向倒伏
時には偏心カム16の近側面19が前記山型折曲
部9を弱く押圧して欠歯歯車6,6′の回動を許
容し上向倒伏時には遠側面20が強く押圧して同
回動を阻止する向きで一体に設け且つ下向倒伏時
には凸の字形状切欠14に納まる状態とし、更に
左・右両方の上半脚7,7′の下端に深いスリツ
ト22を入れて下半分を二叉状とし、この二叉状
部23の前・後両側板部24,24′における下
端寄り個所の外面に凹孔状軸受25,25′を、
同じく内面に突起状の連結軸26,26′を夫々
設けると共に前・後両側板部24,24′の外面
において凹孔状軸受25,25′を中心とする円
線上個所に傾斜面27,27′を形成し、またこ
れとは別個に中心針29をもつ第1下半脚30
と、鉛筆ホルダー31をもつ第2下半脚32と、
筆記芯ホルダー33をもつ第3下半脚34とを構
成し(尚、これ等中心針29、鉛筆ホルダー3
1、筆記芯ホルダー33についての詳細は後述す
る。)、これ等下半脚30,32,34の上端に前
記二叉状部23のスリツト22に挾入する挿込片
35を一体に突設し、各挿込片35の上端に深い
切込36をまたこの切込36の両側切縁の中程に
前記連結軸26,26′の嵌合軸受37,37′を
夫々切設し、挿込片35を二叉状部23のスリツ
ト22に挿着した時には連結軸26,26′と嵌
合軸受37,37′が嵌着し且つ当該嵌着時には
下半脚30,32,34が上半脚7,7′の下端
に折曲自在に連結されるようにすると共にこれ等
とは別個に、側縁を跨ぎ部39で連結された一対
の挾み板40,40′と跨ぎ部39に一体に突設
された連結状態保持用レバー41とをもつ左右一
対の連結状態維持部材42,42′を構成し、挾
み板40,40′の内面の中央に突起状の嵌着軸
43,43′を同じく周辺に滑り突起44,4
4′を夫々設け、嵌着軸43,43′を前記凹孔状
軸受25,25′に嵌合させ且つ滑り突起44,
44′を前記傾斜面27,27′に当接させた状態
で連結状態維持部材42を二叉状部23の外側に
被着させ、この被着時において連結状態維持用レ
バー41を上半脚7,7′と直交する向きに起し
た時には滑り突起44,44′が傾斜面27,2
7′の低所に位置して挿込片35のスリツト22
からの抜去および上半脚7,7′に対する下半脚
30,32,34の折曲を許容し、平行する向き
に倒した時には高所に位置して同抜去および同折
曲を不能とするようにし、更に前記第1下半脚3
0の下端に深孔46を穿設して当該深孔46に中
心針29を抜去不能に刺止すると共に同第1下半
脚30の下半部分のまわりに鞘体47を中心針2
9の向きに摺動可能として被着し、この鞘体47
の内面と第1下半脚30の外面とに相互に摺動自
在に嵌合して同鞘体47の外れ阻止機能と案内機
能を果す長溝48と小突起49とを設け、小突起
49が長溝48の下端に位置した時には鞘体47
の下端が中心針29の尖端より外に貫出し同じく
上端に位置した時には中心針29の尖端が鞘体4
7の下端より外に貫出するようにし、また前記第
2下半脚32の下端を状に折曲して当該状折
曲部51の中間個所に鉛筆52の挿通孔53を穿
設すると共に同状折曲部51の上に基端の両側
に左右支壁54,54′をもつ鉛筆挾着レバー5
5を配し、当該左右支壁54,54′を第2下半
脚32の下端の両側に跨がせピン軸56を以て上
下方向に揺動自在に軸承すると共に左右支壁5
4,54′の内側にバネ57,57′を挾入し、こ
のバネ57,57′の一端を鉛筆挾着レバー55
に、他端を第2下半脚32に当該バネ57,5
7′が鉛筆挾着レバー55に対して上方への戻り
力を与える状態で係止し、また鉛筆挾着レバー5
5の基端縁に深いU字状切欠58を切設し、この
U字状切欠58に対応する状態で第2下半脚32
にギザギザ59付き当接面60を設け、鉛筆挾着
レバー55をバネ57,57′の作用力に抗して
下方に揺動させた状態においてU字状切欠58お
よび挿通孔53に一本の鉛筆52を挿入したのち
に当該鉛筆挾着レバー55を手放した時にはU字
状切欠58の奥端部の両側切縁61が鉛筆52を
当接面60に押し着けて同鉛筆52を保持するよ
うにし、更に前記第3下半脚34の下端に深いス
リツト62を、このスリツト62の両側面に僅か
に傾斜した一対の縦長凹溝63,63′を夫々切
設すると共に当該第3下半脚34においてスリツ
ト62の中程の高さ個所に同スリツト62に直交
するビス孔64を穿設し、このビス孔64にダイ
アル65による締付ビス66を挿着し、縦長凹溝
63,63′が形成する細孔67内に筆記芯68
を挿入した状態においてダイアル65を締付けた
時には筆記芯68が抜去不能となり弛解した時に
は抜去可能となるようにしたものである。
部1′との上辺を連結部2により一体に連結する
と共に当該連結部2の上側に手指によるローレツ
ト付き摘み用柱3を一体に設けることで、下面お
よび左右両側面が開放された溝4をもつ中心部材
5を構成し、またこれとは別個に上端に欠歯歯車
6,6′をもつ左右一対の上半脚7,7′を構成
し、これ等左右両側の上半脚7,7′における欠
歯歯車6,6′を前記前側円盤状部1と後側円盤
状部1′との間に挿入してこれ等各欠歯歯車6,
6′を左右一対の中心軸8,8′により回転自在に
支承することで左右両側上半脚7,7′を中心部
材5に開閉自在に取付けると共に前側円盤状部1
の内側に中間に山型折曲部9を折設された板バネ
10を当該板バネ10の両端部11,11′が左
右各欠歯歯車6,6′の側面に圧接した状態で装
入し且つ当該板バネ10における山型折曲部9を
前側円盤状部1に開設された角孔12を介して同
前円盤状部1の外側に貫出し、また前側円盤状部
1の外側に前記中心軸8,8′と一体に成形され
たマウント13を被着し、このマウント13の下
側縁に凸の字形状の切欠14を設け且つ当該切欠
14の左右両側切縁に一対の軸受15,15′に
対設してこれ等軸受15,15′間に偏心カム1
6を支軸17により軸承すると共にこの偏心カム
16の周面に開度保持用レバー18を、下向倒伏
時には偏心カム16の近側面19が前記山型折曲
部9を弱く押圧して欠歯歯車6,6′の回動を許
容し上向倒伏時には遠側面20が強く押圧して同
回動を阻止する向きで一体に設け且つ下向倒伏時
には凸の字形状切欠14に納まる状態とし、更に
左・右両方の上半脚7,7′の下端に深いスリツ
ト22を入れて下半分を二叉状とし、この二叉状
部23の前・後両側板部24,24′における下
端寄り個所の外面に凹孔状軸受25,25′を、
同じく内面に突起状の連結軸26,26′を夫々
設けると共に前・後両側板部24,24′の外面
において凹孔状軸受25,25′を中心とする円
線上個所に傾斜面27,27′を形成し、またこ
れとは別個に中心針29をもつ第1下半脚30
と、鉛筆ホルダー31をもつ第2下半脚32と、
筆記芯ホルダー33をもつ第3下半脚34とを構
成し(尚、これ等中心針29、鉛筆ホルダー3
1、筆記芯ホルダー33についての詳細は後述す
る。)、これ等下半脚30,32,34の上端に前
記二叉状部23のスリツト22に挾入する挿込片
35を一体に突設し、各挿込片35の上端に深い
切込36をまたこの切込36の両側切縁の中程に
前記連結軸26,26′の嵌合軸受37,37′を
夫々切設し、挿込片35を二叉状部23のスリツ
ト22に挿着した時には連結軸26,26′と嵌
合軸受37,37′が嵌着し且つ当該嵌着時には
下半脚30,32,34が上半脚7,7′の下端
に折曲自在に連結されるようにすると共にこれ等
とは別個に、側縁を跨ぎ部39で連結された一対
の挾み板40,40′と跨ぎ部39に一体に突設
された連結状態保持用レバー41とをもつ左右一
対の連結状態維持部材42,42′を構成し、挾
み板40,40′の内面の中央に突起状の嵌着軸
43,43′を同じく周辺に滑り突起44,4
4′を夫々設け、嵌着軸43,43′を前記凹孔状
軸受25,25′に嵌合させ且つ滑り突起44,
44′を前記傾斜面27,27′に当接させた状態
で連結状態維持部材42を二叉状部23の外側に
被着させ、この被着時において連結状態維持用レ
バー41を上半脚7,7′と直交する向きに起し
た時には滑り突起44,44′が傾斜面27,2
7′の低所に位置して挿込片35のスリツト22
からの抜去および上半脚7,7′に対する下半脚
30,32,34の折曲を許容し、平行する向き
に倒した時には高所に位置して同抜去および同折
曲を不能とするようにし、更に前記第1下半脚3
0の下端に深孔46を穿設して当該深孔46に中
心針29を抜去不能に刺止すると共に同第1下半
脚30の下半部分のまわりに鞘体47を中心針2
9の向きに摺動可能として被着し、この鞘体47
の内面と第1下半脚30の外面とに相互に摺動自
在に嵌合して同鞘体47の外れ阻止機能と案内機
能を果す長溝48と小突起49とを設け、小突起
49が長溝48の下端に位置した時には鞘体47
の下端が中心針29の尖端より外に貫出し同じく
上端に位置した時には中心針29の尖端が鞘体4
7の下端より外に貫出するようにし、また前記第
2下半脚32の下端を状に折曲して当該状折
曲部51の中間個所に鉛筆52の挿通孔53を穿
設すると共に同状折曲部51の上に基端の両側
に左右支壁54,54′をもつ鉛筆挾着レバー5
5を配し、当該左右支壁54,54′を第2下半
脚32の下端の両側に跨がせピン軸56を以て上
下方向に揺動自在に軸承すると共に左右支壁5
4,54′の内側にバネ57,57′を挾入し、こ
のバネ57,57′の一端を鉛筆挾着レバー55
に、他端を第2下半脚32に当該バネ57,5
7′が鉛筆挾着レバー55に対して上方への戻り
力を与える状態で係止し、また鉛筆挾着レバー5
5の基端縁に深いU字状切欠58を切設し、この
U字状切欠58に対応する状態で第2下半脚32
にギザギザ59付き当接面60を設け、鉛筆挾着
レバー55をバネ57,57′の作用力に抗して
下方に揺動させた状態においてU字状切欠58お
よび挿通孔53に一本の鉛筆52を挿入したのち
に当該鉛筆挾着レバー55を手放した時にはU字
状切欠58の奥端部の両側切縁61が鉛筆52を
当接面60に押し着けて同鉛筆52を保持するよ
うにし、更に前記第3下半脚34の下端に深いス
リツト62を、このスリツト62の両側面に僅か
に傾斜した一対の縦長凹溝63,63′を夫々切
設すると共に当該第3下半脚34においてスリツ
ト62の中程の高さ個所に同スリツト62に直交
するビス孔64を穿設し、このビス孔64にダイ
アル65による締付ビス66を挿着し、縦長凹溝
63,63′が形成する細孔67内に筆記芯68
を挿入した状態においてダイアル65を締付けた
時には筆記芯68が抜去不能となり弛解した時に
は抜去可能となるようにしたものである。
尚、図中70,70′は中心軸8,8′の抜止用
ビス、71,71′は下半脚30,32,34の
外反を阻止する衝合傾斜壁、72,72′はガイ
ド縁、73,73′はバネ57,57′の係合壁、
74,74′はバネ57,57′の係合孔、75,
75′はワツシヤ、76は指の滑り止め部を示す。
ビス、71,71′は下半脚30,32,34の
外反を阻止する衝合傾斜壁、72,72′はガイ
ド縁、73,73′はバネ57,57′の係合壁、
74,74′はバネ57,57′の係合孔、75,
75′はワツシヤ、76は指の滑り止め部を示す。
即ち、上記において先ず鉛筆52で円を描きた
い場合には、一方の上半脚7における連結状態維
持用レバー41を操作して第1下半脚30を一方
上半脚7に連結し、また他方の上半脚7′におけ
る連結状態維持用レバー41を操作して第2下半
脚32を他方上半脚7′に連結すると共に鉛筆挾
着レバー55を操作して鉛筆ホルダー31に鉛筆
52を取付け、然るのち開度保持用レバー18を
下向倒伏状態としこの状態において上半脚7,
7′を所望の角度だけ開き、この開き後に開度保
持用レバー18を上向に倒して上半脚7,7′を
同開き状態に維持し、また必要に応じて恋結状態
保持用レバー41を操作して第1下半脚30およ
び第2下半脚32の折れ角度を決めることで中心
針29の尖端と鉛筆52の芯先との距離を円の半
径とすればよく。
い場合には、一方の上半脚7における連結状態維
持用レバー41を操作して第1下半脚30を一方
上半脚7に連結し、また他方の上半脚7′におけ
る連結状態維持用レバー41を操作して第2下半
脚32を他方上半脚7′に連結すると共に鉛筆挾
着レバー55を操作して鉛筆ホルダー31に鉛筆
52を取付け、然るのち開度保持用レバー18を
下向倒伏状態としこの状態において上半脚7,
7′を所望の角度だけ開き、この開き後に開度保
持用レバー18を上向に倒して上半脚7,7′を
同開き状態に維持し、また必要に応じて恋結状態
保持用レバー41を操作して第1下半脚30およ
び第2下半脚32の折れ角度を決めることで中心
針29の尖端と鉛筆52の芯先との距離を円の半
径とすればよく。
また、筆記芯68で円を描きたい場合には、連
結状態維持用レバー41を操作して第2下半脚3
2と第3下半脚34を着け替えたのち前記鉛筆の
時と同じような開度保持用レバー18による上半
脚7,7′の開度調整操作および連結状態保持用
レバー41による第1下半脚30および第3下半
脚34の折れ角度決め操作を行えばよい。
結状態維持用レバー41を操作して第2下半脚3
2と第3下半脚34を着け替えたのち前記鉛筆の
時と同じような開度保持用レバー18による上半
脚7,7′の開度調整操作および連結状態保持用
レバー41による第1下半脚30および第3下半
脚34の折れ角度決め操作を行えばよい。
第1図は本考案の実施例を示す全体の分解斜視
図、第2図は第1および第2下半脚をもつように
した全体の正面図、第3図は同じく中心部材個所
を切截した正面図、第4図は下半脚部分を切截し
た正面図、第5図は一部切截側面図、第6図は第
2図A−A線に沿う断面図、第7図は第2図B−
B線に沿う断面図、第8図はC−C線に沿う断面
図、第9図は第1および第3下半脚をもつように
した全体の正面図である。 1,1′……前後両側円盤状部、2……連結部、
3……摘み用柱、4……溝、5……中心部材、
6,6′……欠歯歯車、7,7′……上半脚、8,
8′……中心軸、9……山型折曲部、10……板
バネ、11,11′……両端部、12……角孔、
13……マウント、14……切欠、15,15′
……軸受、16……偏心カム、17……支軸、1
8……開度保持用レバー、19……近側面、20
……遠側面、22……スリツト、23……二叉状
部、24,24′……前・後両側板部、25,2
5′……凹孔状軸受、26,26′……連結軸、2
7,27′……傾斜面、29……中心針、30…
…第1下半脚、31……鉛筆ホルダー、32……
第2下半脚、33……筆記芯ホルダー、34……
第3下半脚、35……挿込片、36……切込、3
7,37′……嵌合軸受、39……跨ぎ部、40,
40′……挾み板、41……連結状態保持用レバ
ー、42,42′……連結状態維持部材、43,
43′……嵌着軸、44,44′……滑り突起、4
6……深孔、47……鞘体、48……長溝、49
……小突起、51……状折曲部、52……鉛
筆、53……挿通孔、54,54′……支壁、5
5……鉛筆挾着レバー、56……ピン軸、57,
57′……バネ、58……U字状切欠、59……
ギザギザ、60……当接面、61……切縁、62
……スリツト、63,63′……縦長凹溝、64
……ビス孔、65……ダイアル、66……締付ビ
ス、67……細孔、68……筆記芯、70,7
0′……抜止用ビス、71,71′……衝合傾斜
壁、72,72′……ガイド縁、73,73′……
係合壁、74,74′……係合孔、75,75′…
…ワツシヤ、76……滑り止め部。
図、第2図は第1および第2下半脚をもつように
した全体の正面図、第3図は同じく中心部材個所
を切截した正面図、第4図は下半脚部分を切截し
た正面図、第5図は一部切截側面図、第6図は第
2図A−A線に沿う断面図、第7図は第2図B−
B線に沿う断面図、第8図はC−C線に沿う断面
図、第9図は第1および第3下半脚をもつように
した全体の正面図である。 1,1′……前後両側円盤状部、2……連結部、
3……摘み用柱、4……溝、5……中心部材、
6,6′……欠歯歯車、7,7′……上半脚、8,
8′……中心軸、9……山型折曲部、10……板
バネ、11,11′……両端部、12……角孔、
13……マウント、14……切欠、15,15′
……軸受、16……偏心カム、17……支軸、1
8……開度保持用レバー、19……近側面、20
……遠側面、22……スリツト、23……二叉状
部、24,24′……前・後両側板部、25,2
5′……凹孔状軸受、26,26′……連結軸、2
7,27′……傾斜面、29……中心針、30…
…第1下半脚、31……鉛筆ホルダー、32……
第2下半脚、33……筆記芯ホルダー、34……
第3下半脚、35……挿込片、36……切込、3
7,37′……嵌合軸受、39……跨ぎ部、40,
40′……挾み板、41……連結状態保持用レバ
ー、42,42′……連結状態維持部材、43,
43′……嵌着軸、44,44′……滑り突起、4
6……深孔、47……鞘体、48……長溝、49
……小突起、51……状折曲部、52……鉛
筆、53……挿通孔、54,54′……支壁、5
5……鉛筆挾着レバー、56……ピン軸、57,
57′……バネ、58……U字状切欠、59……
ギザギザ、60……当接面、61……切縁、62
……スリツト、63,63′……縦長凹溝、64
……ビス孔、65……ダイアル、66……締付ビ
ス、67……細孔、68……筆記芯、70,7
0′……抜止用ビス、71,71′……衝合傾斜
壁、72,72′……ガイド縁、73,73′……
係合壁、74,74′……係合孔、75,75′…
…ワツシヤ、76……滑り止め部。
Claims (1)
- 上半脚7,7′の下端に下半脚30,32,3
4の上端を折り曲げ自在および切り離し自在に連
結された脚をもつ製図用コンパスにおいて、上半
脚7,7′の下端に深いスリツト22を入れて形
成された二叉状部23と、二叉状部23の前・後
両側板部24,24′の下端寄り個所の外面およ
び内面に設けられた凹孔状軸受25,25′およ
び突起状連結軸26,26′と、前・後両側板部
22,22′の外面において凹孔状軸受23,2
3′を中心とする円線上個所に形成された傾斜面
27,27′と、下半脚30,32,34の上端
に突設された前記二叉状部23への挿込片35
と、挿込片35の上端に切設された深い切込36
と、切込36の両側切縁の中程に挿込片35の二
叉状部23のスリツト22への挿着時に連結軸2
6,26′に嵌着して下半脚30,32,34を
上半脚7,7′の下端に折曲自在に連結する状態
で切設された嵌合軸受37,37′と、側縁を跨
ぎ部39で連結された一対の挟み板40,40′
と跨ぎ部39に突設された連結状態保持用レバー
41とからなる連結状態維持部材42と、挟み板
40,40′の内面の中央に二叉状部23の外側
に連結状態維持部材42を被着した時に前記凹孔
状軸受25,25′に嵌合する状態で設けられた
突起状の嵌着軸43,43′と、二叉状部23の
外側に連結状態維持部材42を被着した状態にお
いて連結状態維持用レバー41を上半脚7,7′
と直交する向きに起した時には傾斜面27,2
7′の低所に位置して挿込片35のスリツト22
からの抜去および上半脚7,7′に対する下半脚
30,32,34の折曲を許容し平行する向きに
倒した時には高所に位置して同抜去および同折曲
を不能とする状態で挟み板40,40′の内面の
周辺に設けられた滑り突起44,44′と、をも
つことを特徴とする製図用コンパスの脚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12196889U JPH0346950Y2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12196889U JPH0346950Y2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0359895U JPH0359895U (ja) | 1991-06-12 |
JPH0346950Y2 true JPH0346950Y2 (ja) | 1991-10-04 |
Family
ID=31669989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12196889U Expired JPH0346950Y2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0346950Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-18 JP JP12196889U patent/JPH0346950Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0359895U (ja) | 1991-06-12 |
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