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JPH0345949Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0345949Y2
JPH0345949Y2 JP1989001581U JP158189U JPH0345949Y2 JP H0345949 Y2 JPH0345949 Y2 JP H0345949Y2 JP 1989001581 U JP1989001581 U JP 1989001581U JP 158189 U JP158189 U JP 158189U JP H0345949 Y2 JPH0345949 Y2 JP H0345949Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
chemical conversion
conversion treatment
container
tip
Prior art date
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Expired
Application number
JP1989001581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0294259U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989001581U priority Critical patent/JPH0345949Y2/ja
Publication of JPH0294259U publication Critical patent/JPH0294259U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0345949Y2 publication Critical patent/JPH0345949Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、針状物先端部を化成処理するための
治具に関するものである。
〔従来の技術〕
針状物、例えばアルミニウム電解コンデンサ用
タブ等の先端部の化成処理は、第6図に示すよう
に金属容器11内に針状物12を定量集束して収
容し、その先端部を露出させ、第7図に示すよう
に金属容器11を介して針状物12側を陽極とし
て陰極側の化成(加工)液13中に針状物12の
先端部を浸漬し、化成処理を行つて先端部に酸化
皮膜を形成させていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来の針状物の化成処理で
は、集束されている針状物先端部を化成液に浸漬
すると、針状物の密度が高いために、毛管現象等
によつて化成液が針状物の間を上昇し、第7図の
ように特に集束針状物中央部で高く盛り上がるこ
とになり、先端部を化成液中に深くつけることが
できず、均一な化成処理が行われず、製品品質に
ばらつきが多いという問題点があつた。
本考案は、極めて簡単な構造によつて、集束針
状物中央に生ずる毛管現象等を極小に抑え、均一
で品質のばらつきのない化成処理を可能たらしめ
る針状物先端部の化成処理用治具を提供すること
を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、針状物を集束して収容し先端の化成
処理部を露出させて保持する化成処理用容器にお
いて、該容器内に集束針状物中央部に中空部を形
成せしめる障壁を設けたことを特徴とする針状物
先端部の化成処理用治具である。
〔作用〕
上記構成の本考案では、容器内に針状物を定量
集束して収容し、先端の化成処理部を露出させて
保持するが、容器内の障壁により針状物は中央部
に中空部を残して集束されることになり、従来の
ような集束針状物中央部の毛管現象等による化成
液の盛り上がりを極小に抑え、全体にわたつて均
一にすることができる。従つて、針状物の先端部
を化成液中に深く浸漬することができ、均一な化
成処理を行うことができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明すると、
第1図において、容器1としては、金属製又は樹
脂成形後メタライズ処理されたものとし、容器1
の中央部には、集束針状物中央部に中空部5を形
成するための障壁4が設けられている。
いま、アルミニウム電解コンデンサ用タブなど
の針状物2を容器1内に定量集束して先端の化成
処理部を露出させて収容すると、第2図のように
針状物2は中央部に障壁4に相当する中空部5を
残して集束され、第3図のように金属容器1を介
して針状物2側を陽極とし、陰極側の化成液3中
に針状物12の先端部を浸漬して化成処理する。
この時、針状物は中央部に障壁4による中空部5
が形成されて集束されており、集束物中央部に生
ずる毛管現象等による化成液の盛り上がりを抑え
ることができ、第3図に示すように毛管現象で化
成液3が上昇したとしても、比較的低く全体にわ
たつて均一であり、針状物2を従来より深く化成
液3中に浸漬することができ、均一な化成処理が
行われ、品質のばらつきも少なくなる。
なお、容器1の中央部に設ける障壁4の形状
は、図示例のような円、あるいは三角、四角その
他の多角形の柱又は筒状体とすることができ、容
器1の形状も円筒形だけでなく、第4図及び第5
図のように四角、三角その他の多角形状にしても
良い。また、集束針状物の中央部に形成される中
空部5が余り小さいと、毛管現象等を抑止する効
果が少ないから、容器断面積に応じて集束針状物
中央部の中空部5を形成するための障壁4の断面
積を決定する。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案は、針状物を集束して
収容する容器内中央部に集束針状物中央部に中空
部を形成する障壁を設けたのみのきわめて簡単な
構造によつて、毛管現象等によつて集束針状物中
央部の化成液の盛り上がりを低く抑え、針状物全
体に均一に化成処理をすることができ、ばらつき
のない良好な品質の化成処理品を得ることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜面図、第2
図は針状物収容状態を示す斜面図、第3図は化成
処理状態説明断面図、第4図及び第5図はそれぞ
れ本考案の他の実施例を示す斜面図、第6図は従
来例の針状物収容状態斜面図、第7図は従来例の
化成処理状態説明断面図である。 1……容器、2……針状物、3……化成液、4
……障壁、5……中空部、11……容器、12…
…針状物、13……化成液。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 針状物を集束して収容し先端の化成処理部を露
    出させて保持する化成処理用容器において、該容
    器内に集束針状物中央部に中空部を形成せしめる
    障壁を設けたことを特徴とする針状物先端部の化
    成処理用治具。
JP1989001581U 1989-01-12 1989-01-12 Expired JPH0345949Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989001581U JPH0345949Y2 (ja) 1989-01-12 1989-01-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989001581U JPH0345949Y2 (ja) 1989-01-12 1989-01-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0294259U JPH0294259U (ja) 1990-07-26
JPH0345949Y2 true JPH0345949Y2 (ja) 1991-09-27

Family

ID=31201588

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989001581U Expired JPH0345949Y2 (ja) 1989-01-12 1989-01-12

Country Status (1)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPH0294259U (ja) 1990-07-26

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