JPH0343421A - 耐熱性樹脂組成物 - Google Patents
耐熱性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH0343421A JPH0343421A JP17725189A JP17725189A JPH0343421A JP H0343421 A JPH0343421 A JP H0343421A JP 17725189 A JP17725189 A JP 17725189A JP 17725189 A JP17725189 A JP 17725189A JP H0343421 A JPH0343421 A JP H0343421A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- bisimide
- aminophenol
- heat
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0313—Organic insulating material
- H05K1/032—Organic insulating material consisting of one material
- H05K1/0346—Organic insulating material consisting of one material containing N
Landscapes
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、耐熱性、1Iit湿性、溶解性、保存安定性
に優れたポリイミド系の耐熱性樹脂組成物に関する。
に優れたポリイミド系の耐熱性樹脂組成物に関する。
(従来の技術)
電子機器の発達に伴い、それらに使用されるプリント配
線板に要求される特性はますます厳しくなっており、特
に耐熱性が要求される場合にはポリイミド樹脂が使用さ
れるようになってきた。
線板に要求される特性はますます厳しくなっており、特
に耐熱性が要求される場合にはポリイミド樹脂が使用さ
れるようになってきた。
これらに使用されるポリイミド樹脂として、不飽和ジカ
ルボン酸のN、N’−ビスイミドとジアミノジフェニル
メタンとの反応物や、不飽和ジカルボン酸のN、N’−
ビスイミドとアミノフェノールとの反応物の付加反応型
のものがあり、それらは種々の欠点をもっている。
ルボン酸のN、N’−ビスイミドとジアミノジフェニル
メタンとの反応物や、不飽和ジカルボン酸のN、N’−
ビスイミドとアミノフェノールとの反応物の付加反応型
のものがあり、それらは種々の欠点をもっている。
〈発明が解決しようとする課題)
即ち、前者の不飽和ジカルボン酸のN、N”−ビスイミ
ドとジアミノジフェニルメタンとの反応物は、耐熱性が
極めて優れているものの、溶剤への溶解性が悪く、N−
メチルピロリドンなどの高沸点の極性溶剤にしか溶解せ
ず、また得られるワニスも保存安定性が悪く製造上の欠
点があった。
ドとジアミノジフェニルメタンとの反応物は、耐熱性が
極めて優れているものの、溶剤への溶解性が悪く、N−
メチルピロリドンなどの高沸点の極性溶剤にしか溶解せ
ず、また得られるワニスも保存安定性が悪く製造上の欠
点があった。
さらに高沸点溶剤はプリプレグ中に残存しやすく、積層
板にした場合、耐熱性等の特性を低下させる欠点がある
。 一方、後者の不飽和ジカルボン酸のN、N’−ビス
イミドとアミノフェノールとの反応物は、溶解性が極め
て良好であり、低沸点溶剤が利用できてワニスの保存安
定性が良い反面、アミノフェノール骨格中のOH基が親
水性であるため耐湿性が悪い欠点がある。 このように
、特性上及び製造上にも優れた積層板用耐熱性樹脂組成
物を得ることは困難であった。
板にした場合、耐熱性等の特性を低下させる欠点がある
。 一方、後者の不飽和ジカルボン酸のN、N’−ビス
イミドとアミノフェノールとの反応物は、溶解性が極め
て良好であり、低沸点溶剤が利用できてワニスの保存安
定性が良い反面、アミノフェノール骨格中のOH基が親
水性であるため耐湿性が悪い欠点がある。 このように
、特性上及び製造上にも優れた積層板用耐熱性樹脂組成
物を得ることは困難であった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、耐熱性
、耐湿性、溶解性、保存安定性に優れた、または積層板
の特性上及び製造上に優れた、積層板用の耐熱性樹脂組
成物を提供しようとするものである。
、耐湿性、溶解性、保存安定性に優れた、または積層板
の特性上及び製造上に優れた、積層板用の耐熱性樹脂組
成物を提供しようとするものである。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明者は、上記の目的を達成しようと鋭意研究を重ね
た結果、後述の組成物を用いることによって、上記目的
を達成できることを見いだし、本発明を完成したもので
ある。
た結果、後述の組成物を用いることによって、上記目的
を達成できることを見いだし、本発明を完成したもので
ある。
すなわち、本発明は、
(A>−数式
(但し、式中R1は少なくとも2個の炭素原子を有する
2価の基を、R2は炭素原子間の二重結合を含む2価の
基を表す)で示される不飽和ジカルボン酸のN、N’−
ビスイミド化合物、(B)−数式 (但し、式中R3は水素原子、ハロゲン原子又はアルキ
ル基を表す)で示されるアミノフェノール、(C)−数
式 (但し、式中R4は水素原子、ハロゲン原子又はアルキ
ルエーテル基を、R5は水素原子又はアルキル基を表す
)で示されるアミノアニリドを付加反応させてなること
を特徴とする耐熱性樹脂組成物である。
2価の基を、R2は炭素原子間の二重結合を含む2価の
基を表す)で示される不飽和ジカルボン酸のN、N’−
ビスイミド化合物、(B)−数式 (但し、式中R3は水素原子、ハロゲン原子又はアルキ
ル基を表す)で示されるアミノフェノール、(C)−数
式 (但し、式中R4は水素原子、ハロゲン原子又はアルキ
ルエーテル基を、R5は水素原子又はアルキル基を表す
)で示されるアミノアニリドを付加反応させてなること
を特徴とする耐熱性樹脂組成物である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に用いる(A)不飽和ジカルボン酸のN。
N′−ビスイミド化合物としては次の一般式を有するも
のを使用する。
のを使用する。
但し、式中R1は少なくとも2個の炭素原子を有する2
価の基を、R2は炭素原子間の二重結合を含む2価の基
を表す、 すなわち、R1は、直鎖状もしくは分岐状の
アルキレン基、炭素原子5〜6個の環をもつシクロアル
キレン基、酸素、窒素又は硫黄原子のうち少なくとも
1個を含む2価の複素環式基、フェニレン基又は2価多
環式芳香族基をはじめ、−NHCO−−NR’ −−3
i R’ R’ −−3o2−などにより結合された複
数個の芳香族基や脂環式基などを挙げることができる。
価の基を、R2は炭素原子間の二重結合を含む2価の基
を表す、 すなわち、R1は、直鎖状もしくは分岐状の
アルキレン基、炭素原子5〜6個の環をもつシクロアル
キレン基、酸素、窒素又は硫黄原子のうち少なくとも
1個を含む2価の複素環式基、フェニレン基又は2価多
環式芳香族基をはじめ、−NHCO−−NR’ −−3
i R’ R’ −−3o2−などにより結合された複
数個の芳香族基や脂環式基などを挙げることができる。
ここにR6、R7、R1′は炭素数1〜4のアルキル
基、フェニル基を表す、 また、R2すなわち炭素原子
間の二重結合を含む2価の基としては、例えばマレイン
酸残基、シトラコン酸残基、テトラヒドロフタル酸残基
等が挙げられこれらは単独又は2種以上混合して使用す
ることができる。 これらの具体的な化合物として、例
えばマレイン[lN、N′−44’−ジフェニルメタン
ビスイミド、マレイン酸N、 N′−4,4’−ジフェ
ニルエーテルビスイミド、マレインIN、N’−バラフ
ェニレンビスイミド、マレイン酸N、N’−ベンジジン
ビスイミド、マレイン酸N、N”−メタキシレンビスイ
ミド、マレイン酸N、N′−1.5−ナフタレンビスイ
ミド、マレインDN、N”−4,4’−ジフェニルスル
ホンビスイミド、マレイン酸N、N”−2,2’−4,
4”−ジメチレンシクロヘキサンビスイミド、マレイン
酸N、 N′−4,4’−ジシクロヘキシルメタンビス
イミド、マレイン酸N、 N’−4,4′−ジフェニル
シクロヘキサンビスイミド、マレイン酸N、 N’−4
,4’−ジフェニルフェニルアミンビスイミド、マレイ
ン@N、 N’−4,4′−ジフェニルジフェニルシラ
ンビスイミド、マレイン酸N、N’−4,4′−ジフェ
ニル硫黄ビスイミド、マレイン酸N。
基、フェニル基を表す、 また、R2すなわち炭素原子
間の二重結合を含む2価の基としては、例えばマレイン
酸残基、シトラコン酸残基、テトラヒドロフタル酸残基
等が挙げられこれらは単独又は2種以上混合して使用す
ることができる。 これらの具体的な化合物として、例
えばマレイン[lN、N′−44’−ジフェニルメタン
ビスイミド、マレイン酸N、 N′−4,4’−ジフェ
ニルエーテルビスイミド、マレインIN、N’−バラフ
ェニレンビスイミド、マレイン酸N、N’−ベンジジン
ビスイミド、マレイン酸N、N”−メタキシレンビスイ
ミド、マレイン酸N、N′−1.5−ナフタレンビスイ
ミド、マレインDN、N”−4,4’−ジフェニルスル
ホンビスイミド、マレイン酸N、N”−2,2’−4,
4”−ジメチレンシクロヘキサンビスイミド、マレイン
酸N、 N′−4,4’−ジシクロヘキシルメタンビス
イミド、マレイン酸N、 N’−4,4′−ジフェニル
シクロヘキサンビスイミド、マレイン酸N、 N’−4
,4’−ジフェニルフェニルアミンビスイミド、マレイ
ン@N、 N’−4,4′−ジフェニルジフェニルシラ
ンビスイミド、マレイン酸N、N’−4,4′−ジフェ
ニル硫黄ビスイミド、マレイン酸N。
N’−2,2”−(4,4’−ジフェニル)プロパンヒ
スイミド、マレインeiN、N’−メタフェニレンビス
イミド、マレイン酸N、N’−3,3’−(N、N′−
メタフェニレンビスベンツアミド)ビスイミドなどが挙
げられる。
スイミド、マレインeiN、N’−メタフェニレンビス
イミド、マレイン酸N、N’−3,3’−(N、N′−
メタフェニレンビスベンツアミド)ビスイミドなどが挙
げられる。
本発明に用いる(B)アミノフェノールとしては次の一
般式を有するものが使用できる。
般式を有するものが使用できる。
但し、式中R3は水素原子、ハロゲン原子又はアルキル
基を表す、 具体的な化合物として例えば、0−アミノ
フェノール、訃アミノフェノール、p−アミンフェノー
ル、2−アミノ−4−クロロフェノール、2−アミノ−
4−メチルフェノール等が挙げられ、これらは単独又は
2種以上混合して使用することができる。
基を表す、 具体的な化合物として例えば、0−アミノ
フェノール、訃アミノフェノール、p−アミンフェノー
ル、2−アミノ−4−クロロフェノール、2−アミノ−
4−メチルフェノール等が挙げられ、これらは単独又は
2種以上混合して使用することができる。
本発明に用いる(C)アミノアニリドとしては、次の一
般式を有するものが使用できる。
般式を有するものが使用できる。
但し、式中R4は水素原子、ハロゲン原子又はアルキル
エーテル基を、R5は水素原子又はアルキル基を表すも
ので、具体的な化合物としては、ローアミノアセトアニ
リド、3−アミノ −4−メトキシアセトアニリド、3
−アミノ −4−クロロアセトアニリド等が挙げられ、
これらは単独もしくは2N以上混合して使用することが
できる。
エーテル基を、R5は水素原子又はアルキル基を表すも
ので、具体的な化合物としては、ローアミノアセトアニ
リド、3−アミノ −4−メトキシアセトアニリド、3
−アミノ −4−クロロアセトアニリド等が挙げられ、
これらは単独もしくは2N以上混合して使用することが
できる。
本発明の耐熱性樹脂組成物は、前述した(A>不飽和ジ
カルボン酸のN、N’−ビスイミド化合物、(B)アミ
ノフェノール、(C)アミノアニリドを無溶剤もしくは
不活性溶剤中で加熱付加反応させて得ることができる。
カルボン酸のN、N’−ビスイミド化合物、(B)アミ
ノフェノール、(C)アミノアニリドを無溶剤もしくは
不活性溶剤中で加熱付加反応させて得ることができる。
これら各成分の配合割合は、(A)不飽和ジカルボン
酸のN、N′−ビスイミド化合物1モルに対し、(B)
アミンフェノールと(C)アミノアニリドとの合計jL
[(B)−1−(C)]を0,1〜1.0モル配合する
ことが望ましい、 その割合が0,1モル未満では反応
が進まず耐熱性、靭性等の特性が低下し、また、1.0
モルを超えると未反応アミンが残留し、耐熱性が著しく
低下し好ましくない、 各成分の配合順序や反応温度、
溶剤等は適宜選択することができ、特に限定されるもの
ではない。
酸のN、N′−ビスイミド化合物1モルに対し、(B)
アミンフェノールと(C)アミノアニリドとの合計jL
[(B)−1−(C)]を0,1〜1.0モル配合する
ことが望ましい、 その割合が0,1モル未満では反応
が進まず耐熱性、靭性等の特性が低下し、また、1.0
モルを超えると未反応アミンが残留し、耐熱性が著しく
低下し好ましくない、 各成分の配合順序や反応温度、
溶剤等は適宜選択することができ、特に限定されるもの
ではない。
次に本発明の耐熱性樹脂組成物の代表的な製造方法につ
いて説明する。
いて説明する。
反応容器内に、不飽和ジカルボン酸のN、N’−ビスイ
ミド化合物とアミノフェノールとアミノアニリドとを、
所定の割合で仕込み、100〜200℃に加熱して内容
物を溶融し、所定の粘度、キュアタイムまで付加反応を
進める。 この反応物をアセトン、メチルエチルケトン
、ジオキサン、テトラヒドロフラン、メチルセロソルブ
等の溶剤に溶解して積層板用として好適な特性を有する
樹脂組成物を製造することができる。また、最初から溶
剤を使用することもできる。 例えば反応容器中に不飽
和ジカルボン酸のN、N′−ビスイミド化合物とアミノ
フェノールとアミノアニリドとをジオキサンと共に仕込
み、ジオキサンを還流させながら所定の粘度、キュアタ
イムまで付加反応を進行させ、その後さらに溶剤を加え
て冷却して積層板用の樹脂組成物を製造することができ
る。 こうして製造された樹脂組成物は、本発明の目的
に反しない限度において、必要に応じ種々の添加剤や充
填剤を添加配合することができる。 例えば硬化速度の
調整のためのイミダゾールなど触媒、接着性付与のため
のカップリング剤、難燃性付与のための難燃剤、無機質
充填剤等を適宜加えることができる。
ミド化合物とアミノフェノールとアミノアニリドとを、
所定の割合で仕込み、100〜200℃に加熱して内容
物を溶融し、所定の粘度、キュアタイムまで付加反応を
進める。 この反応物をアセトン、メチルエチルケトン
、ジオキサン、テトラヒドロフラン、メチルセロソルブ
等の溶剤に溶解して積層板用として好適な特性を有する
樹脂組成物を製造することができる。また、最初から溶
剤を使用することもできる。 例えば反応容器中に不飽
和ジカルボン酸のN、N′−ビスイミド化合物とアミノ
フェノールとアミノアニリドとをジオキサンと共に仕込
み、ジオキサンを還流させながら所定の粘度、キュアタ
イムまで付加反応を進行させ、その後さらに溶剤を加え
て冷却して積層板用の樹脂組成物を製造することができ
る。 こうして製造された樹脂組成物は、本発明の目的
に反しない限度において、必要に応じ種々の添加剤や充
填剤を添加配合することができる。 例えば硬化速度の
調整のためのイミダゾールなど触媒、接着性付与のため
のカップリング剤、難燃性付与のための難燃剤、無機質
充填剤等を適宜加えることができる。
(実施例)
次に本発明を実方麺例によって説明する。
実施例 l
撹拌機と温度計を備えたフラスコに、マレインIN、N
’−4,4′−ジフェニルメタンビスイミド358gと
2−アミノ −4−クロロフェノール71gとp−アミ
ノアセトアニリド75gおよびジオキサン500gを仕
込み、攪拌しながら加熱する。100℃を超えると次第
に溶解をはじめ褐色の液体となる。 この液体を 12
0 ’Cに昇温して 1時間攪拌して耐熱性樹脂組成物
を得た。 この組成物に更にジオキサンを加えて攪拌し
−様なワニスを製造した。
’−4,4′−ジフェニルメタンビスイミド358gと
2−アミノ −4−クロロフェノール71gとp−アミ
ノアセトアニリド75gおよびジオキサン500gを仕
込み、攪拌しながら加熱する。100℃を超えると次第
に溶解をはじめ褐色の液体となる。 この液体を 12
0 ’Cに昇温して 1時間攪拌して耐熱性樹脂組成物
を得た。 この組成物に更にジオキサンを加えて攪拌し
−様なワニスを製造した。
実施例 2
攪拌機と温度計を備えたフラスコに、マレインaN、N
’−4,4’−ジフェニルメタンビスイミド358qと
O−アミノフェノール54g と3−アミノ −4−メ
トキシアセトアニリド90gおよびジオキサン500g
を仕込み、実施例1と同様にして耐熱性樹脂組成物およ
びワニスを製造した。
’−4,4’−ジフェニルメタンビスイミド358qと
O−アミノフェノール54g と3−アミノ −4−メ
トキシアセトアニリド90gおよびジオキサン500g
を仕込み、実施例1と同様にして耐熱性樹脂組成物およ
びワニスを製造した。
実施例 3
撹拌機と温度計を備えたフラスコに、マレイン酸N、
N′−4,4’−ジフェニルメタンビスイミド358Q
と訃アミノフェノール54g と3−アミノ −4−ク
ロロアセトアニリド92gおよびジオキサン500(I
を仕込み、実施例1と同様にして耐熱性樹脂組成物およ
びワニスを製造した。
N′−4,4’−ジフェニルメタンビスイミド358Q
と訃アミノフェノール54g と3−アミノ −4−ク
ロロアセトアニリド92gおよびジオキサン500(I
を仕込み、実施例1と同様にして耐熱性樹脂組成物およ
びワニスを製造した。
比較例 1
マレイン酸N、 N′−4,4″−ジフェニルメタンビ
スイミド358gと、4,4′−ジアミノジフェニルメ
タン198gおよびN−メチルピロリドン550gをフ
ラスコに仕込み、実施例1と同様にして耐熱性樹脂組成
物を得た。 この組成物に更にN−メチルピロリドンを
加えて攪拌して−様なワニスを製造した。
スイミド358gと、4,4′−ジアミノジフェニルメ
タン198gおよびN−メチルピロリドン550gをフ
ラスコに仕込み、実施例1と同様にして耐熱性樹脂組成
物を得た。 この組成物に更にN−メチルピロリドンを
加えて攪拌して−様なワニスを製造した。
比較例 2
マレイン酸N、 N′−4,4′−ジフェニルメタンビ
スイミド358gと、訃アミノフェノール109gおよ
びジオキサン460gをフラスコに仕込み、実施例1と
同様にして耐熱性樹脂組成物およびワニスを製造した。
スイミド358gと、訃アミノフェノール109gおよ
びジオキサン460gをフラスコに仕込み、実施例1と
同様にして耐熱性樹脂組成物およびワニスを製造した。
実施例1〜3及び比較例1〜2で製造したワニスを用い
て、厚さ180μmのガラスクロスに塗布・含浸し、1
50℃の温度で乾燥して樹脂分43重量%のプリプレグ
を得た。 このプリプレグ8枚と厚さ18μmの銅箔2
枚を用いて、180℃の温度。
て、厚さ180μmのガラスクロスに塗布・含浸し、1
50℃の温度で乾燥して樹脂分43重量%のプリプレグ
を得た。 このプリプレグ8枚と厚さ18μmの銅箔2
枚を用いて、180℃の温度。
40 kgf/cn2の圧力で120分間加熱加圧一体
に成形して、板厚1.61の耐熱性@張積層板を製造し
た。 得られた積層板について、#I箔引剥し強さ、吸
水率、ガラス転位点、曲げ強さ及びはんだ耐熱性、並び
にワニスについて可使時間及び溶解性を試験したので、
その結果を第1表に示した。 本発明のワニスは溶解性
、可使時間に優れており、また積層板の特性においても
良好であり、本発明の効果が確認された。
に成形して、板厚1.61の耐熱性@張積層板を製造し
た。 得られた積層板について、#I箔引剥し強さ、吸
水率、ガラス転位点、曲げ強さ及びはんだ耐熱性、並び
にワニスについて可使時間及び溶解性を試験したので、
その結果を第1表に示した。 本発明のワニスは溶解性
、可使時間に優れており、また積層板の特性においても
良好であり、本発明の効果が確認された。
[発明の効果]
以上の説明および第1表からも明らかなように、本発明
の耐熱性tl)J脂組成物は、耐熱性、耐湿性に優れ、
また溶解性、保存安定性が良好であり、積層板の特性上
及び製造上も優れたもので、積層板用として好適なもの
である。
の耐熱性tl)J脂組成物は、耐熱性、耐湿性に優れ、
また溶解性、保存安定性が良好であり、積層板の特性上
及び製造上も優れたもので、積層板用として好適なもの
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中R^1は少なくとも2個の炭素原子を有す
る2価の基を、R^2は炭素原子間の二重結合を含む2
価の基を表す)で示 される不飽和ジカルボン酸のN,N′−ビスイミド化合
物、 (B)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中R^3は水素原子、ハロゲン原子又はアル
キル基を表す)で示されるアミ ノフェノール、 (C)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中R^4は水素原子、ハロゲン原子又はアル
キルエーテル基を、R^5は水素原子又はアルキル基を
表す)で示されるア ミノアニリド を付加反応させてなることを特徴とする耐熱性樹脂組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17725189A JPH0343421A (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 耐熱性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17725189A JPH0343421A (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 耐熱性樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0343421A true JPH0343421A (ja) | 1991-02-25 |
Family
ID=16027806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17725189A Pending JPH0343421A (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 耐熱性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0343421A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010077905A (ko) * | 2000-02-02 | 2001-08-20 | 오오쯔보 료이찌 | 압축수납대의 흡인노즐 및 그것에 사용되는 흡인보조구 |
JP2002234528A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-20 | Asahi Printing Co Ltd | 包装用箱 |
-
1989
- 1989-07-11 JP JP17725189A patent/JPH0343421A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010077905A (ko) * | 2000-02-02 | 2001-08-20 | 오오쯔보 료이찌 | 압축수납대의 흡인노즐 및 그것에 사용되는 흡인보조구 |
JP2002234528A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-20 | Asahi Printing Co Ltd | 包装用箱 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6312898B2 (ja) | ||
KR910000201B1 (ko) | 치환된 비시클로[2.2.1]헵트-5-엔-2,3-디카복스이미드 및 폴리말레이미드를 함유하는 열경화성 혼합물 | |
JPH03504025A (ja) | ポリイミド樹脂 | |
GB2056470A (en) | Process for preparing imide type prepolymers | |
JPH01129025A (ja) | ポリアミノビスイミド系樹脂組成物 | |
JPH0343421A (ja) | 耐熱性樹脂組成物 | |
JPH03185066A (ja) | 熱硬化性樹脂組成物 | |
JPH01123831A (ja) | 耐熱性樹脂組成物 | |
JPH01256535A (ja) | ヒンダードジアミンから製造したイミド基含有熱硬化性プレポリマーの製造方法 | |
JPH0312592B2 (ja) | ||
JPH07119300B2 (ja) | 耐熱性積層板用プリプレグの製造方法 | |
JPH0343420A (ja) | 耐熱性樹脂組成物 | |
JPS5815515A (ja) | 熱硬化性樹脂組成物 | |
JPH02229041A (ja) | 耐熱性積層板 | |
JPS63312321A (ja) | 硬化性樹脂組成物 | |
JP2575793B2 (ja) | 耐熱性銅張積層板 | |
JPS6381161A (ja) | 耐熱性樹脂組成物 | |
JPH03131629A (ja) | イミド系プレポリマーおよびその硬化物 | |
JPH03739A (ja) | 耐熱性樹脂組成物 | |
JPH0319837A (ja) | 耐熱性積層板 | |
JPH02229040A (ja) | 耐熱性積層板 | |
JPH0319838A (ja) | 耐熱性積層板 | |
JPS62177033A (ja) | 耐熱積層板の製造方法 | |
JPH0343287B2 (ja) | ||
JPH0521932B2 (ja) |