JPH0342206A - 固形製品の成形方法 - Google Patents
固形製品の成形方法Info
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- JPH0342206A JPH0342206A JP17719389A JP17719389A JPH0342206A JP H0342206 A JPH0342206 A JP H0342206A JP 17719389 A JP17719389 A JP 17719389A JP 17719389 A JP17719389 A JP 17719389A JP H0342206 A JPH0342206 A JP H0342206A
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- surface layer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は金太部飴式の装飾層が表面に露出した舗石ブ
ロック、建築用ブロック、大形コンクリートパネル、タ
イル、表札、RC構造物等の固形製品を成形する成形方
法に関する。
ロック、建築用ブロック、大形コンクリートパネル、タ
イル、表札、RC構造物等の固形製品を成形する成形方
法に関する。
〈従来の技術〉
本出願人はコンクリートによるそのよ
うな固形製品の成形方法を特願昭63−165069号
で提案した。
で提案した。
この先行提案は、上下に開放した型孔を有する型枠の下
に敷く底板の上を吸水性のマットで覆い、このマットの
上に前記型枠を載置し、この型枠の型孔中のマット上に
砂利、タイル、石等の装飾材を散りばめ、次いで型孔中
に所要の層厚で表層となるドライコンクリート、ドライ
モルタル、セメントの一種以上を充填し、それから上記
表層を加湿して固化させるか、又は該表層上に支持層と
なるウェットコンクリートを所要の層厚で充填して表層
と一体に固化させ、脱型して製品とするのである。
に敷く底板の上を吸水性のマットで覆い、このマットの
上に前記型枠を載置し、この型枠の型孔中のマット上に
砂利、タイル、石等の装飾材を散りばめ、次いで型孔中
に所要の層厚で表層となるドライコンクリート、ドライ
モルタル、セメントの一種以上を充填し、それから上記
表層を加湿して固化させるか、又は該表層上に支持層と
なるウェットコンクリートを所要の層厚で充填して表層
と一体に固化させ、脱型して製品とするのである。
〈発明が解決しようとする課題〉
上記先行提案の固形製品は、表層の固化で該表層の表面
に結合された装飾材による模様を有するが、この製品が
例えば舗石ブロックであって、表面の模様を上にして舗
道に敷き並べた場合、長期間のうちにはその上を通る自
動車のタイヤ、通行人の靴との摩擦で模様を構成する装
飾材が表層から剥離してしまう。
に結合された装飾材による模様を有するが、この製品が
例えば舗石ブロックであって、表面の模様を上にして舗
道に敷き並べた場合、長期間のうちにはその上を通る自
動車のタイヤ、通行人の靴との摩擦で模様を構成する装
飾材が表層から剥離してしまう。
〈課題を解決するための手段〉
そこで本発明は、表層の表面に露出する模様、文字等の
装飾を表層中に、該表層と一体に固化させた装飾層で表
現することにより前記先行提案の課題を解決したのであ
って、請求項第1項の成形方法は、上下に開放した型孔
を有する型枠の下に敷く底板の上に抜き型を置き、その
ま)か、若しくは底板の上に所要量の液状硬化材料を散
布し、上記型枠の型孔内に一種以上のドライの粉粒体を
所要の層厚で充填して表層とし、該表層の上に所要量の
液状硬化材料を散布して表層の粉粒体を粘結させ、次に
前記抜き型を取り除いて抜き型の跡に前記表層とは種類
が異なる一種以上のドライの粉粒体を充填して装飾層と
し、必要により該装飾層に液状硬化材料を散布し、上記
表層と装飾層を一体として固化させることを特徴とする
。
装飾を表層中に、該表層と一体に固化させた装飾層で表
現することにより前記先行提案の課題を解決したのであ
って、請求項第1項の成形方法は、上下に開放した型孔
を有する型枠の下に敷く底板の上に抜き型を置き、その
ま)か、若しくは底板の上に所要量の液状硬化材料を散
布し、上記型枠の型孔内に一種以上のドライの粉粒体を
所要の層厚で充填して表層とし、該表層の上に所要量の
液状硬化材料を散布して表層の粉粒体を粘結させ、次に
前記抜き型を取り除いて抜き型の跡に前記表層とは種類
が異なる一種以上のドライの粉粒体を充填して装飾層と
し、必要により該装飾層に液状硬化材料を散布し、上記
表層と装飾層を一体として固化させることを特徴とする
。
又、請求項第2項の成形方法は、上下に開放した型孔を
有する型枠の下に敷く底板の上に抜き型を置き、そのま
)か、若しくは底板の上に所要量の液状硬化材料を散布
し、上記型枠の型孔内に一種以上のドライの粉粒体を所
要の層厚で充填して表層とし、該表層の上に所要量の液
状硬化材料を散布して表層の粉粒体を粘結させ1次に前
記抜き型を取り除いて抜き型の跡に前記表層とは種類が
異なるドライの粉粒体を充填して装飾層とし、必要によ
り該装飾層に液状硬化材料を散布し、次いで型孔内に支
持層用のドライの粉粒体を所要の層厚で充填して所要量
の液状硬化材料を散布するか、もしくはドライ又はウェ
ットの水硬化性材料を所要の層厚で充填し、必要により
加湿して支持層とし、前記表層、装飾層、支持層を一体
として固化させることを特徴とする。
有する型枠の下に敷く底板の上に抜き型を置き、そのま
)か、若しくは底板の上に所要量の液状硬化材料を散布
し、上記型枠の型孔内に一種以上のドライの粉粒体を所
要の層厚で充填して表層とし、該表層の上に所要量の液
状硬化材料を散布して表層の粉粒体を粘結させ1次に前
記抜き型を取り除いて抜き型の跡に前記表層とは種類が
異なるドライの粉粒体を充填して装飾層とし、必要によ
り該装飾層に液状硬化材料を散布し、次いで型孔内に支
持層用のドライの粉粒体を所要の層厚で充填して所要量
の液状硬化材料を散布するか、もしくはドライ又はウェ
ットの水硬化性材料を所要の層厚で充填し、必要により
加湿して支持層とし、前記表層、装飾層、支持層を一体
として固化させることを特徴とする。
〈実 施 例〉
図示の実施例において、1は上下に開放した型孔を有す
る型枠、2はその型枠の下に敷き、型孔3の下面を塞ぐ
底板を示す。型枠は木板、金属板、プラスチック等、適
当な材料製で、この実施例では複数のブロックを同時に
成形するため周囲壁を構成する外枠1aと、該外枠1a
が囲む内部を複数の型孔3に区割する間仕切り枠tbと
からなる。又、底板2は木板、金属板、コンクリート板
、プラスチック等からなり、前記外枠1aの外形と同大
か、それより少し大である。
る型枠、2はその型枠の下に敷き、型孔3の下面を塞ぐ
底板を示す。型枠は木板、金属板、プラスチック等、適
当な材料製で、この実施例では複数のブロックを同時に
成形するため周囲壁を構成する外枠1aと、該外枠1a
が囲む内部を複数の型孔3に区割する間仕切り枠tbと
からなる。又、底板2は木板、金属板、コンクリート板
、プラスチック等からなり、前記外枠1aの外形と同大
か、それより少し大である。
成形を行なうには、型枠lを底板2の上に載せ、型孔3
の下面を塞ぐ底板2の上に模様文字、図形、記号等表現
すべき装飾に対応した断面形状の抜き型4を1つ又は複
数個、所定の配置で置く、この抜き型4も木、金属、プ
ラスチック等の適当な材料製でよい。それから型孔3の
内部に表層5とすべきドライの粉粒体り、を充填する(
第2図)、この粉粒体り、の層厚は、その後に抜き型4
を取り除くことを考慮して抜き型4の厚さと同じか、そ
れより少し薄くし、約5〜50mm程度とする。
の下面を塞ぐ底板2の上に模様文字、図形、記号等表現
すべき装飾に対応した断面形状の抜き型4を1つ又は複
数個、所定の配置で置く、この抜き型4も木、金属、プ
ラスチック等の適当な材料製でよい。それから型孔3の
内部に表層5とすべきドライの粉粒体り、を充填する(
第2図)、この粉粒体り、の層厚は、その後に抜き型4
を取り除くことを考慮して抜き型4の厚さと同じか、そ
れより少し薄くし、約5〜50mm程度とする。
こうして表層5とすべきドライの粉粒体りを充填したら
、その上に適量の液状硬化材料を散布し、これにより充
填した粉粒体り、が粘結し、抜き型4を取り除いてち抜
き型の跡4゛が崩れないようになったら抜き型を取り除
き、その跡に装飾層6とすべき、前記表層5とは種類が
異なるドライの粉粒体D8を充填する(第3図)、必要
ならば粉粒体D8の充填後、上から加圧してもよい。
、その上に適量の液状硬化材料を散布し、これにより充
填した粉粒体り、が粘結し、抜き型4を取り除いてち抜
き型の跡4゛が崩れないようになったら抜き型を取り除
き、その跡に装飾層6とすべき、前記表層5とは種類が
異なるドライの粉粒体D8を充填する(第3図)、必要
ならば粉粒体D8の充填後、上から加圧してもよい。
使用する液状硬化材料とは、セメントミルク、アクリル
エマルジョン、SBR(スチレンブタジェンゴム)のエ
マルジョン等、時間の経過により固化する材料の流動体
であり、表層や装飾層にする粉粒体は砂、砂利のほか、
パーライト、バーミキュライト、各種合成樹脂製品の粉
砕物、鋸屑等、上記液状硬化材料によって固めることが
できるものであれば何で6よい。
エマルジョン、SBR(スチレンブタジェンゴム)のエ
マルジョン等、時間の経過により固化する材料の流動体
であり、表層や装飾層にする粉粒体は砂、砂利のほか、
パーライト、バーミキュライト、各種合成樹脂製品の粉
砕物、鋸屑等、上記液状硬化材料によって固めることが
できるものであれば何で6よい。
装飾層6とすべきドライの粉粒体り、が、表層5の粉粒
体D1とは種類が異なるというのは、表層5とは異なる
顔料や、或はキラキラと輝く鉱滓の粉や粒等を混入する
ことをいう、この抜き型の跡に充填したドライの粉粒体
D2は、その回りの表層となる粉粒体り、が含む液状硬
化材料を吸収して固化するが、それが不足するようであ
れば別に液状硬化材料を散布し、固化を促す。
体D1とは種類が異なるというのは、表層5とは異なる
顔料や、或はキラキラと輝く鉱滓の粉や粒等を混入する
ことをいう、この抜き型の跡に充填したドライの粉粒体
D2は、その回りの表層となる粉粒体り、が含む液状硬
化材料を吸収して固化するが、それが不足するようであ
れば別に液状硬化材料を散布し、固化を促す。
こうして、型孔の内部で表層5、装飾層6が充分に固化
し、脱型しても形が崩−れないようになったら脱型して
第4図の製品Aとする。
し、脱型しても形が崩−れないようになったら脱型して
第4図の製品Aとする。
この製品Aは、表層5の表裏両面に装飾層6による装飾
が露出する。従って、生コンクリートの打設面上に、ど
ちらかの面を表にして並べたり、置いたりすることによ
り単調なコンクリートの表面を装飾することができる。
が露出する。従って、生コンクリートの打設面上に、ど
ちらかの面を表にして並べたり、置いたりすることによ
り単調なコンクリートの表面を装飾することができる。
又、抜き型4を入団の姓名にし、小形に成形して表札に
することもできる。
することもできる。
又、抜き型を取り除いた跡4゛に装飾層6用の粉粒体D
2を充填したら、表層5及び装飾層6の上にドライの粉
粒体D3を所要の層厚で充填し、所要量の液状硬化材料
を散布するか、若しくはドライ又は、ウェットの水硬化
性材料り、を所要の層厚で充填し、支持層7とする(第
5図)、この支持層用のドライの粉粒体は表層5の粉粒
体と同じらのでよく、又、ドライの水硬化材料はドライ
5ンクリート、或はドライモルタルでよい、又、ウェッ
トの水硬化性材料は、生コンクリートや、モルタル流動
体である。そして、ドライの粉粒体を充填したときは液
状硬化材料を散布し、ドライの水硬化性材料を充填した
ときは水を散布して加湿し、固化を促す、尚、必要なら
ば材料り、を充填後、上から加圧してもよい。
2を充填したら、表層5及び装飾層6の上にドライの粉
粒体D3を所要の層厚で充填し、所要量の液状硬化材料
を散布するか、若しくはドライ又は、ウェットの水硬化
性材料り、を所要の層厚で充填し、支持層7とする(第
5図)、この支持層用のドライの粉粒体は表層5の粉粒
体と同じらのでよく、又、ドライの水硬化材料はドライ
5ンクリート、或はドライモルタルでよい、又、ウェッ
トの水硬化性材料は、生コンクリートや、モルタル流動
体である。そして、ドライの粉粒体を充填したときは液
状硬化材料を散布し、ドライの水硬化性材料を充填した
ときは水を散布して加湿し、固化を促す、尚、必要なら
ば材料り、を充填後、上から加圧してもよい。
又、装飾層6用のドライの粉粒体D2を抜き型の跡4′
に充填後、支持N7用のドライの粉粒体を充填し、液状
硬化材料を散布するときは、装飾層用のドライの粉粒体
は支持層用の粉粒体に散布した液状硬化材料を含浸して
固化するので、装飾層用の粉粒体D2に液状硬化材料を
散布する必要はない。
に充填後、支持N7用のドライの粉粒体を充填し、液状
硬化材料を散布するときは、装飾層用のドライの粉粒体
は支持層用の粉粒体に散布した液状硬化材料を含浸して
固化するので、装飾層用の粉粒体D2に液状硬化材料を
散布する必要はない。
こうして、表層5、装飾層6、支持層7が固化して一体
となり、脱型しても形が崩れないようになったら脱型し
て第6図の製品Bとする。この製品Bは支持層7が一体
に結合しているため、装飾は表層5の表面に露出する。
となり、脱型しても形が崩れないようになったら脱型し
て第6図の製品Bとする。この製品Bは支持層7が一体
に結合しているため、装飾は表層5の表面に露出する。
本発明による成形方法において、型穴3の下面を塞ぐ底
板4の上面を凸凹の粗面にして置くと、抜き型を抜く際
に粘結した表層がスリップして型くずれを起したり、支
持層を充填する際や、核層を上から加圧する際に表層や
、装飾層がスリップして型くずれを起すことが防げる。
板4の上面を凸凹の粗面にして置くと、抜き型を抜く際
に粘結した表層がスリップして型くずれを起したり、支
持層を充填する際や、核層を上から加圧する際に表層や
、装飾層がスリップして型くずれを起すことが防げる。
又、装飾層6と、表層4の下面には上記粗面とは反対の
凹凸が生じ、これが表層5の表面と、そこに露出する装
飾層6の表面を立体的にし、装飾効果は更に向上する。
凹凸が生じ、これが表層5の表面と、そこに露出する装
飾層6の表面を立体的にし、装飾効果は更に向上する。
又、底板2の上面を予め通水性のプラスチックのネット
など通水性材料8で覆い、その上に型枠lを載せること
により、型孔3中に充填した表層、装飾層、支持層から
滲出する過剰の液状硬化材料や水分をネットを通じ、底
板の上面の回りから外に排出することができる。
など通水性材料8で覆い、その上に型枠lを載せること
により、型孔3中に充填した表層、装飾層、支持層から
滲出する過剰の液状硬化材料や水分をネットを通じ、底
板の上面の回りから外に排出することができる。
更に、底板2の上面を、不織布、連続気泡を有するスポ
ンジ、パルプ、紙、綿、グラスウール等の吸水性の材料
9で覆い、その上に型枠1を載せることにより、型孔3
中に充填した表層、装飾層、支持層から滲出する過剰の
液状硬化材料や水分をこの吸水性の材料で吸収できると
共に、表層用のドライの粉粒体り、を型穴に充填する前
に液状硬化材料を散布してこの吸水性材料に含ませ、吸
水性材料から滲出する液状硬化材料で表層や装飾層用の
ドライの粉粒体の固化を開始させることもできる。この
吸水性材料として最も好ましいのは安価なポリプロピレ
ン等の合成繊維製の不織布や、布地であって、これを使
用することにより製品AやBを型枠の型穴から脱型する
際、製品の離型がスムースに行なえる。
ンジ、パルプ、紙、綿、グラスウール等の吸水性の材料
9で覆い、その上に型枠1を載せることにより、型孔3
中に充填した表層、装飾層、支持層から滲出する過剰の
液状硬化材料や水分をこの吸水性の材料で吸収できると
共に、表層用のドライの粉粒体り、を型穴に充填する前
に液状硬化材料を散布してこの吸水性材料に含ませ、吸
水性材料から滲出する液状硬化材料で表層や装飾層用の
ドライの粉粒体の固化を開始させることもできる。この
吸水性材料として最も好ましいのは安価なポリプロピレ
ン等の合成繊維製の不織布や、布地であって、これを使
用することにより製品AやBを型枠の型穴から脱型する
際、製品の離型がスムースに行なえる。
尚、通水性材料8と、吸水性材料9を重ね、底板の上面
を覆ってもよい、この場合は第1図に示すように吸水性
材料9を上にし、脱型の際の離型な良好に行なうと共に
、吸水性材料が含む過剰の液状硬化材料や水分を通水性
材料8を通じ底板の回りから外に排水するようにするの
が好ましい。
を覆ってもよい、この場合は第1図に示すように吸水性
材料9を上にし、脱型の際の離型な良好に行なうと共に
、吸水性材料が含む過剰の液状硬化材料や水分を通水性
材料8を通じ底板の回りから外に排水するようにするの
が好ましい。
又、支持層7をドライ又はウェットの水硬化性材料で構
成する場合、そのセメントは通常のセメント以外にレジ
ンその他であってもよいし、これは炭素繊維、ガラス繊
維、金属繊維、合成繊維等のm維を混合してもよい、更
に、表層5、装飾層6、支持層7は透水性にしてもよい
。
成する場合、そのセメントは通常のセメント以外にレジ
ンその他であってもよいし、これは炭素繊維、ガラス繊
維、金属繊維、合成繊維等のm維を混合してもよい、更
に、表層5、装飾層6、支持層7は透水性にしてもよい
。
抜き型4に鉄等の磁性材料を用いると表層の粘結後、一
部又は全部の抜き型を磁力で一挙に抜取ることができ、
量産時に生産性が向上する。又、抜き型が細かい場合は
メツシュの下面に固定し、メツシュごと底板の上に置き
、メツシュを通して表層用のドライの水硬化性材料を充
填し、その粘結後にメツシュごと抜取ってその跡に装飾
層の水硬化性材料を充填し、細かな装飾を表現すること
ができる。この場合、抜き型を写真製版などにより感光
材料で作ることもでき、これによってより複雑な装飾も
可能となる。
部又は全部の抜き型を磁力で一挙に抜取ることができ、
量産時に生産性が向上する。又、抜き型が細かい場合は
メツシュの下面に固定し、メツシュごと底板の上に置き
、メツシュを通して表層用のドライの水硬化性材料を充
填し、その粘結後にメツシュごと抜取ってその跡に装飾
層の水硬化性材料を充填し、細かな装飾を表現すること
ができる。この場合、抜き型を写真製版などにより感光
材料で作ることもでき、これによってより複雑な装飾も
可能となる。
更に、抜き型を抜き取った跡に、その抜き型よりも小さ
な別の小抜き型を置き、上記跡と小抜き型の間に装飾層
のドライの水硬化性材料を充填し、その固化後に小抜き
型を抜いてその跡に別の、例えば色が異なるドライの水
硬化性材料を充填し、必要ならばこれを繰返し、より複
雑な装飾を表現することも出来る。
な別の小抜き型を置き、上記跡と小抜き型の間に装飾層
のドライの水硬化性材料を充填し、その固化後に小抜き
型を抜いてその跡に別の、例えば色が異なるドライの水
硬化性材料を充填し、必要ならばこれを繰返し、より複
雑な装飾を表現することも出来る。
又、図示の実施例では複数の製品を同時に成形するため
、複数の仕切られた型孔を有する型枠を使用したが、大
形のコンクリートパネルなど大形の製品を成形する場合
は上下に開放した大形の型孔を1つ有する型枠を使用す
ればよい。
、複数の仕切られた型孔を有する型枠を使用したが、大
形のコンクリートパネルなど大形の製品を成形する場合
は上下に開放した大形の型孔を1つ有する型枠を使用す
ればよい。
〈発明の効果〉
以上で明らかなように本発明によれば表層の表面に装飾
層が露出した、支持層を有さない、或は支持層を一体に
結合した固形製品を簡単に成形することができる。
層が露出した、支持層を有さない、或は支持層を一体に
結合した固形製品を簡単に成形することができる。
そして、表層5、装飾層6は充填したドライの粉粒体D
+、 D−に液状硬化材料を加えて固化させるため、加
える液状硬化材料の水分を調整して強度を向上すること
ができる。
+、 D−に液状硬化材料を加えて固化させるため、加
える液状硬化材料の水分を調整して強度を向上すること
ができる。
又、装飾層6は、表層5の表面に露出して装飾用の模様
等になるため、自動車のタイヤ、通行人の靴などとの摩
擦で削られても摩滅することはない。
等になるため、自動車のタイヤ、通行人の靴などとの摩
擦で削られても摩滅することはない。
更に、支持層7にコンクリート工事の施行現場で生じる
残土コンを使用すれば、残土コンを公害を生じることな
く廃棄する手数が省け、−石二鳥の効果がある。
残土コンを使用すれば、残土コンを公害を生じることな
く廃棄する手数が省け、−石二鳥の効果がある。
図面は本発明の一実施例を示すちので、第1図は型枠、
その底板、抜き型の関係を示す断面図、第2図は表層を
構成した状態の断面図、第3図は抜き型を取り除いた跡
に装飾層を構成した状態の断面図、第4図は表層と装飾
層とからなる製品の斜視図、第5図は支持層を構成した
状態の断面図、第6図は支持層を備えた製品の斜視図で
ある。 図中、lは型枠、2はその底板、3は型穴、4は抜き型
、5は表層、Dlはそのドライな粉粒体、6は装飾層、
D2はそのドライな粉粒体、7は支持層、D、は支持層
用の材料、8は通気性材料、9は吸水性材料、AとBは
製品を示す。
その底板、抜き型の関係を示す断面図、第2図は表層を
構成した状態の断面図、第3図は抜き型を取り除いた跡
に装飾層を構成した状態の断面図、第4図は表層と装飾
層とからなる製品の斜視図、第5図は支持層を構成した
状態の断面図、第6図は支持層を備えた製品の斜視図で
ある。 図中、lは型枠、2はその底板、3は型穴、4は抜き型
、5は表層、Dlはそのドライな粉粒体、6は装飾層、
D2はそのドライな粉粒体、7は支持層、D、は支持層
用の材料、8は通気性材料、9は吸水性材料、AとBは
製品を示す。
Claims (5)
- (1)上下に開放した型孔を有する型枠の下に敷く底板
の上に抜き型を置き、そのまゝか、若しくは底板の上に
所要量の液状硬化材料を散布し、上記型枠の型孔内に一
種以上のドライの粉粒体を所要の層厚で充填して表層と
し、該表層の上に所要量の液状硬化材料を散布して表層
の粉粒体を粘結させ、次に前記抜き型を取り除いて抜き
型の跡に前記表層とは種類が異なる一種以上のドライの
粉粒体を充填して装飾層とし、必要により該装飾層に液
状硬化材料を散布し、上記表層と装飾層を一体として固
化させることを特徴とする固形製品の成形方法。 - (2)上下に開放した型孔を有する型枠の下に敷く底板
の上に抜き型を置き、そのまゝか、若しくは底板の上に
所要量の液状硬化材料を散布し、上記型枠の型孔内に一
種以上のドライの粉粒体を所要の層厚で充填して表層と
し、該表層の上に所要量の液状硬化材料を散布して表層
の粉粒体を粘結させ、次に前記抜き型を取り除いて抜き
型の跡に前記表層とは種類が異なる一種以上のドライの
粉粒体を充填して装飾層とし、必要により該装飾層に液
状硬化材料を散布し、次いで型孔内に支持層用のドライ
の粉粒体を所要の層厚で充填して所要量の液状硬化材料
を散布するか、もしくはドライ又はウェットの水硬化性
材料を所要の層厚で充填し、必要により加湿して支持層
とし、前記表層、装飾層、支持層を一体として固化させ
ることを特徴とする固形製品の成形方法。 - (3)請求孔第1項、第2項のどれか1項に記載の固形
製品の成形方法において、型枠を上に載せる底板の上面
を粗面にしたことを特徴とする固形製品の成形方法。 - (4)請求項第1項、第2項のどれか1項に記載の固形
製品の成形方法において、型枠を上に載せる底板の上面
を通水性を有する材料で覆ったことを特徴とする固形製
品の成形方法。 - (5)請求項第1項、第2項のどれか1項に記載の固形
製品の成形方法において、型枠を上に載せる底板の上面
を吸水性を有する材料で覆ったことを特徴とする固形製
品の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17719389A JPH0342206A (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 固形製品の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17719389A JPH0342206A (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 固形製品の成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0342206A true JPH0342206A (ja) | 1991-02-22 |
Family
ID=16026806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17719389A Pending JPH0342206A (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 固形製品の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0342206A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995006551A1 (en) * | 1993-08-31 | 1995-03-09 | Cca Inc. | Method of manufacturing pattern-carrying molded products using angle-of-repose forming member |
-
1989
- 1989-07-11 JP JP17719389A patent/JPH0342206A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995006551A1 (en) * | 1993-08-31 | 1995-03-09 | Cca Inc. | Method of manufacturing pattern-carrying molded products using angle-of-repose forming member |
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