JPH04314502A - 固形製品の成形方法 - Google Patents
固形製品の成形方法Info
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- JPH04314502A JPH04314502A JP1243491A JP1243491A JPH04314502A JP H04314502 A JPH04314502 A JP H04314502A JP 1243491 A JP1243491 A JP 1243491A JP 1243491 A JP1243491 A JP 1243491A JP H04314502 A JPH04314502 A JP H04314502A
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は金太郎飴式の装飾層が
表面に露出した舗石ブロック、建築用ブロック、大形コ
ンクリートパネル、タイル、表札、RC構造物等の固形
製品を成形する成形方法に関する。
表面に露出した舗石ブロック、建築用ブロック、大形コ
ンクリートパネル、タイル、表札、RC構造物等の固形
製品を成形する成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人はコンクリートによるそのよう
な固形製品の成形方法を特願昭63−165069号で
提案した。
な固形製品の成形方法を特願昭63−165069号で
提案した。
【0003】この先行提案は、上下に開放した型孔を有
する型枠の下に敷く底板の上を吸水性のマットで覆い、
このマットの上に前記型枠を載置し、この型枠の型孔中
のマット上に砂利、タイル、石等の装飾材を散りばめ、
次いで型孔中に所要の層厚で表層となるドライコンクリ
ート、ドライモルタル、セメントの一種以上を充填し、
それから上記表層を加湿して固化させるか、又は該表層
上に支持層となるウェットコンクリートを所要の層厚で
充填して表層と一体に固化させ、脱型して製品とするの
である。
する型枠の下に敷く底板の上を吸水性のマットで覆い、
このマットの上に前記型枠を載置し、この型枠の型孔中
のマット上に砂利、タイル、石等の装飾材を散りばめ、
次いで型孔中に所要の層厚で表層となるドライコンクリ
ート、ドライモルタル、セメントの一種以上を充填し、
それから上記表層を加湿して固化させるか、又は該表層
上に支持層となるウェットコンクリートを所要の層厚で
充填して表層と一体に固化させ、脱型して製品とするの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記先行提案の固形製
品は、表層の固化で該表層の表面に結合された装飾材に
よる模様を有するが、この製品が例えば舗石ブロックで
あって、表面の模様を上にして舗道に敷き並べた場合、
長期間のうちにはその上を通る自動車のタイヤ、通行人
の靴との摩擦で模様を構成する装飾材が表層から剥離し
てしまう。
品は、表層の固化で該表層の表面に結合された装飾材に
よる模様を有するが、この製品が例えば舗石ブロックで
あって、表面の模様を上にして舗道に敷き並べた場合、
長期間のうちにはその上を通る自動車のタイヤ、通行人
の靴との摩擦で模様を構成する装飾材が表層から剥離し
てしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、表層の
表面に露出する模様、文字等の装飾を表層中に、該表層
と一体に固化させた装飾層で表現することにより前記先
行提案の課題を解決したのであって、請求項第1項の成
形方法は、上下に開放した型孔を有する型枠の下に敷く
底板の上に抜き型を置き、そのまゝか、若しくは底板の
上に所要量の液状硬化材料を散布し、上記型枠の型孔内
に一種以上のドライの粉粒体を所要の層厚で充填して表
層とし、該表層の上に所要量の液状硬化材料を散布して
表層の粉粒体を粘結させ、次に前記抜き型を取り除いて
抜き型の跡に前記表層とは種類が異なる一種以上のドラ
イの粉粒体を充填して装飾層とし、必要により該装飾層
に液状硬化材料を散布し、上記表層と装飾層を一体とし
て固化させることを特徴とする。
表面に露出する模様、文字等の装飾を表層中に、該表層
と一体に固化させた装飾層で表現することにより前記先
行提案の課題を解決したのであって、請求項第1項の成
形方法は、上下に開放した型孔を有する型枠の下に敷く
底板の上に抜き型を置き、そのまゝか、若しくは底板の
上に所要量の液状硬化材料を散布し、上記型枠の型孔内
に一種以上のドライの粉粒体を所要の層厚で充填して表
層とし、該表層の上に所要量の液状硬化材料を散布して
表層の粉粒体を粘結させ、次に前記抜き型を取り除いて
抜き型の跡に前記表層とは種類が異なる一種以上のドラ
イの粉粒体を充填して装飾層とし、必要により該装飾層
に液状硬化材料を散布し、上記表層と装飾層を一体とし
て固化させることを特徴とする。
【0006】又、請求項第2項の成形方法は、上下に開
放した型孔を有する型枠の下に敷く底板の上に抜き型を
置き、そのまゝか、若しくは底板の上に所要量の液状硬
化材料を散布し、上記型枠の型孔内に一種以上のドライ
の粉粒体を所要の層厚で充填して表層とし、該表層の上
に所要量の液状硬化材料を散布して表層の粉粒体を粘結
させ、次に前記抜き型を取り除いて抜き型の跡に前記表
層とは種類が異なるドライの粉粒体を充填して装飾層と
し、必要により該装飾層に液状硬化材料を散布し、次い
で型孔内に支持層用のドライの粉粒体を所要の層厚で充
填して所要量の液状硬化材料を散布するか、もしくはド
ライ又はウェットの水硬化性材料を所要の層厚で充填し
、必要により加湿して支持層とし、前記表層、装飾層、
支持層を一体として固化させることを特徴とする。
放した型孔を有する型枠の下に敷く底板の上に抜き型を
置き、そのまゝか、若しくは底板の上に所要量の液状硬
化材料を散布し、上記型枠の型孔内に一種以上のドライ
の粉粒体を所要の層厚で充填して表層とし、該表層の上
に所要量の液状硬化材料を散布して表層の粉粒体を粘結
させ、次に前記抜き型を取り除いて抜き型の跡に前記表
層とは種類が異なるドライの粉粒体を充填して装飾層と
し、必要により該装飾層に液状硬化材料を散布し、次い
で型孔内に支持層用のドライの粉粒体を所要の層厚で充
填して所要量の液状硬化材料を散布するか、もしくはド
ライ又はウェットの水硬化性材料を所要の層厚で充填し
、必要により加湿して支持層とし、前記表層、装飾層、
支持層を一体として固化させることを特徴とする。
【0007】
【実施例】図示の実施例において、1は上下に開放した
型孔を有する型枠、2はその型枠の下に敷き、型孔3の
下面を塞ぐ底板を示す。型枠は木板、金属板、プラスチ
ック等、適当な材料製で、この実施例では複数のブロッ
クを同時に成形するため周囲壁を構成する外枠1aと、
該外枠1aが囲む内部を複数の型孔3に区割する間仕切
り枠1bとからなる。又、底板2は木板、金属板、コン
クリート板、プラスチック等からなり、前記外枠1aの
外形と同大か、それより少し大である。
型孔を有する型枠、2はその型枠の下に敷き、型孔3の
下面を塞ぐ底板を示す。型枠は木板、金属板、プラスチ
ック等、適当な材料製で、この実施例では複数のブロッ
クを同時に成形するため周囲壁を構成する外枠1aと、
該外枠1aが囲む内部を複数の型孔3に区割する間仕切
り枠1bとからなる。又、底板2は木板、金属板、コン
クリート板、プラスチック等からなり、前記外枠1aの
外形と同大か、それより少し大である。
【0008】成形を行なうには、型枠1を底板2の上に
載せ、型孔3の下面を塞ぐ底板2の上に模様文字、図形
、記号等表現すべき装飾に対応した断面形状の抜き型4
を1つ又は複数個、所定の配置で置く。この抜き型4も
木、金属、プラスチック等の適当な材料製でよい。それ
から型孔3の内部に表層用のドライの粉粒体5を充填す
る(図2)。この粉粒体5の層厚は、その後に抜き型4
を取り除くことを考慮して抜き型4の厚さと同じか、そ
れより少し薄くし、約5〜50mm程度とする。
載せ、型孔3の下面を塞ぐ底板2の上に模様文字、図形
、記号等表現すべき装飾に対応した断面形状の抜き型4
を1つ又は複数個、所定の配置で置く。この抜き型4も
木、金属、プラスチック等の適当な材料製でよい。それ
から型孔3の内部に表層用のドライの粉粒体5を充填す
る(図2)。この粉粒体5の層厚は、その後に抜き型4
を取り除くことを考慮して抜き型4の厚さと同じか、そ
れより少し薄くし、約5〜50mm程度とする。
【0009】こうして表層用のドライの粉粒体5を充填
したら、その上に適量の液状硬化材料を散布し、これに
より充填した粉粒体5が粘結し、抜き型4を取り除いて
も抜き型の跡4′が崩れないようになったら抜き型を取
り除き、その跡に、前記表層用の材料5とは種類が異な
る装飾層用のドライの粉粒体6を充填する(図3)。必
要ならば粉粒体6の充填後、上から加圧してもよい。
したら、その上に適量の液状硬化材料を散布し、これに
より充填した粉粒体5が粘結し、抜き型4を取り除いて
も抜き型の跡4′が崩れないようになったら抜き型を取
り除き、その跡に、前記表層用の材料5とは種類が異な
る装飾層用のドライの粉粒体6を充填する(図3)。必
要ならば粉粒体6の充填後、上から加圧してもよい。
【0010】使用する液状硬化材料とは、セメントミル
ク、アクリルエマルジョン、SBR(スチレンブタジェ
ンゴム)のエマルジョン等、時間の経過により固化する
材料の流動体であり、表層や装飾層にする粉粒体5や6
は砂、砂利のほか、パーライト、バーミキュライト、各
種合成樹脂製品の粉砕物、鋸屑等、上記液状硬化材料に
よって固めることができるものであれば何でもよい。
ク、アクリルエマルジョン、SBR(スチレンブタジェ
ンゴム)のエマルジョン等、時間の経過により固化する
材料の流動体であり、表層や装飾層にする粉粒体5や6
は砂、砂利のほか、パーライト、バーミキュライト、各
種合成樹脂製品の粉砕物、鋸屑等、上記液状硬化材料に
よって固めることができるものであれば何でもよい。
【0011】装飾層のドライの粉粒体6が、表層の粉粒
体5とは種類が異なるというのは、表層とは異なる顔料
や、或はキラキラと輝く鉱滓の粉や粒等を混入すること
をいう。この抜き型の跡に充填した装飾層用のドライの
粉粒体6は、その回りの表層用の粉粒体5が含む液状硬
化材料を吸収して固化するが、それが不足するようであ
れば別に液状硬化材料を散布し、固化を促す。
体5とは種類が異なるというのは、表層とは異なる顔料
や、或はキラキラと輝く鉱滓の粉や粒等を混入すること
をいう。この抜き型の跡に充填した装飾層用のドライの
粉粒体6は、その回りの表層用の粉粒体5が含む液状硬
化材料を吸収して固化するが、それが不足するようであ
れば別に液状硬化材料を散布し、固化を促す。
【0012】こうして、型孔の内部で表層5、装飾層6
が充分に固化し、脱型しても形が崩れないようになった
ら脱型して第4図の製品とする。
が充分に固化し、脱型しても形が崩れないようになった
ら脱型して第4図の製品とする。
【0013】この製品は、表層5の表裏両面に装飾層6
による装飾が露出する。従って、生コンクリートの打設
面上に、どちらかの面を表にして並べたり、置いたりす
ることにより単調なコンクリートの表面を装飾すること
ができる。又、抜き型4を人間の姓名にし、小形に成形
して表札にすることもできる。
による装飾が露出する。従って、生コンクリートの打設
面上に、どちらかの面を表にして並べたり、置いたりす
ることにより単調なコンクリートの表面を装飾すること
ができる。又、抜き型4を人間の姓名にし、小形に成形
して表札にすることもできる。
【0014】又、抜き型を取り除いた跡4′に装飾層用
の粉粒体6を充填したら、表層5及び装飾層の上にドラ
イの粉粒体7を所要の層厚で充填し、所要量の液状硬化
材料を散布するか、若しくはドライ又は、ウェットの水
硬化性材料7を所要の層厚で充填し、支持層7とする(
図5)。この支持層用のドライの粉粒体6は表層5の粉
粒体と同じものでよく、又、ドライの水硬化材料はドラ
イコンクリート、或はドライモルタルでよい。又、ウェ
ットの水硬化性材料7は、生コンクリートや、モルタル
流動体である。そして、ドライの粉粒体を充填したとき
は液状硬化材料を散布し、ドライの水硬化性材料を充填
したときは水を散布して加湿し、固化を促す。尚、必要
ならば材料7を充填後、上から加圧してもよい。
の粉粒体6を充填したら、表層5及び装飾層の上にドラ
イの粉粒体7を所要の層厚で充填し、所要量の液状硬化
材料を散布するか、若しくはドライ又は、ウェットの水
硬化性材料7を所要の層厚で充填し、支持層7とする(
図5)。この支持層用のドライの粉粒体6は表層5の粉
粒体と同じものでよく、又、ドライの水硬化材料はドラ
イコンクリート、或はドライモルタルでよい。又、ウェ
ットの水硬化性材料7は、生コンクリートや、モルタル
流動体である。そして、ドライの粉粒体を充填したとき
は液状硬化材料を散布し、ドライの水硬化性材料を充填
したときは水を散布して加湿し、固化を促す。尚、必要
ならば材料7を充填後、上から加圧してもよい。
【0015】又、装飾層用のドライの粉粒体6を抜き型
の跡4′に充填後、支持層用のドライの粉粒体7を充填
し、液状硬化材料を散布するときは、装飾層用のドライ
の粉粒体は支持層用の粉粒体に散布した液状硬化材料を
含浸して固化するので、装飾層用の粉粒体に液状硬化材
料を散布する必要はない。
の跡4′に充填後、支持層用のドライの粉粒体7を充填
し、液状硬化材料を散布するときは、装飾層用のドライ
の粉粒体は支持層用の粉粒体に散布した液状硬化材料を
含浸して固化するので、装飾層用の粉粒体に液状硬化材
料を散布する必要はない。
【0016】こうして、表層5、装飾層6、支持層7が
固化して一体となり、脱型しても形が崩れないようにな
ったら脱型して図6の製品とする。この製品は支持層7
が一体に結合しているため、装飾は表層5の表面に露出
する。
固化して一体となり、脱型しても形が崩れないようにな
ったら脱型して図6の製品とする。この製品は支持層7
が一体に結合しているため、装飾は表層5の表面に露出
する。
【0017】本発明による成形方法において、型孔3の
下面を塞ぐ底板4の上面を凸凹の粗面にして置くと、抜
き型を抜く際に粘結した表層がスリップして型くずれを
起したり、支持層を充填する際や、該層を上から加圧す
る際に表層や、装飾層がスリップして型くずれを起すこ
とが防げる。又、装飾層6と、表層4の下面には上記粗
面とは反対の凹凸が生じ、これが表層5の表面と、そこ
に露出する装飾層6の表面を立体的にし、装飾効果は更
に向上する。
下面を塞ぐ底板4の上面を凸凹の粗面にして置くと、抜
き型を抜く際に粘結した表層がスリップして型くずれを
起したり、支持層を充填する際や、該層を上から加圧す
る際に表層や、装飾層がスリップして型くずれを起すこ
とが防げる。又、装飾層6と、表層4の下面には上記粗
面とは反対の凹凸が生じ、これが表層5の表面と、そこ
に露出する装飾層6の表面を立体的にし、装飾効果は更
に向上する。
【0018】又、底板2の上面を予め通水性のプラスチ
ックのネットなど通水性材料8で覆い、その上に型枠1
を載せることにより、型孔3中に充填した表層、装飾層
、支持層から滲出する過剰の液状硬化材料や水分をネッ
トを通じ、底板の上面の回りから外に排出することがで
きる。
ックのネットなど通水性材料8で覆い、その上に型枠1
を載せることにより、型孔3中に充填した表層、装飾層
、支持層から滲出する過剰の液状硬化材料や水分をネッ
トを通じ、底板の上面の回りから外に排出することがで
きる。
【0019】更に、底板2の上面を、不織布、連続気泡
を有するスポンジ、パルプ、紙、綿、グラスウール等の
吸水性の材料9で覆い、その上に型枠1を載せることに
より、型孔3中に充填した表層、装飾層、支持層から滲
出する過剰の液状硬化材料や水分をこの吸水性の材料で
吸収できると共に、表層用のドライの粉粒体を型穴に充
填する前に液状硬化材料を散布してこの吸水性材料に含
ませ、吸水性材料から滲出する液状硬化材料で表層や装
飾層用のドライの粉粒体の固化を開始させることもでき
る。この吸水性材料として最も好ましいのは安価なポリ
プロピレン等の合成繊維製の不織布や、布地であって、
これを使用することにより製品AやBを型枠の型穴から
脱型する際、製品の離型がスムースに行なえる。
を有するスポンジ、パルプ、紙、綿、グラスウール等の
吸水性の材料9で覆い、その上に型枠1を載せることに
より、型孔3中に充填した表層、装飾層、支持層から滲
出する過剰の液状硬化材料や水分をこの吸水性の材料で
吸収できると共に、表層用のドライの粉粒体を型穴に充
填する前に液状硬化材料を散布してこの吸水性材料に含
ませ、吸水性材料から滲出する液状硬化材料で表層や装
飾層用のドライの粉粒体の固化を開始させることもでき
る。この吸水性材料として最も好ましいのは安価なポリ
プロピレン等の合成繊維製の不織布や、布地であって、
これを使用することにより製品AやBを型枠の型穴から
脱型する際、製品の離型がスムースに行なえる。
【0020】尚、通水性材料8と、吸水性材料9を重ね
、底板の上面を覆ってもよい。この場合は図1に示すよ
うに吸水性材料9を上にし、脱型の際の離型を良好に行
なうと共に、吸水性材料が含む過剰の液状硬化材料や水
分を通水性材料8を通じ底板の回りから外に排水するよ
うにするのが好ましい。
、底板の上面を覆ってもよい。この場合は図1に示すよ
うに吸水性材料9を上にし、脱型の際の離型を良好に行
なうと共に、吸水性材料が含む過剰の液状硬化材料や水
分を通水性材料8を通じ底板の回りから外に排水するよ
うにするのが好ましい。
【0021】又、支持層7をドライ又はウェットの水硬
化性材料で構成する場合、そのセメントは通常のセメン
ト以外にレジンその他であってもよいし、これは炭素繊
維、ガラス繊維、金属繊維、合成繊維等の繊維を混合し
てもよい。更に、表層5、装飾層6、支持層7は透水性
にしてもよい。
化性材料で構成する場合、そのセメントは通常のセメン
ト以外にレジンその他であってもよいし、これは炭素繊
維、ガラス繊維、金属繊維、合成繊維等の繊維を混合し
てもよい。更に、表層5、装飾層6、支持層7は透水性
にしてもよい。
【0022】抜き型4に鉄等の磁性材料を用いると表層
の粘結後、一部又は全部の抜き型を磁力で一挙に抜取る
ことができ、量産時に生産性が向上する。又、抜き型が
細かい場合はメッシュの下面に固定し、メッシュごと底
板の上に置き、メッシュを通して表層用のドライの水硬
化性材料を充填し、その粘結後にメッシュごと抜取って
その跡に装飾層の水硬化性材料を充填し、細かな装飾を
表現することができる。この場合、抜き型を写真製版な
どにより感光材料で作ることもでき、これによってより
複雑な装飾も可能となる。
の粘結後、一部又は全部の抜き型を磁力で一挙に抜取る
ことができ、量産時に生産性が向上する。又、抜き型が
細かい場合はメッシュの下面に固定し、メッシュごと底
板の上に置き、メッシュを通して表層用のドライの水硬
化性材料を充填し、その粘結後にメッシュごと抜取って
その跡に装飾層の水硬化性材料を充填し、細かな装飾を
表現することができる。この場合、抜き型を写真製版な
どにより感光材料で作ることもでき、これによってより
複雑な装飾も可能となる。
【0023】更に、抜き型を抜き取った跡に、その抜き
型よりも小さな別の小抜き型を置き、上記跡と小抜き型
の間に装飾層のドライの水硬化性材料を充填し、その固
化後に小抜き型を抜いてその跡に別の、例えば色が異な
るドライの水硬化性材料を充填し、必要ならばこれを繰
返し、より複雑な装飾を表現することも出来る。
型よりも小さな別の小抜き型を置き、上記跡と小抜き型
の間に装飾層のドライの水硬化性材料を充填し、その固
化後に小抜き型を抜いてその跡に別の、例えば色が異な
るドライの水硬化性材料を充填し、必要ならばこれを繰
返し、より複雑な装飾を表現することも出来る。
【0024】又、図示の実施例では複数の製品を同時に
成形するため、複数の仕切られた型孔を有する型枠を使
用したが、大形のコンクリートパネルなど大形の製品を
成形する場合は上下に開放した大形の型孔を1つ有する
型枠を使用すればよい。
成形するため、複数の仕切られた型孔を有する型枠を使
用したが、大形のコンクリートパネルなど大形の製品を
成形する場合は上下に開放した大形の型孔を1つ有する
型枠を使用すればよい。
【0025】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば表
層の表面に装飾層が露出した、支持層を有さない、或は
支持層を一体に結合した固形製品を簡単に成形すること
ができる。
層の表面に装飾層が露出した、支持層を有さない、或は
支持層を一体に結合した固形製品を簡単に成形すること
ができる。
【0026】そして、表層、装飾層は充填したドライの
粉粒体5,6に液状硬化材料を加えて固化させるため、
加える液状硬化材料の水分を調整して強度を向上するこ
とができる。
粉粒体5,6に液状硬化材料を加えて固化させるため、
加える液状硬化材料の水分を調整して強度を向上するこ
とができる。
【0027】又、装飾層6は、表層5の表面に露出して
装飾用の模様等になるため、自動車のタイヤ、通行人の
靴などとの摩擦で削られても摩滅することはない。
装飾用の模様等になるため、自動車のタイヤ、通行人の
靴などとの摩擦で削られても摩滅することはない。
【0028】更に、支持層7にコンクリート工事の施行
現場で生じる残生コンを使用すれば、残生コンを公害を
生じることなく廃棄する手数が省け、一石二鳥の効果が
ある。
現場で生じる残生コンを使用すれば、残生コンを公害を
生じることなく廃棄する手数が省け、一石二鳥の効果が
ある。
【図1】型枠、その底板、抜き型の関係を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】表層を構成した状態の断面図である。
【図3】抜き型を取り除いた跡に装飾層を構成した状態
の断面図である。
の断面図である。
【図4】表層と装飾層とからなる製品の斜視図である。
【図5】支持層を構成した状態の断面図である。
【図6】支持層を備えた製品の斜視図である。
1 型枠
2 底板
3 型穴
4 抜き型
5 表層及びドライな粉粒体
6 装飾層及びそのドライな粉粒体7 支
持層及び支持層用の材料
持層及び支持層用の材料
Claims (5)
- 【請求項1】 上下に開放した型孔を有する型枠の下
に敷く底板の上に抜き型を置き、そのまゝか、若しくは
底板の上に所要量の液状硬化材料を散布し、上記型枠の
型孔内に一種以上のドライの粉粒体を所要の層厚で充填
して表層とし、該表層の上に所要量の液状硬化材料を散
布して表層の粉粒体を粘結させ、次に前記抜き型を取り
除いて抜き型の跡に前記表層とは種類が異なる一種以上
のドライの粉粒体を充填して装飾層とし、必要により該
装飾層に液状硬化材料を散布し、上記表層と装飾層を一
体として固化させることを特徴とする固形製品の成形方
法。 - 【請求項2】 上下に開放した型孔を有する型枠の下
に敷く底板の上に抜き型を置き、そのまゝか、若しくは
底板の上に所要量の液状硬化材料を散布し、上記型枠の
型孔内に一種以上のドライの粉粒体を所要の層厚で充填
して表層とし、該表層の上に所要量の液状硬化材料を散
布して表層の粉粒体を粘結させ、次に前記抜き型を取り
除いて抜き型の跡に前記表層とは種類が異なる一種以上
のドライの粉粒体を充填して装飾層とし、必要により該
装飾層に液状硬化材料を散布し、次いで型孔内に支持層
用のドライの粉粒体を所要の層厚で充填して所要量の液
状硬化材料を散布するか、もしくはドライ又はウェット
の水硬化性材料を所要の層厚で充填し、必要により加湿
して支持層とし、前記表層、装飾層、支持層を一体とし
て固化させることを特徴とする固形製品の成形方法。 - 【請求項3】 請求項第1項、第2項のどれか1項に
記載の固形製品の成形方法において、型枠を上に載せる
底板の上面を粗面にしたことを特徴とする固形製品の成
形方法。 - 【請求項4】 請求項第1項、第2項のどれか1項に
記載の固形製品の成形方法において、型枠を上に載せる
底板の上面を通水性を有する材料で覆ったことを特徴と
する固形製品の成形方法。 - 【請求項5】 請求項第1項、第2項のどれか1項に
記載の固形製品の成形方法において、型枠を上に載せる
底板の上面を吸水性を有する材料で覆ったことを特徴と
する固形製品の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1243491A JPH04314502A (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | 固形製品の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1243491A JPH04314502A (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | 固形製品の成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04314502A true JPH04314502A (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=11805186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1243491A Pending JPH04314502A (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | 固形製品の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04314502A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110666925A (zh) * | 2019-09-25 | 2020-01-10 | 福建泉州市宝质混凝土有限公司 | 一种新型混凝土砌块生产工艺 |
-
1991
- 1991-01-10 JP JP1243491A patent/JPH04314502A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110666925A (zh) * | 2019-09-25 | 2020-01-10 | 福建泉州市宝质混凝土有限公司 | 一种新型混凝土砌块生产工艺 |
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