JPH033058Y2 - - Google Patents
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- JPH033058Y2 JPH033058Y2 JP1984079615U JP7961584U JPH033058Y2 JP H033058 Y2 JPH033058 Y2 JP H033058Y2 JP 1984079615 U JP1984079615 U JP 1984079615U JP 7961584 U JP7961584 U JP 7961584U JP H033058 Y2 JPH033058 Y2 JP H033058Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- glass
- door frame
- guide portion
- door glass
- Prior art date
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- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 78
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/20—Sealing arrangements characterised by the shape
- B60J10/24—Sealing arrangements characterised by the shape having tubular parts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/20—Sealing arrangements characterised by the shape
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/70—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
- B60J10/74—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
この考案は自動車用ドアのドアフレーム構造に
係り、特に、ドアフレームにおけるドアガラスの
側端縁に沿う上下方向辺に、前記側端縁を囲む断
面の略コ字形状のガイド部が形成され、このガイ
ド部内側のガイド溝内に配置される断面略コ字形
状のガラスランにより、前記ドアガラスの側端縁
を該ドアガラス開閉方向に摺動自在に案内し、且
つ、これをガラス厚さ方向に拘束する自動車用ド
アのドアフレーム構造の改良に関する。
係り、特に、ドアフレームにおけるドアガラスの
側端縁に沿う上下方向辺に、前記側端縁を囲む断
面の略コ字形状のガイド部が形成され、このガイ
ド部内側のガイド溝内に配置される断面略コ字形
状のガラスランにより、前記ドアガラスの側端縁
を該ドアガラス開閉方向に摺動自在に案内し、且
つ、これをガラス厚さ方向に拘束する自動車用ド
アのドアフレーム構造の改良に関する。
走行中の空気抵抗および風切り音を減少させる
とともに、外観を向上させるための一つの手段と
して、車体外側面を面一化した、いわゆるフラツ
シユサーフエスとした自動車がある。 このような、車体外側面を面一化する場合の問
題点の一つとして、ドアフレームとドアガラスと
の段差の問題がある。 即ち、ドアガラスは、自動車の高速走行時に、
車室内外の圧力差によつて外方に押出されるが、
これを規制するためには、ドアガラスの外周部を
外側から押えるガイドが必要となり、従つて、そ
のガイドの外側面とドアガラス外側面とは必然的
に段差を生じることになる。 即ち、第4図及び第5図に示されるように、自
動車用ドア1のドアフレーム2におけるドアガラ
ス3の前後端縁3Aに沿う前後の上下方向辺2A
に、前記前後端縁3Aを囲む断面の略コ字形状の
ガイド部4が形成され、このガイド部4内側のガ
イド溝5内に配置される断面略コ字形状のガラス
ラン6により、前記ドアガラス3の前後端縁3A
を該ドアガラス開閉方向に摺動自在に案内し、且
つ、これをガラス厚さ方向に拘束する自動車用ド
アのドアフレーム構造がある。 前記ガラスラン6は、図に示されるように、ド
アガラス3厚さ方向には、該ドアガラス3の厚さ
中心線7を対称軸として対称形状とされている。 従つて、ドアガラス3の外側面は、少なくとも
ガラスラン6のガラス厚さ方向寸法からガラス厚
さを引いた寸法2eの1/2およびドアフレーム2
の外側部の厚さdの和fだけドアフレーム2の外
側面から内方に段差をもつて配置されることにな
る。 この場合、ボデイ外側面は、通常、ドアフレー
ム2の外側面と面一とされているので、ドアガラ
ス3とボデイ外側面との段差もfだけ存在するこ
とになる。従つて、ドアガラス3の全面積の範囲
がボデイ表面から見て内方に凹んだ形状となり、
自動車走行中の空気抵抗の増大、車両外観の低下
をもたらすことになる。 このような問題点を解決するために、例えば米
国特許第2024773号あるいは実開昭56−158321号
明細書に記載される如く、ドアガラスの端縁に略
クランク形状のガイドシユーを嵌合させ、このク
ランク形状のガイドシユーの端部を断面コ字形状
のガイドよつて上下方向に案内するようにし、こ
れによつて、ガイドの中心をドアガラスから車体
内方にオフセツトして、ドアフレームとドアガラ
スの外側面の面一化を図るようにしたもの等があ
る。 しかしながら、このようなガイド構造は、ドア
ガラスを上下動させて開閉する場合に、その摺動
抵抗が大きくなり、又、窓枠部の形状が複雑とな
り、部品点数、重量およびコスト増大、シール不
良等を生じることがあるという問題点がある。 これに対して、例えば実願昭57−180498号考案
のように、自動車の窓枠内側溝部に取付けられウ
インドガラスの側端を直接案内するとともにこれ
をシールする可撓性部材よりなるガラスランを備
えた自動車のガラスラン構造において、前記ガラ
スランをガラス厚さ方向に非対称形として、前記
ウインドガラスを、ガラスランのガラス厚さ方向
中心線より車室外側にオフセツトした位置で案内
するようにしたことを特徴とする自動車のガラス
ラン構造が提案されている。 このようにすると、ドアガラスとドアフレーム
外側面との段差は、ガラスランの外側面及びこの
外側に該ガラスランを押え込むためのドアフレー
ムの脚部の厚さの和となり、該段差は従来のドア
フレーム構造と比較して小さくなるが、ドアガラ
スの外側面に接触するガラスランの外側辺のひれ
部分が小さくなり、シールが不完全となることも
考えられる。
とともに、外観を向上させるための一つの手段と
して、車体外側面を面一化した、いわゆるフラツ
シユサーフエスとした自動車がある。 このような、車体外側面を面一化する場合の問
題点の一つとして、ドアフレームとドアガラスと
の段差の問題がある。 即ち、ドアガラスは、自動車の高速走行時に、
車室内外の圧力差によつて外方に押出されるが、
これを規制するためには、ドアガラスの外周部を
外側から押えるガイドが必要となり、従つて、そ
のガイドの外側面とドアガラス外側面とは必然的
に段差を生じることになる。 即ち、第4図及び第5図に示されるように、自
動車用ドア1のドアフレーム2におけるドアガラ
ス3の前後端縁3Aに沿う前後の上下方向辺2A
に、前記前後端縁3Aを囲む断面の略コ字形状の
ガイド部4が形成され、このガイド部4内側のガ
イド溝5内に配置される断面略コ字形状のガラス
ラン6により、前記ドアガラス3の前後端縁3A
を該ドアガラス開閉方向に摺動自在に案内し、且
つ、これをガラス厚さ方向に拘束する自動車用ド
アのドアフレーム構造がある。 前記ガラスラン6は、図に示されるように、ド
アガラス3厚さ方向には、該ドアガラス3の厚さ
中心線7を対称軸として対称形状とされている。 従つて、ドアガラス3の外側面は、少なくとも
ガラスラン6のガラス厚さ方向寸法からガラス厚
さを引いた寸法2eの1/2およびドアフレーム2
の外側部の厚さdの和fだけドアフレーム2の外
側面から内方に段差をもつて配置されることにな
る。 この場合、ボデイ外側面は、通常、ドアフレー
ム2の外側面と面一とされているので、ドアガラ
ス3とボデイ外側面との段差もfだけ存在するこ
とになる。従つて、ドアガラス3の全面積の範囲
がボデイ表面から見て内方に凹んだ形状となり、
自動車走行中の空気抵抗の増大、車両外観の低下
をもたらすことになる。 このような問題点を解決するために、例えば米
国特許第2024773号あるいは実開昭56−158321号
明細書に記載される如く、ドアガラスの端縁に略
クランク形状のガイドシユーを嵌合させ、このク
ランク形状のガイドシユーの端部を断面コ字形状
のガイドよつて上下方向に案内するようにし、こ
れによつて、ガイドの中心をドアガラスから車体
内方にオフセツトして、ドアフレームとドアガラ
スの外側面の面一化を図るようにしたもの等があ
る。 しかしながら、このようなガイド構造は、ドア
ガラスを上下動させて開閉する場合に、その摺動
抵抗が大きくなり、又、窓枠部の形状が複雑とな
り、部品点数、重量およびコスト増大、シール不
良等を生じることがあるという問題点がある。 これに対して、例えば実願昭57−180498号考案
のように、自動車の窓枠内側溝部に取付けられウ
インドガラスの側端を直接案内するとともにこれ
をシールする可撓性部材よりなるガラスランを備
えた自動車のガラスラン構造において、前記ガラ
スランをガラス厚さ方向に非対称形として、前記
ウインドガラスを、ガラスランのガラス厚さ方向
中心線より車室外側にオフセツトした位置で案内
するようにしたことを特徴とする自動車のガラス
ラン構造が提案されている。 このようにすると、ドアガラスとドアフレーム
外側面との段差は、ガラスランの外側面及びこの
外側に該ガラスランを押え込むためのドアフレー
ムの脚部の厚さの和となり、該段差は従来のドア
フレーム構造と比較して小さくなるが、ドアガラ
スの外側面に接触するガラスランの外側辺のひれ
部分が小さくなり、シールが不完全となることも
考えられる。
この考案は上記従来の問題点に鑑みてなされた
ものであつて、単純な構造で、部品点数、コスト
および重量の増大ならびにシール不良を伴なうこ
となく、ドアガラスとドアフレーム及びボデイ外
側面との段差を小さくすることができるようにし
た自動車用ドアのドアフレーム構造を提供するこ
とを目的とする。
ものであつて、単純な構造で、部品点数、コスト
および重量の増大ならびにシール不良を伴なうこ
となく、ドアガラスとドアフレーム及びボデイ外
側面との段差を小さくすることができるようにし
た自動車用ドアのドアフレーム構造を提供するこ
とを目的とする。
この考案は、ドアフレームにおけるドアガラス
の側端縁に沿う上下方向辺に、前記側端縁を囲む
断面の略コ字形状のガイド部が形成され、このガ
イド部内側のガイド溝内に配置される断面略コ字
形状のガラスランにより、前記ドアガラスの側端
縁を該ドアガラス開閉方向に摺動自在に案内し、
且つ、これをガラス厚さ方向に拘束する自動車用
ドアのドアフレーム構造において、前記上下方向
辺の少なくとも前記ガイド部を、ドアフレームに
おける前記上下方向辺、上端の横方向辺、及びこ
の横方向辺の一端から下方に連続する傾斜辺を含
むドアフレーム一般外側面から、該ガイド部の外
側辺の厚さに略等しい分だけ外方に突出させると
共に、前記ドアガラス外側面と前記ドアフレーム
一般外側面とを略面一とすることにより上記目的
を達成するものである。
の側端縁に沿う上下方向辺に、前記側端縁を囲む
断面の略コ字形状のガイド部が形成され、このガ
イド部内側のガイド溝内に配置される断面略コ字
形状のガラスランにより、前記ドアガラスの側端
縁を該ドアガラス開閉方向に摺動自在に案内し、
且つ、これをガラス厚さ方向に拘束する自動車用
ドアのドアフレーム構造において、前記上下方向
辺の少なくとも前記ガイド部を、ドアフレームに
おける前記上下方向辺、上端の横方向辺、及びこ
の横方向辺の一端から下方に連続する傾斜辺を含
むドアフレーム一般外側面から、該ガイド部の外
側辺の厚さに略等しい分だけ外方に突出させると
共に、前記ドアガラス外側面と前記ドアフレーム
一般外側面とを略面一とすることにより上記目的
を達成するものである。
この考案においては、ドアフレームにおける上
下方向辺のガイド部又はこのガイド部を含むドア
フレーム上下方向辺の外側面だけをドアフレーム
一般外側面から突出させて、且つ、ドアガラス外
側面をドアフレーム一般外側面と略面一に維持し
て、部品点数、コスト及び重量の増大並びにシー
ル不良を伴なうことなくフラツシユサーフエス化
を向上させることができる。
下方向辺のガイド部又はこのガイド部を含むドア
フレーム上下方向辺の外側面だけをドアフレーム
一般外側面から突出させて、且つ、ドアガラス外
側面をドアフレーム一般外側面と略面一に維持し
て、部品点数、コスト及び重量の増大並びにシー
ル不良を伴なうことなくフラツシユサーフエス化
を向上させることができる。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。この実施例は、第1図及び第2図に示される
ように、自動車用ドア10のドアフレーム12に
おけるドアガラス14の側端縁14A,14Bに
沿う前後の上下方向辺12A,12Bに、前記側
端縁14A,14Bを囲む断面略コ字形状のガイ
ド部16が形成され、このガイド部16内側のガ
イド溝18内に配置される断面略コ字形状のガラ
スラン20により、前記ドアガラス14の側端縁
14A,14Bを該ドアガラス開閉方向に摺動自
在に案内し、且つ、これをガラス厚さ方向に拘束
する自動車用ドアのドアフレーム構造において、
前記上下方向辺12A,12Bにおける前記ガイ
ド部16を、上下方向辺12A,12Bと、傾斜
辺12C及び横方向辺12Dを含むドアフレーム
12の一般外側面から、該ガイド部16の外側辺
16Aの厚さに略等しい分だけ外方に突出させる
と共にドアフレーム12の一般外側面と、ドアガ
ラス14の外側面とを略面一としたものである。 前記ドアフレーム12における前記上下方向辺
12A,12Bを除く傾斜辺12C及び横方向辺
12Dの内周縁に対して、第3図に示されるよう
に、全閉時における前記ドアガラス14の傾斜端
縁14C及び上端縁14Dとの間には隙間22が
形成されると共に、外側端面がドアフレーム12
の一般面と略面一とされ、前記隙間22をシール
するドアガラスウエザストリツプ24が設けられ
ている。 第3図の符号24Aはドアガラス14の全閉時
に該ドアガラス14の傾斜端縁14C及び上端縁
14Dと、前記ドアフレーム12における傾斜辺
12C及び横方向辺12Dとの間に挾み込まれて
両者間をシールする外側リツプ、24Bは全閉時
におけるドアガラス14の傾斜端縁14C及び上
端縁14Dの内側面に接触する内側リツプをそれ
ぞれ示す。 この実施例において、ガイド部16の外側辺1
6Aが、その厚さ分だけドアフレーム12の一般
外側面から外方に突出されているのみであり、ド
アフレーム12の外方への突出部分が少なく、
又、ドアガラス14の外側面も、前記外側辺16
Aの外方へのオフセツト分だけ外方にオフセツト
して、ドアフレーム外側面との段差がより小さく
されているので、単純な構造で、部品点数、コス
ト及び重量の増大並びにシール不良を伴なうこと
なくドアガラスとドアフレームとの段差を小さく
して、フラツシユサーフエス化を向上させること
ができると共に、外観も向上させることができ
る。 なお上記実施例は、ドアフレーム12の前後の
上下方向辺12A,12Bの両方においてガイド
部16の外側辺16Aを突出させたものである
が、本考案はこれに限定されるものでなく、例え
ば、後側の上下方向辺12Bのみにおいてガイド
部16の外側辺16Aを突出させるようにしても
よい。 即ち、例えば、前側の上下方向辺12A部分に
隣接する、いわゆる三角パツチ26部分にドアミ
ラーを装着するような場合は、前側の上下方向辺
12Aに対するドアガラス14の外側面の段差は
問題とならないので、このような場合は、第5図
に示される従来構造のドアフレームであつてもよ
いからである。
る。この実施例は、第1図及び第2図に示される
ように、自動車用ドア10のドアフレーム12に
おけるドアガラス14の側端縁14A,14Bに
沿う前後の上下方向辺12A,12Bに、前記側
端縁14A,14Bを囲む断面略コ字形状のガイ
ド部16が形成され、このガイド部16内側のガ
イド溝18内に配置される断面略コ字形状のガラ
スラン20により、前記ドアガラス14の側端縁
14A,14Bを該ドアガラス開閉方向に摺動自
在に案内し、且つ、これをガラス厚さ方向に拘束
する自動車用ドアのドアフレーム構造において、
前記上下方向辺12A,12Bにおける前記ガイ
ド部16を、上下方向辺12A,12Bと、傾斜
辺12C及び横方向辺12Dを含むドアフレーム
12の一般外側面から、該ガイド部16の外側辺
16Aの厚さに略等しい分だけ外方に突出させる
と共にドアフレーム12の一般外側面と、ドアガ
ラス14の外側面とを略面一としたものである。 前記ドアフレーム12における前記上下方向辺
12A,12Bを除く傾斜辺12C及び横方向辺
12Dの内周縁に対して、第3図に示されるよう
に、全閉時における前記ドアガラス14の傾斜端
縁14C及び上端縁14Dとの間には隙間22が
形成されると共に、外側端面がドアフレーム12
の一般面と略面一とされ、前記隙間22をシール
するドアガラスウエザストリツプ24が設けられ
ている。 第3図の符号24Aはドアガラス14の全閉時
に該ドアガラス14の傾斜端縁14C及び上端縁
14Dと、前記ドアフレーム12における傾斜辺
12C及び横方向辺12Dとの間に挾み込まれて
両者間をシールする外側リツプ、24Bは全閉時
におけるドアガラス14の傾斜端縁14C及び上
端縁14Dの内側面に接触する内側リツプをそれ
ぞれ示す。 この実施例において、ガイド部16の外側辺1
6Aが、その厚さ分だけドアフレーム12の一般
外側面から外方に突出されているのみであり、ド
アフレーム12の外方への突出部分が少なく、
又、ドアガラス14の外側面も、前記外側辺16
Aの外方へのオフセツト分だけ外方にオフセツト
して、ドアフレーム外側面との段差がより小さく
されているので、単純な構造で、部品点数、コス
ト及び重量の増大並びにシール不良を伴なうこと
なくドアガラスとドアフレームとの段差を小さく
して、フラツシユサーフエス化を向上させること
ができると共に、外観も向上させることができ
る。 なお上記実施例は、ドアフレーム12の前後の
上下方向辺12A,12Bの両方においてガイド
部16の外側辺16Aを突出させたものである
が、本考案はこれに限定されるものでなく、例え
ば、後側の上下方向辺12Bのみにおいてガイド
部16の外側辺16Aを突出させるようにしても
よい。 即ち、例えば、前側の上下方向辺12A部分に
隣接する、いわゆる三角パツチ26部分にドアミ
ラーを装着するような場合は、前側の上下方向辺
12Aに対するドアガラス14の外側面の段差は
問題とならないので、このような場合は、第5図
に示される従来構造のドアフレームであつてもよ
いからである。
本考案は上記のように構成したので、簡単な構
造で、スライドシユー等を設けることなく、且
つ、ドアガラスをガラスラン及びガイド部に対し
てオフセツトすることなく、従つて、部品点数、
重量及びコストの増大並びにシール性能の低下を
伴なうことなく、ドア外側面のフラツシユサーフ
エス化を向上させることができるという優れた効
果を有する。
造で、スライドシユー等を設けることなく、且
つ、ドアガラスをガラスラン及びガイド部に対し
てオフセツトすることなく、従つて、部品点数、
重量及びコストの増大並びにシール性能の低下を
伴なうことなく、ドア外側面のフラツシユサーフ
エス化を向上させることができるという優れた効
果を有する。
第1図は本考案に係る自動車用ドアのドアフレ
ーム構造の実施例を示す正面図、第2図及び第3
図は第1図の−線及び−線に沿う拡大断
面図、第4図は従来の自動車用ドアのドアフレー
ム構造を示す正面図、第5図は第4図の−線
に沿う拡大断面図である。 10……自動車用ドア、12……ドアフレー
ム、12A,12B……上下方向辺、12C……
傾斜辺、12D……横方向辺、14……ドアガラ
ス、14A,14B……側端縁、14C……傾斜
端縁、14D……上端縁、16……ガイド部、1
6A……外側辺、18……ガイド溝、20……ガ
ラスラン、22……隙間、24……ドアガラスウ
エザストリツプ。
ーム構造の実施例を示す正面図、第2図及び第3
図は第1図の−線及び−線に沿う拡大断
面図、第4図は従来の自動車用ドアのドアフレー
ム構造を示す正面図、第5図は第4図の−線
に沿う拡大断面図である。 10……自動車用ドア、12……ドアフレー
ム、12A,12B……上下方向辺、12C……
傾斜辺、12D……横方向辺、14……ドアガラ
ス、14A,14B……側端縁、14C……傾斜
端縁、14D……上端縁、16……ガイド部、1
6A……外側辺、18……ガイド溝、20……ガ
ラスラン、22……隙間、24……ドアガラスウ
エザストリツプ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ドアフレームにおけるドアガラスの側端縁に
沿う上下方向辺に、前記側端縁を囲む断面の略
コ字形状のガイド部が形成され、このガイド部
内側のガイド溝内に配置される断面略コ字形状
のガラスランにより、前記ドアガラスの側端縁
を該ドアガラス開閉方向に摺動自在に案内し、
且つ、これをガラス厚さ方向に拘束する自動車
用ドアのドアフレーム構造において、前記上下
方向辺の少なくとも前記ガイド部を、ドアフレ
ームにおける前記上下方向辺、上端の横方向
辺、及びこの横方向辺の一端から下方に連続す
る傾斜辺を含むドアフレーム一般外側面から、
該ガイド部の外側辺の厚さに略等しい分だけ外
方に突出させると共に、前記ドアガラス外側面
と前記ドアフレーム一般外側面とを略面一とし
てなる自動車用ドアのドアフレーム構造。 (2) 前記ドアフレームにおける、前記上下方向辺
を除く傾斜辺及び横方向辺の内周縁に対して、
全閉時における前記ドアガラスの傾斜端縁及び
上端縁との間に隙間を形成すると共に、外側端
がドアフレーム一般面と略面一とされ、ドアガ
ラス全閉時に、前記隙間をシールするドアガラ
スウエザストリツプを設けたことを特徴とする
実用新案登請求の範囲第1項記載の自動車用ド
アのドアフレーム構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984079615U JPS60191524U (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 自動車用ドアのドアフレ−ム構造 |
EP85106021A EP0163208B1 (en) | 1984-05-30 | 1985-05-15 | Construction of door frame in motor vehicle |
DE8585106021T DE3579042D1 (de) | 1984-05-30 | 1985-05-15 | Rahmenkonstruktion einer kraftfahrzeugtuer. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984079615U JPS60191524U (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 自動車用ドアのドアフレ−ム構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60191524U JPS60191524U (ja) | 1985-12-19 |
JPH033058Y2 true JPH033058Y2 (ja) | 1991-01-28 |
Family
ID=13694955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984079615U Granted JPS60191524U (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 自動車用ドアのドアフレ−ム構造 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0163208B1 (ja) |
JP (1) | JPS60191524U (ja) |
DE (1) | DE3579042D1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60184717U (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-07 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車のドアフレ−ム構造 |
JP3791035B2 (ja) * | 1996-02-13 | 2006-06-28 | アイシン精機株式会社 | 車両ドアフレーム及び車両ドアフレームの製造方法 |
CN103452411B (zh) * | 2013-06-04 | 2015-08-05 | 浙江吉利汽车研究院有限公司杭州分公司 | 开口宽度可调的车门玻璃导轨 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1128443B (it) * | 1980-05-15 | 1986-05-28 | Sirp Spa | Struttura per il sopporto e la guida dei cristalli mobili verticalmente dei finestrini laterali di carrozzerie di autoveicoli |
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