JPH03277743A - 超高張力冷延鋼板およびその製造法 - Google Patents
超高張力冷延鋼板およびその製造法Info
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- JPH03277743A JPH03277743A JP7561090A JP7561090A JPH03277743A JP H03277743 A JPH03277743 A JP H03277743A JP 7561090 A JP7561090 A JP 7561090A JP 7561090 A JP7561090 A JP 7561090A JP H03277743 A JPH03277743 A JP H03277743A
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- rolled
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、自動車の車体、特にドアーガードバ−等に
代表される部材のように、スプリングバック特性が重視
される成形加工に供される使途で適合する引張強さ(単
にT、S、という)が120 kgf/IW12以上の
超高張力冷延綱板とその製造法に関するものである。
代表される部材のように、スプリングバック特性が重視
される成形加工に供される使途で適合する引張強さ(単
にT、S、という)が120 kgf/IW12以上の
超高張力冷延綱板とその製造法に関するものである。
自動車の車体構成部材、さらには車体の外装板等に用い
る冷延鋼板は、従来から車体重量の軽減のために高張力
鋼板が広く採用されてきた。このような自動車用の高張
力鋼板としては、プレス加工で代表される成形加工性が
良いことが必要であると同時に、自動車の安全性確保の
ために要求される十分な強度を有することも必要である
。そこで、最近では、成形時には比較的軟質であって、
成形後の塗装焼付は工程での時効硬化によって強度が上
昇する特性を有する銅板、すなわち、焼付は硬化性(単
にB、H,性という)の大きい鋼板が使用されるように
なっている。
る冷延鋼板は、従来から車体重量の軽減のために高張力
鋼板が広く採用されてきた。このような自動車用の高張
力鋼板としては、プレス加工で代表される成形加工性が
良いことが必要であると同時に、自動車の安全性確保の
ために要求される十分な強度を有することも必要である
。そこで、最近では、成形時には比較的軟質であって、
成形後の塗装焼付は工程での時効硬化によって強度が上
昇する特性を有する銅板、すなわち、焼付は硬化性(単
にB、H,性という)の大きい鋼板が使用されるように
なっている。
加えて、近年来、自動車排ガス(Co□)総量規制が厳
しくなる傾向が著しく強まりつつある状況の下で、今後
−層の燃料費軽減を目的とした車体の軽量化促進が予想
され、これに対応するためには、より一層の高強度化、
すなわちT、S、が120 kgf/mm2以上もの超
高張力冷延鋼板を開発することが急務である。
しくなる傾向が著しく強まりつつある状況の下で、今後
−層の燃料費軽減を目的とした車体の軽量化促進が予想
され、これに対応するためには、より一層の高強度化、
すなわちT、S、が120 kgf/mm2以上もの超
高張力冷延鋼板を開発することが急務である。
(従来の技術)
これまでに、成形加工性のよい高強度冷延鋼板として、
フェライトとマルテンサイト、あるいはへイナイトとマ
ルテンサイトの2相からなる複合組織鋼板が開発されて
いるが、これらは多様化した現在の要求特性のすべてに
対応できるものでない。さらに、残留オーステナイトを
含有するフェライトとマルテンサイトなどからなる複合
組織鋼板が、特開昭55−145121号公報、特開昭
60−43430号公報、特開昭60−43464号公
報に開示されている。しかし、これらは、C量が0.3
wt%以上く、このためスポット溶接性が劣化すると
いう問題がある。
フェライトとマルテンサイト、あるいはへイナイトとマ
ルテンサイトの2相からなる複合組織鋼板が開発されて
いるが、これらは多様化した現在の要求特性のすべてに
対応できるものでない。さらに、残留オーステナイトを
含有するフェライトとマルテンサイトなどからなる複合
組織鋼板が、特開昭55−145121号公報、特開昭
60−43430号公報、特開昭60−43464号公
報に開示されている。しかし、これらは、C量が0.3
wt%以上く、このためスポット溶接性が劣化すると
いう問題がある。
C含有量が0.3 w以上であって、T、S、が120
kg f / ! ”程度以上の超高強力冷延鋼板に関
して、たとえば、特公平1−35051号公報、特公平
135052号公報、特開平1’−184226号公報
、特開平1−259120号公報、特開平1−2591
21号公報、特開平1−272720号公報などに開示
されたところによると、それらの実施例を通じて、T、
S、 120kgf/11111”から140 kgf
/ltm”の範囲での伸び(単にEf。
kg f / ! ”程度以上の超高強力冷延鋼板に関
して、たとえば、特公平1−35051号公報、特公平
135052号公報、特開平1’−184226号公報
、特開平1−259120号公報、特開平1−2591
21号公報、特開平1−272720号公報などに開示
されたところによると、それらの実施例を通じて、T、
S、 120kgf/11111”から140 kgf
/ltm”の範囲での伸び(単にEf。
という)は最も良いもので15%から16%であり、T
、S、が140 kgf/1III12を超えるとEl
、は13%程度にとどまり、結局T、S、 120 k
gf/閣2以上2以上性が問題となる。
、S、が140 kgf/1III12を超えるとEl
、は13%程度にとどまり、結局T、S、 120 k
gf/閣2以上2以上性が問題となる。
(発明が解決しようとする課題)
この発明は、スポット溶接性を損なうことなく、120
kgf/mm2以上と従来よりも一層高いT、S、を
有し、しかもドアガードバ−等に代表される、特にスプ
リングバック特性が重要視される成形加工に用いて好適
であり、さらに加工後のすぐれたB、H。
kgf/mm2以上と従来よりも一層高いT、S、を
有し、しかもドアガードバ−等に代表される、特にスプ
リングバック特性が重要視される成形加工に用いて好適
であり、さらに加工後のすぐれたB、H。
性をも兼ねそなえた、低降伏比超高張力冷延鋼板を提供
するものであり、さらに上記鋼板を容易に製造できる製
造法を捉案するものである。
するものであり、さらに上記鋼板を容易に製造できる製
造法を捉案するものである。
(課題を解決するための手段)
この発明の要旨は以下の通りである。
1、 C: 0.08ut%以上、0.20ie以上
、Si : 0.1 wt%以上、1.5 w以上、M
n : 1.5 wt%以上、3.1.5wt%以下、
Cr : 0.15wt%以上、0.5 w以上、及び
^1 : 0.01wt%以上、0.10w以上、を含
み、かつ、 Mo : 0.02wt%以上、0.20t+以上、V
: 0.015 wt%以上、0.150 w以上、
Ti : 0.01wt%以上、0.10w以上、及び
Nb : 0.01wt%以上、0.10w以上、のう
ちから選んだ1種又は2種以上を含有し、残部は鉄及び
不可避不純物の鋼組成になり、残留オーステナイトを含
むマルテンサイトとフェライトとの複合組織を有し、T
、S、 120kgf/mm”以上、Ef、14%以上
で伸び・強度バランスにすぐれ、Y、R,60%以下、
B 、 H、17)cg f / Ell 2以上で加
工性、B、H,性に富み、しかもすぐれた溶接性をそな
えることを特徴とする超高張力冷延綱板。
、Si : 0.1 wt%以上、1.5 w以上、M
n : 1.5 wt%以上、3.1.5wt%以下、
Cr : 0.15wt%以上、0.5 w以上、及び
^1 : 0.01wt%以上、0.10w以上、を含
み、かつ、 Mo : 0.02wt%以上、0.20t+以上、V
: 0.015 wt%以上、0.150 w以上、
Ti : 0.01wt%以上、0.10w以上、及び
Nb : 0.01wt%以上、0.10w以上、のう
ちから選んだ1種又は2種以上を含有し、残部は鉄及び
不可避不純物の鋼組成になり、残留オーステナイトを含
むマルテンサイトとフェライトとの複合組織を有し、T
、S、 120kgf/mm”以上、Ef、14%以上
で伸び・強度バランスにすぐれ、Y、R,60%以下、
B 、 H、17)cg f / Ell 2以上で加
工性、B、H,性に富み、しかもすぐれた溶接性をそな
えることを特徴とする超高張力冷延綱板。
2、 C: 0.08wt%以上、0.20w以上、
Si : 0.1 wt%以上、1.5 wt%以下、
Mn : 1.5 wt%以上、3.5 w以上、Cr
: 0.15wt%以上、0.5 w以上、AI :
0.01wt%以上、0.10w以上、及びP :
0.05wt%以上、0.10w以上、を含み、かつ、 Mo : 0.02wt%以上、0.20w以上、V
: 0.015 tmt%以上、0.150 w以上、
Ti : 0.01wt%以上、O,l0w以上、及び
Nb : 0.01wt%以上、0.10w以上、のう
ちから選んだ1種又は2種以上を含有し、残部は鉄及び
不可避不純物の鋼組成になり、残留オーステナイトを含
むマルテンサイトとフェライトとの複合組織を有し、T
、S、 120kgf/mm”以上、l!、14%以上
で伸び・強度バランスにすぐれ、Y、R,60%以下、
B、H117kg f / mm 2以上で加工性、a
、)1.性に富み、しかもすぐれた溶接性をそなえるこ
とを特徴とする超高張力冷延綱板。
Si : 0.1 wt%以上、1.5 wt%以下、
Mn : 1.5 wt%以上、3.5 w以上、Cr
: 0.15wt%以上、0.5 w以上、AI :
0.01wt%以上、0.10w以上、及びP :
0.05wt%以上、0.10w以上、を含み、かつ、 Mo : 0.02wt%以上、0.20w以上、V
: 0.015 tmt%以上、0.150 w以上、
Ti : 0.01wt%以上、O,l0w以上、及び
Nb : 0.01wt%以上、0.10w以上、のう
ちから選んだ1種又は2種以上を含有し、残部は鉄及び
不可避不純物の鋼組成になり、残留オーステナイトを含
むマルテンサイトとフェライトとの複合組織を有し、T
、S、 120kgf/mm”以上、l!、14%以上
で伸び・強度バランスにすぐれ、Y、R,60%以下、
B、H117kg f / mm 2以上で加工性、a
、)1.性に富み、しかもすぐれた溶接性をそなえるこ
とを特徴とする超高張力冷延綱板。
3、 C: O,Oht%以上、0.20w以上、S
i : 0.1圓t%以上、1.5 w以上、Mn :
1.5 wt%以上、3.5 w以上、Cr : 0
.15wt%以上、0.5訂%以下、及び八] : 0
.01wt%以上、0.10w以上、を含み、かつ、 Mo : 0.02wt%以上、0.20智以上、V
: 0.015 wt%以上、0.150譬以上、Tj
: 0.01智t%以上、0.10wt%以下、及び
Nb : 0.01wt%以上、0.10i%以下、の
うちから選んだ1種又は2種以上を含有し、残部は鉄及
び不可避不純物の組成に調製した崎を熱間圧延し、さら
に冷間圧延を施して最終板厚とした鋼帯を連続焼鈍する
際、(AC3点−50℃)以上、(Ac3点+50℃)
以下の温度域に加熱して再結晶焼鈍し、その後の冷却を
Ac+点温層温度は徐冷し、Ac、点温度以下では急冷
することを特徴とする超高張力冷延鋼板の製造法。
i : 0.1圓t%以上、1.5 w以上、Mn :
1.5 wt%以上、3.5 w以上、Cr : 0
.15wt%以上、0.5訂%以下、及び八] : 0
.01wt%以上、0.10w以上、を含み、かつ、 Mo : 0.02wt%以上、0.20智以上、V
: 0.015 wt%以上、0.150譬以上、Tj
: 0.01智t%以上、0.10wt%以下、及び
Nb : 0.01wt%以上、0.10i%以下、の
うちから選んだ1種又は2種以上を含有し、残部は鉄及
び不可避不純物の組成に調製した崎を熱間圧延し、さら
に冷間圧延を施して最終板厚とした鋼帯を連続焼鈍する
際、(AC3点−50℃)以上、(Ac3点+50℃)
以下の温度域に加熱して再結晶焼鈍し、その後の冷却を
Ac+点温層温度は徐冷し、Ac、点温度以下では急冷
することを特徴とする超高張力冷延鋼板の製造法。
4、 C: 0.08wt%以上、0.20讐以上、
Si : 0.1 wt%以上、1.5 w以上、Mn
: 1.5 wt%以上、3.5 wt%以下、Cr
: 0.15tmt%以上、0.5 w以上、Al
: 0.01wt%以上、0.10w以上、及びP :
0.05wt%以上、0.10wt%以下、を含み、
かつ、 Mo : 0.02wt%以上、0.20w以上、V
: 0.015 wt%以上、0.150 w以上、T
i : 0.01int%以上、0.10w以上、及び
Nb : 0.01wt%以上、0.10wt%以下、
のうちから選んだ1種又は2種以上を含有し、残部は鉄
及び不可避不純物の組成に調製した鋼を熱間圧延し、さ
らに冷間圧延を施して最終板厚とした鋼帯を連続焼鈍す
る際、(Ac、点−50℃)以上、(Ac、点+50℃
)以下の温度域に加熱して再結晶焼鈍し、その後の冷却
をAc+点温度までは徐冷し、Ac、点温度以下では急
冷することを特徴とする超高張力冷延鋼板の製造法。
Si : 0.1 wt%以上、1.5 w以上、Mn
: 1.5 wt%以上、3.5 wt%以下、Cr
: 0.15tmt%以上、0.5 w以上、Al
: 0.01wt%以上、0.10w以上、及びP :
0.05wt%以上、0.10wt%以下、を含み、
かつ、 Mo : 0.02wt%以上、0.20w以上、V
: 0.015 wt%以上、0.150 w以上、T
i : 0.01int%以上、0.10w以上、及び
Nb : 0.01wt%以上、0.10wt%以下、
のうちから選んだ1種又は2種以上を含有し、残部は鉄
及び不可避不純物の組成に調製した鋼を熱間圧延し、さ
らに冷間圧延を施して最終板厚とした鋼帯を連続焼鈍す
る際、(Ac、点−50℃)以上、(Ac、点+50℃
)以下の温度域に加熱して再結晶焼鈍し、その後の冷却
をAc+点温度までは徐冷し、Ac、点温度以下では急
冷することを特徴とする超高張力冷延鋼板の製造法。
ここに、鋼の組織において、残留オーステナイトは5%
から15%、マルテンサイトは70%から85%、フェ
ライトは10%から20%の範囲にあることが望ましい
。
から15%、マルテンサイトは70%から85%、フェ
ライトは10%から20%の範囲にあることが望ましい
。
また焼鈍後Ac、点温度までの徐冷は5℃/s以下の冷
却速度、またAc、点温度以下の急冷は15℃/s以上
の冷却速度とすることを意味している。
却速度、またAc、点温度以下の急冷は15℃/s以上
の冷却速度とすることを意味している。
(作 用)
この発明は、幾多の実験、検討を重ねた結果によるもの
で、すなわち、 オーステナイト域でも安定して存在しうる炭化物を形成
するMo、 V、 Ti、 Nbを適正量含有させるこ
とにより、適正焼鈍温度範囲が広範囲に選べて製造を容
易にすること、 焼鈍後Ac、点温度以上の温度での冷却速度を制御し、
かつ、Si、 Mn、 Cr、さらにはPを適正量含有
さすことによって、その後の冷却速度を遅くしても、微
細な純度の高いフェライトとマルテンサイトの複合組織
が容易に得られることを可能とすること、 さらムこ、Mn、 Crを適正量含有さすことと、Ac
点温度以上の温度での冷却速度を制御することにより、
従来云われているよりも少ないC量で残留オーステナイ
トが生成すること、 などを見出したものである。
で、すなわち、 オーステナイト域でも安定して存在しうる炭化物を形成
するMo、 V、 Ti、 Nbを適正量含有させるこ
とにより、適正焼鈍温度範囲が広範囲に選べて製造を容
易にすること、 焼鈍後Ac、点温度以上の温度での冷却速度を制御し、
かつ、Si、 Mn、 Cr、さらにはPを適正量含有
さすことによって、その後の冷却速度を遅くしても、微
細な純度の高いフェライトとマルテンサイトの複合組織
が容易に得られることを可能とすること、 さらムこ、Mn、 Crを適正量含有さすことと、Ac
点温度以上の温度での冷却速度を制御することにより、
従来云われているよりも少ないC量で残留オーステナイ
トが生成すること、 などを見出したものである。
つぎに、この発明の鋼組成における化学成分範囲、及び
連続焼鈍条件の限定理由について順に述べる。
連続焼鈍条件の限定理由について順に述べる。
C: 0.08wt%未満では残留オーステナイトを生
成させることが困難なため0.08wt%を下限とする
。
成させることが困難なため0.08wt%を下限とする
。
一方、0.20wt%を超えるとこの発明が主として対
象としている自動車用鋼板で行なわれるスポット溶接が
困難となり、スポット溶接強度が低下するという問題が
ある。したがって、0.20−L%を上限とする。
象としている自動車用鋼板で行なわれるスポット溶接が
困難となり、スポット溶接強度が低下するという問題が
ある。したがって、0.20−L%を上限とする。
Sl、フェライト、マルテンサイト複合組織を得るのに
必須のフェライト形成元素であり、0.1 wt%以上
含有することによりその効果が現われる。
必須のフェライト形成元素であり、0.1 wt%以上
含有することによりその効果が現われる。
したがって0.1 wt%を上限とする。
しかし、1.5 wt%を超えて含有した場合、熱延時
の脱スケール性が著しく劣化する。したがって1.5
wt%を上限とする。
の脱スケール性が著しく劣化する。したがって1.5
wt%を上限とする。
Mn、Cr:共にフェライトとオーステナイトの2相共
存域で、オーステナイト相へ濃化しゃすい同効成分であ
り、オーステナイト相への濃化により焼鈍後Ac、点以
下の比較的遅い冷却でも、容易に残留オーステナイトを
含む、微細なフェライトとマルテンサイトの複合組織を
得ることができる。その効果は、Mnの場合は1.5
wt%以上、Crの場合は0.15wt%以上でそれぞ
れ現われる。
存域で、オーステナイト相へ濃化しゃすい同効成分であ
り、オーステナイト相への濃化により焼鈍後Ac、点以
下の比較的遅い冷却でも、容易に残留オーステナイトを
含む、微細なフェライトとマルテンサイトの複合組織を
得ることができる。その効果は、Mnの場合は1.5
wt%以上、Crの場合は0.15wt%以上でそれぞ
れ現われる。
しかし、Mnの場合3.5 wt%、Crの場合0.5
wt%を超えて多量に含有すると強度と延性のバラン
スが劣化する。したがってこれらの含有量は、Mnの場
合1.5 wt%以上、3.5 w以上、Crの場合0
.15wt%以上、0.5 w以上とする。
wt%を超えて多量に含有すると強度と延性のバラン
スが劣化する。したがってこれらの含有量は、Mnの場
合1.5 wt%以上、3.5 w以上、Crの場合0
.15wt%以上、0.5 w以上とする。
Mo、 V、 Ti、 Nb:それぞれの炭化物である
MO2C1V、C,、TiC、NbCを形成することに
より、Ac。
MO2C1V、C,、TiC、NbCを形成することに
より、Ac。
点温度近傍に加熱する焼鈍で、焼鈍温度の変化に対する
冷却後の組織変化を少なくする作用に基づく組織の安定
化と焼鈍温度管理の緩和とに役立つ同効成分である。こ
のような効果は、MOの場合0.02wt%以上で顕著
となり、0.20wt%で飽和するので、下限を0.0
2wt%、上限を0 、20w t%とする。同様に■
の場合は下限を0.015 wt%、上限を0.150
wt%、Ti及びNbの場合はそれぞれ下限を0.0
ft%、上限を0.10wt%とする。
冷却後の組織変化を少なくする作用に基づく組織の安定
化と焼鈍温度管理の緩和とに役立つ同効成分である。こ
のような効果は、MOの場合0.02wt%以上で顕著
となり、0.20wt%で飽和するので、下限を0.0
2wt%、上限を0 、20w t%とする。同様に■
の場合は下限を0.015 wt%、上限を0.150
wt%、Ti及びNbの場合はそれぞれ下限を0.0
ft%、上限を0.10wt%とする。
また、これらのMo、■、Ti、 Nbはそれぞれ上記
成分範囲で複合添加することもよい。
成分範囲で複合添加することもよい。
P:Siと同様にフェライト形成元素であり、その効果
は0.05wt%以上で現われ、0.1 wt%を超え
ると鋼板の表面品質が著しく劣化する。
は0.05wt%以上で現われ、0.1 wt%を超え
ると鋼板の表面品質が著しく劣化する。
したがって0.05wt%以上、0.1 iu以上とす
る。
る。
へl;脱酸剤として有効な元素であり、0.01wt%
未満では脱酸効果が期待できず、また、0.10wt%
を超えて含有しても脱酸の効果が飽和し、それ以上の効
果は期待できない。したがって、0.01wt%以上、
0.lowt%以下とする。
未満では脱酸効果が期待できず、また、0.10wt%
を超えて含有しても脱酸の効果が飽和し、それ以上の効
果は期待できない。したがって、0.01wt%以上、
0.lowt%以下とする。
つづいて、連続焼鈍条件について限定理由を述べる。
まず、焼鈍温度を、(へ03点−50℃)以上、(AC
3点+50℃)以下と広い温度範囲で焼鈍しても、冷却
後に得られる組織に大きな変化は認められない。
3点+50℃)以下と広い温度範囲で焼鈍しても、冷却
後に得られる組織に大きな変化は認められない。
この理由はMO2C,V4C3、TiC、NbCなどの
炭化物の存在によると考えられる。すなわち、オーステ
ナイト域でも安定して存在し得るMO□C1V4C3、
TiCNbCによるオーステナイト粒成長の抑制効果と
、冷却時に上記炭化物がオーステナイ1〜からフェライ
トへの変態の核サイトとなるためである。しかし、焼鈍
温度が(AC3点+50℃)を超えると、上記炭化物自
体が粗大化し、オーステナイト組織が粗大となり、冷却
後に得られる組織も粗大となって、機械的特性が劣化す
る。また、(AC3点−50℃)以下では、必要とする
オーステナイト化が不十分で、目的とする特性が得られ
なくなる。したがって焼戻温度は、(Ac3点−50℃
)以上、(AC3点+50℃)以下の範囲とする。さら
に好ましくは(AC3点−15”C)以上、CAc5点
+15℃)以下の範囲がよい。
炭化物の存在によると考えられる。すなわち、オーステ
ナイト域でも安定して存在し得るMO□C1V4C3、
TiCNbCによるオーステナイト粒成長の抑制効果と
、冷却時に上記炭化物がオーステナイ1〜からフェライ
トへの変態の核サイトとなるためである。しかし、焼鈍
温度が(AC3点+50℃)を超えると、上記炭化物自
体が粗大化し、オーステナイト組織が粗大となり、冷却
後に得られる組織も粗大となって、機械的特性が劣化す
る。また、(AC3点−50℃)以下では、必要とする
オーステナイト化が不十分で、目的とする特性が得られ
なくなる。したがって焼戻温度は、(Ac3点−50℃
)以上、(AC3点+50℃)以下の範囲とする。さら
に好ましくは(AC3点−15”C)以上、CAc5点
+15℃)以下の範囲がよい。
焼鈍後は、冷却後の組織をマルテンサイトとフェライト
の複合組織とするために、Ac+点温度以上を徐冷する
必要がある。
の複合組織とするために、Ac+点温度以上を徐冷する
必要がある。
第1図に、焼鈍後のAc+点温度以上での冷却速度と引
張特性との関係を示す。第1図における実験は、C:
0.15wt%、Si : 0.2 wt%、Mn:3
wt%、Cr : 0.3 wt%、Ti 二〇、06
wt%、Al : 0.05wt%を含有し、残部が鉄
及び不可避不純物の組成になる鋼を、常法に従い、熱間
圧延−酸洗−冷間圧延を行ない板厚1.4 tmrrと
した後、840℃で焼鈍し、この温度からAc+点温度
までの冷却速度を種々変化させ、引き続いて480℃ま
で15℃/sの冷却速度で急冷し、その後を2℃/sの
冷却速度で徐冷した鋼板について、引張強さ、伸び、降
伏比を調査したものである。
張特性との関係を示す。第1図における実験は、C:
0.15wt%、Si : 0.2 wt%、Mn:3
wt%、Cr : 0.3 wt%、Ti 二〇、06
wt%、Al : 0.05wt%を含有し、残部が鉄
及び不可避不純物の組成になる鋼を、常法に従い、熱間
圧延−酸洗−冷間圧延を行ない板厚1.4 tmrrと
した後、840℃で焼鈍し、この温度からAc+点温度
までの冷却速度を種々変化させ、引き続いて480℃ま
で15℃/sの冷却速度で急冷し、その後を2℃/sの
冷却速度で徐冷した鋼板について、引張強さ、伸び、降
伏比を調査したものである。
第1図から明らかなように焼鈍後Ac+点温度までの冷
却速度が5℃/sを超えて早くなると伸びが低く、降伏
比が高くなることがわかる。
却速度が5℃/sを超えて早くなると伸びが低く、降伏
比が高くなることがわかる。
これは、Ac、点温度までの冷却速度が小さい方が、そ
の後の冷却によって生成する組織が、より純粋なフェラ
イトと、Cが十分に濃化したオーステナイトから生成し
たマルテンサイトの複合組織からなって、降伏比の低い
銅板が得られることを示している。したがってAc、点
温度以上での冷却速度を極力小さくし、かつ、Ac、点
温度以下の冷却速度を極力大きくすれば、残留オーステ
ナイト量が増大し、伸びが飛躍的に向上する。逆にAc
点温度以上の冷却速度が大きくなると、固溶Cが多量に
残存したフェライトと、Cの濃化が不十分なオーステナ
イトから生成したベイナイト複合組織もしくはヘイナイ
ト単相に近い組織となり、低陣伏比は得られなくなる。
の後の冷却によって生成する組織が、より純粋なフェラ
イトと、Cが十分に濃化したオーステナイトから生成し
たマルテンサイトの複合組織からなって、降伏比の低い
銅板が得られることを示している。したがってAc、点
温度以上での冷却速度を極力小さくし、かつ、Ac、点
温度以下の冷却速度を極力大きくすれば、残留オーステ
ナイト量が増大し、伸びが飛躍的に向上する。逆にAc
点温度以上の冷却速度が大きくなると、固溶Cが多量に
残存したフェライトと、Cの濃化が不十分なオーステナ
イトから生成したベイナイト複合組織もしくはヘイナイ
ト単相に近い組織となり、低陣伏比は得られなくなる。
したがって焼鈍後のAc+点温度までの冷却速度は5℃
/s以下とすることがよい。
/s以下とすることがよい。
つぎに、Ac、点温度まで冷却した後の冷却は、15℃
/s未満ではへイナイト変態が生してしまうため、15
”C/s以上とするとよい。そしてこの15“C/s以
上の急冷停止温度は、500 ℃より高いとヘイナイト
変態が抑制できなくなってヘイナイト組織が生成し、降
伏比が高くなるため、500℃以下とすることがよく、
また、設備上、急冷停止後徐冷せざるを得ない場合でも
、急冷停止温度が500″C以下であれば徐冷による悪
影響は認められない。したがって、急冷停止後の冷却に
ついては特に限定する必要はない。
/s未満ではへイナイト変態が生してしまうため、15
”C/s以上とするとよい。そしてこの15“C/s以
上の急冷停止温度は、500 ℃より高いとヘイナイト
変態が抑制できなくなってヘイナイト組織が生成し、降
伏比が高くなるため、500℃以下とすることがよく、
また、設備上、急冷停止後徐冷せざるを得ない場合でも
、急冷停止温度が500″C以下であれば徐冷による悪
影響は認められない。したがって、急冷停止後の冷却に
ついては特に限定する必要はない。
(実施例)
転炉で溶製したこの発明の適合崎9種類、比較鋼6種類
を、常法にしたがって、仕上圧延温度800℃から90
0℃の温度範囲内で熱間圧延し、ついで、500 ℃か
ら700″Cの温度範囲内で巻き取った後、酸洗し、さ
らに冷間圧延を施して板厚1mmの冷延鋼板とした。第
1表にこれらの釦の成分組成を示す。
を、常法にしたがって、仕上圧延温度800℃から90
0℃の温度範囲内で熱間圧延し、ついで、500 ℃か
ら700″Cの温度範囲内で巻き取った後、酸洗し、さ
らに冷間圧延を施して板厚1mmの冷延鋼板とした。第
1表にこれらの釦の成分組成を示す。
つぎに、この発明方法の適合例、比較例を含め種々の条
件で連続焼鈍をした。この焼鈍・冷却後のm板の組織、
引張特性、B、)!、、スポット溶接継手強度などを調
査した。表2に焼鈍・冷却条件及び調査結果を示す。
件で連続焼鈍をした。この焼鈍・冷却後のm板の組織、
引張特性、B、)!、、スポット溶接継手強度などを調
査した。表2に焼鈍・冷却条件及び調査結果を示す。
表2において、Ac、点温度以上での一次冷却速度は焼
鈍温度からAc+点温度までの平均冷却速度を示し、二
次冷却速度はAc+点温度から二次冷却停止温度までの
平均冷却速度、三次冷却速度は一次冷却停止温度から室
温までの平均冷却速度を示す。
鈍温度からAc+点温度までの平均冷却速度を示し、二
次冷却速度はAc+点温度から二次冷却停止温度までの
平均冷却速度、三次冷却速度は一次冷却停止温度から室
温までの平均冷却速度を示す。
第2表から明らかなように、この発明の適合例は、いず
れもT、S、 120kgf/mm2以上の高強度で、
しかもし2.が良好な、60%以下の低降伏比タイプの
超高張力鋼板が得られている。特に試料No、 8の条
件の場合乙こは残留オーステナイト量が15%存在して
いたため、より一層強度と伸びバランスが優れたものと
なっている。またB、H,は18 kg f / mm
2以上と高く、スボント溶接における強度不足も生じ
ていない。
れもT、S、 120kgf/mm2以上の高強度で、
しかもし2.が良好な、60%以下の低降伏比タイプの
超高張力鋼板が得られている。特に試料No、 8の条
件の場合乙こは残留オーステナイト量が15%存在して
いたため、より一層強度と伸びバランスが優れたものと
なっている。またB、H,は18 kg f / mm
2以上と高く、スボント溶接における強度不足も生じ
ていない。
(発明の効果)
第1、第2各発明によれば、T、S、 120kgf/
mm2以上の高強度で、しかもC量を多くせずに上記強
度が得られることにより溶接性にもすくれ、しかも高延
性・低降伏比に加えてB、H,性にすくれる特色の下で
自動車のドアーガードバ−等に代表されるようなスプリ
ングバンク特性を重視すべき強度部材に適合し、超高張
力冷延綱板の用途を拡大し、また第3、第4各発明は上
記の冷延鋼板を容易に製造できるようにしたものである
。
mm2以上の高強度で、しかもC量を多くせずに上記強
度が得られることにより溶接性にもすくれ、しかも高延
性・低降伏比に加えてB、H,性にすくれる特色の下で
自動車のドアーガードバ−等に代表されるようなスプリ
ングバンク特性を重視すべき強度部材に適合し、超高張
力冷延綱板の用途を拡大し、また第3、第4各発明は上
記の冷延鋼板を容易に製造できるようにしたものである
。
第1図は連続焼鈍において、焼鈍温度からAc。
点温度までの冷却速度と引張特性値との関係を示すグラ
フである。
フである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、C:0.08wt%以上、0.20wt%以下、S
i:0.1wt%以上、1.5wt%以下、Mn:1.
5wt%以上、3.5wt%以下、Cr:0.15wt
%以上、0.5wt%以下、及びAl:0.01wt%
以上、0.10wt%以下、を含み、かつ、 Mo:0.02wt%以上、0.20wt%以下、V:
0.015wt%以上、0.150wt%以下、Ti:
0.01wt%以上、0.10wt%以下、及びNb:
0.01wt%以上、0.10wt%以下、のうちから
選んだ1種又は2種以上を含有し、残部は鉄及び不可避
不純物の鋼組成になり、残留オーステナイトを含むマル
テンサイトとフェライトとの複合組織を有し、T.S.
120kgf/mm^2以上、El.14%以上で伸び
・強度バランスにすぐれ、Y.R.60%以下、B.H
.17kgf/mm^2以上で加工性、B.H.性に富
み、しかもすぐれた溶接性をそなえることを特徴とする
超高張力冷延鋼板。 2、C:0.08wt%以上、0.20wt%以下、S
i:0.1wt%以上、1.5wt%以下、Mn:1.
5wt%以上、3.5wt%以下、Cr:0.15wt
%以上、0.5wt%以下、Al:0.01wt%以上
、0.10wt%以下、及びP:0.05wt%以上、
0.10wt%以下、を含み、かつ、 Mo:0.02wt%以上、0.20wt%以下、V:
0.015wt%以上、0.150wt%以下、Ti:
0.01wt%以上、0.10wt%以下、及びNb:
0.01wt%以上、0.10wt%以下、のうちから
選んだ1種又は2種以上を含有し、残部は鉄及び不可避
不純物の鋼組成になり、残留オーステナイトを含むマル
テンサイトとフェライトとの複合組織を有し、T.S.
120kgf/mm^2以上、El.14%以上で伸び
・強度バランスにすぐれ、Y.R.60%以下、B.H
.17kgf/mm^2以上で加工性、B.H.性に富
み、しかもすぐれた溶接性をそなえることを特徴とする
超高張力冷延鋼板。 3、C:0.08wt%以上、0.20wt%以下、S
i:0.1wt%以上、1.5wt%以下、Mn:1.
5wt%以上、3.5wt%以下、Cr:0.15wt
%以上、0.5wt%以下、及びAl:0.01wt%
以上、0.10wt%以下、を含み、かつ、 Mo:0.02wt%以上、0.20wt%以下、V:
0.015wt%以上、0.150wt%以下、Ti:
0.01wt%以上、0.10wt%以下、及びNb:
0.01wt%以上、0.10wt%以下、のうちから
選んだ1種又は2種以上を含有し、残部は鉄及び不可避
不純物の組成に調製した鋼を熱間圧延し、さらに冷間圧
延を施して最終板厚とした鋼帯を連続焼鈍する際、(A
c_3点−50℃)以上、(Ac_3点+50℃)以下
の温度域に加熱して再結晶焼鈍し、その後の冷却をAc
_1点温度までは徐冷し、Ac_1点温度以下では急冷
することを特徴とする超高張力冷延鋼板の製造法。 4、C:0.08wt%以上、0.20wt%以下、S
i:0.1wt%以上、1.5wt%以下、Mn:1.
5wt%以上、3.5wt%以下、Cr:0.15wt
%以上、0.5wt%以下、Al:0.01wt%以上
、0.10wt%以下、及びP:0.05wt%以上、
0.10wt%以下、を含み、かつ、 Mo:0.02wt%以上、0.20wt%以下、V:
0.015wt%以上、0.150wt%以下、Ti:
0.01wt%以上、0.10wt%以下、及びNb:
0.01wt%以上、0.10wt%以下、のうちから
選んだ1種又は2種以上を含有し、残部は鉄及び不可避
不純物の組成に調製した鋼を熱間圧延し、さらに冷間圧
延を施して最終板厚とした鋼帯を連続焼鈍する際、(A
c_3点−50℃)以上、(Ac_3点+50℃)以下
の温度域に加熱して再結晶焼鈍し、その後の冷却をAc
_1点温度までは徐冷し、Ac_1点温度以下では急冷
することを特徴とする超高張力冷延鋼板の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7561090A JPH03277743A (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 超高張力冷延鋼板およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7561090A JPH03277743A (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 超高張力冷延鋼板およびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03277743A true JPH03277743A (ja) | 1991-12-09 |
Family
ID=13581152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7561090A Pending JPH03277743A (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 超高張力冷延鋼板およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03277743A (ja) |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1990
- 1990-03-27 JP JP7561090A patent/JPH03277743A/ja active Pending
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