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JPH03275769A - 被覆材組成物及びそれを用いた耐摩耗性合成樹脂成形品の製造方法 - Google Patents

被覆材組成物及びそれを用いた耐摩耗性合成樹脂成形品の製造方法

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Publication number
JPH03275769A
JPH03275769A JP2076329A JP7632990A JPH03275769A JP H03275769 A JPH03275769 A JP H03275769A JP 2076329 A JP2076329 A JP 2076329A JP 7632990 A JP7632990 A JP 7632990A JP H03275769 A JPH03275769 A JP H03275769A
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JP
Japan
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group
weight
synthetic resin
resin molded
coating
Prior art date
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Granted
Application number
JP2076329A
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English (en)
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JP2873855B2 (ja
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Suehiro Tayama
田山 末広
Misao Tamura
操 田村
Tsukasa Mizobuchi
溝渕 司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication of JPH03275769A publication Critical patent/JPH03275769A/ja
Priority to US07/982,726 priority patent/US5449702A/en
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Publication of JP2873855B2 publication Critical patent/JP2873855B2/ja
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09D183/00Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09D4/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; Coating compositions, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09D183/00 - C09D183/16

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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐摩耗性被膜を形成し得る被覆材組成物及び
それを用いた耐摩耗性合成樹脂成形品の製造方法に関す
る。
(従来の技術) ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂
、ポリアリルジグ1ノコールカーボネート樹脂等の合成
樹脂成形品は、ガラス製品に比べて軽量で耐衝撃性に優
れているばかりでなく、安価で成形加工が容易であるな
どの種々の利点を有して)シ、これらの利点を活かして
種々の分野で利用されている。
しかしながら、これら合成樹脂成形品は表面硬度が不足
しているため成形品の輸送中、部品の取付FI#あるい
は使用中に他の物体との接触、衝撃、引っかきなどの作
用によって表面が損傷を受け、製品歩留が低下したう、
美観が損なわれたうする。符に成形品の用途がカメラ・
虫メガネなどの光学用レンズ、ファッショングラス、サ
ングラス、矯正レンズなどの眼鏡用レンズ、窓ガラスな
どの場合には、その表面に発生する損傷は可品価値を著
しく低下させたり、短期間で使用不能となるので、これ
らの合成樹脂成形品表面の表面硬度を改良することが強
く要求されてかり、従来より合成樹脂成形品表面のit
摩耗性を改良する方法が多く提案されている。
例えば、アルキルトリアルコキシシランを主成分とした
Vラン混合物の部分加水分解縮合物とコロイダルシリカ
とから成る塗料を成形品表面に塗布し、次いでこれを加
熱処理することによって架lit!硬化被膜を形成させ
耐摩耗性を改良する方法が掬示されている。この方法に
よって、高度な耐摩耗性は得られるが、成形品表面との
密着性が不十分な場合が多く、このg層性を改良するた
めにアクリル系又はシリコン系等カラ成る樹脂を下塗層
に用いる必要があり、処理工程が複雑となる問題点があ
る。また硬化時間が長くなるため、経済的にも不利な面
がある。
筐た、特開昭59−1756号公報にはコロイダルシリ
カ、シリルアクリレートの加水分解物、多官能アクリレ
ート及び光重合”tl+m剤とからなる実質的に有機溶
剤を含有しない被覆材組成物が開示されている。この方
法は紫外線を用いて硬化させる方法であり、従来問題で
あったシリコン系被膜の硬化時間を大巾に短縮できる利
点があか、1九合皮樹脂成形品の耐摩耗性改良について
も有利な方法である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記特開昭の方法は実質的に有機溶剤を
含有していないため成形品表面に塗布した際の被膜の表
面状態が十分でなく、硬化被膜の透明性力1十分でなか
ったり、平滑性の低下やはじき筐たはピンホール等の表
面欠陥が発生しやすい。また、耐久性や耐候性について
も十分でない場合があり、熱水テストや冷熱サイクルテ
スト又は加速暴露による耐候性テストによって性能低下
が認められる場合がある。この!5K、コロイダルシリ
カをアクリル糸上ツマ−と併用して用いた糸にかいて耐
摩耗性と硬化被膜の耐久性を両立でき得ないのが現状と
なっている。
(課題を解決するための手段) 上述のような問題点に鑑み、本発明者らは硬化被膜の耐
摩耗性・耐擦傷性と耐久性・耐候性の両立について鋭意
検討したところ、特定の光重合開始剤を含む被覆材組成
物を特定の紫外線照射条件下で合成樹脂成形品表面に塗
布することにより顕著な改善効果が得られることを見い
出し本発明を完成するに致った。
本発明の要旨とするところは、 (励 一次粒径が1〜200mμのシリカ粒子を含むコ
ロイダルシリカの固形分5〜60重量彊重 量用 次式 (式中、X FiOH,=CH−Coo−基、aH,=
c(Am、)coo−基又は(in、=(H−基、RX
Fi水素原子又はメチル基、R3は炭素数1〜8のアル
キル基、aは1〜3の正の整数、′bは0〜2の正の整
数で、a 十すは1〜3の正の整数である。) で示される単量体の加水分解物及び/筐たは加水分解部
分縮合反応物5〜70重量4、(d 次式      
0 %式% ) (式中、YFi少なくとも1個がCH,=CH,COO
−基またばCH,=c(ca3)coo−基で、残りば
aH,=ca−coo+ca、−)−oco−基または
CH,富0H(CH!÷−coo−Pea、÷−oco
−基であう、鳳及びnは1〜8の正の整数である。) で示される単量体(c−1)が少なくとも20重重量板
上含有してなる1分子中に2個以上の(メタ)アクリロ
イルオキV基を有する多官能単量体又は単量体混合物1
0〜80重量噂、山 次式 (式中、R4*R8及びR4はそれぞれフェニル基、置
換フェニル基、ベンジル基、置換ベンジル基、炭素数1
〜8のアルキル基又はオキシアルキル基である。) で示されを光重合開始剤 α01〜5重量4、とからな
る成分(A)、 (J (c)及び(I))の合計10
0重量嘔の被覆材I&ll或物を第1項の発明とし、該
被覆材組成物を用いた耐摩耗性合成樹脂成形品の製造方
法を第2項の発明とするものである。
本発明に)いて用いられる一次粒径が1〜200mμの
7す素粒子を含むコロイダルシリカ(A)成分は、無水
ケイ酸のM@粒子コロイド溶液としたものである。また
、分散媒を用いない粉末状のコロイダルシリカも本発明
に用いることができる。コロイダルシリカに使用される
分散媒トしては、水、メタノール、エタノール、イソ−
プロパツール、n−プロパツール、イソ−ブタノール、
n−ブタノールなどのアルコール類、エチレングリコー
ルなどの多価アルコール類、エチルセロソルブ、ブチル
セロソルブなどの多価アルコール誘導体、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、ジアセトンアルコー
ルなどのケトン類、2−ヒドロキシエチルアクリレート
、2−ヒドロキシエチルアクリレート、テトラヒドロフ
ルフリルアクリレートなどの単量体類及び一般有機溶剤
類があるが、本発明に9いては特にアルコール類が好ま
しい。
これらのコロイダルシリカは周知の方法で製造され、市
販もされているものである。粒子径は1〜200ミリミ
クロンのものを使用するのが好まシく、特′/c5〜8
0ミリミクロンのものが好ましい。粒子径が1ミリミク
ロンに満たないものは分散状態の安定性が悪く品質の一
定したものを得ることが困難であり1また200ミリミ
クロンを超えるものについてはa漠の透明性が悪くなう
、濁りの大きなものしか得られない。
本発明で使用するコロイダルシリカ以外のシリカ、例え
ば転式法あるいは湿式法で製造される粒子径数ミリミク
ロン−数十ミクロンを有する微粉状シリカは、被覆材組
成物中での分散安定性に問題があシ、相分離を起こした
う、固い沈降物を形成したシ、更には、71J力同士が
二次凝集を形成し、硬化被膜が艶消し状態となって透明
性が低下したシするため好筐しくない。
本発明で用いられるコロイダルシリカは、硬化被膜の表
面硬度、耐摩耗性あるいは耐擦傷性を著しく改善し、特
に苛酷な摩耗試験、例えば非常に高硬度を有するWk細
粒子を用いた摩耗やテーパー摩耗試験、あるいは更に苛
酷な条件下でも優れた効果を発揮する。
しかしながら、コロイダルシリカを単独で被膜を形成し
た場合、成形品表面に対する@層性に劣るため、被膜が
剥離したシするため実用上単独では使用できないが、後
述するように、(麟成分及び(c)8.分と併用して用
いることで実用的な硬化被膜の形成が可能となる。
次に一般式(1)で示される単量体の加水分解物及び/
又は加水分解部分縮合反応物(E)成分は例えば、3−
メタクリロキシエチルトリエトキシシラン、3−アクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン、2−メタクリロキ
シエチルトリメトキシシラン、2−アクリロキシエチル
トリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリ
エトキシシラン、6−アクリロキシプロピルトリエトキ
シシラン、2−メタクリロキシエチルトリエトキシシラ
ン、2−アクリロキシエチルトリエトキシシラン、5−
メタクリロキシプロピルメチルジメトキシ7ラン、6−
アクリロキジグロビルメチルジメトキシシラン、ビニル
トリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシランなどを
該単量体1モルに対してCL5〜6モルのα001〜0
.1規定の塩酸または酢酸水溶液を加え、常温で攪拌す
るなどの常法によって得ることができる。
本発明で用いられる(B)成分は、コロイダルシリカと
併用して用いることで硬化被膜の耐摩耗性・耐擦傷性の
改善について効果があり、特にスチールウールなどの金
属繊維を用いた擦傷性テストにかいて有利であり、また
、成形品表面に対する被膜の密着性の改善や耐久性・耐
候性改善についても効果を有するものである。−服代(
I)で示されるX部分は、紫外線照射によって重合活性
を示す基であや、具体的には、アクリロイルオキシ基、
メタアクリロイルオキシ基又はビニル基である。これら
の官能基は後述する(C)成分の多官能単量体との共重
合が可能であり、硬化被膜に強靭性を付与するための必
須成分である。
一般式(I)で示される単量体以外のシリコン化合物、
例えばメチルトリメトキシシラン、メチルモリ罵トキシ
シラン、エチルトリットキンyランナトのアルキルトリ
アルコキシシランの加水分解部分縮合反応物は、本発明
で用いられる紫外線に対しての重合活性に乏しいため高
度な架橋硬化被膜の形成が困難であり、本発明に会いて
は用いられない。
次に一般式(II)で示される単量体(C−1)を20
重量4以上含んでなる1分子中に2個以上の(メタ)ア
クリロイルオキシ基を有する多官能単量体(0戒分は、
(劾成分及び(白成分と併用して用いることにより、耐
摩耗性、耐擦傷性を低下させることなく、硬化被膜の透
明性を改善し、成形品表部に対する被、IED密着性の
改善や被膜に可とう性を付与する効果が大きいため耐久
性が耐候性改善について特に有用な成分である。(A)
成分と(s)i分とから形成される被膜は、耐摩耗性・
耐擦傷性発現については優れるものの、被膜の透明性が
十分ではなく、またクラックが発生しやすいため実用的
な硬化被膜を得ることが困難である。(C)成分100
玉f蚤のなかに一般式(11)で示される単量体(C−
1)成分を20重重量級上含むことが必要である。(C
−1)成分はインシアヌレート系2官能アクリレートで
あう、周知の方法で製造され、市販されでいるものを用
いることができる。具体的には次の構造式 %式% で示される単量体が挙げられる。(c−1)rR。
分は硬化被膜の透明性改善効果に優れ、また、耐久性や
耐候性改善効果についても侵れでいるため、本発明の(
C)成分として用いることが詩に好!しい。(買成分1
00重量惨中に(c−1)成分以外の多官能単量体を8
0重量憾未満の使用割合で併用して用いてもよい。これ
らの単量体は硬化被膜の耐摩耗性、耐擦傷性の改善また
は成形品表面に対する被膜の密着性改善を目的として使
用されるが、その使用量が80重量嘔を越える場合は、
逆に耐摩耗性、密着性が低下したシするため好ましくな
い。これらの単量体の具体例としては、例えば1.6−
ヘキサンジオールジアクリレート、1,4−ブタンジオ
ールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリ
レート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコール
ジアクリレート、ウレタンアクリレートセどの2官能性
単量体、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリアクリレート、トリス(アクリ
ロキ7エチル)イソシアヌレート、ジトリメチロールプ
ロパンテトラアクリレート、ペンタエリスリトールテト
ラアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリ
レート、ジペンタエリスリトールへキサアクリレートな
どの3官能以上の多官能単量体で、他には、σV−1!
、B硬化ハンドブック−原料編(高分子刊行会)に記載
しであるものを挙げることができる。
(A)、 (B)及び(c)成分の使用割合は、(A)
成分の固形分/(B)/(c)=S〜6075〜70/
10〜80重量彊である。使用割合がこの範囲からはず
れた場合、硬化被膜の透明性、耐摩耗性・耐擦傷性、強
靭性、可とう性、耐久性、耐候性あるいは成形品表面に
対する密着性などの性能低下が認められるようになる。
次に、一般式(II[)で示される光重合開始剤(D)
成分ハ、アシルホスフィンオキサイド系の光重合開始剤
である。光重合開始剤の具体例としては、上記UV−’
IB硬化硬化ハンドブックー原料高分子刊行会)に記載
しである化合物を弔いでもよいが、本発明にかいては(
A)成分、(BIFi分及び(C)成分から成る被覆材
組成物を硬化するのに用いられる光重合開始剤としては
、一般式(2)テ示すれるアシルホスフィンオキサイド
系を用いることが必要である。(船底弁のコロイダルシ
リカが配合された?Il覆材組成物を紫外線で均一に内
部まで硬化させることは水難な場合が多く、通常はvL
膜の表面層は硬化が十分であっても、内部は硬化が不十
分であシ、被膜に相構造が形成され、被膜の内部応力発
生に伴うクラック発生または膜の凝集破壊など28認め
られることが多い。この場合、被膜の成形品表面に対す
る密着性あるいは耐久性・耐候性が十分ではなく実用的
な耐摩耗性台底樹脂成形品は得られない。
本発明のアシルホスフィン系光重合開始剤は、350〜
400 nzの範囲に極大吸収を有してシυ、コロイダ
ル/す力が配合された被膜にかいて表面層から内部1で
均一に硬化させることが可能であり、被膜の内部応力発
生の抑制、密着性の向上、更には耐久性、耐候性の改善
に大きな効果があるため、本発明にDいては欠かすこと
のできない必須な成分となっている。
本発明で弔いられるアシルホスフィン系光重合開始剤の
具体例としては、2.4.(S−トリメチルベンゾイル
ジフェニルホスフィンオキサイド、2、4.6− ルホスフィンオキサイド、2.4.6−トリフチルベン
ゾイルジエトキンホスフインオキサイド、2、4.6−
トリメチルベンゾイルジメトキシホスフインオキサイド
、2,4.6−)リフチルベンゾイルメトキシフェニル
ホスフインオキサイド、2、46−トリフチルベンゾイ
ルイソグロボキVフェニルホスフィンオキサイド、2.
46−)IJメチルベンゾイルジイソグロボキシホスフ
ィンオキサイドなどが挙げらn、る。
350〜400 nmに吸入吸収を有する光重合開始剤
には、他にベンジル、2−クロロチオキサントン、入4
−ジエチルチオキサントン、2.4−ジインプロピルチ
オキサントンなどの化合物が知られているが、これらの
光重合開始剤を使用すると硬化被膜に着色が認められる
場合があるため本発明にかいては用いられない。
アシルホスフィンオキサイド系光重& 開始剤の使用割
合は、被覆材組成物100重量4中α01〜5重量僑で
ある。使用割合が(LO1][量4未贋の場合は被膜の
硬化性が不十分であう、5重量彊を越えて用いられた場
合は、硬化被膜に着色が認められたういあるいは耐候性
が不十分となったシする場合がある。また、アシルホス
フィンオキサイド系光重合開始剤と併用して他の一種以
上の光重合開始剤を用いてもよい。
以上が本発明の被覆材組成物における必須な構fi!を
成分であるが、必要に応じて有機溶剤;(謁成分以外の
重合性単量体;紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、
熱重合防止剤などの安定剤;レベリング剤、消泡剤、増
粘剤、沈降防止剤、顔料分散剤、帯電防止剤、防曇剤な
どの界面活性剤類、酸、アルカリ及び塩類などから選ば
れる硬化触媒等を本被覆材組成物中に適宜配合して用い
てもよい。
この場合の有機溶剤は被覆材組成物の均一溶解性、分散
安定姓、更には基材との密着性及び被膜の平滑性、均一
性などの面から被覆材組成物中に配合して用いられ、有
機溶剤としては善に限定されるものではなく、上記性能
を満足するものであればよい。また、2種以上の有8M
溶剤を併用して用いてもよい。
なか、更に優れた耐候性を得るには、被覆材組成物中に
紫外線吸収剤またはヒンダードアミン系安定剤の使用、
あるいは両者成分の併用が好ましい。こうすることによ
う得られた被膜の耐候性、例えば暴Hによる被膜のM黄
変性、光沢及び透明性の保持、耐クラツキング性あるい
は合成樹脂成形品基材に対する密着性の保持などが更に
改良される。
本発明にかいて使用される紫外線吸収剤は特に限定され
るものではなく、本発明の被覆材組成物中に均一に溶解
し、かつその耐候性カヨ良好なものであれば使用するこ
とが可能であるが、この点からベンゾフェノン系、ベン
ゾトリアゾール系、サリチル酸フェニル糸、安J1香酸
フェニル系、シアノアクリレート系化合物から誘導され
たもので、その最大吸収波長が240〜580 amの
範囲である紫外線吸収剤が1筐しい。
特に合成樹脂成形品がポリカーボネート樹脂の場合、成
形品表面の劣化防止例えば耐黄変性改良等について被覆
材組成物中に紫外!!吸収剤の配合#′i特に好ましい
本発明の被覆材組成物を例えば合成樹脂成形品表面など
に塗布する方法としては、刷毛塗り、流し塗シ、スプレ
ー塗布、回転塗布あるいは浸漬塗布などの方法が採用さ
れるが、被覆材組成物の塗布作業性、被膜の平滑性、均
一性、被膜の基材に対する密着性などの面から浸漬塗布
法が特に好ましい。
被覆材組成物の塗布量としては、硬化被膜の膜厚が1〜
50μm好1しくは3〜10μmの範囲に塗布するのが
よい。膜厚が1 tll’n未満の場合は十分な表面硬
度、耐摩耗性、耐擦傷性が得られず、50 amをこえ
る場合は、基材との密着性が低下したり、被膜にクラッ
クが発生しやすぐなったりする。
合成樹脂成形品表面に塗布された被膜を硬化させる手段
としては、α、β及びγ線などの活性エネルギー線を照
射する公知の方法もか1わないが、本発明の被覆材組成
物を硬化させる手段としては紫外線を用いることが好ま
しい。紫外線発生光源としては実用的、経済性の面力島
ら紫外線ランプが一般的に用いられてかり、具体的には
、低圧水銀ランプ、高匡水銀ランプ、超高圧水銀ランプ
、キセノンランプ、メタルハライドランプなどが挙げら
れる。
本発明の被覆材組成物中に配合されているアシルホスフ
ィンオキサイド系光重合開始剤は、550〜400 n
m ’lcFM大吸収領酸吸収領域かり、コロイダルシ
リカを被膜の一成分とする本発明に会いては波長350
〜400の紫外線を有効に照射することが特に重要であ
る。照射の方法としては、最初に波長350〜400 
nmの紫外線放射エネルギー量と波長365 nmの紫
外線放射エネルギー量の比率−612〜10の水銀ラン
プを用いて照射することである。具体的にはメタルハラ
イドランプを用いて照射することである。次に波長20
0〜250 nunの紫外線放射エネルギー量と/波長
565 arnの放射エネルギー量の比率が0.1〜1
の水銀ランプを用いて照射することである。具体的には
高圧水銀灯を用いて照射する方法である。
本発明の被覆材組成物を用い前述した紫外線照射方法す
なわち、!ずメタルハライドランプを用いて照射し、次
いで高圧水銀灯で照射する方法により1硬化被膜′の透
明性、耐摩耗性、耐久性、耐候性、合成樹脂成形品に対
する被膜の密着性に優れる耐摩耗性合成樹脂成形品が得
られる。
合成樹脂成形品表面に塗布された被膜を紫外線で硬化さ
せる前に、被膜の密着性向上等を目的として赤外線ある
いは熱風乾燥炉を用いて、20℃〜120℃の温度範囲
で1分〜60分間の熱処理を行ってもさしつかえない。
本発明に訃いて、耐摩耗性、耐擦傷性に優れた合成樹脂
成形品の製造に用いられる合成樹脂成形品としては熱可
塑性、熱硬化性樹脂を問わず、各種合成樹脂成形品例え
ばポリメチルメタクリレート樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリアリルジグリコールカーボネート樹脂、ポリス
チレン樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂、
ムBS樹脂、ポリエステル樹脂、ボリアリレート樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリメタクリルイミド樹脂などから製
造されるシート状成形品、フィルム状成形品、ロッド状
成形品並びに各種射出成形品などが挙げられる。これら
の成形品のなかでもポリメチルメタクリレート樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリメタクリルイミド樹脂などか
ら製造される成形品は、光学的性質、耐熱性、耐衝撃性
などの特性を活かして使用される場合が多く、かつ耐摩
耗性、耐擦傷性、耐久性、耐候性改良への要求も強いの
で、これらの成形品は本発明に使用される合成樹脂成形
品としては特に好ましいものである。
〔実施例〕
本発明について以下の実施例で更に詳細に説明する。な
か実施例中の評価は次のような方法で行った。
L 耐摩耗性、耐擦傷性 +000スチールウール(日本スチールウール@製品、
ボンスター[F])を25φ円形バッドに装着し、往復
式摩耗試験機台上に保持された試料表部にこのパッドを
1i!いて荷重5000f下で100回往復擦傷した。
この試料を中性洗剤を用いて洗浄し、ヘーズメーターを
用いて曇価t−測測定た。耐摩耗性、耐擦傷性Fi(擦
傷後の曇価−擦II前の曇価)で示される。
2 密着性 試料表面にカミソリで縦、 槓ソf’L (’ f’L
 11本の1.5−間隔で傷を入れ、100個のオす目
ヲつ〈シ、セロハンテープ(巾25■、ニチバン社製)
を1す目に対して%Hさせて上方に急激にはがす。密着
性の評価は 五  外  観 (1)透明性 ヘース・メーターを用いて曇(jIl(4)で示す。
(2)  クラック 目視で観察し、以下の判定基準とした。
○・・・クラックの発生なし Δ・・・若干クラックの発生あシ ×・・・無数のクラック発生あう (熱水性テスト 90℃の熱水に3時間浸漬し、次いで熱水bら取出した
後、室温で1時間放置後、被膜の透明性とクラックにつ
いて目視編察し、更に密着性について評価した。
五 耐候性テスト Q、U、V(Qパネル社のUvテxp−1を用い、紫外
線照射4時間(奪回9L温度65℃)−凝結4時間(雰
囲気温度45℃)を1サイクルとして、1000時間加
速暴露テストを行った。暴露終了サンプルについて透明
性についてヘーズメーターを用い曇価を測定L、被膜の
クラックについては目視にて観察した。
実施例1 3−メタクリロキシプロピルトリメトキシフラン(商品
名A−174、日本ユニカー■)70tと(1001N
塩酸水溶液1a41Fを500ccビーカーに入れ液温
20℃で1時間攪拌し、透明な3−メタクリロキシプロ
ピルトリメトキシフランの加水分解物を得た。次に別の
容器に計量しであるメタノールシリカゾル(分散媒メタ
ノール、5i02濃度50重量%、庸品名メタ/−ルシ
リカゾル、日量化学@ ) 3s o を中に加水分解
物を混合し、20℃で4時間攪拌し、次いで一尾夜放置
熟威させた。この熟成液を別の容WK計量しであるビス
(アクリロキシエチル)ヒドロキシエチルイソシアヌレ
ート(商品名アロニツクスM−215、東亜合成■製)
175t1イソ−プロピルアルコール2109,2,4
゜6−トリメチルベンゾイルジフエニルホスフインオキ
サイド(商品名、Lucirin LR−8728、B
ASF@lll ) 4.9 tの混合液に加え、室温
で1時間攪拌し、被覆1;tMi成物を得た。
次に、この被覆材組成物を用いて、メタクリル樹脂射出
成形板3謹厚、I QQXl 00m(商品名アクリベ
ットVHOO1色調りリヤー三菱しイヨン■製)を0.
53+/θecの速度で浸漬塗布し、被膜を形成させた
後、室温雰囲気中で10分間放置し溶剤を蒸発させた。
次いでこれを次の紫外線照射条件で空気雰囲気下で硬化
させ硬化被膜の厚さ6Km の耐摩耗性メタクリル樹脂
射出成形板を得た。結果を表1に示す。
(紫外線照射条件) 最初にメタルハライドランプ(商品名MO4−L22、
アイグラフィック■製)を用い、照射距離20備でライ
ン速度2 m / m土nで照射した。このランプは波
長350〜400nm1565 nmの放射エネルギー
量の比率が50t6W/132.6W=五78であった
。次に高圧水銀灯(商品名11104−L21、アイグ
ラフィック■)を用い照射距離203でライン速度2溝
/minで照射した。このランプは、波長200〜25
0nm/365nmの放射エネルギー量の比率が57.
0!/22tOW=0.26であった。
実施例2 実施例1と同じ熟成液を調製した。この熟成液を別の容
器に計量しである 124ヒドロキシ−5−ターシャリーブチルフの混合液
に加え、室温で1時間攪拌し被覆材組成物を調製した。
次いで、この被覆材組成物を弔いて、ポリカーボネート
ml脂射出戎形板3■厚、100Xi 00m(商品名
レキサンL S −2、色調111クリヤー ゼネラル
・エレクトリック社製)をα3cm / 36zの速度
で浸漬塗布し、彼漠を形成させ室温T囲気中で10分間
放置し溶剤を蒸発させた。次いで実施例1と同じ紫外線
ラング(ただし、照射距離15国、ライン速度は1.5
m/minに変更)を用′ハて空気雰囲気下で照射し、
硬化被膜り厚さ5 umの耐寧耗性ボリカーボネー14
指射出戒形板を得た。結果を表1に示す。
実施例3 実施例1と同じ熟成液を調製した。この熟成液を別の容
器に調製しである lアロニツクスM−215120f チヌビン−P E           21. Of
からなる混合液に加え、室温で1時間攪拌し被覆材組成
物を調製した。この被覆材組成物を用い実施例2に準じ
て処理した。硬化被膜の厚さ6μmの耐摩耗性ポリカー
ボネート樹脂射出酸形板が得られた。結果を表1に示す
実施例4 実施例1のコロイダルシリカをイソ−プロパツールシリ
カゲル(分散媒イン−プロパツール、+9 i o、濃
度50重量傷、商品名イソ−プロパツールシリカゾル、
8産化学■#)に変更しただけで他は実施例1に準じた
。硬化被膜の厚さ瓜5μmの耐摩耗性メタクリル胃腸射
出成形板が得られた。結果を表1に示す。
実施例5 実施例2の被覆材組成物を用いて、実施例2に準じて処
理した。ただし、実施例2と異なる条件は60℃で10
分間放置し溶剤を蒸発させた。結果を表1に示す。
比較例1 実施I!AIの被覆材組成物中の光重合開始剤Luci
rin LR−8728をメチルベンゾイルフォーメー
ト(商品名 パイキュアー55、ストウファー社製)に
変更した他は実:A列1に準じて処理した。結果を表1
に示す。
比較例2 次の被覆材組成物を調製した。
この坂覆材岨18:物を用いて、実施例1に準じて処理
した。硬化被膜の厚さ6 amの耐摩耗性メダクリル樹
脂躬出成形板を得た。結果を表1に示す。
比較例3 実施例1の熟成液にLucirin LR−87281
,4tを加え被覆材組成物を得た。この被覆材部5!2
物を用い、実施例1に準じて処理した。硬化被膜5μm
の耐摩耗性メタクリル園脂射出成形板を得た。結果を表
1に示す。
比較例4 A−174701と(lo01N4111水溶液15、
affc容器に入れ、液温2o℃で1時間攪拌し、透明
な加水分解物を調製した。この加水分解物を、次の混合
物 に加え、室温で1時間攪拌し、a覆材組成物を得た。こ
の彼i材M成物を用い、実施例1に準じて処理した。硬
化被膜の厚さ6 pmの耐摩耗性メタクリル樹脂射出成
形板を得た。結果を表1に示す。
〔発明の効果〕
本発明によれば耐摩耗性や耐擦傷性に1え、耐候性や耐
久性に優t′1.た硬化被膜を合成明指成形品表面に形
式することがでさるため、工業上優れた効果を奏する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)一次粒径が1〜200mμのシリカ粒子を含
    むコロイダルシリカの固形分5〜60重量%、 (B)次式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 (式中、XはCH_2=CH−COO−基、CH_2=
    C(CH_3COO−基又はCH_2=CH−基、R_
    1は0又は炭素数1〜8のアルキレン基、R_2、R_
    3は炭素数1〜5のアルキル基、aは1〜3の正の整数
    、bは0〜2の正の整数でa+bは1〜3の正の整数。 )で示される単量体の加水分解物及び/又は加水分解部
    分縮合反応物5〜70重量%、 (C)次式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) (式中、Yは少なくとも1個がCH_2=CH−COO
    −基又はCH_2=C(CH_3)COO−基で、残り
    は▲数式、化学式、表等があります▼基又は ▲数式、化学式、表等があります▼基であり、m及びn
    は1〜8の正の整数である。)で示される単量体(C−
    1)が少なくとも20重量%以上含有してなる1分子中
    に2個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する多
    官能単量体又は単量体混合物40〜80重量%、 (D)次式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) (式中、R_4、R_5及びR_6はそれぞれフェニル
    基、置換フェニル基、ペンジル基、置換ペンジル基、炭
    素数1〜8のアルキル基又はオキシアルキル基である。 ) で示される光重合開始剤0.01〜5重量%、とからな
    る成分(A)、(B)、(C)及び(D)の合計100
    重量%の被覆材組成物。 2、特許請求の範囲第1項記載の成分(A)、(B)、
    (C)及び(D)の合計100重量%からなる被覆材組
    成物を合成樹脂成形品表面に塗布した後、波長350〜
    400nmの紫外線放射エネルギー量と波長365nm
    の紫外線放射エネルギー量の比率が2〜10の水銀ラン
    プを用いて照射し、次いで波長200〜250nmの紫
    外線放射エネルギー量と波長365nmの紫外線放射エ
    ネルギー量の比率が0.1〜1の水銀ランプを用いて照
    射することによつて、該合成樹脂成形品表面に1〜50
    μmの架橋硬化被膜を形成することを特徴とする耐摩耗
    性合成樹脂成形品の製造方法。
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