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JPH0546394B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0546394B2
JPH0546394B2 JP58242078A JP24207883A JPH0546394B2 JP H0546394 B2 JPH0546394 B2 JP H0546394B2 JP 58242078 A JP58242078 A JP 58242078A JP 24207883 A JP24207883 A JP 24207883A JP H0546394 B2 JPH0546394 B2 JP H0546394B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating composition
silicone
acrylic resin
dispersion
modified acrylic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58242078A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60135465A (ja
Inventor
Ikuro Mori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Momentive Performance Materials Japan LLC
Original Assignee
Toshiba Silicone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Silicone Co Ltd filed Critical Toshiba Silicone Co Ltd
Priority to JP58242078A priority Critical patent/JPS60135465A/ja
Publication of JPS60135465A publication Critical patent/JPS60135465A/ja
Publication of JPH0546394B2 publication Critical patent/JPH0546394B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野] 本発明はコーテイング用組成物に関し、更に詳
しくは、プラスチツク成形品、特にアクリル樹脂
成形品に対し、下塗りなしにコーテイングした
後、加熱硬化させることにより、被塗物と優れた
密着性を有し、且つ、表面硬度、耐摩耗性、可撓
性、耐薬品性、耐汚染性、染色性、表面滑り性、
撥水性及び耐候性等の性能に優れ、透明な乃至グ
レア防止効果を有する皮膜を与え、基材の保護に
有用なコーテイング用組成物に関する。 [発明の技術的背景とその問題点] プラスチツク成形品は、その軽量性、易加工
性、優れた耐衝撃性等の長所を生かして、眼鏡や
光学機器用のレンズ及びビルの窓ガラス、列車・
自動車等の輸送車両の窓ガラス等の広範な用途が
考えられている。 しかし、プラスチツク成形品は擦り傷がつき易
く、溶剤に侵され易い等の欠点を有しているため
に、透明性や外観が損なわれ易いという重大な問
題点を有しており、使用範囲がある程度限定され
ている。 このような問題点を解決するために、プラスチ
ツク成形品の表面に高項度を有し、耐溶剤性等に
も優れた皮膜を形成するためのコーテイング用組
成物に関していくつかの提案が成されている。し
かしながら、従来のコーテイング用組成物は耐擦
傷性において不十分であるか、又は密着性を向上
させるため予め下塗り液を使用しなければならず
作業性が悪い等の問題点を有している。 このようなコーテイング用組成物としては、例
えば、エチルシリケート等の四官能性シラン;メ
チルトリメトキシシラン、ビニルトリアルコキシ
シラン等の三官能性シラン及びその加水分解縮合
物;γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等の
シランカツプリング剤;コロイダルシリカ及びメ
チロール化メラミン、ポリビニルアルコール等の
有機化合物成分を種々組合わせたシリコーン樹脂
系コーテイング用組成物が既に製品化されてお
り、プラスチツクサングラスレンズ等に利用され
ている。しかしながら、これらのコーテイング用
組成物は、実用上十分な硬度及び被塗物との密着
性を得るためには90〜100℃以上の加熱硬化温度
を必要とし、プラスチツク基体の種類によつては
その熱変形温度を超えてしまうため、その性能を
十分に生かすことが出来ないという問題点を有し
ている。 これらの解決法として、基体との密着性を向上
させるために下塗り液を使用し、硬化用触媒をコ
ーテイング用組成物に添加して比較的低温での加
熱硬化でも硬度が十分となるようにする方法等が
採用されている。しかしこの方法では、コーテイ
ング処理回数が多いため作業性が悪くなる上、硬
化用触媒を添加することによりコーテイング用組
成物のポツトライフが短くなる。更に、得られる
皮膜は、硬度は十分であるものの基本との密着性
が十分ではなく、皮膜中に残存する触媒の影響に
より、耐熱性、耐候性が低下し、亀裂が生じ易く
なる等の問題点を有している。 一方、最近、透明タイプのコーテイング用組成
物に加え、艶消しタイプのコーテイング用組成物
を要求する声が高まつている。艶消しタイプのコ
ーテイング用組成物の用途は、例えば、ブラウン
管デイスプレイ用の反射防止フイルター、表示パ
ネル前面の光透過板等のグレア防止効果が要求さ
れるもの;屋内・屋外証明器具の電球又は蛍光灯
の保護板及び広告灯、広告板等の光を柔げたり、
高級な外観を付与する目的に供されるもの;浴室
用窓ガラス等の隠蔽乃至遮蔽効果が要求されるも
の;並びにその他光反射防止効果が要求されるも
の又は点光源を面光源に変えることが要求される
もの等においてである。 従来使用されている透明タイプのコーテイング
用組成物は、皮膜表面が鏡面光沢を有し、光透過
性が優れている反面、見る角度によつては光を鏡
面反射するために、例えば、ブラウン管デイスプ
レイや表示パネル等に塗布した場合には、文字や
図形の鮮映性が低下するという問題点を有してい
る。 一方、コーテイング用組成物を塗布しないプラ
スチツク成形体又はフイルム等をブラウン管デイ
スプレイ用の反射防止用フイルターとして使用し
た場合には、その表面にライトペン等を用いると
傷がつき易いという問題点を有している。又、照
明器具の反射板や保護板等に適用した場合には、
噴霧式殺虫剤等により、変色又は変形することが
あり、屋外において使用する広告保護板又は看板
等に適用した場合には、耐候性が十分ではないた
めに、黄変して外観が損なわれる等の問題点を有
している。更に、スリガラスを浴室等の窓に使用
する場合には、一般に、スリガラスは表面が湿潤
すると光散乱能力が低下し、隠蔽乃至遮蔽効果が
損なわれると共に、耐破砕性が劣るという問題点
を有している。 又、ノングレア効果を得るための加工法として
は、従来、例えば、サンドブラスト法、表面スク
ラツチ法及びコーテイング用組成物中に二酸化ケ
イ素等の無機物の粉体を配合する方法が知られて
いる。更に、反射防止皮膜を得るための加工法と
しては、例えば、プラスチツク表面に二酸化ケイ
素のベース皮膜を設け、その上に屈折率が異なる
2種以上の金属酸化物の薄膜を一定の厚みに積層
した多重干渉膜を、例えば、真空蒸着法、スパツ
タ法又は高周波イオンプレーテイング法により形
成する方法が知られている。しかしながら、上記
の方法の中で、サンドブラスト法及び表面スクラ
ツチ法は、ガラス及びプラスチツク等の素材の表
面精度を粗くするだけであり、何ら前述した問題
点の解決にはなつておらず、その他の処理を更に
必要とする。又、コーテイング用組成物中に二酸
化ケイ素等の無機物粉体を配合する方法は、粉体
が凝集し、沈降することによる組成物の安定性の
悪さ及び均一な外観或いは一定の外観を再現良く
得ることが困難であること等の取扱い上及び作業
上の問題点を有している。更に、金属酸化物の薄
膜を形成させる方法においては、設備に多大の費
用を要し、汎用するには未だ適当ではなく、且
つ、プラスチツク基体等に対して十分な密着性を
有する金属酸化物皮膜を形成することが困難であ
るという問題点を有している。 [発明の目的] 本発明の目的は、上記した問題点を解消し、プ
ラスチツク成形品、特にアクリル樹脂成形品等の
基体に塗布した場合に基体と優れた密着性を有
し、且つ、得られる皮膜が透明性乃至グレア防止
効果を有し、優れた耐摩耗性、可撓性、耐薬品
性、撥水性及び耐候性を有するコーテイング用組
成物を提供することにある。 [発明の概要] 本発明のコーテイング用組成物は、 一般式[]:R1Si(OH)3 [式中、R1は置換又は非置換の一価の炭化水素
基を表わす。] で示されるオルガノトリヒドロキシシラン及びそ
の部分縮合物とコロイダルシリカとの分散液並び
に (A) 一般式[]: [式中、R2は水素原子又は置換又は非置換の
n価の脂肪族炭化水素残基及び少なくとも1個
のエーテル結合を有する置換されたn価の脂肪
族炭化水素残基から成る群より選ばれた基を表
わし、R3は水素原子又は低級アルキル基を表
わし、nは1〜4の整数である。]で示される
ラジカル重合性アクリレートモノマーの少なく
とも1種と、 (B) 一般式[]: [式中、R4は一価の炭化水素基であり、R5
二価の炭化水素基であり、R6は水素原子又は
一価の炭化水素基を表わす。]で示されるアク
リルオキシ官能性シランの少なくとも1種との
共重合体から成るシリコーン変性アクリル樹脂
から成り、 該シリコーン変性アクリル樹脂を、該分散液の
固形分の総量に対し、0.1〜50重量%含有する
ことを特徴とするものである。 以下において、本発明を更に詳しく説明する。 本発明において使用される一般式[]で示さ
れるオルガノトリヒドロキシシランは、次式: R1Si(OR′)3 (式中、R′は一価のアルキル基を表わし、R1
前記と同意義である。) で示されるオルガノトリアルコキシシランを加水
分解することによつて得ることが可能である。こ
のようなオルガノトリアルコキシシランとして
は、例えば、メチルトリメトキシシラン、メチル
トリエトキシシラン、フエニルトリメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ
−アミノプロピルトリエトキシシラン、3,3,
3−トリフルオロプロピルトリメトキシシラン、
γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン及び
γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
等が挙げられる。本発明において使用されるオル
ガノトリヒドロキシシランとしては、上記のオル
ガノアルコキシシランのアルコキシ基がヒドロキ
シ基で置換されたものが挙げられる。 本発明において使用されるオルガノトリヒドロ
キシシラン及びその部分縮合物とコロイダルシリ
カとの分散液は、これらのオルガノトリアルコキ
シシランの少なくとも1種を、コロイダルシリカ
中に攪拌懸濁させ、例えば、酸又はアルミニウム
キレート等を触媒として用いて、20〜40℃の温度
範囲において、穏やかに加水分解を行なうことに
より調製することが可能である。この分散液は、
そのままでは安定性が乏しいので、例えば、アル
コール系及び/又はグリコールエーテル系の溶剤
で希釈後、減圧下、水−アルコール系溶媒の共沸
により、系中の水や加水分解副生物であるメタノ
ール、エタノール等の低沸点アルコールを系外に
除去する。次いで、再度希釈して、分散液の固形
分が10〜40重量%となるように調製して保存する
ことが好ましい。コーテイング用組成物として必
要な表面硬度を得るためには、上記分散液中に、
コロイダルシリカに由来するシリカ分が固形分の
総量に対して、10〜90重量%含有されており、残
部がオルガノトリヒドロキシシラン及びその部分
縮合物であることが好ましい。又、オルガノトリ
ヒドロキシシランはその少なくとも60モル%がメ
チルトリヒドロキシシランであることが更に好ま
しい。分散液の希釈に使用される溶剤としては、
イソプロピルアルコール、イソブチルアルコール
及び酢酸エチレングリコールモノエチルエーテル
等が好ましい。 一般式[]で示されるラジカル重合性アクリ
レートモノマーとしては、例えば、アクリル酸、
メタクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル
酸t−ブチル、アクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル
酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタク
リル酸t−ブチル、メタクリル酸グリシジル、メ
タクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸
2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ジメチル
アミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチ
ル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メトキシ
ジエチレングリコールアクリレート、メトキシジ
エチレングリコールメタクリレート、メトキシテ
トラエチレンメタクリレート及びメタクリル酸ア
リル等のモノアクリレートモノマー;エチレング
リコールジメタクリレート、ジエチレングリコー
ルジメタクリレート、1,3−ブチレングリコー
ルジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジ
メタクリレート、ジプロピレングリコールジメタ
クリレート、2,2−ビス(4−メタクリロキシ
ジエトキシフエニル)プロパン、ポリエチレング
リコールジメタクリレート、1,3−ブチレング
リコールジアクリレート及び2,2−ビス(4−
アクリロキシプロポキシフエニル)プロパン等の
ジアクリレートモノマー;トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート、トリメチロールエタント
リメタクリレート、トリメチロールプロパントリ
アクリレート、トリメチロールエタントリアクリ
レート、テトラメチロールメタントリアクリレー
ト等のトリアクリレートモノマー;及びテトラメ
チロールメタンテトラアクリレート等のテトラア
クリレートモノマー等が挙げられ、これらから成
る群より選ばれた1種もしくは2種以上のものが
使用される。 又、一般式[]で示されるアクリルオキシ官
能性シランとしては、例えば、γ−メタクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン、γ−アクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロ
キシプロピルトリエトキシシラン及びγ−メタク
リロキシプロピルトリイソプロポキシシラン等が
挙げられ、これらから成る群より選ばれた1種も
しくは2種以上のものが使用される。これらの中
でも入手が容易であることから、γ−メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシランを使用すること
が好ましい。 本発明のシリコーン変性アクリル樹脂は、上記
アクリレートモノマーの少なくとも1種と、アク
リルオキシ官能性シランの少なくとも1種を適当
な溶媒中に入れ、ラジカル重合開始剤を用いて共
重合させることにより得ることが可能である。共
重合は、重合度を抑制する目的から、アルコール
及び/又はエステル等の溶媒中で、溶媒重合によ
り行なうことが好ましく、このようにして得られ
る重合物は、分散液との配合が容易となる。 また、本発明においては、上記モノマーと、例
えば、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等
のモノマーを共重合させても差支えない。 上記ラジカル重合開始剤としては、有機過酸化
物;ベンゾイルペルオキシド、ジクロルベンゾイ
ルペルオキシド、ジクミルペルオキシド、ジ−t
−ブチルペルオキシド、2,5−ジ(ペルオキシ
ベンゾエート)ヘキシン−3、1,3−ビス(t
−ブチルペルオキシイソプロピル)ベンゼン、ラ
ウロイルペルオキシド、t−プチルパーアセテー
ト、t−ブチルパーベンゾエート、2,5−ジメ
チル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキ
シン−3、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−
ブチルペルオキシ)ヘキサン等のパーエステル化
合物;並びにアゾビスイソブチロニトリル(以
下、AIBNと称す。)、ジメチルアゾブチレート等
のアゾ化合物等が挙げられる。 ラジカル重合開始剤はモノマーの総量に対し、
0.01〜0.5重量%添加することが好ましく、更に
好ましくは0.05〜0.2重量%である。ラジカル重
合開始剤の添加量が0.01重量%未満であると、共
重合物の分子量が高くなり、分散液との混合が困
難となることがある。一方、0.5重量%を超えて
添加しても、共重合体の重合度は低下せず、得ら
れたシリコーン変性アクリル樹脂と分散液を混合
してコーテイングした場合、硬化皮膜とプラスチ
ツク基体、特にアクリル樹脂成形品に対する密着
性も一定値以上向上しない。 シリコーン変性アクリル樹脂の組成は、ラジカ
ル重合性アクリレートモノマーが70〜98モル%で
あり、残部がアクリルオキシ官能性シランである
ことが好ましい。アクリルオキシ官能性シランの
量が2モル%未満であると、共重合生成物の、分
散液の固形分に対する相溶性が不良となり、透明
な皮膜を得ることが困難となる場合がある。又、
30モル%を超えると耐擦傷性が低下する。 又、ラジカル重合性アクリレートモノマーのう
ち、少なくとも80モル%はモノアクリレートモノ
マーであることが好ましく、更に、モノアクリレ
ートモノマーのうち、少なくとも50モル%はメタ
クリル酸エステル及び/又はアクリル酸エステル
であることが好ましい。ラジカル重合性アクリレ
ートモノマーのうち、モノアクリレートモノマー
が80モル%未満であると、得られる共重合物の分
散液に対する相溶性が不良となり、分離沈降する
ことがある。更に、モノアクリレートのうち、メ
タクリル酸エステル及び/又はアクリル酸エステ
ルの量が50モル%未満であると、共重合物がゲル
化を起こし易く、反応の制御が困難となる場合が
ある。このようなメタクリル酸エステル及び/又
はアクリル酸エステルとしては、特にメタクリル
酸メチルを使用することが皮膜を密着性を向上さ
せる上から好ましい。 以上のようにして得られるシリコーン変性アク
リル樹脂は、適当な溶媒で希釈し、必要に応じて
重合禁止剤等を添加することにより、安定な状態
で保存することが可能である。 本発明のコーテイング用組成物は、上記オルガ
ノトリヒドロキシシラン及びその部分縮合物とコ
ロイダルシリカとの分散液並びにシリコーン変性
アクリル樹脂を、該分散液の固形分の総量に対
し、シリコーン変性アクリル樹脂の固形分が透明
な皮膜の形成を目的とする場合、0.1重量%以上、
10重量%未満となるように配合される。シリコー
ン変性アクリル樹脂の固形分が0.1重量%未満で
あると、被塗物との良好な密着性が得られない。
一方、グレア防止効果を有する皮膜の形成を目的
とする場合には、10〜50重量%となるように、よ
り好ましくは10〜40重量%となるように配合され
る。この範囲において、種々の程度のグレア防止
効果が選択可能である。50重量%を超えると、該
固形分の分散性と、硬化物の硬度が低くなり好ま
しくない。 又、本発明のコーテイング用組成物は、塗布時
の作業性及び皮膜厚の確保のために、組成物の固
形物が15〜30重量%となるように調製することが
好ましい。 更に、本発明のコーテイング用組成物には、必
要に応じて、紫外線吸収剤、レベリング剤又は硬
化用触媒等を添加しても差支えない。 本発明のコーテイング用組成物をアクリル樹脂
等から成る被塗物に塗布する場合には、特別な下
塗りなしでコーテイングし、風乾の後、70〜80℃
で2〜3時間加熱することにより、被塗物との優
れた密着性を有する皮膜を得ることが可能であ
る。 又、本発明のコーテイング用組成物をグレア防
止効果を必要とする用途において使用する場合に
は、特別な下塗りなしでポリカーボネート樹脂成
形品に塗布し、100〜120℃で1〜2時間加熱する
ことにより被塗物との優れた密着性を有する皮膜
を得ることも可能である。 [発明の効果] 本発明のコーテイング用組成物によれば、プラ
スチツク成形品、特にアクリル樹脂成形品に対
し、下塗りなしにコーテイングした後、加熱硬化
させることにより、被塗物と優れた密着性を有
し、且つ、表面硬度、耐摩耗性、可撓性、耐薬品
性、耐汚染性、染色性、表面滑り性、撥水性及び
耐候性等の性能に優れ、透明性乃至グレア防止効
果を有する、基材の保護に有用な皮膜が提供され
る。 以下において実施例を掲げ、本発明を更に詳し
く説明するが、これらは本発明を何ら限定するも
のではない。尚、実施例中、部は重量部を表わ
す。 [発明の実施例] 調製例 1 分散液の調製 メチルトリエトキシシラン32部、コロイダルシ
リカ(商品名:スノーテツクス;日産化学社製)
40部及び無水酢酸0.2部をフラスコに入れ、25〜
30℃に温度を制御しながら、24時間攪拌してアル
コキシシランを加水分解した。この反応液に、イ
ソブチルアルコール30部を加え、20〜70mmHgの
減圧下において、20〜40℃の温度で共沸ストリツ
ピングを行ない、加水分解副生物のエタノール及
びコロイダルシリカに含まれる水の過剰分を除去
した。次いで、イソプロピルアルコール、イソブ
チルアルコール及び酢酸エチレングリコールモノ
エチルエーテルの重量比1:5:1の混合溶剤を
添加し、固形分が30重量%となるように希釈して
分散液を得た。 調製例 2 シリコーン変性アクリル樹脂の調製 第1表に示すような配合により、各種メタクリ
ル酸エステル及び場合により更にメタクリル酸又
はアクリロニトリルと、γ−メタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン(商品名:A−174;日
本ユニカー社製)とを、イソプロピルアルコール
と酢酸エチルを重量比で1:1とした混合液中
で、AIBNを重合開始剤として共重合させた。こ
の反応液をエチレングリコールモノエチルエーテ
ルアセテートで希釈し、7種類(試料番号A−1
〜A−7)のシリコーン変性アクリル樹脂を得
た。 尚、表中、試料番号A−8はシリコーン分を含
まない比較試料である。
【表】 実施例 1 調製例1及び2で得た分散液及びシリコーン変
性アクリル樹脂を用いて、シリコーン変性アクリ
ル樹脂の固形分が分散液の固形分100部に対し、
第2表に示す配合量(部)で配合し、全体の固形
分が23重量%となるようイソブチルアルコール及
びエチレングリコールモノエチルエーテルアセテ
ートの重量比9:1の混合溶剤で希釈した。更
に、紫外線吸収剤として2,4−ジヒドロキシベ
ンゾフエノンを1.0重量%及びレベリング剤とし
てポリオキシアルキレン変性をシリコーンオイル
0.1重量%を添加混合し、本発明に係るコーテイ
ング用組成物1〜9を得た。これらの配合を第2
表に示す。 比較例 1 調製例1で得た分散液及び実施例2で得た比較
アクリル樹脂(試料番号A−8)を使用した他は
実施例3と全て同様にして比較コーテイング用組
成物10を得た。 比較例 2 実施例1において、シリコーン変性アクリル樹
脂を使用しない他は全て同様の操作で比較コーテ
イング用組成物11を得た。
【表】 実施例 2 実施例1及び比較例1及び2で得たコーテイン
グ用組成物を、イソプロピルアルコールで脱脂洗
浄したアクリル樹脂成形板(商品名:アクリペツ
トVH;三菱レイヨン社製)上に流し塗りし、23
〜25℃、35〜45%RHの条件に温湿度が制御され
たクリーンエア中において30〜40分間風燥した
後、熱風循環式恒温槽中で80℃、2時間加熱処理
して硬化皮膜を得た。この塗板を試験板として、
以下に示す塗膜性能試験を行なつた。その結果を
第3表に示す。但し、耐熱性はポリカーボネート
板(商品名:レキサンシート;ゼネラルエレクト
リツク社製)上にプライマー(商品名:PH91;東
芝シリコーン社製)を塗布した後、流し塗りし、
120℃、1時間加熱硬化させて得た試験板を使用
した。 皮膜の外観……目視試験。平滑な透明な皮膜
で、亀裂やクモリ、変色等がない場合を良好と
する。 皮膜の被塗物との密着性……基盤目テープ剥
離試験。JIS D−0202。 皮膜の耐摩耗製……標準摩耗輪CS−10使用、
ロータリーアブレツサー(東洋精機社製)にて
荷重500gで200回転かけた後のヘーズ値を測
定。 鉛筆硬度……JIS K−5400。 全光線透過率……試験板の全光線透過率を測
定した。 耐薬品性……0.1モル硝酸及び0.1モル水酸化
ナトリウムにそれぞれ室温で、24時間浸漬後、
塗膜に異状のない場合を良好とする。 耐溶剤性……アセトン、エタノール、ベンジ
ン、シンナー、トルエンにそれぞれ室温で、24
時間浸漬後、塗膜に異状のない場合を良好とす
る。 耐熱性……120℃で240時間放置後、塗膜に異
状のない場合を良好とする。 耐水性……70℃温水中に240時間浸漬後、塗
膜に異状のない場合を良好とする。 耐候性……カーボンアークサンシヤインウエ
ザーメーター中で耐候促進試験を行ない、1500
時間後に塗膜に異状のない場合を良好とする。
【表】
【表】 第3表から明らかなように、本発明のコーテイ
ング用組成物から得られる硬化皮膜は、従来品と
比較して、アクリル樹脂成形板との密着性が優
れ、耐摩耗性及び耐候性が向上していることが確
認された。又、その他の塗膜性能も従来のコーテ
イング用組成物と比較して同等以上であることが
確認された。 更に、本発明に係るコーテイング用組成物の硬
化皮膜は、可撓性及びポリエステル分散染料等に
よる染色性も改善されたものである。又、本発明
のコーテイング用組成物は、シリコーン変性アク
リル樹脂を添加することにより、この目的に用い
られたシリコーンコーテイング剤において、従来
必要とされた、塗膜性能を発現させるための熟成
工程を省略することが可能なものである。そし
て、本発明のコーテイング用組成物は、アクリル
樹脂以外のプラスチツク成形品、木材製品、金属
製品(メツキされたものを含む)その他へ適用す
ることが可能である。 実施例 3 調製例1で得た分散液及び調製例2で得たシリ
コーン変性アクリル樹脂A−1〜A−3を用い
て、シリコーン変性アクリル樹脂の固形分が分散
液の固形分100部に対し、第4表に示す部数にな
るように配合し、全体の固形分が23重量%となる
ようにジアセトンアルコール及びエチレングリコ
ールモノエチルエーテルアセテートの重量比9:
1の混合溶剤で希釈した。更に、紫外線吸収剤と
して2,4−ジヒドロキシベンゾフエノンを1.0
重量%及びレベリング剤としてポリオキシアルキ
レン変性シリコーンオイル0.1重量%を添加混合
し、本発明に係るコーテイング用組成物12〜16を
得た。これらのコーテイング用組成物を用いて、
実施例2と同様の方法でその塗膜性能を評価し
た。その結果を第4表に示す。尚、実施例2にお
ける耐摩耗性及び全光線透過率に替えて、耐擦傷
性、透明度及び解像性を下記条件にて測定した。 耐擦傷性……スチールウール#0000によるひつか
き試験。 (評価法)A:強くこすつても傷つかない。 B:強くこすると少し傷がつく。 C:こすると簡単に傷がつく。 透明度……分光光度計により透過率を測定し、
400〜700nm(可視領域)の透過率の平均値を透
明度とした。 解像性……ブラウン管デイスプレイ上に塗り板を
置いた際の文字読み取り性。
【表】 実施例 4 調製例1及び2で得た分散液及びシリコーン変
性アクリル樹脂を用いて、シリコーン変性アクリ
ル樹脂の固形分が分散液の固形分100部に対し、
第5表に示す配合量(部)で配合し、全体の固形
分が23重量%となるようイソブチルアルコール及
びエチレングリコールモノエチルエーテルアセテ
ートの重量比9:1の混合溶剤で希釈した。更
に、紫外線吸収剤として2,4−ジヒドロキシベ
ンゾフエノンを1.0重量%及びレベリング剤とし
てポリオキシアルキレン変性シリコーンオイル
0.1重量%を添加混合し、本発明に係るコーテイ
ング用組成物14及び17〜23を得た。これらの配合
を第5表に示す。
【表】 実施例 5 イソプロピルアルコールで脱脂洗浄したアリル
ジグリコールカーボネートの注型重合体の平板
(モノマー商品名:CR−39;ピツツバーグ・プレ
ート・グラス社製)上にγ−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン及びγ−ウレイドプロピル
トリエトキシシラン(2:1)の混合物を塗布し
た後、実施例1及び4並びに比較例2で得たコー
テイング用組成物を流し塗りし、100℃で2時間
加熱処理して硬化皮膜を得た。これらの塗板を試
験板として、以下に示す染色性試験を行なつた。
その結果を第6表に示す。 染色性試験……ビーカーに92〜93℃の熱水1を
入れ、これに染色剤(商品名:ブラウンH;日
本光学工業株式会社製)90c.c.を溶かし、染色液
を調製した。この染色液をホツトプレート上で
92〜93℃に保持しながら、上記試験板を5〜30
分間浸漬した後、目視により染色濃度の程度を
調べた。
【表】
【表】 実施例 6 調製例1で得た分散液及び調製例2で得たシリ
コーン変性アクリル樹脂A−1〜A−3を用い
て、シリコーン変性アクリル樹脂の固形分が分散
液の固形分100部に対し、第7表に示す部数にな
るように配合し、全体の固形分が20重量%となる
ようにジアセトンアルコール及びエチレングリコ
ールモノエチルエーテルアセテートの重量比9:
1の混合溶剤で希釈した。更に、紫外線吸収剤と
して2,4−ジヒドロキシベンゾフエノンを0.8
重量%及びレベリング剤としてポリオキシアルキ
レン変性シリコーンオイル1.0重量%を添加混合
し、本発明に係るコーテイング用組成物24〜29を
得た。 以上のようにして得たコーテイング用組成物
を、イソプロピルアルコールで脱脂洗浄したポリ
カーボネート板(商品名:レキサンシート;ゼネ
ラルエレクトリツク社製)上に下塗りすることな
く流し塗りし、23〜25℃、35〜45%RHの条件に
温湿度が制御されたクリーンエア中において30分
間風乾した後、熱風循環式恒温槽中で120℃、1
時間加熱処理して硬化皮膜を得た。この塗板を試
験板として、以下に示す塗膜性能試験を行なつ
た。その結果を第7表に併記する。 尚、耐沸騰水性試験以外は全て実施例2又は3
と同様の条件で行なつた。 皮膜の耐沸騰水性試験……試験板を沸騰水中に2
時間浸漬し、取り出して水洗した後、水分をふ
き取り、1時間放置して外観及び被塗物との密
着製を実施例2と同様にして行ない、異状のな
い場合を良好とする。
【表】 * 表面にわずかに粉体が析出した。
以上の結果から明らかなように、本発明のコー
テイング用組成物は被塗物との優れた密着性を有
し、且つ、表面硬度、耐摩耗性、可撓性、耐薬品
性、耐汚染性、染色性、表面滑り性、撥水性及び
耐候性等の性能が優れたものであり、更に、透明
乃至グレア防止効果を有する皮膜を与えるもので
あることが確認された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式[]:R1Si(OH)3 [式中、R1は置換又は非置換の一価の炭化水素
    基を表わす。] で示されるオルガノトリヒドロキシシラン及びそ
    の部分縮合物とコロイダルシリカとの分散液並び
    に (A) 一般式[]: [式中、R2は水素原子又は置換又は非置換の
    n価の脂肪族炭化水素残基及び少なくとも1個
    のエーテル結合を有する置換されたn価の脂肪
    族炭化水素残基から成る群より選ばれた基を表
    わし、R3は水素原子又は低級アルキル基を表
    わし、nは1〜4の整数である。]で示される
    ラジカル重合性アクリレートモノマーの少なく
    とも1種と、 (B) 一般式[]: [式中、R4は一価の炭化水素基であり、R5
    二価の炭化水素基であり、R6は水素原子又は
    一価の炭化水素基を表わす。]で示されるアク
    リルオキシ官能性シランの少なくとも1種との
    共重合体から成るシリコーン変性アクリル樹脂
    から成り、 該シリコーン変性アクリル樹脂を、該分散液の
    固形分の総量に対し、0.1〜50重量%含有するこ
    とを特徴とするコーテイング用組成物。 2 (A)の少なくとも50モル%がメタクリル酸エス
    テル及び/又はアクリル酸エステルである特許請
    求の範囲第1項記載のコーテイング用組成物。 3 (A)がメタクリル酸メチルである特許請求の範
    囲第2項記載のコーテイング用組成物。 4 シリコーン変性アクリル樹脂のアクリルオキ
    シ官能性シラン(B)を、(A)と(B)の合計量に対して2
    〜30モル%含有する特許請求の範囲第1項記載の
    コーテイング用組成物。 5 シリコーン変性アクリル樹脂を分散液の固形
    分の総量に対して0.1重量%以上、10重量%未満
    含有し、透明皮膜を与える特許請求の範囲第1項
    記載のコーテイング用組成物。 6 シリコーン変性アクリル樹脂を分散液の固形
    分の総量に対して10〜50重量%含有し、グレア防
    止効果及び染色性を有する皮膜を与える特許請求
    の範囲第1項記載のコーテイング用組成物。
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