JPH03274223A - 高Cr系耐熱鋼の強靭化熱処理法 - Google Patents
高Cr系耐熱鋼の強靭化熱処理法Info
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- JPH03274223A JPH03274223A JP7624790A JP7624790A JPH03274223A JP H03274223 A JPH03274223 A JP H03274223A JP 7624790 A JP7624790 A JP 7624790A JP 7624790 A JP7624790 A JP 7624790A JP H03274223 A JPH03274223 A JP H03274223A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は高いクリープ強度と高い靭性を有する高Cr系
耐熱鋼に関するものであり、特に、高温におけるクリー
プ強度か極めて優秀で且つ高靭性特性を有したフェライ
ト系耐熱鋼の強靭化熱処理法に係わるものである。
耐熱鋼に関するものであり、特に、高温におけるクリー
プ強度か極めて優秀で且つ高靭性特性を有したフェライ
ト系耐熱鋼の強靭化熱処理法に係わるものである。
(従来の技術)
高温、高応力負荷で長時間使用される鋼材として、クリ
ープ強度が高く且つ高い靭性を有するフェライト系耐熱
鋼が強く要望されている。
ープ強度が高く且つ高い靭性を有するフェライト系耐熱
鋼が強く要望されている。
この種の用途に供される鋼の例として、M。
Wを添加して高強度化し且つNi添加によってδフエラ
イト生成を阻止した12Cr系鋼(火力原子力発電vo
iJ7(198B> 727)などがある。
イト生成を阻止した12Cr系鋼(火力原子力発電vo
iJ7(198B> 727)などがある。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、従来の12Cr系鋼は強度と靭性のバラ
ンスが不適切なため、高温長時間の使用に対する信頼性
に著しく欠ける。
ンスが不適切なため、高温長時間の使用に対する信頼性
に著しく欠ける。
本発明は原子力、火力発電、化学工業等の高温、高応力
負荷で使用される高Cr系耐熱鋼の強靭化熱処理法を提
供するものである。
負荷で使用される高Cr系耐熱鋼の強靭化熱処理法を提
供するものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は高Crフェライト鋼のN1添加量を低く抑え、
代わってCOを添加し、さらにこの鋼に強靭化熱処理を
与えることによって、δフェライトの析出を抑制し且つ
金属間化合物を有効に利用することにより、クリープ強
度と同時に高い靭性を持たせることに成功したものであ
る。
代わってCOを添加し、さらにこの鋼に強靭化熱処理を
与えることによって、δフェライトの析出を抑制し且つ
金属間化合物を有効に利用することにより、クリープ強
度と同時に高い靭性を持たせることに成功したものであ
る。
本発明の特徴とするところは、重量比で、C: 0.0
5〜0.15%、S i : 0.1〜013%、Mn
:0.05〜0.7%、Cr:8〜13%、N i:0
.1%以下、co=1〜5%、Mo+0.5〜1.5%
、W:1〜4.5%、V : 0.05〜0.5%、N
b:0.01〜0.159fi、N:0.01〜0.1
%、残部Fe及び不可避的不純物からなる高Cr系鋼を
、1000℃以上で溶体化処理した後700℃以上A
c 1点以下で焼もどし、さらに620〜680℃で1
00時間以上の後段熱処理工程を施して、金属間化合物
を析出させることを特徴とする高強度・高靭性の高Cr
系耐熱鋼を得るところにある。
5〜0.15%、S i : 0.1〜013%、Mn
:0.05〜0.7%、Cr:8〜13%、N i:0
.1%以下、co=1〜5%、Mo+0.5〜1.5%
、W:1〜4.5%、V : 0.05〜0.5%、N
b:0.01〜0.159fi、N:0.01〜0.1
%、残部Fe及び不可避的不純物からなる高Cr系鋼を
、1000℃以上で溶体化処理した後700℃以上A
c 1点以下で焼もどし、さらに620〜680℃で1
00時間以上の後段熱処理工程を施して、金属間化合物
を析出させることを特徴とする高強度・高靭性の高Cr
系耐熱鋼を得るところにある。
(作 用)
以下本発明の限定理由を説明する。
本発明では、高Cr系フェライト鋼のNi添加量を低く
抑え代わってCoを添加し、さらにこの鋼に強靭化熱処
理を与えることによって、δフェライトの析出を抑制し
且つ金属間化合物を有効に利用することがポイントであ
る。
抑え代わってCoを添加し、さらにこの鋼に強靭化熱処
理を与えることによって、δフェライトの析出を抑制し
且つ金属間化合物を有効に利用することがポイントであ
る。
まずCは、十分な高温強度を確保し、且つδフェライト
の析出による二相化による靭性低下を防止するという点
から0.05%以上必要であるが、0°15%を超える
と金属間化合物の有効な析出を抑えるためかえってクリ
ープ強度か低下する。このためC量は0.05〜0.1
5%とする。
の析出による二相化による靭性低下を防止するという点
から0.05%以上必要であるが、0°15%を超える
と金属間化合物の有効な析出を抑えるためかえってクリ
ープ強度か低下する。このためC量は0.05〜0.1
5%とする。
Stは脱酸材として重要であり最低0.1%を必要とす
る。しかし、0.8%超添加した場合、クリープ強度と
靭性低下が著しい。したがってSi量は0.1%〜0.
8%とする。
る。しかし、0.8%超添加した場合、クリープ強度と
靭性低下が著しい。したがってSi量は0.1%〜0.
8%とする。
Mnは脱酸及び焼入れ性確保のため重要であるため最低
0.05%を確保する必要があるが、0,7%を超える
とクリープ強度を低下させる。このためMn1tは0.
05〜0.7%とする。
0.05%を確保する必要があるが、0,7%を超える
とクリープ強度を低下させる。このためMn1tは0.
05〜0.7%とする。
Crは強度と耐食性を確保する上で重要であるため最低
8%必要であるが、13%を超えるとδフェライトの析
出をまねく。したがってCr量は8〜13%とする。
8%必要であるが、13%を超えるとδフェライトの析
出をまねく。したがってCr量は8〜13%とする。
N1は通常この種の高Cr系鋼でδフエライト生成を抑
制させる目的で添加される。しかし、同時に金属間化合
物の析出を抑えクリープ強度の低下をまねくため本発明
では上限は0.1%という低い値に抑える。
制させる目的で添加される。しかし、同時に金属間化合
物の析出を抑えクリープ強度の低下をまねくため本発明
では上限は0.1%という低い値に抑える。
Coはδフェライトの析出を抑制する元素として本発明
では極めて重要であり、1%以上の添加を必要とする。
では極めて重要であり、1%以上の添加を必要とする。
しかし、5%超添加すると金属間化合物の粗大化を招き
靭性が著しく低下する。したがってCoalは1〜5%
とする。
靭性が著しく低下する。したがってCoalは1〜5%
とする。
Moは基地中に固溶した場合においても、また炭窒化物
や金属間化合物として析出した場合においても著しいク
リープ抵抗となるため最低0.5%必要であるが、1.
5%を超えるとδフェライトの析出が顕著となり、1つ
金属間化合物の粗大化をまねくため強度と靭性の著しい
低下が起こる。このためMojlは0.5〜1,5%と
する。
や金属間化合物として析出した場合においても著しいク
リープ抵抗となるため最低0.5%必要であるが、1.
5%を超えるとδフェライトの析出が顕著となり、1つ
金属間化合物の粗大化をまねくため強度と靭性の著しい
低下が起こる。このためMojlは0.5〜1,5%と
する。
WはMOと同様基地中に固溶した場合においても、また
炭窒化物や金属間化合物として析出した場合においても
著しいクリープ抵抗となる。最低1%必要である。しか
し、4.5%を超えるとδフェライトの析出が顕著とな
り、且つ金属間化合物の粗大化をまねくため強度と靭性
の著しい低下が起こる。このためW量は1〜4,5%と
する。
炭窒化物や金属間化合物として析出した場合においても
著しいクリープ抵抗となる。最低1%必要である。しか
し、4.5%を超えるとδフェライトの析出が顕著とな
り、且つ金属間化合物の粗大化をまねくため強度と靭性
の著しい低下が起こる。このためW量は1〜4,5%と
する。
■は炭窒化物として析出させて強度をii!保する上で
重要であるため最低0.05%必要であるが、0.5%
を超える添加はδフェライトの析出を招く。
重要であるため最低0.05%必要であるが、0.5%
を超える添加はδフェライトの析出を招く。
したがってV量は0.05%〜0.5%とする。
NbはV同様炭窒化物として析出して強度を確保するほ
か、結晶粒を微細化して靭性を与える元素としても重要
であるため最低0.01%が必要であるが、0615%
を超えるとその効果は飽和してしまうだけではなく溶接
性の低下も招く。したがってNb量は0.01〜0.工
5%とする。
か、結晶粒を微細化して靭性を与える元素としても重要
であるため最低0.01%が必要であるが、0615%
を超えるとその効果は飽和してしまうだけではなく溶接
性の低下も招く。したがってNb量は0.01〜0.工
5%とする。
Nは基地中に固溶しても、また、窒化物として析出して
も著しいクリープ抵抗として寄与するため最低0.01
%を必要とする。しかし、0.1%超を添加した場合、
靭性を損なうようになる。したがってN量は0、O1〜
0.1%とする。
も著しいクリープ抵抗として寄与するため最低0.01
%を必要とする。しかし、0.1%超を添加した場合、
靭性を損なうようになる。したがってN量は0、O1〜
0.1%とする。
次に金属間化合物を析出せしめる熱処理工程について述
べる。
べる。
金属間化合物の析出温度を予め調べたところ、620〜
680℃の温度範囲での100時間を超える保定による
後段熱処理工程を施すことにより、適度な金属間化合物
の析出が得られることがわかった。この場合、上記温度
範囲100時間未満の処理及び620℃未満680℃超
の熱処理では効果かない。
680℃の温度範囲での100時間を超える保定による
後段熱処理工程を施すことにより、適度な金属間化合物
の析出が得られることがわかった。この場合、上記温度
範囲100時間未満の処理及び620℃未満680℃超
の熱処理では効果かない。
よって後段熱処理は620〜680℃で100時間以上
とする。
とする。
一方、溶体化処理温度は、後段熱処理によって形成され
る金属間化合物を構成する元素を、予め十分に固溶させ
るために1000℃以上を要する。また、焼もどし温度
は転位密度を十分に減少させて靭性確保と再結晶防止の
ため700℃以上を要するが、A C1点以上では変態
転位が導入されてかえって靭性とクリープ強度が低下す
る。よって焼もどし温度は700℃以上AC1点以下と
する。
る金属間化合物を構成する元素を、予め十分に固溶させ
るために1000℃以上を要する。また、焼もどし温度
は転位密度を十分に減少させて靭性確保と再結晶防止の
ため700℃以上を要するが、A C1点以上では変態
転位が導入されてかえって靭性とクリープ強度が低下す
る。よって焼もどし温度は700℃以上AC1点以下と
する。
(実 施 例)
実施例 1
第1表に示す成分範囲の供試鋼を作製し、これE108
0℃の溶体化処理と780℃の焼もどし処理を施した後
650℃、155時間の後段熱処理を行い、650℃、
13kg f /−の条件のクリープ破断試験を行った
。また、650℃、1000時間の時効前後のシャルピ
ー衝撃値の比較を行った。
0℃の溶体化処理と780℃の焼もどし処理を施した後
650℃、155時間の後段熱処理を行い、650℃、
13kg f /−の条件のクリープ破断試験を行った
。また、650℃、1000時間の時効前後のシャルピ
ー衝撃値の比較を行った。
1s1表に示す鋼のうちNIIL1〜No、4は本発明
の成分範囲の鋼であり、M5〜No、19は本発明の成
分範囲外の比較鋼である。
の成分範囲の鋼であり、M5〜No、19は本発明の成
分範囲外の比較鋼である。
比較鋼M5はCが本発明以下、比較鋼NQ、6及び恥7
はそれぞれSlとMnが本発明以上、また、比較鋼NQ
、8はCrが本発明以上である。比較鋼部9及びNo、
10はNjが本発明の上限を上回る。比較鋼411はC
oが本発明以下、11kL12はCoが本発明以上であ
る。また、比較鋼に13及び11kLL4はMoがそれ
ぞれ本発明成分の下限及び上限を超え、比較鋼Th15
及びklBはWがそれぞれ本発明成分の下限及び上限を
超える。さらに、比較鋼部17はV1比較鋼拠18はN
bがそれぞれ本発明以上、比較鋼部19はNが本発明以
下の添加である。比較鋼Na、5はCが本発明成分を下
回るためδフエライト析出による二相化が起こり靭性低
下が著しい。比較鋼部6と胤7はそれぞれSlとMnが
本発明成分を上回って添加されているためクリープ強度
が低い。
はそれぞれSlとMnが本発明以上、また、比較鋼NQ
、8はCrが本発明以上である。比較鋼部9及びNo、
10はNjが本発明の上限を上回る。比較鋼411はC
oが本発明以下、11kL12はCoが本発明以上であ
る。また、比較鋼に13及び11kLL4はMoがそれ
ぞれ本発明成分の下限及び上限を超え、比較鋼Th15
及びklBはWがそれぞれ本発明成分の下限及び上限を
超える。さらに、比較鋼部17はV1比較鋼拠18はN
bがそれぞれ本発明以上、比較鋼部19はNが本発明以
下の添加である。比較鋼Na、5はCが本発明成分を下
回るためδフエライト析出による二相化が起こり靭性低
下が著しい。比較鋼部6と胤7はそれぞれSlとMnが
本発明成分を上回って添加されているためクリープ強度
が低い。
比較鋼に8はCrが本発明成分以上であるため、δフエ
ライト析出による二相化が起こり靭性低下が著しい。比
較鋼部9とkloはNiが本発明以上であるため金属間
化合物の利用が十分でなく、クリープ強度が低い。比較
鋼部11はCoが本発明以下であるためδフェライトが
析出して靭性が低下しており、逆にNQ、12はCoが
本発明以上であるため、金属間化合物が粗大化しかえっ
て靭性低下が起こっている。比較鋼Th13とN1u5
はそれぞれM。
ライト析出による二相化が起こり靭性低下が著しい。比
較鋼部9とkloはNiが本発明以上であるため金属間
化合物の利用が十分でなく、クリープ強度が低い。比較
鋼部11はCoが本発明以下であるためδフェライトが
析出して靭性が低下しており、逆にNQ、12はCoが
本発明以上であるため、金属間化合物が粗大化しかえっ
て靭性低下が起こっている。比較鋼Th13とN1u5
はそれぞれM。
とWが本発明の下限を下回るためクリープ強度が低い。
一方、比較鋼に14とNo、1[iはそれぞれMoとW
が本発明の上限を上回るため靭性低下が著しい。
が本発明の上限を上回るため靭性低下が著しい。
比較鋼部17と418はそれぞれ■及びNbが本発明以
上であるため靭性低下が起こる。また比較鋼部19はN
が本発明を下回るためクリープ強度及び靭性の低下が著
しい。これらに対し、本発明成分を有する弘1〜1Vk
1.4は十分なりリープ強度を有し、且つ靭性特性に優
れる。
上であるため靭性低下が起こる。また比較鋼部19はN
が本発明を下回るためクリープ強度及び靭性の低下が著
しい。これらに対し、本発明成分を有する弘1〜1Vk
1.4は十分なりリープ強度を有し、且つ靭性特性に優
れる。
実施例 2
第2表に示す成分範囲の供試鋼を作製し、これに第3表
にA−Kに示す11通りの熱処理を施した後、実施例1
と同じ<650℃、13kg f / mJの条件のク
リープ破断試験、及び650℃、1000時間の時効前
後のシャルピー衝撃値の比較を行った。
にA−Kに示す11通りの熱処理を施した後、実施例1
と同じ<650℃、13kg f / mJの条件のク
リープ破断試験、及び650℃、1000時間の時効前
後のシャルピー衝撃値の比較を行った。
第3表に示す熱処理法のうちA−Dは本発明法であり、
E−には比較法である。
E−には比較法である。
第 2 表
比較法Eは後段熱処理を施さない方法、比較法F及びG
は後段熱処理温度が620℃以下の方法、Hは後段熱処
理温度が680℃を超える方法、Iは後段熱処理時間が
100時間以下の方法、Jは溶体化処理温度が1000
℃以下の方法、Kは焼もどし温度が700℃以下の方法
であり、いずれも本発明外の方法である。比較法E−1
はいずれも金属間化合物の析出が不十分であるためクリ
ープ強度が低く、靭性低下も顕著である。比較i’lJ
は溶体化が不十分であるためクリープ強度が低く、Kは
焼もどしが不十分であるためクリープ強度・靭性ともに
低い。それに対し、本発明の熱処理法A−Dによる鋼は
全て十分なりリープ強度と靭性を有する。
は後段熱処理温度が620℃以下の方法、Hは後段熱処
理温度が680℃を超える方法、Iは後段熱処理時間が
100時間以下の方法、Jは溶体化処理温度が1000
℃以下の方法、Kは焼もどし温度が700℃以下の方法
であり、いずれも本発明外の方法である。比較法E−1
はいずれも金属間化合物の析出が不十分であるためクリ
ープ強度が低く、靭性低下も顕著である。比較i’lJ
は溶体化が不十分であるためクリープ強度が低く、Kは
焼もどしが不十分であるためクリープ強度・靭性ともに
低い。それに対し、本発明の熱処理法A−Dによる鋼は
全て十分なりリープ強度と靭性を有する。
(発明の効果)
本発明により、特に高温・高応力負荷で長時間使用され
る鋼材の供給が可能となり、原子力、火力発電、化学工
業等に与える効果は極めて大きい。
る鋼材の供給が可能となり、原子力、火力発電、化学工
業等に与える効果は極めて大きい。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 重量比で、 C:0.05〜0.15%、 Si:0.1〜0.8%、 Mn:0.05〜0.7%、 Cr:8〜13%、 Ni:0.1%以下、 Co:1〜5%、 Mo:0.5〜1.5%、 W:1〜4.5%、 V:0.05〜0.5%、 Nb:0.01〜0.15%、 N:0.01〜0.1%、 残部Fe及び不可避的不純物からなる高Cr系鋼を、1
000℃以上で溶体化処理した後700℃以上Ac_1
点以下で焼もどし、さらに620〜680℃で100時
間以上の後段熱処理工程を施して金属間化合物を析出さ
せることを特徴とする高Cr系耐熱鋼の強靭化熱処理法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7624790A JPH0674452B2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 高Cr系耐熱鋼の強靭化熱処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7624790A JPH0674452B2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 高Cr系耐熱鋼の強靭化熱処理法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03274223A true JPH03274223A (ja) | 1991-12-05 |
JPH0674452B2 JPH0674452B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=13599859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7624790A Expired - Lifetime JPH0674452B2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 高Cr系耐熱鋼の強靭化熱処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0674452B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04147948A (ja) * | 1990-10-12 | 1992-05-21 | Hitachi Ltd | 高温蒸気タービン用ロータシヤフト |
JPH05311344A (ja) * | 1992-05-14 | 1993-11-22 | Nippon Steel Corp | 高温強度ならびに靱性に優れたフェライト系耐熱鋼 |
WO1996001334A1 (fr) * | 1994-07-06 | 1996-01-18 | The Kansai Electric Power Co., Inc. | Procede de production d'un alliage a base de fer ferritique et acier thermoresistant ferritique |
-
1990
- 1990-03-26 JP JP7624790A patent/JPH0674452B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04147948A (ja) * | 1990-10-12 | 1992-05-21 | Hitachi Ltd | 高温蒸気タービン用ロータシヤフト |
JPH05311344A (ja) * | 1992-05-14 | 1993-11-22 | Nippon Steel Corp | 高温強度ならびに靱性に優れたフェライト系耐熱鋼 |
WO1996001334A1 (fr) * | 1994-07-06 | 1996-01-18 | The Kansai Electric Power Co., Inc. | Procede de production d'un alliage a base de fer ferritique et acier thermoresistant ferritique |
US5888318A (en) * | 1994-07-06 | 1999-03-30 | The Kansai Electric Power Co., Inc. | Method of producing ferritic iron-base alloys and ferritic heat resistant steels |
US6174385B1 (en) * | 1994-07-06 | 2001-01-16 | The Kansai Electric Power Co., Inc. | Ferritic heat resistant steels |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0674452B2 (ja) | 1994-09-21 |
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