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JPH03247192A - テレビジョン受信機 - Google Patents

テレビジョン受信機

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Publication number
JPH03247192A
JPH03247192A JP2045194A JP4519490A JPH03247192A JP H03247192 A JPH03247192 A JP H03247192A JP 2045194 A JP2045194 A JP 2045194A JP 4519490 A JP4519490 A JP 4519490A JP H03247192 A JPH03247192 A JP H03247192A
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JP
Japan
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signal
frequency
interpolation
block
reproduced
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Application number
JP2045194A
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English (en)
Other versions
JP2893801B2 (ja
Inventor
Ikuo Someya
郁男 染谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2045194A priority Critical patent/JP2893801B2/ja
Priority to KR1019910002779A priority patent/KR100204441B1/ko
Priority to US07/658,670 priority patent/US5148270A/en
Publication of JPH03247192A publication Critical patent/JPH03247192A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2893801B2 publication Critical patent/JP2893801B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/12Systems in which the television signal is transmitted via one channel or a plurality of parallel channels, the bandwidth of each channel being less than the bandwidth of the television signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/015High-definition television systems
    • H04N7/0152High-definition television systems using spatial or temporal subsampling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野:・ 本発明は、例えば所謂M U S E方式で帯域圧縮さ
れたハイビジョン信号のデコーダとして使用して好適な
テレビジョン受信機に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、入力信号にフレーム間補間とフィールド間補
間とを行なう第1の再生手段と、その入力信号にフィー
ルド内補間を行なう第2の再生手段と、再生対象となる
画素の動きの時間方向の周波数が小さいときにはその第
1の再生手段の再生信号を選択しその周波数が大きいと
きにはその第2の再生手段の再生信号を選択する動き領
域検出手段とを有するテレビジョン受信機において、そ
の入力信号にフィールド間補間のみを行なう第3の再生
手段を設け、その動き領域検出手段をその再生対象とな
る画素の動きの時間方向の周波数が中程度のときにその
第3の再生手段の再生信号を選択するようになしたこと
により、時間方向の周波数が中程度の中間面領域の再生
画像の所謂ボケを少なくできるようにしたものである。
〔従来の技術〕
ハイビジョン放送を衛星放送の1チヤンネル(帯域幅2
7 !J Hz )で放送するためには、変調方式をF
Mとした場合、信号帯域幅20〜25MHz程度のハイ
ビジョン信号の帯域幅を9MHz程度以下まで圧縮する
必要がある。そのハイビジョン放送を衛星1チヤンネル
で放送するために、ハイビジョン画質を大きく損なうこ
とな(ハイビジョン信号のベースバンド帯域を8.1M
Hzまで圧縮する方式であるMUSE(Multipl
e Sub−Nyquist−9ampling En
coding)方式が開発されている。
MUSE方式のエンコーダにおいては、映像信号をアナ
ログ/デジタル変換した後に、サンプル点を間引く (
サブサンプリングする)ことによりその映像信号の帯域
圧縮を行なう。映像信号は、水平方向、垂直方向、時間
方向の3次元の軸により表現される信号であり、それら
3次元の軸の何れかに沿って又はそれら3次元の軸に交
差する任意の軸に沿ってサブサンプリングを行なうこと
ができる。また、成る軸に沿って1/2のサブサンプリ
ングを行なうと、その軸方向の映像信号の解像度が1/
2になる。MUSE方式では、人間の視覚特性が動く画
像に対して解像度が低下することを利用して、動き検出
により各画素毎に静止画素であるか動画素であるかを検
出し、サンプリング周波数が48.6M)Izの入力信
号のサブサンプリング方式を適応的に切替えている。
即ち、静止画素の領域(静止画領域)では、順次24.
3MHzのクロックパルスによるフィールドオフセット
サブサンプリング(以下、rvosJと略称する。)→
12M)Iz の補間フィルタリング−サンプリング周
波数の32.4MHzへの変換−16,2MHzのクロ
ックパルスによるフレームオフセットサブサンプリング
(以下、rFO5Jと略称する。)の処理を施す。尚、
1フレーム当りの水平走査線数が奇数の場合にはFO3
はラインオフセットサブサンプリング(以下、rLO3
,と略称する。)と等価になるので、FO8はフレーム
/ラインオフセットサブサンプリング(FO3/LO3
>とも考えることができる。また、動画素の領域(動画
領域)では、IIIN次16 M Hzのローパスフィ
ルタによる帯域制限−サンプリング周波数の32.4M
Hzへの変換→16.2MHz のクロックパルスによ
るラインオフセットサブサンプリング(LO5)の処理
を施す。実際には、現画像の各画素毎に静止画領域とみ
なした間引き信号及び動画領域とみなした間引き信号を
生成し、最後に各画素のフレーム間の信号の変化の程度
に応じてそれら2個の間引き信号を加重混合する如くな
している。
第11図は従来の!J U SE方式の伝送帯域を示し
、この第11図の横軸は現画像の水平方向の空間周波数
を信号のサンプリング周波数(M)Iz)  を単位と
して表わし、縦軸は現画像の垂直方向の空間周波数を1
画面内の水平走査線の数であるC /ph (cycl
es/picture height)  を単位とし
て表わす。尚、水平方向のサンプリング周波数の単位M
Hzは水平方向の毎秒当りのサンプル数を示すMsps
 (spmp lesρer 5econd)  と同
じ意味で使用している。また、垂直方向の空間周波数の
単位としては口17本〕も使用されるが、 1 Cc/pt+)=2 CTV本〕 の関係がある。また、ハイビジョン信号の1フレーム当
りの水平走査線数は1125本、MUSE信号の入力信
号のサンプリング周波数は4g、6Mt(z 、ハイビ
ジョン信号のフィールド周波数は60Hzであるため、
ナイキストの定理により垂直方向、水平方向及び時間方
向の伝送帯域の上限は夫々1125/ 2 c /ph
24、3MHz及び30七である。
第11図において、略三角形の領域(1)が静止画領域
の伝送帯域、三角形の領域(2)が動画領域の伝送帯域
を示し、オフセットサブサンプリングによって静止画及
び動画領域において夫々斜め方向の解像度が1/2にな
っている。また、静止画領域では2フレームで1画面が
構成され、動画領域では1フイールド内の補間により1
画面が構成されるため、画像の動きの時間方向の周波数
(テンポラル周波数)の歪みなく伝送できる最大値は、
静止画領域の伝送帯域(1)及び動画領域の伝送帯域(
2)で夫々フレーム周波数の1 / 4 (7,5Hz
)及びフィールド周波数の1 / 2 (30Hz)と
なる。但し、静止画領域の伝送帯域(1)の水平方向の
周波数が4MHz以下の帯域においては、FO3による
折り返し歪みが生じないため、テンポラル周波数の最大
値は15七となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のように従来の!、l LI S E方式において
は、動きのテンポラル周波数が7.5Hz以下の領域は
静止画領域として処理されるため、水平方向、垂直方向
及び斜め方向共に解像度は良好である。しかしながら、
動きのテンポラル周波数が7.5七を超えた領域は総て
動画領域として処理されることになるが、動画領域の伝
送帯域(2)は特に斜め方向が制限されているため、例
えば比較的小さいピッチ(水平走査線数で略4C丁本即
ち6本程度)で形成された斜線が7.5Hzを超えた周
波数で振動しているような場合には、その斜線がボケで
しまう不都合がある。
これに関して、MtlSE方式による帯域圧縮方法自体
を改善して例えば動きのテンポラル周波数が7、5Hz
から所定幅の帯域に存在する領域の信号(中間画信号)
についてはより高い解像度の信号を伝送するようにする
ことも可能であるが、これでは放送システム自体の変更
となり実用性に乏しい。従って、放送局側のエンコーダ
は何等変更することなく視聴者側のデコーダ(MIIS
E方式対応のテレビジョン受信機)だけを変更すること
によって、その中間画信号の解像度を改善できることが
望ましい。
本発明は斯る点に鑑み、デコーダとしてのテレビジョン
受信機側だけを改善することによって、MIISE方式
の場合に生じ得る時間方向の周波数が中程度の領域の再
生画像の所謂ボケを少なくすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によるテレビジョン受信機は、例えば第1図に示
す如く、入力信号にフレーム間補間とフィールド間補間
とを行なう第1の再生手段(45゜51)と、その入力
信号にフィールド内補間を行なう第2の再生手段(46
)と、再生対象となる画素の動きの時間方向の周波数が
小さいとき(例えばフレーム周波数の1/4以下)には
その第1の再生手段(45,51)の再生信号を選択し
その周波数が大きいとき(例えばフレーム周波数の1/
2〜フイ一ルド周波数の1/2)にはその第2の再生手
段(46)の再生信号を選択する動き領域検出手段(4
8)とを有するテレビジョン受信機において、その入力
信号にフィールド間補間のみを行なう第3の再生手段(
55)を設け、その動き領域検出手段(48)をその再
生対象となる画素の動きの時間方向の周波数が中程度の
とき(例えばフレーム周波数の1/4〜フレ一ム周波数
の1/2)にその第3の再生手段(55)の再生信号を
選択するようになしたものである。
〔作用コ 斯かる本発明によれば、その第3の再生手段(55)で
はフィールド間補間のみが行なわれるが、ナイキストの
サンプリング定理によれば、フィールド間補間を行なう
ときに歪みなく伝達できる信号の時間方向の最大周波数
は、フレーム間補間を行なう場合に伝達できる最大周波
数とフィールド内補間を行なう場合に伝達できる最大周
波数との略中間の値になる。また、フィールド間補間を
行うときの解像度はフレーム間補間を行なう場合の解像
度とフィールド内補間を行なう場合の解像度との略中間
の値になる。
従って、再生対象となる画素の動きの時間方向の周波数
が中程度のときにその第3の再生手段(55)の再生信
号を用いることにより、その第2の再生手段(46)の
再生信号を使用する場合に比べて再生画像の解像度を改
善して所謂ボケを少なくすることができる。
〔実施例〕
以下、本発明によるテレビジョン受信機の一実施例につ
き第1図〜第10図を参照して説明しよう。
本例はM[ISE方式のデコーダに本発明を適用したも
のである。
第1図は本例のデコーダを示し、この第1図において、
(42)は入力端子、(43)はローパスフィルタ回路
、サンプリング周波数が16M)lzのアナログ/デジ
タル変換器及び伝送路用逆ガンマ特性回路等を含む人力
ブロックを示し、図示省略した例えば衛星放送(BS)
チューナより出力されたMtlSE方式のベースバンド
信号をその入力端子(42)を介してその人力ブロック
(43)に供給する。また、(44)はそのベースバン
ド信号よりアナログ/デジタル変換等のためのクロック
パルスCKを再生する同期検出回路である。
(45〉は2フレ一ム分のデータの補間によりサンプリ
ング周波数が32M)lz の1フレ一ム分の静止画信
号を得るフレーム間補間ブロック、(46)は1フイ一
ルド分のデータの補間によりサンプリング周波数が32
UIzの1フイ一ルド分の動画信号を得るフィールド内
補間ブロック、(47)は全体として従来のMUSε方
式のデコーダに対して新たに追加されたブロック、(4
8)は動き領域検出回路を示し、人力ブロック(43)
より出力される映像信号をそれら補間ブロック(45)
、(46)  、追加されたブロック(47)及び動き
領域検出回路(48)に共通に供給する。
フレーム間補間ブロック(45)の出力信号の内の輝度
信号Y及び色信号Cについて夫々レート変換ブロック(
49)にてサンプリング周波数を48M1(z及び64
MHz に変換し、このレート変換後の信号を12MH
zのローパスフィルタブロック(50)及ヒフイールド
間補間ブロック(51)を介して乗算器(52)の一方
の入力ポートに供給し、この乗算器(52)の出力信号
を加算器(59)の一方の人力ポートに供給する。その
フィールド間補間ブロック(51)は周知の如く2フイ
ールドの信号にフィールドオフセットサブサンプリング
(VO5)を行って得られた信号を、第11図の領域〔
1〕で示す特性を有する静止画信号用の前萱フィルタで
補間することによって、1フレ一ム分の静止画信号を復
元する。
フィールド内補開ブロック(46)は第11図の領域(
2)で示す動画信号用のフィルタ特性を有し、この補間
ブロック(46)によって再生された動画信号を乗算器
(53)の一方の入力ポートに供給する。
追加されたブロック(47)において、(55)は第2
図の領域(3)で示すフィルタ特性を有するフィールド
間補間ブロックを示し、入力ブロック(43)の8力信
号をこのフィールド間補間ブロック(55)に供給する
。そのフィールド間補間ブロック(55)はその入力信
号をフィールド加算した後に、この加算した信号を第2
図の領域(3)の特性を有するフィルタで補間すること
によって水平方向の周波数が32MHzの中間画信号を
再生する。この中間画信号を乗算器(56)の一方の入
力ポートに供給し、この乗算器(56)の出力信号を加
算器(54)の他方の入力ポートに供給し、この加算器
(54)の出力信号の内の輝度信号Y及び色信号Cのサ
ンプリング周波数を夫々レート変換ブロック(57)に
て48MHz 及び64MHzに変換し、これらレート
変換後の信号を乗算器(58)の一方の入力ポートに供
給し、この乗算器(58)の出力信号を加算器(59)
の他方の入力ポートに供給する。(60)はTCI(時
分割多重)デコーダを示し、このTCIデコーダ(60
)は周知の如く加算器(59)の出力信号の内の色信号
Cに時間伸張等の処理を施すことにより輝度信号Y及び
色差信号R−Y、B−Yを生成する。これらの輝度信号
Y及び色差信号R−Y、B−Yをデジタル/アナログ変
換器(61)を介して図示省略した受像管に供給する。
動き領域検8回路(4B)において、(62)は2フレ
ームメモ!J 、(63)は減算器を示し、入力ブロッ
ク(43)より出力される映像信号を直接に及び2フレ
ームメモ!J (62)を介して夫々減算器(63)の
減算側入力ポート及び加算側入力ポートに供給する。
MIJ旺方式のエンコーダにおいては最終的にフレーム
/ラインオフセットサブサンプリング(FO3/LO3
)を行っているため1フレ一ム間では同じサンプル点が
存在しないが2フレ一ム間では常に同じサンプル点が存
在するため、その減算器(63)の出力信号は伝送され
て来た画像の各画素の動きを正確に表わす信号となる。
(64)及び(65)は夫々レベル検出器を示し、レベ
ル検出(64)にはその減算器(63)の出力信号及び
値が正の信号L3を供給し、レベル検出器(65)には
その減算器(63ンの出力信号及び値が正の信号L4を
供給する。本例では第3図に示す如<L3<L4に設定
し、信号L3に対応する動きのテンポラル周波数は7.
5Hz信号L4に対応する動きのテンポラル周波数は1
5七に設定する。
そして、レベル検出器(64)はその減算器(63)の
出力信号の絶対値が0から信号L3の値を経てより大き
な値に変化するのに応じて、第3図に示す如く、値が0
から1に変化する4ビツトの動き制御信号MC3を生成
し、この動き制御信号MC3を直接に及びフレームメモ
!J (66)を介して夫々最大値回路(67)に供給
し、最大値回路(67)は2つの入力信号の内の値が大
きい信号(以下、「動き制御信号M C5Jという。)
を取出し、この動き線信号MC5を乗算器(58)の他
方の人力ポートに供給すると共に、反転器(72)を介
して値が“1−MC5”となる動き制御信号を乗算器(
52)の他方の入力ポートに供給する。最大値回路(6
7)を使用するのは、静止画領域は2フレームのデータ
から1画面分のデータを再生するようになっているため
、現フレームだけでなく前フレームの動き情報をも正確
に検出するた狛である。
一方、レベル検出器(65)はその減算器(63)の8
力信号の絶対値が0から信号L4の値を経てより大きな
値に変化するのに応じて、値が0から1へと変化する4
ビツトの動き制御信号MC4を生成し、この動き制御信
号MC4を直接に及びフレームメモ!J (68)を介
して最大値回路(69)に供給し、最大値回路(69)
は2つの入力信号の内の値が大きい信号(以下、「動き
制御信号MC6Jという。)を取出し、この動き制御信
号MC6を乗算器(53)の他方の入力ポートに供給す
ると共に、反転器(73)を介して値が“1−MC6″
となる動き制御信号を乗算器(56)の他方の入力ポー
トに供給する如くなす。
伝送されて来た画像データの内の再生の対象となる画素
の動きの時間方向の周波数(テンポラル周波数)を第4
図の横軸に表わすと、この第4図に示す如く、上述の動
き制御信号MC5及びMC6の作用により、その周波数
が0から7.5Hzまでの間はフレーム間補間ブロック
(45)〜フィールド間補間ブロック(51)で復元さ
れた信号(静止画信号)が受像管側へ供給され、その周
波数が7.5Hzから15Hzまでの間は主にフィール
ド間補間ブロック(55)で復元された信号(中間画信
号)が受像管側へ供給され、その周波数が15七から3
0Hzまでの間はフィールド内補間ブロック(46)で
復元された信号(動画、信号)が受像管側へ供給される
。また、時間方向の周波数が7.5Hzから所定幅(例
えば31(z)の領域を領域(74)、周波数が15H
zから所定幅の領域を領域(75)とすると、領域(7
4)では静止画信号と中間画信号とが加重混合されて受
像管側へ供給され、領域(75)では中間画信号と動画
信号とが加重混合されて受像管側へ供給される。
上述のように第1図例のデコーダは動き領域検出回路(
48)を用いて実質的に再生対象となる画素の動きのテ
ンポラル周波数を検出し、このテンポラル周波数に応じ
て静止画信号、中間画信号及び動画信号を切替えるよう
にしているが、本例の中間画信号の空間周波数の帯域は
第2図に示す如く静止画信号の帯域(第11図の領域(
1))において水平方向の周波数が12MHz以上の領
域を除いた領域に等しい。この中間画信号の帯域は動画
信号の帯域(第11図の領域(2))と比較して水平方
向、垂直方向及び斜め方向の全方向に亘ってバランス良
く広がっている。また、フィールド間補間のみを行なう
場合には、同一のサンプル点の再サンプルの周波数はフ
レーム周波数(30Hz)  に等しいため、ナイキス
ト条件より歪みなく伝達できる中間画信号の時間方向の
最大周波数は15Hzである。一方、既に説明した如く
、静止画信号及び動画信号の歪みなく伝達できる時間方
向の最大周波数は夫々7、5Hz及び30Hzである。
従って、本例によれば、静止画領域よりも少し速く動い
ている時間方向の周波数が中程度の領域(中間面領域)
の再生画像のボケを減少できる利益がある。
尚、第2図及び第11図より明らかな如く、中間画信号
の水平方向の解像度は動画信号の水平方向の解像度より
も劣っているが、垂直方向及び斜め方向を含めて考えた
場合、本例の中間画信号の解像度は全体として動画信号
の解像度よりも改善されている。
本例の中間画信号の所謂折り返し歪みの程度について考
察するに、その中間画信号は静止画信号のフィールド間
補間によって生成されるため、先ずM U S E方式
のエンコーダの段階での静止画信号の空間周波数構造に
ついて検討する。
エンコーダの段階において静止画信号の原サンプル点は
、第5図Aに示す如く、水平方向に48M)Izの正方
格子を形成している。この静止画信号を第6図への斜線
部の領域ARの空間周波数成分だけを通過させる前置フ
ィルタで濾波した後に、第5−8に示す如く、フィール
ドオフセットサブサンプリング(VOS)を施すと、空
間周波数の構造は畳み込み定理により第6−3に示す如
(、第6図Aの基本成分の領域ARを黒点Bl、 B2
. B3.・・・・を中心に夫々折り返した領域B R
2,B R3,・・・・でその基本成分を有する構造に
なる。黒点B1及びB2 の座標は(24MHz、±1
125/ 2 c /ph)であるため、この段階では
折り返し歪みは発生しない。
また、黒点B1 及びB2 のテンポラル周波数は30
七に相当する。
第5図Bの状態から12MHzのローパスフィルタによ
る補間を行なうことにより第5図Cの正方格子のサンプ
リングパターンが得られるが、この信号の水平方向の周
波数が一12MHz〜12Mtlzで空間周波数が非零
の領域は第6図Cの領域CR1,CR2゜CR3,・・
・・となる。但し、水平方向の周波数が負の領域にも領
域CR2及びCR3に対応する領域が存在するが図示省
略していると共に、垂直方向の周波数の軸(縦軸)に沿
った繰り返しの領域も図示省略している。
次にエンコーダにおいて静止画信号の水平方向の周波数
をt8MHzから32MHz に変換した後に(第5図
りの状態)、フレーム/ラインオフセットサブサンプリ
ング(FO3/LO3>を施すことにより第5図Eに示
す如く六方格子よりなる伝送段階のサンプリングパター
ンが得られる。この伝送段階の信号の空間周波数構造は
、第6図りに示す如く、黒点DI、 D2.・・・・を
中心に第6図Cの基本成分の領域を夫々折り返した領域
D R1,D R2,・・・・でその基本成分を有する
構造となる。この場合、黒点D1及びD2の空間周波数
空間での座標は夫々(16MHz、 1125/ 4 
C/ph> 、(16MHz、 −1125/4C/l
1h)であり、更に黒点D1及びD2のテンポラル周波
数は15&に相当する。
また、!、l US E方式では伝送路での帯域は8 
MHzであるため、第1図例のフィールド間補間ブロッ
ク(55)の入力段階での空間周波数の構造は第7図A
の基本成分の領域ERを横軸方向及び縦軸方向に繰返し
た構造となる。そして、そのフィールド間補間ブロック
(55)にて入力信号をフィールド加算した後の空間周
波数の構造は、第7−8に示す如く、第7図Aの基本成
分の領域ERを黒点Fl。
F2.・・・・を中心に夫々折り返した領域F R1,
F R2゜・・・・でその基本成分を有する構造となる
。黒点F1及びF2の座標は夫々第6図りの黒点D1及
びD2の座標と同一であり、第7図Bのパターンは第6
図りのパターンと同一である。
そして、そのフィールド間補間ブロック(55)におい
て、そのフィールド加算した信号に第2図のフィルタ特
性を有する補間フィルタリングを施すことにより、第7
図Cの領域CRI で周波数成分を有する中間画信号が
得られる。この中間画信号の水平方向の周波数が4〜8
MHz の帯域では、第6図Aの静止画信号の領域AR
の内の水平方向の周波数が12〜20MHzの領域が一
点鎖線で示す領域HRI及びHR2に折り返っていると
共に、その静止画信号の領域ARの内の水平方向の周波
数が12〜4MHzの領域が破線で示す領域GRI及び
CR2に折り返っている。しかしながら、元の静止画信
号の内の水平方向の周波数が12〜20Mtlzの成分
は弱いと共に、水平方向の周波数が12〜4 Hzの成
分の折り返し信号は強度が1/2程度になっているため
、再生画像の画質の劣化は少ない。
一方、テンポラル周波数が7.5〜15Hzの中間面領
域の信号に対して、第1図例のフレーム間補間ブロック
(45)〜フィールド聞補間ブロック(51)の静止画
信号用の処理を施した場合には、4フイ一ルド分の信号
の補間によって画像のずれ等の太きな画質劣化が発生す
ると共に、その中間面領域の信号に対して第1図例のフ
ィールド内補間ブロック(46ンの動画信号用の処理を
施した場合には、再画像像の解像度が第11図の領域(
2)で制限されるた於画像のボケが甚だしくなる。一方
、本例のフィールド間補間ブロック(55)の中間画信
号用の処理を施した場合には、折り返し歪みによるある
程度の画質劣化は発生するが、上述の静止画信号又は動
画信号用の処理をする場合に比較すると全体として所謂
ボケの少ない良好な画質が得られる。
従って、本例のデコーダによればテンポラル周波数が中
程度(7,5Rz〜15 Hz >の中間面領域の再生
画像のボケを少なくできる利益がある。
次に第1図例のフィールド間補間ブロック(55)の具
体的な構成例につき第8図〜第10図を参照して説明す
る。第8図は本例のフィールド間補間ブロックを示し、
この第8図において、(76)は入力端子であり、この
入力端子(76ンに入力ブロック(43) (第1図参
照)の所定ビットの映像信号を供給する。
また、クロック周波数が32 M Hzの場合の周期を
D、1水平周期をLHとすると、(77)は遅延時間が
562H(即ちIフィールド周期から1水平周期の1/
2を差引いた値)のフィールド遅延回路、(78)は遅
延時間がIHの遅延回路、(79)、 (80)。
(82)、 (88)、 (90)、 (91)、 (
93)は夫々遅延時間がDの遅延回路を示し、入力端子
(76)に供給された映像信号をそのフィールド加算用
のフィールド遅延回路(77)を介して遅延回路(7B
)及び(79)に供給すると共に、その映像信号を加算
器(87)の一方の入力端子に供給する。また、遅延回
路(79)の出力信号を遅延回路(80)及び加算器(
81)の一方の入力端子に供給し、遅延回路(80)の
出力信号を遅延回路(82)及び1倍の乗算器(83)
に供給し、乗算器(83)の出力信号を加算器(84)
の一方の入力端子に併給し、遅延回路(82)の出力信
号を加算器(れ)の他方の入力端子に供給し、加算器(
81)の出力信号を1/4倍の乗算器(85)を介し加
算器(84ンの他方の入力端子に供給し、この加算器(
84)の出力信号を加算器(86)の一方の入力端子に
供給する。
また、遅延回路(78)の出力信号を加算器(87)の
他方の入力端子に供給し、加算器(87)の出力信号を
遅延回路(88)及び(90)を介して遅延回路(91
)及び1/8倍の乗算器(92)に供給すると共に、そ
の加算器(87)の出力信号を加算器(89〉の一方の
入力端子に供給し、遅延回路(91)の出力信号を遅延
回路(93)を介して加算器(89)の他方の入力端子
に供給し、加算、器(89)の出力信号を一1/32倍
の乗算器(94)を介し加算器(95)の一方の入力端
子に供給し、乗算器(92)及び(94)の出力信号及
び加算器(84)の出力信号を加算器(86)及び(9
5)にて加算してなる信号を出力端子(96)を介して
第1図の乗算器(56)の一方の人力ポートに供給する
。その出力端子(96)に生じる信号がフィールド間補
間のなされた信号である。
第8図の補間ブロックによる補間の対象となる画素が第
9図の位置(97〉に存在すると仮定すると、第8図の
補間ブロックを使用した場合の周辺の画素の加算の際の
重み(タップ係数)は第9図に図示した如くなる。また
、この第8図例の補間ブロックによるフィルタ特性は第
10図の実線で示す如く階段状になる。尚、この第10
図において、座標(16!JHz、 1125/ 4 
c /ph)に存在する白点く98)は32MHzの搬
送波成分を抑制するための伝送零点を示す。
この第10図のフィルタ特性は第2図の中間画信号の帯
域を近似したものであるが、この第10図のフィルタ特
性であっても動画信号の帯域(第11図の領域(2))
に比較して画像のボケを減少させることができる。更に
、このような近似したフィルタ特性を使用する場合には
、フィールド間補間ブロックを簡便に構成できる利益が
ある。
尚、本発明は上述実施例に限定されず、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々の構成を取り得ることは勿論であ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、デコーダとしてのテレビジョン受信機
側だけを改善することによって、時間方向の周波数が中
程度の中間面領域の再生画像のボケを少なくできる実用
上の利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のデコーダを示す構成図、第
2図はその一実施例で追加されるデコードの帯域を示す
線図、第3図及び第4図は夫々第1図例中の動き領域検
出回路の特性及び動作の説明に供する線図、第5図はM
USE方式のエンコーダにおける静止画信号のサンプリ
ングパターンの変化の流れを示す線図、第6図はそのエ
ンコーダにおける静止画信号の空間周波数構造の変化を
示す線図、第7図は第1図例のデコーダにおける中間画
信号の空間周波数構造の変化を示す線図、第8図は一実
施例のフィールド間補間ブロックの簡便な構成例を示す
構成図、第9図及び第10図は夫々第8図例のタップ係
数及びフィルタ特性を示す線図、第11図は従来のMU
SE方式の伝送帯域を示す線図である。 (45)はフレーム間補間ブロック、(46)はフィー
ルド内補間ブロック、(48)は動き領域検出回路、(
51)は静止画信号用のフィールド間補間ブロック、(
55)は中間画信号用のフィ ールド間補間ブロ ツ (54)及び(59)は夫々加算器である。 代 理 人 松 隈 秀 盛 第2 図 壜りフe“時−制御イ色逓4 第3 図 占イ1更の071チック−」フぐ寄O(第4ズ 第8図 (c/phν (c/ph)涜 蟲 ♀5へ一一一/− 54」逼 R2 一笑施分11の中 間亘侶号のq間周ン8!散a造 723−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 入力信号にフレーム間補間とフィールド間補間とを行な
    う第1の再生手段と、上記入力信号にフィールド内補間
    を行なう第2の再生手段と、再生対象となる画素の動き
    の時間方向の周波数が小さいときには上記第1の再生手
    段の再生信号を選択し上記周波数が大きいときには上記
    第2の再生手段の再生信号を選択する動き領域検出手段
    とを有するテレビジョン受信機において、 上記入力信号にフィールド間補間のみを行なう第3の再
    生手段を設け、上記動き領域検出手段を上記再生対象と
    なる画素の動きの時間方向の周波数が中程度のときに上
    記第3の再生手段の再生信号を選択するようになしたこ
    とを特徴とするテレビジョン受信機。
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