JPH0324346A - オートテンショナ - Google Patents
オートテンショナInfo
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- JPH0324346A JPH0324346A JP1155662A JP15566289A JPH0324346A JP H0324346 A JPH0324346 A JP H0324346A JP 1155662 A JP1155662 A JP 1155662A JP 15566289 A JP15566289 A JP 15566289A JP H0324346 A JPH0324346 A JP H0324346A
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明に係るオートテンショナは、自動車用エンジン
のタイミングベルト、或はオルタネータやコンブレッサ
等の補機を駆動する為のベルトに適正な張力を付与する
為に利用する。
のタイミングベルト、或はオルタネータやコンブレッサ
等の補機を駆動する為のベルトに適正な張力を付与する
為に利用する。
(従来の技術)
OHC型、或はDOHC型エンジンのカムシャフトを、
クランクシャフトと同期して回転駆動する為、第14図
C示す様なタイミングベルト1による駆動機構が広く使
用されている。
クランクシャフトと同期して回転駆動する為、第14図
C示す様なタイミングベルト1による駆動機構が広く使
用されている。
この第14図に於いて、2はエンジンのクランクシャフ
トにより回転駆動される駆勤ブーリ、3はカムシャフト
の端部に固定された従勤ブーリ、4はタイミングベルト
1に適正な張力を付与する為のテンションプーリである
. このテンションプーリ4は、第15図に拡大して示す様
に、固定軸5を中心として揺勅する揺動部材6の一部で
、上記固定軸5に対して偏心した部分に枢支されている
。そして、この揺動部材6にその基端部を固定した腕片
7の先端部には、引っ張りばね8の一端を結合する事で
、上記揺勅部材6に、テンションプーリ4をタイミング
ベルト1に向けて弾性的に押圧する方向の弾力を付与し
、温度変化等に伴なうタイミングベルト1の寸法変化や
エンジンの運転に伴なう振動等に拘らず、このタイミン
グベルト1の張力が常に一定に保たれる様にしている。
トにより回転駆動される駆勤ブーリ、3はカムシャフト
の端部に固定された従勤ブーリ、4はタイミングベルト
1に適正な張力を付与する為のテンションプーリである
. このテンションプーリ4は、第15図に拡大して示す様
に、固定軸5を中心として揺勅する揺動部材6の一部で
、上記固定軸5に対して偏心した部分に枢支されている
。そして、この揺動部材6にその基端部を固定した腕片
7の先端部には、引っ張りばね8の一端を結合する事で
、上記揺勅部材6に、テンションプーリ4をタイミング
ベルト1に向けて弾性的に押圧する方向の弾力を付与し
、温度変化等に伴なうタイミングベルト1の寸法変化や
エンジンの運転に伴なう振動等に拘らず、このタイミン
グベルト1の張力が常に一定に保たれる様にしている。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、上述の様にしてタイミングベルト等のベルト
の張力を常に一定に保つ為の、所謂オートテンショナの
場合、従来は次に述べる様な不都合を生じる事がある。
の張力を常に一定に保つ為の、所謂オートテンショナの
場合、従来は次に述べる様な不都合を生じる事がある。
即ち、第14〜15図に於いて駆勤プーリ2が、矢印a
で示す様に反時計方向に回転した場合、タイミングベル
ト1の左半分は駆勅プーリ2に引っ張られて緊張傾向と
なり、右半分は緩み傾向となる。
で示す様に反時計方向に回転した場合、タイミングベル
ト1の左半分は駆勅プーリ2に引っ張られて緊張傾向と
なり、右半分は緩み傾向となる。
テンションプーリ4を含むオートテンショナは、この様
なタイミングベルト1の右半分、即ち緩み傾向となる部
分に設けるが、エンジンが停止する場合、瞬間的とは言
え、エンジンが逆方向に回転する傾向となり、この瞬間
には上記右半分が緊張傾向となる。
なタイミングベルト1の右半分、即ち緩み傾向となる部
分に設けるが、エンジンが停止する場合、瞬間的とは言
え、エンジンが逆方向に回転する傾向となり、この瞬間
には上記右半分が緊張傾向となる。
この様な急激な張力の変動が生じた場合に、テンション
プーリ4がタイミングベルト1の動きにそのまま追従し
た場合、タイミングベルト1に瞬間的に大きな緩みが生
じ、著しい場合にはこの緩みが原因となって、タイミン
グベルト1と歯付ブーリ(駆動、従動両プーリ2、3)
との間で、・所謂歯飛び現象が生じ、エンジンのクラン
クシャフトとカムシャフトとの回転位相がずれてしまう
。
プーリ4がタイミングベルト1の動きにそのまま追従し
た場合、タイミングベルト1に瞬間的に大きな緩みが生
じ、著しい場合にはこの緩みが原因となって、タイミン
グベルト1と歯付ブーリ(駆動、従動両プーリ2、3)
との間で、・所謂歯飛び現象が生じ、エンジンのクラン
クシャフトとカムシャフトとの回転位相がずれてしまう
。
この様な不都合を解消する為には、固定@5と揺動部材
6との間にあるダンバ抵杭により、急激な張力の変動に
はテンションプーリ4が直ちには追従しない様にすれば
良いが、この場合にはテンションプーリ4が通常の回転
をしている場合(張力変動の少ない状態の場合〉、タイ
よングベルト1の細かい振れに追従する事も出来なくな
り、タイミングベルト1の振れの原因となる場合がある
。
6との間にあるダンバ抵杭により、急激な張力の変動に
はテンションプーリ4が直ちには追従しない様にすれば
良いが、この場合にはテンションプーリ4が通常の回転
をしている場合(張力変動の少ない状態の場合〉、タイ
よングベルト1の細かい振れに追従する事も出来なくな
り、タイミングベルト1の振れの原因となる場合がある
。
この為特開昭63−167163号公報に開示された発
明に於いては、固定IliIll5の周囲に油ダンバ機
構とローラ式の一方向クラッチとを設ける事で、ベルト
1が緩む傾向の場合にのみ、テンションプーリ4が直ち
にベルト1の動きに追従する様にしている。
明に於いては、固定IliIll5の周囲に油ダンバ機
構とローラ式の一方向クラッチとを設ける事で、ベルト
1が緩む傾向の場合にのみ、テンションプーリ4が直ち
にベルト1の動きに追従する様にしている。
ところが、この公報に開示された発明の場合、ローラ式
の一方向クラッチの潤滑が難しく、又構造上フレッチン
グ摩耗を生じ易い事、及びベルトの張力をローラにより
支承する構造である事から、耐久性に問題がある。
の一方向クラッチの潤滑が難しく、又構造上フレッチン
グ摩耗を生じ易い事、及びベルトの張力をローラにより
支承する構造である事から、耐久性に問題がある。
本発明のオートテンショナは、上述の様な不都合を何れ
も解消するものである。
も解消するものである。
(課題を解決する為の手段)
本発明のオートテンショナは何れも、前述した従来のオ
ートテンショナと同様に、固定軸と、少なくとも基部を
円筒状に形成され、固定軸の周囲に回転自在に支持され
た揺動部材と、この揺動部材の一部に、固定軸と平行な
枢軸を中心とする回転自在に支承されたプーリと、この
プーリを張力を付与すべき部材に向けて押圧するばねと
から構成されている。
ートテンショナと同様に、固定軸と、少なくとも基部を
円筒状に形成され、固定軸の周囲に回転自在に支持され
た揺動部材と、この揺動部材の一部に、固定軸と平行な
枢軸を中心とする回転自在に支承されたプーリと、この
プーリを張力を付与すべき部材に向けて押圧するばねと
から構成されている。
又、本発明のオートテンショナは何れも、固定軸の外周
面と揺動部材の内周面との間に設けられ、内部に粘性流
体を充填した円環状空間と、固定軸の外周面一郎に形成
され、その外周縁を上記揺動郎材の内周面に近接させて
、上記円環状空間を円周方向に亙って仕切る第一の隔壁
と、揺動部材の内周面一部に形成され、その内周縁を上
記固定軸の外周面に近接させて、上記円環状空間を円周
方向に互って仕切る第二の隔壁とを有し、上記円管状空
間に充填された粘性流体の内側で、第二の隔壁を変位さ
せる様にしている。
面と揺動部材の内周面との間に設けられ、内部に粘性流
体を充填した円環状空間と、固定軸の外周面一郎に形成
され、その外周縁を上記揺動郎材の内周面に近接させて
、上記円環状空間を円周方向に亙って仕切る第一の隔壁
と、揺動部材の内周面一部に形成され、その内周縁を上
記固定軸の外周面に近接させて、上記円環状空間を円周
方向に互って仕切る第二の隔壁とを有し、上記円管状空
間に充填された粘性流体の内側で、第二の隔壁を変位さ
せる様にしている。
そして、請求項1に記載された発明の場合、上記第一の
隔壁と第二の隔壁との少なくとも一方に、円周方向に互
って設けられた通路と、この通路の途中に設けられた逆
止弁とを有し、この逆止弁は、ブーリがばねの弾力によ
って移動する場合にのみ上記通路を開く様にしている. 更に、請求項3に記載された発明の場合、前記第一の隔
壁の外周縁と第二の隔壁の内周縁との少なくとも一方を
、当該周縁が対向する局面から離隔させる事で、この周
縁と局面との間に形成した通路と、この通路の途中に設
けられた逆止弁とを有し、この逆止弁は、プーリがばね
の弾力によって移動する場合にのみ、上記通路を開く様
にしている。
隔壁と第二の隔壁との少なくとも一方に、円周方向に互
って設けられた通路と、この通路の途中に設けられた逆
止弁とを有し、この逆止弁は、ブーリがばねの弾力によ
って移動する場合にのみ上記通路を開く様にしている. 更に、請求項3に記載された発明の場合、前記第一の隔
壁の外周縁と第二の隔壁の内周縁との少なくとも一方を
、当該周縁が対向する局面から離隔させる事で、この周
縁と局面との間に形成した通路と、この通路の途中に設
けられた逆止弁とを有し、この逆止弁は、プーリがばね
の弾力によって移動する場合にのみ、上記通路を開く様
にしている。
(作 用)
上述の様に構成される本発明のオートテンショナは、次
の様に作用する。
の様に作用する。
オートテンショナにより適正な張力を付与すべきベルト
の内、揺動部材に枢軸を介して支承されたプーリが押圧
された部分の張力が急激に増大した場合、上記揺動部材
がばねの弾力に抗して急激に揺動しようとし、この揺動
部材の内周面に形成した第二の隔壁が、空間内に充填さ
れた粘性流体中で変位しようとする。
の内、揺動部材に枢軸を介して支承されたプーリが押圧
された部分の張力が急激に増大した場合、上記揺動部材
がばねの弾力に抗して急激に揺動しようとし、この揺動
部材の内周面に形成した第二の隔壁が、空間内に充填さ
れた粘性流体中で変位しようとする。
但しこの様に、プーリがばねの弾力に抗して移動しよう
とする場合は、第一の隔壁と第二の隔壁との少なくとも
一方に設けられた通路(請求項1の発明の場合)、或は
第一の隔壁の外周縁と第二の隔壁の内周縁との少なくと
も一方と、当該周縁が対向する周面との間に形成した通
路(請求項3の発明の場合)の途中に設けられた逆止弁
が閉じられたままの状態となる為、第二の隔壁が空間内
(充填された粘性流体中で変位する事に対して、強い抵
抗が働き、揺動部材の変位は緩徐にのみ可能となり、急
激に緊張力が高まったベルトに対してプーリを、緩徐に
追従させる。この為、ベルトの他の部分が過度に緩む事
が防止される。
とする場合は、第一の隔壁と第二の隔壁との少なくとも
一方に設けられた通路(請求項1の発明の場合)、或は
第一の隔壁の外周縁と第二の隔壁の内周縁との少なくと
も一方と、当該周縁が対向する周面との間に形成した通
路(請求項3の発明の場合)の途中に設けられた逆止弁
が閉じられたままの状態となる為、第二の隔壁が空間内
(充填された粘性流体中で変位する事に対して、強い抵
抗が働き、揺動部材の変位は緩徐にのみ可能となり、急
激に緊張力が高まったベルトに対してプーリを、緩徐に
追従させる。この為、ベルトの他の部分が過度に緩む事
が防止される。
反対に、ベルトの一部で、プーリが押圧された部分が急
に緩んだ場合、上記通路に設けた逆止弁が開く傾向とな
り、第二の隔壁が粘性流体中で変位する事に対する抵抗
が小さくなる為、揺動部材がばねの弾力によって迅速に
揺勅し、プーリをベルトの緩みに追従させる. 要するに本発明のオートテンショナは、ベルトのプーリ
当接部分が緊張する傾向の場合には緩徐に対応し、反対
にベルトが緩む傾向の場合には迅速に対応して、ベルト
の何れの部分にも過度に緩んだ部分が発生しない様に作
用する。
に緩んだ場合、上記通路に設けた逆止弁が開く傾向とな
り、第二の隔壁が粘性流体中で変位する事に対する抵抗
が小さくなる為、揺動部材がばねの弾力によって迅速に
揺勅し、プーリをベルトの緩みに追従させる. 要するに本発明のオートテンショナは、ベルトのプーリ
当接部分が緊張する傾向の場合には緩徐に対応し、反対
にベルトが緩む傾向の場合には迅速に対応して、ベルト
の何れの部分にも過度に緩んだ部分が発生しない様に作
用する。
(実施例)
次に、図示の実施例を説明しつつ、本発明を更に詳しく
説明する。
説明する。
第1〜5図は本発明の第一実施例を示しており、第1図
は全体構成を示す断面図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図は揺動部材のみを取り出して第1図の右方か
ら見た図、第4図はベルトが弛んだ状態での、第5図は
ベルトが緊張した状態での、それぞれ逆止弁の挙動を示
す、第2図のB部拡大図である. 9は固定軸で、基端部(第1図の右端部)寄り部分の外
周面にフランジ状部9aを形成した、円筒状を威してお
り、オートテンショナの使用時にはボルト10により、
エンジンのシリンダブロック前面(タイミングベルト用
オートテンショナの場合)等に固定される。
は全体構成を示す断面図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図は揺動部材のみを取り出して第1図の右方か
ら見た図、第4図はベルトが弛んだ状態での、第5図は
ベルトが緊張した状態での、それぞれ逆止弁の挙動を示
す、第2図のB部拡大図である. 9は固定軸で、基端部(第1図の右端部)寄り部分の外
周面にフランジ状部9aを形成した、円筒状を威してお
り、オートテンショナの使用時にはボルト10により、
エンジンのシリンダブロック前面(タイミングベルト用
オートテンショナの場合)等に固定される。
11は揺動部材で、上記フランジ状部9aに外嵌自在な
短円筒状の基部12の外端面(第1図の左端面)から、
この基部12に対して偏心した枢軸部13を突出させる
事で構威されており、この枢軸部13の周囲に、転がり
軸受36を介してプーリ14が、回転自在に支承されて
いる。又、上記枢軸部13は、滑り軸受16を介して、
前記固定釉9の先端部に外嵌している。
短円筒状の基部12の外端面(第1図の左端面)から、
この基部12に対して偏心した枢軸部13を突出させる
事で構威されており、この枢軸部13の周囲に、転がり
軸受36を介してプーリ14が、回転自在に支承されて
いる。又、上記枢軸部13は、滑り軸受16を介して、
前記固定釉9の先端部に外嵌している。
15は、上記揺動部材11を揺動させる弾力を付与する
為の捩りコイルばねで、この捩りコイルばね15の一端
は、上記固定軸9の基端部で、フランジ状部9aよりも
突出した部分に、又この捩りコイルばね15の他端は、
上記揺動部材11の基端部に、それぞれ係止している。
為の捩りコイルばねで、この捩りコイルばね15の一端
は、上記固定軸9の基端部で、フランジ状部9aよりも
突出した部分に、又この捩りコイルばね15の他端は、
上記揺動部材11の基端部に、それぞれ係止している。
この結果、上記揺動部材11は、捩りコイルばね15の
弾力により、枢軸部13を中心として揺動するが、この
揺動部材11の周囲に支承されたプーリ14が、枢軸部
13が固定!i[h9に対して偏心している分だけ、上
記揺動に伴なって変位自在となる。
弾力により、枢軸部13を中心として揺動するが、この
揺動部材11の周囲に支承されたプーリ14が、枢軸部
13が固定!i[h9に対して偏心している分だけ、上
記揺動に伴なって変位自在となる。
上述の構成に就いては、従来から知られたオートテンシ
ョナの場合と同様であるが、第1〜5図に示した本発明
のオートテンショナの場合、更に、固定軸9の外周面と
揺動部材11の内周面との間に、円環状空間17を設け
、この円環状空間17内に、油等の粘性流体を充填して
いる。
ョナの場合と同様であるが、第1〜5図に示した本発明
のオートテンショナの場合、更に、固定軸9の外周面と
揺動部材11の内周面との間に、円環状空間17を設け
、この円環状空間17内に、油等の粘性流体を充填して
いる。
即ち、前記フランジ状部9aの外周縁と揺動部材l1の
基部12内周面との間、及び前記枢軸部13の基端寄り
内周面と固定軸9の中間部外周面との間には、それぞれ
シール材18、18を設けて、両シール材l8、18の
間に存在する円環状空間17内に充填された粘性流体が
、外部に漏洩する事を防止している。
基部12内周面との間、及び前記枢軸部13の基端寄り
内周面と固定軸9の中間部外周面との間には、それぞれ
シール材18、18を設けて、両シール材l8、18の
間に存在する円環状空間17内に充填された粘性流体が
、外部に漏洩する事を防止している。
固定軸9の外周面で、上記フランジ状部9aと枢軸部1
3の内側面13aとの間に位置する部分には、第一の隔
壁19を形成している。この第一の隔壁19の外周縁は
前記揺動部材11の内周面に、両側縁は上記フランジ状
部9aと上記内側面13aとに、それぞれ近接させてい
る。この結果、上記第一の隔壁19により、前記円環状
空間17が、円周方向に亙って仕切られた状態となって
いる. 一方、揺動部材11の内周面で、やはり上記フランジ状
部9aと枢軸部13の内側面13aとの間に位置する部
分には、第二の隔壁20を形成している。この第二の隔
壁20の内周縁は前記固定軸9の外周面に、両側縁は上
記フランジ状部9aと上記内側面13aとに、それぞれ
近接させている。この結果、上記円環状空間17は、第
一の隔壁19だけでなく、第二の隔壁20によっても、
円周方向に互って仕切られている。
3の内側面13aとの間に位置する部分には、第一の隔
壁19を形成している。この第一の隔壁19の外周縁は
前記揺動部材11の内周面に、両側縁は上記フランジ状
部9aと上記内側面13aとに、それぞれ近接させてい
る。この結果、上記第一の隔壁19により、前記円環状
空間17が、円周方向に亙って仕切られた状態となって
いる. 一方、揺動部材11の内周面で、やはり上記フランジ状
部9aと枢軸部13の内側面13aとの間に位置する部
分には、第二の隔壁20を形成している。この第二の隔
壁20の内周縁は前記固定軸9の外周面に、両側縁は上
記フランジ状部9aと上記内側面13aとに、それぞれ
近接させている。この結果、上記円環状空間17は、第
一の隔壁19だけでなく、第二の隔壁20によっても、
円周方向に互って仕切られている。
そして、揺動部材11内周面の第二の隔壁20は、前記
円環状空間17内に充填された粘性流体の内側で変位自
在としている。
円環状空間17内に充填された粘性流体の内側で変位自
在としている。
上述の様に、それそれが円環状空間17を円周方向に亙
って仕切る第一の隔壁19と第二の隔壁20との内、固
定軸9の外周面に形成した第一の隔壁19には通路21
を、円周方向(第1図の表裏方向、第2図の左右方向)
に亙って設けている。
って仕切る第一の隔壁19と第二の隔壁20との内、固
定軸9の外周面に形成した第一の隔壁19には通路21
を、円周方向(第1図の表裏方向、第2図の左右方向)
に亙って設けている。
又、この通路21の開口部内周縁には内向フランジ状の
弁座22を形成すると共に、通路21内には、この弁座
22の内径よりも大きな外径を有するボール23を遊嵌
している。そして、上記通路21の中間部内周面に形成
した段部24とボール23との間に設けた圧縮ばね25
により、このボール23を、上記弁座22に向けて弾性
的に押圧している。この結果、上記ボール23と弁座2
2とが、通路21内で粘性流体を一方向(第2、4、5
図で右から左)にのみ流す逆止弁26を構成している。
弁座22を形成すると共に、通路21内には、この弁座
22の内径よりも大きな外径を有するボール23を遊嵌
している。そして、上記通路21の中間部内周面に形成
した段部24とボール23との間に設けた圧縮ばね25
により、このボール23を、上記弁座22に向けて弾性
的に押圧している。この結果、上記ボール23と弁座2
2とが、通路21内で粘性流体を一方向(第2、4、5
図で右から左)にのみ流す逆止弁26を構成している。
尚、前記涙りコイルばね15は、前記揺動部材11を、
第2図で反時計方向に揺動させる方向の弾力を有してお
り、従って上記逆止弁26は、プーリ14を支承した揺
動部材11が捩りコイルばね15の弾力によって移動す
る場合にのみ、上記通路21を開く様に機能する。
第2図で反時計方向に揺動させる方向の弾力を有してお
り、従って上記逆止弁26は、プーリ14を支承した揺
動部材11が捩りコイルばね15の弾力によって移動す
る場合にのみ、上記通路21を開く様に機能する。
上述の様に構戒される本発明のオートテンショナは、適
正な張力を付与すべきベルトにプーリ14を当接させ、
捩りコイルばね15の弾力により、このプーリ14をベ
ルトに向けて押し付けた状態で使用されるが、エンジン
の停止等により、ベルトの一部で、上記プーリ14が押
圧された部分の張力が急激に増大した場合、先端部にブ
ーリ14を支承した揺動部材11が、捩りコイルばね1
5の弾力に抗して、第2図の時計方向(第3図の反時計
方向)に急激に揺動しようとする。
正な張力を付与すべきベルトにプーリ14を当接させ、
捩りコイルばね15の弾力により、このプーリ14をベ
ルトに向けて押し付けた状態で使用されるが、エンジン
の停止等により、ベルトの一部で、上記プーリ14が押
圧された部分の張力が急激に増大した場合、先端部にブ
ーリ14を支承した揺動部材11が、捩りコイルばね1
5の弾力に抗して、第2図の時計方向(第3図の反時計
方向)に急激に揺動しようとする。
この様な場合に、プーリ14の移動をそのまま許容する
と、ベルトの他の部分に過度の緩みが生じ、タイミング
ベルトの歯飛び等の不都合が生じるのは、前述した通り
である。
と、ベルトの他の部分に過度の緩みが生じ、タイミング
ベルトの歯飛び等の不都合が生じるのは、前述した通り
である。
そこで本発明のオートテンショナは、この様な不都合を
解消すべく、次の様に作用する。
解消すべく、次の様に作用する。
ベルトの急激な緊張に伴なって揺動部材11が第2図の
時計方向に揺動しようとした場合、この播勤部材11の
内周面に形成した第二の隔壁20が、円環状空間17内
に充填された粘性流体中で、第2図の時計方向に変位し
ようとし、この第二の隔壁20の移動方向前側に存在す
る粘性流体の圧力が上昇する結果、上記円環状空間17
内に、第2図で時計方向の流れが惹起される傾向となる
. 但し、この様に、プーリ14を支承した揺動部材11が
、捩りコイルばね15の弾力に抗して移勤しようとする
場合は、第一の隔壁19に設けられた通路21の途中に
設けられた逆止弁26に組み込まれた圧縮ばね25がボ
ーノレ23を押圧する方向と、このボール25に加わる
圧力の方向とが一致する為、上記逆止弁26が、第5図
に示す様に、閉じられたままの状態となり、第二の隔壁
20が円環状空間17内に充填された粘性流体中で変位
する事に対して、強い抵抗が働き、揺動部材11の変位
は緩徐にのみ可能となる。
時計方向に揺動しようとした場合、この播勤部材11の
内周面に形成した第二の隔壁20が、円環状空間17内
に充填された粘性流体中で、第2図の時計方向に変位し
ようとし、この第二の隔壁20の移動方向前側に存在す
る粘性流体の圧力が上昇する結果、上記円環状空間17
内に、第2図で時計方向の流れが惹起される傾向となる
. 但し、この様に、プーリ14を支承した揺動部材11が
、捩りコイルばね15の弾力に抗して移勤しようとする
場合は、第一の隔壁19に設けられた通路21の途中に
設けられた逆止弁26に組み込まれた圧縮ばね25がボ
ーノレ23を押圧する方向と、このボール25に加わる
圧力の方向とが一致する為、上記逆止弁26が、第5図
に示す様に、閉じられたままの状態となり、第二の隔壁
20が円環状空間17内に充填された粘性流体中で変位
する事に対して、強い抵抗が働き、揺動部材11の変位
は緩徐にのみ可能となる。
従って、急激に緊張力が高まったベルトに対してプーリ
14を、緩徐に追従させ、ベルトの他の部分が過度に緩
む事が防止される。
14を、緩徐に追従させ、ベルトの他の部分が過度に緩
む事が防止される。
反対に、ベルトの一部で、プーリ14が押圧された部分
が急に緩んだ場合、上記プーリ14を支承した揺動部材
11が、第2図の反時計方向(第3図の時計方向)に揺
動する傾向となり、この揺動部材11の内周面に形成し
た第二の隔壁20が、円環状空間17内に充填された粘
性流体中で、第2図の反時計方向に変位しようとする結
果、上記円環状空間17内に、第2図の反時計方向の流
れが惹起される傾向となる。
が急に緩んだ場合、上記プーリ14を支承した揺動部材
11が、第2図の反時計方向(第3図の時計方向)に揺
動する傾向となり、この揺動部材11の内周面に形成し
た第二の隔壁20が、円環状空間17内に充填された粘
性流体中で、第2図の反時計方向に変位しようとする結
果、上記円環状空間17内に、第2図の反時計方向の流
れが惹起される傾向となる。
この様に、プーリ14を支承した揺動部材11が、I戻
りコイルばね15の弾力によって移動しようとする場合
は、第一の隔壁19に設けられた通路21の途中に設け
られた逆止弁26に組み込まれた圧縮ばね25がボール
23を押圧する方向と、このボール25に加わる圧力の
方向とが逆になる為、上記逆止弁26が、第4図に示す
様に開かれ、第二の隔壁20が円環状空間17内に充填
された粘性流体中で変位する事に対する抵抗が弱くなっ
て、揺動部材11が迅速に変位可能となり、揺動部材1
1が捩りコイルばね15の弾力によって迅速に揺動し、
プーリ14をベルトの緩みに追従させる。
りコイルばね15の弾力によって移動しようとする場合
は、第一の隔壁19に設けられた通路21の途中に設け
られた逆止弁26に組み込まれた圧縮ばね25がボール
23を押圧する方向と、このボール25に加わる圧力の
方向とが逆になる為、上記逆止弁26が、第4図に示す
様に開かれ、第二の隔壁20が円環状空間17内に充填
された粘性流体中で変位する事に対する抵抗が弱くなっ
て、揺動部材11が迅速に変位可能となり、揺動部材1
1が捩りコイルばね15の弾力によって迅速に揺動し、
プーリ14をベルトの緩みに追従させる。
結局、本発明のオートテンショナをベルトの張力付与に
用いた場合、ベルト14のブーリ当接部分が緊張する傾
向の場合、即ち、揺動部材11が第2図の時計方向に揺
勅する傾向の場合一には緩徐に対応し、反対にベルトが
緩む傾向の場合、即ち揺動部材11が第2図の反時計方
向に揺動する傾向の場合には迅速に対応して、ベルトの
何れの部分にも過度に緩んだ部分が発生する事を防止す
る。
用いた場合、ベルト14のブーリ当接部分が緊張する傾
向の場合、即ち、揺動部材11が第2図の時計方向に揺
勅する傾向の場合一には緩徐に対応し、反対にベルトが
緩む傾向の場合、即ち揺動部材11が第2図の反時計方
向に揺動する傾向の場合には迅速に対応して、ベルトの
何れの部分にも過度に緩んだ部分が発生する事を防止す
る。
尚、図示の実施例の場合、通路21と逆止弁26とを、
それぞれ第一の隔壁19に設けているが、これら通路2
1と逆止弁26とは、第一の隔壁19に設ける代わりに
、第二の隔壁20に設ける事も出来、更には第一、第二
の両隔壁19、20に設ける事も出来る.但し、何れの
場合に於いても逆止弁26は、プーリ14を支承した揺
動部材11が1戻りコイノレばね15の弓単力によって
移動する場合にのみ、通路21を開く方向に設ける。
それぞれ第一の隔壁19に設けているが、これら通路2
1と逆止弁26とは、第一の隔壁19に設ける代わりに
、第二の隔壁20に設ける事も出来、更には第一、第二
の両隔壁19、20に設ける事も出来る.但し、何れの
場合に於いても逆止弁26は、プーリ14を支承した揺
動部材11が1戻りコイノレばね15の弓単力によって
移動する場合にのみ、通路21を開く方向に設ける。
又、逆止弁26の構造も、図示の様なボール弁式のもの
の他、リード弁式等、従来から知られた他の構造のもの
を採用する事も出来る。
の他、リード弁式等、従来から知られた他の構造のもの
を採用する事も出来る。
次に、請求項3、4に対応する、本発明の第二実施例に
就いて説明する。
就いて説明する。
第6〜9図は本発明の第二実施例を示しており、第6図
は全体構成を示す断面図、第7図は第6図のC−C断面
図、第8図はベルトが弛んだ状態での、第9図はベルト
が緊張した状態での、それぞれ逆止弁の挙動を示す、第
7図のD部拡大図である。
は全体構成を示す断面図、第7図は第6図のC−C断面
図、第8図はベルトが弛んだ状態での、第9図はベルト
が緊張した状態での、それぞれ逆止弁の挙動を示す、第
7図のD部拡大図である。
本実施例の場合、固定軸9の外周面に形成した第一の隔
壁19の外周縁を、揺動部材11の内周面から離隔させ
る事で、上記外周縁と内周面との間に通路27を形成し
、この通路27の途中に、プーリ14を支承した揺動部
材11が、捩りコイルばね15の弾力によって移勅する
場合にのみ、上記通路27を開く逆止弁28を設けてい
る。
壁19の外周縁を、揺動部材11の内周面から離隔させ
る事で、上記外周縁と内周面との間に通路27を形成し
、この通路27の途中に、プーリ14を支承した揺動部
材11が、捩りコイルばね15の弾力によって移勅する
場合にのみ、上記通路27を開く逆止弁28を設けてい
る。
即ち、この逆止弁28は、第一の隔壁19の外周縁部に
形成された、円周方向に亙って深さが連続的に変化する
凹部29内にローラ30を遊嵌し、上記凹部29の内側
面とローラ30との間に設けた圧縮ばね31により、上
記ローラ30を凹部29の浅い側に向けて押圧する事で
構成されている。
形成された、円周方向に亙って深さが連続的に変化する
凹部29内にローラ30を遊嵌し、上記凹部29の内側
面とローラ30との間に設けた圧縮ばね31により、上
記ローラ30を凹部29の浅い側に向けて押圧する事で
構成されている。
本実施例の場合、ベルトの緊張に伴なってプーリ14を
支承した揺動部材11が第7図の時計方向に揺勅した場
合、逆止弁28が第9図に示す様に通路27を閉じ、上
記揺動部材11が急激に変位する事を阻止して、ベルト
の緊張に対してブーリ14を緩徐に追従させる。
支承した揺動部材11が第7図の時計方向に揺勅した場
合、逆止弁28が第9図に示す様に通路27を閉じ、上
記揺動部材11が急激に変位する事を阻止して、ベルト
の緊張に対してブーリ14を緩徐に追従させる。
反対にベルトが緩む傾向の場合には、上記逆止弁28が
第8図に示す様に通路27を開いて、揺動部材11の揺
勅に対して大きな抵抗が加わらない様にし、プーリ14
をベルトの動きに対して迅速に追従させる。
第8図に示す様に通路27を開いて、揺動部材11の揺
勅に対して大きな抵抗が加わらない様にし、プーリ14
をベルトの動きに対して迅速に追従させる。
その他の構成及び作用に就いては、揺動部材11に形成
した第二の隔壁20の形状(前記第3図参照)を含め、
前述した第一実施例の場合と同様である九、同等部分に
は同一符号を付して、重複する説明を省略する。
した第二の隔壁20の形状(前記第3図参照)を含め、
前述した第一実施例の場合と同様である九、同等部分に
は同一符号を付して、重複する説明を省略する。
次に、請求項3、5に対応する、本発明の第三実施例に
就いて説明する。
就いて説明する。
第10〜13図は本発明の第三実施例を示しており、第
10図は第6図のC−C断面に相当する図、第11図は
逆止弁部分の分解斜視図、第12図はベルトが弛んだ状
態での、第13図はベルトが緊張した状態での、それぞ
れ逆止弁の挙動を示す、第10図のE部拡大図である。
10図は第6図のC−C断面に相当する図、第11図は
逆止弁部分の分解斜視図、第12図はベルトが弛んだ状
態での、第13図はベルトが緊張した状態での、それぞ
れ逆止弁の挙動を示す、第10図のE部拡大図である。
本実施例の場合、前記第二実施例の場合と同様に、固定
!T!Ib9の外周面に形成した第一の隔壁19の外周
縁を、揺動部材11の内周面から離隔させる事で、上記
外周縁と内周面との間に通路27を形戊し、この通路2
7の途中に、プーリ14を支承した揺動部材11が、捩
りコイルばね15の弾力によって移動する場合にのみ、
上記通路27を開く逆止弁32を設けている。
!T!Ib9の外周面に形成した第一の隔壁19の外周
縁を、揺動部材11の内周面から離隔させる事で、上記
外周縁と内周面との間に通路27を形戊し、この通路2
7の途中に、プーリ14を支承した揺動部材11が、捩
りコイルばね15の弾力によって移動する場合にのみ、
上記通路27を開く逆止弁32を設けている。
但し、本実施例に於ける逆止弁32は、第一の隔壁19
の外周縁部に板状のフラッパ33の内端部を、枢軸34
によって枢支する事により構成している。そして、この
フラッパ33の外方への回勤を、フラッパ33の片面と
第一の隔壁19の外周縁との街合により制限している。
の外周縁部に板状のフラッパ33の内端部を、枢軸34
によって枢支する事により構成している。そして、この
フラッパ33の外方への回勤を、フラッパ33の片面と
第一の隔壁19の外周縁との街合により制限している。
即ち、フラッパ33が枢@34を中心として外方に回動
し、このフラッパ33の外周縁と揺動部材11の内周面
とが近接した状態で、上述の様にフラッパ33の片面と
第一の隔壁19の外周縁とが街合し、このフラッパ33
が更に揺動する事が阻止される様な、ストッパ機構を設
けている。
し、このフラッパ33の外周縁と揺動部材11の内周面
とが近接した状態で、上述の様にフラッパ33の片面と
第一の隔壁19の外周縁とが街合し、このフラッパ33
が更に揺動する事が阻止される様な、ストッパ機構を設
けている。
又、フラッパ33と第一の隔壁19との間には、このフ
ラッパ33の外周縁と揺動部材11の内周面とを近接さ
せる方向に、このフラッパ33を揺動させる為の捩りば
ね35を設けている。
ラッパ33の外周縁と揺動部材11の内周面とを近接さ
せる方向に、このフラッパ33を揺動させる為の捩りば
ね35を設けている。
本実施例の場合も、前記第二実施例の場合と同様に、ベ
ルトの緊張に伴なってプーリ14を支承した揺動部材1
1が第10図の時計方向に揺動した場合、逆止弁32が
第13図に示す様に通路27を閉じ、上記揺動部材1l
が急激に変位する事を阻止して、ベルトの緊張に対して
プーリ14を緩徐に追従させる。
ルトの緊張に伴なってプーリ14を支承した揺動部材1
1が第10図の時計方向に揺動した場合、逆止弁32が
第13図に示す様に通路27を閉じ、上記揺動部材1l
が急激に変位する事を阻止して、ベルトの緊張に対して
プーリ14を緩徐に追従させる。
反対にベルトが緩む傾向の場合には、上記逆止弁32が
第12図に示す様に通路27を開いて、揺動部材11の
揺動に対して大きな抵抗が加わらない様にし、プーリ1
4をベルトの動きに対して迅速に追従させる。
第12図に示す様に通路27を開いて、揺動部材11の
揺動に対して大きな抵抗が加わらない様にし、プーリ1
4をベルトの動きに対して迅速に追従させる。
尚、図示の第二、第三実施例の場合、通路27と逆止弁
28、32とを、それぞれ第一の隔壁19の外周面と揺
動部材11の内周面との間に設けているが、これら通路
27と逆止弁32とは、第一の隔壁19の外周縁と揺動
部材11の内周面との間に設ける代わりに、第二の隔壁
2oの内周縁と固定軸9の外周面との間に設ける事も出
来、更には第一の隔壁19の外周面と揺動部材11の内
周面との間、及び第二の隔壁20の内周縁と固定軸9の
外周面との間に設ける事も出来る。但し、何れの場合に
於いても逆止弁28、32は、ブーリ14を支承した揺
動部材11が捩りコイルばね15の弾力によって移動す
る場合にのみ、通路27を開く方向に設ける. 又、各実施例の場合、揺動部材11の先端部を固定!1
ith9に対して偏心させて枢軸部13とすると共に、
この枢軸1!gs13にプーリ14を支承しているが、
このブーリ14のストロークを確保する為には、揺動部
材11の外周面に揺動腕を設け、この揺動腕の先端部に
設けた枢軸に、プーリ14を支承する事も出来る。
28、32とを、それぞれ第一の隔壁19の外周面と揺
動部材11の内周面との間に設けているが、これら通路
27と逆止弁32とは、第一の隔壁19の外周縁と揺動
部材11の内周面との間に設ける代わりに、第二の隔壁
2oの内周縁と固定軸9の外周面との間に設ける事も出
来、更には第一の隔壁19の外周面と揺動部材11の内
周面との間、及び第二の隔壁20の内周縁と固定軸9の
外周面との間に設ける事も出来る。但し、何れの場合に
於いても逆止弁28、32は、ブーリ14を支承した揺
動部材11が捩りコイルばね15の弾力によって移動す
る場合にのみ、通路27を開く方向に設ける. 又、各実施例の場合、揺動部材11の先端部を固定!1
ith9に対して偏心させて枢軸部13とすると共に、
この枢軸1!gs13にプーリ14を支承しているが、
このブーリ14のストロークを確保する為には、揺動部
材11の外周面に揺動腕を設け、この揺動腕の先端部に
設けた枢軸に、プーリ14を支承する事も出来る。
(発明の効果)
本発明のオートテンショナは、以上に述べた通り構成さ
れ作用する為、潤滑が容易で、フレッチング摩耗を生じ
る事もなく、耐久性、f=頼性に優れた構造にも拘らず
、ベルトの張力を常に最適な状態に保持して、歯付ベル
トの歯飛び現象等の不都合の発生を確実に防止する事が
出来る。
れ作用する為、潤滑が容易で、フレッチング摩耗を生じ
る事もなく、耐久性、f=頼性に優れた構造にも拘らず
、ベルトの張力を常に最適な状態に保持して、歯付ベル
トの歯飛び現象等の不都合の発生を確実に防止する事が
出来る。
第1〜5図は本発明の第一実施例を示しており、第1図
は全体構成を示す断面図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図は揺動部材のみを取り出して第1図の右方か
ら見た図、第4図はベルトが弛んだ状態での、第5図は
ベルトが緊張した状態での、それぞれ逆止弁の挙動を示
す、第2図のB部拡大図、第6〜9図は本発明の第二実
施例を示しており、第6図は全体構戒を示す断面図、第
7図は第6図のC−C断面図、第8図はベルトが弛んだ
状態での、第9図はベルトが緊張した状態での、それぞ
れ逆止弁の挙動を示す、第7図のD部拡大図、第10〜
13図は本発明の第三実施例を示しており、第10図は
第6図のC−C断面に相当する図、第11図は逆止弁部
分の分解斜視図、第12図はベルトが弛んだ状態での、
第13図はヘルトが緊張した状態での、それぞれ逆止弁
の挙動を示す、第10図のE部拡大図、第14図はオー
トテンショナを付設したエンジンのタイミングベルト駆
動機構を示す正面図、第15図はこのタイミングベルト
駆wJm構に組み込んだ、従来のオートテンショナの1
例を示す正面図である。 1:タイミングベルト、2:駆動ブーリ、3;従勤ブー
リ、4:テンションブーリ、5:固定軸、6:揺動部材
、7:腕片、8:引っ張りばね、9:固定軸、9a:フ
ランジ状部、1o:ボルト、11:揺動部材、12:基
部、13:枢軸部、13a:内側面、14:ブーリ、1
5:捩りコイルばね、16:滑り軸受、17;円環状空
間、18:シール材、19:第一の隔壁、2o:第二の
隔壁、2l:通路、22:弁座、23:ボール、24;
段部、25:圧縮ばね、26:逆止弁、27:通路、2
8:逆止弁、29:凹部、30:ローラ、31:圧縮ば
ね、32:逆止弁、33:フラッパ、34:枢軸、35
:1戻りばね、36:転がり軸受.
は全体構成を示す断面図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図は揺動部材のみを取り出して第1図の右方か
ら見た図、第4図はベルトが弛んだ状態での、第5図は
ベルトが緊張した状態での、それぞれ逆止弁の挙動を示
す、第2図のB部拡大図、第6〜9図は本発明の第二実
施例を示しており、第6図は全体構戒を示す断面図、第
7図は第6図のC−C断面図、第8図はベルトが弛んだ
状態での、第9図はベルトが緊張した状態での、それぞ
れ逆止弁の挙動を示す、第7図のD部拡大図、第10〜
13図は本発明の第三実施例を示しており、第10図は
第6図のC−C断面に相当する図、第11図は逆止弁部
分の分解斜視図、第12図はベルトが弛んだ状態での、
第13図はヘルトが緊張した状態での、それぞれ逆止弁
の挙動を示す、第10図のE部拡大図、第14図はオー
トテンショナを付設したエンジンのタイミングベルト駆
動機構を示す正面図、第15図はこのタイミングベルト
駆wJm構に組み込んだ、従来のオートテンショナの1
例を示す正面図である。 1:タイミングベルト、2:駆動ブーリ、3;従勤ブー
リ、4:テンションブーリ、5:固定軸、6:揺動部材
、7:腕片、8:引っ張りばね、9:固定軸、9a:フ
ランジ状部、1o:ボルト、11:揺動部材、12:基
部、13:枢軸部、13a:内側面、14:ブーリ、1
5:捩りコイルばね、16:滑り軸受、17;円環状空
間、18:シール材、19:第一の隔壁、2o:第二の
隔壁、2l:通路、22:弁座、23:ボール、24;
段部、25:圧縮ばね、26:逆止弁、27:通路、2
8:逆止弁、29:凹部、30:ローラ、31:圧縮ば
ね、32:逆止弁、33:フラッパ、34:枢軸、35
:1戻りばね、36:転がり軸受.
Claims (5)
- (1)固定軸と、少なくとも基部を円筒状に形成され、
固定軸の周囲に回転自在に支持された揺動部材と、この
揺動部材の一部に、固定軸と平行な枢軸を中心とする回
転自在に支承されたプーリと、このプーリを張力を付与
すべき部材に向けて押圧するばねと、固定軸の外周面と
揺動部材の内周面との間に設けられ、内部に粘性流体を
充填した円環状空間と、固定軸の外周面一部に形成され
、その外周縁を上記揺動部材の内周面に近接させて、上
記円環状空間を円周方向に亙って仕切る第一の隔壁と、
揺動部材の内周面一部に形成され、その内周縁を上記固
定軸の外周面に近接させて、上記円環状空間を円周方向
に亙って仕切る第二の隔壁と、上記第一の隔壁と第二の
隔壁との少なくとも一方に、円周方向に亙つて設けられ
た通路と、この通路の途中に設けられた逆止弁とから成
り、この逆止弁は、プーリがばねの弾力によって移動す
る場合にのみ上記通路を開くオートテンショナ。 - (2)逆止弁が、通路の開口部に形成された内向フラン
ジ状の弁座と、この弁座の内径よりも大きな外径を有し
、上記通路内に遊嵌したボールと、このボールを上記弁
座に向けて押圧するばねとから成る、請求項1に記載の
オートテンショナ。 - (3)固定軸と、少なくとも基部を円筒状に形成され、
固定軸の周囲に回転自在に支持された揺動部材と、この
揺動部材の一部に、固定軸と平行な枢軸を中心とする回
転自在に支承されたプーリと、このプーリを張力を付与
すべき部材に向けて押圧するばねと、固定軸の外周面と
揺動部材の内周面との間に設けられ、内部に粘性流体を
充填した円環状空間と、固定軸の外周面一部に形成され
、上記円環状空間を円周方向に亙って仕切る第一の隔壁
と、揺動部材の内周面一部に形成され、上記円環状空間
を円周方向に亙って仕切る第二の隔壁と、上記第一の隔
壁の外周縁と第二の隔壁の内周縁との少なくとも一方を
、当該周縁が対向する周面から離隔させる事で、この周
縁と周面との間に形成した通路と、この通路の途中に設
けられた逆止弁とから成り、この逆止弁は、プーリがば
ねの弾力によって移動する場合にのみ上記通路を開くオ
ートテンショナ。 - (4)逆止弁が、第一の隔壁の外周縁部に形成された、
円周方向に亙って深さが連続的に変化する凹部と、この
凹部内に遊嵌したローラと、このローラを凹部の浅い側
に向けて押圧するばねとから成る、請求項3に記載のオ
ートテンショナ。 - (5)逆止弁が、第一の隔壁の外周縁部に内端部を枢支
されたフラッパと、このフラッパの外周縁が揺動部材の
内周面に近接した状態で、このフラッパの揺動を止める
ストッパ機構と、フラッパの外周縁と揺動部材の内周面
とを近接させる方向に、このフラッパを揺動させるばね
とから成る、請求項3に記載のオートテンショナ。
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