JPH03239443A - 工作機械の自動工具交換装置 - Google Patents
工作機械の自動工具交換装置Info
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- JPH03239443A JPH03239443A JP3234990A JP3234990A JPH03239443A JP H03239443 A JPH03239443 A JP H03239443A JP 3234990 A JP3234990 A JP 3234990A JP 3234990 A JP3234990 A JP 3234990A JP H03239443 A JPH03239443 A JP H03239443A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- machining
- magazine
- tools
- workpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、工作機械の、ワークの加工に用いられる複
数種類の工具を自動的に交換する工具交換装置に関する
ものである。
数種類の工具を自動的に交換する工具交換装置に関する
ものである。
(従来の技術)
従来の上述の如き工具自動交換装置としては、例えば、
第3図に示す如きものがある。
第3図に示す如きものがある。
図中1はワークとしてのエンジン用シリンダヘッド、2
はそのシリンダヘッドlの加工を行う、工作機械として
のマシニングセンタをそれぞれ示す。
はそのシリンダヘッドlの加工を行う、工作機械として
のマシニングセンタをそれぞれ示す。
ここにおけるマシニングセンタ2は、端部に工具を保持
して回転する主軸3と、その上軸3を回転駆動する主軸
駆動機構を内蔵するヘッド4と、そのヘッド4を昇降さ
せるヘッド昇降機構を内蔵するコラム5と、そのコラム
5を水平面内で前後(図では左右方向)および左右(図
では紙面と直交する方向)へ移動させるコラム水平移動
機構を内蔵するヘッド6とを具え、さらに、そのヘッド
6の側方に配設された、多数種類の工具7を循環可能に
保持する工具マガジン8と、その工具マガジン8が所定
交換位置に配置した工具7と主軸3の端部に保持された
工具7とを腕9aを図示しないロータワシリンダにまり
回動および進退させて入れ替える工具入れ替え機構9と
から構成された自動工具交換装置10を具えてなり、そ
のマシニングセンタ2の正面側(図では左方)には、上
記シリンダブロック1を位置決めして保持するワーク保
持治具1工と、そのワーク保持治具IIを取り付けられ
たインデックステーブル12aを割り出し回動させるイ
ンデックス装置12とが設けられている。
して回転する主軸3と、その上軸3を回転駆動する主軸
駆動機構を内蔵するヘッド4と、そのヘッド4を昇降さ
せるヘッド昇降機構を内蔵するコラム5と、そのコラム
5を水平面内で前後(図では左右方向)および左右(図
では紙面と直交する方向)へ移動させるコラム水平移動
機構を内蔵するヘッド6とを具え、さらに、そのヘッド
6の側方に配設された、多数種類の工具7を循環可能に
保持する工具マガジン8と、その工具マガジン8が所定
交換位置に配置した工具7と主軸3の端部に保持された
工具7とを腕9aを図示しないロータワシリンダにまり
回動および進退させて入れ替える工具入れ替え機構9と
から構成された自動工具交換装置10を具えてなり、そ
のマシニングセンタ2の正面側(図では左方)には、上
記シリンダブロック1を位置決めして保持するワーク保
持治具1工と、そのワーク保持治具IIを取り付けられ
たインデックステーブル12aを割り出し回動させるイ
ンデックス装置12とが設けられている。
かかるマシニングセンタ2にあっては、ワーク保持治具
11がシリンダヘッドlを位置決めして保持し、インデ
ックス装置12がインデックステーブル12aを割り出
し回動させてシリンダヘッドlの最初に加工する面をそ
のマシニングセンタ2へ向けると、自動工具交換装置1
0がその腕9aにより工具マガジン8から上記面の加工
に最初に用いる工具7(例えばドリル)を取り出して主
軸3の端部に装着し、次いで上記ヘッド昇降機構とコラ
ム水平移動機構との作動に基づくヘッド4およびコラム
5の移動によって移動されるとともに上記主軸駆動機構
によって回転駆動された主軸3が、その工具7により上
記面の加工を行い、次いで自動工具交換装置10がその
腕9aにより、工具マガジン8から上記面の加工に次に
用いる工具7(例えばり−マ)を取り出すとともに、主
軸3の端部に装着されている工具7を取り外し、それら
の位置を入れ替えて、取り外した方の工具7を工具マガ
ジン8へ戻す一方、取り出した方の工具7を主軸3の端
部に装着し、次いで上記と同様にして主軸3が、その工
具7により上記面の加工を行い、かかる作業を繰り返す
ことにて上記面の加工が終了したら、インデックス装置
12がインデックステーブル12aをさらに90度割り
出し回動させてシリンダヘッド1の次に加工する面をそ
のマシニングセンタ2へ向け、そして、上記と同様の作
業によってその面の加工がおこなわれる。
11がシリンダヘッドlを位置決めして保持し、インデ
ックス装置12がインデックステーブル12aを割り出
し回動させてシリンダヘッドlの最初に加工する面をそ
のマシニングセンタ2へ向けると、自動工具交換装置1
0がその腕9aにより工具マガジン8から上記面の加工
に最初に用いる工具7(例えばドリル)を取り出して主
軸3の端部に装着し、次いで上記ヘッド昇降機構とコラ
ム水平移動機構との作動に基づくヘッド4およびコラム
5の移動によって移動されるとともに上記主軸駆動機構
によって回転駆動された主軸3が、その工具7により上
記面の加工を行い、次いで自動工具交換装置10がその
腕9aにより、工具マガジン8から上記面の加工に次に
用いる工具7(例えばり−マ)を取り出すとともに、主
軸3の端部に装着されている工具7を取り外し、それら
の位置を入れ替えて、取り外した方の工具7を工具マガ
ジン8へ戻す一方、取り出した方の工具7を主軸3の端
部に装着し、次いで上記と同様にして主軸3が、その工
具7により上記面の加工を行い、かかる作業を繰り返す
ことにて上記面の加工が終了したら、インデックス装置
12がインデックステーブル12aをさらに90度割り
出し回動させてシリンダヘッド1の次に加工する面をそ
のマシニングセンタ2へ向け、そして、上記と同様の作
業によってその面の加工がおこなわれる。
このようにしてシリンダヘッド1の周囲の互いに直角な
四面の加工が行われ、それが終了すると、自動工具交換
装置10が主軸3の端部に装着されている工具7を取り
外して工具マガジン8へ戻し、ワーク保持治具11がそ
の加工の終了したシリンダヘッド1を開放する。
四面の加工が行われ、それが終了すると、自動工具交換
装置10が主軸3の端部に装着されている工具7を取り
外して工具マガジン8へ戻し、ワーク保持治具11がそ
の加工の終了したシリンダヘッド1を開放する。
(発明が解決しようとする課H)
しかしながら、上記従来の自動工具交換装置10にあっ
ては、工具マガジン8がベツド6の側方に配設されてい
ることから、工具を交換する度毎にヘッド4およびコラ
ム5の移動によって主軸3をその工具マガジン8に近接
する所定の交換位置まで大きく移動させる必要があるた
め、工具交換に時間がかかり、シリンダヘッド1の周囲
四面の加工を行う加工時間が長引く一因となっていた。
ては、工具マガジン8がベツド6の側方に配設されてい
ることから、工具を交換する度毎にヘッド4およびコラ
ム5の移動によって主軸3をその工具マガジン8に近接
する所定の交換位置まで大きく移動させる必要があるた
め、工具交換に時間がかかり、シリンダヘッド1の周囲
四面の加工を行う加工時間が長引く一因となっていた。
この発明は、かかる課題を有利に解決した自動工具交換
装置を提供するものである。
装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段)
この発明の自動工具交換装置は、ワークを位置決めして
保持するワーク保持治具に近接して設けられた、前記ワ
ークの加工に用いられる複数種類の工具を保持する工具
マガジンと、工作機械の主軸端部と前記工具マガジンと
の間で工具を入れ替える工具入替え手段と、を具えてな
ることを特徴とするものである。
保持するワーク保持治具に近接して設けられた、前記ワ
ークの加工に用いられる複数種類の工具を保持する工具
マガジンと、工作機械の主軸端部と前記工具マガジンと
の間で工具を入れ替える工具入替え手段と、を具えてな
ることを特徴とするものである。
そしてこの発明の装置において、前記工作機械が、前記
ワーク保持治具を取り付けられたインデックステーブル
を割り出し回動させるインデックス装置を具える場合に
は、前記工具マガジンは、前記インデックステーブルに
、前記ワークの各加工面毎に、対応する加工面とともに
工作機械に向くように配設され、前記各工具マガジンは
、対応する加工面の加工に用いられる工具を保持するこ
ととしても良い。
ワーク保持治具を取り付けられたインデックステーブル
を割り出し回動させるインデックス装置を具える場合に
は、前記工具マガジンは、前記インデックステーブルに
、前記ワークの各加工面毎に、対応する加工面とともに
工作機械に向くように配設され、前記各工具マガジンは
、対応する加工面の加工に用いられる工具を保持するこ
ととしても良い。
(作 用)
かかる自動工具交換装置にあっては、工具マガジンがワ
ーク保持治具に近接して設けられているので、複数種類
の工具を用いてワークを加工する場合に、ワークの加工
中に工具を交換する際、加上位置と所定の交換位置との
間で主軸端部が極めて少ない距離だけ移動し、工具入替
え手段がその主軸端部と工具マガジンとの間で工具を入
れ替える。
ーク保持治具に近接して設けられているので、複数種類
の工具を用いてワークを加工する場合に、ワークの加工
中に工具を交換する際、加上位置と所定の交換位置との
間で主軸端部が極めて少ない距離だけ移動し、工具入替
え手段がその主軸端部と工具マガジンとの間で工具を入
れ替える。
従ってこの装置によれば、工具交換の際の主軸端部の移
動移動が極めて少なくて済むので、ワークの加工に要す
る時間を大幅に短縮することができる。
動移動が極めて少なくて済むので、ワークの加工に要す
る時間を大幅に短縮することができる。
そして、工作機械が、ワーク保持治具を取り付けられた
インデックステーブルを割り出し回動させるインデック
ス装置を具える場合に、工具マガジンがインデックステ
ーブルに、前記ワークの各加工面毎に、加工面とともに
工作機械に向くように配設され、各工具マガジンが、対
応する加工面の加工に用いられる工具を保持しているよ
うにすれば、一つの工具マガジンが保持する工具の本数
が大幅に少なくなるので、工具マガジンの、工具選択に
要する時間が短縮され、ワークの加工に要する時間をさ
らに短縮することができる。
インデックステーブルを割り出し回動させるインデック
ス装置を具える場合に、工具マガジンがインデックステ
ーブルに、前記ワークの各加工面毎に、加工面とともに
工作機械に向くように配設され、各工具マガジンが、対
応する加工面の加工に用いられる工具を保持しているよ
うにすれば、一つの工具マガジンが保持する工具の本数
が大幅に少なくなるので、工具マガジンの、工具選択に
要する時間が短縮され、ワークの加工に要する時間をさ
らに短縮することができる。
(実施例)
以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
る。
第1図は、この発明の自動工具交換装置の一実施例を、
それを適用した工作機械とともに示す側面図であり、図
中、第3図と同様の部分はそれと同一の符号にて示す。
それを適用した工作機械とともに示す側面図であり、図
中、第3図と同様の部分はそれと同一の符号にて示す。
すなわち、図中1はワークとしてのエンジン用シリンダ
ヘッド、2はそのシリンダヘッド1の加工を行う、工作
機械としてのマシニングセンタをそれぞれ示し、ここに
おけるマシニングセンタ2も、第3図に示すものと同様
、主軸3と、ヘッド4と、コラム5と、ベツド6とを具
え、そのマシニングセンタ2の正面側(図では左方)に
は、上記シリンダブロック1を位置決めして保持するワ
ーク保持治具11と、そのワーク保持治具11を取り付
けられたインデックステーブル12aを割り出し回動さ
せるインデックス装置12とが設けられている。
ヘッド、2はそのシリンダヘッド1の加工を行う、工作
機械としてのマシニングセンタをそれぞれ示し、ここに
おけるマシニングセンタ2も、第3図に示すものと同様
、主軸3と、ヘッド4と、コラム5と、ベツド6とを具
え、そのマシニングセンタ2の正面側(図では左方)に
は、上記シリンダブロック1を位置決めして保持するワ
ーク保持治具11と、そのワーク保持治具11を取り付
けられたインデックステーブル12aを割り出し回動さ
せるインデックス装置12とが設けられている。
しかしてここでは、ワーク保持治具11に近接した位置
、すなわちそのワーク保持治具11とインデックステー
ブル12aとの間に、第2図にも示すように、ワーク保
持治具11が保持するシリンダブロック1の周囲の互い
に直角な四つの加工面1 a−1dに各加工面毎に、対
応する加工面とともにマシニングセンタ2に向くように
工具マガジン13を配設する。
、すなわちそのワーク保持治具11とインデックステー
ブル12aとの間に、第2図にも示すように、ワーク保
持治具11が保持するシリンダブロック1の周囲の互い
に直角な四つの加工面1 a−1dに各加工面毎に、対
応する加工面とともにマシニングセンタ2に向くように
工具マガジン13を配設する。
ここで、各工具マガジン13は、円筒状をなし、その水
平な中心軸線に対し放射状に位置する六箇所の水平な工
具保持孔内に、対応する加工面の加工に用いられる、各
々工具ホルダに取り付けられた犬種類までの工具7を保
持することができるとともに、図示しない駆動機構によ
り駆動されて上記中心軸線廻りに回動して、それらの工
具7の内任意のものを最上部の交換位置に配置すること
ができ、この例では、ドリル、リーマ、タップ等の四種
類の工具7を保持している。
平な中心軸線に対し放射状に位置する六箇所の水平な工
具保持孔内に、対応する加工面の加工に用いられる、各
々工具ホルダに取り付けられた犬種類までの工具7を保
持することができるとともに、図示しない駆動機構によ
り駆動されて上記中心軸線廻りに回動して、それらの工
具7の内任意のものを最上部の交換位置に配置すること
ができ、この例では、ドリル、リーマ、タップ等の四種
類の工具7を保持している。
またここでは、マシニングセンタ2のヘッド4に、第3
図に示すものと同様の、工具マガジン13が上記交換位
置に配置した工具7と主軸3の端部に保持された工具7
とを腕9aを図示しないロータリシリンダにまり回動お
よび進退させて入れ替える、工具入れ替え手段としての
工具入れ替え機構9を設け、それら回合の工具マガジン
13と上記工具入れ替え機構とによって自動工具交換装
置14を構成する。
図に示すものと同様の、工具マガジン13が上記交換位
置に配置した工具7と主軸3の端部に保持された工具7
とを腕9aを図示しないロータリシリンダにまり回動お
よび進退させて入れ替える、工具入れ替え手段としての
工具入れ替え機構9を設け、それら回合の工具マガジン
13と上記工具入れ替え機構とによって自動工具交換装
置14を構成する。
かかるマシニングセンタ2にあっては、ワーク保持治具
11がシリンダヘッド1を位置決めして保持し、インデ
ックス装置12がインデックステーブル12aを割り出
し回動させて第1図に示すようにシリンダブロックの最
初に加工する加工面1aをそのマシニングセンタ2へ向
けると、上記ヘッド昇降機構とコラム水平移動機構との
作動に基づきヘッド4がワーク保持治具11に近接する
所定交換位置に移動し、次いで自動工具交換装置14が
その腕9aにより、上記加工面1aに対応してその加工
面1aとともにマシニングセンタ2に向く工具マガジン
13の上記交換位置に配置された所定の工具保持孔から
、その加工面1aの加工に最初に用いる工具7(例えば
ドリル)を工具ホルダごと取り出して主軸3の端部に装
着し、次いで上記ヘッド昇降機構とコラム水平移動機構
との作動に基づくヘッド4およびコラム5の移動によっ
て移動されるとともに上記主軸駆動機構によって回転駆
動された主軸3が、その工具7により上記加工面1aの
加工を行い、次いで自動工具交換装置14が、加工面1
aに対応する上記工具マガジン13を回動させてその加
工面1aの加工に次に用いる工具7(例えばリーマ)を
上記交換位置に配置してから、腕9aにより、その工具
7を工具ホルダごと取り出すとともに、主軸3の端部に
装着されている工具7を工具ホルダごと取り外し、それ
らの工具7の位置を入れ替えて、取り外した方の工具7
を工具ホルダごと上記工具マガジン13へ戻す一方、取
り出した方の工具7を工具ホルダごと主軸3の端部に装
着し、次いで上記と同様にして主軸3が、その工具7に
より上記加工面1aの加工を行い、かかる作業を繰り返
すことにて上記加工面1aの加工が終了したら、インデ
ックス装置12がインデックステーブル12aをさらに
90度割り出し回動させてシリンダヘッド1の次に加工
する加工面1bをそのマシニングセンタ2へ向け、そし
て、上記と同様の作業によってその面の加工がおこなわ
れる。
11がシリンダヘッド1を位置決めして保持し、インデ
ックス装置12がインデックステーブル12aを割り出
し回動させて第1図に示すようにシリンダブロックの最
初に加工する加工面1aをそのマシニングセンタ2へ向
けると、上記ヘッド昇降機構とコラム水平移動機構との
作動に基づきヘッド4がワーク保持治具11に近接する
所定交換位置に移動し、次いで自動工具交換装置14が
その腕9aにより、上記加工面1aに対応してその加工
面1aとともにマシニングセンタ2に向く工具マガジン
13の上記交換位置に配置された所定の工具保持孔から
、その加工面1aの加工に最初に用いる工具7(例えば
ドリル)を工具ホルダごと取り出して主軸3の端部に装
着し、次いで上記ヘッド昇降機構とコラム水平移動機構
との作動に基づくヘッド4およびコラム5の移動によっ
て移動されるとともに上記主軸駆動機構によって回転駆
動された主軸3が、その工具7により上記加工面1aの
加工を行い、次いで自動工具交換装置14が、加工面1
aに対応する上記工具マガジン13を回動させてその加
工面1aの加工に次に用いる工具7(例えばリーマ)を
上記交換位置に配置してから、腕9aにより、その工具
7を工具ホルダごと取り出すとともに、主軸3の端部に
装着されている工具7を工具ホルダごと取り外し、それ
らの工具7の位置を入れ替えて、取り外した方の工具7
を工具ホルダごと上記工具マガジン13へ戻す一方、取
り出した方の工具7を工具ホルダごと主軸3の端部に装
着し、次いで上記と同様にして主軸3が、その工具7に
より上記加工面1aの加工を行い、かかる作業を繰り返
すことにて上記加工面1aの加工が終了したら、インデ
ックス装置12がインデックステーブル12aをさらに
90度割り出し回動させてシリンダヘッド1の次に加工
する加工面1bをそのマシニングセンタ2へ向け、そし
て、上記と同様の作業によってその面の加工がおこなわ
れる。
このようにしてシリンダヘッド1の周囲の互いに直角な
四つの加工面18〜1dの加工が行われ、それが終了す
ると、自動工具交換装置14が主軸3の端部に装着され
ている工具7を取り外して工具マガジン13へ戻し、ワ
ーク保持治具11がその加工の終了したシリンダヘッド
lを開放する。
四つの加工面18〜1dの加工が行われ、それが終了す
ると、自動工具交換装置14が主軸3の端部に装着され
ている工具7を取り外して工具マガジン13へ戻し、ワ
ーク保持治具11がその加工の終了したシリンダヘッド
lを開放する。
従ってこの実施例の自動工具交換装置I4によれば、マ
シニングセンタ2によるシリンダヘッド1の加工中に工
具7を交換する際、加工位置と所定の交換位置との間で
主軸3の端部が極めて少ない距離だけ移動し、工具穴替
え機構9がその主軸端部と工具マガジン13との間で工
具7を入れ替えるので、工具交換の際の主軸端部の移動
移動が極めて少なくて済み、ひいては、シリンダヘッド
1の加工に要する時間を大幅に短縮することができる。
シニングセンタ2によるシリンダヘッド1の加工中に工
具7を交換する際、加工位置と所定の交換位置との間で
主軸3の端部が極めて少ない距離だけ移動し、工具穴替
え機構9がその主軸端部と工具マガジン13との間で工
具7を入れ替えるので、工具交換の際の主軸端部の移動
移動が極めて少なくて済み、ひいては、シリンダヘッド
1の加工に要する時間を大幅に短縮することができる。
さらにこの実施例の自動工具交換装置14によれば、工
具マガジン13がインデックステーブル12aに、シリ
ンダヘッド1の各加工面18〜1d毎に、対応する加工
面とともにマシニングセンタ2に向くように配設され、
各工具マガジン13が、対応する加工面の加工に用いら
れる工具7を保持しているので、一つの工具マガジン1
3が保持する工具7の本数が大幅に少なくなり、このこ
とにて、工具マガジン13の、工具選択に要する時間を
短縮し得て、シリンダヘッド1の加工に要する時間をさ
らに短縮することができる。
具マガジン13がインデックステーブル12aに、シリ
ンダヘッド1の各加工面18〜1d毎に、対応する加工
面とともにマシニングセンタ2に向くように配設され、
各工具マガジン13が、対応する加工面の加工に用いら
れる工具7を保持しているので、一つの工具マガジン1
3が保持する工具7の本数が大幅に少なくなり、このこ
とにて、工具マガジン13の、工具選択に要する時間を
短縮し得て、シリンダヘッド1の加工に要する時間をさ
らに短縮することができる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例
に限定されるものでなく、例えば、インデックス装置が
ない場合にも適用することができ、また、前記マシニン
グセンタ2のヘッド昇降機構とコラム水平移動機構とを
工具穴替え手段として利用し、主軸3を移動させてその
上軸3に直接工具マガジン13から工具7を受渡しさせ
ることとしても良い。
に限定されるものでなく、例えば、インデックス装置が
ない場合にも適用することができ、また、前記マシニン
グセンタ2のヘッド昇降機構とコラム水平移動機構とを
工具穴替え手段として利用し、主軸3を移動させてその
上軸3に直接工具マガジン13から工具7を受渡しさせ
ることとしても良い。
(発明の効果)
かくしてこの発明の工作機械の自動工具交換装置によれ
ば、工具交換の際の主軸端部の移動移動が極めて少なく
て済むので、ワークの加工に要する時間を大幅に短縮す
ることができる。
ば、工具交換の際の主軸端部の移動移動が極めて少なく
て済むので、ワークの加工に要する時間を大幅に短縮す
ることができる。
そして、工作機械が、ワーク保持治具を取り付けられた
インデックステーブルを割り出し回動させるインデック
ス装置を具える場合に、工具マガジンがインデックステ
ーブルに、前記ワークの各加工面毎に、加工面とともに
工作機械に向くように配設され、各工具マガジンが、対
応する加工面の加工に用いられる工具を保持しているよ
うにすれば、一つの工具マガジンが保持する工具の本数
が大幅に少なくなるので、工具マガジンの、工具選択に
要する時間が短縮され、ワークの加工に要する時間をさ
らに短縮することができる。
インデックステーブルを割り出し回動させるインデック
ス装置を具える場合に、工具マガジンがインデックステ
ーブルに、前記ワークの各加工面毎に、加工面とともに
工作機械に向くように配設され、各工具マガジンが、対
応する加工面の加工に用いられる工具を保持しているよ
うにすれば、一つの工具マガジンが保持する工具の本数
が大幅に少なくなるので、工具マガジンの、工具選択に
要する時間が短縮され、ワークの加工に要する時間をさ
らに短縮することができる。
第1図はこの発明の工作機械の自動工具交換装置の一実
施例をそれを適用した工作機械とともに示す側面図、 第2図は上記実施例の装置の工具マガジンを示す平面図
、 第3図は従来装置を示す側面図である。 シリンダヘッド 1a〜1d−加工面マシニングセン
タ 3−主軸 工具 9−工具入れ替え機構ワーク保持治
具 12 インデックス装置インデックステーブル 工具マガジン 14−自動工具交換装置第1 第2図
施例をそれを適用した工作機械とともに示す側面図、 第2図は上記実施例の装置の工具マガジンを示す平面図
、 第3図は従来装置を示す側面図である。 シリンダヘッド 1a〜1d−加工面マシニングセン
タ 3−主軸 工具 9−工具入れ替え機構ワーク保持治
具 12 インデックス装置インデックステーブル 工具マガジン 14−自動工具交換装置第1 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ワーク(1)を位置決めして保持するワーク保持治
具(11)に近接して設けられた、前記ワークの加工に
用いられる複数種類の工具(7)を保持する工具マガジ
ン(13)と、 工作機械(2)の主軸(3)の端部と前記工具マガジン
との間で工具を入れ替える工具入替え手段(9)と、を
具えてなる、工作機械の自動工具交換装置。 2、前記工作機械(2)は、前記ワーク保持治具を取り
付けられたインデックステーブル(12a)を割り出し
回動させるインデックス装置(12)を具え、 前記工具マガジン(13)は、前記インデックステーブ
ルに、前記ワークの各加工面(1a、1b、1c、1d
)毎に、対応する加工面とともに工作機械に向くように
配設され、前記各工具マガジンは、対応する加工面の加
工に用いられる工具を保持することを特徴とする、請求
項1記載の工作機械の自動工具交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3234990A JPH03239443A (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 工作機械の自動工具交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3234990A JPH03239443A (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 工作機械の自動工具交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03239443A true JPH03239443A (ja) | 1991-10-25 |
Family
ID=12356486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3234990A Pending JPH03239443A (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 工作機械の自動工具交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03239443A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130085049A1 (en) * | 2011-09-30 | 2013-04-04 | Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. | Cutter magazine, cutter switching system using the cutter magazine, and machine tool using the cutter switching system |
JP2014014916A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Komatsu Ntc Ltd | 工作機械 |
-
1990
- 1990-02-15 JP JP3234990A patent/JPH03239443A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130085049A1 (en) * | 2011-09-30 | 2013-04-04 | Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. | Cutter magazine, cutter switching system using the cutter magazine, and machine tool using the cutter switching system |
US9296078B2 (en) * | 2011-09-30 | 2016-03-29 | Hong Fu Jin Precision Industry (Shenzhen) Co., Ltd. | Cutter magazine, cutter switching system using the cutter magazine, and machine tool using the cutter switching system |
JP2014014916A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Komatsu Ntc Ltd | 工作機械 |
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