JPH03236307A - 油性化粧料 - Google Patents
油性化粧料Info
- Publication number
- JPH03236307A JPH03236307A JP3219390A JP3219390A JPH03236307A JP H03236307 A JPH03236307 A JP H03236307A JP 3219390 A JP3219390 A JP 3219390A JP 3219390 A JP3219390 A JP 3219390A JP H03236307 A JPH03236307 A JP H03236307A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- color
- alumina
- surface area
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は新規な油性化粧料に関し、更に詳細には複雑な
製造工程や経時的な発汗を伴わず、きわめて高彩度の色
調を有する、優れた油性化粧料に関するものである。
製造工程や経時的な発汗を伴わず、きわめて高彩度の色
調を有する、優れた油性化粧料に関するものである。
[従来の技術]
従来高彩度の色調を有する油性化粧料を得ようとする場
合、あらかしめ染料をナイロン等の粉体に吸着させ高彩
度の色調を有する顔料とし、それを配合する試みや、油
性化粧料中の染料を、その中に配合した界面活性剤等の
極性物質を用いて発色させ、高彩度の色調を実現しよう
とする試み等がなされてきた。
合、あらかしめ染料をナイロン等の粉体に吸着させ高彩
度の色調を有する顔料とし、それを配合する試みや、油
性化粧料中の染料を、その中に配合した界面活性剤等の
極性物質を用いて発色させ、高彩度の色調を実現しよう
とする試み等がなされてきた。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら染料を顔料化するには複雑な製造工程が必
要であり、製品が量産化される場合には適さないばかり
か、このようにして得られた顔料を配合しても充分高彩
度の色調を有する油性化粧料は得られないのが常であっ
た。また染料を極性物質を用いて発色させる方法では、
その油性化粧料の表面に経時的な発汗が生じる等、全て
の点で充分満足しうるものは未だ得られていないのが実
情であった。
要であり、製品が量産化される場合には適さないばかり
か、このようにして得られた顔料を配合しても充分高彩
度の色調を有する油性化粧料は得られないのが常であっ
た。また染料を極性物質を用いて発色させる方法では、
その油性化粧料の表面に経時的な発汗が生じる等、全て
の点で充分満足しうるものは未だ得られていないのが実
情であった。
[課題を解決するための手段]
上記実情に鑑み、本発明者等は複雑な製造工程や、経時
的な発汗を伴わず、高彩度の色調を有する油性化粧料を
得るべく鋭意研究した結果、比表面積80m2/g〜2
00m2/gのγ−アルミナと油溶性染料を含有するこ
とを特徴とする油性化粧料は、前記欠点が解決され、き
わめて高彩度の色調を有することを見出し、本発明を完
成させるに到った。
的な発汗を伴わず、高彩度の色調を有する油性化粧料を
得るべく鋭意研究した結果、比表面積80m2/g〜2
00m2/gのγ−アルミナと油溶性染料を含有するこ
とを特徴とする油性化粧料は、前記欠点が解決され、き
わめて高彩度の色調を有することを見出し、本発明を完
成させるに到った。
すなわち本発明は、比表面積80m2/g〜200m2
/gのγ−アルミナを0.01〜30重量%、油溶性染
料を0.01〜10重量%含有することを特徴とする油
性化粧料に関するものである。
/gのγ−アルミナを0.01〜30重量%、油溶性染
料を0.01〜10重量%含有することを特徴とする油
性化粧料に関するものである。
以下本発明の構成について詳述する。
本発明において必須成分である、比表面積80m2/g
〜200m2/gのγ−アルミナとしては、例えば住友
化学工業株式会社製の商品名篇純度アルミナAKP−G
、AKP−GM等が用いられ、これらを一種又は二種以
上組合わせて用いることもできる。
〜200m2/gのγ−アルミナとしては、例えば住友
化学工業株式会社製の商品名篇純度アルミナAKP−G
、AKP−GM等が用いられ、これらを一種又は二種以
上組合わせて用いることもできる。
またアルミナの種類としてはγ−アルミナが好ましく、
α−アルミナ等では本発明の効果が得られず好ましくな
い。
α−アルミナ等では本発明の効果が得られず好ましくな
い。
配合量としては、0.01〜30重量%、特に好ましく
は0.1〜b る。また本発明において他の必須成分である、油溶性染
料としては、一般に化粧料に用いられるものであれば特
に制限されず、例えば赤色218号、赤色223号、橙
色201号、黄色201号、紫色201号等が用いられ
、これらを一種又は二種以上組合わせて用いることもで
きる。
は0.1〜b る。また本発明において他の必須成分である、油溶性染
料としては、一般に化粧料に用いられるものであれば特
に制限されず、例えば赤色218号、赤色223号、橙
色201号、黄色201号、紫色201号等が用いられ
、これらを一種又は二種以上組合わせて用いることもで
きる。
配合量としては、0.01〜10重量%、特に好ましく
は 0.05〜5重量%の範囲で用いられる。さらに本
発明の油性化粧料には、前記必須成分の他、通常の化粧
料に用いられる成分、例えばワックス、油剤、樹脂、高
分子、界面活性剤、高級アルコール、香料、保湿剤、美
容成分、酸化防止剤、防腐剤、紫外線吸収剤、顔料、本
発明の必須成分以外の粉体・染料等を本発明の効果を損
なわない範囲で配合することができる。本発明の油性化
粧料は通常の方法により製造することができ、例えば口
紅、リップクリーム、アイシャドウ、ファンデーション
等として適用することができる。
は 0.05〜5重量%の範囲で用いられる。さらに本
発明の油性化粧料には、前記必須成分の他、通常の化粧
料に用いられる成分、例えばワックス、油剤、樹脂、高
分子、界面活性剤、高級アルコール、香料、保湿剤、美
容成分、酸化防止剤、防腐剤、紫外線吸収剤、顔料、本
発明の必須成分以外の粉体・染料等を本発明の効果を損
なわない範囲で配合することができる。本発明の油性化
粧料は通常の方法により製造することができ、例えば口
紅、リップクリーム、アイシャドウ、ファンデーション
等として適用することができる。
[実施例]
次に実施例を挙げて更に説明するが、本発明はこれらの
実施例に何ら制限されるものではない。
実施例に何ら制限されるものではない。
本発明の効果を実証するために、以下に組成を示す実施
例1〜3、比較例1〜4の口紅を調製し、その彩度及び
発汗の有無について評価した。
例1〜3、比較例1〜4の口紅を調製し、その彩度及び
発汗の有無について評価した。
(評価法)
彩度測定−m−一実施例1〜3、比較例1〜4の口紅表
面の色値を日本電位 工業株式会社製の分光色差計S Z−Σ80により測定し、その 測定値から彩度を以下の式によ り算出した。
面の色値を日本電位 工業株式会社製の分光色差計S Z−Σ80により測定し、その 測定値から彩度を以下の式によ り算出した。
彩度−ンa”+b”−
発汗の有無−m−一実施例1〜3、比較例1〜4の口紅
を30℃の環境下に 放置し、24時間後のその表面 状態を観察した。
を30℃の環境下に 放置し、24時間後のその表面 状態を観察した。
〜
(注1 ) −−−一住友化学工業株式会社製高純度ア
ルミナAにP−G 比表面積130〜170m2/g (注2 ) −−−一住友化学工業株式会社製高純度ア
ルミナAKP−GM 比表面積140〜180m2/g (注3 )−−m−以下の処理法により、得られたもの
である。
ルミナAにP−G 比表面積130〜170m2/g (注2 ) −−−一住友化学工業株式会社製高純度ア
ルミナAKP−GM 比表面積140〜180m2/g (注3 )−−m−以下の処理法により、得られたもの
である。
A 赤色218号1.0gをエタノ
ール20m1に溶解する。
BAにナイロン粉末5gを添加
し、1時間攪拌する。
C洗液が着色しなくなるまで、
水、エタノールで洗浄する。
DCを放置乾燥する。
(注4 ) −−−一住友化学工業株式会社製高純度ア
ルミナAKP−30 比表面積 5〜10m2/g (製造法) ANo、1〜7を加熱溶解する。
ルミナAKP−30 比表面積 5〜10m2/g (製造法) ANo、1〜7を加熱溶解する。
BANo、12を添加混合する。
CBにN098〜1)及びNo、13を混練する。
DCを加熱溶解後、充填成型し、口紅を得る。
表1の結果から明らかな如く、本発明に係る実施例1〜
3の口紅は、比較例1〜4の口紅に比べて複雑な製造工
程や、あるいはその表面の経時的発汗を併わずに、きわ
めて高彩度な色調を有するものであった。
3の口紅は、比較例1〜4の口紅に比べて複雑な製造工
程や、あるいはその表面の経時的発汗を併わずに、きわ
めて高彩度な色調を有するものであった。
実施例4 チークカラー
1 タルク
2 ステアリン酸亜鉛
3 雲母
4 炭酸マグネシウム
5 カルナウバロウ
(重量%)
30.2
5
6 ラノリン 157 流動パラフ
ィン 20 8 赤色202号 1 9 黄色401号 1 10 紫外線吸収剤 0. 1)1 酸
化防止剤 0.1)2 香料
0.1)3 赤色218号
314 赤色223号 0.51
5 γ−アルミナ 1(実施例3で使
用したもの) (製造法) ANo、1〜4及びN018.9.13〜15を均一に
混合する。
ィン 20 8 赤色202号 1 9 黄色401号 1 10 紫外線吸収剤 0. 1)1 酸
化防止剤 0.1)2 香料
0.1)3 赤色218号
314 赤色223号 0.51
5 γ−アルミナ 1(実施例3で使
用したもの) (製造法) ANo、1〜4及びN018.9.13〜15を均一に
混合する。
B No、5〜7及びNo、10〜12を加熱溶解し、
均一に混合する。
均一に混合する。
CAにBを均一混合する。
DCを加熱溶解後2、充填成型しチークカラーを得る。
以上の如くして得られた本発明に係わるチークカラーの
彩度は 50.35であり、彩度において充分満足しつ
るものであった。
彩度は 50.35であり、彩度において充分満足しつ
るものであった。
実施例5 アイシャドウ (重量%)1 タルク
102 酸化亜鉛
28.73 雲母チタン 10 4 ミツロウ 10 5 流動パラフィン 10 6 プロピレングリコール 10 7 ミリスチン酸イソプロピル 10 8 紫外線吸収剤 0゜9 酸化防止剤
0゜10 香料
0゜1) 橙色201号 012
赤色218号 0゜13 γ−アルミ
ナ 10(実施例1.2で使用したもの
) (製造法) ANo、1〜3及びNo、1)〜13を均一に混合する
。
102 酸化亜鉛
28.73 雲母チタン 10 4 ミツロウ 10 5 流動パラフィン 10 6 プロピレングリコール 10 7 ミリスチン酸イソプロピル 10 8 紫外線吸収剤 0゜9 酸化防止剤
0゜10 香料
0゜1) 橙色201号 012
赤色218号 0゜13 γ−アルミ
ナ 10(実施例1.2で使用したもの
) (製造法) ANo、1〜3及びNo、1)〜13を均一に混合する
。
BNo、4〜10を加熱溶解する。
CAにBを均一に混合する。
DCを加熱溶解後、充填成型しアイシャドウを得る。
以上の如くして得られた本発明に係わるアイシャドウの
彩度は49.39であり、彩度において充分満足しつる
ものであった。
彩度は49.39であり、彩度において充分満足しつる
ものであった。
[発明の効果]
以上詳述した如く、本発明の油性化粧料は、複雑な製造
工程や経時的な発汗を併わず、高彩度の色調を有する、
きわめて有用なものであった。
工程や経時的な発汗を併わず、高彩度の色調を有する、
きわめて有用なものであった。
以 上
Claims (1)
- (1)比表面積80m^2/g〜200m^2/gのγ
−アルミナを0.01〜30重量%、油溶性染料を0.
01〜10重量%含有することを特徴とする油性化粧料
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3219390A JPH03236307A (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 油性化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3219390A JPH03236307A (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 油性化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03236307A true JPH03236307A (ja) | 1991-10-22 |
Family
ID=12352068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3219390A Pending JPH03236307A (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 油性化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03236307A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1576948A2 (de) * | 2004-03-17 | 2005-09-21 | Beiersdorf AG | Wasserfreie Reinigungszubereitungen mit polaren Farbstoffen |
WO2008056688A1 (fr) * | 2006-11-08 | 2008-05-15 | Shiseido Company Ltd. | Colorant pour préparation cosmétique et cosmétique de maquillage |
JP5801503B1 (ja) * | 2015-01-21 | 2015-10-28 | 株式会社 資生堂 | メーキャップ化粧料 |
WO2016117640A1 (ja) * | 2015-01-21 | 2016-07-28 | 株式会社 資生堂 | メーキャップ化粧料 |
JP2016138095A (ja) * | 2015-01-21 | 2016-08-04 | 株式会社 資生堂 | メーキャップ化粧料 |
-
1990
- 1990-02-13 JP JP3219390A patent/JPH03236307A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1576948A2 (de) * | 2004-03-17 | 2005-09-21 | Beiersdorf AG | Wasserfreie Reinigungszubereitungen mit polaren Farbstoffen |
EP1576948A3 (de) * | 2004-03-17 | 2006-03-29 | Beiersdorf AG | Wasserfreie Reinigungszubereitungen mit polaren Farbstoffen |
WO2008056688A1 (fr) * | 2006-11-08 | 2008-05-15 | Shiseido Company Ltd. | Colorant pour préparation cosmétique et cosmétique de maquillage |
JP2008120687A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-29 | Shiseido Co Ltd | 化粧料用色材およびメーキャップ化粧料 |
JP5801503B1 (ja) * | 2015-01-21 | 2015-10-28 | 株式会社 資生堂 | メーキャップ化粧料 |
JP2016132650A (ja) * | 2015-01-21 | 2016-07-25 | 株式会社 資生堂 | メーキャップ化粧料 |
WO2016117640A1 (ja) * | 2015-01-21 | 2016-07-28 | 株式会社 資生堂 | メーキャップ化粧料 |
JP2016138095A (ja) * | 2015-01-21 | 2016-08-04 | 株式会社 資生堂 | メーキャップ化粧料 |
KR20170104529A (ko) * | 2015-01-21 | 2017-09-15 | 가부시키가이샤 시세이도 | 메이크업 화장료 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20160102762A (ko) | 실리콘 오일 및 에몰리언트를 함유하는 화장료 조성물 | |
KR20200144904A (ko) | 혼합 사용이 가능한 채도 조절용 화장료 조성물 | |
KR102273235B1 (ko) | 다양한 착색이 가능한 무수제형의 입술용 화장료 조성물 | |
JPH03236307A (ja) | 油性化粧料 | |
JP2008214210A (ja) | 水系唇用下地化粧料および化粧方法 | |
JPH02300109A (ja) | メイクアップ用皮膚化粧料組成物 | |
KR20120049589A (ko) | 표면이 개질된 화장료용 안료 및 개질된 안료를 함유하는 메이크업 화장료 조성물 | |
JP2004091645A (ja) | 表面処理された紺青被覆粉体及びその製造方法 | |
JP2005068019A (ja) | 金属ナノロッド含有化粧品 | |
JPS6124512A (ja) | 口紅オ−バ−コ−ト | |
JPH01172312A (ja) | 化粧料 | |
JPH0699281B2 (ja) | メ−クアツプ化粧料 | |
JP2009510058A (ja) | 増大した色の強度を有する化粧品組成物およびその製造方法 | |
JPH01294611A (ja) | 着色顔料及びこれを配合した化粧料 | |
JP2003012459A (ja) | 化粧料 | |
JPH05339121A (ja) | 化粧料 | |
JPH05339122A (ja) | 化粧料 | |
JP2571098B2 (ja) | 油性化粧料 | |
JP2616786B2 (ja) | 化粧料 | |
JPH09118613A (ja) | 皮膚化粧料 | |
KR20180102035A (ko) | 디카프릴릴 카보네이트를 함유하는 입술용 화장료 조성물 | |
JP5485778B2 (ja) | 油中水型乳化化粧料 | |
KR102539384B1 (ko) | 안정성이 극대화된 안료 캡슐을 함유하는 화장료 조성물 | |
JPH0248510A (ja) | 化粧料用顔料及び化粧料 | |
JP4443134B2 (ja) | 発色料 |