JPH03227289A - 記録材料 - Google Patents
記録材料Info
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- JPH03227289A JPH03227289A JP2022681A JP2268190A JPH03227289A JP H03227289 A JPH03227289 A JP H03227289A JP 2022681 A JP2022681 A JP 2022681A JP 2268190 A JP2268190 A JP 2268190A JP H03227289 A JPH03227289 A JP H03227289A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の分野)
本発明は記録材料に関し、特に発色性および保存性を向
上させた記録材料に関する。
上させた記録材料に関する。
(従来技術)
電子供与性無色染料と電子受容性化合物を使用した記録
材料は、感圧紙、感熱紙、感光感圧紙、通電感熱記録紙
、感熱転写紙等として既によく知られている。たとえば
英国特許2140449、米国特許4480052、同
4436920、特公昭60−23992、特開昭57
−179836、同60−123556、同60−12
3557などに詳しい。
材料は、感圧紙、感熱紙、感光感圧紙、通電感熱記録紙
、感熱転写紙等として既によく知られている。たとえば
英国特許2140449、米国特許4480052、同
4436920、特公昭60−23992、特開昭57
−179836、同60−123556、同60−12
3557などに詳しい。
記録材料として、近年 (1)発色濃度および発色感度
(2)発色体の堅牢性などの特性改良に対する研究が
鋭意行われている。
(2)発色体の堅牢性などの特性改良に対する研究が
鋭意行われている。
本発明者らは、電子供与性無色染料、電子受容性化合物
のそれぞれについて、その油溶性、水への溶解度、分配
係数、pKa、置換基の極性、置換基の位置、混用での
結晶性、溶解性の変化などの特性に着目し、良好な記録
材料用素材および記録材料の開発を追求してきた。
のそれぞれについて、その油溶性、水への溶解度、分配
係数、pKa、置換基の極性、置換基の位置、混用での
結晶性、溶解性の変化などの特性に着目し、良好な記録
材料用素材および記録材料の開発を追求してきた。
(発明の目的)
従って本発明の目的は発色性が良好で、しかもその他の
具備すべき条件を満足した素材を用いた記録材料を提供
することである。
具備すべき条件を満足した素材を用いた記録材料を提供
することである。
(発明の構成)
本発明の目的は、電子供与性無色染料として、6位にア
ルコキシカルボニルアリールオキシ基、アラルキルオキ
シカルボニルアリールオキシ基またはアリールオキシカ
ルボニルアリールオキシ基で置換されたアルキルアミノ
基を有するフルオラン誘導体を含有する事を特徴とする
記録材料により達成された。
ルコキシカルボニルアリールオキシ基、アラルキルオキ
シカルボニルアリールオキシ基またはアリールオキシカ
ルボニルアリールオキシ基で置換されたアルキルアミノ
基を有するフルオラン誘導体を含有する事を特徴とする
記録材料により達成された。
本発明に係わるフルオラン誘導体のうち、黒色の色相を
得るためには、2位と6位の両方ともがアミノ基で置換
されていることが好ましい。5位、7位は発色色相およ
び発色濃度の点から水素原子であることが好ましい。
得るためには、2位と6位の両方ともがアミノ基で置換
されていることが好ましい。5位、7位は発色色相およ
び発色濃度の点から水素原子であることが好ましい。
なかでも下記一般式(1)で表されるものが好ましい。
(式中、R1およびR2はアルキル基、シクロアルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、水素原
子を、R2は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ト
リハロメチル基、ハロゲン原子を、R4は水素原子、ア
ルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、
アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、ハ
ロゲン原子、置換アミノ基、シアノ基、ニトロ基、アシ
ル基、トリハロメチル基、スルファモイル基ヲ、R2は
アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基
、アラルキル基、アルコキシアルキル基を、Rはアルキ
レン基、アルケニレン基、アルキニレン基を表わし、更
に酸素原子、硫黄原子で連結されていてもよい。
基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、水素原
子を、R2は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ト
リハロメチル基、ハロゲン原子を、R4は水素原子、ア
ルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、
アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、ハ
ロゲン原子、置換アミノ基、シアノ基、ニトロ基、アシ
ル基、トリハロメチル基、スルファモイル基ヲ、R2は
アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基
、アラルキル基、アルコキシアルキル基を、Rはアルキ
レン基、アルケニレン基、アルキニレン基を表わし、更
に酸素原子、硫黄原子で連結されていてもよい。
R6は、水素原子、アルキル基、アルケニル基を、R1
は水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
アノ基、トリハロメチル基を表わす。
は水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
アノ基、トリハロメチル基を表わす。
式中R,lはR2と同じ意味を、R4’はR4と同じ意
味を表す。
味を表す。
R1からR= 、Rh 、R’lはさらに置換基を有し
ていてもよい。) 上記一般式(1)において、R2で表される基は更に、
アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基
、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、
ハロゲン原子、置換アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ア
シル基、トリハロメチル基、スルファモイル基、ヘテロ
環残基等で置換されていてもよい、これらの置換基は更
に置換基を有していてもよい。
ていてもよい。) 上記一般式(1)において、R2で表される基は更に、
アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基
、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、
ハロゲン原子、置換アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ア
シル基、トリハロメチル基、スルファモイル基、ヘテロ
環残基等で置換されていてもよい、これらの置換基は更
に置換基を有していてもよい。
上式中、R1で示される基は水素原子、アルキル基、ア
ルケニル基、が好ましく中でもメチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基などが好ましい。
ルケニル基、が好ましく中でもメチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基などが好ましい。
上式中、R2で表される基は水素原子、アルキル基、ア
ルケニル基、アルキニル基、アルコキシ基、ハロゲン原
子が好ましく、特にはメチル基、エチル基、メトキシ基
、メトキシメチル基、メチルチオ基、塩素原子、水素原
子が好ましい。
ルケニル基、アルキニル基、アルコキシ基、ハロゲン原
子が好ましく、特にはメチル基、エチル基、メトキシ基
、メトキシメチル基、メチルチオ基、塩素原子、水素原
子が好ましい。
上式中、R8で表される基は水素原子、炭素原子数1〜
8のアルキル基、ハロゲン原子が好ましく、特には水素
原子、メチル基、塩素原子が好ましい。
8のアルキル基、ハロゲン原子が好ましく、特には水素
原子、メチル基、塩素原子が好ましい。
上式中R4で示される基は、水素原子、アルキル基、ト
リハロメチル基、ハロゲン原子、が好ましく、中でも水
素原子、メチル基、塩素原子、素原子、トリフルオロメ
チル基が好ましい。
リハロメチル基、ハロゲン原子、が好ましく、中でも水
素原子、メチル基、塩素原子、素原子、トリフルオロメ
チル基が好ましい。
弗
R3
(Raは、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アル
キニル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、アラルキル基、アルキルチオ基、ハロゲン原子、置
換アミノ基、シアノ基、ニトロ基、アシル基、トリハロ
メチル基、スルファモイル基、ヘテロ環残基、シクロア
ルキル基、シクロアルケニル基を表し、更にその炭素鎖
は技分かれしていてもよい。n、mはそれぞれθ〜10
の整数を表し、その炭素鎖はそれぞれ枝分かれしていて
もよい。)が好ましい。
キニル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、アラルキル基、アルキルチオ基、ハロゲン原子、置
換アミノ基、シアノ基、ニトロ基、アシル基、トリハロ
メチル基、スルファモイル基、ヘテロ環残基、シクロア
ルキル基、シクロアルケニル基を表し、更にその炭素鎖
は技分かれしていてもよい。n、mはそれぞれθ〜10
の整数を表し、その炭素鎖はそれぞれ枝分かれしていて
もよい。)が好ましい。
R2として特には、メチル基、エチル基、ノルマルプロ
ピル基、イソプロピル基、ベンジル基、フェニルエチル
基、フェニル基、フェニル−n −プロピル基、メトキ
シメチル基、エトキシメチル基、エトキシエチル基、エ
トキシ−n−プロピル基、n−プロポキシ基、n−プロ
ポキシエチル基、n−プロポキシプロビル基、フェノキ
シメチル基、フェノキシエチル基、フェノキシ−n−プ
ロピル基等が好ましい。
ピル基、イソプロピル基、ベンジル基、フェニルエチル
基、フェニル基、フェニル−n −プロピル基、メトキ
シメチル基、エトキシメチル基、エトキシエチル基、エ
トキシ−n−プロピル基、n−プロポキシ基、n−プロ
ポキシエチル基、n−プロポキシプロビル基、フェノキ
シメチル基、フェノキシエチル基、フェノキシ−n−プ
ロピル基等が好ましい。
R1としては、水素原子、アルキル基が好ましく、特に
は水素原子、メチル基、エチル基が好ましい。
は水素原子、メチル基、エチル基が好ましい。
R1としては水素原子、ハロゲン原子が好ましく、特に
は水素原子、塩素原子が好ましい。
は水素原子、塩素原子が好ましい。
Rとしては炭素原子数1から12のアルキレン基、アル
ケニレン基、酸素原子又は硫黄原子で連結されたアルキ
レン基が好ましく、特には炭素原子数1から6のアルキ
レン基、酸素原子で連結された炭素原子数2から8のア
ルキレン基が好まし本発明に係るフルオラン誘導体の具
体例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
ケニレン基、酸素原子又は硫黄原子で連結されたアルキ
レン基が好ましく、特には炭素原子数1から6のアルキ
レン基、酸素原子で連結された炭素原子数2から8のア
ルキレン基が好まし本発明に係るフルオラン誘導体の具
体例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
(1)
(13)
(14)
(15)
(16)
(17)
CH1
(19)
(20)
(21)
(22)
以下に具体的な合成例を示す。
合成例(具体例(1)の化合物)
6−(N−エチル−N−3−ブロモプロピルアミノ)−
3−メチル−2−アニリノフルオラン5.7g、P−エ
トキシカルボニルフェノール1゜6681スルホラン2
0W1、KzCOs 2.8gをかきまぜ機のついたフ
ラスコに秤りとり、50°Cで4時間かきまぜた。冷却
後水に注ぎ、沈殿をクロロホルムーアセトニトリルを溶
剤としてカラムクロマトグラフィーにより分離し目的物
が白色結晶、融点147〜150°Cとして得られた。
3−メチル−2−アニリノフルオラン5.7g、P−エ
トキシカルボニルフェノール1゜6681スルホラン2
0W1、KzCOs 2.8gをかきまぜ機のついたフ
ラスコに秤りとり、50°Cで4時間かきまぜた。冷却
後水に注ぎ、沈殿をクロロホルムーアセトニトリルを溶
剤としてカラムクロマトグラフィーにより分離し目的物
が白色結晶、融点147〜150°Cとして得られた。
本発明に係わる電子供与性無色染料は従来より公知のト
リフェニルメタンフタリド系化合物、フルオラン系化合
物、フェノチアジン系化合物、インドリルフタリド系化
合物、ロイコオーラミン系化合物、ローダミンラクタム
系化合物、トリフェニルメタン系化合物、トリアゼン系
化合物、スピロピラン系化合物、フルオレン系化合物な
ど各種の化合物と併用できる。
リフェニルメタンフタリド系化合物、フルオラン系化合
物、フェノチアジン系化合物、インドリルフタリド系化
合物、ロイコオーラミン系化合物、ローダミンラクタム
系化合物、トリフェニルメタン系化合物、トリアゼン系
化合物、スピロピラン系化合物、フルオレン系化合物な
ど各種の化合物と併用できる。
フタリド類の具体例は米国再発行特許明細書筒23.0
24号、米国特許明細書第3.491゜111号、同第
3,491,112号、同第3゜491.116号およ
び同第3,509,174号、フルオラン類の具体例は
米国特許明細書第3゜624.107号、同第3,62
7,787号、同第3,641,011号、同第3,4
62,828号、同第3,681,390号、同第3,
920.510号、同第3,959,571号、スピロ
ピラン類の具体例は米国特許明細書第3゜971.80
8号、ピリジン系およびピラジン系化合物類は米国特許
明細書第3,775,424号、同第3,853,86
9号、同第4,246゜318号、フルオレン系化合物
の具体例は特願昭61−240989号等に記載されて
いる。
24号、米国特許明細書第3.491゜111号、同第
3,491,112号、同第3゜491.116号およ
び同第3,509,174号、フルオラン類の具体例は
米国特許明細書第3゜624.107号、同第3,62
7,787号、同第3,641,011号、同第3,4
62,828号、同第3,681,390号、同第3,
920.510号、同第3,959,571号、スピロ
ピラン類の具体例は米国特許明細書第3゜971.80
8号、ピリジン系およびピラジン系化合物類は米国特許
明細書第3,775,424号、同第3,853,86
9号、同第4,246゜318号、フルオレン系化合物
の具体例は特願昭61−240989号等に記載されて
いる。
本発明の記録材料に用いられる電子受容性化合物として
は、フェノール誘導体、サリチル酸誘導体、芳香族カル
ボン酸の金属塩、酸性白土、ヘントナイト、ノボラック
樹脂、金属処理ノボラック樹脂、金属錯体などが挙げら
れる。
は、フェノール誘導体、サリチル酸誘導体、芳香族カル
ボン酸の金属塩、酸性白土、ヘントナイト、ノボラック
樹脂、金属処理ノボラック樹脂、金属錯体などが挙げら
れる。
これらの例は特公昭40−9309号、特公昭45−1
4039号、特開昭52−140483号、特開昭48
−51510号、特開昭57−210886号、特開昭
58−87089号、特開昭59−11286号、特開
昭60−176795号、特開昭61−95988号等
に記載されている。
4039号、特開昭52−140483号、特開昭48
−51510号、特開昭57−210886号、特開昭
58−87089号、特開昭59−11286号、特開
昭60−176795号、特開昭61−95988号等
に記載されている。
電子受容性化合物の例としては、ビスフェノールA、2
,2−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)へブ
タン、1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン
、1.1−ビス(4ヒドロキシフエニル)−2−エチル
ヘキサン、11−ビス(3−クロロ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−2−エチルブタン、ビス(3−アリル−4−
ヒドロキシフェニル)スルホン、l、7−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニルチオ)−3,5−ジオキサへブタン、
(4−ヒドロキシフェニル)(4−インプロポキシフェ
ニル)スルホン、4ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステ
ル、2.4ジヒドロキシ安息香酸−β−フェノキシエチ
ルエステル、2.4ジヒドロキシ安息香酸−α−メチル
−β−(3−メトキシフェノキシ)エチルエステル、1
.3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2−
(2,4ジヒドロキシフエニル)2−フェニルプロパン
、3.5−ビス(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛
等があげられる。
,2−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)へブ
タン、1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン
、1.1−ビス(4ヒドロキシフエニル)−2−エチル
ヘキサン、11−ビス(3−クロロ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−2−エチルブタン、ビス(3−アリル−4−
ヒドロキシフェニル)スルホン、l、7−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニルチオ)−3,5−ジオキサへブタン、
(4−ヒドロキシフェニル)(4−インプロポキシフェ
ニル)スルホン、4ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステ
ル、2.4ジヒドロキシ安息香酸−β−フェノキシエチ
ルエステル、2.4ジヒドロキシ安息香酸−α−メチル
−β−(3−メトキシフェノキシ)エチルエステル、1
.3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2−
(2,4ジヒドロキシフエニル)2−フェニルプロパン
、3.5−ビス(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛
等があげられる。
本発明の記録材料を感熱紙に用いる場合には、特開昭6
2−144,989号、特願昭62−244.883号
明細書等に記載されているような形態をとる。具体的に
は、電子供与性無色染料および電子受容性化合物は分散
媒中で10μ以下、好ましくは3μ以下の粒径まで粉砕
分散して用いる。分散媒としては、一般に0.5ないし
10%程度の濃度の水溶高分子水溶液が用いられ分散は
ボールミル、サンドミル、横型サンドミル、アトライタ
、コロイダルミル等を用いて行われる。
2−144,989号、特願昭62−244.883号
明細書等に記載されているような形態をとる。具体的に
は、電子供与性無色染料および電子受容性化合物は分散
媒中で10μ以下、好ましくは3μ以下の粒径まで粉砕
分散して用いる。分散媒としては、一般に0.5ないし
10%程度の濃度の水溶高分子水溶液が用いられ分散は
ボールミル、サンドミル、横型サンドミル、アトライタ
、コロイダルミル等を用いて行われる。
使用される電子供与性無色染料と電子受容性化合物の比
は、重量比で1:10から1:1の間が好ましく、さら
には1:5から2=3の間が特に好ましい。
は、重量比で1:10から1:1の間が好ましく、さら
には1:5から2=3の間が特に好ましい。
その際、熱応答性を改良するために熱可融性物質を感熱
発色層に含有させることができる。熱可融性物質として
は、芳香族エーテル、チオエーテル、エステル及び又は
脂肪族アミド又はウレイドなどがその代表である。
発色層に含有させることができる。熱可融性物質として
は、芳香族エーテル、チオエーテル、エステル及び又は
脂肪族アミド又はウレイドなどがその代表である。
これらの例は特開昭58−57989号、同5B−87
094号、同61−58789号、同62−10968
1号、同62−132674号、同63−151478
号、同63−235961号、特願平1−4447号、
同1−37070号などに記載されている。
094号、同61−58789号、同62−10968
1号、同62−132674号、同63−151478
号、同63−235961号、特願平1−4447号、
同1−37070号などに記載されている。
熱可融性物質の例としては、フェネチルビフェニルエー
テル、ベンジルオキシナフタレン、ベンジルビフェニル
、l、2−ジフェノキシエタン、1.2−ジーm−)ジ
ルオキシエタン、1−フェノキシ−2−p−メトキシフ
ェノキシエタン、1−p−メトキシフェノキシ−2−o
−クロルフェノキシエタン、1.2−ジ−p−フルオロ
フェノキシエタン、1.3−ジ−p−メトキシフェノキ
シプロパン、1,2−ジ−p−メトキシフェノキシプロ
パン、l−フェノキシ−2−p−メトキシフェノキシプ
ロパン、1−P−メトキシフェノキシエトキシ−2−p
−メトキシフェノキシエタン、1.2−ジ−p−メトキ
シフェニルチオエタン、p−メトキシベンジルオキシト
リルメタン、(4−メトキシベンジルオキシ)−(3−
メチル−4−クロルフェニル)メタン、p−クロルベン
ジルオキシ−p−エトキシフェニルメタンなどが挙げら
れる。
テル、ベンジルオキシナフタレン、ベンジルビフェニル
、l、2−ジフェノキシエタン、1.2−ジーm−)ジ
ルオキシエタン、1−フェノキシ−2−p−メトキシフ
ェノキシエタン、1−p−メトキシフェノキシ−2−o
−クロルフェノキシエタン、1.2−ジ−p−フルオロ
フェノキシエタン、1.3−ジ−p−メトキシフェノキ
シプロパン、1,2−ジ−p−メトキシフェノキシプロ
パン、l−フェノキシ−2−p−メトキシフェノキシプ
ロパン、1−P−メトキシフェノキシエトキシ−2−p
−メトキシフェノキシエタン、1.2−ジ−p−メトキ
シフェニルチオエタン、p−メトキシベンジルオキシト
リルメタン、(4−メトキシベンジルオキシ)−(3−
メチル−4−クロルフェニル)メタン、p−クロルベン
ジルオキシ−p−エトキシフェニルメタンなどが挙げら
れる。
これらは電子供与性無色染料と同時又は電子受容性化合
物と同時に微分散して用いられる。これらの使用量、電
子受容性化合物に対して、20%以上300%以下の重
量比で添加され、特に40%以上150%以下が好まし
い。
物と同時に微分散して用いられる。これらの使用量、電
子受容性化合物に対して、20%以上300%以下の重
量比で添加され、特に40%以上150%以下が好まし
い。
このようにして得られた塗液には、さらに種々の要求を
満たす為に必要に応じて添加剤が加えられる。添加剤の
例としては記録時の記録ヘッドの汚れを防止するために
、バインダー中に無機顔料、ポリウレアフィラー等の吸
油性物質を分散させておくことが行われ、さらにヘッド
に対する離型性を高めるために脂肪酸、金属石鹸などが
添加される。したがって一般には、発色に直接寄与する
電子供与性無色染料、電子受容性化合物の他に、熱可融
性物質、顔料、ワックス、帯電防止剤、紫外線吸収剤、
消泡剤、導電剤、蛍光染料、界面活性剤などの添加剤が
支持体上に塗布され、記録材料が構成されることになる
。
満たす為に必要に応じて添加剤が加えられる。添加剤の
例としては記録時の記録ヘッドの汚れを防止するために
、バインダー中に無機顔料、ポリウレアフィラー等の吸
油性物質を分散させておくことが行われ、さらにヘッド
に対する離型性を高めるために脂肪酸、金属石鹸などが
添加される。したがって一般には、発色に直接寄与する
電子供与性無色染料、電子受容性化合物の他に、熱可融
性物質、顔料、ワックス、帯電防止剤、紫外線吸収剤、
消泡剤、導電剤、蛍光染料、界面活性剤などの添加剤が
支持体上に塗布され、記録材料が構成されることになる
。
さらに必要に応じて感熱記録層の表面に保護層を設けて
もよい。保護層は必要に応して、2層以上積層してもよ
い。また支持体のカールバランスを補正するためあるい
は、裏面からの対薬品性を向上させる目的で裏面に保護
層と類似した塗液を塗布してもよい。裏面に接着剤を塗
布し、さらに剥離紙を組み合わせてラベルの形態にして
もよい。
もよい。保護層は必要に応して、2層以上積層してもよ
い。また支持体のカールバランスを補正するためあるい
は、裏面からの対薬品性を向上させる目的で裏面に保護
層と類似した塗液を塗布してもよい。裏面に接着剤を塗
布し、さらに剥離紙を組み合わせてラベルの形態にして
もよい。
通常、電子供与性無色染料と電子受容性化合物は、バイ
ンダー中に分散して塗布される。バインダーとしては水
溶性のものが一般的であり、ポリビニルアルコール、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、エピクロルヒドリン変性ポリアミド、エチレン−
無水マレイン酸共重合体、スチレン−無水マレイン酸共
重合体、イソブチレン−無水マレインサリチル酸共重合
体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸アミド、メチロー
ル変性ポリアクリルアミド、デンプン誘導体、カゼイン
、ゼラチン等があげられる。またこれらのバインダーに
耐水性を付与する目的で耐水化剤を加えたり、疎水性ポ
リマーのエマルジョン、具体的には、スチレン−ブタジ
ェンゴムラテックス、アクリル樹脂エマルジョン等を加
えることもできる。
ンダー中に分散して塗布される。バインダーとしては水
溶性のものが一般的であり、ポリビニルアルコール、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、エピクロルヒドリン変性ポリアミド、エチレン−
無水マレイン酸共重合体、スチレン−無水マレイン酸共
重合体、イソブチレン−無水マレインサリチル酸共重合
体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸アミド、メチロー
ル変性ポリアクリルアミド、デンプン誘導体、カゼイン
、ゼラチン等があげられる。またこれらのバインダーに
耐水性を付与する目的で耐水化剤を加えたり、疎水性ポ
リマーのエマルジョン、具体的には、スチレン−ブタジ
ェンゴムラテックス、アクリル樹脂エマルジョン等を加
えることもできる。
得られた感熱塗液は、上質紙、下塗り層を有する上質紙
、合成紙、プラスチックフィルム等に塗布される。この
際JIS−8119で規定される平滑度が500秒以上
特に800秒以上の支持体を用いるのがドツト再現性の
点から特に好ましい。
、合成紙、プラスチックフィルム等に塗布される。この
際JIS−8119で規定される平滑度が500秒以上
特に800秒以上の支持体を用いるのがドツト再現性の
点から特に好ましい。
支持体上に顔料を主成分とする下塗り層を設ける場合の
顔料としては、一般の有機あるいは無機の顔料が全て使
用できるが、特にJ I S−に5101で規定する吸
油度が40cc/100 g以上であるものが好ましく
、具体的には炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタ
ン、タルク、ロウ石、カオリン、焼成カオリン、水酸化
アルミニウム、非晶質シリカ、尿素ホルマリン樹脂粉末
、ポリエチレン樹脂粉末等が挙げられる。
顔料としては、一般の有機あるいは無機の顔料が全て使
用できるが、特にJ I S−に5101で規定する吸
油度が40cc/100 g以上であるものが好ましく
、具体的には炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタ
ン、タルク、ロウ石、カオリン、焼成カオリン、水酸化
アルミニウム、非晶質シリカ、尿素ホルマリン樹脂粉末
、ポリエチレン樹脂粉末等が挙げられる。
これらの顔料を支持体に塗布する場合、顔料量として2
g/rd以上、好ましくは、4g/rrf以上である
。
g/rd以上、好ましくは、4g/rrf以上である
。
下塗り層に使用するバインダーとしては、水溶性高分子
および、水不溶性バインダーが挙げられ、バインダーは
1種もしくは2種以上混合して使用してもよい。
および、水不溶性バインダーが挙げられ、バインダーは
1種もしくは2種以上混合して使用してもよい。
水溶性高分子としては、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、デン
プン類、ゼラチン、アラビアゴム、カゼイン、スチレン
−無水マレイン酸共重合体加水分解物、エチレン−無水
マレイン酸共重合体加水分解物、イソブチレン−無水マ
レイン酸共重合体加水分解物、ポリビニルアルコール、
カルボキシ変性ポリビニルアルコール、ポリアクリルア
ミドなどが挙げられる。
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、デン
プン類、ゼラチン、アラビアゴム、カゼイン、スチレン
−無水マレイン酸共重合体加水分解物、エチレン−無水
マレイン酸共重合体加水分解物、イソブチレン−無水マ
レイン酸共重合体加水分解物、ポリビニルアルコール、
カルボキシ変性ポリビニルアルコール、ポリアクリルア
ミドなどが挙げられる。
水不溶性バインダーとしては、合成ゴムラテックスある
いは、合成樹脂エマルジョンが一般的であり、スチレン
−ブタジェンゴムラテックス、アクリロニトリル−ブタ
ジェンゴムラテックス、アクリル酸メチル−ブタジェン
ゴムラテックス、酢酸ビニルエマルジョンなどが挙げら
れる。
いは、合成樹脂エマルジョンが一般的であり、スチレン
−ブタジェンゴムラテックス、アクリロニトリル−ブタ
ジェンゴムラテックス、アクリル酸メチル−ブタジェン
ゴムラテックス、酢酸ビニルエマルジョンなどが挙げら
れる。
バインダーの使用量は顔料に対し、3〜100重量%好
ましくは、5〜50重量%である。下塗り層には、ワッ
クス、消色防止剤、界面活性剤等を添加してもよい。
ましくは、5〜50重量%である。下塗り層には、ワッ
クス、消色防止剤、界面活性剤等を添加してもよい。
本発明の添加剤として用いられる顔料としてはカオリン
、焼成カオリン、タルク、ろう石、ケイソウ土、炭酸カ
ルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、
酸化亜鉛、リトポン、非晶質シリカ、コロイダルシリカ
、焼成石コウ、シリカ、炭酸マグネシウム、酸化チタン
、アルミナ、炭酸バリウム、硫酸バリウム、マイカ、マ
イクロバルーン、尿素−ホルマリンフィラー、ポリエス
テルパーティクル、セルロースフィラー等が挙げられる
。
、焼成カオリン、タルク、ろう石、ケイソウ土、炭酸カ
ルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、
酸化亜鉛、リトポン、非晶質シリカ、コロイダルシリカ
、焼成石コウ、シリカ、炭酸マグネシウム、酸化チタン
、アルミナ、炭酸バリウム、硫酸バリウム、マイカ、マ
イクロバルーン、尿素−ホルマリンフィラー、ポリエス
テルパーティクル、セルロースフィラー等が挙げられる
。
金属石鹸としては高級脂肪酸多価金属塩、例えばステア
リン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸
カルシウム、オレイン酸亜鉛等があげられる。
リン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸
カルシウム、オレイン酸亜鉛等があげられる。
また本発明においては、ファクシミリに対するヘッドマ
ツチング性の点から融点40〜120℃のワックスを併
用する事が好ましい。
ツチング性の点から融点40〜120℃のワックスを併
用する事が好ましい。
ワックスとしては、融点40〜120°Cのもので、パ
ラフィンワックス、ポリエチレンワックス、カルナバワ
ックス、マイクロクリスタリンワックス、キャンプリア
ワックス、モンタンワックス、脂肪酸アミド系ワックス
などが挙げられる。その中でも、パラフィンワックス、
マイクロクリスタリンワックス、モンタンワックス、脂
肪酸アミド系ワックスが好ましく、特に、融点が50〜
100°Cのパラフィンワックス、モンタンワックス、
メチロールステアロアミドが好ましい。
ラフィンワックス、ポリエチレンワックス、カルナバワ
ックス、マイクロクリスタリンワックス、キャンプリア
ワックス、モンタンワックス、脂肪酸アミド系ワックス
などが挙げられる。その中でも、パラフィンワックス、
マイクロクリスタリンワックス、モンタンワックス、脂
肪酸アミド系ワックスが好ましく、特に、融点が50〜
100°Cのパラフィンワックス、モンタンワックス、
メチロールステアロアミドが好ましい。
ワックスの使用量は、電子供与性無色染料の5〜200
重量%、好ましくは、20〜150重量%である。
重量%、好ましくは、20〜150重量%である。
ヒンダードフェノール化合物としては、少なくとも2ま
たは6位のうち1ヶ以上が分岐アルキル基で置換された
フェノール誘導体が好ましい。
たは6位のうち1ヶ以上が分岐アルキル基で置換された
フェノール誘導体が好ましい。
紫外線吸収剤としては、桂皮酸誘導体、ベンゾフェノン
誘導体、ベンゾトリアゾールフェノール誘導体などたと
えば、α−シアノ−β−フェニル桂皮酸ブチル、0−ヘ
ンシトリアゾールフェノール、0−ベンゾトリアゾール
−p−クロロフェノール、0−ヘンシトリアゾール−2
,4−ジーtブチルフェノール、0−ベンゾトリアゾリ
ル2.4−ジ−t−オクチルフェノールなどがある。
誘導体、ベンゾトリアゾールフェノール誘導体などたと
えば、α−シアノ−β−フェニル桂皮酸ブチル、0−ヘ
ンシトリアゾールフェノール、0−ベンゾトリアゾール
−p−クロロフェノール、0−ヘンシトリアゾール−2
,4−ジーtブチルフェノール、0−ベンゾトリアゾリ
ル2.4−ジ−t−オクチルフェノールなどがある。
耐水化剤としては、N−メチロール尿素、Nメチロール
メラミン、尿素−ホルマリン等の水溶性初期縮合物、グ
リオキザール、グルタルアルデヒド等のジアルデヒド化
合物類、硼酸、硼砂等の無機系架橋剤、ポリアクリル酸
、メチルビニルエーテル−マレイン酸共重合体、イソブ
チレン−無水マレイン酸共重合体等のブレンド熱処理等
があげられる。
メラミン、尿素−ホルマリン等の水溶性初期縮合物、グ
リオキザール、グルタルアルデヒド等のジアルデヒド化
合物類、硼酸、硼砂等の無機系架橋剤、ポリアクリル酸
、メチルビニルエーテル−マレイン酸共重合体、イソブ
チレン−無水マレイン酸共重合体等のブレンド熱処理等
があげられる。
保護層に用いる材料としては、ポリビニルアルコール、
カルボキシ変性ポリビニルアルコール、酢酸ビニル−ア
クリルアミド共重合体、珪素変性ポリビニルアルコール
、澱粉、変性澱粉、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ゼラチン
類、アラビアゴム、カゼイン、スチレン−マレイン酸共
重合体加水分解物、スチ、レンーマレイン酸共重合物ハ
ーフエステル加水分解物、イソブチレン−1水マレイン
酸共重合体加水分解物、ポリアクリルアミド誘導体、ポ
リビニルピロリドン、ポリスチレンスルフオン酸ソーダ
、アルギン酸ソーダなどの水溶性高分子、およびスチレ
ン−ブタジェンゴムラテックス、アクリルニトリル−ブ
タジェンゴムラテックス、アクリル酸メチル−ブタジェ
ンゴムラテックス、酢酸ビニルエマルジョン等の水不溶
性ポリマーが用いられる。
カルボキシ変性ポリビニルアルコール、酢酸ビニル−ア
クリルアミド共重合体、珪素変性ポリビニルアルコール
、澱粉、変性澱粉、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ゼラチン
類、アラビアゴム、カゼイン、スチレン−マレイン酸共
重合体加水分解物、スチ、レンーマレイン酸共重合物ハ
ーフエステル加水分解物、イソブチレン−1水マレイン
酸共重合体加水分解物、ポリアクリルアミド誘導体、ポ
リビニルピロリドン、ポリスチレンスルフオン酸ソーダ
、アルギン酸ソーダなどの水溶性高分子、およびスチレ
ン−ブタジェンゴムラテックス、アクリルニトリル−ブ
タジェンゴムラテックス、アクリル酸メチル−ブタジェ
ンゴムラテックス、酢酸ビニルエマルジョン等の水不溶
性ポリマーが用いられる。
また保護層中に、感熱ヘッドとのマツチング性を向上さ
せる目的で、顔料、金属石鹸、ワックス、耐水化剤等を
添加してもよい。
せる目的で、顔料、金属石鹸、ワックス、耐水化剤等を
添加してもよい。
また、保護層を感熱発色層上に塗布する際に、均一な保
護層を得るために界面活性剤を添加してもよい、界面活
性剤としては、スルホコハク酸系のアルカリ金属塩、弗
素含有界面活性剤等が用いられる。具体的には、ジー(
n−ヘキシル)スルホコハク酸、ジー(2−エチルヘキ
シル)スルホコハク酸等のナトリウム塩、またはアンモ
ニウム塩等が好ましいが、アニオン系の界面活性剤なら
効果が認められる。
護層を得るために界面活性剤を添加してもよい、界面活
性剤としては、スルホコハク酸系のアルカリ金属塩、弗
素含有界面活性剤等が用いられる。具体的には、ジー(
n−ヘキシル)スルホコハク酸、ジー(2−エチルヘキ
シル)スルホコハク酸等のナトリウム塩、またはアンモ
ニウム塩等が好ましいが、アニオン系の界面活性剤なら
効果が認められる。
感圧紙に用いる場合には、米国特許第2.505.47
0号、同2,505.471号、同2゜505.489
号、同2,548,366号、同2.712,507号
、同2,730.456号、同2,730,457号、
同3,103,404号、同3,418,250号、同
4,010,038号などの先行特許に記載されている
ように種々の形態をとりうる。最も一般的には電子供与
性無色染料および電子受容性化合物を別々に含有する少
なくとも一対のシートから成る。
0号、同2,505.471号、同2゜505.489
号、同2,548,366号、同2.712,507号
、同2,730.456号、同2,730,457号、
同3,103,404号、同3,418,250号、同
4,010,038号などの先行特許に記載されている
ように種々の形態をとりうる。最も一般的には電子供与
性無色染料および電子受容性化合物を別々に含有する少
なくとも一対のシートから成る。
カプセルの製造方法については、米国特許2゜800.
457号、同2,800,458号に記載すした親水性
コロイドゾルのコアセルベーシヨンを利用した方法、英
国特許867.797号、同950,443号、同98
9,264号、同1゜091.076号などに記載され
た界面重合法あるいは米国特許3,103.404号に
記載された手法等がある。
457号、同2,800,458号に記載すした親水性
コロイドゾルのコアセルベーシヨンを利用した方法、英
国特許867.797号、同950,443号、同98
9,264号、同1゜091.076号などに記載され
た界面重合法あるいは米国特許3,103.404号に
記載された手法等がある。
一般には、電子供与性無色染料を単独又は混合して、溶
媒(アルキル化ナフタレン、アルキル化ジフェニル、ア
ルキル化ジフェニルメタン、アルキル化ターフェニル、
塩素化パラフィンなどの合成油:木綿油、ヒマシ油など
の植物油:動物油:鉱物油あるいはこれらの混合物など
)に溶解し、これをマイクロカプセル中に含有させ、紙
、上質紙、プラスチックシート、樹脂コートテッド紙な
どに塗布することにより発色剤シートをうる。
媒(アルキル化ナフタレン、アルキル化ジフェニル、ア
ルキル化ジフェニルメタン、アルキル化ターフェニル、
塩素化パラフィンなどの合成油:木綿油、ヒマシ油など
の植物油:動物油:鉱物油あるいはこれらの混合物など
)に溶解し、これをマイクロカプセル中に含有させ、紙
、上質紙、プラスチックシート、樹脂コートテッド紙な
どに塗布することにより発色剤シートをうる。
また電子受容性化合物および必要に応じて添加剤を単独
又は混合して、スチレンブタジェンラテックス、ポリビ
ニールアルコールの如きバインダー中に分散させ、顔料
とともに紙、プラスチックシート、樹脂コートテッド紙
などの支持体に塗布することにより顕色剤シートを得る
。
又は混合して、スチレンブタジェンラテックス、ポリビ
ニールアルコールの如きバインダー中に分散させ、顔料
とともに紙、プラスチックシート、樹脂コートテッド紙
などの支持体に塗布することにより顕色剤シートを得る
。
バインダーとしてはカルボキシ変性スチレンブタジェン
ラテックスと水溶性高分子を併用することが、耐光性、
耐水性の点から好ましい、また顔料としては平均粒径5
.0μ以下の炭酸カルシウムを、全顔料の60重量%以
上用いるのが、顕色能の点から好ましい。
ラテックスと水溶性高分子を併用することが、耐光性、
耐水性の点から好ましい、また顔料としては平均粒径5
.0μ以下の炭酸カルシウムを、全顔料の60重量%以
上用いるのが、顕色能の点から好ましい。
電子供与性無色染料および電子受容性化合物の使用量は
所望の塗布厚、感圧記録紙の形態、カプセルの製法、そ
の他の条件によるのでその条件に応じて適宜選べばよい
。当業者がこの使用量を決定することは容易である。
所望の塗布厚、感圧記録紙の形態、カプセルの製法、そ
の他の条件によるのでその条件に応じて適宜選べばよい
。当業者がこの使用量を決定することは容易である。
(発明の実施例)
以下に実施例を示すが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。実施例において特に指定のない限り、重量%
を表す。
ではない。実施例において特に指定のない限り、重量%
を表す。
実施例−1
1)電子供与性無色染料含有カプセルシートの調製
ポリビニルベンゼンスルホン酸の一部ナトリウム塩(ナ
ショナルスターチ社製、VER3A、Tl2O3)5部
を水95部に溶解する。これに水酸化ナトリウム水溶液
を加えてpH4,0とした。
ショナルスターチ社製、VER3A、Tl2O3)5部
を水95部に溶解する。これに水酸化ナトリウム水溶液
を加えてpH4,0とした。
一方電子供与性無色染料の具体例(1)の化合物を4゜
5%溶解したジイソプロピルナフタレン100部を前記
ポリビニルベンゼンスルホン酸の一部ナトリウム塩の5
%水溶液100部に乳化分散して直径4.0μの粒子サ
イズをもつ乳化液3 ’1%た。別にメラミン6部、3
7重量%ホルムアルデヒド水溶液11部、水30部を6
0°Cに加熱攪拌して透明なメラミンホルムアルデヒド
初期重合物の水溶液を得た。この水溶液を上記乳化液と
混合した。
5%溶解したジイソプロピルナフタレン100部を前記
ポリビニルベンゼンスルホン酸の一部ナトリウム塩の5
%水溶液100部に乳化分散して直径4.0μの粒子サ
イズをもつ乳化液3 ’1%た。別にメラミン6部、3
7重量%ホルムアルデヒド水溶液11部、水30部を6
0°Cに加熱攪拌して透明なメラミンホルムアルデヒド
初期重合物の水溶液を得た。この水溶液を上記乳化液と
混合した。
攪拌しながらリン酸水溶液でpHを6.0に調節し、液
温を65℃に上げ6時間攪拌を続けた。このカプセル液
を室温まで冷却し水酸化ナトリウム水溶液でPH9,0
に調節した。
温を65℃に上げ6時間攪拌を続けた。このカプセル液
を室温まで冷却し水酸化ナトリウム水溶液でPH9,0
に調節した。
この分散液に対して10重量%ポリビニルアルコール水
溶液200部およ。アンプン粒子50部を添加し、加水
してマイクロカプセル分散液の固形分濃度20%溶液を
調整した。
溶液200部およ。アンプン粒子50部を添加し、加水
してマイクロカプセル分散液の固形分濃度20%溶液を
調整した。
この塗液を50g/nfの原紙に5g/ifの固形分が
塗布されるようにエアナイフコーターにて塗布、乾燥し
電子供与性無色染料含有カプセルシートを得た。
塗布されるようにエアナイフコーターにて塗布、乾燥し
電子供与性無色染料含有カプセルシートを得た。
2)電子受容性化合物シートの調製
3.5−ビス(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛1
4部、炭酸カルシウム80部、酸化亜鉛20部、ヘキサ
メタリン酸ナトリウム1部と水200部からなる分散液
をサンドグライダ−にて平均粒径3μになるように分散
した。この分散液に10%PVA水溶液100部および
カルボキシ変性SBRラテックス10部(固形分として
)を添加し、固形分濃度が20%になるように加水し、
塗液を得た。この塗液を50 g/nrの原紙に5゜0
g/mの固形分が塗布されるようにエアーナイフコータ
ーにて塗布、乾燥し電子受容性化合物シートを得た。
4部、炭酸カルシウム80部、酸化亜鉛20部、ヘキサ
メタリン酸ナトリウム1部と水200部からなる分散液
をサンドグライダ−にて平均粒径3μになるように分散
した。この分散液に10%PVA水溶液100部および
カルボキシ変性SBRラテックス10部(固形分として
)を添加し、固形分濃度が20%になるように加水し、
塗液を得た。この塗液を50 g/nrの原紙に5゜0
g/mの固形分が塗布されるようにエアーナイフコータ
ーにて塗布、乾燥し電子受容性化合物シートを得た。
電子供与性無色染料含有マイクロカプセルシート面を、
電子受容性化合物シートに重ね400kg / cdの
荷重をかけ発色させたところ発色色相は濃い黒色だった
。
電子受容性化合物シートに重ね400kg / cdの
荷重をかけ発色させたところ発色色相は濃い黒色だった
。
実施例−2
電子供与性無色染料である、具体例(1)の化合物、電
子受容性化合物であるビスフェノールA、熱可融性化合
物である1−フェノキシ−2−(4−メトキシフェノキ
シ)プロパン各々20 g−’er、 100gの5%
ポリビニルアルコール(クラレPVA105)水溶液と
ともに一昼夜ボールミルで分散し、体積平均粒径を3μ
とした。一方焼成カオリン(Anisilex−93)
80gをヘキサメタリン酸ソーダの0.5%溶液160
gとともにホモジナイザーで分散した。
子受容性化合物であるビスフェノールA、熱可融性化合
物である1−フェノキシ−2−(4−メトキシフェノキ
シ)プロパン各々20 g−’er、 100gの5%
ポリビニルアルコール(クラレPVA105)水溶液と
ともに一昼夜ボールミルで分散し、体積平均粒径を3μ
とした。一方焼成カオリン(Anisilex−93)
80gをヘキサメタリン酸ソーダの0.5%溶液160
gとともにホモジナイザーで分散した。
以上のように分散して各分散液を、電子供与性無色染料
分散液5g、電子受容性化合物分散液10g、ジアリー
ルオキシアルカン化合物分散液log、焼成カオリン分
散液22gの割合で混合し、さらにステアリン酸亜鉛の
エマルジョン4gと2%の(2−エチルヘキシル)スル
ホコハク酸ナトリウムの水溶液5gを添加して塗液を得
た。この塗液を、秤量50g/ポの上質紙上に乾燥塗布
量が6g/rrfとなるようにワイヤーバーで塗布し、
キャレンダー処理を行い塗布紙を得た。
分散液5g、電子受容性化合物分散液10g、ジアリー
ルオキシアルカン化合物分散液log、焼成カオリン分
散液22gの割合で混合し、さらにステアリン酸亜鉛の
エマルジョン4gと2%の(2−エチルヘキシル)スル
ホコハク酸ナトリウムの水溶液5gを添加して塗液を得
た。この塗液を、秤量50g/ポの上質紙上に乾燥塗布
量が6g/rrfとなるようにワイヤーバーで塗布し、
キャレンダー処理を行い塗布紙を得た。
以上のようにして得られた塗布紙を、京セラ■製サーマ
ルヘッド(KLT−216−8MPD1 )及びヘッド
の直前に100 kg/c+Jの圧力ロールを有する感
熱印字実験装置にて、ヘッド電圧24V、パルスサイク
ル10m5の条件で圧力ロールを使用しながら、パルス
幅を1. 0で印字し、その印字濃度をマクベス反射濃
度計RD−918で測定した0発色部度は1.38だっ
た。
ルヘッド(KLT−216−8MPD1 )及びヘッド
の直前に100 kg/c+Jの圧力ロールを有する感
熱印字実験装置にて、ヘッド電圧24V、パルスサイク
ル10m5の条件で圧力ロールを使用しながら、パルス
幅を1. 0で印字し、その印字濃度をマクベス反射濃
度計RD−918で測定した0発色部度は1.38だっ
た。
実施例−3
実施例−2の具体例(1)の化合物を、具体例(2)の
化合物にかえた他は、実施例−2と同様にして塗布紙を
得た。実施例−2と同様にして発色させたところ発色濃
度は1.35だった。
化合物にかえた他は、実施例−2と同様にして塗布紙を
得た。実施例−2と同様にして発色させたところ発色濃
度は1.35だった。
比較例
実施例−2の具体例(1)の化合物を、2−アニリノ−
3−メチル−6−N−ジエチルアミノフルオランにかえ
た他は、実施例−2と同様にして塗布紙を得た。実施例
−2と同様にして発色させたところ発色濃度は1゜ 28だった。
3−メチル−6−N−ジエチルアミノフルオランにかえ
た他は、実施例−2と同様にして塗布紙を得た。実施例
−2と同様にして発色させたところ発色濃度は1゜ 28だった。
Claims (1)
- 電子供与性無色染料と電子受容性化合物を使用した記録
材料において該電子供与性無色染料として6位にアルコ
キシカルボニルアリールオキシ基、アラルキルオキシカ
ルボニルアリールオキシ基またはアリールオキシカルボ
ニルアリールオキシ基で置換されたアルキルアミノ基を
有するフルオラン誘導体を含有する事を特徴とする記録
材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022681A JPH03227289A (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | 記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022681A JPH03227289A (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | 記録材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03227289A true JPH03227289A (ja) | 1991-10-08 |
Family
ID=12089606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022681A Pending JPH03227289A (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | 記録材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03227289A (ja) |
-
1990
- 1990-02-01 JP JP2022681A patent/JPH03227289A/ja active Pending
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