JPH03218824A - 賦型用シート及びそれを用いた賦型方法 - Google Patents
賦型用シート及びそれを用いた賦型方法Info
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- JPH03218824A JPH03218824A JP2014502A JP1450290A JPH03218824A JP H03218824 A JPH03218824 A JP H03218824A JP 2014502 A JP2014502 A JP 2014502A JP 1450290 A JP1450290 A JP 1450290A JP H03218824 A JPH03218824 A JP H03218824A
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- shaping
- thermoplastic resin
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- Adhesive Tapes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、賦型用シート及びそれを用いた賦型方法に関
する. 〔従来技術と問題点〕 従来、熱可塑性樹脂成型品の表面に模様を付与する方法
としては、(1)金型を用い、ミラーセミマット、マノ
ト、ヘアライン等の模様を付与する方法、(2)印刷フ
ォイル(印刷プラスチックフィルム)を用いて絵付け成
型する方法、(3)実開平1−105960号の如く、
印刷の施された熱可塑性フィルム(ラベル)を成型品に
一体成型する方法、(4)特開昭62−116197号
、特開平1〜188399号の如《、印刷シートやエン
ボスシ一トから立体模様の転写された離型性の転写シー
トを用いて、該立体模様を熱可塑性樹脂に転写する方法
、(5)特開平I−192600号の如く、離型性の微
細エンボスシートを用いて賦型する方法等が知られてい
る。
する. 〔従来技術と問題点〕 従来、熱可塑性樹脂成型品の表面に模様を付与する方法
としては、(1)金型を用い、ミラーセミマット、マノ
ト、ヘアライン等の模様を付与する方法、(2)印刷フ
ォイル(印刷プラスチックフィルム)を用いて絵付け成
型する方法、(3)実開平1−105960号の如く、
印刷の施された熱可塑性フィルム(ラベル)を成型品に
一体成型する方法、(4)特開昭62−116197号
、特開平1〜188399号の如《、印刷シートやエン
ボスシ一トから立体模様の転写された離型性の転写シー
トを用いて、該立体模様を熱可塑性樹脂に転写する方法
、(5)特開平I−192600号の如く、離型性の微
細エンボスシートを用いて賦型する方法等が知られてい
る。
しかし乍ら、(1)の方法は、金型を用いるので模様に
自ら限界があり、精密な模様付けが不可能で、また模様
の数だけ金型を準備しなければならないのでコスト高と
なり、更に模様を変えるには金型を交換せざるを得ない
ので作業が煩雑となり、作業能率の面で問題がある.(
2)の方法は、凹凸差を利用した光沢度や方向性による
模様の付与ではなく、絵付けが目的である。(3)の方
法は、ラベルの容器等への一体成型である。(4)及び
(5)の方法は、転写又は賦型シ一トと成型品樹脂とが
同種の場合には、融着したり(高温の場合)、模様の深
さが浅かったり(低温の場合)して、所望の美麗な模様
を得ることが困難である。
自ら限界があり、精密な模様付けが不可能で、また模様
の数だけ金型を準備しなければならないのでコスト高と
なり、更に模様を変えるには金型を交換せざるを得ない
ので作業が煩雑となり、作業能率の面で問題がある.(
2)の方法は、凹凸差を利用した光沢度や方向性による
模様の付与ではなく、絵付けが目的である。(3)の方
法は、ラベルの容器等への一体成型である。(4)及び
(5)の方法は、転写又は賦型シ一トと成型品樹脂とが
同種の場合には、融着したり(高温の場合)、模様の深
さが浅かったり(低温の場合)して、所望の美麗な模様
を得ることが困難である。
(問題点を解決するための手段〕
本発明者らはかかる実情に鑑み上記問題点を解消するべ
く鋭意研究の結果、本発明に到達したものである。
く鋭意研究の結果、本発明に到達したものである。
即ち、本発明の第1は、立体模様を表面に有する熱可塑
性樹脂層の該立体模様面に蒸着層を設けたことを特徴と
する賦型用シートを、 本発明の第2は、基材上に、立体模様を表面に有し且つ
該基材より耐熱性の低い熱可塑性樹脂層を設け、更に該
立体模様を有する表面に蒸着層を設けたことを特徴とす
る賦型用シートを、本発明の第3は、上記賦型用シート
を用いた賦型方法を内容とするものである。
性樹脂層の該立体模様面に蒸着層を設けたことを特徴と
する賦型用シートを、 本発明の第2は、基材上に、立体模様を表面に有し且つ
該基材より耐熱性の低い熱可塑性樹脂層を設け、更に該
立体模様を有する表面に蒸着層を設けたことを特徴とす
る賦型用シートを、本発明の第3は、上記賦型用シート
を用いた賦型方法を内容とするものである。
本発明を実施態様を示す図面に基づいて説明する。
第1図乃至第4図は、それぞれ本発明の賦型用シートを
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
第1図の賦型用シート(S)は、立体模様(1a)を表
面に有する熱可星性樹脂層(1)の該立体模様(1a)
面に、蒸着層(2)が設けられ、該蒸着層(2)の表面
には、上記立体模様(1a)と略同一の立体模様(2a
)が形成されている。
面に有する熱可星性樹脂層(1)の該立体模様(1a)
面に、蒸着層(2)が設けられ、該蒸着層(2)の表面
には、上記立体模様(1a)と略同一の立体模様(2a
)が形成されている。
第2図の賦型用シート(S)は、第1図に示した賦型用
シートの熱可塑性樹脂層(1)の裏面に基材(3)が設
けられている. 第3図の賦型用シート(S)は、第1図に示した賦型用
シートの蒸着層(2)の立体模様(2a)面に、更に剥
離層(4)と着色層及び/又は蒸着層(5)が順次設け
られている.該剥離層の(4)の蒸着層(2)との接触
面には、蒸着層(2)の立体模様(2a)と略同一の立
体模様(4a)が転写形成されている.(尚、着色層及
び/又は蒸着層(5)にも同様の立体模様が必然的に形
成される.)(P)は剥離面を示す。
シートの熱可塑性樹脂層(1)の裏面に基材(3)が設
けられている. 第3図の賦型用シート(S)は、第1図に示した賦型用
シートの蒸着層(2)の立体模様(2a)面に、更に剥
離層(4)と着色層及び/又は蒸着層(5)が順次設け
られている.該剥離層の(4)の蒸着層(2)との接触
面には、蒸着層(2)の立体模様(2a)と略同一の立
体模様(4a)が転写形成されている.(尚、着色層及
び/又は蒸着層(5)にも同様の立体模様が必然的に形
成される.)(P)は剥離面を示す。
第4図の賦型用シート(S)は、第2図に示した賦型用
シートの着色層(2)の立体模様(2a)面に、更に剥
離層(4)、着色層及び/又は蒸着層(5)、接着剤層
(6)が順次設けられている。該剥離層(4)の蒸着層
(2)との接合面には、蒸着層(2)の立体模様(2a
)と略同一の立体模様が転写形成されている。(尚、着
色層及び/又は蒸着層(5)、接着剤層(6)もそれぞ
れ同様の立体模様が必然的に形成される。)(P)は剥
離面を示す. 熱可塑性樹脂層(1)としては、適度な耐熱性と、蒸着
性を有する樹脂であれば特に制限されないが、好ましく
は押出ラミネートが可能な樹脂で、例えばポリエチレン
テレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレー
ト(PBT)等のポリエステル、ボリアミド、ポリメチ
ルペンテン(TPX)、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル等が挙げられる.該樹脂層(1)の厚さは、通常15
〜80μm程度が適当である。
シートの着色層(2)の立体模様(2a)面に、更に剥
離層(4)、着色層及び/又は蒸着層(5)、接着剤層
(6)が順次設けられている。該剥離層(4)の蒸着層
(2)との接合面には、蒸着層(2)の立体模様(2a
)と略同一の立体模様が転写形成されている。(尚、着
色層及び/又は蒸着層(5)、接着剤層(6)もそれぞ
れ同様の立体模様が必然的に形成される。)(P)は剥
離面を示す. 熱可塑性樹脂層(1)としては、適度な耐熱性と、蒸着
性を有する樹脂であれば特に制限されないが、好ましく
は押出ラミネートが可能な樹脂で、例えばポリエチレン
テレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレー
ト(PBT)等のポリエステル、ボリアミド、ポリメチ
ルペンテン(TPX)、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル等が挙げられる.該樹脂層(1)の厚さは、通常15
〜80μm程度が適当である。
基材(3)としては、同じく賦型工程での温度に耐え且
つ上記熱可塑性樹脂(1)よりも高い耐熱性を有するこ
とが必要で、好ましくは強靭性、寸法安定性、熱伝導性
等に優れたものがよく、例えば2軸延伸ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエ
ステル、芳香族ボリアミド、ポリイミド、紙、金属箔、
各種ラミネート等が挙げられる.厚さは通常9〜100
μm程度が適当である。基材(3)は熱可塑性樹脂層(
1)を補強し、寸法安定性を高め、型崩れのない模様を
賦型するのに有効である。
つ上記熱可塑性樹脂(1)よりも高い耐熱性を有するこ
とが必要で、好ましくは強靭性、寸法安定性、熱伝導性
等に優れたものがよく、例えば2軸延伸ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエ
ステル、芳香族ボリアミド、ポリイミド、紙、金属箔、
各種ラミネート等が挙げられる.厚さは通常9〜100
μm程度が適当である。基材(3)は熱可塑性樹脂層(
1)を補強し、寸法安定性を高め、型崩れのない模様を
賦型するのに有効である。
熱可塑性樹脂層(1)の立体模様(Ia)は、エンポス
法、特開昭62−116197号、特開平1−1883
99号、同1−192600号等に開示された方法等公
知の方法を用いることができる。
法、特開昭62−116197号、特開平1−1883
99号、同1−192600号等に開示された方法等公
知の方法を用いることができる。
蒸着層(2)としては、熱可ヅ性樹脂(1)よりも高い
耐熱性を有し、且つ賦型工程での温度に耐えるものが使
用され、例えばアルミニウム等の金属、各種セラミック
等が含まれ、また通常の真空蒸着の他、スパッタリング
、イオンプレーティング等の真空処理加工等の方法が利
用できる。蒸着層(2)の厚さは熱可塑性樹脂(1)の
耐熱性及び賦型工程の温度等を勘案して適宜決定すれば
よいが、通常100〜800人程度が適当である。
耐熱性を有し、且つ賦型工程での温度に耐えるものが使
用され、例えばアルミニウム等の金属、各種セラミック
等が含まれ、また通常の真空蒸着の他、スパッタリング
、イオンプレーティング等の真空処理加工等の方法が利
用できる。蒸着層(2)の厚さは熱可塑性樹脂(1)の
耐熱性及び賦型工程の温度等を勘案して適宜決定すれば
よいが、通常100〜800人程度が適当である。
剥離層(4)としては、賦型工程の温度に耐える耐熱性
を有するものが用いられ、例えばシリコーン樹脂、長鎖
アルキルアクリレート、長鎖アルキルカルバメート、長
鎖アルキルアミド及びこれらと第2成分との共重合体等
公知の剥H荊を用いることができる。該剥離層(4)は
蒸着層(2)からの剥離を容易とする他、その表面に有
する蒸着層(2)の立体模様(2a)から転写形成され
た立体模様(4a)を、その表面に設けられた着色層及
び/又は蒸着層(5)、接着剤層(6)を伴って賦型工
程において成型体表面に移行付着して賦型を完了し、賦
型後は表面保護層として働くものである。
を有するものが用いられ、例えばシリコーン樹脂、長鎖
アルキルアクリレート、長鎖アルキルカルバメート、長
鎖アルキルアミド及びこれらと第2成分との共重合体等
公知の剥H荊を用いることができる。該剥離層(4)は
蒸着層(2)からの剥離を容易とする他、その表面に有
する蒸着層(2)の立体模様(2a)から転写形成され
た立体模様(4a)を、その表面に設けられた着色層及
び/又は蒸着層(5)、接着剤層(6)を伴って賦型工
程において成型体表面に移行付着して賦型を完了し、賦
型後は表面保護層として働くものである。
蒸着層及び/又は着色層(5)は、賦型された立体模様
に彩りを加えるもので、着色層は各種の模様、キャラク
ター、マーク、記号、文字等を含み、賦型工程での温度
に耐える前記した如き蒸着物質、インクが用いられるこ
とは云うまでもない.接着剤層(6)は賦型工程におけ
る成型体と接着性良好なものが使用され、例えばアクリ
ル系樹脂、スチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、塩化ビ
ニルー酢酸ビニル共重合体、ゴム系樹脂等が挙げられる
。厚さは、通常5〜20g/rrf程度が適当である. 本発明の賦型用シートを用いて賦型するには、該賦型用
シートを溶融状態の熱可塑性樹脂と接触させ、該シート
の蒸着層(2)又は剥離層(4)の表面で剥離させる方
法が用いられ、具体的には例えば射出成型、圧縮成型、
ブロー成型、更には押出(ラミネート)成型等が挙げら
れる。もっとも、第4図に示す如く接着剤層(6)を有
する賦型用シートの場合は、真空成型等にも適用できる
。
に彩りを加えるもので、着色層は各種の模様、キャラク
ター、マーク、記号、文字等を含み、賦型工程での温度
に耐える前記した如き蒸着物質、インクが用いられるこ
とは云うまでもない.接着剤層(6)は賦型工程におけ
る成型体と接着性良好なものが使用され、例えばアクリ
ル系樹脂、スチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、塩化ビ
ニルー酢酸ビニル共重合体、ゴム系樹脂等が挙げられる
。厚さは、通常5〜20g/rrf程度が適当である. 本発明の賦型用シートを用いて賦型するには、該賦型用
シートを溶融状態の熱可塑性樹脂と接触させ、該シート
の蒸着層(2)又は剥離層(4)の表面で剥離させる方
法が用いられ、具体的には例えば射出成型、圧縮成型、
ブロー成型、更には押出(ラミネート)成型等が挙げら
れる。もっとも、第4図に示す如く接着剤層(6)を有
する賦型用シートの場合は、真空成型等にも適用できる
。
賦型される熱可塑性樹脂としては、ポリスチレン、ハイ
インパクトポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、
AS樹脂、ABS樹脂、MBS樹脂、PET,PBT等
のポリエステル樹脂、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル
、ポリオキシメチレン等が挙げられる。
インパクトポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、
AS樹脂、ABS樹脂、MBS樹脂、PET,PBT等
のポリエステル樹脂、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル
、ポリオキシメチレン等が挙げられる。
第5図は、第1図に示した賦型用シー} (S)を用い
て賦型する状態を示し、例えば射出成型による場合につ
いて説明すれば、金型内に予め賦型用シート(S)をセ
ットした後、熱可塑性樹脂を射出成型することにより、
第5図(A)の如き賦型用シート(S)と成型体(7)
の一体化物が得られ、冷却後剥離面(P)、即ち蒸着層
(2)の立体模様(2a)面で該シー} (S)を剥離
除去すると、上記蒸着層(2)の立体模様(2a)とほ
ぼ同一の立体模様(7a)を表面に有する成型体(7)
が得られる. 第6図は、第4図に示した賦型用シート(S)を用いて
賦型する状mを示し、第5図の場合と同様の操作により
、第6図(A)に示す如く、該シ−l− (S)と成型
体(7)との一体化物が得られ、冷却後剥離面(P)、
即ち蒸着層(2)の立体模様(2a)面で#離除去する
と、立体模様(4a〕を表面に有する剥離層(4)、着
色層及び/又は蒸着層(5)が接着剤層(6)を介して
一体化された成型体(7)が得られる。
て賦型する状態を示し、例えば射出成型による場合につ
いて説明すれば、金型内に予め賦型用シート(S)をセ
ットした後、熱可塑性樹脂を射出成型することにより、
第5図(A)の如き賦型用シート(S)と成型体(7)
の一体化物が得られ、冷却後剥離面(P)、即ち蒸着層
(2)の立体模様(2a)面で該シー} (S)を剥離
除去すると、上記蒸着層(2)の立体模様(2a)とほ
ぼ同一の立体模様(7a)を表面に有する成型体(7)
が得られる. 第6図は、第4図に示した賦型用シート(S)を用いて
賦型する状mを示し、第5図の場合と同様の操作により
、第6図(A)に示す如く、該シ−l− (S)と成型
体(7)との一体化物が得られ、冷却後剥離面(P)、
即ち蒸着層(2)の立体模様(2a)面で#離除去する
と、立体模様(4a〕を表面に有する剥離層(4)、着
色層及び/又は蒸着層(5)が接着剤層(6)を介して
一体化された成型体(7)が得られる。
尚、第1図や第2図で示した賦型用シートの蒸着層の立
体模様面に、必要に応じ離型保護層を設けてもよい。更
に、基材を用いる場合、熱可望性樹脂層との接着性を高
めるために、アンカーコートを施したり、コロナ放電処
理、オゾン処理、フレーム処理等を単独又は組み合わせ
て用いることもできる。
体模様面に、必要に応じ離型保護層を設けてもよい。更
に、基材を用いる場合、熱可望性樹脂層との接着性を高
めるために、アンカーコートを施したり、コロナ放電処
理、オゾン処理、フレーム処理等を単独又は組み合わせ
て用いることもできる。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが
、本発明は何らこれらに限定されるものではない。
、本発明は何らこれらに限定されるものではない。
実施例l
基材として2軸延伸ポリエステルフイルム(東洋紡エス
テルE5100、厚さ3 8 urn)にイソシアネー
ト系アンカーコート(大日本インキ化学工業、AC−5
0OA,塗工量0.5g/ボ)を施したものを用い、ア
ンカーコート面にコロナ放電処理( 3 0 W/ %
/s+in )をし、Tダイ押出ラミネート機(スクリ
ュー径1 1 5tm, L/D2 5)を用いてポリ
エステル樹脂(ポリプラスチソクス、ジュラネックス6
00FP)をTダイ出口温度300℃、厚さ30ttm
で押出した. 一方、所定の立体模様を付与したポリプロピレンシ一ト
(厚さ30μm)を、その立体模様面が前記押出樹脂と
接するように配置させ、前記押出樹脂を中央に挟むよう
にしてプレスロールにより圧着させ、冷却ロールによっ
て冷却後、該ラミネート物を巻取機により一体として巻
き取った。
テルE5100、厚さ3 8 urn)にイソシアネー
ト系アンカーコート(大日本インキ化学工業、AC−5
0OA,塗工量0.5g/ボ)を施したものを用い、ア
ンカーコート面にコロナ放電処理( 3 0 W/ %
/s+in )をし、Tダイ押出ラミネート機(スクリ
ュー径1 1 5tm, L/D2 5)を用いてポリ
エステル樹脂(ポリプラスチソクス、ジュラネックス6
00FP)をTダイ出口温度300℃、厚さ30ttm
で押出した. 一方、所定の立体模様を付与したポリプロピレンシ一ト
(厚さ30μm)を、その立体模様面が前記押出樹脂と
接するように配置させ、前記押出樹脂を中央に挟むよう
にしてプレスロールにより圧着させ、冷却ロールによっ
て冷却後、該ラミネート物を巻取機により一体として巻
き取った。
巻き取られたラミネート物の押出ラミネート樹脂面から
上記シートを剥がして、目的とする立体模様が正確にラ
ミネート樹脂表面に写された積層シートを得た。
上記シートを剥がして、目的とする立体模様が正確にラ
ミネート樹脂表面に写された積層シートを得た。
次にこの積層シートの立体模様面に、常法によりアルミ
ニウム莫着(厚さ400人)を施して、賦型用シートを
得た。
ニウム莫着(厚さ400人)を施して、賦型用シートを
得た。
この賦型用シートをインモールド成型機の可動側金型に
連続的に繰り出すようにセットし、前記押出ラミネート
した樹脂と同じポリエステル樹脂(ジュラネックス60
0FP)を主成分とし、黒色顔料を4重量%含んだ組成
物を射出成型したところ、融着や型崩れを起こすことな
く、厚さ3.5閣の、表面に微妙な光沢差と方向性をも
った質感のある立体模様をもつプレートが得られた.実
施例2 実施例1で得られた蒸着積層シートの蒸着面にシリコー
ン樹脂を含有する剥離層を0.6g/rrf塗設し、次
いで常法により光輝性顔料を用いて印刷、更に常法によ
りアクリル系接着剤を塗布・乾燥し賦型用シートを得た
。
連続的に繰り出すようにセットし、前記押出ラミネート
した樹脂と同じポリエステル樹脂(ジュラネックス60
0FP)を主成分とし、黒色顔料を4重量%含んだ組成
物を射出成型したところ、融着や型崩れを起こすことな
く、厚さ3.5閣の、表面に微妙な光沢差と方向性をも
った質感のある立体模様をもつプレートが得られた.実
施例2 実施例1で得られた蒸着積層シートの蒸着面にシリコー
ン樹脂を含有する剥離層を0.6g/rrf塗設し、次
いで常法により光輝性顔料を用いて印刷、更に常法によ
りアクリル系接着剤を塗布・乾燥し賦型用シートを得た
。
得られた賦型用シートを実施例1と同様にインモールド
成型機の可動側金型に連続的に繰り出すようにセットし
、ポリエステル樹脂・ジュラネックス600FPを射出
成型したところ、融着や型崩れを起こすことなく、美麗
な印刷図柄に加えて、微妙な光沢差を方向性をもった地
模様の重畳した、極めて質感の高いポリエステルプレー
トが得られた. 〔作用・効果〕 叙上の通り、本発明の賦型用シートは熱可塑性樹脂層に
公知の方法で立体模様を付与し、更にその表面に蒸着層
を設けた構造からなるため、該賦型用シートの耐熱性が
20〜30℃向上し、その結果、該熱可塑性樹脂と同種
の樹脂や、耐熱性が同程度か又は20〜30℃高い樹脂
であっても効果的に賦型することができる.かくして、
賦型用シートで賦型できる樹脂の範囲が大巾に拡大され
、作業性、生産性が飛躍的に向上する。
成型機の可動側金型に連続的に繰り出すようにセットし
、ポリエステル樹脂・ジュラネックス600FPを射出
成型したところ、融着や型崩れを起こすことなく、美麗
な印刷図柄に加えて、微妙な光沢差を方向性をもった地
模様の重畳した、極めて質感の高いポリエステルプレー
トが得られた. 〔作用・効果〕 叙上の通り、本発明の賦型用シートは熱可塑性樹脂層に
公知の方法で立体模様を付与し、更にその表面に蒸着層
を設けた構造からなるため、該賦型用シートの耐熱性が
20〜30℃向上し、その結果、該熱可塑性樹脂と同種
の樹脂や、耐熱性が同程度か又は20〜30℃高い樹脂
であっても効果的に賦型することができる.かくして、
賦型用シートで賦型できる樹脂の範囲が大巾に拡大され
、作業性、生産性が飛躍的に向上する。
第1図乃至第4図は、それぞれ本発明の賦型用シートの
実施態様を示す概略断面図、第5図(A)、(B)及び
第6図(A)、(B)は、それぞれ賦型方法を説明する
ための概略断面図である.1・・・熱可ヤ性樹脂層、1
a・・・立体模様2・・・蒸着層、 2a・・・
立体模様3・・・基材、 4・・・離型層4
a・・・立体模様、 5・・・着色層及び/又は蒸着
層6・・・接着層、 7・・・成型体S・・・
賦型用シート、 P・・・剥離面第 1 図 1 第2図 第3図 l 第4 図 第5図(^)
実施態様を示す概略断面図、第5図(A)、(B)及び
第6図(A)、(B)は、それぞれ賦型方法を説明する
ための概略断面図である.1・・・熱可ヤ性樹脂層、1
a・・・立体模様2・・・蒸着層、 2a・・・
立体模様3・・・基材、 4・・・離型層4
a・・・立体模様、 5・・・着色層及び/又は蒸着
層6・・・接着層、 7・・・成型体S・・・
賦型用シート、 P・・・剥離面第 1 図 1 第2図 第3図 l 第4 図 第5図(^)
Claims (9)
- 1.立体模様を表面に有する熱可塑性樹脂層の該立体模
様面に蒸着層を設けたことを特徴とする賦型用シート。 - 2.蒸着層の表面に剥離層を設け、更にその表面に着色
層及び/又は蒸着層を設けた請求項1記載の賦型用シー
ト。 - 3.着色層及び/又は蒸着層の表面に接着剤層を設けた
請求項2記載の賦型用シート。 - 4.基材上に、立体模様を表面に有し且つ該基材より耐
熱性の低い熱可塑性樹脂層を設け、更に該立体模様面に
蒸着層を設けたことを特徴とする賦型用シート。 - 5.蒸着層の表面に剥離層を設け、更にその表面に着色
層及び/又は蒸着層を設けた請求項4記載の賦型用シー
ト。 - 6.着色層及び/又は蒸着層の表面に接着剤層を設けた
請求項5記載の賦型用シート。 - 7.第1項又は第4項記載の賦型用シートと溶融状態の
熱可塑性樹脂とを接触させ、該賦型用シートの蒸着層表
面の立体模様を該熱可塑性樹脂の表面に転写せしめた後
冷却し、次いで該賦型用シートを該熱可塑性樹脂の表面
より剥離除去することを特徴とする賦型方法。 - 8.第2項又は第5項記載の賦型用シートと溶融状態の
熱可塑性合成樹脂とを接触させた後冷却し、前記賦型用
シートの蒸着面より、該蒸着層表衝の立体模様が転写さ
れた剥離層、その表面の着色層及び/又は蒸着層を剥離
し、前記熱可塑性樹脂表面に付着移行させることを特徴
とする賦型方法。 - 9.第3項又は第6項記載の賦型用シートと溶融状態の
熱可塑性合成樹脂とを接触させた後冷却し、前記賦型用
シートの蒸着面より、該蒸着層表面の立体模様が転写さ
れた剥離層、その表面の着色層及び/又は蒸着層、更に
その表面の接着層を剥離し、前記熱可塑性樹脂表面に付
着移行させることを特徴とする賦型方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014502A JPH03218824A (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 賦型用シート及びそれを用いた賦型方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014502A JPH03218824A (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 賦型用シート及びそれを用いた賦型方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03218824A true JPH03218824A (ja) | 1991-09-26 |
Family
ID=11862837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014502A Pending JPH03218824A (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 賦型用シート及びそれを用いた賦型方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03218824A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0641528A2 (en) * | 1993-09-08 | 1995-03-08 | Ykk Corporation | Molded surface fastener |
JP2007098674A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 賦型シート |
-
1990
- 1990-01-24 JP JP2014502A patent/JPH03218824A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0641528A2 (en) * | 1993-09-08 | 1995-03-08 | Ykk Corporation | Molded surface fastener |
EP0641528A3 (en) * | 1993-09-08 | 1996-05-29 | Ykk Corp | Cast surface fastener. |
JP2007098674A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 賦型シート |
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