JPH03213272A - ビトリファイド超砥粒砥石 - Google Patents
ビトリファイド超砥粒砥石Info
- Publication number
- JPH03213272A JPH03213272A JP895190A JP895190A JPH03213272A JP H03213272 A JPH03213272 A JP H03213272A JP 895190 A JP895190 A JP 895190A JP 895190 A JP895190 A JP 895190A JP H03213272 A JPH03213272 A JP H03213272A
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- JP
- Japan
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- vitrified
- aggregate
- grinding
- grinding wheel
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、超砥粒と骨材とをビトリファイド結合剤にて
結合したビトリファイド超砥粒砥石に関する。
結合したビトリファイド超砥粒砥石に関する。
[従来の技術]
従来、立方晶窒化硼素やダイヤモンド等の超砥粒を砥粒
とするビトリファイド超砥粒砥石において、砥粒の濃度
が中〜低臭中度のものを製造する際には、焼結時の収縮
を防止するために、砥石中に骨材を混入することが行わ
れている。また骨材としては、一般に、アルミ九炭化珪
素等が使用されている。
とするビトリファイド超砥粒砥石において、砥粒の濃度
が中〜低臭中度のものを製造する際には、焼結時の収縮
を防止するために、砥石中に骨材を混入することが行わ
れている。また骨材としては、一般に、アルミ九炭化珪
素等が使用されている。
[発明が解決しようとする課題]
ところが超砥粒砥石においてこうしたアルミ九炭化珪素
等の骨材を使用すると、研削抵抗が大きくなり、良好な
研削作業を行えなくなるという問題があった。
等の骨材を使用すると、研削抵抗が大きくなり、良好な
研削作業を行えなくなるという問題があった。
つまり、アルミナや炭化珪素等の骨材は新モース硬度が
12〜13と硬く、二次砥粒として作用させることがで
きるが、立方晶窒化硼素やダイヤモンド等の超砥粒(新
モース硬度:14〜15)と同時に使用すると、被研削
材との摩擦によって表面が平坦摩耗し、研削抵抗が犬き
くなって、切れ味が悪化し、高能率研削が不可能となる
のである。
12〜13と硬く、二次砥粒として作用させることがで
きるが、立方晶窒化硼素やダイヤモンド等の超砥粒(新
モース硬度:14〜15)と同時に使用すると、被研削
材との摩擦によって表面が平坦摩耗し、研削抵抗が犬き
くなって、切れ味が悪化し、高能率研削が不可能となる
のである。
このように砥石の切れ味が低下した場合は、通常、ドレ
ッシング(所謂、目立て)により切れ味を回復すること
が行われるが、ドレッシングは砥石を減耗するので使用
可能な砥粒や結合剤までが脱落してしまい、砥石の耐久
性が悪化すると共にドレッシングに経費がかかるといっ
た問題がある。
ッシング(所謂、目立て)により切れ味を回復すること
が行われるが、ドレッシングは砥石を減耗するので使用
可能な砥粒や結合剤までが脱落してしまい、砥石の耐久
性が悪化すると共にドレッシングに経費がかかるといっ
た問題がある。
そこで本発明は、骨材による研削抵抗を低くし、ドレッ
シングを行なうことなく高能率研削が可能なビトリファ
イド超砥粒砥石を提供すること左目的としてなされた。
シングを行なうことなく高能率研削が可能なビトリファ
イド超砥粒砥石を提供すること左目的としてなされた。
[課題を解決するための手段]
即ち、上記目的を達成するためになされた本発明は、立
方晶窒化硼素、ダイヤモンド等の超砥粒と骨材とをビト
リファイド結合剤にて結合してなるビトリファイド超砥
粒砥石において、上記骨材が、上記ビトリファイド結合
剤より高い軟化点を有するガラス質粒子であることを特
徴とするビトリファイド超砥粒砥石を要旨としている。
方晶窒化硼素、ダイヤモンド等の超砥粒と骨材とをビト
リファイド結合剤にて結合してなるビトリファイド超砥
粒砥石において、上記骨材が、上記ビトリファイド結合
剤より高い軟化点を有するガラス質粒子であることを特
徴とするビトリファイド超砥粒砥石を要旨としている。
[作用及び発明の効果]
この様に本発明のビトリファイド超砥粒砥石では、骨材
としてガラス質粒子が使用されている。
としてガラス質粒子が使用されている。
ガラス質粒子の硬度は新モース硬度で6〜7と比較的低
く、またガラスは脆性物質であるため、研削時に被削材
と接触すると摩耗し易く、被削材が骨材に付着する現象
が起りにくくなる。加えて、ガラス質粒子はビトリファ
イド結合剤との馴染みが良いため、骨材は焼結によって
ビトリファイド結合剤と強固に結合される。
く、またガラスは脆性物質であるため、研削時に被削材
と接触すると摩耗し易く、被削材が骨材に付着する現象
が起りにくくなる。加えて、ガラス質粒子はビトリファ
イド結合剤との馴染みが良いため、骨材は焼結によって
ビトリファイド結合剤と強固に結合される。
従って本発明のビトリファイド超砥粒砥石によれば、従
来に比べて研削抵抗を著しく低下させることができ、高
能率研削が可能となり、難研削材。
来に比べて研削抵抗を著しく低下させることができ、高
能率研削が可能となり、難研削材。
研削焼を嫌う研削材の研削に適した砥石となる。
また研削抵抗が増大して切れ味が低下することが少ない
ので、従来のようにドレッシングを頻繁に行なう必要が
なく、使い勝手がよい超砥粒砥石を提供でき、超砥粒砥
石の利用分野を拡大できる。
ので、従来のようにドレッシングを頻繁に行なう必要が
なく、使い勝手がよい超砥粒砥石を提供でき、超砥粒砥
石の利用分野を拡大できる。
ここで、骨材に使用するガラス質粒子の軟化点は焼結時
に骨材が変形しないようにビトリファイド結合剤の軟化
点より高くする必要があり、ビトリファイド結合剤の軟
化点に対して100°C以上とするのが好ましし1゜ またガラス質粒子として、具体的には、ホウケイ酸ガラ
ス、リチウム−アルミナ−シリカ系の結晶ガラス、石英
ガラス等の種々のガラスが使用できるが、特にリチウム
−アルミナ−シリカ系の結晶ガラス、石英ガラスは軟化
点が高いのでより好ましい。
に骨材が変形しないようにビトリファイド結合剤の軟化
点より高くする必要があり、ビトリファイド結合剤の軟
化点に対して100°C以上とするのが好ましし1゜ またガラス質粒子として、具体的には、ホウケイ酸ガラ
ス、リチウム−アルミナ−シリカ系の結晶ガラス、石英
ガラス等の種々のガラスが使用できるが、特にリチウム
−アルミナ−シリカ系の結晶ガラス、石英ガラスは軟化
点が高いのでより好ましい。
[実施例]
次に本発明の実施例として、第1図(a)に示す如き形
状で、各部り、 T、 Hの寸法を、夫々、180
、 10,50.8[mm]とし、下記の条件で、しか
も骨材の種類(ガラス質粒子)を表1に示す如く変えた
超砥粒砥石(試料1〜4)を作製すると共に、同寸法、
同条件で、骨材にアルミナを使用した、従来の超砥粒砥
石(試料5)を作製し、各超砥粒砥石(試料1〜5)の
平面研削試験を行った。尚このように作製した超砥粒砥
石は、第1図(b)に示す如く、超砥粒1と骨材2とが
結合剤3により結合さね結合剤3と結合剤3との間に気
孔4を有する、中集中度の超砥粒砥石となる。
状で、各部り、 T、 Hの寸法を、夫々、180
、 10,50.8[mm]とし、下記の条件で、しか
も骨材の種類(ガラス質粒子)を表1に示す如く変えた
超砥粒砥石(試料1〜4)を作製すると共に、同寸法、
同条件で、骨材にアルミナを使用した、従来の超砥粒砥
石(試料5)を作製し、各超砥粒砥石(試料1〜5)の
平面研削試験を行った。尚このように作製した超砥粒砥
石は、第1図(b)に示す如く、超砥粒1と骨材2とが
結合剤3により結合さね結合剤3と結合剤3との間に気
孔4を有する、中集中度の超砥粒砥石となる。
(成分)
立方晶窒化硼素 #140/170 25容量
部骨 材 #140/170 2
5 nビトリファイド結合剤(軟化点620゜有機質
バインダー (焼結温度) 9006C,5時間 表] C) 0 尚、研削条件は、下記の通りである。
部骨 材 #140/170 2
5 nビトリファイド結合剤(軟化点620゜有機質
バインダー (焼結温度) 9006C,5時間 表] C) 0 尚、研削条件は、下記の通りである。
砥石周速度 2000m/min
被研削材 5KDII HRC62(寸法15
0mmX 20mm) テーブル速度 15m/min 横送り 3mm/pass 切込み lOμ 研削液 JISW2 上記平面研削試験の結果、表1に示す如く、骨材がアル
ミナの試料5は研削抵抗が大きく、研削比は低いのに対
し、骨材をガラス質粒子により形成した試料1〜4にお
いては、軟化点が高いほど研削抵抗は小さくなる傾向に
あることが解る。また研削比は軟化点とは関係なくいず
れの試料(試料1〜4)においても試料5より大きいこ
とが解つん 従って、骨材をガラス質粒子により形成す
れば、骨材にアルミナを使用した従来の超砥粒砥石に比
較して、研削抵抗を小さくすると共に、研削比も向上で
きることが解る。
0mmX 20mm) テーブル速度 15m/min 横送り 3mm/pass 切込み lOμ 研削液 JISW2 上記平面研削試験の結果、表1に示す如く、骨材がアル
ミナの試料5は研削抵抗が大きく、研削比は低いのに対
し、骨材をガラス質粒子により形成した試料1〜4にお
いては、軟化点が高いほど研削抵抗は小さくなる傾向に
あることが解る。また研削比は軟化点とは関係なくいず
れの試料(試料1〜4)においても試料5より大きいこ
とが解つん 従って、骨材をガラス質粒子により形成す
れば、骨材にアルミナを使用した従来の超砥粒砥石に比
較して、研削抵抗を小さくすると共に、研削比も向上で
きることが解る。
第1図は実施例の超砥粒砥石の形状及び内部構造を表す
説明図である。 ]・・・超砥粒 2・・・骨材 3・・・結合剤 4・・・気孔
説明図である。 ]・・・超砥粒 2・・・骨材 3・・・結合剤 4・・・気孔
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 立方晶窒化硼素、ダイヤモンド等の超砥粒と骨材とをビ
トリファイド結合剤にて結合してなるビトリファイド超
砥粒砥石において、 上記骨材が、上記ビトリファイド結合剤より高い軟化点
を有するガラス質粒子であることを特徴とするビトリフ
ァイド超砥粒砥石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP895190A JPH03213272A (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | ビトリファイド超砥粒砥石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP895190A JPH03213272A (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | ビトリファイド超砥粒砥石 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03213272A true JPH03213272A (ja) | 1991-09-18 |
Family
ID=11706980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP895190A Pending JPH03213272A (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | ビトリファイド超砥粒砥石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03213272A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007030110A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Honda Motor Co Ltd | ビトリファイド砥石及びその製造方法と、それを用いた鋳鉄製ワーク研削方法 |
JP2010521323A (ja) * | 2007-03-13 | 2010-06-24 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 研磨剤組成物及び該組成物で形成された物品 |
CN106112836A (zh) * | 2016-06-27 | 2016-11-16 | 宁夏中卫大河精工机械有限责任公司 | 一种超硬集聚粒磨料及由其制作而成的超硬珩磨油石 |
-
1990
- 1990-01-18 JP JP895190A patent/JPH03213272A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007030110A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Honda Motor Co Ltd | ビトリファイド砥石及びその製造方法と、それを用いた鋳鉄製ワーク研削方法 |
JP4562609B2 (ja) * | 2005-07-28 | 2010-10-13 | 本田技研工業株式会社 | ビトリファイド砥石及びその製造方法と、それを用いた鋳鉄製ワーク研削方法 |
JP2010521323A (ja) * | 2007-03-13 | 2010-06-24 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 研磨剤組成物及び該組成物で形成された物品 |
CN106112836A (zh) * | 2016-06-27 | 2016-11-16 | 宁夏中卫大河精工机械有限责任公司 | 一种超硬集聚粒磨料及由其制作而成的超硬珩磨油石 |
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