JPH03203193A - 薄膜elパネル - Google Patents
薄膜elパネルInfo
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- JPH03203193A JPH03203193A JP1341161A JP34116189A JPH03203193A JP H03203193 A JPH03203193 A JP H03203193A JP 1341161 A JP1341161 A JP 1341161A JP 34116189 A JP34116189 A JP 34116189A JP H03203193 A JPH03203193 A JP H03203193A
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Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業」二の利用分身〉
この発明は、パーソナルコンビコータやワードプロセッ
サなどのデイスプレィ装置に使用される薄膜EL(エレ
クトロルミネセンス)パネルに関する。
サなどのデイスプレィ装置に使用される薄膜EL(エレ
クトロルミネセンス)パネルに関する。
〈従来の技術〉
従来の薄膜ELパネルとしては、第4図に示すようなも
のがある。この薄膜E Lパネル(よ、ガラス基板2上
に帯状に平行配列された下部透明電極3と、下部絶縁層
4と、発光層5と、」二部絶縁層6と、−上記下部透明
電極に直交し指状に平行配列された上部電極7とを順次
形成1.て、EL素子lを作威し、このEL素子1への
湿気の侵入を防止するため、裏ばりガラス8をガラス基
板2にエポキシ樹脂の接着剤9を用いて張り合わせて作
製している。さらに、湿気に対処して高信頼性を確保す
るため、上記裏ばりガラス8の穴10を通して、シリカ
ゲル粉末と黒色絶縁物粉末を分散したシリコンオイルを
上記EL素子lと裏ばりガラス8との間の空間11に封
入して、その穴10を)・−ルシール12で密封してい
る。このようにして、吸湿性能を持たせると共に、基板
2側から見たときの表示面の背景色を黒にすることによ
って高コントラスト化を図っている。
のがある。この薄膜E Lパネル(よ、ガラス基板2上
に帯状に平行配列された下部透明電極3と、下部絶縁層
4と、発光層5と、」二部絶縁層6と、−上記下部透明
電極に直交し指状に平行配列された上部電極7とを順次
形成1.て、EL素子lを作威し、このEL素子1への
湿気の侵入を防止するため、裏ばりガラス8をガラス基
板2にエポキシ樹脂の接着剤9を用いて張り合わせて作
製している。さらに、湿気に対処して高信頼性を確保す
るため、上記裏ばりガラス8の穴10を通して、シリカ
ゲル粉末と黒色絶縁物粉末を分散したシリコンオイルを
上記EL素子lと裏ばりガラス8との間の空間11に封
入して、その穴10を)・−ルシール12で密封してい
る。このようにして、吸湿性能を持たせると共に、基板
2側から見たときの表示面の背景色を黒にすることによ
って高コントラスト化を図っている。
また、上記薄膜ELパネルと異なり、ラミネートフィル
ムを用いてEL素子への湿気の侵入を防止する構成のも
のも知られている(特開昭61290693号公報)。
ムを用いてEL素子への湿気の侵入を防止する構成のも
のも知られている(特開昭61290693号公報)。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、上記二つのタイプの薄膜ELパネルのう
ち前者は、裏ばりガラス8とシリカゲル粉末、黒色絶縁
物粉末を分散さ(ユたシリコンオイ性基板上に設けられ
た薄膜EL素子と、」二足薄膜EL素子の上に密に貼り
着けられた黒色または略黒色の粘着テープと、吸湿性粉
末を有し、上記粘着テープ上に設けられた吸湿層と、金
属箔とこの金属箔の両面に設けられた有機樹脂フィルム
とからなり、上記薄膜EL素子、粘着テープおよび吸湿
層を覆う防湿シートとを備えたことを特徴としている。
ち前者は、裏ばりガラス8とシリカゲル粉末、黒色絶縁
物粉末を分散さ(ユたシリコンオイ性基板上に設けられ
た薄膜EL素子と、」二足薄膜EL素子の上に密に貼り
着けられた黒色または略黒色の粘着テープと、吸湿性粉
末を有し、上記粘着テープ上に設けられた吸湿層と、金
属箔とこの金属箔の両面に設けられた有機樹脂フィルム
とからなり、上記薄膜EL素子、粘着テープおよび吸湿
層を覆う防湿シートとを備えたことを特徴としている。
また、上記粘着テープは、黒色または略黒色のポリエス
テルフィルムからなる基材と、この基材の両面または片
面に設けられたシリコン系接着剤とからなるのが望まし
い。
テルフィルムからなる基材と、この基材の両面または片
面に設けられたシリコン系接着剤とからなるのが望まし
い。
また、」二足吸湿層は、有機ポリマーシートに吸湿剤粉
末を分散させて?Jる吸湿シートであるのが望ましい。
末を分散させて?Jる吸湿シートであるのが望ましい。
また、上記吸湿層は、」二足粘着テープの上面に付着し
た吸湿剤粉末であるのが望まI7い。
た吸湿剤粉末であるのが望まI7い。
〈作用〉
材料と1.て粘着テープ、吸湿層および防湿シートを用
いているため、裏ばりガラスとンリコンオルの価格が高
く、また、EL素子Iと裏ばりガラス8との間にシリコ
ンオイルを封入する際に空間11を真空にする工程と時
間tヨどを要するため、コストを下げることができない
という問題がある。
いているため、裏ばりガラスとンリコンオルの価格が高
く、また、EL素子Iと裏ばりガラス8との間にシリコ
ンオイルを封入する際に空間11を真空にする工程と時
間tヨどを要するため、コストを下げることができない
という問題がある。
加えて、裏ばりガラス8自体の厚み1重さのために、こ
のタイプの薄膜ELパネルの薄型・軽量化には限界があ
る。
のタイプの薄膜ELパネルの薄型・軽量化には限界があ
る。
一力、後者のタイプは、高信頼性確保のための吸/A機
能に関17て、何等具体的検詞が?、Cされておらず、
また、高コントラスト化に対する配慮もなされていない
。
能に関17て、何等具体的検詞が?、Cされておらず、
また、高コントラスト化に対する配慮もなされていない
。
そこで、この発明の目的は、材料価格を低減し工程を簡
略化することによってコス)・を下げると共に、高い耐
湿信頼性を実現し、(2かも高コントラスト化、薄型・
軽量化した薄膜E1.パネルを提供することにある。
略化することによってコス)・を下げると共に、高い耐
湿信頼性を実現し、(2かも高コントラスト化、薄型・
軽量化した薄膜E1.パネルを提供することにある。
く課題を解決するための手段〉
上記目的を達成するために、この発明の薄膜E1、パネ
ルは、透光性基板と、対向する二層の電極間に発光層お
よび絶縁層を有してなり、上記透光イルを用いる従来の
場合に比(7て、材料価格が安価となる。工程面では、
予め吸湿層を設[」ておいた粘着テープをEL素子」−
に貼り付けるか、またはET、素子上に粘着テープを貼
り(=t Llた後にこの粘着テープ」―に吸湿層を設
(Jて、この−11を防湿シートで被覆するだ(′3で
良く、従来のシリコンオイルを封入する際の真空にする
工程と時間とが不要となって、工程が簡略化されろ。し
7コがって、材料面および工程面で有利となり、コス)
・が下がる。
ルは、透光性基板と、対向する二層の電極間に発光層お
よび絶縁層を有してなり、上記透光イルを用いる従来の
場合に比(7て、材料価格が安価となる。工程面では、
予め吸湿層を設[」ておいた粘着テープをEL素子」−
に貼り付けるか、またはET、素子上に粘着テープを貼
り(=t Llた後にこの粘着テープ」―に吸湿層を設
(Jて、この−11を防湿シートで被覆するだ(′3で
良く、従来のシリコンオイルを封入する際の真空にする
工程と時間とが不要となって、工程が簡略化されろ。し
7コがって、材料面および工程面で有利となり、コス)
・が下がる。
しかも、裏ばりガラスを用いていないのて、パネルが薄
型となり、軽量化される。
型となり、軽量化される。
また、薄膜EL素子を、金属箔を有する防湿シートで覆
っているため、耐湿信頼性が確保される。
っているため、耐湿信頼性が確保される。
万一、継続使用によって上記防湿ノートの内側に湿気が
浸入しても、上記吸湿層によって吸着されるので上記E
■7索子の特性が劣化することがむくなる。
浸入しても、上記吸湿層によって吸着されるので上記E
■7索子の特性が劣化することがむくなる。
また、黒色または略黒色の粘着テープを」上記EL、素
子に接着させているノコめ、上記透光性基板側から見7
こときに表示面の背景色が黒色または略黒色となって、
コントラストが良くなる。しかも、」二足粘着テープは
上記EL素子に密着されているので、表示面が斑に見え
たりすることがなくなって、見栄えが良くなり表示品質
が向」ニする。
子に接着させているノコめ、上記透光性基板側から見7
こときに表示面の背景色が黒色または略黒色となって、
コントラストが良くなる。しかも、」二足粘着テープは
上記EL素子に密着されているので、表示面が斑に見え
たりすることがなくなって、見栄えが良くなり表示品質
が向」ニする。
また、上記粘着テープは、ポリエステルフィルムの暴利
とこの基材の両面または片面に設けられたシリコン系接
着剤とからなる場合、ポリエステルフィルムの透湿度が
低く、シリコン系接着剤が耐水性を有するため、さらに
耐湿信頼性が高まる。
とこの基材の両面または片面に設けられたシリコン系接
着剤とからなる場合、ポリエステルフィルムの透湿度が
低く、シリコン系接着剤が耐水性を有するため、さらに
耐湿信頼性が高まる。
また、上記吸湿層は、有機ポリマーシートに吸湿剤粉末
を分散させてなる吸湿シートである場合、粘着テープ、
吸湿シートおよび防湿シートを貼り合わせるだけで製造
可能となり、さらに工程が簡略になり、=Jストが下が
る。
を分散させてなる吸湿シートである場合、粘着テープ、
吸湿シートおよび防湿シートを貼り合わせるだけで製造
可能となり、さらに工程が簡略になり、=Jストが下が
る。
また、上記吸湿層は、上記粘着テープの上面に(=1着
しノコ吸湿剤粉末である場合、この吸湿剤粉末付きの粘
着テープおよび防湿シートを貼り合わせるだけで製造可
能となり、さらに工程が簡略になり、コストが下がる。
しノコ吸湿剤粉末である場合、この吸湿剤粉末付きの粘
着テープおよび防湿シートを貼り合わせるだけで製造可
能となり、さらに工程が簡略になり、コストが下がる。
〈実施例〉
一
吸湿シー)・17は、シリカ(SiOp)微粉末1合成
ゼオライト粉末(商品名:モレキコ、ラーシーブ)など
の吸湿剤粉末を有機ポリマーシートに分散して構成され
ている。なお、このシートの形態は、フィルム、@、不
織布または織布のいずれでもよい。上記防湿シート21
は、厚さ5〜50μmのA(などからなる金属箔19の
両面を、厚さ5〜50μmのポリエステルなどの有機樹
脂フィルム18.20で挟んだ積層構造を1.ている。
ゼオライト粉末(商品名:モレキコ、ラーシーブ)など
の吸湿剤粉末を有機ポリマーシートに分散して構成され
ている。なお、このシートの形態は、フィルム、@、不
織布または織布のいずれでもよい。上記防湿シート21
は、厚さ5〜50μmのA(などからなる金属箔19の
両面を、厚さ5〜50μmのポリエステルなどの有機樹
脂フィルム18.20で挟んだ積層構造を1.ている。
なお有機樹脂フィルム18と20とは、同−飼料でも異
なる材料でも構わない。」二足EL素子I9両面粘着テ
ープ16および吸湿シート17は略同−ザイズとしてい
るが、防湿シート21はこれを覆うため僅かに大きいサ
イズとしている。
なる材料でも構わない。」二足EL素子I9両面粘着テ
ープ16および吸湿シート17は略同−ザイズとしてい
るが、防湿シート21はこれを覆うため僅かに大きいサ
イズとしている。
この薄膜ELパネルは次のようにして作製される。まず
、透光性基板2上に薄膜EL素子1を形成した後、真空
中で200℃程度以上に昇温して薄膜EL素子■のガス
出しを行う。そして、残留水分を可能な限り除去した後
、乾燥N、ガスまたは乾燥空気中で、この上に両面粘着
テープ16以下、この発明の薄膜ELパネルを図示の実
施例により詳細に説明する。
、透光性基板2上に薄膜EL素子1を形成した後、真空
中で200℃程度以上に昇温して薄膜EL素子■のガス
出しを行う。そして、残留水分を可能な限り除去した後
、乾燥N、ガスまたは乾燥空気中で、この上に両面粘着
テープ16以下、この発明の薄膜ELパネルを図示の実
施例により詳細に説明する。
第1図に示すよう(こ、この薄膜ELパネルは、透光性
基板2上に、薄膜EL素子1と、この薄膜EL素子1の
上に密に貼り(=I(Jられた両面粘着テープ16と、
吸湿層と(7てこの粘着テープ16上に貼り付けられた
吸湿シー)・17と、上記薄膜EL素子1.粘着テープ
16および吸湿シート17を覆う防湿シート21を価え
ている。上記透光性基板2および薄膜EL素子lは、第
4図に示した従来例と同一のものであり、各構成要素に
同一符号を付して説明を省略する。上記両面粘着テープ
16は、黒色または略黒色のポリエステルフィルムから
なる基材14と、この基$i1.4の両面に設けられた
シリコン系接着剤13.15からなっている。この基材
14は、ポリエステルフィルムからなるため、耐熱・耐
寒性や強度の面で優れ、吸水の少ないものである。接着
剤13,1.5はシリコン系であるため、適度な接着強
度を有し、耐熱性・耐コロナ性および耐水性に優れてい
る。−ヒ記一一 吸湿シート17および防湿シー)・21を順次素早く張
り合わせる。その際、防湿シート21がEL素子lとの
間に乾燥N、ガスまたは乾燥空気を含む空間22を形成
するようにし、防湿ノーI・21の周辺部を透光性基板
2上にエボキン系樹脂9によって接着する。なお、第1
図に示すように下部透明電極3上に接着する箇所や、あ
るいは透光性基板2士に延在されノコ−1部電極7−h
に接着する箇所もある。
基板2上に、薄膜EL素子1と、この薄膜EL素子1の
上に密に貼り(=I(Jられた両面粘着テープ16と、
吸湿層と(7てこの粘着テープ16上に貼り付けられた
吸湿シー)・17と、上記薄膜EL素子1.粘着テープ
16および吸湿シート17を覆う防湿シート21を価え
ている。上記透光性基板2および薄膜EL素子lは、第
4図に示した従来例と同一のものであり、各構成要素に
同一符号を付して説明を省略する。上記両面粘着テープ
16は、黒色または略黒色のポリエステルフィルムから
なる基材14と、この基$i1.4の両面に設けられた
シリコン系接着剤13.15からなっている。この基材
14は、ポリエステルフィルムからなるため、耐熱・耐
寒性や強度の面で優れ、吸水の少ないものである。接着
剤13,1.5はシリコン系であるため、適度な接着強
度を有し、耐熱性・耐コロナ性および耐水性に優れてい
る。−ヒ記一一 吸湿シート17および防湿シー)・21を順次素早く張
り合わせる。その際、防湿シート21がEL素子lとの
間に乾燥N、ガスまたは乾燥空気を含む空間22を形成
するようにし、防湿ノーI・21の周辺部を透光性基板
2上にエボキン系樹脂9によって接着する。なお、第1
図に示すように下部透明電極3上に接着する箇所や、あ
るいは透光性基板2士に延在されノコ−1部電極7−h
に接着する箇所もある。
このようにした場合、両面粘着テープ16.吸湿シー)
・17および防湿シート21をヰA1s+として用いて
いるため、裏ばりガラスとソリコンオイルを用いる従来
の場合に比して、材料価格を安価にすることができる。
・17および防湿シート21をヰA1s+として用いて
いるため、裏ばりガラスとソリコンオイルを用いる従来
の場合に比して、材料価格を安価にすることができる。
また、従来のソリコンオイルを封入する際の真空にする
二[程と時間とを省略することがてき、工程を簡略化す
ることができる。
二[程と時間とを省略することがてき、工程を簡略化す
ることができる。
したがって、材料面および工程面で有利となり、コスト
ダウンすることができる。しかも、裏ばりガラスを用い
ていないのて、?<ネル仝博g(II・e :”i”を
化することができろ。また、薄膜EL素イ川用金属箔1
9を有する防湿シート21で覆っているため耐湿信頼性
を確保することができる。防湿効果は、主として金属箔
19が不透湿であることによって達成される。ポリエス
テルなどの有機樹脂フィルム18.20は、主として」
二足金属箔19の表面保護と、この金属箔、EL素子1
間の電気的絶縁の役目を果たすが、透湿性の低い材料で
あるのが好ましい。なお上に述べたように乾燥N2ガス
または乾燥空気中でEL素子lを密封しても、僅かの水
分が内包される場合がある。また、長期間の継続使用に
よって上記防湿シート21の内側に水分が侵入する場合
がある。このような場合でも、上記吸湿シー)・16が
水分を吸着することおよび粘着テープ16の基材14が
ポリエステルフィルムからなり接着剤13.15がシリ
コン系であることによって、耐湿信頼性をさらに高めて
いる。
ダウンすることができる。しかも、裏ばりガラスを用い
ていないのて、?<ネル仝博g(II・e :”i”を
化することができろ。また、薄膜EL素イ川用金属箔1
9を有する防湿シート21で覆っているため耐湿信頼性
を確保することができる。防湿効果は、主として金属箔
19が不透湿であることによって達成される。ポリエス
テルなどの有機樹脂フィルム18.20は、主として」
二足金属箔19の表面保護と、この金属箔、EL素子1
間の電気的絶縁の役目を果たすが、透湿性の低い材料で
あるのが好ましい。なお上に述べたように乾燥N2ガス
または乾燥空気中でEL素子lを密封しても、僅かの水
分が内包される場合がある。また、長期間の継続使用に
よって上記防湿シート21の内側に水分が侵入する場合
がある。このような場合でも、上記吸湿シー)・16が
水分を吸着することおよび粘着テープ16の基材14が
ポリエステルフィルムからなり接着剤13.15がシリ
コン系であることによって、耐湿信頼性をさらに高めて
いる。
実際にこの薄膜ELパネルを加温・加湿雰囲気中で加速
試験したところ、その結果から、室温・常温での表示品
質の劣化寿命は推定5万時間以」−となり、十分に実使
用に耐えることがわかった。ま1 また、この実施例は、EL素子1がドツトマトリクス型
である場合について説明したが、当然ながらこれに限ら
れるものではなく、セグメント型であっても良い。
試験したところ、その結果から、室温・常温での表示品
質の劣化寿命は推定5万時間以」−となり、十分に実使
用に耐えることがわかった。ま1 また、この実施例は、EL素子1がドツトマトリクス型
である場合について説明したが、当然ながらこれに限ら
れるものではなく、セグメント型であっても良い。
〈発明の効果〉
以上より明らかなように、この発明の薄膜ELパネルは
、透光性基板と、対向する二層の電極間に発光層および
絶縁層を有してなり、上記透光性基板−ヒに設置:lら
れた薄膜EL素子と、上記薄膜EL素子の上に密に貼り
着けられた黒色または略黒色の粘着テープと、吸湿性粉
末を有し、上記粘着テープ上に設けられた吸湿層と、金
属箔とこの金属箔の両面に設けられた有機樹脂フィルム
とからなり、上記薄膜EL素子、粘着テープおよび吸湿
層を覆う防湿シートとを備えているので、裏ばりガラス
とシリコンオイルを用いる従来の薄膜ELパネルに比し
て、材料面および工程面でコストダウンすることができ
、同時に、高い耐湿信頼性を実現し、=1ントラストを
高めて表示品位を向上さ14、しかも薄型・軽量化する
ことができる。
、透光性基板と、対向する二層の電極間に発光層および
絶縁層を有してなり、上記透光性基板−ヒに設置:lら
れた薄膜EL素子と、上記薄膜EL素子の上に密に貼り
着けられた黒色または略黒色の粘着テープと、吸湿性粉
末を有し、上記粘着テープ上に設けられた吸湿層と、金
属箔とこの金属箔の両面に設けられた有機樹脂フィルム
とからなり、上記薄膜EL素子、粘着テープおよび吸湿
層を覆う防湿シートとを備えているので、裏ばりガラス
とシリコンオイルを用いる従来の薄膜ELパネルに比し
て、材料面および工程面でコストダウンすることができ
、同時に、高い耐湿信頼性を実現し、=1ントラストを
高めて表示品位を向上さ14、しかも薄型・軽量化する
ことができる。
た、この薄膜EL戸<ネルは、EL素子1上に、黒色ま
たは略黒色の両面粘着テープ16を備えているので、表
示部の背景色を黒色または略黒色にしてコントラストを
高めることができる。その上、EL素子lと両面テープ
16とを密着させているので、これらの隙間がある場合
に表示面が斑に見えたりするのを防止して、見栄えを良
くし表示品質を向」ニさせることができる。
たは略黒色の両面粘着テープ16を備えているので、表
示部の背景色を黒色または略黒色にしてコントラストを
高めることができる。その上、EL素子lと両面テープ
16とを密着させているので、これらの隙間がある場合
に表示面が斑に見えたりするのを防止して、見栄えを良
くし表示品質を向」ニさせることができる。
なお、上記両面粘着テープ16に代えて、第2図に示す
ように、片面粘着テープ23と1.でも良い。この場合
、接着剤13をEL素子l側にして密着させている。
ように、片面粘着テープ23と1.でも良い。この場合
、接着剤13をEL素子l側にして密着させている。
また、上記吸湿シート17に代えて、第3図に示ずよう
に、吸湿層としてノリカ微粉末9合戚ゼオライト粉末な
どの吸湿剤粉末24を備えても良い。この場合、製造す
る際に、予め吸湿剤粉末24を接着剤15側に付着した
両面テープI6をEL素子1に貼り(=t iJるよう
にしても良いし、または、両面テープ16をET、素子
1に貼り(=t l:]た後で吸湿性粉末24をイで1
着(2ても良い。
に、吸湿層としてノリカ微粉末9合戚ゼオライト粉末な
どの吸湿剤粉末24を備えても良い。この場合、製造す
る際に、予め吸湿剤粉末24を接着剤15側に付着した
両面テープI6をEL素子1に貼り(=t iJるよう
にしても良いし、または、両面テープ16をET、素子
1に貼り(=t l:]た後で吸湿性粉末24をイで1
着(2ても良い。
2
また、上記粘着テープ(ユ、黒色または略黒色のポリエ
ステルフィルムからなる基Hと、この基材の両面または
片面に設けられたシリコン系接着剤とからなる場合、耐
湿性をさらに向」−することができる。
ステルフィルムからなる基Hと、この基材の両面または
片面に設けられたシリコン系接着剤とからなる場合、耐
湿性をさらに向」−することができる。
また、上記吸湿層は、有機ポリマーノートに吸湿剤粉末
を分散させて′lよる吸湿ノー)・である場合、さらに
工程を簡略化することができ、コストダウンすることが
できる。
を分散させて′lよる吸湿ノー)・である場合、さらに
工程を簡略化することができ、コストダウンすることが
できる。
また、上記吸湿層は、上記粘着テープの上面に付着した
吸湿剤粉末である場合、さらに二[程を簡略にすること
ができ、コストダウンすることができる。
吸湿剤粉末である場合、さらに二[程を簡略にすること
ができ、コストダウンすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図はそれぞれこの発明の薄膜
ELパネルの実施例を示す断面図、第4図は従来の薄膜
ELパネルを示す断面図である。 1 薄膜EL素子、2・・透光性基板、3・・・下部透
明電極、4・・下部絶縁層、5・・介光胴、6・・上部
絶縁F1.71−0部電棒、9・エポキシ系樹脂、13
.15・・・接着剤、14・ポリエステルフィルム、 16・両面粘着テープ、17・・吸湿シート、18.2
0・有機樹脂フィルム、19・金属箔、21・・防湿シ
ート、22・・空間、 23・・・片面粘着テープ、24・・・吸湿剤粉末。 特 許 出 願 人 シャープ株式会社代理 人 弁
理士 青 山 葆 はか1名】5
ELパネルの実施例を示す断面図、第4図は従来の薄膜
ELパネルを示す断面図である。 1 薄膜EL素子、2・・透光性基板、3・・・下部透
明電極、4・・下部絶縁層、5・・介光胴、6・・上部
絶縁F1.71−0部電棒、9・エポキシ系樹脂、13
.15・・・接着剤、14・ポリエステルフィルム、 16・両面粘着テープ、17・・吸湿シート、18.2
0・有機樹脂フィルム、19・金属箔、21・・防湿シ
ート、22・・空間、 23・・・片面粘着テープ、24・・・吸湿剤粉末。 特 許 出 願 人 シャープ株式会社代理 人 弁
理士 青 山 葆 はか1名】5
Claims (4)
- (1) 透光性基板と、 対向する二層の電極間に発光層および絶縁層を有してな
り、上記透光性基板上に設けられた薄膜EL素子と、 上記薄膜EL素子の上に密に貼り着けられた黒色または
略黒色の粘着テープと、 吸湿性粉末を有し、上記粘着テープ上に設けられた吸湿
層と、 金属箔とこの金属箔の両面に設けられた有機樹脂フイル
ムとからなり、上記薄膜EL素子,粘着テープおよび吸
湿層を覆う防湿シートとを備えたことを特徴とする薄膜
ELパネル。 - (2) 上記粘着テープは、黒色または略黒色のポリエ
ステルフイルムからなる基材と、この基材の両面または
片面に設けられたシリコン系接着剤とからなることを特
徴とする請求項1に記載の薄膜ELパネル。 - (3) 上記吸湿層は、有機ポリマーシートに吸湿剤粉
末を分散させてなる吸湿シートであることを特徴とする
請求項1に記載の薄膜ELパネル。 - (4) 上記吸湿層は、上記粘着テープの上面に付着し
た吸湿剤粉末であることを特徴とする請求項1に記載の
薄膜ELパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1341161A JPH03203193A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 薄膜elパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1341161A JPH03203193A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 薄膜elパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03203193A true JPH03203193A (ja) | 1991-09-04 |
Family
ID=18343815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1341161A Pending JPH03203193A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 薄膜elパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03203193A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001345173A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-12-14 | Nitto Denko Corp | エレクトロルミネッセンス素子用部材およびそれを内蔵したエレクトロルミネッセンス素子 |
JP2002503836A (ja) * | 1998-02-17 | 2002-02-05 | サーノフ コーポレイション | 広い面積のディスプレイ構造のシール |
WO2002048025A3 (de) * | 2000-12-12 | 2003-05-30 | Sued Chemie Ag | Plättchenförmige presskörper |
KR20030089749A (ko) * | 2002-05-18 | 2003-11-28 | 한국전자통신연구원 | 폴리아마이드를 포함하는 엔캡슐레이션 박막을 갖춘 유기전기발광 소자 및 그 제조 방법 |
US7592970B2 (en) | 1998-02-17 | 2009-09-22 | Dennis Lee Matthies | Tiled electronic display structure |
JP2015153582A (ja) * | 2014-02-13 | 2015-08-24 | パイオニア株式会社 | 発光装置 |
EP2438610A4 (en) * | 2009-06-01 | 2015-12-02 | Sumitomo Chemical Co | PROCESS AND ENCAPSULATION STRUCTURE FOR ELECTRONIC DEVICES |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP1341161A patent/JPH03203193A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002503836A (ja) * | 1998-02-17 | 2002-02-05 | サーノフ コーポレイション | 広い面積のディスプレイ構造のシール |
US7592970B2 (en) | 1998-02-17 | 2009-09-22 | Dennis Lee Matthies | Tiled electronic display structure |
JP2009288810A (ja) * | 1998-02-17 | 2009-12-10 | Transpacific Infinity Llc | 広い面積のディスプレイ構造のシール |
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