JPH03200704A - 薬剤徐放性樹脂成形体 - Google Patents
薬剤徐放性樹脂成形体Info
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- JPH03200704A JPH03200704A JP1343096A JP34309689A JPH03200704A JP H03200704 A JPH03200704 A JP H03200704A JP 1343096 A JP1343096 A JP 1343096A JP 34309689 A JP34309689 A JP 34309689A JP H03200704 A JPH03200704 A JP H03200704A
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- JP
- Japan
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- ethylene
- methyl
- ethynyl
- synthetic resin
- sheet
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N53/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing cyclopropane carboxylic acids or derivatives thereof
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Pest Control & Pesticides (AREA)
- Plant Pathology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、防殺虫効果を有する薬剤徐放性樹脂成形体に
関する。
関する。
従来から、ハエ、蚊等の害虫の駆除方法としては殺虫薬
剤をスプレー等により直接害虫に噴霧する方法が一般的
に用いられているが、浄化槽等の特定空間を有する部分
においては長期にわたって安定的に殺虫効力を持続させ
る必要があり、この目的のために、紙、布、不織布ある
いは発泡体に薬剤を含浸または塗布する方法が提案され
ている。
剤をスプレー等により直接害虫に噴霧する方法が一般的
に用いられているが、浄化槽等の特定空間を有する部分
においては長期にわたって安定的に殺虫効力を持続させ
る必要があり、この目的のために、紙、布、不織布ある
いは発泡体に薬剤を含浸または塗布する方法が提案され
ている。
また、塩化ビニル樹脂に有機リン系殺虫剤ジクロルボス
を混合酸形したプレートが実用化されている。
を混合酸形したプレートが実用化されている。
〔発明が解決しようとするIII!り
紙、布、不織布あるいは発泡体に薬剤を含浸または塗布
する従来の方法は、薬効の長期持続の点で問題がある。
する従来の方法は、薬効の長期持続の点で問題がある。
また、塩化ビニル樹脂に有機リン系殺虫剤ジクロルボス
、を混合酸形したプレートは、ジクロルボスが劇薬指定
物質であり、臭気も太きく取扱い上制限が大きい、更に
、薬効の長期安定持続の点でも不十分であり、塩化ビニ
ル樹脂の廃棄物処理の問題も有している。
、を混合酸形したプレートは、ジクロルボスが劇薬指定
物質であり、臭気も太きく取扱い上制限が大きい、更に
、薬効の長期安定持続の点でも不十分であり、塩化ビニ
ル樹脂の廃棄物処理の問題も有している。
この様な状況に鑑み、本発明者らは長期安定的に防殺虫
薬剤の揮散を行ない、且つ害虫に対し殺虫または忌避効
果の高い薬剤徐放性樹脂成形体について鋭意検討を行な
い本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、1
−エチニル−2−メチル−2−ペンテニルクリサンセメ
ートを合成樹1]R99〜85重量%に対して1〜15
重量%の濃度に含有せしめた後、0.5IIII以上5
■未滴の厚さのシート状または、0.5+sm以上5I
1m1未満の径のストランドからなる網状に熱成形加工
してなる薬剤徐放性樹脂成形体である。
薬剤の揮散を行ない、且つ害虫に対し殺虫または忌避効
果の高い薬剤徐放性樹脂成形体について鋭意検討を行な
い本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、1
−エチニル−2−メチル−2−ペンテニルクリサンセメ
ートを合成樹1]R99〜85重量%に対して1〜15
重量%の濃度に含有せしめた後、0.5IIII以上5
■未滴の厚さのシート状または、0.5+sm以上5I
1m1未満の径のストランドからなる網状に熱成形加工
してなる薬剤徐放性樹脂成形体である。
本発明は、合成樹脂を基材としてこれに防殺虫効果を有
する薬剤を予め特定量含有せしめた後、所定形状に熟成
形をおこなう。
する薬剤を予め特定量含有せしめた後、所定形状に熟成
形をおこなう。
本発明において、防殺虫薬剤としては、1−エチニル−
2−メチル−2−ペンテニルクリサンセメート(例えば
住友化学工業■製のベーパースリン・)を使用する。
2−メチル−2−ペンテニルクリサンセメート(例えば
住友化学工業■製のベーパースリン・)を使用する。
本発明において使用する合成樹脂の具体例としては、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチル(メタ
)アクリレート共重合体、エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体、エチレン−酢酸ビニル−メチル(メタ)ア
クリレート共重合体等のエチレンと極性基を有する単量
体との共重合体を挙げることができる。なかでも、薬剤
の吸収量、薬剤に対する安定性、薬剤の拡散性、熱成形
性(低温加工性)等の点から、エチレン−メチルメタク
リレート共重合体またはエチレン−酢酸ビニル共重合体
が好ましい。
チレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチル(メタ
)アクリレート共重合体、エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体、エチレン−酢酸ビニル−メチル(メタ)ア
クリレート共重合体等のエチレンと極性基を有する単量
体との共重合体を挙げることができる。なかでも、薬剤
の吸収量、薬剤に対する安定性、薬剤の拡散性、熱成形
性(低温加工性)等の点から、エチレン−メチルメタク
リレート共重合体またはエチレン−酢酸ビニル共重合体
が好ましい。
本発明で使用する防殺虫薬剤である、1−エチニル−2
−メチル−2−ペンテニルクリサンセメートは、合成樹
脂99〜85重量%に対して1〜15重量%の濃度に含
有せしめた後、所定形状に熟成形加工したものを使用す
る。l−エチニル−2−メチル−2−ペンテニルクリサ
ンセメートの含有量が、1.0重量%未満では薬効の面
で不十分であり、15重量%を越えると基材の物性に悪
影響を及ぼすとともに、成形加工性の面からも好ましく
ない。
−メチル−2−ペンテニルクリサンセメートは、合成樹
脂99〜85重量%に対して1〜15重量%の濃度に含
有せしめた後、所定形状に熟成形加工したものを使用す
る。l−エチニル−2−メチル−2−ペンテニルクリサ
ンセメートの含有量が、1.0重量%未満では薬効の面
で不十分であり、15重量%を越えると基材の物性に悪
影響を及ぼすとともに、成形加工性の面からも好ましく
ない。
本発明における薬剤徐放性樹脂成形体は、合成樹脂に予
め薬剤を所定濃度吸収させた後、これを混練し再ペレッ
ト化を行ない、射出成形、押出成形あるいはプレス成形
加工を行なう、なお、成形加工温度は、150°C以下
で行なうのが成形特における薬剤の損失防止の面から好
ましい。
め薬剤を所定濃度吸収させた後、これを混練し再ペレッ
ト化を行ない、射出成形、押出成形あるいはプレス成形
加工を行なう、なお、成形加工温度は、150°C以下
で行なうのが成形特における薬剤の損失防止の面から好
ましい。
本発明の成形体の形状は、使用目的に応じて各種形状と
することができるが、シート状あるいは網状の成形体と
するのが好ましい、シート状威形体の場合は、0.5+
u+以上5問未満の厚さのシートに熱成形加工するのが
、また、網状成形体の場合は、0.5mm一以上5N未
満の径のストランドからなる網状とした成形体に熱加工
するのが、薬剤の長期徐放安定性および薬効面から好ま
しい。
することができるが、シート状あるいは網状の成形体と
するのが好ましい、シート状威形体の場合は、0.5+
u+以上5問未満の厚さのシートに熱成形加工するのが
、また、網状成形体の場合は、0.5mm一以上5N未
満の径のストランドからなる網状とした成形体に熱加工
するのが、薬剤の長期徐放安定性および薬効面から好ま
しい。
本発明の樹脂成形体には、本発明の目的を損なうことの
ない範囲で、酸化防止剤、紫外線吸収剤、坑ブロッキン
グ剤などを適宜併用することができ〔実施例〕 以下に本発明を具体的に説明するために実施例を示すが
、本発明は必ずしもこれらの例により限定されるもので
はない。
ない範囲で、酸化防止剤、紫外線吸収剤、坑ブロッキン
グ剤などを適宜併用することができ〔実施例〕 以下に本発明を具体的に説明するために実施例を示すが
、本発明は必ずしもこれらの例により限定されるもので
はない。
尚、本発明における成形体の試験法は以下の通りである
。
。
薬剤揮散性試験:成形体試料を25°Cの恒温槽中に吊
り下げ、一定時間後の試料中の薬剤の残存量をアセトン
を溶剤としたソックスレー抽出器により抽出した後、ガ
スクロマトグラフィー(■島津製作所製のGC−7A型
、液相DEG32%、担体Chromosorb @
AM 、D M CS処理、100120メツシユの1
m長のカラムを用いる)により定量し、算出した。
り下げ、一定時間後の試料中の薬剤の残存量をアセトン
を溶剤としたソックスレー抽出器により抽出した後、ガ
スクロマトグラフィー(■島津製作所製のGC−7A型
、液相DEG32%、担体Chromosorb @
AM 、D M CS処理、100120メツシユの1
m長のカラムを用いる)により定量し、算出した。
殺虫性試験:成形体試料を容積0.34M”のチャンバ
ー内中央部に吊り下げ密閉し、供試虫としてオオチツウ
バエ(英名Bath room fly)を100匹吸
虫管を利用してチャンバー内に導入し、死生率を調査し
た。
ー内中央部に吊り下げ密閉し、供試虫としてオオチツウ
バエ(英名Bath room fly)を100匹吸
虫管を利用してチャンバー内に導入し、死生率を調査し
た。
実施例1
合成樹脂としてエチレン−メチルメタクリレート共重合
体(住友化学工業■製アクリフトWH202)91重量
部、薬剤として1−エチニル−2メチル−2−ペンテニ
ルクリサンセメート(住友化学工業■製ペーパースワン
)9重量部ならびに緑色顔料(住化カラー■製Gree
n SPEM−4G170)1.7重量部を密閉式ニー
ダ−(森山製作所製351ニーダ−)にて混練熱を利用
し混練したのち、押出機に供給し押し出しながらホット
カットを行ないペレット化を行なった。このペレットを
引続き押出機に供給し、厚さ2−一のシートを成形した
。尚、この時の押出温度はTダイ部において150°C
となるよう調節した。
体(住友化学工業■製アクリフトWH202)91重量
部、薬剤として1−エチニル−2メチル−2−ペンテニ
ルクリサンセメート(住友化学工業■製ペーパースワン
)9重量部ならびに緑色顔料(住化カラー■製Gree
n SPEM−4G170)1.7重量部を密閉式ニー
ダ−(森山製作所製351ニーダ−)にて混練熱を利用
し混練したのち、押出機に供給し押し出しながらホット
カットを行ないペレット化を行なった。このペレットを
引続き押出機に供給し、厚さ2−一のシートを成形した
。尚、この時の押出温度はTダイ部において150°C
となるよう調節した。
得られたシートを70ssX 150mm に切断し
この試料を用いて薬剤揮散性試験および殺虫性試験を行
なった。第1表および第2表に示す通り、薬剤の揮散は
長期的に継続して行なわれ、殺虫効力も長期的に持続す
ることを確認した。
この試料を用いて薬剤揮散性試験および殺虫性試験を行
なった。第1表および第2表に示す通り、薬剤の揮散は
長期的に継続して行なわれ、殺虫効力も長期的に持続す
ることを確認した。
実施例2
エチレン−メチルメタクリレート共重合体に代えて、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体(住友化学工業■製エバテ
ートH2O20)を用いる以外は実施例1と同様の配合
でペレット化を行なった。
チレン−酢酸ビニル共重合体(住友化学工業■製エバテ
ートH2O20)を用いる以外は実施例1と同様の配合
でペレット化を行なった。
このペレットを押出機に供給し、ネット成形用異形ダイ
スを介して押し出し、ストランド径l■−網目間隔5m
m角の網状成形体を得た。該綱状成形体を試料として、
薬剤揮散性試験および殺虫性試験を行なった。第1表お
よび第2表に示す通り、実施例1と同じく、薬剤の揮散
は長期的に継続して行なわれ、殺虫効力も長期的に持続
することを確認した。
スを介して押し出し、ストランド径l■−網目間隔5m
m角の網状成形体を得た。該綱状成形体を試料として、
薬剤揮散性試験および殺虫性試験を行なった。第1表お
よび第2表に示す通り、実施例1と同じく、薬剤の揮散
は長期的に継続して行なわれ、殺虫効力も長期的に持続
することを確認した。
比較例1
発泡倍率50倍のポリスチレン(住友化学工業■製ニス
ブライトGPPS2V−62A)91重量部に対し、薬
剤としてクロルビリフォス(日本化薬■製)を9重量%
となるように含浸させて、厚さ8−一、幅70mm、長
さ150■−の成形体試料を得た。この試料について、
薬剤揮散性試験および殺虫性試験を行なったが、薬剤の
揮散は初期に。
ブライトGPPS2V−62A)91重量部に対し、薬
剤としてクロルビリフォス(日本化薬■製)を9重量%
となるように含浸させて、厚さ8−一、幅70mm、長
さ150■−の成形体試料を得た。この試料について、
薬剤揮散性試験および殺虫性試験を行なったが、薬剤の
揮散は初期に。
大量に行なわれ急激にその寿命がなくなることが確認さ
れた。
れた。
実施例3〜4
合成樹脂としてエチレン−メチルメタクリレート共重合
体く住友化学工業■製アクリフ)CM2005)を用い
、成形体として第3表に示す厚さのシートとした以外は
、実施例1と同様にして、シート状成形体を得た。
体く住友化学工業■製アクリフ)CM2005)を用い
、成形体として第3表に示す厚さのシートとした以外は
、実施例1と同様にして、シート状成形体を得た。
第3表に示す通り、薬剤の揮散は長期的に継続して行な
われ、殺虫効力も長期的に持続することを確認した。
われ、殺虫効力も長期的に持続することを確認した。
比較例2〜3
合成樹脂としてエチレン−メチルメタクリレート共重合
体(住友化学工業■製アクリフトCM2O05)を用い
、成形体として第3表に示す厚さのシートとした以外は
、実施例1と同様にして、シート状成形体を得た。
体(住友化学工業■製アクリフトCM2O05)を用い
、成形体として第3表に示す厚さのシートとした以外は
、実施例1と同様にして、シート状成形体を得た。
第3表に示す通り、殺虫効力の長期的持続性が不十分で
あった。
あった。
実施例5〜6
合成樹脂としてエチレン−酢酸ビニル共重合体(住友化
学工業■製エバチー)H2020)を用い、1−エチニ
ル−2−メチル−2−ペンテニルクリサンセメート含有
量を第3表に示したものとした以外は実施例1と同様に
してペレット化を行ない、シート状成形体を得た。
学工業■製エバチー)H2020)を用い、1−エチニ
ル−2−メチル−2−ペンテニルクリサンセメート含有
量を第3表に示したものとした以外は実施例1と同様に
してペレット化を行ない、シート状成形体を得た。
第3表に示す通り、薬剤揮散および殺虫効力の長期持続
性を確認した。
性を確認した。
比較例4
合成樹脂としてエチレン−酢酸ビニル共重合体(住友化
学工業■製エバチー)H2020)を用い、l−エチニ
ル−2−メチル−2−ペンテニルクリサンセメート含有
量を第3表に示したものとした以外は実施例1と同様に
してペレット化を行ない、シート状成形体を得た。
学工業■製エバチー)H2020)を用い、l−エチニ
ル−2−メチル−2−ペンテニルクリサンセメート含有
量を第3表に示したものとした以外は実施例1と同様に
してペレット化を行ない、シート状成形体を得た。
第3表に示す通り、殺虫効力の長期持続性が不十分であ
った。
った。
比較例5
合成樹脂としてエチレン−酢酸ビニル共重合体(住友化
学工業■製エバチー)H2020)を用い、l−エチニ
ル−2−メチル−2−ペンテニルクリサンセメート含有
量を第3表に示したものとした以外は実施例1と同様に
してペレット化を行なった。得られたペレットの表面は
ベトついており、押出機への供給がスムーズに行かず、
シート状成形体が得られなかった。
学工業■製エバチー)H2020)を用い、l−エチニ
ル−2−メチル−2−ペンテニルクリサンセメート含有
量を第3表に示したものとした以外は実施例1と同様に
してペレット化を行なった。得られたペレットの表面は
ベトついており、押出機への供給がスムーズに行かず、
シート状成形体が得られなかった。
実施例7
綱状成形体のストランド径4−一とした以外は、実施例
2と同様にして、成形体を製造した。
2と同様にして、成形体を製造した。
第3表に示す通り、薬剤揮散および殺虫効力の長期持続
性は良好であった。
性は良好であった。
比較例6
合成樹脂としてエチレン−メチルメタクリレート共重合
体(住友化学工業■製アクリフ)WH202)を用い、
綱状成形体のストランド径0.2−とした以外は、実施
例2と同様にして、成形体を製造した。
体(住友化学工業■製アクリフ)WH202)を用い、
綱状成形体のストランド径0.2−とした以外は、実施
例2と同様にして、成形体を製造した。
第3表に示す通り、薬剤揮散および殺虫効力の長期持続
性は共に不良であった。
性は共に不良であった。
本発明の薬剤徐放性樹脂成形体は、防殺虫用として広範
な用途に使用できるが、特に、浄化槽空間に吊り下げら
れ、蚊、ハエの殺虫駆除用として、あるいは、畳下に敷
設し防ダニ用として好適に使用することができる。
な用途に使用できるが、特に、浄化槽空間に吊り下げら
れ、蚊、ハエの殺虫駆除用として、あるいは、畳下に敷
設し防ダニ用として好適に使用することができる。
Claims (3)
- (1)1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニルクリ
サンセメートを合成樹脂99〜85重量%に対して1〜
15重量%の濃度に含有せしめた後、0.5mm以上5
mm未満の厚さのシートに熱成形加工してなる薬剤徐放
性樹脂成形体。 - (2)1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニルクリ
サンセメートを合成樹脂99〜85重量%に対して1〜
15重量%の濃度に含有せしめた後、熱成形加工し、0
.5mm以上5mm未満の径のストランドからなる網状
とした薬剤徐放性樹脂成形体。 - (3)合成樹脂がエチレン−メチルメタクリレート共重
合体またはエチレン−酢酸ビニル共重合体であることを
特徴とする請求項第1項または第2項記載の薬剤徐放性
樹脂成形体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1343096A JPH03200704A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 薬剤徐放性樹脂成形体 |
KR1019900022094A KR960005161B1 (ko) | 1989-12-28 | 1990-12-27 | 약제 서방성수지 성형체 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1343096A JPH03200704A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 薬剤徐放性樹脂成形体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03200704A true JPH03200704A (ja) | 1991-09-02 |
Family
ID=18358913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1343096A Pending JPH03200704A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 薬剤徐放性樹脂成形体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03200704A (ja) |
KR (1) | KR960005161B1 (ja) |
Cited By (6)
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-
1989
- 1989-12-28 JP JP1343096A patent/JPH03200704A/ja active Pending
-
1990
- 1990-12-27 KR KR1019900022094A patent/KR960005161B1/ko not_active Expired - Lifetime
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