[go: up one dir, main page]

JPH03198672A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

Info

Publication number
JPH03198672A
JPH03198672A JP1334993A JP33499389A JPH03198672A JP H03198672 A JPH03198672 A JP H03198672A JP 1334993 A JP1334993 A JP 1334993A JP 33499389 A JP33499389 A JP 33499389A JP H03198672 A JPH03198672 A JP H03198672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
rotor
contact
ultrasonic motor
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1334993A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Fukuoka
修一 福岡
Masahiko Akagishi
正彦 赤岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FDK Corp filed Critical FDK Corp
Priority to JP1334993A priority Critical patent/JPH03198672A/ja
Publication of JPH03198672A publication Critical patent/JPH03198672A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、圧電セラミックスなどの圧電素子に高周波
の交流電圧をかけて振動させ、その振動を利用して機械
的な回転運動をつくりだす超音波モータに関する。
(従来の技術) 最近実用化された超音波モータについては、例えば日経
メカニカル1989年8月21日号の114〜120頁
に詳しく解説されている。
従来の回転型の超音波モータには円環型のものと円板型
の構造があるが、いずれもロータとステータの接触面は
ロータ回転軸と直交する平面であり、ロータのその平面
部分に円環型または円板型の圧電セラミックスが配置さ
れ、高周波信号によって゛駆動される弾性振動が平面上
で円を描くように進行する。ロータはこの圧電セラミッ
クスの平面上に適宜な摩擦材をもって接触しており、前
記のように円を描く弾性振動の進行波に従ってロータが
回転する。
(発明が解決しようとする課題) 前述した従来の円環型または円板型の超音波モータでは
、大きな回転トルクを得るためには圧電セラミックスの
径を大きくしなければならず、この面で用途が限定され
る。また、特に円板型の超音波モータの場合、弾性振動
の進行波が円の中心側と外周側とで同じ角速度で進行す
るため、圧電セラミックスおよびそれに設ける電極の構
造が非常に複雑になる。
この発明は前述した従来の問題点に鑑みなされたもので
、径の小さな構造で大きな回転トルクが得られるととも
に圧電体の構造も簡単な超音波モータを提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) そこでこの発明では円筒形の超音波モータを開発した。
つまり゛、互いの内周面と外周面とが接した2重円筒体
の一方がロータ、他方がステータであり、ステータ円筒
体の前記ロータ円筒体との接触周面は圧電体からなり、
その圧電体部分に弾性振動による円周方向の進行波を発
生させるための電極列が形成され、前記ロータ円筒体の
前記ステータ円筒体との接触周面は摩擦材からなる。
(作 用) 前記ステータ円筒体の周面に円周方向の弾性振動による
進行波が生じ、その進行波に従ってロータ円筒体が回転
する。
(実施例) 第1図、第2図、第3図は本発明の一実施例による超音
波モータを示している。10は中空円筒形のステータ円
筒体、20はステータ円筒体10の内周に同軸に嵌め合
わされたロータ円筒体である。この実施例ではロータ円
筒体20は円筒軸を中心に回転駆動されるだけでなく、
円筒軸に沿って直動するようにも構成されている。
ステータ円筒体10の最外周は円筒形の金属ケース11
からなり、その内周面には硬質ゴム層12が貼り合わさ
れており、さらにその内周面に円筒形圧電セラミックス
13が嵌め込まれて一体化されている。
第3図に示すように、円筒形圧電セラミックス13の内
周面の中央部分には回転用電極列14が形成され、その
両側には直動用電極列15と16が形成されている。回
転用電極列14は円筒軸方向に細長い短冊状の電極が円
周方向に所定の間隔をおいて配列されたもので、弾性振
動の1/4波長分だけ位置のずれた2つの電極群を含ん
でいる。
この回転用電極列14に90度の位相差のある2つの交
流電源を接続することで、この電極列14が形成された
部分の円筒形圧電セラミックス13の内周面に弾性振動
による円周方向の進行波を発生させることができる。そ
の進行波の回転方向は電極列14の駆動の仕方で切替え
ることができる。
直動用電極列15と16は細いリング状の電極を円筒軸
方向に所定の間隔をおいて配列したもので、前記と同様
に進行波の1/4波長分だけ位置のずれた2つの電極群
を含んでおり、2相の交流電源で電極列10.16を駆
動することにより、電極列15.16が形成された部分
の円筒形圧電セラミックス13の内周面において弾性振
動による軸方向の進行波を発生させることができる。そ
の進行波の進行方向も正逆に切替えることができる。
第2図に示すようにロータ円筒体20の中央部分の外周
面には幅の広い摩擦材帯22が一体に形成されており、
その両側に幅の狭い摩擦材帯21と23が一体に形成さ
れている。中央の幅広の摩擦材帯22は円筒形圧電セラ
ミックス13における回転用電極列14が形成された部
分に接触し、同様に摩擦材帯21と23は直動用電極列
15と16が形成された部分に接触する。この接触関係
はロータ円筒体20の直動範囲内において保たれる。
以上の構成において、ロータ円筒体20を回転させる場
合、まず直動用電極列15と16に所定の直流電圧を印
加し、この部分の円筒形圧電セラミックス13を収縮さ
せ、この部分の内径を拡大する。これによって摩擦材帯
21.23と圧電セラミックス13との間の摩擦が大幅
に低下し、摩擦材帯21.23と圧電セラミックス13
との接触がロータ円筒体20の回転の障害にならない。
この状態で前述のように回転用電極列14に所定の交流
信号を印加し、この部分の圧電セラミ・ツクス13の内
周面に弾性振動による円周、方向の進行波を発生させる
。するとこの部分に摩擦材帯22でもって接触している
ロータ円筒体20が、前記円周方向の進行波に従って回
転する。
またロータ円筒体20を軸方向に直動させる場合には、
前記と反対に回転用電極列14に所定の直流電圧を印加
し、この部分の圧電セラミックス13の内径を拡大し、
この部分と摩擦材帯22との摩擦を大幅に低下させる。
この状態で直動用電極列15.16に所定の交流信号を
印加し、この部分の圧電セラミックス13の内周面に軸
方向に進む弾性振動を発生させる。するとこの部分に摩
擦材帯21.23でもって接触しているロータ円筒体2
0が前記進行波に従って軸方向に直動する。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、この発明による超音波モー
タは、互いの内周面と外周面とが接した2重円筒体の一
方をロータとし他方をステータとする円筒形とし、両者
の接触する円筒面に沿って円周方向に進む弾性振動を発
生させてロータを回転させるようにしたので、円筒体の
径が小さくても軸方向の長さを大きくとれば回転トルク
を大きくすることができる。つまり細長い超音波モータ
で大きな回転トルクを発生させることができる。
また軸長が大きくても円周方向に進む弾性振動の表面速
度は軸方向のどこでも同じなので、円板型超音波モータ
のように複雑な電極配列にはならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による超音波モータの斜視図
、第2図は同上実施例のロータ円筒体の斜視図、第3図
は同上実施例のステータ円筒体の断面図である。 10・・・ステータ円筒体 11・・・金属ケース 12・・・硬質ゴム層 13・・・円筒形圧電セラミ・ソクス 14・・・回転用電極列 15.16・・・直動用電極列 20・・・ロータ円筒体 21.22.23・・・摩擦材帯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互いの内周面と外周面とが接した2重円筒体の一方がロ
    ータ、他方がステータであり、ステータ円筒体の前記ロ
    ータ円筒体との接触周面は圧電体からなり、その圧電体
    部分に弾性振動による円周方向の進行波を発生させるた
    めの電極列が形成され、前記ロータ円筒体の前記ステー
    タ円筒体との接触周面は摩擦材からなることを特徴とす
    る超音波モータ。
JP1334993A 1989-12-26 1989-12-26 超音波モータ Pending JPH03198672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1334993A JPH03198672A (ja) 1989-12-26 1989-12-26 超音波モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1334993A JPH03198672A (ja) 1989-12-26 1989-12-26 超音波モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03198672A true JPH03198672A (ja) 1991-08-29

Family

ID=18283531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1334993A Pending JPH03198672A (ja) 1989-12-26 1989-12-26 超音波モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03198672A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006067707A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Olympus Corp 超音波モータおよび鏡枠移動機構
WO2008038817A1 (en) * 2006-09-25 2008-04-03 National University Corporation Tokyo University Of Agriculture And Technology Ultrasonic operation device and microtube inside system
US7925028B2 (en) * 2007-11-15 2011-04-12 Hitachi, Ltd. Electronic device having a blower with noise control
JP2011107655A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Nikon Corp アクチュエータ、レンズ鏡筒および撮像装置
JP4873269B2 (ja) * 2005-11-18 2012-02-08 清華大学 ネジ山駆動多面体超音波モータ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006067707A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Olympus Corp 超音波モータおよび鏡枠移動機構
JP4873269B2 (ja) * 2005-11-18 2012-02-08 清華大学 ネジ山駆動多面体超音波モータ
WO2008038817A1 (en) * 2006-09-25 2008-04-03 National University Corporation Tokyo University Of Agriculture And Technology Ultrasonic operation device and microtube inside system
US7925028B2 (en) * 2007-11-15 2011-04-12 Hitachi, Ltd. Electronic device having a blower with noise control
JP2011107655A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Nikon Corp アクチュエータ、レンズ鏡筒および撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5408156A (en) Ultrasonic motor
JPH03198672A (ja) 超音波モータ
JP2981471B2 (ja) 両面駆動超音波モータ
JP2532425B2 (ja) 超音波モ−タ
JPS6248276A (ja) 圧電モ−タ
JP2934964B2 (ja) 超音波モータ及び超音波モータの製造方法
JP2632158B2 (ja) 超音波モータ
JPS62247770A (ja) 超音波モ−タ
JPS6185078A (ja) 回転駆動体
JP2000060154A (ja) 超音波モータ
JP2537874B2 (ja) 超音波モ−タ
JP2722206B2 (ja) 超音波駆動装置
JP2549309B2 (ja) 超音波モータ
JPH02266877A (ja) 超音波モータ
JPS60226781A (ja) 超音波モ−タ
JP2537848B2 (ja) 超音波モ−タ
JP2669013B2 (ja) 超音波モータの電極構造
JP2543160B2 (ja) 円環形超音波モ―タ
JP2574675B2 (ja) 回転駆動体
JPS59178987A (ja) 超音波モーター
JP2001298969A (ja) 超音波モータ
JPH0742236Y2 (ja) 超音波モータの入力制御装置
JPH0475476A (ja) 超音波モータ
JPS6013480A (ja) 圧電モ−タ
JPS63217982A (ja) リング状圧電体振動子を使用する超音波駆動装置