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JPH0319192A - 昇圧信号発生回路 - Google Patents

昇圧信号発生回路

Info

Publication number
JPH0319192A
JPH0319192A JP1152989A JP15298989A JPH0319192A JP H0319192 A JPH0319192 A JP H0319192A JP 1152989 A JP1152989 A JP 1152989A JP 15298989 A JP15298989 A JP 15298989A JP H0319192 A JPH0319192 A JP H0319192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential
node
circuit
level
vcc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1152989A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Uehara
英敬 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP1152989A priority Critical patent/JPH0319192A/ja
Publication of JPH0319192A publication Critical patent/JPH0319192A/ja
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  • Logic Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〉 本発明は、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
(以下、DRAMという)等の半導体記憶装置などにお
ける昇圧信号発生回路に関するものである。
(従来の技術) 従来、例えばDRAMにおいては、ワード線駆動回路等
に、接地電位VSSレベルと電源電位VCCレベルより
高い昇圧電位との間で振幅する信号を用いている。この
ような信号を発生させるための昇圧信号発生回路の一例
を第2図に示す。
第2図は、従来の昇圧信号発生回路の一構戒例を示す回
路図である。
この昇圧信号発生回路は、半導体基板に形成され、低レ
ベルと高レベルに変化する入力信号VIを入力するため
の入力端子lと、出力信号VOを出力するための出力端
子2とを備え、その入力端子lと出力端子2の間には、
昇圧回路10及び出力回路20とが接続されている。
昇圧凹路IOは、入力信号VIを昇圧する回路であり、
入力端子lに接続された信号発生回路11を有している
。信号発生回路l1は、縦続接続された2個のインバー
タ11a.1lbで構成されている。インバータ11a
.1lb間のノードlには、プリチャージ回B12が接
続され、さらにインバータllbは、ノードN2に接続
されている。
プリチャージ回路l2は、回路内ノードN4(以下、ノ
ードN4という〉をプリチャージする回路であり、ノー
ドNlとノードN3の間に接続されたキャパシタ12a
を有している。ノードN3には、負荷用のNチャネル型
MOSトランジスタ(以下、NMOSという〉12bが
接続されている。電源電位vCCとノードN4の間には
、ノードN3の電位により、オン・オフ動作するNMO
S12cが接続されている。
キャパシタ13は、プリチャージ回路10によってプリ
チャージされたノードN4の電位を昇圧する機能を有し
、ノードN2とノードN4の間に接続されている。
出力回路20は、ノードN1上の電位に基づき、ノード
N4の電位と接地電位VSSとの間で振幅する出力信号
■0を出力端子2から出力する回路である。この出力回
路20は、インバータ20a、NMOS20b〜20g
,20i及びキャパシタ20hより楕或されている。な
お、第2図中のN5,N6,N7及びN8は、出力回路
20中の各ノードである。
次に、第3図(a>,(b)を参照しつつ、(i〉セッ
ト時の動作と(ii)リセット時の動作を説明する。
第3図は、第2図に示す従来の昇圧信号発生回路の動作
波形図であり、同図(a)はセット時の、同図(b)は
リセット時の動作波形図である。なお、VTはトランジ
スタのしきい値電圧であり、VA,VB及びVCは、そ
れぞれ昇圧電圧である。
(i>  セット時の動作 セット時には、入力信号VIが低レベル(例えばVSS
レベル)から高レベル(例えば■CCレベル)になると
、インバータllaによってノードN1の電位は、■C
CレベルからVSSレベルに反転される。ノードN1に
接続されたNMOS20d,20gはオフする。
ノードN1の電位がvSSレベルに反転されると、キャ
パシタ12aを介してノードN3の電位は、VCC+V
AレベルからVCC−VTレベルに下がる。電圧VAは
、キャパシタ12aの容量とノードN3の寄生容量との
比によって決まる値であり、VA>VTに設定されてい
る。この時、ノードN4の電位はVCCレベルなので、
NMOS12cはカットオフ状態にある。
NMOS20d,20gがオフした後、インバータll
bにより、ノードN2の電位がVSSレベルから■CC
レベルに反転される。この時、ノードN4の電位は、予
めNMOS12cによってVCCレベルに充電されてい
るが、キャパシタl3を介してVCC+VBレベルに昇
圧される。電圧VBは、キャパシタl3の容量とノード
N4,出力端子2,ノードN7に繋がる寄生容量の合計
との比と、NMOS2Of,20iに流れる直流パスの
大きさによって決まる値である。
ノードN2の電位がVCCレベルに反転されると、ノー
ドN7の充電が開始される。即ち、セット時において、
ノードN5はVCCレベルに、ノードN6はVCC−V
Tレベルで、NMOS 2 0Cがオン状態のため、N
MOS20cによってノードN7の充電が始まる。とこ
ろが、NMOS20bはカットオフ状態になっているた
め、NMOS20cのゲート容量によってノードN6が
昇圧され、ノードN7はVCCレベルに向って昇圧され
る。これにより、NMOS20e.2Ofがオンするが
、ノードN8の電位は、NMOS20iにより、VSS
レベル付近に抑えられるため、キャパシタ20hの充電
電圧が大きくなる。
キャパシタ20hが充電されると、インバータ20aに
よって、ノードN5の電位はVCCレベルからVSSレ
ベルに反転される。この時、ノードN6の電位は、NM
OS20bを介してVSSレベルに放電され、NMOS
20cはオフする。
ノードN5の電位がVSSレベルに反転されると、NM
OS20iもオフする。NMOS2Ofの充電によって
ノードN8の電位を上げると、キャパシタ20hを介し
てNMOS2Ofのゲートに接続されたノードN7の電
位も上がるという正帰還動作となり、ノードN8の電位
はVCC+VBレベル、ノードN7の電位はVCC十V
B+VCレノ ベルまで上がる。このため、ノードN7に接続されたN
MOS20eによって、出力端子2の電位はVSSレベ
ルからVCC+VBレベルに昇圧される。
前記インバータ20aのVSSレベルへの反転時におい
て、キャパシタ20hの充電が十分でないうちに、その
インバータ20aが反転すると正帰還がかからなくなる
。逆にキャパシタ20aの充電時間をとりすぎると、N
MOS20bに流れる電流によってキャパシタ13の蓄
積電荷が放電し、電圧VBの値が小さくなってしまう。
そのため、インバータ20aの反転のタイミングは、精
度良く設定する必要がある。。
(ii)  リセット時の動作 リセット時には、入力信号VIがVCCレベルから■S
Sレベルになり、インバータllaによってノードN1
の電位はVSSレベルからVCCレベルに反転される。
それによって、NMOS20d,20gがオンして、ノ
ードN7の電位は、VCC十VB+VCレベノレからV
SSレベノレに、出力端子2の電位はVCC+VBレベ
ルがらVSSレベルに、それぞれ放電される。
ノードN1の電位がVCCレベルに反転されると、キャ
パシタ12aを介して、ノードN3の電位は、VCC−
VTレベルからVCC十VAレベルに昇圧される。ノー
ドN3に接続されたNMOS12cがオンし、ノードN
4の電位はVCC+VBレベルからVCCレベルに放電
される。
ノードN4の電位がVCCレベルに放電されると、イン
バータllbによって、ノードN2の電位は、VCCレ
ベルから■SSレベルに反転される。この時、ノードN
4の電位は、キャパシタ13を介して降圧され、VCC
レベルよりも低くなるが、NMOS12cによって再び
VCCレベルに充電される。
ノードN2の電位がVSSレベルに下がると、インバー
タ20aによって、ノードN5の電位がVSSレベルか
らVCCレベルに反転される。ノードN6の電位は、N
MOS20bを介してVSSレベルからVCC−VTレ
ベルに充電される。
ノードN5の電位がVCCレベルに反転されると、NM
OS20iがオンし、ノードN8の電位はVCC+VB
レベルがらVSSレベルに放電される。
このような一連の動作により、VSSレベルとVCC+
VBレベルの間で振幅する出力信号VOを得ることがで
きる。
(発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記構戒の昇圧信号発生回路では次のよ
うな課題があった。
(A)  昇圧信号発生回路は、半導体基板に形或され
るが、この回路て゛、大きい出力信号を出力て゛きるよ
うにするために、出力トランジスタて一あるNMOS2
0eに、NMOS}−ランジスタに比べて駆動能力の大
きいPチャネル型MOSトランジスタ(以下、PMOS
という〉を用いることが考えられる。ところが、PMO
Sトランジスタを用いた場合、そのpn接合に順バイア
スがががると、そのpn接合と半導体基板との間等に形
成されるバイポーラトランジスタがオンして基板電流が
流れ、ラッチアップ等が起こりやすくなり、誤動作を生
じるおそれがある。
(B)  前記(A>の理由により、出力トランジスタ
として従来はNMOS20eを用いていた。
しかし、NMOS20eで昇圧信号発生回路を構成した
場合、NMOS20eがオンする時、そのソースの電位
はVCC十VBレベルにあるため、そのゲートの電位が
少なくともVCC+VB+VCレベル以上でないと、ソ
ース・ドレイン間に電圧降下を生じ、出力端子2の電位
をVCC+VBレベルにすることができない。ところが
、そのゲートの電位をVCC+VB+VCにするための
回路構成は複雑になり、回路を構成ゝrる素子数が増え
、広い回路パターン面積が必要となる。
(C)  ノードN4及びノードN7は、フローティン
グノードになり、その電位がそれぞれVCC+VB,V
CC+VB+VCレベルに昇圧されるため、半導体基板
等への電荷のリークが起こりやすく、誤動作を生じる可
能性が高い。
(D>  インバータ20aの遅延時間は、電源電圧の
変動やトランジスタ特性のばらつき等によって変わるの
で、反転のタイミングを精度良く設定することが困難で
ある。
(E)  キャパシタ20hの充電時に、NMOS2O
f,2Oi間に貫通電流が流れるため、その分、消費電
流が増加する。
(F)  前記(E)の貫通電流によってノイズが発生
し、インバータ20aが反転するタイミングをずらすな
ど他の回路に悪影響を及ぼす。
(G)  ノードN7の電位を昇圧するためにキャパシ
タ20hを充電する時間が必要であり、また、NMOS
20eは充電が進むほど相互コンダクタンスが悪くなり
、充電時間がかかる。そのため昇圧信号発生回路の動作
は遅くなる。
本発明は、前記従来技術が持っていた課題として、NM
OS20eを駆動能力の大きいPMOSトランジスタで
構成するとラッチアップ等によって誤動作を生じる点と
、回路パターン面積が増大する点と、フローティングノ
ードによって電荷のリークが生じる点と、インバータ2
0aの反転するタイミングを設定することが困難な点と
、消費電流が増加する点と、ノイズマージンが小さい点
と、動作が遅い点について解決した昇圧信号発生回路を
提供するものである。
(課題を解決するための手段〉 本発明は前記課題を解決するために、低レベルと高レベ
ルに変化する入力信号を駆動して相補的な第1及び第2
の駆動信号を発生する信号発生回路と、第1の駆動信号
に基づき回路内ノードを所定電位にプリチャージするプ
リチャージ回路と、第2の駆動信号に基づき前記回路内
ノードの電位を昇圧するキャパシタと、第1の駆動信号
に基づき、前記回路内ノードの電位と基準電位との間で
振幅する出力信号を出力端子から出力する出力回路とを
備えた昇圧信号発生回路において、出力回路を次のよう
に構戒した。
即ち、出力回路は、ウェル内に形或されたソースとその
ウェルが前記回路内ノードに接続され、第1の駆動信号
によってオン・オフ制御されるPチャネル型MOS}ラ
ンジスタと、ソースが基準電位に接続され、第1の駆動
信号によってオン・オフ制御されるNチャネル型MOS
トランジスタとを、出力端子を介して直列接続した相補
型MOS(以下、CMOSという〉インバータで構成し
たものである。
(作用) 出力トランジスタをPMOSで構成したことは、そのオ
ン・オフ制御のためにそのゲートの電位を昇圧する必要
をなくすと共に、NMOSに比,べてPMOSの駆動能
力が高いため、出力回路の駆動能力を向上させるように
働く。また、出力トランジスタとして用いたPMOSの
ソースが形或されるウェルとそのソースを接続したこと
は、そのソース・ウェル間のpn接合に順バイアスがか
つてソース、ウェル及び半導体基板間等に形或されるバ
イポーラトランジスタがオンして基板電流が流れないよ
うに働く。
従って、前記課題を解決することができる。
(実施例〉 第1図は、本発明の実施例を示す昇圧信号発生回路の一
構戒例である。
この昇圧信号発生回路は、低レベルと高レベルに変化す
る入力信号Viを入力するための入力端子51と、昇圧
された出力信号VOを出力する出力端子52とを備えて
いる。入力端子51と出力端子52の間には、昇圧回路
60及び出力回路70が接続されている。
昇圧回路60は、入力信号Viを昇圧する機能を有し、
入力端子5lに接続される信号発生回路61と、信号発
生回路61に接続されるプリチャージ回路62及びキャ
パシタ63とで構成されている。
信号発生回路61は、入力信号Viを反転して第1の駆
動信号をノードNilに出力し、第1の駆動信号を反転
して第2の駆動信号をノードN12に出力する回路であ
り、入力端子51に接続されるインバータ61aを有し
ている。インバータ61aは、ノードNil及びインバ
ータ6lbを介して、ノードN12に接続されている。
ブリチャージ回路62は、回路内ノードN14(以下、
ノードN14という〉の電位をプリチャージする回路で
あり、ノードN11に接続されるキャパシタ62aを有
している。キャパシタ62aは、ノードN13及びNM
OS62bを介して、電源電位Vccに接続され、NM
OS62bのゲートは電源電位Vccに接続されている
。さらにノードN13は、NMOS62cのゲートに接
続され、NMOS62cは電源電位VccとノードN1
4の間に接続されている。
キャパシタ63は、プリチャージ回路62によってプリ
チャージされたノードN14の電位を昇圧する機能を有
しており、ノードN12とノードN14の間に接続され
ている. 出力回路70は、第1の駆動信号に基づき、ノードN1
4の電位と接地電位Vssの間で振幅する出力信号Vo
を出力端子52から出力する機能を有し、CMOSイン
バータ80で構戒されている。そのCMOSインバータ
80は、PMOS80aとNMOS80bを直列接続し
た回路である。
PMOS80aは、ウェル内に形成されたソースとその
ウェルがノードN14に、ドレインが出力端子52に、
ゲートがノードN11にそれぞれ接続されている。NM
OS80bは、ソースが、基準電位である接地電位Vs
sに、ドレインが出力端子52に、ゲートがノードNi
lにそれぞれ接続されている。
次に、第4図を参照しつつ、(1〉セット時の動作と(
I[)リセット時の動作を説明する。
第4図(a),(b)は、第1図の昇圧信号発生回路の
動作波形図であり、同図(a)はセット時の、同図(b
)はリセット時の動作波形図である。なお、Vtはトラ
ンジスタのしきい値電圧であり、Va及びvbはそれぞ
れ昇圧電圧である。
(I>  セット時の動作 セット時には、高レベル(例えばVcc)と低レベル(
例えばV s s )の間で振幅する入力信号Viが入
力されている入力端子51の電位が、VSSレベルから
Vccレベルにかわり、インバータ61aによってノー
ドNilの電位が、VccレベルからVssレベルに反
転される。この時、ノードN13の電位は、キャパシタ
62を介してVcc+VaレベルからVcc−Vtレベ
ルに下がり、NMOS62cはオフする。ここで、電圧
Vaは、キャパシタ62aの容量とノードN13の寄生
容量との比によって決まる値であり、Va>Vtに設定
されている。
ノードN13の電位がVcc−Vtレベルに下がると共
に、インバータ6lbによって、ノードN12の電位は
、VssレベルからVccレベルに反転される。この時
、NMOS62cによって予めVccレベルに充電され
ていたノードN14の電位は、キャパシタ63を介して
V c c + V bレベルに昇圧される。この時、
ノードNilの電位はVssレベルであり、ノードN1
1に接続されたMOS80bはオフ、NMOS80aは
オンとなって、出力端子52に出力される出力信号VO
の電位は、VssレベルからVcc+Vbレベルになる
(n)  リセット時の動作 リセット時には、入力端子51に入力される入力信号V
iの電位が、VccレベルからVssレベルになり、イ
ンバータ61aによってノードN11の電位は、Vss
レベルからVccレベルに反転される。この時、ノード
N13の電位は、キャパシタ62aを介してVcc−V
tレベルからVcc+Vaレベルまで昇圧される。ノー
ドN13に接続されたNMOS62cがオンして、ノー
ドN14の電位は、Vccレベルに下がり始める。
ノードNilの電位がVccに反転されると、NMOS
80bがオンし、出力端子52に出力される出力信号V
Oの電位はVssレベルに下がる。
NMOS80aは、ノードN14の電位がVcc+Vt
レベルまで下がるとオフする。この時、NMOS80b
の相互コンダクタンスが小さいと、出力端子52の電位
よりもノードN14の電位が高くなって,基板電流が大
きくなることがある。
NMOS80bの相互コンダクタンスを大きくすること
で、基板電流によって誤動作が生じるのを防止できる。
ノードNilの電位がVccレベルに反転されると、イ
ンバータ6lbによってノードN12の電位は、Vcc
レベルからVssレベルに反転され、ノードN14の電
位は、キャパシタ63を介してVccレベルに下がる。
このようにして、VssレベルとVcc+Vbレベルの
間で振幅する出力信号■0を得ることができる。
本実施例では、次のような利点を有している。
(a)  出力トランジスタであるPMOSの、ウェル
内に形成されたソースとそのウェルを接続して、同電位
になるようにしたので、そのソース,ウェル間のpn接
合に順バイアスがかからない。
そのため、その順バイアスがかかった場合に、そのpn
接合と半導体基板との間等に形成されるバイボーラトラ
ンジスタがオンして基板電流が流れることによって生じ
るラッチアップ等による誤動作を防止できる。
(b)  上記(a)の理由により、出力回路70をC
MOSインバータ80によって構成できたので、従来、
出力トランジスタのゲートを昇圧するために要した回路
素子が必要なくなり、大幅な回路パターン面積の縮小が
可能になる。
(C)  出力トランジスタとして、NMOSに比べて
駆動能力の高いPMOSを用いたため、NMOS80a
のスイッチング動作が高速になる。また、出力トランジ
スタのゲートを昇圧する必要がなくなり、その分、動作
が早くなる。従って、出力回路70の駆動能力が向上し
、高速動作が得られると共に、的確かつ安定した出力信
号Voを出力て゛きる。
(d)  フローティングノードになるノードN7を除
去して出力回路70を構成した。PNOS80aの、ウ
ェル内に形成されたソースとそのウェルを接続したので
、ノードN4はフローティング状態にならない。従って
、フローティングノードがなくなり、フローティングノ
ードによって電荷が半導体基板等にリークして生じる誤
動作を防止できる。
(e)  インバータ20aを除去して出力回路を構成
した。そのため、従来、出力トランジスタのゲートを昇
圧するために行ったインバータ20aのタイミングの設
定に伴った困難が解決できる。
(f>  出力回路70を構成する素子数が減ったこと
によって、出力回路70の消費電流が低減する。
(g)  従来、出力トランジスタのゲートを昇圧する
ために用いたトランジスタ等によって発生したノイズを
除去できたので、ノイズマージンが大きくなる。
第5図は、本発明の他の実施例を示す概略図であり、第
1図と共通の要素には共通の符号が付されている。
この昇圧信号発生回路は、出力端子52とNMosso
bのドレインとの間に負荷用のN]VIOS80cを付
加して構成されている。そのNMOS80cのゲートは
、電源電位Vccに接続されており、NMOS80bと
NMOS80cは、ノードl5を介して接続されている
ノードNilの電位に基づき、NMOS80bがオンす
ると、出力端子52の電位は、接地電位Vssのレベル
に放電される。この時、出力端子52の電位レベルを、
NMOS80cによって降圧した電位レベルがNMOS
80bのドレインに印加される。
NMOS80bは、そのゲート・ソース間電圧より、ソ
ース・ドレイン間電圧が大きい状態で動作している時間
が長いと、特性劣化を起こしやすい。この特性劣化が生
じると、しきい値電圧のずれなどが起こり、誤動作等を
誘引する。ところが、NIVIOS80cを挿入するこ
とによって、NIVIOS80cがない場合に比べて、
NMOS80bのドレインに印加される電圧は低くなる
。そのため、ソース・トレイン間電圧が低くなり、NM
OS80bの特性劣化による誤動作等を防止できる。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず、種々の変形
が可能である。その変形例としては、例えば次のような
ものがある。
(1) 信号発生回路61は、インバータをさらに付加
して構成したり、あるいは他の遅延回路で構成するなど
してもよい。
〈2冫 グリチャージ回#I62は、他のトランジスタ
等の素子を付加して構成したり、NMOS62bを抵抗
素子等で楕或するなどの変形が可能である。
(3〉 キャパシタ63は、複数段にして構成するなど
の変形が可能である。
(4) 出力回路70は、抵抗等の他の素子を付加して
構成するなどしてもよい。
(5)  CMOSインバータ80は、トランジスタ等
の他の素子を付加して構成してもよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、出力トランジスタであるP
MOSの、ウェルに形或されたソースとそのウェルを接
続して同電位にし、そのソース.ウェル間のpn接合に
順バイアスがかからないようにしたため、ラッチアップ
等によって誤動作が生じるのを防止できる。そのため、
昇圧信号発生回路は、CMOSインバータを用いて構成
でき、回路パターン面積を縮小することが可能になると
共に、駆動能力が向上し、高速で、かつ安定した動作が
得られ、さらに、低消費電力化が達戒される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す昇圧信号発生回路の回路
図、第2図は従来の昇圧信号発生回路の回路図、第3図
(a).(b)は、第2図の従来の昇圧信号発生回路の
動作波形図であり、同図(a)はセット時の、同図(b
)はリセット時の動作波形図、第4図(a),(b)は
、第1図の実施例を示す昇圧信号発生回路の動作波形図
であり、同図(a)はセット時の、同図(b)はリセッ
ト時の動作波形図、第5図は本発明の他の実施例を示す
昇圧信号発生回路の概略図である。 51・・・・・・入力端子、52・・・・・・出力端子
、6■・・・・・・信号発生回路、62・・・・・・ブ
リチャージ回路、63・・・・・・キャパシタ、70・
・・・・・出力回路、80・・・・・・CMOSインバ
ータ、80a・・・・・・Pチャネル型MOSトランジ
スタ、80b・・・・・・Nチャネル型IVIOSトラ
ンジスタ、N14・・・・・・回路内ノード、Vi・・
・・・・入力信号、Vo・・・・・・出力信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、低レベルと高レベルに変化する入力信号を駆動して
    相補的な第1及び第2の駆動信号を発生する信号発生回
    路と、 前記第1の駆動信号に基づき回路内ノードを所定電位に
    プリチャージするプリチャージ回路と、前記第2の駆動
    信号に基づき前記回路内ノードの電位を昇圧するキャパ
    シタと。 前記第1の駆動信号に基づき、前記回路内ノードの電位
    と基準電位との間で振幅する出力信号を出力端子から出
    力する出力回路とを、 備えた昇圧信号発生回路において、 前記出力回路は、 ウェル内に形成されたソースとそのウェルが前記回路内
    ノードに接続され、前記第1の駆動信号によつてオン・
    オフ制御されるPチャネル型MOSトランジスタと、 ソースが前記基準電位に接続され、前記第1の駆動信号
    によつてオン・オフ制御されるNチャネル型MOSトラ
    ンジスタとを、 前記出力端子を介して直列接続したCMOSインバータ
    で構成したことを特徴とする昇圧信号発生回路。 2、請求項1記載の昇圧信号発生回路において、前記信
    号発生回路は、前記基準電位とそれよりも高い第1の電
    位との間で振幅する第1の駆動信号を発生する機能を有
    し、 前記キャパシタは、前記第1の電位とそれよりも高い第
    2の電位との間で振幅する電位を前記回路内ノードに印
    加する機能を有する昇圧信号発生回路。
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