JP2746117B2 - 基板バイアス回路 - Google Patents
基板バイアス回路Info
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Description
し、特に半導体メモリ回路が構成される半導体基板に一
定のバイアス電圧を発生し供給する基板バイアス回路に
関する。
スピードの向上やデータ保持特性の向上のために、半導
体基板に所定のバイアス電圧を印加している。例えば、
P型の半導体基板を用い正の電源電圧を用いた半導体メ
モリでは、基板に負のバイアス電圧を印加している。基
板バイアス回路はかかるバイアス電圧を発生し基板に印
加するものであり、所定周波数の発振信号を発生する発
振回路と、その発振信号に基づき基板バイアス電圧を発
生するチャージポンプ回路とから構成される。
いことから、遅延インバータ回路を奇数段リング上に接
続したリングオシレータがある。リングオシレータの発
振周波数は各遅延インバータ回路の遅延時間に依存する
が、かかる遅延時間は電源電圧が大きくなる、あるい
は、インバータを構成するトランジスタの閾値が設計値
に対して小さくなると短くなる。すなわち、電源電圧が
大きくなるほど、また、トランジスタの閾値電圧が小さ
くなるほどトランジスタのゲート・ソース間のバイアス
が深くなり、電流能力が高くなるからである。その結
果、発振周波数は高くなる。逆に、電源電圧が低くなっ
たり、トランジスタの閾値電圧が設計値に対して大きく
なると発振周波数は低くなる。基板バイアス電圧はリン
グオシレータからの発振信号の周波数に依存するため、
電源電圧の変動および/又はトランジスタの閾値電圧の
設計値に対する変化に応じて基板バイアス電圧も変化す
ることになる。基板バイアス電圧の変化は、メモリ回路
を構成する各トランジスタの動作上の実効閾値電圧の変
化をもたらし、データアクセス動作の不安定性を引き起
こす。最悪の場合は、アクセス誤動作をまねき、またス
トアデータの破壊をもたらす。
の遅延時間の変化に起因することから、その遅延時間を
電源電圧の変動に対し安定化すればよい。この目的のた
めに、特開昭62−222713号公報では、遅延イン
バータ回路を構成する一方のトランジスタに電流源を直
列に挿入し、かかる電流源の電流を一定にすることによ
り遅延時間を電源電圧の変動によらず一定にした遅延イ
ンバータ回路が示されている。また。1989年4月2
5日に倍風館から発行された「CMOS超LSIの設
計」には各遅延インバータ回路におけるCOMSインバ
ータの両トランジスタに、それぞれ電流源を付加し、こ
の電流源の電流に所望の特性を与えて発振周波数を制御
できることがが開示されている。
ス電圧はリングオシレータの発振周波数だけに依存する
のではなく、チャージポンプ回路を構成するトランジス
タの電流能力にも依存する。たとえば、電源電圧の増大
に対し上述した方法によりリングオシレータの発振周波
数を一定にしても、チャージポンプ回路におけるトラン
ジスタは電源電圧の増大に応じてその電流能力が大きく
なり、その結果、基板バイアス電圧は変化することにな
る。したがって、電源電圧が大きくなったときはリング
オシレータの発振周波数を逆に小さくし、その結果とし
て基板バイアス電圧を一定にする必要がある。また、チ
ャージポンプ回路におけるトランジスタの閾値が製造工
程のばらつきに基づき設計値よりも大きくなると、同ト
ランジスタの電流能力はその分小さくなる。したがっ
て、この場合は、リングオシレータの発振周波数を高く
して、小さくなった電流能力をその分補う必要がある。
るためには、リングオシレータとチャージポンプ回路の
双方に依存してリングオシレータの発振周波数を制御す
る必要があるが、上述した従来技術の構成ではかかる目
的が実現されない。
変動及びトランジスタの閾値電圧の設計値からの変動に
よって、出力されるバイアス電圧が変動しない基板バイ
アス回路を提供することにある。
路は、第1の電源と第1の節点間に接続された抵抗と、
前記第1の節点にゲートが接続され、前記第1の節点と
第2の節点との間に導電経路を形成する第1導電型の第
1MOSトランジスタと、前記第2の節点にゲートが接
続され、前記第2の節点と第2の電源との間に導電経路
を形成する前記第1導電型の第2MOSトランジスタ
と、前記第1の節点にゲートが接続され、前記第2の電
源と第3の節点との間に導電経路を形成する前記第1導
電型の第3MOSトランジスタとを備えた電流供給回路
を有することを特徴とする。
がら説明する。
アス回路100を示す。本回路100は、この回路10
0が形成される半導体基板に出力110が接続されるチ
ャージポンプ回路1と、チャージポンプ回路1に駆動パ
ルスを供給するリングオシレータ2を有する。リングオ
シレータ2は、本実施例では5段の遅延インバータ回路
2a、2b、2c、2d、2eを有し、図示のようにリ
ング状に接続されている。各遅延インバータ回路2a、
2b、2c、2d、2eに流れる電流は、後で記述する
電流源回路3により制御されている。
タ2からの発振信号を駆動パルスとして受ける駆動パル
ス入力端120を有するこの駆動パルス入力端120は
インバータINVの入力及びコンデンサC3の一端が接
続されている。インバータINVの出力は、コンデンサ
C2及びC4の各々一端に接続されている。コンデンサ
C2の他端は、PチャネルMOSトランジスタQ11の
ゲート及び節点N1に接続され、そのドレイン・ソース
路は基板バイアス電圧出力端110と節点N1との間に
接続されている。トランジスタQ11のバックゲートは
インバータINVの出力に接続されている。コンデンサ
C4の他端はPチャネルMOSトランジスタQ13のゲ
ートに接続され、そのドレイン・ソース路はコンデンサ
C3の他端である節点N3と接地との間に接続されてい
る。トランジスタQ13のバックゲートは入力端120
に接続されている。また、PチャネルMOSトランジス
タQ14を有し、そのゲートは接地され、ドレイン・ソ
ース路はコンデンサC4の他端と接地との間に接続され
ている。トランジスタQ14のバックゲートはインバー
タINVの出力に接続されている。
パルスは電源電圧ライン(VDD)と接地ライン(GN
D)との電圧差の振幅を有する。駆動パルス入力端12
0の駆動パルスがVDDからGNDに変化するとコンデ
ンサC3のカップリングによって節点N3のレベルはV
DD分降圧されるが、節点N2(入力端120)がVD
Dのときは節点N3のレベルはPチャネルMOSトラン
ジスタQ13とコンデンサC4とによってGNDレベル
とされているため、節点N2がGNDとなったときの節
点N3のレベルは−VDDレベルとなる。したがって、
PチャネルMOSトランジスタQ12のゲートに印加さ
れる電圧が−VDDとなって導通状態となり、節点N1
はGNDまで引き下げられる。
GNDからVDD、しがたって、インバータINVの出
力がVDDからGNDに変化すると、コンデンサC2の
カップリングによって節点N1はVDD分引き下げられ
−VDDとなる。このように、PチャネルMOSトラン
ジスタQ11が導通状態となり、基板バイアス電圧出力
端110の電位がマイナスに引かれ、基板バイアス電圧
出力端110と節点N1との電圧差がPチャネルMOS
トランジスタQ11の閾値電圧以下になるまで続く。
ることによって、節点N1はGNDとなり、Pチャネル
MOSトランジスタQ11は非導通状態となる。
動パルスがVDDからGND、そしてGNDからVDD
に変化する度に基板バイアス電圧出力端110の電圧は
マイナスレベルに引かれ、ある一定の電圧まで引かれる
と安定する。
タ回路2a、2b、2c、2d、2eをリング状に接続
することによって構成されている。ここで各遅延インバ
ータ回路は同一の構成となっているため、遅延インバー
タ回路2aについてのみ説明する。
に入力端10に接続され節点N4とN5との間に直列接
続点N6を介して直列に接続されたNチャネルMOSト
ランジスタQ1とPチャネルMOSトランジスタQ2
と、直列接続点N6が接続された出力端20と、直列接
続点N6とGNDとの間に接続されたコンデンサC1
と、ゲートが制御端30に接続されVDDと節点N4と
の間に接続されたPチャネルMOSトランジスタQ4
と、ゲートが制御端40に接続されGNDと節点N5と
の間に接続されたNチャネルMOSトランジスタQ3と
によって構成されている。リングオシレータ2は、各々
前段の遅延インバータ回路の出力端20が入力端10に
接続され、最終段の遅延インバータ回路2eの出力端2
0はリングオシレータ2の出力端90を介してチャージ
ポンプ回路1の駆動パルス入力端120及び初段の入力
端に接続されてなる。
ンデンサC1を充電する電荷の大きさ、すなわち、流れ
る電流の大きさによって変化する。しかしながら、Nチ
ャネルMOSトランジスタQ1及びPチャネルMOSト
ランジスタQ2によって構成されるインバータを流れる
電流は、PチャネルMOSトランジスタQ4及びNチャ
ネルMOSトランジスタQ3のゲートに印加される制御
電圧によって決定されている。したがって、インバータ
を流れる電流を一定に制御することによって、電源電圧
が変化しても一定の電流を供給することができるため、
遅延時間を制御することができる。電源電圧がVDD1
で動作したときの遅延インバータ回路の入力端10に供
給される入力信号IN、出力端20にから出力される出
力信号OUTおよび遅延時間を示す図2(a)を参照す
ると、入力端10に供給される入力信号INがGNDか
らVDDに変化したとき、NチャネルMOSトランジス
タQ1はオフ状態からオン状態に変化し、PチャネルM
OSトランジスタQ2はオン状態からオフ状態に変化す
る。このため、直列接続点N6の電位はVDDからGN
Dに変化する。ここで、NチャネルMOSトランジスタ
Q3及びPチャネルMOSトランジスタQ4の電流定数
をIとし、直列接続点N6の総容量をコンデンサC1と
寄生容量との和Cとすると、直列接続点N6の電位変化
速度は、 dV/dt=I・(1/C) ・・・ で表せるから、電流定数Iおよび総容量Cは電源電圧V
DDの変動に依存しないので、直列接続点N6の電位変
化速度は一定である。したがって、直列接続点N6の電
位がVDDからGNDに変化するときに要する時間は、
その振幅である電源電圧VDDに正比例することから、
入力信号INから出力信号OUTまでの遅延時間T1は
電源電圧VDDに正比例する。また、入力信号INがG
NDからDDに変化する場合も、dV/dtの絶対値は
一定であるから遅延時間は電源電圧VDD1に正比例す
る。
D2で動作させたときの波形図を示した図2(b)を参
照すると、電位変化の速度dV/dtは図2(a)と等
しく、直列接続点N6の電圧振幅の小さい図2(b)の
方が図2(a)よりも遅延時間が短くなることがわか
る。
延インバータ回路2aは電源電圧VDDに正比例して、
その遅延時間を大きくすることが分かる。
に接続されたPチャネルMOSトランジスタQ8と、ゲ
ートが節点N7に接続され節点N7とGNDとの間に接
続されたNチャネルMOSトランジスタQ5と、節点7
と出力端60とにゲートが接続され節点N8とGNDと
の間に接続されたNチャネルMOSトランジスタQ6
と、ゲートが出力端50に接続され節点N8とVDDと
の間に接続されたPチャネルMOSトランジスタQ7と
によって構成され、出力端50は遅延インバータ回路2
a、2b、2c、2d、2eの入力端30に接続され、
出力端60は同様に入力端40に接続される。ここで、
NチャネルMOSトランジスタQ5とNチャネルMOS
トランジスタQ6はカレントミラー回路を構成している
ため、NチャネルMOSトランジスタQ6を流れる電流
はNチャネルMOSトランジスタQ5によって決定さ
れ、NチャネルMOSトランジスタQ5を流れる電流は
PチャネルMOSトランジスタQ8に流れる電流によっ
て決定される。このPチャネルMOSトランジスタQ8
に流れる電流は、そのゲート・ソース間電圧によって決
定される。そして、遅延インバータ回路2a内のPチャ
ネルMOSトランジスタQ4とPチャネルMOSトラン
ジスタQ7とでカレントミラー回路を構成し、かつ、遅
延インバータ回路2a内のNチャネルMOSトランジス
タQ3とNチャネルMOSトランジスタQ6とでカレン
トミラー回路を構成しているため、全ての遅延インバー
タ回路2a、2b、2c、2d、2eを流れる電流は、
PチャネルMOSトランジスタQ8を流れる電流によっ
て決定される。本実施例では、全てのカレントミラー回
路の入出力電流比は1である。したがって、全ての遅延
インバータ回路2a、2b、2c、2d、2eに流れる
電流は同一である。
トが接続されVDDと節点N9との間に接続されたPチ
ャネルMOSトランジスタQ9と、ゲートが節点N10
に接続され節点N9と節点N10との間に接続されたP
チャネルMOSトランジスタQ10と、節点N10とG
NDとの間に接続された抵抗R1とを有する。節点N1
0は、トランジスタQ8のゲートに接続されている。
閾値がVtpとすると、節点N10の電圧はVDD−2
・|Vtp|(ただし|Vtp|はVtpの絶対値を表
す)になり、その電圧がPチャネルMOSトランジスタ
Q8のゲートに供給される。したがって、PチャネルM
OSトランジスタQ8のゲート・ソース間にかかる電圧
は2Vtpとなる。ここで、トランジスタQ8を流れる
電流はゲート・ソース間にかかる電圧によって決定さ
れ、かつ、ゲート・ソース間にはPチャネルMOSトラ
ンジスタの閾値電圧Vtpにのみ依存する電圧しかかか
っていないため、PチャネルMOSトランジスタQ8を
流れる電流はVtpにのみ依存し、VDDには依存しな
い。
Q8のコンダクタンス定数をβとすると、PチャネルM
OSトランジスタの電流定数IQ8は、 IQ8=(1/2)・β・(2|Vtp|−|Vtp|)^2 =(1/2)・β・|Vtp|^2 ・・・ と表せる。(ただし、^はべき乗を現す記号とする。)
また、上述のとおり遅延インバータ回路の遅延時間は電
流に反比例するから、閾値電圧Vtpに対する遅延時間
Tは、 T=1/|Vtp|^2 ・・・ と表せる。
延時間Tとの関係を上記式に基づいて示すと、図3の
グラフになる。すなわち、トランジスタの閾値が|Vt
p1|のように低いときは遅延時間TはT1のように長
くなり、|Vtp2|のように高いときは遅延時間Tは
T2のように短くなる。したがって、トランジスタQ1
1及びトランジスタQ12の能力が低くなったとき、す
なわち、PチャネルMOSトランジスタの閾値がデバイ
ス工程のばらつき等で大きくなったときは、節点10の
電圧を高くして、遅延インバータ回路2aを構成するP
チャネルMOSトランジスタQ4及びNチャネルMOS
トランジスタQ3を流れる電流を大きくして遅延時間を
短くし、リングオシレータ2の出力周波数を高く、反対
にPチャネルMOSトランジスタの閾値が小さくなった
ときは遅延インバータ回路2aを構成するPチャネルM
OSトランジスタQ4及びNチャネルMOSトランジス
タQ3を流れる電流を小さくして遅延時間を長くし、リ
ングオシレータ2の出力周波数を低くする。したがっ
て、チャージポンプ回路1の能力は駆動パルスの周波数
によって変化し、周波数が高いときは能力が高く、周波
数が低いときは能力が低くなる。このように、トランジ
スタの閾値が変化したときも、その変化に応答してチャ
ージポンプ回路の能力を周波数を変えることによって追
従させることにより、常に一定のバイアス電圧を出力す
ることができる。
て説明する。
プ回路11と、チャージポンプ回路11に駆動パルスを
供給するリングオシレータ2と、リングオシレータ2内
に流れる電流を制御する電流制御回路13とによって構
成される。リングオシレータ2は図1と同一であるので
説明を省略する。チャージポンプ回路11は、ゲートが
基板バイアス電圧出力端110に接続されソース・ドレ
インが基板バイアス電圧出力端110と節点N11との
間に接続されたNチャネルMOSトランジスタQ15
と、ゲートが節点N11に接続されソース・ドレインが
節点N11とGNDとの間に接続されたNチャネルMO
SトランジスタQ16と、入力が駆動パルス入力端10
0に接続されたインバータINVと、インバータINV
の出力と節点N11との間に接続されたコンデンサC5
とによって構成される。
ス入力端100がGNDのとき、節点N11をコンデン
サC5のカップリングで上昇したVDDからダイオード
構成のNチャネルMOSトランジスタQ16によってG
NDに引き落とし、駆動パルス入力端100がGNDか
らVDDに変化したときコンデンサC5のカップリング
によって節点N11をGNDからVDD分低い電圧にす
ることにより、基板バイアス電圧出力端110の電圧を
マイナスレベルに引いている。このチャージポンプ回路
11では、NチャネルMOSトランジスタを使用してい
るため、製造工程等のばらつきによるトランジスタの閾
値Vtnの設計値からの変化に基づくNチャネルMOS
トランジスタQ15及びQ16の能力変化によるチャー
ジポンプ回路11の能力変化を抑えるために、図1と同
様に閾値Vtnによってリングオシレータ2の出力する
駆動パルスの周波数を変化させる必要がある。
路13は、抵抗R11、4つのNチャネルMOSトラン
ジスタQ20〜Q23、及び2つのPチャネルMOSト
ランジスタQ24、Q25で構成し、図示のように接続
されている。特に、トランジスタQ22に流れる電流は
NチャネルMOSトランジスタの閾値電圧のみに応じた
ものとなり、この電流がトランジスタQ24とQ4のカ
レントミラー回路、トランジスタQ24とQ25そして
Q23とQ3とのカレントミラー回路を介して、各遅延
インバータ回路に流れる電流が全て同一となる。かくし
て、本実施例に於いても、一定の基板バイアス電圧が得
られる。
え、VDDとGNDとを反対にし、チャージポンプ回路
1の代わりにチャージポンプ回路11を出力端90に接
続しても同様の効果を得ることができる。また、ダイオ
ード接続のトランジスタQ9、Q10あるいはQ20、
Q21はその箇所を増加しても良い。
路を構成するインバータ構成のトランジスタの両端に電
流源を挿入し、その電流源の電流を閾値によって制御す
ることによって、閾値電圧の絶対値が低いときには電流
を小さくして遅延時間を長くし、かつ、インバータ構成
のトランジスタの出力端の充放電は電流源の電流によっ
て行われるため、出力端の電位変化速度は電源電圧の変
動によらず一定であり、電源電圧が高いほど出力電圧の
振幅が大きくなるため、リングオシレータの出力する駆
動パルスの周波数を低くすることができ、逆に閾値電圧
の絶対値が高いときには電流を大きくして遅延時間を短
くし、電源電圧が低いほど出力電圧の振幅が大きくなる
ため、リングオシレータの出力する駆動パルスの周波数
を高くすることができる。したがって、チャージポンプ
回路の能力が高くなったとき、すなわち、電源電圧が高
く、又は閾値の絶対値が低くなったときチャージポンプ
回路の能力を抑えるように駆動パルスの周波数を低く
し、チャージポンプ回路の能力が低くなったとき、すな
わち、電源電圧が低く、又は閾値の絶対値が高くなった
ときチャージポンプ回路の能力を向上するように駆動パ
ルスの周波数を高くすることによって、基板バイアス電
圧発生回路の出力する基板バイアス電圧を一定に保持す
ることができる。
発生回路の回路図。
が高いときの遅延インバータ回路の遅延時間を示すグラ
フ。 (b)本発明の第1の実施例において電源電圧が低いと
きの遅延インバータ回路の遅延時間を示すグラフ。 (c)本発明の第1の実施例において電源電圧と遅延イ
ンバータ回路の遅延時間との関係を示すグラフ。
閾値電圧と遅延インバータ回路の遅延時間との関係を示
すグラフ。
発生回路の回路図。
チャネルMOSトランジスタ Q2,Q4,Q7,Q8,Q9,Q10,Q11,Q1
2,Q13,Q14 PチャネルMOSトランジスタ C1,C2,C3,C4,C5 コンデンサ
Claims (3)
- 【請求項1】第1の電源と第1の節点間に接続された抵
抗と、前記第1の節点にゲートが接続され、前記第1の
節点と第2の節点との間に導電経路を形成する第1導電
型の第1MOSトランジスタと、前記第2の節点にゲー
トが接続され、前記第2の節点と第2の電源との間に導
電経路を形成する前記第1導電型の第2MOSトランジ
スタと、前記第1の節点にゲートが接続され、前記第2
の電源と第3の節点との間に導電経路を形成する前記第
1導電型の第3MOSトランジスタとを有し、 前記第1、第2MOSトランジスタの閾値が大きくなっ
たとき、前記第3MOSトランジスタは前記第3の節点
への電流供給量を増加し、前記第1、第2MOSトラン
ジスタの閾値が小さくなったとき、前記第3MOSトラ
ンジスタは前記第3の節点への電流供給量を減少させる
ことを特徴とする電流供給回路。 - 【請求項2】 第1の電源と第1の節点間に接続された
抵抗と、前記第1の節点にゲートが接続され、前記第1
の節点と第2の節点との間に導電経路を形成する第1導
電型の第1MOSトランジスタと、前記第2の節点にゲ
ートが接続され、前記第2の節点と第2の電源との間に
導電経路を形成する前記第1導電型の第2MOSトラン
ジスタと、前記第1の節点にゲートが接続され、前記第
2の電源と第3の節点との間に導電経路を形成する前記
第1導電型の第3MOSトランジスタとを備え、前記第
1、第2MOSトランジスタの閾値が大きくなったと
き、前記第3MOSトランジスタは前記第3の節点への
電流供給量を増加し、前記第1、第2MOSトランジス
タの閾値が小さくなったとき、前記第3MOSトランジ
スタは前記第3の節点への電流供給量を減少させる電流
供給回路と、 前記第3の節点に供給される電流を入力として受けるカ
レントミラー回路と、 前記カレントミラー回路の出力電流を駆動用電流として
受け、前記駆動用電流に応じた周波数の駆動パルスを出
力するリングオシレータであって、奇数段の遅延インバ
ータ回路をリング状に接続してなるリングオシレータ
と、 第4の節点にゲートが接続され、前記駆動パルスが第1
レベルのとき前記第4の節点と出力端との間に導電経路
を形成する前記第1導電型の第4MOSトランジスタ
と、前記駆動パルスが第2レベルのとき前記第4の節点
と前記第1の電源との間に導電経路を形成する前記第1
導電型の第5MOSトランジスタとを備えたチャージポ
ンプ回路とを有することを特徴とする基板バイアス回
路。 - 【請求項3】駆動パルスが入力されこの駆動パルスに応
答して出力電圧を昇圧もしくは降圧するチャージポンプ
回路と、前記駆動パルスを発生するリングオシレータで
あって、奇数段の遅延インバータ回路をリング状に接続
してなるリングオシレータと、前記リングオシレータに
おける各遅延インバータ回路に流れる電流を制御する電
流制御回路とを有し、 前記遅延インバータ回路の各々は、ゲートが第1の制御
端に接続され第1の電源ライン及び第1の節点との間に
接続された第1チャネル型の第1のトランジスタと、ゲ
ートが入力端に接続され前記第1の節点と第2の節点と
の間に接続された前記第1チャネル型の第2のトランジ
スタと、ゲートが前記入力端に接続され前記第2の節点
と第3の節点との間に接続された第2チャネル型の第3
のトランジスタと、ゲートが第2の制御端に接続され前
記第3の節点と第2の電源ラインとの間に接続された前
記第2チャネル型の第4のトランジスタとを備え、 前記電流制御回路は、ゲートが前記第1の制御端に接続
され前記第1の電源ライン及び前記第1の制御端の間に
接続された前記第1チャネル型の第5のトランジスタ
と、ゲートが前記第2の制御端に接続され前記第1の制
御端と前記第2の電源ラインとの間に接続された前記第
2チャネル型の第6のトランジスタと、ゲートが前記第
2の制御端に接続され前記第2の制御端と前記第2の電
源ラインとの間に接続された前記第2チャネル型の第7
のトランジスタと、ゲートが第3の制御端に接続され前
記第2の制御端と前記第1の電源ラインとの間に接続さ
れた前記第1チャネル型の第8トランジスタと、前記第
3の制御端にバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加
手段とを備え、 前記チャージポンプ回路は、第4の節点と出力端の間に
接続された前記第1チャネル型の出力トランジスタであ
って、前記駆動パルスが第1レベルのとき動作して前記
出力端にバイアス電圧を出力する出力トランジスタと、
前記第4の節点と前記第1の電源ラインとの間に接続さ
れた前記第1チャネル型のリストアトランジスタであっ
て、前記駆動パルスが第2レベルのときに動作して前記
第4の節 点を前記第1の電源ラインに接続するリストア
トランジスタとを備え、 前記バイアス電圧印加手段は、ゲートが第5の節点に接
続され前記第1の電源ラインと前記第5の節点との間に
接続された前記第1チャネル型の第9トランジスタと、
ゲートが前記第3の制御端に接続され前記第5の節点と
前記第3の制御端との間に接続された前記第1チャネル
型の第10のトランジスタと、前記第3の制御端と前記
第2の電源ラインに接続された抵抗性素子とを備えてな
ることを特徴とする基板バイアス回路。
Priority Applications (1)
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JP6110085A JP2746117B2 (ja) | 1993-05-25 | 1994-05-24 | 基板バイアス回路 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP12222693 | 1993-05-25 | ||
JP6110085A JP2746117B2 (ja) | 1993-05-25 | 1994-05-24 | 基板バイアス回路 |
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JP2746117B2 true JP2746117B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=26449771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6110085A Expired - Lifetime JP2746117B2 (ja) | 1993-05-25 | 1994-05-24 | 基板バイアス回路 |
Country Status (1)
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-
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- 1994-05-24 JP JP6110085A patent/JP2746117B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH0798982A (ja) | 1995-04-11 |
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