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JPH03183453A - タンニンを主成分とする味質改良剤、味質改良方法及びタンニンにより味質を改良した食品 - Google Patents

タンニンを主成分とする味質改良剤、味質改良方法及びタンニンにより味質を改良した食品

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Publication number
JPH03183453A
JPH03183453A JP1271264A JP27126489A JPH03183453A JP H03183453 A JPH03183453 A JP H03183453A JP 1271264 A JP1271264 A JP 1271264A JP 27126489 A JP27126489 A JP 27126489A JP H03183453 A JPH03183453 A JP H03183453A
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JP
Japan
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tannin
weight
parts
taste
bitterness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1271264A
Other languages
English (en)
Inventor
Maremitsu Izumitani
泉谷 希光
Kazuhiko Nozaki
一彦 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAMII SHOKAI KK
Asama Chemical Co Ltd
Original Assignee
MAMII SHOKAI KK
Asama Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MAMII SHOKAI KK, Asama Chemical Co Ltd filed Critical MAMII SHOKAI KK
Priority to JP1271264A priority Critical patent/JPH03183453A/ja
Priority to IL93016A priority patent/IL93016A0/xx
Priority to DE69018167T priority patent/DE69018167T2/de
Priority to EP90300740A priority patent/EP0416718B1/en
Publication of JPH03183453A publication Critical patent/JPH03183453A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12HPASTEURISATION, STERILISATION, PRESERVATION, PURIFICATION, CLARIFICATION OR AGEING OF ALCOHOLIC BEVERAGES; METHODS FOR ALTERING THE ALCOHOL CONTENT OF FERMENTED SOLUTIONS OR ALCOHOLIC BEVERAGES
    • C12H1/00Pasteurisation, sterilisation, preservation, purification, clarification, or ageing of alcoholic beverages
    • C12H1/12Pasteurisation, sterilisation, preservation, purification, clarification, or ageing of alcoholic beverages without precipitation
    • C12H1/14Pasteurisation, sterilisation, preservation, purification, clarification, or ageing of alcoholic beverages without precipitation with non-precipitating compounds, e.g. sulfiting; Sequestration, e.g. with chelate-producing compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F3/00Tea; Tea substitutes; Preparations thereof
    • A23F3/40Tea flavour; Tea oil; Flavouring of tea or tea extract
    • A23F3/405Flavouring with flavours other than natural tea flavour or tea oil
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F5/00Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
    • A23F5/46Coffee flavour; Coffee oil; Flavouring of coffee or coffee extract
    • A23F5/465Flavouring with flavours other than natural coffee flavour or coffee oil
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L27/10Natural spices, flavouring agents or condiments; Extracts thereof
    • A23L27/12Natural spices, flavouring agents or condiments; Extracts thereof from fruit, e.g. essential oils
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12CBEER; PREPARATION OF BEER BY FERMENTATION; PREPARATION OF MALT FOR MAKING BEER; PREPARATION OF HOPS FOR MAKING BEER
    • C12C5/00Other raw materials for the preparation of beer
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  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Seasonings (AREA)
  • Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は苦味等を有する食品の味質改良剤及び味質改良
方法、並びにタンニンにより味質を改良した食品に関し
、特に食品の苦味等を緩和することで、味質を向上しつ
る味質改良剤、それを用いた味質改良方法及びタンニン
により苦味等を緩和し味質を改良した食品に関する。ま
た本発明は、食品添加剤としての甘味料の有する苦味等
を緩和する味質改良剤及びそれを用いた味質改良方法、
並びに苦味等を緩和した甘味料に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕最近、
食生活が豊かになり、消費者の“味”に対する要求レベ
ルが高まってきた。このため、ある程度の苦味、渋味、
特異臭等を有する食品に対し、それらを緩和あるいは除
去することが望まれるようになってきた。
例えば、柑橘類には多種類のフラボノイド物質が存在し
、その中でナリンギン、ヘスベリジンは苦味成分として
知られ、そのために柑橘類のジュースやジャム等には、
どうしてもある程度の苦味がある。適度の苦味は、人に
よって好まれることもあるが、苦味を緩和することによ
り口当たりの良い柑橘類のジュースや加工品等とするこ
とができれば、需要の一層の拡大が見込まれる。
このために、苦味の強い夏みかんからマーマレードや砂
糖漬等を製造する場合には、原料の柑橘類を予めナリン
ギナーゼにより処理したり、長時間水洗いをするなどの
前処理を施して、過剰の苦味を除去することが行われて
いる。しかしながら、このような苦味の除去方法は、生
産性の良くない方法である。
またコーヒーやビール等のように苦味を有する飲料につ
いても、苦味の緩和による需要者層の拡大が望まれてい
る。
苦味を有する食品の他に、ウーロン茶や紅茶、ギムネマ
シルベスタ、日本茶等のように独特の渋味がある食品も
あるが、このような食品の渋味を緩和することにより、
やはり口当たりのよいものとすることができれば、−層
の需要の拡大が期待できる。
その他に、チーズや魚介類等のように特異臭を有する食
品もあるが、そのような食品本来の味を損なうことなく
、特異臭を緩和することができれば、やはり一層の需要
の拡大が期待される。
このように、食品本来の味を生かしつつ苦味、渋味、特
異臭等を緩和しつる食品添加剤につし)て、益々期待が
高まっている。
一方、ステビア抽出物、グリチルリチン、アスパルテー
ム、サッカリン等の甘味料は、低カロリーの飲料や加工
食品等の甘味付けに使用されているが、これらの甘味料
には苦味や嫌味があり、また口中で甘味が長く尾をひく
という欠点もある。
従って、これらの欠点を緩和することが望まれている。
従って本発明の目的は、食品本来の味を損なうことなく
苦味、渋味、特異臭等を緩和し、もって食品の味質を改
良することができる食品添加剤を提供することである。
また、本発明のもう一つの目的は、かかる味質改良剤を
用いた食品の味質の改良方法を提供することである。
さらに、本発明のもう一つの目的は、苦味等を緩和する
ことにより味質が改良された食品を提供することである
さらに、本発明のもう一つの目的は、特有の苦味や嫌味
等を緩和除去する甘味料の味質改良剤を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的に鑑み鋭意研究の結果、本発明者らは、苦味等
を有する食品又は甘味料に所定量のタンニンを添加すれ
ば、苦味等が緩和除去されることを見出し、本発明に想
到した。
すなわち本発明の味質改良剤は、タンニンを主成分とし
、食品又は甘味料に特有の苦味等を緩和し、もって味質
を改良することを特徴とする。
また本発明の食品の味質改良方法は、苦味等を有する食
品100重量部に対して、タンニンを0.001〜5重
量部添加し、もって前記苦味等を緩和し、味質を改良す
ることを特徴とする。
また本発明のもう一つの味質改良方法は、甘味料100
重量部に対して、タンニンを0.1〜1000重量部添
加し、もって前記甘味料の苦味等を緩和し、味質を改良
することを特徴とする。
また本発明のタンニンを含有する食品は、苦味等を有す
る食品100重量部に対して、タンニンを0.001〜
5重量部含有することを特徴とする。
また本発明のタンニンを含有する甘味料は、苦味等を有
する甘味料100重量部に対して、タンニンを0.1〜
1000重量部含有することを特徴とする。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明により味質の改良をするものは、苦味等を有する
食品及び甘味料である。
本明細書において、用語「苦味等」とは、食品において
は苦味に限らず、渋味、酸味等の味質や特異臭等を意味
し、また甘味料においては甘味料に特有の苦味、残味、
嫌味等を意味する。なお、残味とは、日中において甘味
等の味質が長く残存することであり、嫌味とは、口中に
おいて不快な感覚をもたらす味質のことである。
苦味等を有する食品としては、コーヒー、紅茶、ウーロ
ン茶等のカフェイン飲料、炭酸飲料、ジュース等の清涼
飲料、トマトその他の野菜ジュース、ビール、薬味酒、
日本酒等の酒精飲料、チョコレート、ガム等の菓子類、
豆乳類、豆腐類、魚介類の燻製品、調味乾製品、塩蔵品
、漬物類等の魚介製品、かまぼこやはんぺん等の魚肉練
製品、ヘーコン、ハム、ソーセージ等の食肉製品、パタ
ーチーズ、濃縮ホエイ、粉乳類等の乳製品、塩漬、こう
じ漬、ぬか漬、酢漬、みそ漬等の漬物、しょうゆ、みそ
、ソース、食酢等の調味料等が挙げられる。
また苦味等を有する甘味料としては、サッカリン、サッ
カリンナトリウム、アスパルテーム等の人工甘味料、及
びグリチルリチン酸二ナトリウム、グリチルリチン酸三
ナトリウム、D−キシロース、ステビオシト(ステビア
抽出物)等の抽出甘味料が挙げられる。
以上のような苦味等を有する食品や甘味料に添加する本
発明の味質改良剤は、タンニンを主成分とするものであ
る。味質改良剤中において、タンニンはタンニンの濃縮
液あるいは100%タンニンの粉末として存在する。
本発明においてタンニンとは、一般に植物の根、枝幹、
葉、皮、実等に含まれる渋味を有する物質のことである
代表的なタンニンとしては、柿渋タンニン、五倍子タン
ニン、没食子タンニン、茶菓タンニン、ワラトルタンニ
ン、ケブラコタンニン、ジビジビタンニン、ミロバラン
タンニン、スマックタンニン等が挙げられる。以下に上
記各種タンニンについて簡単に説明する。
柿渋タンニン: 青洟ガキに含まれるタンニン。青洟ガキを砕き、水を加
えて密閉し、数日後濾過して上澄液をとったもの、ある
いはこの搾りカスに水を加えて搾ったものが柿渋タンニ
ン液である。一般にこれら搾汁を約半年密閉保存した後
使用する。また柿渋タンニン粉末は、前記柿渋タンニン
液を各種の噴霧乾燥法、真空乾燥法、凍結乾燥法等によ
り粉末としたものである。
五倍子タンニン: ヌルデノミミフシアブラムシの刺傷による刺激でヌルデ
 (ウルシ科)の葉に生じた虫コブに含まれるタンニン
。乾燥虫コブ中の五倍子タンニンの含有量は、50〜7
0重量%である。収しン剤、止血剤、カタル等の薬剤原
料として用いることもできる。
没食子タンニン: ブナ科の若枝にインクフシバチが産卵し、その刺激で生
じた虫コブ中に含まれるタンニン。乾燥型コブ中の没食
子タンニンの含有量は、約70重量%である。生薬の一
種で、用途は五倍子タンニンとほとんど同じである。
茶菓タンニン: 茶菓中に多量に含まれるタンニン。生葉乾燥物中の茶菓
タンニンの含有量は15〜25重量%であり、茶の品種
及び収穫時期により異なる。
ワラトルタンニン: マメ科アカシア属諸種の樹皮のタンニン。乾燥樹皮中の
ワラトルタンニンの含有量は、約30重量%である。
ケブラコタンニン: ウルシ科植物であるケブラコ材等の心材から抽出される
タンニン。心材中に約20重量%含まれる。
ジビジビタンニン: マメ科の高木のジビジビのタンニン。上記ジビジビの乾
燥果実中のジビジビタンニンの含有量は約50重量%で
ある。
ミロバランタンニン: シクンシ科の果実のタンニン。上記果実中のミロバラン
タンニンの含有量は、その乾燥物中で20〜40重量%
、果肉中で40〜50重量%である。
スマックタンニン: ウルシ科植物スマック及び同属の植物の葉のタンニン。
生葉乾燥物中のスマックタンニンの含有量は13〜26
重量%である。
上記各種タンニンは、水等を溶剤として抽出することで
各種タンニン液として得ることができる。
また前記タンニン液を噴霧乾燥法、真空乾燥法、凍結乾
燥法等により粉末としたものがタンニン粉末である。
本発明の味質改良剤は、上記タンニン液またはタンニン
粉末の他に、乳糖などの単糖類、澱粉、小麦粉、蛋白質
、及びペプタイト、セルロース、ポリデキストロースな
どの食物繊維等を含有していてもよい。これらの添加剤
は、いわゆる増量剤として作用し、家庭等において各人
が適宜食品に添加するような場合に、味質改良剤の量の
コントロールを容易にする役割をする。
次に本発明の味質改良方法について説明する。
本発明の味質改良方法においては、タンニンを苦味等を
有する食品または甘味料にそれぞれ適量添加する。
まず苦味等を有する食品に対する味質改良方法を説明す
る。
本発明において苦味等を有する食品に対するタンニンの
添加量は、一般に苦味等を有する食品100重量部に対
して0.001〜5重量部である。この範囲外では、食
品の苦味等の緩和効果が不十分であったり、またタンニ
ン自身の渋味により食品の味質がかえって低下したりす
る。なおタンニンの下限値は、渋味の域値(感知し得る
最小濃度〉よりも低くても、効果があることがわかった
本発明においては、上記タンニンの添加範囲内において
、個々の食品に応じたタンニンの添加量を設定するのが
好ましい。
なお、タンニンの添加方法も苦味等を有する食品の製造
工程あるいは形態に応じて適宜設定する。
以下代表的な苦味を有する食品の味質改良方法について
説明する。なお、タンニンの添加量については、タンニ
ン含有量100%のものを添加したときの重量部で表わ
すものとする。またタンニンを添加する食品は、通常の
濃度を有するものとする。ここで、「通常の濃度」とは
、「四訂日本食品標準成分表」 (科学技術庁編、19
84年女子栄養大学出版部発行)の基準表に記載の濃度
をいう。
[11カフエイン飲料 コーヒー、ココア、紅茶、緑茶等のカフェイン飲料の味
質は、以下のようにして改良することができる。
(1)コーヒー コーヒーとしては、缶やビンに入れられた液状のコーヒ
ーだけでなく、粉末状のいわゆるインスタントコーヒー
、またコーヒー豆の状態のものや挽いた状態のものを含
む。コーヒーの味質を向上させる場合、タンニンの添加
量は、船にコーヒー成分100重量部に対して0.01
〜0゜2重量部である。タンニンの添加量が0.01重
量部未満であるとその添加効果が十分でなく、また0、
2重量部を超えるとタンニン自身の渋味が感じられるよ
うになる。好ましいタンニンの添加量は0.O1〜0.
1重量部である。
タンニンの添加方法は、特に限定されず、最終的にコー
ヒー飲料がタンニンを含有するようになっていればよい
。例えばコーヒー缶等の場合、あらかじめ添加しておい
てよく、またコーヒーを飲む度に、砂糖又は甘味料とと
もに添加してもよい。
このようにして得られるタンニン含有コーヒーは、特有
な苦味が緩和され、まろやかで口当たりの良い味わいを
有する。
(2)茶類 緑茶、紅茶、ウーロン茶、麦茶、はとむぎ茶、あまちゃ
づる茶、ギムネマシルベスタ等の茶類その他の味質を向
上させる場合、タンニンの添加量は、−船に茶類100
重量部に対して0.004〜1重量部である。タンニン
の添加量が0.004重量部未満であるとその添加効果
が十分でなく、また1重量部を超えるとタンニン自身の
渋味が感じられるようになる。好ましいタンニンの添加
量は0.01〜0.5重量部である。
このようなタンニンを含有する茶類その他は、特有の苦
味や渋味が緩和され、極めて飲みやすいものとなってい
る。
ウーロン茶の場合でも、タンニンの添加量はウーロン茶
100重量部に対して0.004〜1重量部であるのが
好ましい。
(3)ココア ココアの味質を向上させる場合、タンニンの添加量はコ
コア100重量部に対してo、oi〜1重量部である。
タンニンの添加量が0.01重量部未満であるとその添
加効果が十分でなく、また1重量部を超えるとタンニン
自身の渋味が感じられるようになる。好ましいタンニン
の添加量は0.05〜0.5重量部である。
[2]清涼飲料 (1)炭酸飲料 コーラ、ソーダ水等の炭M飲料の味質を向上させる場合
、タンニンの添加量は、一般に炭酸飲料100重量部に
対して0.001〜0.2重量部である。タンニンの添
加量がo、oot重量部未満であるとその添加効果が十
分でなく、また0、2重量部を超えるとタンニン自身の
渋味が感じられるようになる。好ましいタンニンの添加
量は0゜O1〜0.1重量部である。
(2)粉末清涼飲料 粉末清涼飲料の味質を向上させる場合、タンニンの添加
量は、一般に粉末清涼飲料100重量部に対して0.0
05〜0.1重量部である。タンニンの添加量が0.0
05重量部未満であるとその添加効果が十分でなく、ま
た0、1重量部を超えるとタンニン自身の渋味が感じら
れるようになる。
好ましいタンニンの添加量は0.01〜0.1重量部で
ある。
このように、タンニンを含有する清涼飲料は、苦味等が
緩和され、すっきりとした味を有する。
[3コ酒精飲料 ビール、薬味酒等の酒精飲料の味質は以下のようにして
改良することができる。
(1)ビール タンニンの添加量は、一般にビール100重量部に対し
て0.005〜0.5重量部である。タンニンの添加量
が0.005重量部未満であるとその添加効果が十分で
なく、また0、5重量部を超えるとタンニン白身の渋味
が感じられるようになる。
好ましいタンニンの添加量は0.01〜0.1重量部で
ある。
このようなタンニン含有ビールは、特有の苦味が緩和さ
れ、それに伴ってこく、きれ等の味質が向上している。
(2)薬味酒 タンニンの薬味酒への添加量は、一般に薬味酒100重
量部に対して0.005〜1重量部である。
タンニンの添加量が0.005重量部未満であるとその
添加効果が十分でなく、また1重量部を超えるとタンニ
ン自身の渋味が感じられるようになる。好ましいタンニ
ンの添加量は0.01〜0.5重量部である。
このようなタンニン含有薬味酒は、苦味が大幅に緩和さ
れるだけでなく、薬草などによる特異臭も緩和されてい
る。
[4]菓子類 チョコレート、チューインガム等の菓子類の味質は以下
のようにして改良することができる。
(1)チョコレート チョコレートへのタンニンの添加量は、一般にチョコレ
ート100重量部に対して0.01〜1重量部である。
タンニンの添加量が0.01重量部未満であるとその添
加効果が十分でなく、また1重量部を超えるとタンニン
自身の渋味が感じられるようになる。好ましいタンニン
の添加量は0.05〜0.5重量部である。
タンニンのチョコレートへの添加は、カカオマス、砂糖
、ココアバター、バターオイル等の原料を混合するする
のと同時に行えばよい。
このようなタンニン含有チョコレートは、特有の苦味等
が緩和され、深みのある味わいを有し、風味が豊かにな
る。
(2)チューインガム チューインガムへのタンニンの添加量は、般にチューイ
ンガム100重量部に対して0.001〜0.5重量部
である。タンニンの添加量が0.001重量部未満であ
るとその添加効果が十分でなく、また0、5重量部を超
えるとタンニン自身の渋味が感じられるようになる。好
ましいタンニンの添加量は0.05〜0.1重量部であ
る。
タンニンのチューインガムへの添加は、チュインガム基
礎剤に、着色料、乳化剤、砂糖等を添加するのと同時に
行えばよい。
このようなタンニン含有チューインガムは、苦味が緩和
され、香料等による香りも鮮やかである。
[51果実加工品 オレンジジュース、グレープフルーツ、アップルジュー
ス、グレープフルーツジュース等の果実飲料類、柑橘類
等のジャムやマーマレード類、果実の糖または果汁漬は
等の果実加工品の味質は、以下のようにして改良するこ
とができる。
(1)果実飲料類 果実飲料類の味質を向上させる場合、タンニンの添加量
は、一般に使用する天然の果実の量100重量部に対し
て、0.001〜1重量部、好ましくは0.005〜0
.5重量部である。タンニンの添加量がo、ooi重量
部未満であると、その添加効果が十分でなく、また1重
量部を超えるとタンニン自身の渋味が感じられるように
なる。より好ましいタンニンの添加量は0.01〜0.
5重量部である。
なお、タンニンの添加方法については、最終的にタンニ
ンを含有していれば、特に限定さ・れない。
このようにして得られるタンニン含有果実飲料は、柑橘
類等の果実に特有な苦味等が緩和され、されやかで口当
たりのよい甘味を有する。
なお、特に柑橘類の場合、タンニンの添加量は、柑橘類
100重量部に対して0.00−5〜1.0重量部であ
るのが好ましい。タンニン含有柑橘類飲料は、柑橘類特
有の苦味が緩和されており、されやかで口当たりのよい
味を有する。
(2)ジャム、マーマレード等の果実加工品ジャム、マ
ーマレード類の味質を改良する場合、タンニンの添加量
は、一般に使用する果実100重量部に対して0,05
〜5重量部である。タンニンの添加量が0.05重量部
未満であるとその添加効果が十分でなく、また5重量部
を超えるとタンニン自身の渋味が感じられるようになる
好ましいタンニンの添加量は0.1〜1重量部である。
特に、夏みかんのマーマレードの場合、夏みかん100
重量部に対して、タンニンを0.1〜0゜8重量部使用
するのが好ましい。
またタンニンの添加は、果実を加熱調理する際に、行う
のが好ましい。
このようにタンニンを適量添加したジャム、マーマレー
ド類は、特有の苦味が消え、口当たりの良い味わいを有
する。
(3)果実の糖または果汁漬は 糖液、シロップ、果汁、フルーツソース等に果実を漬け
た果実加工品の場合、タンニンの添加量は、一般に天然
果実100重量部に対して0801〜5重量部である。
タンニンの添加量が0.01重量部未満であるとその添
加効果が十分でなく、また5重量部を超えるとタンニン
自身の渋味が感じられるようになる。好ましいタンニン
の添加量は0.05〜1重量部である。
またタンニンの添加方法は、例えばタンニンをシロップ
、果汁、糖液等とともにに混合すればよい。
特に柑橘類の場合、果実飲料と同様に、タンニンの添加
量は天然柑橘類100重量部に対して0.01〜0.1
重量部である。
このようにして得られるタンニンを含有する果実の糖ま
たは果汁漬けは、特有の苦味等が消え、口当たりの良い
味わいを有する。
[6]野菜ジユース類 トマトジュース、その他の野菜ジュースの場合、タンニ
ンの添加量は、一般に使用する野菜の量1゜0重量部に
対して0.005〜0.5重量部である。タンニンの添
加量が0.005重量部未満であるとその添加効果が十
分でなく、また0、5重量部を超えるとタンニン自身の
渋味が感じられるようになる。
好ましいタンニンの添加量は0.01〜0.3重量部で
ある。
このようなタンニン含有野菜ジュースは、苦味等が緩和
されている。
[7]魚介類加工品 魚介類の調味加工品、燻製品、塩蔵品等加工品や、ねり
製品等の魚介類加工品の味質は、以下のようにして改良
することができる。
(1)魚介類の調味加工品 魚介類の調味加工品とは、魚介類に調味、調理等を施し
て味付けしたものであり、調味乾燥品、水煮、油漬、ソ
ース漬等の缶詰類等が挙げられる。
このような調味加工品へのタンニンの添加量は、一般に
原料となる魚介類100重量部に対して0.O1〜0.
5重量部である。タンニンの添加量が0.01重量部未
満では、その効果が十分でなく、また0、5重量部を超
えるとタンニン自身の渋味が感じられるようになる。好
ましいタンニンの添加量は0.02〜0.1重量部であ
る。
タンニンは、調理の際に各種調味料とともに添加すれば
よい。また、水煮、油漬、ソース漬等の場合は、水産加
工品とともに封入される水煮の煮汁、油漬の食用油等に
添加してもよい。
このようにタンニンを含有する魚介類の調味加工品では
、魚臭が緩和されている。しかもこの効果は長期間の保
存後も変わらない。
(2)燻製品及び塩蔵品等 このような食品へのタンニンの添加量は、般に塩漬等に
使用する魚介類100重量部に対して0.01〜1重量
部である。タンニンの添加量が0.01重量部未満であ
るとその添加効果が十分でなく、また1重量部を超える
とタンニン自身の渋味が感じられるようになる。好まし
いタンニンの添加量は0.05〜0.5重量部である。
このような食品へのタンニンの添加方法としては、上述
のように食塩にあらかじめタンニン粉末を所望の量だけ
混合してタンニン含有食塩とし、このタンニン含有食塩
を添加する方法を用いればよい。
このようにタンニンを含有する魚介類の燻製品や塩蔵品
は、魚臭が緩和されているとともに、例えば燻製品にお
いては、連番が鮮やかであり、塩蔵類においては、口当
たりのよい味わいを有する。
(3)魚肉練り製品 かまぼこ、ちくわ、はんぺん等の魚肉練り製品の味質を
改良する場合、タンニンの添加量は、一般に原料の魚肉
100重量部に対して0.01〜1重量部である。タン
ニンの添加量が0.01重量部未満であるとその添加効
果が十分でなく、また1重量部を超えるとタンニン自身
の渋味が感じられるようになる。好ましいタンニンの添
加量は0.05〜0.5重量部である。
またタンニンの魚肉練り製品への添加は、原料の魚肉に
食塩、デンプン、結着剤、保存剤、調味料等を加えて、
らい潰する際に行えばよい。
らい潰後、底形し、加熱、冷却(必要に応じて殺菌剤を
添加してもよい)を経て、魚肉練り製品を得ることがで
きる。
このようにタンニンを適量添加した魚肉練り製品は、魚
臭が緩和されており、食べやすい。
[8コ乳製品 バター、チーズ、チーズフード等の乳製品へのタンニン
の添加量は、一般に乳製品の固形分100重量部に対し
て0.003〜0.5重量部である。タンニンの添加量
が0.003重量部未満であるとその添加効果が十分で
なく、また0、5重量部を超えるとタンニン自身の渋味
が感じられるようになる。好ましいタンニンの添加量は
0.01〜0.1重量部である。
タンニンの乳製品への添加は、バター類の場合、乳脂肪
分に、食塩及び添加剤を添加するのと同時に行えばよい
またタンニンのチーズへの添加は、原料となるホエイ蛋
白質等を水に溶解する際に行えばよい。
このようにして得られるタンニン含有乳製品、特にチー
ズの場合は、特異臭 (ホエイ臭)が緩和されている。
[9]食肉加工品 ベーコン、ハム、ソーセージ、チルドハンバーグステー
キ、チルドミートボール、コンビーフ、水煮、ソース煮
等の食肉加工品の場合、タンニンの添加量は、−級に原
料の肉100重量部に対して0.01〜5重量部である
。上記食肉製品においてタンニンの添加量が0.01重
量部未満であると、その添加効果が十分でなく、また5
重量部を超えるとタンニン自身の渋味が感じられるよう
になる。好ましいタンニンの添加量は0.1〜1重量部
である。
このようにして得られるタンニンを含有する食肉加工品
は、特異臭がない。
[10]野菜の漬物 塩漬、こうじ潰、しょうゆ漬、ぬか漬、かす漬、からし
漬、酢漬、みそ漬等の漬物の場合、タンニンの添加量は
、使用する野菜類100重量部に対して、0.01〜5
重量部である。タンニンの添加量が0.01重量部未満
であるとその添加効果が十分でなく、また5重量部を超
えるとタンニン自身の渋味が感じられるようになる。好
ましいタンニンの添加量は0.1〜1重量部である。
漬床にタンニンを添加し、野菜を漬けこむだけで、漬物
の味質を改良することができる。
タンニンを含有する漬物は、特有の特異臭が緩和され、
また苦味や嫌味等も緩和されて、誰でも食べやすいもの
となる。
m]調味料 しょうゆ、みそ、食酢、ソース類等の調味料の味質の改
良は、以下のようにして行うことができる。
タンニンの添加量は、一般に調味料成分100重量部に
対して0.001〜0.1重量部である。タンニンの添
加量が0.001重量部未満であるとその添加効果が十
分でなく、また0、1重量部を超えるとタンニン自身の
渋味が感じられるようになる。好ましいタンニンの添加
量は0.005〜0.08重量部である。
このようにタンニンを含有する調味料は、特有な苦味や
酸味が緩和されている。
[12]豆腐類 豆腐、油揚げ、豆腐加工品等の味質は以下のようにして
改良することができる。
豆腐類へのタンニンの添加量は、−aに豆腐100重量
部に対して0.05〜1重量部である。タンニンの添加
量が0.05重量部未満であるとその添加効果が十分で
なく、また1重量部を超えるとタンニン自身の渋味が感
じられるようになる。好ましいタンニンの添加量は0.
08〜0.5重量部である。
このようなタンニンを含有する豆腐類は、“にがり”特
有の味質が緩和され、口当たりの良い味を有する。
次に甘味料に対する味質改良方法について説明する。
本発明において甘味料の味質の改良の対象となるのは苦
味等であり、具体的には甘味料の有する苦味、残株、嫌
味等である。
苦味等を有する甘味料とは、前述したとおりサッカリン
ナトリウム、サッカリン、アスパルテーム等の人工甘味
料、及びグリチルリチン酸二ナトリウム、グリチルリチ
ン酸三ナトリウム、D−キシロース、ステビオシト (
ステビア抽出物)等の抽出甘味料である。
本発明において苦味等を有する甘味料に対するタンニン
の添加量は、一般に甘味料100重量部に対して0.1
〜1000重量部である。添加量が0.1重量部未満で
あるとその添加効果が十分でなく、また1000重量部
を超えるとタンニン自身の渋味が感じられるようになる
。好ましいタンニンの添加量は1〜700重量部である
本発明においては、上記タンニンの添加範囲内において
、個々の甘味料に応じたタンニンの添加量を設定するの
が好ましい。
具体的には、サッカリン100重量部に対しては、タン
ニンを10〜700重量部添加するのが好ましい。
サッカリンナトリウム100重量部に対しては、タンニ
ンを10〜700重量部添加するのが好ましい。
アスパルテーム100重量部に対しては、タンニンを1
0〜300重量部添加するのが好ましい。
グリチルリチン酸二ナトリウム100重量部に対しては
、タンニンを10〜500重量部添加するのが好ましい
グリチルリチン酸三ナトリウム100重量部に対しては
、タンニンをl0〜500重量部添加するのが好ましい
D−キシロース100重量部に対しては、タンニンを 
1〜50重量部添加するのが好ましい。
ステビオシト100重量部に対しては、タンニンを10
〜700重量部添加するのが好ましい。
また、甘味料に対するタンニンの添加は、種々の方法、
例えば(A)甘味料粉末とタンニン粉末とをあらかじめ
混合しておく方法、(B)食品に甘味料を添加する際に
同時に行う方法、(0甘味料を添加済の食品に対して行
う方法等により行うことができる。
このようにしてタンニンを添加することで、甘味料の苦
味、残株、嫌味等が緩和され、すっきりとした甘さとな
る。
〔実施例〕
本発明を以下の具体的実施例により、さらに詳細に説明
する。
実施例1 市販の焙煎ずみコーヒー(コロンビア)をコーヒーミル
で粉砕し、コーヒードリップにて、熱水抽出してコーヒ
ーを得た。
得られたコーヒーを2等分し、一方にはコーヒー100
重量部に対して柿渋タンニンを0.07重量部添加し、
他方には何も加えなかった。
これらのコーヒーに対し、それぞれ10名のモニターに
よる試飲テストを行い、香気、苦味及び渋味の程度、及
びまろやかさの各項目について、いずれが良好と感じた
かを回答させた。
良好と回答した人数を第1表に示す。
第 表 第1表より、香気、苦味及び渋味の程度、及びまろやか
さのいずれの項目についても、10名のモニターの大半
が、柿渋タンニン添加の方が良好と感じたことがわかる
。このことから、柿渋タンニンの添加により、コーヒー
の香気、苦味、渋味及びまろやかさが大幅に改質される
ことがわかる。
実施例2 蔗糖液(濃度10重量%)にナリンギン(柑橘類に含ま
れる苦味成分の1種)を0.02重量%となるように溶
解し、この溶液100重量部に対して、第2表に示す割
合で柿渋タンニンを添加し、各溶液の苦味の強さについ
て、l0名のモニターにより官能試験を行った。また比
較のために柿渋タンニン無添加のものについても同様の
官能評価を行った。
苦味の強さは以下により評価した。
◎:はとんど苦みなし。
○:わずかな苦みしかない。
Δ:かなり苦い。
×:きわめて苦い。
各評価項目に回答した人数を第2表に示す第 表 注)*:渋味を訴えた。
第2表より明らかなように、柿渋タンニンを0゜001
〜1重量部の範囲で添加した場合、柑橘類に特有の苦み
がほとんど緩和除去されたが、柿渋タンニン添加量が2
重量部になると、柿渋タンニンの渋味が感じられるよう
になった。
じ官能試験を行った。
その結果柿渋タ ンニンをδ わかった。
一プフルーツ果汁を得た。
またグレープフルーツ果汁 の代わりにレモンを用い、柿渋タンニンを0.15重量
部の割合で添加した以外、同様にしてレモン果汁を得た
得られた柿渋タンニン添加グレープフルーツ果汁及びレ
モン果汁と、柿渋タンニン無添加の各果汁に対し、10
名のモニターにより、試飲テストを行い、苦味の程度を
調べた。
その結果、柿渋タンニン無添加のグレープフルーツ果汁
に対しては、10名中子名が苦味を感じたのに対し、本
発明の柿渋タンニン添加グレープフルーツ果汁に対して
は、全員が苦味を感じないことがわかった。
また、レモン果汁の場合、柿渋タンニン無添加のレモン
果汁に対しては、全員が苦味を感じた。
これに対し、柿渋タンニン添加レモン果汁に対しては、
全員が苦味を感じなかった。さらに全員が柿渋タンニン
添加のレモン果汁の方が、柿渋タンニン無添加のものよ
りされやかな酸味を有すると感じた。
実施例5 ウーロン茶菓(乾燥品)10gを、沸騰水11に加え、
1分間煮沸した後、濾過してウーロン茶を得た。得られ
たウーロン茶200−に、柿渋タンニン0.08gを加
えた。
この柿渋タンニン添加ウーロン茶と、柿渋タンニンを添
加しないウーロン茶について、それぞれ試飲テストを行
った。その結果、柿渋タンニン添加ウーロン茶は、無添
加のものと比較して、渋味の少ない良好な味わいを有す
ることがわかった。
実施例6 市販のラガービール100 M置部に対して、柿渋タン
ニンを0.1重量部添加した。
この柿渋タンニン添加ビールと、柿渋タンニンを添加し
ないビールに対して、10名のモニターによる試飲テス
トを行い、苦味の適度さ、後味のよさ、切れ味、こくの
各項目について、いずれが良好と感じたかを回答させた
各項目について回答した人数を第3表に示す。
第 表 第3表より、柿渋タンニンの添加により、ビールの苦味
、後味、切れ味、コクの味質が改善されることがわかっ
た。
実施例7 にんじんを100 t’の湯中で3分間ブランチングし
、その後ジューサーで粉砕し、にんじんジュースを得た
このにんじんジュース100重量部に対して、柿渋タン
ニンを0.15重1部添加した。
この柿渋タンニン含有にんじんジュースと、柿渋タンニ
ンを添加しないにんじんジュースに対して、10名のモ
ニターによる試飲テストを行い、色調、香り (生臭さ
)、味のまろやかさの各項目について、 いずれが良好と感じたかを回答させた。
各項目について回答した人数を第4表に示す。
第  4  表 第4表より、柿渋タンニンの添加により、にんじんジュ
ースの生臭さが緩和され、まろやかさが改善されること
がわかる。
実施例8 下記原料からなるミルクチョコレートにおいて、原料の
合計100.7重量部に対して、第5表に示す割合で柿
渋タンニンを添加して、チョコレートを製造した。
カカオマス          24重量部砂a   
           50重量部ココアバター   
      16重量部バターオイル        
 4重量部脱脂粉乳           6重量部レ
シチン           0.3重量部ショ糖脂肪
酸エステル    0.4重量部また下記原料からなる
ビターチョコレートにおいて、原料の合計100.7重
量部に対して第6表に示す割合で柿渋タンニンを添加し
て、チョコレートを製造した。
カカオマス          30重量部砂糖   
          50重量部ココアバター    
     I6重量部バターオイル         
4重量部レシチン           OJ重量部シ
ヨ糖脂肪酸エステル    0.4重量部この各チョコ
レートの味の変化について1o名のモニターにより官能
試験を行った。また比較のために柿渋タンニン無添加の
ミルク、ビター各チョコレートについても同様の官能試
験を行った。
味の変化は以下により評価した。
◎:コクのあるビターが増し、マイルドな後味が良い。
○:残残株良く、まろやかな甘味を感じる。
△:わずかに渋味を感じる。
×:かなり渋味を感じる。
・:変化が感じられない。
各評価項目に回答した人数を第5表及び第6表にあわせ
て示す。
第 表 第5表及び第6表より明らかなように、柿渋タンニンを
o、ot−を重量部の範囲で添加した場合、チョコレー
トの風味であるコクや、されやかなビター及びまろやか
な甘味が増強され、いやな残株を残さず、心地好い苦味
を引き出す効果が得られた。しかし、柿渋タンニンの添
加量がI!重量部以上になると柿渋タンニンの渋味が感
じられるようになった。
実施例9 粉末状のホエー蛋白質10kgと、乳脂クリーム(乳脂
肪40%)4kgと、脱脂粉乳2 kgと、柿渋タンニ
ン15gとを水30kgに溶解し、この溶液のpHを炭
酸水素ナトリウムでpl(7,0に調整した後、ケーシ
ングに詰め、85℃で30分間加熱してゲル化させた。
得られたゲル化物を、チーズスタータ5 kgに食塩1
00 gと、レンネット0.7gとを溶解した溶液に、
1時間浸漬した後真空包装し、5℃にて1力月間熟成さ
せて、チーズを製造した。
得られたチーズは、ホエー臭がなく、ナチュラルチーズ
のようなフレーバーを有し、風味に優れていた。
実施例10 洗浄後十分に水切りしておいたたらこに、柿渋タンニン
粉末を0.5重量%含有する食塩をまぶし、約4時間塩
漬けにした。その後、たらこ表面を水洗いし、十分に水
切りをした。これを20〜22℃の温度で約6時間燻蒸
して、たらこの燻製を得た。
なお、柿渋タンニン粉末含有食塩は、あらかじめ柿渋タ
ンニン粉末の含有量が食塩100重量部に対して0.5
重量部となるように混合したものである。また、塩漬け
の際の食塩の使用量は、たらこ100重量部に対して1
0重量部であった。
また比較のために柿渋タンニン無添加の食塩を用いた以
外同様にして、たらこの燻製を製造した。
得られた各たらこの燻製に対して、官能試験を行ったと
ころ、柿渋タンニン添加食塩に漬けたたらこの方が、柿
渋タンニン無添加の食塩につけたものより、魚臭がマス
キングされており、連番もあざやかであることがわかっ
た。
実施例11 甘味料として、ステビア抽出物 (ステビオシト)、グ
リチルリチン、アスパルテーム、サッカリン0.01g
を、それぞれ水100−に溶解した。
得られた溶液100重量部に対して、柿渋タンニンを第
7表に示す割合で添加し、官能試験により各溶液の苦味
、嫌味及び残株の強さを評価した。
また、比較のために柿渋タンニンを添加しないものにつ
いても同様の官能試験を行った。
なお、官能試験は5人のモニターにより行い、5人中3
Å以上が同じ回答をしたものを評価として採用した。
苦味、嫌味及び残株の強さは、以下により評価した。
×:極めて苦味、嫌味及び残株を感じる。
△:かなり苦味、嫌味及び残株を感じる。
○:わずかに苦味、嫌味及び残株を感じる。
◎:はとんど苦味、嫌味及び残株を感じない。
結果を第7表にあわせて示す。
注) *:渋味を訴えた。
第7表より明らかなように、柿渋タンニンを0゜001
〜0.1量部の範囲で添加した場合、甘味料に特有の苦
味等が緩和除去された。しかし、柿渋タンニン添加量が
0.2重量部になると、柿渋タンニンの渋味が感じられ
るようになった。
実施例12 実施例11で用いた、ステビア抽出物(ステビオシト)
、グリチルリチン、アスパルテーム、サッカリン0.0
15gをコーヒー100−に溶解した。この甘味料含有
コーヒー100重量部に対して、柿渋タンニンを第8表
に示す割合で加え、官能試験により、各コーヒーの苦味
、嫌味及び残株の強さを実施例11と同様の基準で評価
した。
また、比較のために柿渋タンニンを添加しないもの(添
加量0重量%)についても同様の官能試験を行った。
結果を第8表にあわせて示す。
第 8 表 注)*:渋味を訴えた。
第8表より明らかなように、柿渋タンニンを0゜001
〜0.15量部の範囲で添加した場合、甘味料に特有の
苦味等が緩和除去された。しかし、柿渋タンニン添加量
が0.3重量部になると、柿渋タンニンの渋味が感じら
れるようになった。
実施例13 黒大豆150 gを800rIT1の水につけ、10時
間静置した。その後、つけ水とともに火にかけ、弱火で
クロダイズが柔らかくなるまで約3時間煮た。次に、こ
れに甘味料として、ステビア抽出物(ステビオシト)、
グリチルリチン、アスパルテームを第9表に示す量でそ
れぞれ添加し、さらに柿渋タンニン0.2gを含有する
醤油15−を加え、−夜放置後、汁が約2/3の量にな
るまで煮詰めた。
得られた煮豆に対して、苦味、嫌味及び渋味の強さの官
能評価を行った。
また比較のために甘味料の代わりに砂糖120gを用い
た煮豆についても同様の官能評価をおこなった。
煮豆の苦味、嫌味及び渋味の強さは以下により評価した
○:苦味、嫌味及び渋味を感じない。
△:はとんど苦味、嫌味及び渋味を感じない。
X:わずかに苦味、嫌味及び渋味を感じる。
結果を第9表にあわせて示す。
第 表 第9表より明らかなように、柿渋タンニンを添加した煮
豆は、はとんど苦味、嫌味、渋味を感じなかった。この
ことから柿渋タンニンによる甘味料の味質の改良は、調
理品に対しても有効であることがわかる。
実施例14 市販の焙煎ずみコーヒー(キリマンジエロ〉をコーヒー
ミルで粉砕し、コーヒードリップにて、熱水抽出してコ
ーヒーを得た。
得られたコーヒーを5等分し、それぞれコーヒー100
重量部に対して柿渋タンニン、五倍子タンニン、没食子
タンニン、茶菓タンニンを0.07重量部添加し、残り
の一つには何も加えなかった。
これらのコーヒーに対し、それぞれ10名のモニターに
よる試飲テストを行い、香気、苦味及び渋味の程度、及
びまろやかさの各項目について、良好と感じたか否かを
回答させた。
良好と回答した人数を第10表に示す。
第  10 表 第10表より、香気、苦味及び渋味の程度、及びまろや
かさのいずれの項目についても、10名のモニターの大
半が、各種タンニン添加コーヒーに対して良好と感じた
ことがわかる。このことから、タンニンの添加により、
コーヒーの香気、苦味、渋味及びまろやかさが大幅に改
質されることがわかる。
実施例15 にんじんを100℃の湯中で3分間ブランチングし、そ
の後ジューサーで粉砕し、にんじんジュースを得た。
このにんじんジュース各100重量部に対して、柿渋タ
ンニン、五倍子タンニン、没食子タンニン、茶菓タンニ
ンをそれぞれ0.15重量部添加した。
これらの各種タンニン含有にんじんジュースと、タンニ
ンを添加しないにんじんジュースに対して、10名のモ
ニターによる試飲テストを行い、色調、香り (生臭さ
〉、味のまろやかさの各項目について、良好と感じたか
否かを回答させた。
各項目について良好と回答した人数を第11表に示す。
第 1 表 第11表より、各種タンニンの添加により、にんじんジ
ュースの生臭さが緩和され、まろやかさが改善されるこ
とがわかる。
〔発明の効果〕
以上詳述した通り、本発明のタンニンを主成分とする味
質改良剤は、苦味等を有する食品あるいは甘味料の味質
の改良に有効である。
またタンニンの添加量を、苦味等を有する食品により適
宜設定することで、苦味等を緩和除去することができ、
もってマスキングされていた味質を引き立たせることが
できる。
このようなタンニンを含有する食品は、苦味等が緩和さ
れ、味質が改善されているので、−層広範な需要者に満
足をあたえることができる。
出 代 願 理 人 人 泉  谷   希  光 アサマ化戒株式会社 株式会社マミー商会

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)食品に特有の苦味等を緩和し、もって味質を改良
    する味質改良剤において、タンニンを主成分とすること
    を特徴とする味質改良剤。
  2. (2)甘味料の苦味等を緩和する味質改良剤において、
    タンニンを主成分とすることを特徴とする味質改良剤。
  3. (3)苦味等を有する食品100重量部に対して、タン
    ニンを0.001〜5重量部添加し、もって前記苦味等
    を緩和し、味質を改良することを特徴とする味質改良方
    法。
  4. (4)甘味料100重量部に対して、タンニンを0.1
    〜1000重量部添加し、もって前記甘味料の苦味等を
    緩和し、味質を改良することを特徴とする味質改良方法
  5. (5)苦味等を有する食品100重量部に対して、タン
    ニンを0.001〜5重量部含有し、もって苦味等を緩
    和したことを特徴とするタンニンを含有する食品。
  6. (6)請求項5に記載のタンニンを含有する食品におい
    て、前記苦味等を有する食品が柑橘類の加工食品であり
    、前記食品中の柑橘類100重量部に対して、タンニン
    を0.005〜5重量部含有することを特徴とするタン
    ニンを含有する食品。
  7. (7)請求項5に記載のタンニンを含有する食品におい
    て、前記苦味等を有する食品がコーヒーであり、コーヒ
    ー100重量部に対して、タンニンを0.01〜0.2
    重量部含有することを特徴とするタンニンを含有する食
    品。
  8. (8)請求項5に記載のタンニンを含有する食品におい
    て、前記苦味等を有する食品がビールであり、ビール1
    00重量部に対して、タンニンを0.005〜0.5重
    量部含有することを特徴とするタンニンを含有する食品
  9. (9)請求項5に記載のタンニンを含有する食品におい
    て、前記苦味等を有する食品がウーロン茶であり、ウー
    ロン茶100重量部に対して、タンニンを0.004〜
    1重量部含有することを特徴とするタンニンを含有する
    食品。
  10. (10)請求項5に記載のタンニンを含有する食品にお
    いて、前記苦味等を有する食品がチョコレートであり、
    チョコレート100重量部に対して、タンニンを0.0
    1〜1重量部含有することを特徴とするタンニンを含有
    する食品。
  11. (11)苦味等を有する甘味料100重量部に対して、
    タンニンを0.1〜1000重量部含有し、もって苦味
    等を緩和したことを特徴とするタンニンを含有する甘味
    料。
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