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JPH0314734A - 多物体視認装置及びそれを備えた車両 - Google Patents

多物体視認装置及びそれを備えた車両

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Publication number
JPH0314734A
JPH0314734A JP1033913A JP3391389A JPH0314734A JP H0314734 A JPH0314734 A JP H0314734A JP 1033913 A JP1033913 A JP 1033913A JP 3391389 A JP3391389 A JP 3391389A JP H0314734 A JPH0314734 A JP H0314734A
Authority
JP
Japan
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visibility
vehicle
transparent sheet
film
displayed
Prior art date
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Pending
Application number
JP1033913A
Other languages
English (en)
Inventor
John K Roberts
ジョン ケイ.ロバーツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KW Muth Co Inc
Original Assignee
KW Muth Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KW Muth Co Inc filed Critical KW Muth Co Inc
Publication of JPH0314734A publication Critical patent/JPH0314734A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B17/00Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
    • B32B17/06Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
    • B32B17/10Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
    • B32B17/10005Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
    • B32B17/10009Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the number, the constitution or treatment of glass sheets
    • B32B17/10036Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the number, the constitution or treatment of glass sheets comprising two outer glass sheets
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
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    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
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    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
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    • GPHYSICS
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    • G02B2027/012Head-up displays characterised by optical features comprising devices for improving the contrast of the display / brillance control visibility comprising devices for attenuating parasitic image effects
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    • G02B2027/0194Supplementary details with combiner of laminated type, for optical or mechanical aspects

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は多物体視認装置並びにそれを備えた車両に関す
る。
[従来の技術] ヘソドアンプ表示(headup display) 
(HID)と呼ばれる多物体視認装置が開発されたのは
比較的新しく、その開発の元になったのは軍事用航空機
の分野であると思われる。音速を越えて航行する高速の
航空機、特に戦闘時の操縦に適するよう設計された航空
機においては、操縦士の前に且つ通常の視線よりも下に
置かれたダッシュボードすなわち計器盤のダイヤル、ノ
ブ、計器、機器類、インジケータ等を読むために航空機
の前方の点から注意を逸すことはその操縦士にとって極
めて危険である。
ごく最近ではこれと同じ問題が高速の自動車の操縦にも
言えるようになってきており、民間の自動車の通常の運
転でも上記の問題が起きてきている。
このような状況において上記のヘッドアンプ表示は安全
面で重要なものとなっている。その理由は、そのへ・7
ドアソブ表示によれば、車両の運転者は移動している車
両の前方の区域から目を逸すことなく速度計や、燃料計
、オイル圧力計等の重要な機器類の表示を視線内で直接
見ることができるからである。
ヘソドアップ表示装置はいくつかの米国特許、特にSt
ehardに与えられた米国特許第4,652,870
号、Banburyに与えられた米国特許第4.560
,233号、Spoonerに与えられた米国特許第4
,347,508号及びGarnerに与えられた米国
特許第4,453, 163号に開示されている。これ
ら米国特許の審査段階で引用された文献は、本発明の多
物体視認装置に関連性はあるが、それら4件の米国特許
そのものに比べればそれほど重要ではない。
また、関連すると思われる従来技術も、物体視認強化装
置を移動車両のフロントガラスまたは風防ガラスに直接
組み合わせるという本発明の概念を教示していない。
[発明が解決しようとする問題点コ 従来の多物体視認装置では車両の運転者とフロントガラ
スとの間に何等かの物体を介在させざるを得す、そのた
めその視認装置が見ずらく、安全性の面でも問題がある
本発明の主たる目的は、自動車、航空機等の車両の運転
者とフロントガラスとの間に何等余分で危険な物体を置
くことなくその車両に取り付けることができる多物体視
認装置を提供することである。
本発明の別の目的は、周囲の光の状態及び天候状態に応
じて手動でまたは自動的に直接制御することができる明
瞭で明確な多物体視認装置を提供することである。
本発明の他の目的は、現状にそのまま適合できる多物体
視認装置、すなわち、現存する車両の構造にそのまま適
合でき、その多物体視認装置を車両に取り付けるに当た
って何等余分な空間や構造体を必要としないものを提供
することである。
本発明の更に別の目的は、ゴーストの無いヘソドアソプ
表示方式による多物体視認装置を提供することである. 本発明の他の目的は、ゴースト画像を生じさせる二次の
赤色/橙色の光波長を吸収しすなわち遮蔽するヘッドア
ップ表示方式による多物体視認装置を提供することであ
る。
本発明の更に他の目的は、フロントガラスの傾斜角に無
関係で、明るい太陽光、前方からやって来る車両等の外
部の干渉受けることのないスクリーンを提供することが
できるという優れた効果を有する多物体視認装置を提供
することである。
[問題点を解決するための手段] 本発明によれば、透明シートと、該透明シートの一方の
面に密着して固着された薄い透明の視認強化フィルムと
を有しており、表示されるべき物体が該視認強化フィル
ムの近くに配置されていることを特徴とする多物体視認
装置により上記目的を達威することができる。
更に本発明によれば、車両において、透明シートである
フロントガラスと、該車両の内部に面している前記透明
シートの面に密着して配備された透明の視認強化フィル
ムと、前記車両内に配備された占有体と、操作者とフロ
ントガラスとの間に配備された表示装置を備えているダ
ッシュボードとを有しており、前記表示装置が前記視認
強化フィルムにより、前記占有体の視線に向かって反射
されるように前記ダッシュボードが位置決めされている
ことを特徴とする車両が得られる。
[作用] 視認強化フィルムにより反射される表示されるべき物体
を視認するようになっていて、車両の運転者とフロント
ガラスとの間に邪魔となる何等の物体も介在していない
から、その表示されるべき物体が極めて見やすい。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する.なお
、図面全体を通し、同様の部材、部品には同じ参照番号
を付してある。
まず第1図には、自動車のフロントガラス、航空機の風
防ガラス等のそれを通して周囲外界を見るようになった
フロントガラス、風防ガラス、窓、表示窓、あるいはそ
の他任意の移動するシート(以下、透明シートlOとい
う)が示されている。
その透明シート、10は、ガラス、プラスチック、ボリ
カーボネート、アクリル、結晶体、無機物、あるいはそ
の他の透明材料であればいずれでもよく、また、有色で
も無色でもよい。本発明の基本的な応用例は航空機の風
防ガラスや自動車のフロントガラスであるが、車両の窓
ガラスやリアガラスに本発明を適用することもでき、ま
た、オートバイのごとき車両にも本発明を適用すること
が可能である.あるいは銀行の金銭出納ボックス、操縦
ボックス、券売ボックスにも本発明を適用することがで
きる. 視認強化フィルム12は透明なプラスチック、ガラス、
無機物、または金属添加物の入ったその他のコーティン
グでなる層であり、溶融状態で塗布され、あるいは溶液
、ロール掛けによる接着剤または他の取り付け手段によ
り透明シート10の内面に直接に、または安全ガラスの
2枚のガラス層間に挟まれて配備されている。すなわち
、視認強化フィルム12は運転者すなわち観察者11と
透明シート10との間の空間内には配備されていない。
視認強化フィルム12は、二次反射すなわち透明シート
IOに投じられる画像よりもより強力な一次反射を許す
吸収現象、反射現象、屈折現象、回折現象、干渉現象あ
るいは偏光現象のうちの任意組合せを備えていてもよく
、従って、透明シ一ト10に作用する外的な影響によっ
てその視認強化フィルム12に投影される画像が劣化す
ることは全くあるいはほとんどない。
視認強化フィルム12により透明シ一ト10の内側に反
射されてヘソドアップ画像を作り出す物体は、運転者す
なわち観察者11により観察されるべきレベルあるいは
状態を示す計器、ダイヤル、ブラウン管、スイッチ、ノ
ブ、インジケータ等のいずれの表示体であってもよい。
このような表示体の例としては、速度計、回転数インジ
ケータ、温度計、圧力インジケータ、電圧インジケータ
、電流インジケータ、対気速度インジケータ、コンパス
、高度インジケータ、燃料レベルインジケータ、無線周
波数インジケータ、音量インジケータ、及び周囲の制御
状態、故障等を示す状態表示ライトなどがある。
表示されるべき物体、すなわち上記の表示体は第1図で
参照番号14で示されており、その表示体14はバック
ライト、サイドライト、フロントライト等のライトl3
により補助的に照明されていて反射周辺光を強化してい
る。このライト13は白熱灯、例えばナトリウムランプ
あるいは水銀ランプ等の蛍光灯、エレクトロルξネフセ
ンスランプ、発光ダイオード(LfiD) 、レーザ等
であってよく、また、表示体l4の前方あるいは後方に
置かれていてもよい。補助ライト13の強さは、加減抵
抗器またはポテンショメー夕により手動で、あるいはセ
ンサーにより自動的に制御することができ、そのセンサ
ーは外的状態を検出して、太陽光、ヘッドライト等の外
部のライトが補償を必要とする場合にその補助ライト1
3を強めたり弱めたりするようになっている。
第1図に示されているダッシュボード15は表示体14
及びライト13を保持しているフレーム、制御盤あるい
は計器盤のいずれであっても構わないものである。また
、そのダッシュボード15は、観察者11に直接インジ
ケータを表示するよう設計された当初から備えられてい
るものでもよいし、あるいは別個に追加したものであっ
てもよいし、あるいは当初からダッシュボードに備えら
れているものとは全く無関係に電子的にまたはその他の
手段により視認強化フィルム12に表示体14を表示す
ることができるものであればいずれものでもよい。
観察者l1の視線内に現れる表示体14からの反射は透
明シ一ト10の内側で視認強化フィルム12上に表示さ
れる。すなわち、車両の前方の周囲を見つつヘソドアッ
プ表示として選定されたインジケータを同時に読む際に
観察者11の視線をそれほど動かす必要のないような位
置で、表示体14からの反射が視認強化フィルム12上
に表示されるようになっている。
従って、第3図に示されているように、視認強化フィル
ムl2の面積は透明シート10の全面積よりもかなり小
さくて構わないが、車両が前進している際にその車両の
前方の周囲を観察者11が見る標準の面積をカバーする
ような位置にその視認強化フィルム12は配置されてい
る。透明シ一トlOの左側の縁部から視認強化フィルム
12のほぼ中心域までの距離16゛は、ハンドルが左側
に付いている自動車の運転者にとって標準の距離である
。しかし、このことはハンドルが自動車の右側に付いて
いる国々では逆になるということは理解されたい。また
、航空機の場合には操縦士と副操縦士との両方が使える
ように風防ガラスの右側と左側とに視認強化フィルム1
2が取り付けられている。更に、費用は掛かるが、フロ
ントガラスの全面にその視認強化フィルム12を取り付
けることも可能である。
上述した実施例の場合、人間である車両の観察者すなわ
ち運転者l1が自身の視力を用いて透明シ一ト10上の
表示体を検出するようになっているが、例えばカメラ、
ビデオカメラ、テレビカメラ等の情報を記録しあるいは
伝達するための任意の遠隔装置を第1図に示された人間
の位置に配置することもできることは理解されよう。こ
のことは、人間の操縦士が乗っていない無線操縦航空機
あるいは車両の操縦にとって特に重要なことである。
第1図には、光l8の反射、屈折、回折あるいは直接の
照射により車両の外の周囲からどの様にしてその光18
が透明シ一ト10を通して表示体14に、また、観察者
11に当たるのかを示している。この周囲の光18によ
り、視認強化フィルム12上に見易い画像を作り出すの
に必要とされる内部補助ライト13の鋤さが決定される
.上述した構或により、機器類あるいはダイヤル等の表
示されるべき物体である表示体l4が、組み合わされた
透明シー}10及び視認強化フィルムl2の内面に該当
するその視認強化フィルム12上に表示され、それと同
時に、運転者すなわち観察者11は視線内で直接周囲の
物体19を明瞭に且つ何等遮られていない状態で見るこ
とができる。
第2図には、画像すなわち光線が積層されたすなわち被
覆された板ガラス片を通遇する際に生じ得る多重通路作
用すなわちゴースト作用が示されている. 所望とされる一次反射(画像)16aは観察者に最も近
い面で反射される.図示実施例の場合、そのもっとも近
い面とは透明シー}10の内面に貼設された視認強化フ
ィルム12と周囲空気との間の界面である.このような
系で生じ得る無限数の二次反射のうちの1つがゴースト
として参照番号16fの経路で示されている.このゴー
ストを生じさせる二次反射16fはかなり強く、また、
一次反射16aから仮想上離れているため、その強さと
分離作用との組合せにより最も厄介なものである.他の
二次反射(二次経路〉は弱すぎるかあるいは一次反射1
6aに近すぎるために検出不可能かまたは識別不可能で
ある。
視認強化フィルム12の第1の目的は、一次反射16a
−を強化することと、二次反射16fを検出不可能なも
のにしてゴーストを除去し、一つの画像だけが観察者1
1により識別されるような点までその二次反射16fを
弱めることである。
二次反射16fを除去しあるいはかなり弱めるために、
視認強化フィルム12は橙色/赤色遮蔽体を含んでいて
、光の波長が例えば16bで示されているごとく通過す
る際に、その波長が視認強化フィルム12によって吸収
され、それにより、16Cで示されているようにその視
認強化フイルム12を越えて通過し、透明シ一ト10の
外面により経路16dに沿って反射される波長が、16
eで示されているようにその視認強化フィルム12を通
過する際に更に吸収され、こうして光の波長が経路16
fに沿って観察者l1の目に実質上反射されないように
なっている。また、たとえ視認強化フィルム12を越え
て通過した光の波長が透明シ一ト10の外面により反射
されても、それらは実質上検出不可能であり、従ってゴ
ースト画像は生じない。 第4図には本発明の原理を例
示するボータプル式のデモ゛ンストレーション装置の一
形態が示されている。そのデモンストレーション装置は
、長さ約61C11(24インチ〉、幅約30cm(1
2インチ〉、高さ約46cm(1Bインチ)であり、視
認強化フィルム32が貼設された合わせ安全ガラス片3
1を有している。そして、その合わせ安全ガラス片3l
は、下にダッシュボードが備えられた自動車のフロント
ガラスの傾斜角に近似した態様でボックスフレーム35
に支持されている.また、そのボックスフレーム35に
は速度計表示面(図示せず)が支持されており、その速
度計表示面により経路16に沿ってヘンドアップ表示画
像36が投じられ、そのヘッドアップ表示画像36は視
認強化フィルム32により経路16aに沿い観察者に向
かって反射される。内部の光は2つの石英ハロゲンラン
プ(図示せず)によって供給されている。そして、オン
オフスイッチ34がオンになった際に補助ライトに電源
が投入されるようになっている。また、周囲のバックグ
ラウンド光及びコントラストに適合するように強さの手
動制御が加減抵抗器33により可能になっている.ブラ
ケット及び支持体37を取り外すことにより、透明シー
}31及び視認強化フィルム32をボックスフレーム3
5から取り外すことが可能なようになっている。
本発明の視認強化フィルム12は接着剤で貼設される平
坦で、有色のプラスチソクシートであってもよく、エン
ボス加工されていす、また、エッチング加工されていす
、何等の模様も印刷されていないものである。しかし、
前述した特性に適合するものであれば、その視認強化フ
ィルム12は任意適宜のものであってよい。
第1図に戻って、視認強化フィルム12としては影すな
わちゴースト作用を生じさせないことが特に重要であり
、それにより、真に正確で、明瞭で歪んでいない画像を
得ることができる。
例えばTustisonに与えられた米国特許第4,7
94,053号に開示されているような従来の構造体と
異なる本発明の構造は、視認強化フィルム12がある光
の波長に対する遮蔽体すなわちある光の波長を吸収する
ことである。より具体的には、視認強化フィルム12が
橙色/赤色の光の波長を吸収することである。他の色を
遮蔽するようにすれば、投影される光16の波長を視認
強化フィルム12の吸収帯に適合させることができる。
この視認強化フィルムl2は、前述した通り、透明シ一
ト10の内側の面(観察者の側の面)に貼設されてもよ
いし、あるいはその透明シ一ト10の内面と外面との間
に位置するようその透明シ一トlOの2つの別個の眉間
に積層されていてもよい。視認強化フィルム12を透明
シ一ト10の外側に貼設することもできるが好ましいこ
とではない。何故なら、車両が前進する際にフロントガ
ラスである透明シー1−10の外側に砂、塵、油、雪等
のものが衝突してその視認強化フィルム12が摩耗して
しまうからである。
視認強化フィルム12を貼設する最も望ましい場所は透
明シートIOの内部である。その理由は、その視認強化
フィルム12を透明シ一ト■0の内面に貼設したとして
も、その透明シ一ト10を清掃する際に視認強化フィル
ム12を摩耗させてしまう可能性があるからである。
第5図には、視認強化フィルムl2を透明シートの内面
と外面との間に貼設した例が断面で示されている。また
、その第5図には、反射された橙色/赤色の画像16a
が運転者にどの様に視認されるかも示されている。すな
わち、内層16−1を通過する光16bは視認強化フィ
ルム12によって吸収され、16cで示されているよう
に外層を通過し、経路16dに沿ってその外層の面によ
り反射される連続する画像(もし存在すれば)は再び赤
色/橙色遮蔽フィルム12により16eで示されている
ように吸収される。線16fに沿い観察者に向かって内
層を通過する光1 6 f−1は極めて少なく、従って
ゴーストは生し得す、あるいは生してもほとんど検出不
可能である。
本発明の特に優れた点は、如何なるゴースト画像も阻止
されることである。
ゴースト画像を除去することは、フロントガラスの傾斜
角すなわちフロントガラスの傾斜と運転者の視線とのな
す角度が28度とかなりきびしい最近の自動車ではゴー
スト画像の問題が大きくなるために特に重要なことであ
る。
視認強化フィルム12を上述したように配置し、また、
その視認強化フィルムとして橙色/赤色遮蔽体を用いる
ことにより、第6図のグラフに示されているように、光
の第1回目の通過で、また、反射された光が再びその視
認強化フィルム12を通過する際に、橙色/赤色波長の
80%以上がその視認強化フィルムl2により吸収され
る。
第7図には、フロントガラスに配備された、小さなパッ
チでなる視認強化フィルム100の位置が示されている
。すなわち、その視認弛化フィルム100は、フロント
ガラスを通して道路の前方を見つつ運転者の視線内にそ
の視認強化フィルム100が入るように位置決めされて
いる。自動車のフロントガラスの傾斜角度により、視肥
強化フィルム100はそのフロントガラスのかなり上部
に位置させる必要があり、こうすることにより、運転者
の視線はフロントボディー101の表面よりも上で、そ
のフロントボディーlotを越えて道路の前方に向かっ
て視認強化フィルム100を通過するようになっている
第7図を参照して理解される通り、視認弛化フィルム1
00はフロントガラスの上8! 1 0 2まで延びて
いず、また、そのフロントガラスの右端及び左端まで延
びていない。その理由は、普通の道路速度で運転してい
る車両の運転者はまっすぐ前方を見ており、どの様な重
要な情報が視認強化フィルムに投影されているかを知る
際に右や左を見ないからである。
しかしながら、視認強化フィルムの面積は、運転席に座
っている背の低い運転者の視線がその視認強化フィルム
を通過するだけの十分な大きさでなければならず(すな
わち、これにより視認強化フィルムの下縁の位置が決ま
る)、また、運転席に座っている背の高い運転者の視線
がその視認強化フィルムを通過するだけの十分な大きさ
でなければならない(すなわち、これにより視認強化フ
ィルムの上縁の位置が決まる)。
以上、現時点で好適と思われる実施形態について図面を
参照して説明したが、本発明を構戒する個々の手段に対
しては様々な改変を施すことができ、従って本発明は上
述し且つ図示された個々の手段に限定されるべきでない
。すなわち、上述した実施例は単なる例示に過ぎず、様
々な改変、修正を本発明に施すことが可能である。従っ
て、本発明はそれら実施例に限定されるべきでなく、本
発明の範囲は前述した特許請求の範囲により解釈される
べきである。
[発明の効果] 本発明においては、視認強化フィルムはフロントガラス
または風防ガラスの面内に、あるいはその面に密着した
状態で配備されており、それによりフロントガラスある
いは風防ガラスを通過する車両の運転者の視線に干渉を
及ぼすことなく、視認強化されて改良された条件の元で
、車両の運転者が注意しなければならない指標をそのフ
ロントガラスあるいは風防ガラスの内面に直接表示する
ことができ、かくて運転者は、車両の外の状況と、車両
の内側で注視しなければならないデータ特性とを同時に
監視することができる。
安全ガラスと同様のまたは安全ガラスの特徴の一部を備
えたフロントガラスの2つの層状体間に本発明の視認強
化フィルムを挟んでもよく、あるいはそのフロントガラ
スの内面に配置させてもよいので、次のごとき効果を得
ることができる。すなわち、車両の標準装備の一部とし
てその視認強化フィルムを安価に配備することができ、
あるいは別個のオプションとして配備することができ、
フロントガラスが割れた場合、そのフロントガラスの交
換と同時にその視認強化ガラスを簡単に交換することが
でき、フロントガラスの外面に衝突する異物粒子による
摩耗の影響を受けることがなく、また、運転者により、
車両の内側から容易に且つ効果的に制御することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両の運転部を示す部分側面図で、外部の環境
と車両内の反射された指標との両方を運転者が見ること
ができる状態を示している図、第2図は本発明により排
除することができる反射された画像の多重通路作用すな
わちゴースト作用を示す拡大概略図、第3図は本発明の
視認強化フイルムが貼設されたフロントガラスの部分正
面図、第4図は本発明のポータブル式デモンストレーシ
ョン装置の斜視図、第5図は第2図と同様の図であるが
、ガラスの2つの層状体の間に視認強化フィルムを配備
した例を示している図、第6図は視認強化フィルムの光
波長吸収特性を示すグラフ、そして、第7図は視認強化
フィルムが装着されたフロントガラスを備えた車両の外
観を内部から示している図である。 ・・・・・・透明シート、    11・・・・・・観
察者、・・・・・・視認強化フィルム、13・・・・・
・ライト、・・・・・・表示されるべき物体すなわち表
示体、・・・・・・ダ・7シュボード、  16a・・
・・・・一次反射、f・・・・・・二次反射。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)透明シートと、該透明シートの一方の面に密着し
    て固着された薄い透明の視認強化フィルムとを有してお
    り、表示されるべき物体が該視認強化フィルムの近くに
    配置されていることを特徴とする多物体視認装置。 (2)前記透明シートが車両の風防ガラスまたはフロン
    トガラスである特許請求の範囲第1項記載の多物体視認
    装置。 (3)前記表示されるべき物体が車両内の計器集合体で
    あり、該表示されるべき物体の特性が前記視認強化フィ
    ルムにより、車両の占有体に向かって反射されるように
    前記計器集合体が配置されている特許請求の範囲第2項
    記載の多物体視認装置。 (4)前記視認強化フィルムが、車両の内部側の前記透
    明シートの面に固着されている特許請求の範囲第2項記
    載の多物体視認装置。 (5)前記視認強化フィルムが、前記透明シートに固着
    された薄いシートである特許請求の範囲第4項記載の多
    物体視認装置。 (6)前記視認強化フィルムが、前記透明シートの内側
    の面に付されたコーティングである特許請求の範囲第4
    項記載の多物体視認装置。 (7)前記視認強化フィルムが、二次反射すなわち前記
    透明フィルムに投じられる画像よりも強力な前記表示さ
    れるべき物体の一次反射を生じさせる特許請求の範囲第
    4項記載の多物体視認装置。 (8)前記表示されるべき物体が補助照明装置により視
    認強化されている特許請求の範囲第4項記載の多物体視
    認装置。 (9)前記表示されるべき物体が車両のダッシュボード
    内に取り付けられている特許請求の範囲第8項記載の多
    物体視認装置。 (10)前記視認強化フィルムと前記透明シートとが同
    一面内に配備されている特許請求の範囲第4項記載の多
    物体視認装置。 (11)前記視認強化フィルムの面積が前記透明シート
    の面積よりも小さい特許請求の範囲第4項記載の多物体
    視認装置。 (12)前記透明シートが合わせ安全ガラスであり、前
    記視認強化フィルムが該合わせ安全ガラスの2つの内面
    間に固着されている特許請求の範囲第1項記載の多物体
    視認装置。(13)前記視認強化フィルムが色彩スペク
    トルの橙色/赤色光波長を吸収する特許請求の範囲第1
    項記載の多物体視認装置。 (14)前記視認強化フィルムの遮蔽効果が、前記表示
    されるべき物体を該視認強化フィルムに投影する光の波
    長に適合している特許請求の範囲第1項記載の多物体視
    認装置。 (15)前記視認強化フィルムが二次反射を生じさせる
    光の波長を吸収して前記表示されるべき物体により表示
    される画像のゴーストを防止している特許請求の範囲第
    1項記載の多物体視認装置。 (16)車両において、透明シートであるフロントガラ
    スと、該車両の内部に面している前記透明シートの面に
    密着して配備された透明の視認強化フィルムと、前記車
    両内に配備された占有体と、操作者とフロントガラスと
    の間に配備された表示装置を備えているダッシュボード
    とを有しており、前記表示装置が前記視認強化フィルム
    により、前記占有体の視線に向かって反射されるように
    前記ダッシュボードが位置決めされていることを特徴と
    する車両。 (17)前記占有体が人間である特許請求の範囲第16
    項記載の車両。 (18)前記占有体が遠隔操縦ロボットである特許請求
    の範囲第16項記載の車両。 (19)前記占有体がビデオカメラである特許請求の範
    囲第16項記載の車両。
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