JPH0314716A - 車両空調用制御装置 - Google Patents
車両空調用制御装置Info
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- JPH0314716A JPH0314716A JP14997489A JP14997489A JPH0314716A JP H0314716 A JPH0314716 A JP H0314716A JP 14997489 A JP14997489 A JP 14997489A JP 14997489 A JP14997489 A JP 14997489A JP H0314716 A JPH0314716 A JP H0314716A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分!!?]
本発明は,車両空調用制御装置に関し、特に制御に必要
な環境条件の検出技術に関する.[従来の技術] 車両用空調装置は、外気温、車内温等の各種環境条件に
応じて風量,吹出温度,吹出しモード等を自動的に制御
して車内を設定温度になるよう制御している. ところで、前記環境条件のうち外気温の検出は,従来で
は外気温センサをラジエータ前方に設けて検出するよう
にしている(例えば実公昭51−35839号公報参照
). [発明が解決しようとする課題] しかし、このようにラジエータ前方に外気温センサを設
けた場合、車両運転後、機関を停止するとエンジンンル
ーム内は機関からの熱気によりその雰囲気温度が上昇す
るため,外気温センサの検出値は実際の外気温よりかな
り高くなる.従って,機関停止後,短時間、即ち機関が
暖かいうちに機関を再始動させて空調装置を作動させた
場合,実際の外気温より高い値が外気温センサから入力
してしまい、適正な制御が行なわれない慮れがあった. 本発明は,上記の事情に鑑みてなされたもので、機関の
ホー2トリスタート時に空調装置を作動させたときでも
適切な制御が行なえる車両空調用制御装置の提供をその
目的とする. [課題を解決するための手段] このため、本発明は第1図に示すように、少なくとも外
気温を含む各環境条件検出信号に応じて空気調和装置本
体を駆動制御する制御手段を備えた車両空調用制御装置
において、外気温検出手段と,a関冷却水温検出手段と
、機関停止時の前記外気温検出手段の検出値を記憶する
外気温記憶手段と、機関始動時に前記機関冷却水温検出
手段の検出値が所定値より高いときには外気温の記憶値
を選択し,所定値以下のときには実際の検出値を選択し
て前記制御手段への外気温入力値とする外気温選択手段
とを備えて構成した. [作用] 上記の構或において、機関が停止したときはそのときの
外気温検出手段の検出値を外気温記憶手段が記憶する.
そして、機関始動時には、機関冷却水温検出手段が検出
した冷却水温に応じて,外気温選択手段は、冷却水温が
所定値以上の時は外気温の記憶値を選択して制御手段に
入力し、所定値より低い時は、外気温検出手段の検出す
る実際の検出値を選択して制御手段に入力する.これに
より,実際の外気温と大きく異る値を入力することが防
げ適正な制御を行うことができるようになる. [発明の実施例] 以下、本発明を実施例により説明する.第2図は本発明
の一実施例の構成を示すブロック図である. 2lは空気調和装置本体であり、22は空気調和装置本
体を制御する制御装置である.空気調和装置本体2lは
ダクト23の上流側から下流側に向って、吸込み空気を
内気循環、一部外気導入または全部外気導入にするかを
制御するインテークダンパ24、インテークダンバ24
を介して吸い込んだ空気を車室30へと送風する送風機
25、後記する冷却機36が動作中送風空気と熱交換す
るエバボレータ26,エバポレータ26を通過した空気
中後記するヒータコ728に分流する空気量を制御する
ミックスダンバ27、車載内燃機関29の冷却水が循環
されて加熱器として作用し通過空気を加熱するヒータコ
ア28、車室30への空気吹出口を選択するモード切替
ダンパ31+ ,312 を備えている.コンプレッ
サ32、コンデンサ33、レシーバタノク34.w脹弁
35はエバポレータ26と共に冷却機36を構戊してい
る.さらにまた車載内燃機関29の出力軸の回転はプー
り37に伝達されている.プー937の回転はマグネッ
トクラッチ38を介してコンブレッサ32に伝達され、
この伝達によりコンプレッサ32が駆動される.車室3
0への空気吹出口は乗員の顔部方向へ空気を吹き出すベ
ント吹出口39、乗員の足下から空気を吹き出すヒート
吹出口40およびフロントガラス内面に沿って空気を吹
き出すデフロスタ吹出口41t−備えており、モード切
替ダンパ31+ ,3fzによって空気吹出口のiつ
または2つが選択開放される. インテークダンパ24はモータアクチュエータ45によ
り、ミックスダンバ27はモータアクチュエータ46、
モード切替ダンパ311および312はモータアクチュ
エータ47によりそれぞれ駆動される.なお,第2図に
おいて48〜52はそれぞれモータアクチュエータ45
、送風機25、マグネットクラッチ38、モータアクチ
ュエータ46 .47を各別に駆動する駆動回路である
. 一方、車室内気温度を検出する内気温度センサ53、日
射量を検出する日射1i検出センサ54、エバボレータ
出口空気温度すなわちA点の温度を検出するダクトセン
サ55、外気温度を検出する外気温センサ56、車室内
温度を設定する設定器57、ミックスダンパ開度を検出
するポテンショメータ68が設けてある.各センサの環
境条件検出出力、設定器57の出力およびボテンショメ
ータ58の出力は図示しないマルチプレッサを介してA
/D変換器(以下ADCと記す)59に供給してデイジ
タルデー夕に変換し. ADC 5 9にて変換された
ディジタルデータはマイクロコンピュータ60に供給し
てある. マイクロコンピュータ60は基本的にCPU、プログラ
ムを記憶させたROM,機関が停止したときの外気温セ
ンサの検出値等のデータを記憶するRAM.入力ポート
および出力ボートを備えている,ROMに記憶されてい
るプログラムにしたがってADC59から出力されるデ
ィジタルデータ、手動指示スイッチ群6lの出力および
機関冷却水温度スイッチ62び出力が入力ボートを介し
て読み込まれ、CPUで処理、演算されたデータは出力
ポートを介して駆動回路48〜52に出力され,インテ
ークダンパ24の開度、送風機25の送風量,マグネッ
トクラッチ38を介して制御されるコンブレッサ32の
稼働時期および期間、ミックスダンパ27の開度の制御
がなされて車室内温度を設定温度になすべく制御される
.また,吹出空気温度に対応した空気吹出口を選択して
開放するモード制御がなされる. また、キースイッチ63からの機関始動信号が入力した
ときに,機関冷却水温に応じて外気温入力値の記憶値か
検出値かの選択を行ない起動時の適正な制御がなされる
. ここで機関冷却水温度スイッチ62は設定温度(本実施
例では50℃)以下の温度検出中はオン出力を、設定温
度を超えた温度検出中はオフ出力を発生するものとする
. ROMに記憶されているプログラムにしたがって本発明
の一実施例のメイン空調制御の作用を第3図のフローチ
ャートにより説明する.プログラムの実行が開始される
と,RAMをクリアする等の初期設定がなされる(ステ
ップl).次でCPUが正常か否かの判定を行い(ステ
ップ2)、正常であれば、制御が開始する.そして,入
力ポートを介してADC59からの出力ディジタルデー
タ、手動指示スイッチ群6lの出力および機関冷却水温
度スイッチ62の出力が読み込まれ,RAMの所定エリ
アに一旦記憶される(ステップ3).車室内温度制御信
号(以下、綜合信号と記す) T=T* +lC+ T
E +kz T^+k3Ts− k4 TO 十k5が
演算のうえ記憶される(ステップ4).ここでTRは車
室内気温度、TEはエバポレータ出口空気温度,T^は
外気温度、Tsは日射量をそれぞれ示し、センサ53〜
56により検出されている.TOは設定器57に設定さ
れた設定温度であり,kl #k5は定数である.した
がって、綜合信号Tは設定車室温度と検出車室内空気温
度との偏差に関連し、さらにエバポレータ出口空気温度
TE .日射量Ts、外気温度T^により補正した値に
対応しており、車室内気温度を設定車室温度に制御する
ための熱負荷に関連した値とも言うことができる. そ
して、前記総合信号Tに基づいて吹出し温度制御のため
のミックスダンパ27の開度制II(ステップ5)、風
量制御(ステップ6)、コンプレッサ32の駆動制g4
(ステップ7)、モード切替ダンパ3 1+,3 12
を切替制御する吹出しモード制御(ステップ8)及び
インテークダンパ24を駆動制御する内外気導入制御(
ステップ9)が実行され車室内気温度を設定温度となる
よう自動的に制御している. 次に本発明の起動制御の一実施例を第4図のフローチャ
ートに基づいて説明する. 機関始動信号の入力により、RAMに記憶されている機
関停止時に記憶した外気温記憶@taO、冷却水温tw
及び外気温度センサ56からのセンサ値taを読込む(
ステップ11〜13).次に起動制御が完了したか否か
を判定するためのフラグF1が1か否かの判定を行う(
ステップl4).かかる判定は初回、即ち、起動時はF
l=0であり、起動制御が完了していないと判定され、
ステップl5に進む.ステ−2プl5では起動制御中か
否かを判定するためのフラグF2が1か否かの判定を行
う.かかる判定も初回はF2 =0であり、Noと判定
されステップl6に進み、冷却水温twが所定値(例え
ば50℃)より高いか否かを判定する.tw>50℃で
あれば,室温trが所定値βより高いか否かを判定し(
ステップ17)、tr<βであれば,検出値taと記憶
値janの差が所定値(例えばlO℃)より大きいか否
かを判定し(ステップ1 8) , ta−tao >
l Oのときは検出値taの値は機関温度の影響を受
けたものであると判定してこのときの外気温データta
として記憶値taoを選択し(ステップ19),7ラグ
F2=1とし記憶値を用いた起動制御中であるとする(
ステップ20). ステップ16〜l8での判定いずれかがNOと判定され
たときは、記憶値taoを用いず検出値taを外気温デ
ータTaとし(ステップ2l)、起動制御完了としてフ
ラグF+ =l.F2 =Oとする(ステップ22). 初回の制御において、記憧偵janによる起動制御が実
行されると,フラグF2=1となるので、ステップl5
の判定がYESとなり、ステップ23に進み、現在の外
気温データTa (この場合は記憶値となる)と検出
値Taとを比較し、Ta>taとなるまでは外気温デー
タTaを予め設定した値αづつ増大していく(ステップ
24).Ta>taになったらステップ22に進みフラ
グFl=1となり、起動制御完了としてステップl4の
判定がYESとなり検出値taによる通常制御に移行す
る(ステップ25). 即ち、第5図に示すように機関停止後は外気温度センサ
値taが機関からの熱気により真の外気温よりかなり高
くなるため機関温度を冷却水温で代表させ、冷却水温が
所定値より高い状態で始動させたときは機関停止時に記
憶させた記憶値taoを用いて空調の起動制御を行なう
.これにより、乗員に対して異和感を与えない適正な起
動制御が行なえる. [発明の効果] 以上述べたのように本発明によれば、冷却水温に基づい
て機関温度の高い状態、即ち停止後短時間のうちに再始
動させたときには、外気温度センサの検出値でな〈前回
の機関運転の停止時に記憶させた記憶値を外気温信号と
して使用する構成としたので、実際の外気温とかけ離れ
た外気温度値が入力されることがな〈なり乗員に異和感
を与えない適正な起動制御を行うことができる.
な環境条件の検出技術に関する.[従来の技術] 車両用空調装置は、外気温、車内温等の各種環境条件に
応じて風量,吹出温度,吹出しモード等を自動的に制御
して車内を設定温度になるよう制御している. ところで、前記環境条件のうち外気温の検出は,従来で
は外気温センサをラジエータ前方に設けて検出するよう
にしている(例えば実公昭51−35839号公報参照
). [発明が解決しようとする課題] しかし、このようにラジエータ前方に外気温センサを設
けた場合、車両運転後、機関を停止するとエンジンンル
ーム内は機関からの熱気によりその雰囲気温度が上昇す
るため,外気温センサの検出値は実際の外気温よりかな
り高くなる.従って,機関停止後,短時間、即ち機関が
暖かいうちに機関を再始動させて空調装置を作動させた
場合,実際の外気温より高い値が外気温センサから入力
してしまい、適正な制御が行なわれない慮れがあった. 本発明は,上記の事情に鑑みてなされたもので、機関の
ホー2トリスタート時に空調装置を作動させたときでも
適切な制御が行なえる車両空調用制御装置の提供をその
目的とする. [課題を解決するための手段] このため、本発明は第1図に示すように、少なくとも外
気温を含む各環境条件検出信号に応じて空気調和装置本
体を駆動制御する制御手段を備えた車両空調用制御装置
において、外気温検出手段と,a関冷却水温検出手段と
、機関停止時の前記外気温検出手段の検出値を記憶する
外気温記憶手段と、機関始動時に前記機関冷却水温検出
手段の検出値が所定値より高いときには外気温の記憶値
を選択し,所定値以下のときには実際の検出値を選択し
て前記制御手段への外気温入力値とする外気温選択手段
とを備えて構成した. [作用] 上記の構或において、機関が停止したときはそのときの
外気温検出手段の検出値を外気温記憶手段が記憶する.
そして、機関始動時には、機関冷却水温検出手段が検出
した冷却水温に応じて,外気温選択手段は、冷却水温が
所定値以上の時は外気温の記憶値を選択して制御手段に
入力し、所定値より低い時は、外気温検出手段の検出す
る実際の検出値を選択して制御手段に入力する.これに
より,実際の外気温と大きく異る値を入力することが防
げ適正な制御を行うことができるようになる. [発明の実施例] 以下、本発明を実施例により説明する.第2図は本発明
の一実施例の構成を示すブロック図である. 2lは空気調和装置本体であり、22は空気調和装置本
体を制御する制御装置である.空気調和装置本体2lは
ダクト23の上流側から下流側に向って、吸込み空気を
内気循環、一部外気導入または全部外気導入にするかを
制御するインテークダンパ24、インテークダンバ24
を介して吸い込んだ空気を車室30へと送風する送風機
25、後記する冷却機36が動作中送風空気と熱交換す
るエバボレータ26,エバポレータ26を通過した空気
中後記するヒータコ728に分流する空気量を制御する
ミックスダンバ27、車載内燃機関29の冷却水が循環
されて加熱器として作用し通過空気を加熱するヒータコ
ア28、車室30への空気吹出口を選択するモード切替
ダンパ31+ ,312 を備えている.コンプレッ
サ32、コンデンサ33、レシーバタノク34.w脹弁
35はエバポレータ26と共に冷却機36を構戊してい
る.さらにまた車載内燃機関29の出力軸の回転はプー
り37に伝達されている.プー937の回転はマグネッ
トクラッチ38を介してコンブレッサ32に伝達され、
この伝達によりコンプレッサ32が駆動される.車室3
0への空気吹出口は乗員の顔部方向へ空気を吹き出すベ
ント吹出口39、乗員の足下から空気を吹き出すヒート
吹出口40およびフロントガラス内面に沿って空気を吹
き出すデフロスタ吹出口41t−備えており、モード切
替ダンパ31+ ,3fzによって空気吹出口のiつ
または2つが選択開放される. インテークダンパ24はモータアクチュエータ45によ
り、ミックスダンバ27はモータアクチュエータ46、
モード切替ダンパ311および312はモータアクチュ
エータ47によりそれぞれ駆動される.なお,第2図に
おいて48〜52はそれぞれモータアクチュエータ45
、送風機25、マグネットクラッチ38、モータアクチ
ュエータ46 .47を各別に駆動する駆動回路である
. 一方、車室内気温度を検出する内気温度センサ53、日
射量を検出する日射1i検出センサ54、エバボレータ
出口空気温度すなわちA点の温度を検出するダクトセン
サ55、外気温度を検出する外気温センサ56、車室内
温度を設定する設定器57、ミックスダンパ開度を検出
するポテンショメータ68が設けてある.各センサの環
境条件検出出力、設定器57の出力およびボテンショメ
ータ58の出力は図示しないマルチプレッサを介してA
/D変換器(以下ADCと記す)59に供給してデイジ
タルデー夕に変換し. ADC 5 9にて変換された
ディジタルデータはマイクロコンピュータ60に供給し
てある. マイクロコンピュータ60は基本的にCPU、プログラ
ムを記憶させたROM,機関が停止したときの外気温セ
ンサの検出値等のデータを記憶するRAM.入力ポート
および出力ボートを備えている,ROMに記憶されてい
るプログラムにしたがってADC59から出力されるデ
ィジタルデータ、手動指示スイッチ群6lの出力および
機関冷却水温度スイッチ62び出力が入力ボートを介し
て読み込まれ、CPUで処理、演算されたデータは出力
ポートを介して駆動回路48〜52に出力され,インテ
ークダンパ24の開度、送風機25の送風量,マグネッ
トクラッチ38を介して制御されるコンブレッサ32の
稼働時期および期間、ミックスダンパ27の開度の制御
がなされて車室内温度を設定温度になすべく制御される
.また,吹出空気温度に対応した空気吹出口を選択して
開放するモード制御がなされる. また、キースイッチ63からの機関始動信号が入力した
ときに,機関冷却水温に応じて外気温入力値の記憶値か
検出値かの選択を行ない起動時の適正な制御がなされる
. ここで機関冷却水温度スイッチ62は設定温度(本実施
例では50℃)以下の温度検出中はオン出力を、設定温
度を超えた温度検出中はオフ出力を発生するものとする
. ROMに記憶されているプログラムにしたがって本発明
の一実施例のメイン空調制御の作用を第3図のフローチ
ャートにより説明する.プログラムの実行が開始される
と,RAMをクリアする等の初期設定がなされる(ステ
ップl).次でCPUが正常か否かの判定を行い(ステ
ップ2)、正常であれば、制御が開始する.そして,入
力ポートを介してADC59からの出力ディジタルデー
タ、手動指示スイッチ群6lの出力および機関冷却水温
度スイッチ62の出力が読み込まれ,RAMの所定エリ
アに一旦記憶される(ステップ3).車室内温度制御信
号(以下、綜合信号と記す) T=T* +lC+ T
E +kz T^+k3Ts− k4 TO 十k5が
演算のうえ記憶される(ステップ4).ここでTRは車
室内気温度、TEはエバポレータ出口空気温度,T^は
外気温度、Tsは日射量をそれぞれ示し、センサ53〜
56により検出されている.TOは設定器57に設定さ
れた設定温度であり,kl #k5は定数である.した
がって、綜合信号Tは設定車室温度と検出車室内空気温
度との偏差に関連し、さらにエバポレータ出口空気温度
TE .日射量Ts、外気温度T^により補正した値に
対応しており、車室内気温度を設定車室温度に制御する
ための熱負荷に関連した値とも言うことができる. そ
して、前記総合信号Tに基づいて吹出し温度制御のため
のミックスダンパ27の開度制II(ステップ5)、風
量制御(ステップ6)、コンプレッサ32の駆動制g4
(ステップ7)、モード切替ダンパ3 1+,3 12
を切替制御する吹出しモード制御(ステップ8)及び
インテークダンパ24を駆動制御する内外気導入制御(
ステップ9)が実行され車室内気温度を設定温度となる
よう自動的に制御している. 次に本発明の起動制御の一実施例を第4図のフローチャ
ートに基づいて説明する. 機関始動信号の入力により、RAMに記憶されている機
関停止時に記憶した外気温記憶@taO、冷却水温tw
及び外気温度センサ56からのセンサ値taを読込む(
ステップ11〜13).次に起動制御が完了したか否か
を判定するためのフラグF1が1か否かの判定を行う(
ステップl4).かかる判定は初回、即ち、起動時はF
l=0であり、起動制御が完了していないと判定され、
ステップl5に進む.ステ−2プl5では起動制御中か
否かを判定するためのフラグF2が1か否かの判定を行
う.かかる判定も初回はF2 =0であり、Noと判定
されステップl6に進み、冷却水温twが所定値(例え
ば50℃)より高いか否かを判定する.tw>50℃で
あれば,室温trが所定値βより高いか否かを判定し(
ステップ17)、tr<βであれば,検出値taと記憶
値janの差が所定値(例えばlO℃)より大きいか否
かを判定し(ステップ1 8) , ta−tao >
l Oのときは検出値taの値は機関温度の影響を受
けたものであると判定してこのときの外気温データta
として記憶値taoを選択し(ステップ19),7ラグ
F2=1とし記憶値を用いた起動制御中であるとする(
ステップ20). ステップ16〜l8での判定いずれかがNOと判定され
たときは、記憶値taoを用いず検出値taを外気温デ
ータTaとし(ステップ2l)、起動制御完了としてフ
ラグF+ =l.F2 =Oとする(ステップ22). 初回の制御において、記憧偵janによる起動制御が実
行されると,フラグF2=1となるので、ステップl5
の判定がYESとなり、ステップ23に進み、現在の外
気温データTa (この場合は記憶値となる)と検出
値Taとを比較し、Ta>taとなるまでは外気温デー
タTaを予め設定した値αづつ増大していく(ステップ
24).Ta>taになったらステップ22に進みフラ
グFl=1となり、起動制御完了としてステップl4の
判定がYESとなり検出値taによる通常制御に移行す
る(ステップ25). 即ち、第5図に示すように機関停止後は外気温度センサ
値taが機関からの熱気により真の外気温よりかなり高
くなるため機関温度を冷却水温で代表させ、冷却水温が
所定値より高い状態で始動させたときは機関停止時に記
憶させた記憶値taoを用いて空調の起動制御を行なう
.これにより、乗員に対して異和感を与えない適正な起
動制御が行なえる. [発明の効果] 以上述べたのように本発明によれば、冷却水温に基づい
て機関温度の高い状態、即ち停止後短時間のうちに再始
動させたときには、外気温度センサの検出値でな〈前回
の機関運転の停止時に記憶させた記憶値を外気温信号と
して使用する構成としたので、実際の外気温とかけ離れ
た外気温度値が入力されることがな〈なり乗員に異和感
を与えない適正な起動制御を行うことができる.
第l図は本発明の構成を説明するブロック図、第2図は
本発明の一実施例を示す構成図、第3図は同上実施例の
空調メイン制御フローチャート、第4図は起動時の外気
温度信号選択制御フローチャート、第5図は本実施例の
外気温度信号選択制御動作を説明するための図である. 2l・・・空気調和装置本体 22・・・制御装置 56・・・外気温度センサ 60・・・マイクロコンピュータ 62・・・冷却水温度スイッチ 63・・・キースイッチ
本発明の一実施例を示す構成図、第3図は同上実施例の
空調メイン制御フローチャート、第4図は起動時の外気
温度信号選択制御フローチャート、第5図は本実施例の
外気温度信号選択制御動作を説明するための図である. 2l・・・空気調和装置本体 22・・・制御装置 56・・・外気温度センサ 60・・・マイクロコンピュータ 62・・・冷却水温度スイッチ 63・・・キースイッチ
Claims (1)
- 少なくとも外気温を含む各環境条件検出信号に応じて空
気調和装置本体を駆動制御する制御手段を備えた車両空
調用制御装置において、外気温検出手段と、機関冷却水
温検出手段と、機関停止時の前記外気温検出手段の検出
値を記憶する外気温記憶手段と、機関始動時に前記機関
冷却水温検出手段の検出値が所定値より高いときには前
記外気温記憶手段の記憶値を選択し、所定値以下のとき
には外気温検出手段の検出値を選択して前記制御手段へ
の外気温入力値とする外気温選択手段とを備えたことを
特徴とする車両空調用制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14997489A JPH0314716A (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 車両空調用制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14997489A JPH0314716A (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 車両空調用制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0314716A true JPH0314716A (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=15486698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14997489A Pending JPH0314716A (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 車両空調用制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0314716A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6055817A (en) * | 1997-06-05 | 2000-05-02 | Daimlerchrysler Ag | Process for providing outside temperature information for influencing the vehicle air conditioning |
KR20000025481A (ko) * | 1998-10-12 | 2000-05-06 | 배길훈 | 자동온도 조절장치의 외기온도 보정 인식 방버뵤 |
CN115431765A (zh) * | 2022-10-18 | 2022-12-06 | 雷达新能源汽车(浙江)有限公司 | 一种车外温度分析及显示的方法、装置及电子设备 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62155111A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-10 | Nippon Denso Co Ltd | 自動車用外気温検出装置 |
JPH01273713A (ja) * | 1988-04-26 | 1989-11-01 | Nippon Denso Co Ltd | 自動車用外気温検出装置 |
-
1989
- 1989-06-13 JP JP14997489A patent/JPH0314716A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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