JPH03140669A - 車輌用自動変速装置 - Google Patents
車輌用自動変速装置Info
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- JPH03140669A JPH03140669A JP27958089A JP27958089A JPH03140669A JP H03140669 A JPH03140669 A JP H03140669A JP 27958089 A JP27958089 A JP 27958089A JP 27958089 A JP27958089 A JP 27958089A JP H03140669 A JPH03140669 A JP H03140669A
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- transmission
- gear
- control unit
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- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 8
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Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、歯車式変速機に付設された駆動ユニットを制
御ユニットからの信号によって作動させ、これにより該
歯車式変速機のシフトレバ−が操作されるように構成さ
れた車輛用自動変速装置に関するものである。
御ユニットからの信号によって作動させ、これにより該
歯車式変速機のシフトレバ−が操作されるように構成さ
れた車輛用自動変速装置に関するものである。
(従来の技術)
歯車式変速機を用いた従来のこの種の自動変速装置は、
歯車式変速機のシフトレバ−をセレクト方向及びこれと
直角のシフト方向へ動かすための1組のアクチユエータ
を備えた駆動ユニットと、該駆動ユニットによる操作量
を指令するための制御ユニットとを備え、制御ユニット
から出力される指令信号に応答して駆動ユニットが操作
され、これにより歯車式変速機のシフトレバ−が所要の
位置に位置決めされる構成と表っている。この駆動ユニ
ットは歯車式変速機と別体であり、工場等において歯車
式変速機と所要の相対位置関係となるように配設された
後、そのセレクト用及びシフト用の各操作ロンドが歯車
式変速機側の所要の操作部材と適宜のリンク部材により
連結されることにより、歯車式変速機に組み付けられる
。
歯車式変速機のシフトレバ−をセレクト方向及びこれと
直角のシフト方向へ動かすための1組のアクチユエータ
を備えた駆動ユニットと、該駆動ユニットによる操作量
を指令するための制御ユニットとを備え、制御ユニット
から出力される指令信号に応答して駆動ユニットが操作
され、これにより歯車式変速機のシフトレバ−が所要の
位置に位置決めされる構成と表っている。この駆動ユニ
ットは歯車式変速機と別体であり、工場等において歯車
式変速機と所要の相対位置関係となるように配設された
後、そのセレクト用及びシフト用の各操作ロンドが歯車
式変速機側の所要の操作部材と適宜のリンク部材により
連結されることにより、歯車式変速機に組み付けられる
。
(発明が解決しようとする課題)
したがって、従来においては、駆動ユニットを上述の如
く組み付けた後に、制御ユニットから変速のための指令
信号を出力し、駆動ユニットによって歯車式変速機のシ
フトレバ−が所要の位置へ確実に移動するか否かのチエ
ツクをポゾシ曹ンスイッチからの出力に基づいて行ない
、若し不具合があれば適宜に各部材の取付位置の機械的
調整を行なう必要があり、組付1!!I#I整工程に多
大な手間が掛るという問題点を有していた。
く組み付けた後に、制御ユニットから変速のための指令
信号を出力し、駆動ユニットによって歯車式変速機のシ
フトレバ−が所要の位置へ確実に移動するか否かのチエ
ツクをポゾシ曹ンスイッチからの出力に基づいて行ない
、若し不具合があれば適宜に各部材の取付位置の機械的
調整を行なう必要があり、組付1!!I#I整工程に多
大な手間が掛るという問題点を有していた。
本発明の目的は、駆動ユニットの組付後における機械的
調整作業を不要とすることができる、車輛用自動変速装
置を提供することにある。
調整作業を不要とすることができる、車輛用自動変速装
置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するための本発明の特徴は、歯車変速機
の変速操作部材を操作するためのアクチユエータを含み
リンク部材によ!l該変速操作部材と連結される駆動ユ
ニットと、車輛の運転状態に基づいて定められる目標ギ
ヤ位置へ上記歯車変速機のギヤをシフトさせるよう上記
駆動ユニッl−e制御する制御ユニットとを備えて成る
車輛用自動変速装置において、上記変速操作部材の位置
に応じたレベルの位置信号を出力する第1センサ手段と
、上記制御二二、トヲ上記駆動ユニットの取付調整の念
めに使用するモードに切り換えるための切換手段と、該
切換手段によフ上記制御ユニットが取付調整のためのモ
ードに切り換えられたことに応答して上記変速機を所定
の位置にシフトし各シフト位置における実ギヤ位置デー
タを得るための検出手段と、を備えた点にある。
の変速操作部材を操作するためのアクチユエータを含み
リンク部材によ!l該変速操作部材と連結される駆動ユ
ニットと、車輛の運転状態に基づいて定められる目標ギ
ヤ位置へ上記歯車変速機のギヤをシフトさせるよう上記
駆動ユニッl−e制御する制御ユニットとを備えて成る
車輛用自動変速装置において、上記変速操作部材の位置
に応じたレベルの位置信号を出力する第1センサ手段と
、上記制御二二、トヲ上記駆動ユニットの取付調整の念
めに使用するモードに切り換えるための切換手段と、該
切換手段によフ上記制御ユニットが取付調整のためのモ
ードに切り換えられたことに応答して上記変速機を所定
の位置にシフトし各シフト位置における実ギヤ位置デー
タを得るための検出手段と、を備えた点にある。
(作用)
変速機及び駆動ユニットが所定の作動状態にろる場合に
、変速機と駆動ユニットとをリンク部材により連結した
後、切換手段の操作により制御ユニットが調整用のモー
ドに切υ換えられると、検出手段により、変速機のギヤ
が予め定められた所定のシフト位置に位置決めされた場
合の実ギヤ位置データが得られる。この実ギヤ位置デー
タは、例えば、制御ユニットによって制御される駆動ユ
ニットへ所要の目標ギヤ位置情報を与える際に、目標ギ
ヤ位置を示す位置情報を補正するのに使用される。この
結果、アクチュエータ、リンク部材等の機械的要素に寸
法上のばらつきがあっても、この補正データによりギヤ
の位置決めの九めの制御が精度よく行なわれる◎ (実施例) 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を詳細に説
明する。
、変速機と駆動ユニットとをリンク部材により連結した
後、切換手段の操作により制御ユニットが調整用のモー
ドに切υ換えられると、検出手段により、変速機のギヤ
が予め定められた所定のシフト位置に位置決めされた場
合の実ギヤ位置データが得られる。この実ギヤ位置デー
タは、例えば、制御ユニットによって制御される駆動ユ
ニットへ所要の目標ギヤ位置情報を与える際に、目標ギ
ヤ位置を示す位置情報を補正するのに使用される。この
結果、アクチュエータ、リンク部材等の機械的要素に寸
法上のばらつきがあっても、この補正データによりギヤ
の位置決めの九めの制御が精度よく行なわれる◎ (実施例) 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を詳細に説
明する。
第1図は、本発明による車輛用自動変速装置の一実施例
の概略構成図である。この自動変速装置1は、歯車変速
機2及びクラッチ3が車輛の運転状態に応じて電子的に
自動制御される構成であり、歯車変速機2を操作するた
めの変速機アクチエエータ4及びクラッチ3を操作する
ためのクラッチアクチュエータ5を備えている。
の概略構成図である。この自動変速装置1は、歯車変速
機2及びクラッチ3が車輛の運転状態に応じて電子的に
自動制御される構成であり、歯車変速機2を操作するた
めの変速機アクチエエータ4及びクラッチ3を操作する
ためのクラッチアクチュエータ5を備えている。
変速機アクチエエータ4は、油圧パワーユニット6から
油圧力の供給を受けておシ、変速機制御ユニット7から
の変速制御信号Stに応答して歯車変速機2のセレクト
用操作部材2aとシフト用操作部材2bとの位置決め操
作を夫々実行するためのものであり、変速機アクチエエ
ータ4のセレクト用操作桿4a及びシフト用操作桿4b
は、セレクト用操作部材2a及びシフト用操作部材2b
とリンク部材8a及び8bを介して夫々連結されている
。したがって、歯車変速機2のギヤを所定のギヤ位置ヘ
シフトするために変速機制御ユニット7から変速制御信
号Stが変速機アクチエエータ4に与えられると、セレ
クト用及びシフト用の各操作環4a、4bが対応するリ
ンク部材8a、8bを介してセレクト用操作部材21及
びシフト用操作部材2bを操作し、歯車変速機2を所望
のギヤシフト状態とすることができる。なお、図示の実
施例では、変速機制御ユニット7は変速機アクチエエー
タ4に固定されている。
油圧力の供給を受けておシ、変速機制御ユニット7から
の変速制御信号Stに応答して歯車変速機2のセレクト
用操作部材2aとシフト用操作部材2bとの位置決め操
作を夫々実行するためのものであり、変速機アクチエエ
ータ4のセレクト用操作桿4a及びシフト用操作桿4b
は、セレクト用操作部材2a及びシフト用操作部材2b
とリンク部材8a及び8bを介して夫々連結されている
。したがって、歯車変速機2のギヤを所定のギヤ位置ヘ
シフトするために変速機制御ユニット7から変速制御信
号Stが変速機アクチエエータ4に与えられると、セレ
クト用及びシフト用の各操作環4a、4bが対応するリ
ンク部材8a、8bを介してセレクト用操作部材21及
びシフト用操作部材2bを操作し、歯車変速機2を所望
のギヤシフト状態とすることができる。なお、図示の実
施例では、変速機制御ユニット7は変速機アクチエエー
タ4に固定されている。
クラッチ制御ユニット9からクラッチアクチュエータ5
にクラッチ制御信号Scが供給され、これによりフラッ
チ3の接続/切離し制御が行なわれる。クラッチ制御ユ
ニット9もまたクラッチアクチエエータ5に固足されて
いる。
にクラッチ制御信号Scが供給され、これによりフラッ
チ3の接続/切離し制御が行なわれる。クラッチ制御ユ
ニット9もまたクラッチアクチエエータ5に固足されて
いる。
変速機制御ユニット7及びクラッチ制御装置9は、通信
線1t)、iiを介して主制御ユニット12と電気的に
接続されている。主制御ユニット12は、中央処理装置
(CPU) l 3、読出し専用メモリ(ROM) 1
4、ランダムアクセスメモリ(RAM)15、入出力装
置(Ilo) 16及びこれらを相互に接続スるパス1
7から成るマイクロコンビエータを用いて構成されてお
り、ROM 14内にストアされている主制御プログラ
ムがCPU 13内で実行され、これにより変速機制御
ユニット7及びクラッチ制御ユニット9との間で所要の
制御のための通信が後述の如くして実行される。クラッ
チ制御ユニット9及び変速機制御ユニット7もまたマイ
クロコンピュータを含み、所要の制御プログラムに従っ
て所与の制御が実行される。
線1t)、iiを介して主制御ユニット12と電気的に
接続されている。主制御ユニット12は、中央処理装置
(CPU) l 3、読出し専用メモリ(ROM) 1
4、ランダムアクセスメモリ(RAM)15、入出力装
置(Ilo) 16及びこれらを相互に接続スるパス1
7から成るマイクロコンビエータを用いて構成されてお
り、ROM 14内にストアされている主制御プログラ
ムがCPU 13内で実行され、これにより変速機制御
ユニット7及びクラッチ制御ユニット9との間で所要の
制御のための通信が後述の如くして実行される。クラッ
チ制御ユニット9及び変速機制御ユニット7もまたマイ
クロコンピュータを含み、所要の制御プログラムに従っ
て所与の制御が実行される。
セレクト用操作部材2aKはセレクト位置センサ18が
結合されており、セレクト用操作部材2ILの位置に応
じたレベルのセレクト位置信号Saがセレクト位置セン
サ18から出力され、変速機制御ユニット7に入力され
ている。一方、シフト用操作部材2bにはシフト位置セ
ンサ19が結合されており、シフト用操作部材2bの位
置に応じ次レベルのシフト位置信号Sbがシフト位置セ
ンサ19から出力され、変速機制御ユニット7に入力さ
れている。セレクト位置センサ18及びシフト位置セン
サ19Vi、ポテンシロメータを用いて構成される公知
の構成であり、その構成の詳細は省略する。
結合されており、セレクト用操作部材2ILの位置に応
じたレベルのセレクト位置信号Saがセレクト位置セン
サ18から出力され、変速機制御ユニット7に入力され
ている。一方、シフト用操作部材2bにはシフト位置セ
ンサ19が結合されており、シフト用操作部材2bの位
置に応じ次レベルのシフト位置信号Sbがシフト位置セ
ンサ19から出力され、変速機制御ユニット7に入力さ
れている。セレクト位置センサ18及びシフト位置セン
サ19Vi、ポテンシロメータを用いて構成される公知
の構成であり、その構成の詳細は省略する。
第1図において、20はアクセルペダル21の操作量を
示すアクセル信号人を出力するアクセルセンサ、BSW
はブレーキ4ダル22の操作に応答してオン、オフされ
ブレーキ操作が行なわれているか否かを示すブレーキ信
号BKを出力するブレーキスイッチ、23は機関(図示
せず)の回転速度を示す機関速度信号Noを出力する速
度センサ、24はセレクタ25の操作位置を示すセレク
ト信号SLを出力するセレクトセンサ、25は一車輛の
走行速度を示す車速信号Vを出力する車速センサ、SW
は主制御ユニット12を調整そ−ドとする場合に閉じら
れるスイッチである。また、26は警報ランプ、27は
調整の結果を示す表示装置であり、歯車変速機2の各ギ
ヤ位置に対応したランプL、%L、を備えている。
示すアクセル信号人を出力するアクセルセンサ、BSW
はブレーキ4ダル22の操作に応答してオン、オフされ
ブレーキ操作が行なわれているか否かを示すブレーキ信
号BKを出力するブレーキスイッチ、23は機関(図示
せず)の回転速度を示す機関速度信号Noを出力する速
度センサ、24はセレクタ25の操作位置を示すセレク
ト信号SLを出力するセレクトセンサ、25は一車輛の
走行速度を示す車速信号Vを出力する車速センサ、SW
は主制御ユニット12を調整そ−ドとする場合に閉じら
れるスイッチである。また、26は警報ランプ、27は
調整の結果を示す表示装置であり、歯車変速機2の各ギ
ヤ位置に対応したランプL、%L、を備えている。
第1図に示した歯車変速機2は、第1速(1st)。
第2速(2nd) 、第3速(3ra) 、第4速(4
th) 、第5速(5th) 、後退(R)、第1中立
(NI)、第2中立(Nり及び第3中、立(N3)の各
位置が第2図に示す如く定められており、表示装置27
の各ランプL1〜L、もこれに対応して設けられている
。
th) 、第5速(5th) 、後退(R)、第1中立
(NI)、第2中立(Nり及び第3中、立(N3)の各
位置が第2図に示す如く定められており、表示装置27
の各ランプL1〜L、もこれに対応して設けられている
。
主制御ユニツ)12のROM 14内には、第3図に示
される主制御プログラムがストアされており、各入力信
号を考慮して、歯車変速機2及びクラッチ3の自動変速
操作のためのデータ処理が実行される゛。以下、第3図
を参照して主制御ユニット12において実行される主制
御プログラム30について説明する。
される主制御プログラムがストアされており、各入力信
号を考慮して、歯車変速機2及びクラッチ3の自動変速
操作のためのデータ処理が実行される゛。以下、第3図
を参照して主制御ユニット12において実行される主制
御プログラム30について説明する。
主制御プログラム30の実行開始後、先ずステップ31
でスイッチSWがオンとなっているか否かの判別が行な
われる。スイッチSWは、変速機アクチエエータ4の取
付は及びリンク部材8a8bによる変速機アクチユエー
タ4と歯車変速機2との間の連結時に生じる取付誤差を
電気的データの処理により調整するための所定のf−夕
処理を主制御ユニット12により実行させる目的で切り
換え操作されるスイッチであり、例えば、ユーザが容易
に操作できない状態にして設けられている。
でスイッチSWがオンとなっているか否かの判別が行な
われる。スイッチSWは、変速機アクチエエータ4の取
付は及びリンク部材8a8bによる変速機アクチユエー
タ4と歯車変速機2との間の連結時に生じる取付誤差を
電気的データの処理により調整するための所定のf−夕
処理を主制御ユニット12により実行させる目的で切り
換え操作されるスイッチであり、例えば、ユーザが容易
に操作できない状態にして設けられている。
主制御ユニット12により自動変速のための制御が行な
われることを希望する場合には、スイッチSWは開状態
とされ、調整のためのデータ処理が行なわれることを希
望する場合にスイッチSが閉成状態とされる。スイッチ
SWが開状態にあると、ステップ31の判別結果はNO
となり、ステップ32で表示装置27の全ランプL+”
=Lst消灯する。この消灯制御は主制御ユニット12
からの表示制御信号Isに応答して実行される。しかる
のち、ステラf33に進み、自動変速のための制御が実
行される。ここでは、自動変速制御のため、車輛の運転
状態を示す各センサからの出力信号が考慮され、歯車変
速機2及びクラッチ3の制御のための制御信号Ct及び
Ceが主制御ユニット12から出力され、通信線10.
11を介して変速機制御ユニット7及びクラッチ制御ユ
ニット9に入力される。これにより歯車変速機2及びク
ラッチ3の各操作が行なわれ、所要の変速操作が自動的
に実行される。ステップ33における自動変速制御が終
了すると、ステップ31に戻る。
われることを希望する場合には、スイッチSWは開状態
とされ、調整のためのデータ処理が行なわれることを希
望する場合にスイッチSが閉成状態とされる。スイッチ
SWが開状態にあると、ステップ31の判別結果はNO
となり、ステップ32で表示装置27の全ランプL+”
=Lst消灯する。この消灯制御は主制御ユニット12
からの表示制御信号Isに応答して実行される。しかる
のち、ステラf33に進み、自動変速のための制御が実
行される。ここでは、自動変速制御のため、車輛の運転
状態を示す各センサからの出力信号が考慮され、歯車変
速機2及びクラッチ3の制御のための制御信号Ct及び
Ceが主制御ユニット12から出力され、通信線10.
11を介して変速機制御ユニット7及びクラッチ制御ユ
ニット9に入力される。これにより歯車変速機2及びク
ラッチ3の各操作が行なわれ、所要の変速操作が自動的
に実行される。ステップ33における自動変速制御が終
了すると、ステップ31に戻る。
変速機アクチエエータ4の取り付け、及びリンク部材8
m、8bによる歯車変速機2と変速機アクチエエータ4
との連結を行なうために、スイッチSWを閉成すると、
ステップ3工の判別結果はYESとなり、以下のように
して調整のための制御が実行される。
m、8bによる歯車変速機2と変速機アクチエエータ4
との連結を行なうために、スイッチSWを閉成すると、
ステップ3工の判別結果はYESとなり、以下のように
して調整のための制御が実行される。
先ず、ステップ34で、ブレーキスイッチBSWが閉じ
られているか否かの判別が行なわれる。スイッチSWが
閉じられて調整モードに入りている場合には、ブレーキ
スイッチBSWは、変速機アクチュエータ4を中立状態
に保持させるための指令スイッチとして働く。ブレーキ
スイッチBSWが閉じられていると、変速機アクチエエ
ータ4のセレクト用操作桿4m及びシフト用操作桿4b
はいずれも所定の中立位置、すなわち、第2図に示され
る中立位置(N露>にギヤをシフトするための制御状態
とされ、その中立位置に位置決めされ、保持される。
られているか否かの判別が行なわれる。スイッチSWが
閉じられて調整モードに入りている場合には、ブレーキ
スイッチBSWは、変速機アクチュエータ4を中立状態
に保持させるための指令スイッチとして働く。ブレーキ
スイッチBSWが閉じられていると、変速機アクチエエ
ータ4のセレクト用操作桿4m及びシフト用操作桿4b
はいずれも所定の中立位置、すなわち、第2図に示され
る中立位置(N露>にギヤをシフトするための制御状態
とされ、その中立位置に位置決めされ、保持される。
したがって、このとき、作業者は歯車変速機2が中立位
置(N、)にセットされている状態で、リンク部材8g
、8bにより歯車変速機2と変速機アクチエエータ4と
の間の連結を行なうことができる。
置(N、)にセットされている状態で、リンク部材8g
、8bにより歯車変速機2と変速機アクチエエータ4と
の間の連結を行なうことができる。
ステラ7′″34の判別結果は、このときYESとなり
、ステップ35に進み、第1速(1st)〜第5速(5
th)のギヤ位置に応じた各シフト位置データ及び各セ
レクト位置データがメモリされたか否かの判別が実行さ
れる。この状態にあっては、リンク部材8m 、8bの
取シ付けが終了しただけであるから、ステラ7’35の
判別結果はNOとなり、ステップ36において警報ラン
f26を点灯させる。
、ステップ35に進み、第1速(1st)〜第5速(5
th)のギヤ位置に応じた各シフト位置データ及び各セ
レクト位置データがメモリされたか否かの判別が実行さ
れる。この状態にあっては、リンク部材8m 、8bの
取シ付けが終了しただけであるから、ステラ7’35の
判別結果はNOとなり、ステップ36において警報ラン
f26を点灯させる。
警報ランプ26はリンク部材8m、8bによる連結後に
おいて調整が終了していないことを示す警告ランプであ
り、主制御ユニット12から出力される警報信号Asに
応答して点灯する。ステップ36の実行が終了すると、
プログラムはステップ31に戻る。
おいて調整が終了していないことを示す警告ランプであ
り、主制御ユニット12から出力される警報信号Asに
応答して点灯する。ステップ36の実行が終了すると、
プログラムはステップ31に戻る。
警報ランプ26の点灯により、作業者は調整工程を実行
させるためにブレーキスイッチBSWをオフとし、ステ
ップ37を実行させる。ステップ37では、歯車変速機
2のシフト位置を第2図に示される9つの位置の全てに
屓次変更させるため。
させるためにブレーキスイッチBSWをオフとし、ステ
ップ37を実行させる。ステップ37では、歯車変速機
2のシフト位置を第2図に示される9つの位置の全てに
屓次変更させるため。
各ギヤ位置を示す目標ギヤ位置信号を適宜の時間間隔で
送信する。この目標ギヤ位置信号は、通信線lOを介し
て変速機制御ユニット7に入力ちれ、この結果、歯車変
速機2は目標ギヤ位置信号により示されるイヤ位置へ原
水シフトされる。
送信する。この目標ギヤ位置信号は、通信線lOを介し
て変速機制御ユニット7に入力ちれ、この結果、歯車変
速機2は目標ギヤ位置信号により示されるイヤ位置へ原
水シフトされる。
変速機制御ユニット7はこの目標ギヤ位置信号を受は取
り、その目標ギヤ位置へギヤシフトを行なうのに必要な
シフト動作及びセレクト動作を変速機アクチュエータフ
により実行させるための制御を行なう。このとき、変速
機制御ユニット7は、ギヤシフト不能となる目標ギヤ位
置があったか否かを判別し、若しギヤシフト不能の状態
が生じた場合には、不能信号が変速機制御ユニット7か
ら主制御ユニット12に送られる。
り、その目標ギヤ位置へギヤシフトを行なうのに必要な
シフト動作及びセレクト動作を変速機アクチュエータフ
により実行させるための制御を行なう。このとき、変速
機制御ユニット7は、ギヤシフト不能となる目標ギヤ位
置があったか否かを判別し、若しギヤシフト不能の状態
が生じた場合には、不能信号が変速機制御ユニット7か
ら主制御ユニット12に送られる。
ステップ38では不能信号が受信されたか否かの判別が
行なわれる。不能信号が受信された場合には、ステラf
3Bの判別結果はYESとなり、ステップ39において
警報ランf26が点灯される。
行なわれる。不能信号が受信された場合には、ステラf
3Bの判別結果はYESとなり、ステップ39において
警報ランf26が点灯される。
この場合はリンク部材8a、8bによる連結作業をやり
直すことになる。
直すことになる。
リンク部材8m 、8bが適切に取シ付けられると、ス
テップ38において不能信号の受信は否定され、ステッ
プ40に進む。ここで、各ギヤ位置1st〜5thへ歯
車変速機2がシフトされた場合のセレクト位置とシフト
位置との情報が、後述の如くして、変速機制御ユニット
7からデータDI〜D、として主制御ユニット12に与
えられる。主制御ユニッ)12においてこれらのデータ
D、〜Dsがメモリされると、ステップ41において警
報ランプ26の消灯が行なわれステップ31に戻る。
テップ38において不能信号の受信は否定され、ステッ
プ40に進む。ここで、各ギヤ位置1st〜5thへ歯
車変速機2がシフトされた場合のセレクト位置とシフト
位置との情報が、後述の如くして、変速機制御ユニット
7からデータDI〜D、として主制御ユニット12に与
えられる。主制御ユニッ)12においてこれらのデータ
D、〜Dsがメモリされると、ステップ41において警
報ランプ26の消灯が行なわれステップ31に戻る。
このようにしてデータn、%D、のメモリが完了し九場
合に再びブレーキスイッチBSWを閉じると、ステラ7
s35が実行される。データD1%D。
合に再びブレーキスイッチBSWを閉じると、ステラ7
s35が実行される。データD1%D。
のメモリが完了していると、ステップ35の判別結果は
YESとなり、ステップ42に進む。ここで、主制御ユ
ニット12からデータD1〜Dsを項次変速機制御ユニ
ット7に送り、歯車変速機2のギヤをこれらのデータD
1〜Dsにて示される位置に実際にシフトし、ギヤ入れ
の不能な位置があるか否かの判別が行なわれる(ステッ
プ43)。
YESとなり、ステップ42に進む。ここで、主制御ユ
ニット12からデータD1〜Dsを項次変速機制御ユニ
ット7に送り、歯車変速機2のギヤをこれらのデータD
1〜Dsにて示される位置に実際にシフトし、ギヤ入れ
の不能な位置があるか否かの判別が行なわれる(ステッ
プ43)。
ステップ43の判別結果がNoとなると、ステラ7D4
4に進み、ここで、表示装@27の全ランプL、%L−
を点灯させ、警報ランプ26を消灯し、ステップ31に
戻る。ステップ43の判別結果がYESの場合には、ス
テップ45に進み、ここでランプL1〜L9のうちギヤ
入れが不能な位置に応じたランプのみを点灯させて、不
具合の生じているギヤ位置を作業者に知らせる。この後
、ステップ31に戻る。
4に進み、ここで、表示装@27の全ランプL、%L−
を点灯させ、警報ランプ26を消灯し、ステップ31に
戻る。ステップ43の判別結果がYESの場合には、ス
テップ45に進み、ここでランプL1〜L9のうちギヤ
入れが不能な位置に応じたランプのみを点灯させて、不
具合の生じているギヤ位置を作業者に知らせる。この後
、ステップ31に戻る。
次に、第4図を参照して変速機制御ユニット7における
マイクロコンピュータで実行される調整のためのプログ
ラム処理について説明する。
マイクロコンピュータで実行される調整のためのプログ
ラム処理について説明する。
このプログラム50は、先ずステップ51において受信
データがあるか否かの判別が行なわれる。
データがあるか否かの判別が行なわれる。
この受信データは、第3図のフローチャートのステップ
37において送信されたデータであり、このデータを受
信している場合にはステップ51の判別結果はYESと
なり、ステップ52に進む。ステップ52では、この受
信データに従って歯車変速機2のシフト、セレクト操作
が行なわれ、これが完了したか否かのチエツクがステッ
プ53で行なわれる。チエツクが完了した場合には、こ
のときのギヤ入れ動作により得られた各ギヤ位置におけ
る実際のシフト位置を示すデータSFA及び実際のセレ
クト位置を示すデータSLAが送信され、主制御ユニッ
ト12に入力される(ステップ54)。
37において送信されたデータであり、このデータを受
信している場合にはステップ51の判別結果はYESと
なり、ステップ52に進む。ステップ52では、この受
信データに従って歯車変速機2のシフト、セレクト操作
が行なわれ、これが完了したか否かのチエツクがステッ
プ53で行なわれる。チエツクが完了した場合には、こ
のときのギヤ入れ動作により得られた各ギヤ位置におけ
る実際のシフト位置を示すデータSFA及び実際のセレ
クト位置を示すデータSLAが送信され、主制御ユニッ
ト12に入力される(ステップ54)。
ステンf530判別結果がNoの場合には、ステップ5
5に進み、1秒以上経過してもギヤ入れが完了しないか
否かの判別が行なわれる。ステプf55の判別結果がN
Oの場合にはプログラムの実行が終了する。ステップ5
50判別結果がYESの場合にはステップ56に進み、
ここで位置決め不能コードの送信が行なわれ、プログラ
ムの実行が終了する。
5に進み、1秒以上経過してもギヤ入れが完了しないか
否かの判別が行なわれる。ステプf55の判別結果がN
Oの場合にはプログラムの実行が終了する。ステップ5
50判別結果がYESの場合にはステップ56に進み、
ここで位置決め不能コードの送信が行なわれ、プログラ
ムの実行が終了する。
ステップ51の判別結果がNoの場合、すなわちブレー
キスイッチBSWが閉じられており第1図のステップ3
7が実行されず、受信データがない場合、ステップ57
においてギヤを所定の中立位81 (Nl )へ位置決
めするためのシフト、セレクト操作が実行され、これが
完了したか否かの判別がステップ58において実行され
る。
キスイッチBSWが閉じられており第1図のステップ3
7が実行されず、受信データがない場合、ステップ57
においてギヤを所定の中立位81 (Nl )へ位置決
めするためのシフト、セレクト操作が実行され、これが
完了したか否かの判別がステップ58において実行され
る。
ステップ58の判別結果がYESの場合には、ステップ
59において、ステップ57において実行されたシフト
、セレクト操作完了時のセレクト位置信号Sa及びシフ
ト位置信号sbに基づいてシフト、セレクト位置の記憶
が行なわれ、プログラムの実行が終了する。一方、ステ
ップ58の判別結果がNOの場合には、ステップ60に
進み、ここで1秒以上経過してもシフト、セレクト操作
が完了しないか否かの判別が行なわれ、1秒以上経過し
てもその操作が完了しない場合にはステップ56に進み
、位置決め不能コードの送信が行なわれる。ステップ6
0の判別結果がNoの場合にはプログラムの実行が終了
する。
59において、ステップ57において実行されたシフト
、セレクト操作完了時のセレクト位置信号Sa及びシフ
ト位置信号sbに基づいてシフト、セレクト位置の記憶
が行なわれ、プログラムの実行が終了する。一方、ステ
ップ58の判別結果がNOの場合には、ステップ60に
進み、ここで1秒以上経過してもシフト、セレクト操作
が完了しないか否かの判別が行なわれ、1秒以上経過し
てもその操作が完了しない場合にはステップ56に進み
、位置決め不能コードの送信が行なわれる。ステップ6
0の判別結果がNoの場合にはプログラムの実行が終了
する。
このような構成によると、リンク部材8m、8bの取υ
付けのためにスイッチSW及びブレーキスイッチBSW
を共に閉じると、変速機制御ユニット7が歯車変速機2
を中立位置(N1)に位置決めするのに必要なシフト及
びセレクトの操作位置状態とされる(ステップ57)。
付けのためにスイッチSW及びブレーキスイッチBSW
を共に閉じると、変速機制御ユニット7が歯車変速機2
を中立位置(N1)に位置決めするのに必要なシフト及
びセレクトの操作位置状態とされる(ステップ57)。
この状態においてリンク部材8m、8bの取付を完了し
、ブレーキスイッチBSWを開くと、主制御ユニット1
2からは、歯車変速機2を第1速乃至第5速位置へ順次
シフトするように目標ギヤ位置データが送信され(ステ
ップ37)、これに応答してシフト、セレクト操作が変
速機アクチエエータ4において実行される(ステップ5
1.52)。この場合、す2ンク部材8a、8bの取り
付けの不具合のためにシフト不可能なギヤ位置が生じる
と、位置決め不能コードが変速機制御ユニット7から主
制御ユニット12に向けて送信される(ステップ56)
。
、ブレーキスイッチBSWを開くと、主制御ユニット1
2からは、歯車変速機2を第1速乃至第5速位置へ順次
シフトするように目標ギヤ位置データが送信され(ステ
ップ37)、これに応答してシフト、セレクト操作が変
速機アクチエエータ4において実行される(ステップ5
1.52)。この場合、す2ンク部材8a、8bの取り
付けの不具合のためにシフト不可能なギヤ位置が生じる
と、位置決め不能コードが変速機制御ユニット7から主
制御ユニット12に向けて送信される(ステップ56)
。
位置決め不能コーPが受信されると、警報ランf26が
点灯しくステップ38.39)、これによフ作業者に対
しリンク部材8 a r 8 bの取p付けをし直すよ
う促す。
点灯しくステップ38.39)、これによフ作業者に対
しリンク部材8 a r 8 bの取p付けをし直すよ
う促す。
一方、シフト、セレクト操作により各ギヤ位置へのセッ
トが項次行、なわれ、その操作が完了すると、データS
FA 、 SLAが送信され(ステップ53゜54)、
ステップ40において、これらのデータSFA 、 S
LAに基づいてデータD1〜Dsがメモリされ、次いで
蚤報ランf26が消灯せしめられる(ステップ41)。
トが項次行、なわれ、その操作が完了すると、データS
FA 、 SLAが送信され(ステップ53゜54)、
ステップ40において、これらのデータSFA 、 S
LAに基づいてデータD1〜Dsがメモリされ、次いで
蚤報ランf26が消灯せしめられる(ステップ41)。
このようにして、リンク部材8a 、8bの取り付けが
終了し、ギヤ位置1st〜sthへのギヤシフトが実行
されうろことが確認されると、ブレーキスイッチBSW
を再び閉じ、これらのデータ01〜Dsを変速機制御ユ
ニット7に送り、これらのデータに基づいて各ギヤ位置
へのギヤ入れが可能かどうかのチエツクが行なわれ、そ
の結果は表示装置27によりランプにて示される。
終了し、ギヤ位置1st〜sthへのギヤシフトが実行
されうろことが確認されると、ブレーキスイッチBSW
を再び閉じ、これらのデータ01〜Dsを変速機制御ユ
ニット7に送り、これらのデータに基づいて各ギヤ位置
へのギヤ入れが可能かどうかのチエツクが行なわれ、そ
の結果は表示装置27によりランプにて示される。
このようにして、リンク部材8m 、8bの取ジ付は状
態をチエツクし、全てのギヤ位置へのシフト動作が可能
なことが確認された場合、各ギヤ位置の実際のシフト位
置及びセレクト位置を示すデータI)t−I)sが得ら
れる。調整モードにおいて得られたこれらのデータD、
−Dsは、ステップ33において実行される自動変速制
御の際にギヤ位置データとして使用され、目標ギヤ位置
が与えられた場合、ギヤを位置決めするために必要なシ
フト操作量、セレクト操作量がこれを基に決定される。
態をチエツクし、全てのギヤ位置へのシフト動作が可能
なことが確認された場合、各ギヤ位置の実際のシフト位
置及びセレクト位置を示すデータI)t−I)sが得ら
れる。調整モードにおいて得られたこれらのデータD、
−Dsは、ステップ33において実行される自動変速制
御の際にギヤ位置データとして使用され、目標ギヤ位置
が与えられた場合、ギヤを位置決めするために必要なシ
フト操作量、セレクト操作量がこれを基に決定される。
ギヤ位置が、セレクト位置センサ18及びシフト位置セ
ンサ19により検出されるので、変速機アクチエエータ
4、リンク部材8a 、8b等の機械的要素に寸法上の
ばらつきがあっても、データ処理によってセレクト位置
及びシフト位置を変更することにより、極めて簡単に対
応することができる。
ンサ19により検出されるので、変速機アクチエエータ
4、リンク部材8a 、8b等の機械的要素に寸法上の
ばらつきがあっても、データ処理によってセレクト位置
及びシフト位置を変更することにより、極めて簡単に対
応することができる。
第1図に示した実施例では、主制御ユニット12の外に
、変速機アクチエエータ4に変速機制御ユニット7を設
け、2つの制御ユニットが協働して調整のためのデータ
処理を行なう構成を示したが、変速制御ユニット7を設
けることなしに、主制御ユニット12のみによって同等
の機能を果すように構成することができる。この場合、
セレクト位置信号Sa及びシフト位置信号sbは主制御
ユニット12に入力される。
、変速機アクチエエータ4に変速機制御ユニット7を設
け、2つの制御ユニットが協働して調整のためのデータ
処理を行なう構成を示したが、変速制御ユニット7を設
けることなしに、主制御ユニット12のみによって同等
の機能を果すように構成することができる。この場合、
セレクト位置信号Sa及びシフト位置信号sbは主制御
ユニット12に入力される。
第5図には、主制御ユニツ)12のみを用いた場合の制
御プログラムを示すフローチャートが示されている。こ
の制御プログラム70Vi、ROM14内にストアされ
ている。以下、第5図を参照して制御プログラム70に
ついて説明する。
御プログラムを示すフローチャートが示されている。こ
の制御プログラム70Vi、ROM14内にストアされ
ている。以下、第5図を参照して制御プログラム70に
ついて説明する。
制御プログラム70の実行開始後、先ずステップ7・1
でスイッチSWが閉じられているか否かの判別が行なわ
れる。スイッチSWが開状態にあると、ステップ71の
判別結果はNoとなり、ステップ72で表示装置27の
ランプを全部消灯し、しかる後、ステップ73で自動変
速のための制御が実行される。この後ステップ71に戻
る。
でスイッチSWが閉じられているか否かの判別が行なわ
れる。スイッチSWが開状態にあると、ステップ71の
判別結果はNoとなり、ステップ72で表示装置27の
ランプを全部消灯し、しかる後、ステップ73で自動変
速のための制御が実行される。この後ステップ71に戻
る。
変速機アクチエエータ4の取り付け、及びリンク部材8
a、8bによる両軍変速機2と変速機アクチエエータ4
との連結を行なう九めに、スイッチSWを閉成すると、
ステップ71の判別結果はYESとなり、ステップ74
に進む。
a、8bによる両軍変速機2と変速機アクチエエータ4
との連結を行なう九めに、スイッチSWを閉成すると、
ステップ71の判別結果はYESとなり、ステップ74
に進む。
ステップ74では、ブレーキスイッチBSWが閉じられ
ているか否かの判別が行なわれる。この場合のブレーキ
スイッチBSWの作用は前述の実施例の場合と全く同一
であり、ブレーキスイッチBSWを閉じた状態でリンク
部材8m 、8bの取り付けが行なわれる。ステップ7
4の判別結果は、したがって、YESとなり、ステップ
75に進み、第1速(ist)〜第5速(5th)のギ
ヤ位置に応じた各シフト位置データ及び各セレクト位置
データがメモリされたか否かの判別が実行される。この
状態にらっては、リンク部材8a、8bの取り付けが終
了しただけであるから、ステップ75の判別結果#′i
Noとなり、ステップ76において警報ランプ26′t
−点灯させる。この後、プログラムはステップ71に戻
る。
ているか否かの判別が行なわれる。この場合のブレーキ
スイッチBSWの作用は前述の実施例の場合と全く同一
であり、ブレーキスイッチBSWを閉じた状態でリンク
部材8m 、8bの取り付けが行なわれる。ステップ7
4の判別結果は、したがって、YESとなり、ステップ
75に進み、第1速(ist)〜第5速(5th)のギ
ヤ位置に応じた各シフト位置データ及び各セレクト位置
データがメモリされたか否かの判別が実行される。この
状態にらっては、リンク部材8a、8bの取り付けが終
了しただけであるから、ステップ75の判別結果#′i
Noとなり、ステップ76において警報ランプ26′t
−点灯させる。この後、プログラムはステップ71に戻
る。
警報ランプ26の点灯により、作業者は調整工程を実行
させるためにブレーキスイッチBSWをオフとし、ステ
ップ77を実行させる。ステップ77では、第2図に示
される歯車変速機2の全てのギヤシフト位置にギヤを順
次位置決めするためのギヤシフト動作が実行される。ス
テップ78では、このギヤシフト動作により、ギヤが所
定の位置にセットされたか否かの位置決めチエツクを行
なう。このチエツクは、例えば、nthギヤ位置に対し
て予め定められたセレクト位置及びシフト位置の範囲内
に、njhのギヤ位置の実際のセレクト位置及びシフト
位置が入っているか否かを順次チエツクする構成とする
ことができる。
させるためにブレーキスイッチBSWをオフとし、ステ
ップ77を実行させる。ステップ77では、第2図に示
される歯車変速機2の全てのギヤシフト位置にギヤを順
次位置決めするためのギヤシフト動作が実行される。ス
テップ78では、このギヤシフト動作により、ギヤが所
定の位置にセットされたか否かの位置決めチエツクを行
なう。このチエツクは、例えば、nthギヤ位置に対し
て予め定められたセレクト位置及びシフト位置の範囲内
に、njhのギヤ位置の実際のセレクト位置及びシフト
位置が入っているか否かを順次チエツクする構成とする
ことができる。
位置決めチエツクで不具合が生じると、その判別結果は
NOとなり、ステップ79において警報ラング26が点
灯せしめられる。この場合はリンク部材8m、8bの取
り付けが不良と考えられるので、作業者はリンク部材8
a、8bの取シ付けをや)直す。
NOとなり、ステップ79において警報ラング26が点
灯せしめられる。この場合はリンク部材8m、8bの取
り付けが不良と考えられるので、作業者はリンク部材8
a、8bの取シ付けをや)直す。
リンク部材8m 、8bが適切に取シ付けられると、ス
テラf7Bの判別結果はYESとなシ、ステップ80に
おいてデータD1〜D、がメモリされ、警報ランプ26
が消灯せしめられる(ステップ81)。
テラf7Bの判別結果はYESとなシ、ステップ80に
おいてデータD1〜D、がメモリされ、警報ランプ26
が消灯せしめられる(ステップ81)。
このようにしてデータD1〜D、のメモリが完了したな
らば、再びブレーキスイッチBSWを閉じるとステラf
75が実行されることになる。この場合、ステップ75
の判別結果はYESとなシ、ステップ82以下が実行さ
れる。ステップ82では、メモリされたデータD1〜D
、に従ってギヤシフト操作を順次実行する。
らば、再びブレーキスイッチBSWを閉じるとステラf
75が実行されることになる。この場合、ステップ75
の判別結果はYESとなシ、ステップ82以下が実行さ
れる。ステップ82では、メモリされたデータD1〜D
、に従ってギヤシフト操作を順次実行する。
ステップ77では、順次実行されるギヤシフト操作が正
確に行なわれているか否かをチエツクし、ギヤ入れが不
能となる位置が生じたか否かの判別が行なわれる。ステ
ップ83の判別結果がNOとなると、ステップ84で表
示装置27の全ランプL1〜L−を点灯させ、調整が完
了したことを表示する。一方、ステラ7’83の判別結
果がYESとなると、ステップ85においてランプLL
−I、。
確に行なわれているか否かをチエツクし、ギヤ入れが不
能となる位置が生じたか否かの判別が行なわれる。ステ
ップ83の判別結果がNOとなると、ステップ84で表
示装置27の全ランプL1〜L−を点灯させ、調整が完
了したことを表示する。一方、ステラ7’83の判別結
果がYESとなると、ステップ85においてランプLL
−I、。
のうちギヤ入れが不能な位置に応じたランプのみを点灯
させる。
させる。
この制御グログラム70によれば、第3図及び第4図に
示されるプログラムの実行により行なわれる調整のため
のデータ処理の場合と同様の効果を得ることができる。
示されるプログラムの実行により行なわれる調整のため
のデータ処理の場合と同様の効果を得ることができる。
(発明の効果)
本発明によれば、上述の如く、自動変速制御のための制
御ユニットを利用して、変速機とそのアクチュエータと
を連結するリンク部材の取り付は後、ギヤシフト動作に
不具合が生じないように調整した後は、その調整後にお
ける変速機の操作部材の位置データを得、自動変速制御
を行なうに際してこの位置データを利用するので、自動
変速操作のために極めて正確な位置データの提供を複雑
な機械的調整作業を行なうことなく可能とする極めて優
れた効果を奏するものでおる。
御ユニットを利用して、変速機とそのアクチュエータと
を連結するリンク部材の取り付は後、ギヤシフト動作に
不具合が生じないように調整した後は、その調整後にお
ける変速機の操作部材の位置データを得、自動変速制御
を行なうに際してこの位置データを利用するので、自動
変速操作のために極めて正確な位置データの提供を複雑
な機械的調整作業を行なうことなく可能とする極めて優
れた効果を奏するものでおる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図の歯車変速機のシフトパターンを示す図、第3図
及び第4図は第1図の装置で用いられる制御プログラム
を夫々示すフローチャート、第5図は第3図及び第4図
に示される制御プログラムと同等の機能を有する制御プ
ログラムを示すフローチャートである。 1・・・自動変速装置、2・・・歯車変速機、3・・・
クラッチ、4・・・変速機アクチエエータ、7・・・変
速機制御ユニット、8a 、8b・・・リンク部材、1
2・・・主制御ユニット、18・・・セレクト位置セン
サ、19・・・シフト位置センサ、SW・・・スイッチ
、Sa・・・セレクト位置信号、sb・・・シフト位置
信号。
第1図の歯車変速機のシフトパターンを示す図、第3図
及び第4図は第1図の装置で用いられる制御プログラム
を夫々示すフローチャート、第5図は第3図及び第4図
に示される制御プログラムと同等の機能を有する制御プ
ログラムを示すフローチャートである。 1・・・自動変速装置、2・・・歯車変速機、3・・・
クラッチ、4・・・変速機アクチエエータ、7・・・変
速機制御ユニット、8a 、8b・・・リンク部材、1
2・・・主制御ユニット、18・・・セレクト位置セン
サ、19・・・シフト位置センサ、SW・・・スイッチ
、Sa・・・セレクト位置信号、sb・・・シフト位置
信号。
Claims (1)
- 1、歯車変速機の変速操作部材を操作するためのアクチ
ユエータを含みリンク部材により該変速操作部材と連結
される駆動ユニットと、車輛の運転状態に基づいて定め
られる目標ギヤ位置へ前記歯車変速機のギヤをシフトさ
せるよう前記駆動ユニットを制御する制御ユニットとを
備えて成る車輛用自動変速装置において、前記変速操作
部材の位置に応じたレベルの位置信号を出力する第1セ
ンサ手段と、前記制御ユニットを前記駆動ユニットの取
付調整のために使用するモードに切り換えるための切換
手段と、該切換手段により前記制御ユニットが取付調整
のためのモードに切り換えられたことに応答して前記変
速機を所定の位置にシフトし各シフト位置における実ギ
ヤ位置データを得るための検出手段とを有し、前記実ギ
ヤ位置データが自動変速制御のために用いられることを
特徴とする車輛用自動変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27958089A JPH03140669A (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 車輌用自動変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27958089A JPH03140669A (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 車輌用自動変速装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03140669A true JPH03140669A (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=17612962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27958089A Pending JPH03140669A (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 車輌用自動変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03140669A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19710581C1 (de) * | 1997-03-14 | 1998-10-01 | Testo Gmbh & Co | Kondensatabscheider mit Kondensatabführung |
JP2009156465A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-07-16 | Nissan Motor Co Ltd | 変速機用選択噛合機構のシフト位置検出装置 |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP27958089A patent/JPH03140669A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19710581C1 (de) * | 1997-03-14 | 1998-10-01 | Testo Gmbh & Co | Kondensatabscheider mit Kondensatabführung |
JP2009156465A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-07-16 | Nissan Motor Co Ltd | 変速機用選択噛合機構のシフト位置検出装置 |
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