JPH03132314A - ゴム押出品の布調仕上げ方法 - Google Patents
ゴム押出品の布調仕上げ方法Info
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- JPH03132314A JPH03132314A JP1271332A JP27133289A JPH03132314A JP H03132314 A JPH03132314 A JP H03132314A JP 1271332 A JP1271332 A JP 1271332A JP 27133289 A JP27133289 A JP 27133289A JP H03132314 A JPH03132314 A JP H03132314A
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- rubber
- cloth
- adhesive layer
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- adhering agent
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、押出品本体がEPDM製のソリッドゴム部を
含むゴム押出品の布調仕上げ方法に関する。特に、ウェ
ザストリップ、トリム等の自動車内装ゴム製品の意匠面
を布調に仕上げるのに好適な方法に関する。
含むゴム押出品の布調仕上げ方法に関する。特に、ウェ
ザストリップ、トリム等の自動車内装ゴム製品の意匠面
を布調に仕上げるのに好適な方法に関する。
本明細書で使用するポリマー・可望剤略号の一覧を下記
に示す。
に示す。
NBR・・・ニトリルゴム、
E P D M ・・・エチレンプロピレンゴム(硫黄
加硫可能タイプ)、 PVC・・・ポリ塩化ビニル、 pp・・・ポリプロピレン、 A B S−・・アクリロニトリル・ブタジェン・スチ
レン樹脂、 S B S−・・スチレン・ブタジェン・スチレンブロ
ックコポリマー DOP・・・フタル酸ジオクチル。
加硫可能タイプ)、 PVC・・・ポリ塩化ビニル、 pp・・・ポリプロピレン、 A B S−・・アクリロニトリル・ブタジェン・スチ
レン樹脂、 S B S−・・スチレン・ブタジェン・スチレンブロ
ックコポリマー DOP・・・フタル酸ジオクチル。
〈従来の技術〉
ここでは、ゴム押出品として第2〜3図に示すようなド
アウェザストリップを例に採り説明するが、これらに限
られるものではない。
アウェザストリップを例に採り説明するが、これらに限
られるものではない。
ウェザストリップ本体(押出品本体)は、通常、耐候性
・耐オゾン性・耐熱性等の見地からEPDM製であるも
のが多い。
・耐オゾン性・耐熱性等の見地からEPDM製であるも
のが多い。
そして、昨今の自動車における意匠性向上要求の高まり
から、ウェザストリップの意匠面に、内装と同様な相関
に仕上げたい場合がある。このような場合、意匠面に布
類を貼着して行なう方法がある(実開昭62−8865
5号公報等参照)。
から、ウェザストリップの意匠面に、内装と同様な相関
に仕上げたい場合がある。このような場合、意匠面に布
類を貼着して行なう方法がある(実開昭62−8865
5号公報等参照)。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかし、上記方法では、ゴム押出品の意匠面を相関に仕
上げるには、従来、加硫後のゴム押出品の意匠面をパフ
仕上げ、脱脂処理、ブライマー塗布、接着剤塗布、布類
貼着、接着剤硬化等の多くの工数を必要とし、生産性が
良好でなかった。
上げるには、従来、加硫後のゴム押出品の意匠面をパフ
仕上げ、脱脂処理、ブライマー塗布、接着剤塗布、布類
貼着、接着剤硬化等の多くの工数を必要とし、生産性が
良好でなかった。
本発明の目的は、上記にかんがみて、ソリッドゴム部の
意匠面上に、布類を貼着してゴム押出品を相関に仕上げ
るのを生産性良好に行なうことができるゴム押出品の布
屑仕上げ方法を提供することにある。
意匠面上に、布類を貼着してゴム押出品を相関に仕上げ
るのを生産性良好に行なうことができるゴム押出品の布
屑仕上げ方法を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉
本発明のゴム押出品の布屑仕上げ方法は、上記課題を、
下記構成により解決するものである。
下記構成により解決するものである。
押出品本体がEPDM製のソリッドゴム部を含むゴム押
出品において、該ソリッドゴム部の意匠面上に、布類を
貼着してゴム押出品の意匠面を相関に仕上げる方法にお
いて、前記ソリッドゴム部の前記意匠面に、NBR/E
PDM(重量比)=80/20〜40/60の混合物1
00重量部に対して、スチレン系ポリマー、ポリアルケ
ナマーの少なくとも一種が5〜20重量部添加されてな
るブレンドポリマーまたはそのゴム配合物からなる第1
接着剤層を形成して前記押出品本体を押出し、該押出直
後に、PVCペーストを前記第1接着剤層上に塗布して
第2接着剤層を形成し 続いて、該第2接着剤層上に帯
布を圧着し、前記押出品本体の加硫工程において、前記
第2接着剤層を加熱ゲル化させて、前記帯布のゴム押出
品への一体貼着化を完了する、ことを特徴とする。
出品において、該ソリッドゴム部の意匠面上に、布類を
貼着してゴム押出品の意匠面を相関に仕上げる方法にお
いて、前記ソリッドゴム部の前記意匠面に、NBR/E
PDM(重量比)=80/20〜40/60の混合物1
00重量部に対して、スチレン系ポリマー、ポリアルケ
ナマーの少なくとも一種が5〜20重量部添加されてな
るブレンドポリマーまたはそのゴム配合物からなる第1
接着剤層を形成して前記押出品本体を押出し、該押出直
後に、PVCペーストを前記第1接着剤層上に塗布して
第2接着剤層を形成し 続いて、該第2接着剤層上に帯
布を圧着し、前記押出品本体の加硫工程において、前記
第2接着剤層を加熱ゲル化させて、前記帯布のゴム押出
品への一体貼着化を完了する、ことを特徴とする。
く手段の詳細な説明〉
以下本発明の手段について詳細に説明をする。
なお、以下の説明で配合単位を示す「部」は「重量部J
を意味する。
を意味する。
(1)本発明の方法は、基本的には、押出品本体1がE
PDM製のソリッドゴム部3を含むゴム押出品において
、ソリッドゴム部3の意匠面り上に、布類(帯布)9を
貼着してゴム押出品の意匠面りを相関に仕上げる方法に
ある。
PDM製のソリッドゴム部3を含むゴム押出品において
、ソリッドゴム部3の意匠面り上に、布類(帯布)9を
貼着してゴム押出品の意匠面りを相関に仕上げる方法に
ある。
区側では、押出品本体1がそれぞれEPDM製のソリッ
ドゴム部3とスポンジゴム部5とからなるドアウェザス
トリップ1ある。
ドゴム部3とスポンジゴム部5とからなるドアウェザス
トリップ1ある。
■ここでEPDMとは、エチレン、プロピレンに第三成
分としてエチリデンノルボルネン、シクロペンタジェン
、1.4−へキサジエン等の非共役ジエンを微量添加し
、共重合させて側鎖に二重結合を導入し硫黄加硫可能と
したものである。そして、当該ポリマーには、通常、補
強性充填剤(カーボンブラック又はホワイトカーボン)
、可塑剤、滑剤、加硫系薬剤等の副資材を配合する。
分としてエチリデンノルボルネン、シクロペンタジェン
、1.4−へキサジエン等の非共役ジエンを微量添加し
、共重合させて側鎖に二重結合を導入し硫黄加硫可能と
したものである。そして、当該ポリマーには、通常、補
強性充填剤(カーボンブラック又はホワイトカーボン)
、可塑剤、滑剤、加硫系薬剤等の副資材を配合する。
第1・2表に本発明で使用可能なEPDMソリッドゴム
・スポンジゴム配合物の処方をそれぞれ示す。
・スポンジゴム配合物の処方をそれぞれ示す。
■上記PvCペーストとは、数μm以下の粒子径の微細
なペースト用レジンを、可塑剤中又は可塑剤に希釈剤を
添加した分散媒中に分散させてペースト状としたプラス
チゾル又はオルガノゾルであって、何形後、加熱溶融に
よりゲル化(硬化)させるものであり、塗料として使用
した場合、溶剤型塗料に比して、成lI!操作による重
量変化がなく(固形分濃度略100%)、−回の塗装に
よる付着量も大ぎく、さらには、火災・衛生上の危険性
もほとんどない(「プラスチック加工技術便覧」日刊工
業新聞社刊、昭和52年12月20日発行、第485〜
486頁参照)、そしてこのpvCペーストには、通常
、安定剤、カーボンプラツり又は着色剤(顔料、染料)
等の副資材を配合しておく。
なペースト用レジンを、可塑剤中又は可塑剤に希釈剤を
添加した分散媒中に分散させてペースト状としたプラス
チゾル又はオルガノゾルであって、何形後、加熱溶融に
よりゲル化(硬化)させるものであり、塗料として使用
した場合、溶剤型塗料に比して、成lI!操作による重
量変化がなく(固形分濃度略100%)、−回の塗装に
よる付着量も大ぎく、さらには、火災・衛生上の危険性
もほとんどない(「プラスチック加工技術便覧」日刊工
業新聞社刊、昭和52年12月20日発行、第485〜
486頁参照)、そしてこのpvCペーストには、通常
、安定剤、カーボンプラツり又は着色剤(顔料、染料)
等の副資材を配合しておく。
■上記帯布9の種類は、織布、不織布等、特に限定され
ない。また、帯布の構成ia維の種類も、第2接着剤層
8との接着性が特に悪いもの以外、特に限定されず、通
常、耐候性、耐摩耗性、経済性等の見地から、ポリエス
テル繊維、ナイロン繊維等とする。
ない。また、帯布の構成ia維の種類も、第2接着剤層
8との接着性が特に悪いもの以外、特に限定されず、通
常、耐候性、耐摩耗性、経済性等の見地から、ポリエス
テル繊維、ナイロン繊維等とする。
(3)本発明の方法の、第1の特徴は、ソリッドゴム部
3の意匠面りに、下記特定のブレンドポリマーまたはそ
のゴム配合物からなる第1接着剤層7を形成して押出品
本体1を押出す。即ち、ウェザストリップ本体1のソリ
ッド・スポンジゴム部3.5および第1接着剤層7を各
材料を使用して共押出しする。即ち、ソリッド・スポン
ジゴム部用および第1接着剤層用の各押出[11,12
および13を多色押出ヘッド15に接続して共押出を行
なう。上記押出ヘッド150手前には、インサート2の
繰り出しロール16が配されている。
3の意匠面りに、下記特定のブレンドポリマーまたはそ
のゴム配合物からなる第1接着剤層7を形成して押出品
本体1を押出す。即ち、ウェザストリップ本体1のソリ
ッド・スポンジゴム部3.5および第1接着剤層7を各
材料を使用して共押出しする。即ち、ソリッド・スポン
ジゴム部用および第1接着剤層用の各押出[11,12
および13を多色押出ヘッド15に接続して共押出を行
なう。上記押出ヘッド150手前には、インサート2の
繰り出しロール16が配されている。
上記ブレンドポリマーは、rNBR/EPDM(重量比
) −80/20〜40/60の混合物100重量部に
対して、スチレン系ポリマー、ポリアルケナマーの少な
くとも一種が5〜2o1i量部添加されてなる」ものと
定義され、具体的には1、特開昭61−53340.5
3341号公報に記載されているもののうちの一部であ
り、通常、乳化重合法により調製したものを使用する。
) −80/20〜40/60の混合物100重量部に
対して、スチレン系ポリマー、ポリアルケナマーの少な
くとも一種が5〜2o1i量部添加されてなる」ものと
定義され、具体的には1、特開昭61−53340.5
3341号公報に記載されているもののうちの一部であ
り、通常、乳化重合法により調製したものを使用する。
■上記NBRは汎用のものでもよいが、ΔTg=63〜
90℃、結合ニトリル量=10〜50%の要件と満たす
ものが望ましいく特開昭61−53340号公報参照)
。
90℃、結合ニトリル量=10〜50%の要件と満たす
ものが望ましいく特開昭61−53340号公報参照)
。
■NBR/EPDMにおいて、NBRが過剰であると、
ソリッドゴム部との密着性及び耐オゾン性が悪く、EP
DMが過剰であると第2接着剤層(PVCペースト層)
8との密着性に問題を生じやすくなる。
ソリッドゴム部との密着性及び耐オゾン性が悪く、EP
DMが過剰であると第2接着剤層(PVCペースト層)
8との密着性に問題を生じやすくなる。
■また、スチレン系ポリマーとしては、ABSSBS等
を挙げることかでき、ポリアルケナマーとしては、トラ
ンスボリペンテナマー、トランスポリオクテナマー等を
挙げることができる。
を挙げることかでき、ポリアルケナマーとしては、トラ
ンスボリペンテナマー、トランスポリオクテナマー等を
挙げることができる。
■上記ブレンドポリマーには、通常、補強性充填剤(カ
ーボンブラックまたホワイトカーボン)、可塑剤、滑剤
、加硫系薬剤、必要により着色剤等の副資材を配合する
。
ーボンブラックまたホワイトカーボン)、可塑剤、滑剤
、加硫系薬剤、必要により着色剤等の副資材を配合する
。
第3表に、本発明で使用可能なカーボンブラック配合系
の配合処方を示す。このとき、第1接名剤層7の厚みを
0.5mm未満の薄層として、ソリッドゴム部3からの
加硫側等の副資材の移行が期待できるようにしておけば
、副資材の配合が不要となり望ましい。
の配合処方を示す。このとき、第1接名剤層7の厚みを
0.5mm未満の薄層として、ソリッドゴム部3からの
加硫側等の副資材の移行が期待できるようにしておけば
、副資材の配合が不要となり望ましい。
■上記第1接着剤層7の厚みは、0.1〜2III11
とする。0.1mm未満では、接着剤層の作用を奏し難
く、2mmを超えると、材料費アップになるとともに、
ソリッドゴム部の特性が失われ望ましくない(3)続い
て、押出品本体1の押出直後に、前記第1接着剤層7上
に、ペースト塗布装置17によりPVCペーストを塗布
する。
とする。0.1mm未満では、接着剤層の作用を奏し難
く、2mmを超えると、材料費アップになるとともに、
ソリッドゴム部の特性が失われ望ましくない(3)続い
て、押出品本体1の押出直後に、前記第1接着剤層7上
に、ペースト塗布装置17によりPVCペーストを塗布
する。
■塗布方法は、汎用の方法のうち、流し塗り(シャワー
コート)、刷毛塗り、ローラ塗り、浸漬塗り、スプレー
塗り等の各方法が適用可能であるが、塗布面が凹凸形状
を有していたり、変形しやすい場合は、流し塗りが望ま
しい。
コート)、刷毛塗り、ローラ塗り、浸漬塗り、スプレー
塗り等の各方法が適用可能であるが、塗布面が凹凸形状
を有していたり、変形しやすい場合は、流し塗りが望ま
しい。
■上記第2接看剤層8の厚みは、50〜100μmとす
る。50μm未満では十分な接着強度を得がたく、10
0μmを超えると、接着強度の増大が望めないばかりか
、むしろ低下し、材料費も増大する。
る。50μm未満では十分な接着強度を得がたく、10
0μmを超えると、接着強度の増大が望めないばかりか
、むしろ低下し、材料費も増大する。
(4)次に、第2接着剤層8上に帯布9を圧着する。
この圧着工程は、口側では、帯布繰出ロール18から繰
り出される帯布9を、圧着ロール対19により第2接着
剤層8上に圧着することにより行なう、また、圧着工程
は、マイクロ波加硫槽(UHF槽)21の手前であるが
、UHFHF槽上1風加硫槽(HAV槽)22との間で
あってもよい(4)上記第2接着剤層8の上に帯布9が
圧着された押出品本体1を、加硫工程に搬送し、当該加
硫工程において、第2接着剤層8を加熱ゲル化させて、
帯布9のゴム押出品への貼着−株化を完了する。
り出される帯布9を、圧着ロール対19により第2接着
剤層8上に圧着することにより行なう、また、圧着工程
は、マイクロ波加硫槽(UHF槽)21の手前であるが
、UHFHF槽上1風加硫槽(HAV槽)22との間で
あってもよい(4)上記第2接着剤層8の上に帯布9が
圧着された押出品本体1を、加硫工程に搬送し、当該加
硫工程において、第2接着剤層8を加熱ゲル化させて、
帯布9のゴム押出品への貼着−株化を完了する。
国側では、加硫工程は、UHFHF槽上1AVt!22
とからなる。なお、加硫工程後は、国側の如く、必要に
よりエンボスロール24により、仕上げ塗膜層7をエン
ボス加工し、水冷工程および曲げ工程に搬送する。
とからなる。なお、加硫工程後は、国側の如く、必要に
よりエンボスロール24により、仕上げ塗膜層7をエン
ボス加工し、水冷工程および曲げ工程に搬送する。
上記加硫条件は、通常、200tX3〜10分である。
この条件は、PVCペーストの加熱ゲル化するのに十分
な条件である。
な条件である。
この発明の布間仕上げ方法の場合、ウェザストリップの
押出し・加硫の連続工程の通用が可能となり、生産性が
良好となる。すなわち、第1接着剤層7を具備した押出
品本体lの押出し直後、P■Cペーストを塗布して第2
接着剖層8を形成し、続いて、帯布を該第2接着剤層上
に圧着し、加硫工程に搬送するだけでよい。
押出し・加硫の連続工程の通用が可能となり、生産性が
良好となる。すなわち、第1接着剤層7を具備した押出
品本体lの押出し直後、P■Cペーストを塗布して第2
接着剖層8を形成し、続いて、帯布を該第2接着剤層上
に圧着し、加硫工程に搬送するだけでよい。
〈発明の作用・効果〉
本発明のゴム押出品の布間仕上げ方法は、上記の如く、
押出品本体がEPDM製のソリッドゴム部を含むゴム押
出品において、該ソリッドゴム部の意匠面上に、布類を
貼着してゴム押出品の意匠面を相開に仕上げる方法にお
いて、前記ソリッドゴム部の前記意匠面に、NBR/E
PDM(重量比)冨80/20〜40/60の混合物1
00重量部に対して、スチレン系ポリマー、ポリアルケ
ナマーの少なくとも一種が5〜20II量部添加されて
なるブレンドポリマーまたはそのゴム配合物からなる第
1接看剤層を形成して前記押出品本体を押出し、該押出
直後に、PvCペーストを前記第1接着剤層上に塗布し
て第2接着剤層を形成し、続いて、該第2接着剤層上に
帯布を圧着し、前記押出品本体の加硫工程において、前
記第2接着剤層を加熱ゲル化させて、前記帯布のゴム押
出品への貼着−株化を完了する、ことを特徴とする構成
であるため、下記のような作用・効果を奥する。
押出品本体がEPDM製のソリッドゴム部を含むゴム押
出品において、該ソリッドゴム部の意匠面上に、布類を
貼着してゴム押出品の意匠面を相開に仕上げる方法にお
いて、前記ソリッドゴム部の前記意匠面に、NBR/E
PDM(重量比)冨80/20〜40/60の混合物1
00重量部に対して、スチレン系ポリマー、ポリアルケ
ナマーの少なくとも一種が5〜20II量部添加されて
なるブレンドポリマーまたはそのゴム配合物からなる第
1接看剤層を形成して前記押出品本体を押出し、該押出
直後に、PvCペーストを前記第1接着剤層上に塗布し
て第2接着剤層を形成し、続いて、該第2接着剤層上に
帯布を圧着し、前記押出品本体の加硫工程において、前
記第2接着剤層を加熱ゲル化させて、前記帯布のゴム押
出品への貼着−株化を完了する、ことを特徴とする構成
であるため、下記のような作用・効果を奥する。
従来、ゴム押出品の意匠面に、布間仕上げを行なうには
、加硫後のゴム押出品の意匠面をパフ仕上げ、脱脂処理
、ブライマー塗布、接着剤塗布、布類貼着、接着剤硬化
等の多くの工数を必要とした。
、加硫後のゴム押出品の意匠面をパフ仕上げ、脱脂処理
、ブライマー塗布、接着剤塗布、布類貼着、接着剤硬化
等の多くの工数を必要とした。
この従来方法に対し、本発明の方法は、第1接着剤層7
を具備した押出品本体1の押出し直後、PVCペースト
の塗布して第2接着剤層8を形成し、続いて、帯布9を
該第2接着剤層8上に圧着し、加硫工程に搬送するだけ
でよく、生産性が格段に向上する。
を具備した押出品本体1の押出し直後、PVCペースト
の塗布して第2接着剤層8を形成し、続いて、帯布9を
該第2接着剤層8上に圧着し、加硫工程に搬送するだけ
でよく、生産性が格段に向上する。
そして、この第1接着剤層フは、押出品本体のソリッド
ゴム部3に、第2接着剤層8は第1接着剤層7に、帯布
9は第2接着剤層8に、それぞれ強力に接着し、後述の
実施例で示す如く、十分に実用強度を有している。
ゴム部3に、第2接着剤層8は第1接着剤層7に、帯布
9は第2接着剤層8に、それぞれ強力に接着し、後述の
実施例で示す如く、十分に実用強度を有している。
また、押出方向で所定長ずつ所定色を交互に配する異な
る相開を仕上げたい場合、又は、押出方向にパラレルに
異なる相開を仕上げた場合等も、それぞれ、第2接着剤
層8上にパラレル又は交互に帯布を圧着するだけでよく
、生産性良好である〈実施例〉 以下、本発明の方法における、押出品本体と帯布との接
着強度を確認するために行なった実施例について説明を
する。
る相開を仕上げたい場合、又は、押出方向にパラレルに
異なる相開を仕上げた場合等も、それぞれ、第2接着剤
層8上にパラレル又は交互に帯布を圧着するだけでよく
、生産性良好である〈実施例〉 以下、本発明の方法における、押出品本体と帯布との接
着強度を確認するために行なった実施例について説明を
する。
クロスヘツド形の押出機(仕様ニジリンダ径60IIl
lφ、圧縮比1.5)を使用してソリッドゴム部3・ス
ポンジゴム部5および第1接着剤層7をそれぞれ形成す
る第1・2・3表の各配合処方のゴム材料を使用して、
第2図に示す断面のウェザストリップ(但し、第2接着
剤層8および帯布9を除く。第1接着剤層厚み: 0.
4 am)を押出し後(条件:押出速度5m/分)、第
4表に示す配合処方のPVCペースト(真空脱泡後の)
をシャワーコート法により膜厚100μmとなるように
塗布して第2接看剤層(PVCペースト層)8を形成し
、さらに、ポリエステル織布(平m)からなる帯布(幅
:40@II、厚みH2mmt)を圧潰後、該押出物を
)IAV糟に搬入し、200℃×10分の条件で、本体
1および接部剤層8の加硫並に加熱ゲル化を同時におこ
なって、帯布9のゴム押出品への貼着−株化を完了した
。
lφ、圧縮比1.5)を使用してソリッドゴム部3・ス
ポンジゴム部5および第1接着剤層7をそれぞれ形成す
る第1・2・3表の各配合処方のゴム材料を使用して、
第2図に示す断面のウェザストリップ(但し、第2接着
剤層8および帯布9を除く。第1接着剤層厚み: 0.
4 am)を押出し後(条件:押出速度5m/分)、第
4表に示す配合処方のPVCペースト(真空脱泡後の)
をシャワーコート法により膜厚100μmとなるように
塗布して第2接看剤層(PVCペースト層)8を形成し
、さらに、ポリエステル織布(平m)からなる帯布(幅
:40@II、厚みH2mmt)を圧潰後、該押出物を
)IAV糟に搬入し、200℃×10分の条件で、本体
1および接部剤層8の加硫並に加熱ゲル化を同時におこ
なって、帯布9のゴム押出品への貼着−株化を完了した
。
こうして調製した試料について室温で24h放置後、帯
布9の基材(ゴム押出品)に対する接着強さを、180
”剥離試験(引張速度; 10 cm7分)で測定した
ところ、剥離強度は、3.4 kg/amであった。
布9の基材(ゴム押出品)に対する接着強さを、180
”剥離試験(引張速度; 10 cm7分)で測定した
ところ、剥離強度は、3.4 kg/amであった。
第 1 表 (単位:重量部)※日本合成
ゴム特製造 第 表 (単位; 重量部) ※日本合成ゴム−製造 第 3 表 (単位: 重量部) 系日本合成ゴム@製造カーボンブラック配合系(NBR
/EPDM−70/30)第4表 ※住友化学■製造
ゴム特製造 第 表 (単位; 重量部) ※日本合成ゴム−製造 第 3 表 (単位: 重量部) 系日本合成ゴム@製造カーボンブラック配合系(NBR
/EPDM−70/30)第4表 ※住友化学■製造
第1図は本発明のゴム押出品の相開仕上げ方法を一例を
示す概略工程区、 第2図は本発明の方法で相開仕上げたウェザストリップ
の一例を示す断面斜視図、 第3図は第2図のウェザストリップのトリム部を曲げ加
工した断面斜視図である。 1・・・ウェザストリップ本体、 3・・・ソリッドゴム部、 5・・・スポンジゴム部、 フ・・・′81接着剤層、 8・・・第2接着剤層、 9・・・帯布、 17・・・ペースト塗布装置、 18・・・帯布繰り出しロール、 19・・・帯布圧着ロール、 22・・・熱風加硫槽(HAV槽)、 D・・・意匠面。 第 2 図
示す概略工程区、 第2図は本発明の方法で相開仕上げたウェザストリップ
の一例を示す断面斜視図、 第3図は第2図のウェザストリップのトリム部を曲げ加
工した断面斜視図である。 1・・・ウェザストリップ本体、 3・・・ソリッドゴム部、 5・・・スポンジゴム部、 フ・・・′81接着剤層、 8・・・第2接着剤層、 9・・・帯布、 17・・・ペースト塗布装置、 18・・・帯布繰り出しロール、 19・・・帯布圧着ロール、 22・・・熱風加硫槽(HAV槽)、 D・・・意匠面。 第 2 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 押出品本体がEPDM製のソリッドゴム部を含むゴム押
出品において、該ソリッドゴム部の意匠面上に、布類を
貼着してゴム押出品の意匠面を布調に仕上げる方法にお
いて、 前記ソリッドゴム部の前記意匠面に、NBR/EPDM
(重量比)=80/20〜40/60の混合物100重
量部に対して、スチレン系ポリマー、ポリアルケナマー
の少なくとも一種が5〜20重量部添加されてなるブレ
ンドポリマーまたはそのゴム配合物からなる第1接着剤
層を形成して前記押出品本体を押出し、 該押出直後に、PVCペーストを前記第1接着剤層上に
塗布して第2接着剤層を形成し、続いて、該第2接着剤
層上に所定の帯布を圧着し、前記押出品本体の加硫工程
において、前記第2接着剤層を加熱ゲル化させて、前記
帯布のゴム押出品への貼着一体化を完了する、 ことを特徴とするゴム押出品の布調仕上げ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1271332A JPH03132314A (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | ゴム押出品の布調仕上げ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1271332A JPH03132314A (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | ゴム押出品の布調仕上げ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03132314A true JPH03132314A (ja) | 1991-06-05 |
Family
ID=17498579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1271332A Pending JPH03132314A (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | ゴム押出品の布調仕上げ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03132314A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001301469A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-10-31 | Hayashi Gijutsu Kenkyusho:Kk | 自動車用ウェザーストリップ |
JP2007237503A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Japan Vilene Co Ltd | 被覆テープ材 |
JP2013241005A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-12-05 | S B Sheet Waterproof Systems Co Ltd | 接合方法 |
-
1989
- 1989-10-18 JP JP1271332A patent/JPH03132314A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001301469A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-10-31 | Hayashi Gijutsu Kenkyusho:Kk | 自動車用ウェザーストリップ |
JP2007237503A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Japan Vilene Co Ltd | 被覆テープ材 |
JP2013241005A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-12-05 | S B Sheet Waterproof Systems Co Ltd | 接合方法 |
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