JPH03124924A - 自動変速機付車両用エンジンの制御装置 - Google Patents
自動変速機付車両用エンジンの制御装置Info
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- JPH03124924A JPH03124924A JP1263380A JP26338089A JPH03124924A JP H03124924 A JPH03124924 A JP H03124924A JP 1263380 A JP1263380 A JP 1263380A JP 26338089 A JP26338089 A JP 26338089A JP H03124924 A JPH03124924 A JP H03124924A
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- control
- engine
- torque
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Links
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Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動変速機付車両用エンジンの制御装置に関
し、特に吸入空気量の変化に基いて変速時のエンジン出
力の変更開始時期を設定するようにしたものに関する。
し、特に吸入空気量の変化に基いて変速時のエンジン出
力の変更開始時期を設定するようにしたものに関する。
自動変速機付自動車用エンジンにおいて、自動的に変速
段が切換えられると、エンジン回転数が変化し出力トル
クが変化することからトルクショックが生じることは広
く知られている。例えば、自動変速機の変速段がシフト
アップされると、変速機の変速比は小さくなるが、車輪
とともに回転する出力軸の回転数は急激に変化しないの
で、変速機の入力軸の回転数は変速前より大幅に低下し
なければならない。このため、変速時においては変速機
の入力軸の回転数が必要回転数よりも高くなりそのトル
クが過剰となるので、かかる過剰なトルクによって変速
ショックが発生する。
段が切換えられると、エンジン回転数が変化し出力トル
クが変化することからトルクショックが生じることは広
く知られている。例えば、自動変速機の変速段がシフト
アップされると、変速機の変速比は小さくなるが、車輪
とともに回転する出力軸の回転数は急激に変化しないの
で、変速機の入力軸の回転数は変速前より大幅に低下し
なければならない。このため、変速時においては変速機
の入力軸の回転数が必要回転数よりも高くなりそのトル
クが過剰となるので、かかる過剰なトルクによって変速
ショックが発生する。
このような変速時のトルクショックは乗心地の面で好ま
しくないので、従来よりこのトルクショックを軽減する
種々の対策が講じられて来た。
しくないので、従来よりこのトルクショックを軽減する
種々の対策が講じられて来た。
例えば、上記シフトアップ時のトルクショック軽減の為
のトルクダウン制御として、一般に燃料カットや点火時
期リタードなどが広く採用されているが、そのトルクダ
ウン制御の開始時期及び終了時期は通常の場合エンジン
回転数の変化に基いて決定される(例えば、特開昭55
−69783号公報参照)。
のトルクダウン制御として、一般に燃料カットや点火時
期リタードなどが広く採用されているが、そのトルクダ
ウン制御の開始時期及び終了時期は通常の場合エンジン
回転数の変化に基いて決定される(例えば、特開昭55
−69783号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題]
ところで、エンジンが定常状態で運転されている場合に
は、エンジン回転数とトルクとの間には一定の相関関係
が成立するけれども、変速時のようにエンジン回転数が
象、激に変化する場合には、吸気慣性の影響によりエン
ジン回転数とトルクとの相関関係が変動する。即ち、シ
フトアップの場合を例にして説明すると、シフトアップ
によりエンジン回転数が低下してから吸入空気量が減少
し、その吸入空気量の減少に応じて燃料噴射量が減少し
てトルクが低下することになる。つまり、エンジン回転
数の低下よりも時間遅れを伴なってトルク低下が生じる
ことから、エンジン回転数の低下がトルクの低下を正し
く反映していないことになる。
は、エンジン回転数とトルクとの間には一定の相関関係
が成立するけれども、変速時のようにエンジン回転数が
象、激に変化する場合には、吸気慣性の影響によりエン
ジン回転数とトルクとの相関関係が変動する。即ち、シ
フトアップの場合を例にして説明すると、シフトアップ
によりエンジン回転数が低下してから吸入空気量が減少
し、その吸入空気量の減少に応じて燃料噴射量が減少し
てトルクが低下することになる。つまり、エンジン回転
数の低下よりも時間遅れを伴なってトルク低下が生じる
ことから、エンジン回転数の低下がトルクの低下を正し
く反映していないことになる。
本発明の目的は、適切に或いはより高い応答性でもって
トルクショック低減の為のトルクダウン制御の開始時期
と終了時期の少なくとも1つを設定し得るような自動変
速機付車両用エンジンの制御装置を提供することである
。
トルクショック低減の為のトルクダウン制御の開始時期
と終了時期の少なくとも1つを設定し得るような自動変
速機付車両用エンジンの制御装置を提供することである
。
本発明に係る自動変速機付車両用エンジンの制御装置は
、自動変速機と、自動変速機の変速状態を検出する変速
状態検出手段と、エンジン出力を変更するエンジン出力
変更手段とを備えたエンジンの制御装置であって、変速
時にエンジン出力を変更してトルクショックを低減する
ようにしたエンジンの制御装置において、エンジンの吸
入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、上記吸入空
気量検出手段で検出した吸入空気量の変化に基いて変速
時のエンジン出力の変更開始時期と変更終了時期の少な
くとも1つを設定する変更開始時期設定手段を設けたも
のである。
、自動変速機と、自動変速機の変速状態を検出する変速
状態検出手段と、エンジン出力を変更するエンジン出力
変更手段とを備えたエンジンの制御装置であって、変速
時にエンジン出力を変更してトルクショックを低減する
ようにしたエンジンの制御装置において、エンジンの吸
入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、上記吸入空
気量検出手段で検出した吸入空気量の変化に基いて変速
時のエンジン出力の変更開始時期と変更終了時期の少な
くとも1つを設定する変更開始時期設定手段を設けたも
のである。
〔作用]
本発明に係る自動変速機付車両用エンジンの制御装置に
おいては、吸入空気量検出手段で検出した吸入空気量の
変化に基いて変速時のエンジン出力の変更開始時期と変
更終了時期の少なくとも1つを設定する変更開始時期設
定手段を設けである。
おいては、吸入空気量検出手段で検出した吸入空気量の
変化に基いて変速時のエンジン出力の変更開始時期と変
更終了時期の少なくとも1つを設定する変更開始時期設
定手段を設けである。
変速時のようにエンジン回転数が著しく変動する場合、
吸気慣性の影響によりエンジン回転数よりも吸入空気量
の方がより正確にトルクを反映することになるので、上
記のような変更開始時期設定手段を設けたことにより、
従来技術のようにエンジン回転数の変化に基いて変更開
始時期や変更終了時期を設定する場合よりも適切に変更
開始時期や変更終了時期を設定することが出来る。それ
故、従来技術の場合よりも適切に或いはより高い応答性
でもってトルクショックの低減を図ることが可能となる
。
吸気慣性の影響によりエンジン回転数よりも吸入空気量
の方がより正確にトルクを反映することになるので、上
記のような変更開始時期設定手段を設けたことにより、
従来技術のようにエンジン回転数の変化に基いて変更開
始時期や変更終了時期を設定する場合よりも適切に変更
開始時期や変更終了時期を設定することが出来る。それ
故、従来技術の場合よりも適切に或いはより高い応答性
でもってトルクショックの低減を図ることが可能となる
。
[発明の効果]
本発明に係る自動変速機付車両用エンジンの制御装置に
よれば、上記〔作用〕の項で説明したように、吸入空気
量検出手段と、この吸入空気量検出手段で検出された吸
入空気量の変化に基いてエンジン出力の変更開始時期と
変更終了時期の少なくとも1つを設定する変更開始時期
設定手段とを設けたことにより、従来技術のようにエン
ジン回転数の変化に基いて変更開始時期を設定する場合
よりも適切に変更開始時期を設定することが出来る。そ
の結果、より適切に或いは高い応答性でもって変速時の
トルクショックを低減することが出来る。
よれば、上記〔作用〕の項で説明したように、吸入空気
量検出手段と、この吸入空気量検出手段で検出された吸
入空気量の変化に基いてエンジン出力の変更開始時期と
変更終了時期の少なくとも1つを設定する変更開始時期
設定手段とを設けたことにより、従来技術のようにエン
ジン回転数の変化に基いて変更開始時期を設定する場合
よりも適切に変更開始時期を設定することが出来る。そ
の結果、より適切に或いは高い応答性でもって変速時の
トルクショックを低減することが出来る。
以下、本発明の実施例について図面に基いて説明する。
第1図は自動変速機付自動車用4気筒エンジンEの全体
構成を示すもので、シリンダブロック1、シリンダヘッ
ド2、ピストン3、コンロッド4、クランク軸5、吸気
ポート6及び吸気弁7、排気ボート8及び排気弁9、動
弁機構lO1吸気通路11、排気通路12及び自動変速
機13(これを、ATと略称することもある)などに関
しては通常のものと同様なので詳しい説明は省略する。
構成を示すもので、シリンダブロック1、シリンダヘッ
ド2、ピストン3、コンロッド4、クランク軸5、吸気
ポート6及び吸気弁7、排気ボート8及び排気弁9、動
弁機構lO1吸気通路11、排気通路12及び自動変速
機13(これを、ATと略称することもある)などに関
しては通常のものと同様なので詳しい説明は省略する。
上記吸気通路11には、上流側から順にエアクリーナ2
0、エアフローメータ21、スロットル弁23、サージ
タンク26が介設され、スロットル弁23をバイパスす
るバイパス通路25には■SC弁25a(アイドルスピ
ードコントロール弁)が介装され、各気筒の吸気ボート
6は吸気マニホールドを構成する分岐通路27でサージ
タンク26へ接続され、各分岐通路27のサージタンク
26への接続部には共鳴過給用の体積バルブ28が介設
され、高回転時には例えばソレノイド式アクチュエータ
29により4個の体積バルブ28が開かれて分岐通路2
7の通路長が短かくなるように設けられている。更に、
各分岐通路27には吸気ポート6に向けて燃料を噴射す
るインジェクタ30が付設され、スロットル弁23には
その開度を電気的に検出するスロットル開度センサ24
が設けられ、クランク軸5のクランク角を検出するクラ
ンク角センサ22がクランク軸5に連係させて設けられ
ている。
0、エアフローメータ21、スロットル弁23、サージ
タンク26が介設され、スロットル弁23をバイパスす
るバイパス通路25には■SC弁25a(アイドルスピ
ードコントロール弁)が介装され、各気筒の吸気ボート
6は吸気マニホールドを構成する分岐通路27でサージ
タンク26へ接続され、各分岐通路27のサージタンク
26への接続部には共鳴過給用の体積バルブ28が介設
され、高回転時には例えばソレノイド式アクチュエータ
29により4個の体積バルブ28が開かれて分岐通路2
7の通路長が短かくなるように設けられている。更に、
各分岐通路27には吸気ポート6に向けて燃料を噴射す
るインジェクタ30が付設され、スロットル弁23には
その開度を電気的に検出するスロットル開度センサ24
が設けられ、クランク軸5のクランク角を検出するクラ
ンク角センサ22がクランク軸5に連係させて設けられ
ている。
上記エンジンEを制御する第1コントロールユニツト1
4と、エンジンEのクランク軸5に!結された自動変速
機13を制御する第2コントロールユニツト15とが設
けられている。エアフローメータ22とスロットル開度
センサ24とクランク角センサ22などのセンサ類から
の検出信号が第1コントロールユニツト14へ入力され
るとともに、第1コントロールユニツト14からはIS
C弁25aと各インジェクタ30とアクチュエータ29
とディストリビュータ31などに夫々制御信号が出力さ
れる。
4と、エンジンEのクランク軸5に!結された自動変速
機13を制御する第2コントロールユニツト15とが設
けられている。エアフローメータ22とスロットル開度
センサ24とクランク角センサ22などのセンサ類から
の検出信号が第1コントロールユニツト14へ入力され
るとともに、第1コントロールユニツト14からはIS
C弁25aと各インジェクタ30とアクチュエータ29
とディストリビュータ31などに夫々制御信号が出力さ
れる。
自動変速機13には、その出力軸の回転数を検出する車
速センサ16が設けられていて、車速センサ16で検出
した車速信号■が第2コントロールユニツト15へ入力
され、スロットル開度信号TVOと自動変速機13内の
作動油油圧を制御する為の油圧デユーティ信号ODとが
第1コントロールユニツト14から第2コントロールユ
ニツト15へ出力され、また変速段を表わす変速信号S
が第2コントロールユニツト15から第1コントロール
ユニツ)14へ出力され、また上記油圧デユーティ信号
ODに基いて得られた油圧制御信号が第2コントロール
ユニツト15から自動変速機13内の作動油油圧制御用
コントロール弁18へ出力されるとともに変速段を指令
する変速手旨令信号が第2コントロールユニツト15か
ら自動変速機13内のコントロール弁ユニッ1−17へ
出力されている。
速センサ16が設けられていて、車速センサ16で検出
した車速信号■が第2コントロールユニツト15へ入力
され、スロットル開度信号TVOと自動変速機13内の
作動油油圧を制御する為の油圧デユーティ信号ODとが
第1コントロールユニツト14から第2コントロールユ
ニツト15へ出力され、また変速段を表わす変速信号S
が第2コントロールユニツト15から第1コントロール
ユニツ)14へ出力され、また上記油圧デユーティ信号
ODに基いて得られた油圧制御信号が第2コントロール
ユニツト15から自動変速機13内の作動油油圧制御用
コントロール弁18へ出力されるとともに変速段を指令
する変速手旨令信号が第2コントロールユニツト15か
ら自動変速機13内のコントロール弁ユニッ1−17へ
出力されている。
上記第1コントロールユニツト14及び第2コントロー
ルユニツト15は、夫々マイクロコンピュータを主体と
する一般的な構成のもので、第1コントロールユニツト
14にはセンサ類からの検出信号をA/D変換するA/
D変換器、クランク角センサ22からの検出信号を波形
整形する波形整形回路、入出力インターフェイス、イン
ジェクタ30やアクチュエータ29やディストリビュー
タ31の為の複数の駆動回路なども設けられ、第1コン
トロールユニツト14のマイクロコンピュータのROM
(リード・オンリ・メモリ)には点火時期制御の制御
プログラム及びこれに付随する基本点火時期のマツプ、
燃料噴射制御の制御プログラム及びこれに付随する基本
燃料噴射量マツプ、ISC弁25aを制御する制御プロ
グラム及びこれに付随するマツプ、体積バルブ28を制
御する制御プログラム、及び第2図〜第4図に基いて後
述する変速時のトルクダウン制御及びAT油圧低下制御
の制御プログラム及びこれに付随するマツプなどが予め
入力格納されている。
ルユニツト15は、夫々マイクロコンピュータを主体と
する一般的な構成のもので、第1コントロールユニツト
14にはセンサ類からの検出信号をA/D変換するA/
D変換器、クランク角センサ22からの検出信号を波形
整形する波形整形回路、入出力インターフェイス、イン
ジェクタ30やアクチュエータ29やディストリビュー
タ31の為の複数の駆動回路なども設けられ、第1コン
トロールユニツト14のマイクロコンピュータのROM
(リード・オンリ・メモリ)には点火時期制御の制御
プログラム及びこれに付随する基本点火時期のマツプ、
燃料噴射制御の制御プログラム及びこれに付随する基本
燃料噴射量マツプ、ISC弁25aを制御する制御プロ
グラム及びこれに付随するマツプ、体積バルブ28を制
御する制御プログラム、及び第2図〜第4図に基いて後
述する変速時のトルクダウン制御及びAT油圧低下制御
の制御プログラム及びこれに付随するマツプなどが予め
入力格納されている。
上記第2コントロールユニツト15には、車速センサ1
6からの検出信号を波形整形する波形整形回路、入出力
インターフェイス、変速指令信号出力用の駆動回路、油
圧制御信号出力用の駆動回路なども設けられ、第2コン
トロールユニツト15のマイクロコンピュータのROM
(リード・オンリ・メモリ)には車速■とスロットル開
度TVOとに基いて自動変速機13の変速段を決定する
制御プログラム及びそれに付随するマツプ、上記のよう
に決定された変速段となるように自動変速[13内の油
圧系制御用のコントロール弁ユニット17を制御する制
御プログラム、第1コントロールユニッ1−14から供
給される油圧デュτティ信号ODに基いて或いは予め設
定された油圧デユーティ値に基いて自動変速機13内の
作動油油圧制御用コントロール弁18を制御するAT油
圧制御プログラムなどが予め入力格納されている。
6からの検出信号を波形整形する波形整形回路、入出力
インターフェイス、変速指令信号出力用の駆動回路、油
圧制御信号出力用の駆動回路なども設けられ、第2コン
トロールユニツト15のマイクロコンピュータのROM
(リード・オンリ・メモリ)には車速■とスロットル開
度TVOとに基いて自動変速機13の変速段を決定する
制御プログラム及びそれに付随するマツプ、上記のよう
に決定された変速段となるように自動変速[13内の油
圧系制御用のコントロール弁ユニット17を制御する制
御プログラム、第1コントロールユニッ1−14から供
給される油圧デュτティ信号ODに基いて或いは予め設
定された油圧デユーティ値に基いて自動変速機13内の
作動油油圧制御用コントロール弁18を制御するAT油
圧制御プログラムなどが予め入力格納されている。
次に、第2図〜第3図に基いて変速時のトルクダウン制
御及びAT油圧低下制御について説明するが、この制御
は自動変速機13をシフトアップするときの例について
説明したものである。
御及びAT油圧低下制御について説明するが、この制御
は自動変速機13をシフトアップするときの例について
説明したものである。
最初にこの制御の概要について説明すると、自動車のア
クセルペダルを所定量踏み込んだ状態で走行中に車速か
徐々に増加していって自動的に変速段が切換えられてシ
フトアップされると、ギヤ比がそれ以前よりも小さくな
りまた車速が急速には変化しないことからエンジン回転
数が低下し、その結果吸入空気量QAが第6図の曲線の
ように多少の時間遅れを伴なってA点から減少し始め、
出力トルクも減少し始める。このシフトアップ時のトル
ク急減に起因するトルクショックを緩和する為、この制
御ではエンジン回転数よ、りも正確にトルクを反映する
吸入空気量QAの変化に基いて変速時のトルクダウン制
御及びAT油圧低下制御の開始時期及び終了時期を設定
する。
クセルペダルを所定量踏み込んだ状態で走行中に車速か
徐々に増加していって自動的に変速段が切換えられてシ
フトアップされると、ギヤ比がそれ以前よりも小さくな
りまた車速が急速には変化しないことからエンジン回転
数が低下し、その結果吸入空気量QAが第6図の曲線の
ように多少の時間遅れを伴なってA点から減少し始め、
出力トルクも減少し始める。このシフトアップ時のトル
ク急減に起因するトルクショックを緩和する為、この制
御ではエンジン回転数よ、りも正確にトルクを反映する
吸入空気量QAの変化に基いて変速時のトルクダウン制
御及びAT油圧低下制御の開始時期及び終了時期を設定
する。
即ち、吸入空気ff1QAの変化に基いて第6図のA点
を検出し、A点の時点から燃料カットと点火時期リター
ドによるトルクダウン制御を開始するとともに、自動変
速機13内の作動油油圧を低下させるAT油圧低下制御
を開始する。このAT油圧低下制御について補足説明す
ると、A点の時点になるまでに自動変速機13内のギヤ
の切換え(シフトアップ)は実行されるが、それ以降も
自動変速機13内のクラッチやブレーキでは滑りなどに
よってトルク減少に付随するエネルギ吸収がなされてい
ることから、作動油油圧を低下させることで上記エネル
ギ吸収によるトルク急減の緩和を図るものとする。
を検出し、A点の時点から燃料カットと点火時期リター
ドによるトルクダウン制御を開始するとともに、自動変
速機13内の作動油油圧を低下させるAT油圧低下制御
を開始する。このAT油圧低下制御について補足説明す
ると、A点の時点になるまでに自動変速機13内のギヤ
の切換え(シフトアップ)は実行されるが、それ以降も
自動変速機13内のクラッチやブレーキでは滑りなどに
よってトルク減少に付随するエネルギ吸収がなされてい
ることから、作動油油圧を低下させることで上記エネル
ギ吸収によるトルク急減の緩和を図るものとする。
一方、第6図のB点で吸入空気量QAが増加に転するが
、燃料供給等の応答遅れに鑑み、B点の時点より若干早
い0点の時点で上記トルクダウン制御及びAT油圧低下
制御を終了するものとする。
、燃料供給等の応答遅れに鑑み、B点の時点より若干早
い0点の時点で上記トルクダウン制御及びAT油圧低下
制御を終了するものとする。
ここで、上記トルクダウン制御及びAT油圧低下制御に
ついて第2図〜第4図のフローチャート及び第5図・第
6図に基いて詳しく説明する。但し、図中Si (i
=L 2.3・・・)は各ステップを示すものである。
ついて第2図〜第4図のフローチャート及び第5図・第
6図に基いて詳しく説明する。但し、図中Si (i
=L 2.3・・・)は各ステップを示すものである。
第2図において、制御開始後に必要な初期化が実行され
ると、スロットル開度センサ24からのスロットル開度
TVOの信号、エアフローメータ21からの吸入空気M
QAの信号及びISC弁25aのリニアソレノイドを駆
動する駆動パルスのデユーティであるISCデユーティ
DISCが夫々読込まれ(31)、RAM(ランダム・
アクセス・メモリ)の夫々対応するレジスタに格納され
る。
ると、スロットル開度センサ24からのスロットル開度
TVOの信号、エアフローメータ21からの吸入空気M
QAの信号及びISC弁25aのリニアソレノイドを駆
動する駆動パルスのデユーティであるISCデユーティ
DISCが夫々読込まれ(31)、RAM(ランダム・
アクセス・メモリ)の夫々対応するレジスタに格納され
る。
但し、ISCデユーティDISCはISC弁25aの制
御で得られているものが読込まれる。
御で得られているものが読込まれる。
次に、シフトアップがなされることを表わすシフトアッ
プフラグFGsuがセットされているか否か判定される
(S2)。但し、このフラグFG、t+は、第2コント
ロールユニツト15からの変速信号に基いてシフトアッ
プが実行されたときにセットされる。シフトアップが実
行されず、フラグFGStlがセットされていないとき
には変速信号に基いて現在の変速段が読込まれてRAM
のメモリに格納され(S3)、その後Slへ戻る。こう
して、シフトアップが実行されないとき81〜S3が繰
返される。
プフラグFGsuがセットされているか否か判定される
(S2)。但し、このフラグFG、t+は、第2コント
ロールユニツト15からの変速信号に基いてシフトアッ
プが実行されたときにセットされる。シフトアップが実
行されず、フラグFGStlがセットされていないとき
には変速信号に基いて現在の変速段が読込まれてRAM
のメモリに格納され(S3)、その後Slへ戻る。こう
して、シフトアップが実行されないとき81〜S3が繰
返される。
そのうちに、シフトアップが実行されると、フラグFC
,,+がセットされるので、S4へ移行してトルクダウ
ン制御及びAT油圧低下制御を指令するトルクダウンフ
ラグFGrnがセットされているか否か判定され(34
)、当初はフラグFCtoがセットされていないので8
5へ移行する。
,,+がセットされるので、S4へ移行してトルクダウ
ン制御及びAT油圧低下制御を指令するトルクダウンフ
ラグFGrnがセットされているか否か判定され(34
)、当初はフラグFCtoがセットされていないので8
5へ移行する。
次に、S5においてRAMのレジスタに記憶している複
数回の吸入空気量QAのデータに基いて前回の吸入空気
量時間変化率d QA(i 1)/ d を及び今回
の吸入空気量時間変化率d QA (i) / dtが
演算され、dQA(11)/d t≧0でかつdQA(
D /d t≦0か否かつまり吸入空気ff1Q^が減
少に転じたか否か判定され、減少に転じていないときに
はSlへ戻りまた減少に転じたときにはS6へ移行する
。
数回の吸入空気量QAのデータに基いて前回の吸入空気
量時間変化率d QA(i 1)/ d を及び今回
の吸入空気量時間変化率d QA (i) / dtが
演算され、dQA(11)/d t≧0でかつdQA(
D /d t≦0か否かつまり吸入空気ff1Q^が減
少に転じたか否か判定され、減少に転じていないときに
はSlへ戻りまた減少に転じたときにはS6へ移行する
。
次に、S6では第3図のルーチンによりシフトアップ時
のトルクダウン制御及びAT油圧低下制御が実行され、
次にフラグFG、、がセットされ(37)、次にピーク
吸入空気IQAsの値として・第6図のA点の吸入空気
量QAに相当する最新の吸入空気IQAが与えられ(S
8)、次にオフセット係数γがマツプから読込まれ(S
9)、次にトルクダウン制御及びAT油圧低下制御の終
了時期(第6図の0点)を決定する為の終了時点吸入空
気量Q a E oがQAED = QAs X G
(i +1) / G (i)×Tの式で演算される(
310)。但し、シフトアップ前の変速段のギヤ比G(
i)はS3で読込まれた変速段に基いて変速段とギヤ比
のテーブルから決定されまたシフトアップ後の現在の変
速段のギヤ比G(i−)−1)は第2コントロールユニ
ツト15から供給される変速信号に基いて上記テーブル
から決定される。シフトアップなのでG(i+1)<G
(i)であり、第6図のB点の吸入空気量はQAs×G
(i +1)/ G (i)となるが、B点の吸入空
気量にオフセット係数1倍した吸入空気量となる0点で
トルクダウン制御及びAT油圧低下制御を終了させるも
のとする。但し、オフセット係数Tの値は次の第1表の
ようなテーブルで予め格納されている。
のトルクダウン制御及びAT油圧低下制御が実行され、
次にフラグFG、、がセットされ(37)、次にピーク
吸入空気IQAsの値として・第6図のA点の吸入空気
量QAに相当する最新の吸入空気IQAが与えられ(S
8)、次にオフセット係数γがマツプから読込まれ(S
9)、次にトルクダウン制御及びAT油圧低下制御の終
了時期(第6図の0点)を決定する為の終了時点吸入空
気量Q a E oがQAED = QAs X G
(i +1) / G (i)×Tの式で演算される(
310)。但し、シフトアップ前の変速段のギヤ比G(
i)はS3で読込まれた変速段に基いて変速段とギヤ比
のテーブルから決定されまたシフトアップ後の現在の変
速段のギヤ比G(i−)−1)は第2コントロールユニ
ツト15から供給される変速信号に基いて上記テーブル
から決定される。シフトアップなのでG(i+1)<G
(i)であり、第6図のB点の吸入空気量はQAs×G
(i +1)/ G (i)となるが、B点の吸入空
気量にオフセット係数1倍した吸入空気量となる0点で
トルクダウン制御及びAT油圧低下制御を終了させるも
のとする。但し、オフセット係数Tの値は次の第1表の
ようなテーブルで予め格納されている。
上記オフセット係数Tについて、低速段程回転数の立上
りが速くなることから応答遅れが生じないように係数T
の値を大きく設定し、またスロットル開度TVOが小さ
い程吸入空気1tQnの変化が大きいので係数Tを大き
く設定しである。
りが速くなることから応答遅れが生じないように係数T
の値を大きく設定し、またスロットル開度TVOが小さ
い程吸入空気1tQnの変化が大きいので係数Tを大き
く設定しである。
次に、310において終了時点吸入空気IQAE。が決
定されると、SIOから31へ戻り、S1〜S4が繰り
返されるが、S7においてフラグFG9がセットされた
ので、S4からSllへ移行する。
定されると、SIOから31へ戻り、S1〜S4が繰り
返されるが、S7においてフラグFG9がセットされた
ので、S4からSllへ移行する。
Sitでは、レジスタに格納しているメロ1.トル開度
TVO及びISCデユーティD rscのデータに基い
てフラグFCTDがセットされた以降のスロットル開度
TVOの変化量ΔTVOの絶対値及びISCデユーティ
DI3cの変化量ΔD+scの絶対値が夫々非常に小さ
な許容値α・β以下であって且つ体積バルブ28が作動
していないか否か判定され、Yesのときにはトルクダ
ウン制御とAT油圧低下制御をキャンセルする必要がな
いので312へ移行し、またNOのときにはこれら制御
をキャンセルする必要があるので313へ移行する。
TVO及びISCデユーティD rscのデータに基い
てフラグFCTDがセットされた以降のスロットル開度
TVOの変化量ΔTVOの絶対値及びISCデユーティ
DI3cの変化量ΔD+scの絶対値が夫々非常に小さ
な許容値α・β以下であって且つ体積バルブ28が作動
していないか否か判定され、Yesのときにはトルクダ
ウン制御とAT油圧低下制御をキャンセルする必要がな
いので312へ移行し、またNOのときにはこれら制御
をキャンセルする必要があるので313へ移行する。
次に312では、今回の吸入空気量QA>QA!。か否
か判定され、Yesのときつまり吸入空気量QAが第6
図C点の吸入空気量Q AEDまで減少しておらず、ト
ルクダウン制御及びAT油圧低下制御を継続すべきとき
には、S12から81へ戻り、81〜312が繰返され
る。つまり、この間は後述の320〜S25で説明する
ところの燃料カットと点火時期リタードとAT油圧低下
の制御が継続される。
か判定され、Yesのときつまり吸入空気量QAが第6
図C点の吸入空気量Q AEDまで減少しておらず、ト
ルクダウン制御及びAT油圧低下制御を継続すべきとき
には、S12から81へ戻り、81〜312が繰返され
る。つまり、この間は後述の320〜S25で説明する
ところの燃料カットと点火時期リタードとAT油圧低下
の制御が継続される。
その後、QAsQatoとなったときには312から3
13へ移行し、またSllにおける判定の結果これら制
御をキャンセルすべきと判定されたときには、S13に
おいて後述の第4図のルーチンのようにトルクダウン制
御及びAT油圧低下制御が終了させられ、次にフラグF
Ctoがリセットされ(S14)、次にフラグFGsu
がリセットされ(515)、S15からSlへ戻り、以
下上述のルーチンが繰り返されることになる。
13へ移行し、またSllにおける判定の結果これら制
御をキャンセルすべきと判定されたときには、S13に
おいて後述の第4図のルーチンのようにトルクダウン制
御及びAT油圧低下制御が終了させられ、次にフラグF
Ctoがリセットされ(S14)、次にフラグFGsu
がリセットされ(515)、S15からSlへ戻り、以
下上述のルーチンが繰り返されることになる。
次に、S6で行なう制御の内容について、第3図のフロ
ーチャートに基いて説明する。
ーチャートに基いて説明する。
このルーチンが開始されると、エンジンEのトルクダウ
ンの為に燃料噴射制御に対して燃料カット指令が出力さ
れ(S’20)、次に点火時期制御のマツプから点火時
期の基本進角IG、A、、が読込まれ(S21)、次に
基本油圧デユーティOD!lAIが読込まれる(322
)。但し、上記基本油圧デユーティ0DllAsiは第
2コントロールユニツト15内の作動油油圧制御用コン
トロール弁18を制御する油圧制御にアクセスしてその
制御プログラムに予め設定された値が読込まれる。
ンの為に燃料噴射制御に対して燃料カット指令が出力さ
れ(S’20)、次に点火時期制御のマツプから点火時
期の基本進角IG、A、、が読込まれ(S21)、次に
基本油圧デユーティOD!lAIが読込まれる(322
)。但し、上記基本油圧デユーティ0DllAsiは第
2コントロールユニツト15内の作動油油圧制御用コン
トロール弁18を制御する油圧制御にアクセスしてその
制御プログラムに予め設定された値が読込まれる。
次に323において、点火時期の目標進角IGTAGが
基本進角IGIIAsEからIC+s+(所定値)を減
算して決定され、次に324において目標油圧デユーテ
ィ0Dtacが基本油圧デユーティ0DIA!IEにO
D+s+ (所定値)を加算して決定される。
基本進角IGIIAsEからIC+s+(所定値)を減
算して決定され、次に324において目標油圧デユーテ
ィ0Dtacが基本油圧デユーティ0DIA!IEにO
D+s+ (所定値)を加算して決定される。
次に、上記のように決定された目標進角IG丁八へが点
火時期制御へ出力されるとともに、目標油圧デユーティ
oDTAGが第2コントロールユニツト15のAT油圧
制御へ出力され、その後S7へ移行する。その結果、点
火時期制御においてはその後点火時期をIG、HIだけ
リタードさせたタイミングで点火するような制御が実行
され、また第2コントロールユニツト15のAT油圧制
御においてはその後油圧デユーティを0DINIだけ増
して0DIN+に相当する分だけ作動油油圧を低下させ
るような油圧制御信号をコントロール弁18のりニアソ
レノイドへ出力する。尚、上記コントロールユニット弁
18ではデユーティの増加に応じてドレン油量を増加さ
せ作動油油圧を低下させるようになっている。
火時期制御へ出力されるとともに、目標油圧デユーティ
oDTAGが第2コントロールユニツト15のAT油圧
制御へ出力され、その後S7へ移行する。その結果、点
火時期制御においてはその後点火時期をIG、HIだけ
リタードさせたタイミングで点火するような制御が実行
され、また第2コントロールユニツト15のAT油圧制
御においてはその後油圧デユーティを0DINIだけ増
して0DIN+に相当する分だけ作動油油圧を低下させ
るような油圧制御信号をコントロール弁18のりニアソ
レノイドへ出力する。尚、上記コントロールユニット弁
18ではデユーティの増加に応じてドレン油量を増加さ
せ作動油油圧を低下させるようになっている。
上記320〜325について説明したように、シフトア
ップ時のトルクダウン制御及びAT油圧低下制御におい
て、燃料カットを指令するのでエンジントルクが著しく
低下する。そして、吸気系に残留している燃料を対象と
して点火時期リタードを行なってトルクの低下を図る。
ップ時のトルクダウン制御及びAT油圧低下制御におい
て、燃料カットを指令するのでエンジントルクが著しく
低下する。そして、吸気系に残留している燃料を対象と
して点火時期リタードを行なってトルクの低下を図る。
加えて、自動変速機13内の作動油油圧を低下させるこ
とにより自動変速[13でなされるエネルギ吸収を緩和
してトルクダウンの緩和を図るようになっている。
とにより自動変速[13でなされるエネルギ吸収を緩和
してトルクダウンの緩和を図るようになっている。
次に、第6図の0点の時点になったときにトルクダウン
制御及びAT油圧低下制御を終了するときのルーチンつ
まり313でなされる制御の内容について第4図のフロ
ーチャートに基いて説明する。
制御及びAT油圧低下制御を終了するときのルーチンつ
まり313でなされる制御の内容について第4図のフロ
ーチャートに基いて説明する。
このルーチンが開始されると、燃料噴射制御に対して燃
料カット解除指令が出力され(S30)、次にソフトカ
ウンタCがインクリメントされ(S31)、次にカウン
タCが所定値K(例えば、K−20)以上か否か判定さ
れ(S32)、C<KのうちはS33へ移行して目標進
角■GTAGがΔIG(所定微小値、例えばΔIG=0
.05XIGIN+ )だけ増加され(S33)、次に
目標油圧デユーティ0DTAGがΔOD(所定微小値、
例えばΔ0D=0.05 X0DINI )だけ減少さ
れ(S34)、次にIGtaa≧ICynAsEか否か
判定され(S35)、初めのうちはNOなので336へ
移行してクランク角センサ22から入力されるクランク
角信号(例えば、クランク角180度毎に入力される)
を読込み、クランク角信号の入力を待ちそれが入力され
ると337において目標l0TA6と目標油圧デユーテ
ィ0DrAa とが前記同様に出力され、次に337か
ら331へ移行し331〜S37を繰り返していって、
第5図に示すように点火時期のリタード量を徐々に減少
させ且つ油圧デユーティを徐々に減少させていく。
料カット解除指令が出力され(S30)、次にソフトカ
ウンタCがインクリメントされ(S31)、次にカウン
タCが所定値K(例えば、K−20)以上か否か判定さ
れ(S32)、C<KのうちはS33へ移行して目標進
角■GTAGがΔIG(所定微小値、例えばΔIG=0
.05XIGIN+ )だけ増加され(S33)、次に
目標油圧デユーティ0DTAGがΔOD(所定微小値、
例えばΔ0D=0.05 X0DINI )だけ減少さ
れ(S34)、次にIGtaa≧ICynAsEか否か
判定され(S35)、初めのうちはNOなので336へ
移行してクランク角センサ22から入力されるクランク
角信号(例えば、クランク角180度毎に入力される)
を読込み、クランク角信号の入力を待ちそれが入力され
ると337において目標l0TA6と目標油圧デユーテ
ィ0DrAa とが前記同様に出力され、次に337か
ら331へ移行し331〜S37を繰り返していって、
第5図に示すように点火時期のリタード量を徐々に減少
させ且つ油圧デユーティを徐々に減少させていく。
そのうちに、カウンタCがC≧Kになった場合、或いは
目標進角IG?AG≧lGaAs1になった場合には、
点火時期と作動油油圧が元の値(第6図A点の以前の値
)に復帰したことになるので、目標進角IGTAGに基
本進角rGiastの値が与えられ(33B)、また目
標油圧デユーティ0DTAGに基本油圧デユーティOD
gastの値が与えられ(S39)、次にカウンタCが
リセットされ(S40)、次に目標進角IGTAGと目
標油圧デユーティ0DTAGが前記同様に出力され(S
41)、その後S14へ移行する。
目標進角IG?AG≧lGaAs1になった場合には、
点火時期と作動油油圧が元の値(第6図A点の以前の値
)に復帰したことになるので、目標進角IGTAGに基
本進角rGiastの値が与えられ(33B)、また目
標油圧デユーティ0DTAGに基本油圧デユーティOD
gastの値が与えられ(S39)、次にカウンタCが
リセットされ(S40)、次に目標進角IGTAGと目
標油圧デユーティ0DTAGが前記同様に出力され(S
41)、その後S14へ移行する。
上記530−341について説明したように、トルクダ
ウン制御及びAT油圧低下制御を終了するときには、点
火時期のリタード量を徐々に階段状に減少させていくの
で、これら制?711の終了に伴なうトルク変動は滑ら
かになる。自動変速機内の作動油油圧も徐々に階段状に
高められるのでトルク変動は滑らかになる。
ウン制御及びAT油圧低下制御を終了するときには、点
火時期のリタード量を徐々に階段状に減少させていくの
で、これら制?711の終了に伴なうトルク変動は滑ら
かになる。自動変速機内の作動油油圧も徐々に階段状に
高められるのでトルク変動は滑らかになる。
尚、上記実施例におけるトルクダウン制御及びAT油圧
低下制御の終了の時期を決定するのに、A点とB点の間
において吸入空気IQAの減少特性が変化する時期、例
えばA点とB点間における変曲点(つまり、d” QA
/d t” =0となる点)の時期を終了時期として
もよいし、或いはA点とB点間においてdQA/dt≦
CA(所定値)からdQA/dt>CAへ移行する時期
を終了時期としてもよい。
低下制御の終了の時期を決定するのに、A点とB点の間
において吸入空気IQAの減少特性が変化する時期、例
えばA点とB点間における変曲点(つまり、d” QA
/d t” =0となる点)の時期を終了時期として
もよいし、或いはA点とB点間においてdQA/dt≦
CA(所定値)からdQA/dt>CAへ移行する時期
を終了時期としてもよい。
更に、トルクダウンの為の燃料カットを解除するときに
、徐々に燃料噴射量を増加していくことも考えられるし
、また燃料カットに代えて燃料減少によりトルクダウン
を図ってもよい。
、徐々に燃料噴射量を増加していくことも考えられるし
、また燃料カットに代えて燃料減少によりトルクダウン
を図ってもよい。
以上説明したように、本実施例のエンジンの制御装置で
は、シフトアップ時エンジン回転数よりもトルクをより
正確に反映している吸入空気量Qヶの変化に基いてトル
クダウン制御の開始タイミング及び終了タイミングを決
定するので、上記開始タイミングと終了タイミングを適
切に設定して、適切に且つ応答性よくトルクダウン制御
を行なってシフトアップ時のトルクショックを軽減する
ことが出来る。
は、シフトアップ時エンジン回転数よりもトルクをより
正確に反映している吸入空気量Qヶの変化に基いてトル
クダウン制御の開始タイミング及び終了タイミングを決
定するので、上記開始タイミングと終了タイミングを適
切に設定して、適切に且つ応答性よくトルクダウン制御
を行なってシフトアップ時のトルクショックを軽減する
ことが出来る。
尚、上記実施例はシフトアップの場合を例にして説明し
たが、アクセルペダルなどの操作状態を一定に保持した
状態で自動的にシフトダウンがなされる場合に関しては
、本願の技術思想を類推適用し得ることは言うまでもな
い。
たが、アクセルペダルなどの操作状態を一定に保持した
状態で自動的にシフトダウンがなされる場合に関しては
、本願の技術思想を類推適用し得ることは言うまでもな
い。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は自動変速
機付自動車用エンジンの全体構成図、第2図〜第4図は
トルクダウン制御及びAT油圧低下制御のフローチャー
ト、第5図は目標進角及び目標油圧デユーティなどのタ
イムチャート、第6図は吸入空気量などのタイムチャー
トである。 E・・エンジン、 13・・自動変速機、14・・第
1コントロールユニント、 15・・第2コントロールユニツト、 16・・車速センサ、 21・・エアフローメータ、
23・・スロットル開度センサ、 30・・インジェク
タ。
機付自動車用エンジンの全体構成図、第2図〜第4図は
トルクダウン制御及びAT油圧低下制御のフローチャー
ト、第5図は目標進角及び目標油圧デユーティなどのタ
イムチャート、第6図は吸入空気量などのタイムチャー
トである。 E・・エンジン、 13・・自動変速機、14・・第
1コントロールユニント、 15・・第2コントロールユニツト、 16・・車速センサ、 21・・エアフローメータ、
23・・スロットル開度センサ、 30・・インジェク
タ。
Claims (1)
- (1)自動変速機と、自動変速機の変速状態を検出する
変速状態検出手段と、エンジン出力を変更するエンジン
出力変更手段とを備えたエンジンの制御装置であって、
変速時にエンジン出力を変更してトルクショックを低減
するようにしたエンジンの制御装置において、 エンジンの吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と
、 上記吸入空気量検出手段で検出した吸入空気量の変化に
基いて変速時のエンジン出力の変更開始時期と変更終了
時期の少なくとも1つを設定する変更開始時期設定手段
を設けたことを特徴とする自動変速機付車両用エンジン
の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1263380A JPH03124924A (ja) | 1989-10-10 | 1989-10-10 | 自動変速機付車両用エンジンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1263380A JPH03124924A (ja) | 1989-10-10 | 1989-10-10 | 自動変速機付車両用エンジンの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03124924A true JPH03124924A (ja) | 1991-05-28 |
Family
ID=17388688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1263380A Pending JPH03124924A (ja) | 1989-10-10 | 1989-10-10 | 自動変速機付車両用エンジンの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03124924A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5315897A (en) * | 1991-06-12 | 1994-05-31 | Mazda Motor Corporation | Engine speed control system with changing shift-up speed |
JP2008081108A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Webasto Ag | 自動車用ルーフフレーム |
JP2009097445A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Toyota Motor Corp | 有段自動変速機の変速制御装置 |
JP2011092498A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Junken Medical株式会社 | 体外循環回路用チャンバ |
-
1989
- 1989-10-10 JP JP1263380A patent/JPH03124924A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5315897A (en) * | 1991-06-12 | 1994-05-31 | Mazda Motor Corporation | Engine speed control system with changing shift-up speed |
JP2008081108A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Webasto Ag | 自動車用ルーフフレーム |
JP2009097445A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Toyota Motor Corp | 有段自動変速機の変速制御装置 |
JP2011092498A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Junken Medical株式会社 | 体外循環回路用チャンバ |
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