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JPH03111826A - 波長変換素子 - Google Patents

波長変換素子

Info

Publication number
JPH03111826A
JPH03111826A JP1250923A JP25092389A JPH03111826A JP H03111826 A JPH03111826 A JP H03111826A JP 1250923 A JP1250923 A JP 1250923A JP 25092389 A JP25092389 A JP 25092389A JP H03111826 A JPH03111826 A JP H03111826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conversion element
wavelength conversion
core
single crystal
refractive index
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1250923A
Other languages
English (en)
Inventor
Naota Uenishi
直太 上西
Takafumi Kamimiya
崇文 上宮
Akira Mizoguchi
晃 溝口
Yasuji Ogaki
安二 大垣
Yasuhiro Hattori
康弘 服部
Teruo Toma
照夫 當摩
Kiyobumi Chikuma
清文 竹間
Souta Okamoto
岡本 総太
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd, Pioneer Electronic Corp filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP1250923A priority Critical patent/JPH03111826A/ja
Priority to EP90118405A priority patent/EP0420156A1/en
Priority to US07/588,615 priority patent/US5022738A/en
Publication of JPH03111826A publication Critical patent/JPH03111826A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/35Non-linear optics
    • G02F1/37Non-linear optics for second-harmonic generation
    • G02F1/377Non-linear optics for second-harmonic generation in an optical waveguide structure
    • G02F1/383Non-linear optics for second-harmonic generation in an optical waveguide structure of the optical fibre type

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野−〉 この発明は、波長変換素子に関し、より詳しくはレーザ
ー光を高効率で第2高調波に変換する波長変換素子に関
するものである。
〈従来の技術〉 従来より、第5図に示されるように、2次の非線形光学
効果を有する有機非線形光学結晶からなるコア10と、
2次の非線形光学効果を有しないガラスのクラッド11
とから構成されるファイバー型波長変換素子Bが用いら
れている。このファイバー型波長変換素子Bにあっては
、式:%式%(1) (式中、n*tt  (ω)は基本波に対するコア10
の実効屈折率、N(2ω)は2次高調波に対するクラッ
ド11の屈折率を示す) を満たす角度θで2次高調波がコア10からクラッド1
1へ放射されるチェレンコフ放射が発生スる。このとき
、得られる2次高調波の出射パターンは第5図に示すよ
うにリング14となる。なお、第5図において、矢印1
3は基本波を示している。
従来、クラッド11を形成するガラス−としては、基本
波に対するコア10とクラッド11との比屈折率差: (n (ω)−N(ω))/n(ω)(2)(ただし、
n(ω)は基本波に対するコア10の屈折率を示し、N
(ω)は基本波に★1するクラッド11の屈折率を示す
) が通常0.010以下となるものが用いられ、コア10
の直径aが下記式(3)を満たすものとすることにより
、 (式中、λは基本波の波長を示す) コア10中の基本波をシングルモードで導波させ、基本
波から2次高調波への変換効率(以下、「変換効率」と
いう)の向上と2次高調波の出射パターンであるリング
14の単一化が図られている。
例えば、コア10に4− (N、N−ジメチルアミノ)
−3−アセトアミドニトロベンゼン(DAN)単結晶を
用いた場合、DAN単結晶はクラッド11中で、誘電主
軸のx、y、z軸がそれぞれ第6図に示す方向を向くよ
うに配列されている。
上記コア10に、C方向に偏光した基本波を入射すると
、Y軸方向に偏光した2次高調波が発生する。また、上
記コア10のC方向の屈折率は、波長11064nの光
に対して、1.738である。
上記クラッド11に、波長1064naの光に対する屈
折率が1.726であるSF4ガラスを使った場合、こ
のファイバー型波長変換素子Bのコア10とクラッド1
1との比屈折率差は、0.0069となる。上記波長変
換素子Bのコア10に、C方向に偏光した出力100m
W、波長1064tvのNd : YAGレーザー光を
入射すると、1.4μWの第2高調波が発生する。
ファイバー型波長変換素子Bから発生する変換光強度は
、コア10内での基本波のパワー密度:Pω/a (Pωは基本波のパワーを示し、aはコア10の直径を
示す) の2乗に比例するため、コア10の直径aを1〜3pま
で小さくすることにより、パワー密度Pω/aを高め、
変換効率を上げることが提案されている。
しかし、コア10の直径aを小さくした場合、コア10
内の基本波のパワーPωが小さくなるため、パワー密度
Pω/aは大きくならず、逆に小さくなり、変換効率が
向上しないという問題があった。
この発明は、基本波を高い効率で第2高調波に変換する
ことのできる波長変換素子を提供することを目的とする
く課題を解決するための手段および作用〉上記問題を解
決するための本発明の波長変換素子は、基本波に対する
コアとクラッドとの比屈折率差: (n  (ω)−N (ω))/n(ω)(2)が、0
.015以上であることを特徴とする。
すなわち、本発明者等は、ファイバ型波長変換素子のコ
ア及びクラッドの屈折率、変換光強度について種々の研
究を行った結果、コアとクラッドの比屈折率差を0.0
15以上にすれば、コアの直径を小さくした場合でも、
コア内に閉じこめられる基本波のパワーを一定に保つこ
とができるという知見を得て、本発明を完成するに至っ
たのである。
ここで、コアとクラッドとの比屈折率差を0.015以
上としたのは、上記比屈折率差が0.015未満であれ
ば、コアの直径aを小さくした場合、コア内に閉じこめ
られる基本波のパワーPωが小さくなり、パワー密度P
ω/aを大きくすることができないためである。
第1図は、本発明にかかる波長変換素子の一例を示す斜
視図であり、3,5−ジメチル−1−(4−ニトロフェ
ニル)ピラゾール(PRA)の単結晶をコア1とし、S
F4ガラスをクラッド2とする波長変換素子Aである。
PRA単結晶は、EP公開公報0307896A2号に
示されるように、素子断面内に誘電主軸のY軸、Z軸を
持ち、Y軸方向に偏光した基本波をコアに入射すること
により、Z軸方向に偏光した変換光が発生する。また、
PRA単結晶のY軸方向の屈折率は、波長820 nm
の入射光に対して1.780であり、SF4ガラスの屈
折率は、波長820nIllの入射光に対して1.73
6であるので、この波長変換素子Aのコア1とクラッド
2との比屈折率差は0.025となる。
本発明における有機非線形光学材料としては、とくに限
定されるものではなく、挿々のものが使用可能であり、
例えば3.5−ジメチル−1−(4−ニトロフェニル)
ピラゾール、4.5−ジメチル−1,3−ジチオール−
2−イリデンシアノアセテート、3− (2−シアノ−
2−エトキシカルボニルビニル)インドール、2−メチ
ル−4ニトロアニリン、4− (N、N−ジメチルアミ
ノ)−3−アセトアミドニトロベンゼン、4′ニトロベ
ンジリデン−3−アセトアミノ−4−メトキシアニリン
、4−(4−−ヒドロキシスチリル)−1−メチルピリ
ジウムを陽イオンとし且つ4−トルエンスルホネートを
陰イオンとする分子塩、4−(4=−クロロスチリル)
−1−メチルピリジウムを陽イオンとし且つ4−トルエ
ンスルホネートを陰イオンとする分子塩、4−プロモ−
4゛−メトキシカルコン、3−ニトロ−5−(N。
N−ジメチルアミノ)−アセトアニリド、3−(N、N
−ジメチルアミノ)−アニリン、N−(4゛−メトキシ
ベンゾイル)−4−シアノアニリン、N−メチル−N−
(4〜シアノフエニル)アミノアセトニトリル、N−(
4−シアノフェニル)アミノアセトニトリル、4−ニト
ロベンジリデン−2,3−ジメチルアニリン、4−ニト
ロベンジリデン−2,4−ジメチルアニリン、4−二ト
ロペンジリデン−2,5−ジメチルアニリン、4−ニト
ロベンジリデン−3,4−ジメチルアニリン、4−ニト
ロベンジリデン−3,5−ジメチルアニリン、4−ニト
ロベンジリデン−2,4−ジメトキシアニリン、4−ニ
トロベンジリデン−3,4,5−1リメトキシアニリン
、3−ニトロベンジリデン−3,4,5−トリメトキシ
アニリン、2−ニトロベンジリデン−3,4,5−トリ
メトキシアニリン、3−ニトロベンジリデン−2゜3−
ジメチルアニリン、3−ニトロベンジリデン−2,5−
ジメチルアニリン、3−ニトロベンジリデン−3,5−
シタチルアニリン、4.5−ジメチル−1,3−ジチオ
ール−2−イリデンシアノアセテート、1,3−ジチオ
ール−2−イリデンシアノアセテート、N−(4−ニト
ロフェニル)(S)−プロリノール(NPP) 、N−
(5−ニトロ−2ピリジル)−(S)−フェニルアラリ
ノール(NPPA) 、9−メチルカルバゾール−3−
カルボックスアルデヒドなどがあげられ、特に3,5−
ジメチル−1−(4−ニトロフェニル)ピラゾール、4
.5−ジメチル−1,3−ジチオール−2−イリデンシ
アノアセテート、3− (2−シアノ−2−エトキシカ
ルボニルビニル)インドール、2−メチル−4−ニトロ
アニリン、4〜(N、N−ジメチルアミノ)−3−アセ
トアミドニトロベンゼン、4−一二トロペンジリデンー
3−アセトアミノ−4−メトキシアニリン、4−(4′
−ヒドロキシスチリル)−1−メチルピリジウムを陽イ
オンとし且つ4−トルエンスルホネ−トを陰イオンとす
る分子塩、4−(4”−クロロスチリル)−1−メチル
ピリジウムを陽イオンとし且つ4−トルエンスルホネー
トを陰イオンとする分子塩、4−プロモ−4′−メトキ
シカルコンが好ましい。
〈実施例〉 実施例l SF4ガラス(波長820n■の光に対する屈折率:1
.736)からなり、外径約1mm5内径1.6μmの
毛細管の一端を、105℃に保持した3、5−ジメチル
−1−(4−ニトロフェニル)ピラゾール(PRA、融
点100℃)の融液に浸した。そして、毛細管現象を利
用して、PRA融液を上記毛細管の内部に吸い上げた後
、該毛細管を急冷して、毛細管内にPRAの多結晶を析
出させた。次いで、この毛細管を105℃に保った加熱
炉中に入れた。そして、多結晶を再度融解した後、ll
111Tl/時間の速度で毛細管をその一端から順次上
記加熱炉の外に引き出し、毛細管内に約50閏のPRA
単結晶を成長させた。
PRAの単結晶が成長した部分5mmを切り出し、ファ
イバー型波長変換素子を得た。
実施例2 80℃に保った加熱炉中で、実施例1で用いたものと同
じ毛細管に、濃度が0.6g/111のPRAのアセト
ニトリル溶液を注入した。次いで、該毛細管をその一端
から0.5nvn/時間の速度で加熱炉の外に引き出し
、温度差によるPRAの溶解度の変化を利用して、毛細
管内にPRAの単結晶を成長させた。そして、実施例1
と同様にして、ファイバー型波長変換素子を得た。
実施例3 SF14ガラス(波長820 naの光に対する屈折率
:1,741)からなる外径約18%内径1.7pの毛
細管を用いて、実施例1と同様にしてPRAの単結晶を
成長させた。そして実施例1と同様にしてファイバー型
波長変換素子を得た。
実施例4 実施例3で用いた毛細管を用いて、実施例2と同様にし
て毛細管内にPRAの単結晶を成長させた。そして、実
施例1と同様にして、ファイバー型波長変換素子を得た
実施例5 SF3ガラス(波長820の光に対する屈折率=1.7
21)からなり、外径約llTlff+1内径1.4μ
mの毛細管を用いて、実施例1と同様にしてPRAの単
結晶を成長させた。そして、実施例1と同様にして、フ
ァイバー型波長変換素子を得た。
実施例6 実施例5で用いた毛細管を用いて、実施例2と同様にし
て毛細管内にPRAの単結晶を成長させた。そして、実
施例1と同様にして、ファイバー型波長変換素子を得た
実施例7 SFIOガラス(波長820 nsの光に対する屈折率
:1.710)からなり、外径約1111111%内径
1.2Inの毛細管を用いて、実施例1と同様にしてP
RAの単結晶を成長させた。そして、実施例1と同様に
して、ファイバー型波長変換素子を得た。
実施例8 実施例7で用いた毛細管を用いて、実施例2と同様にし
て毛細管内にPRAの単結晶を成長させた。そして、実
施例1と同様にして、ファイバー型波長変換素子を得た
実施例9 SFIガラス(波長11064nの光に対する屈折率1
.692)からなる外径約18%内径1゜71#の毛細
管の一端を、173℃に保持した4−(N、N−ジメチ
ルアミノ)−3−アセトアミドニトロベンゼン(DAN
、融点165℃)の融液に浸した。次いで、実施例1と
同様にして、毛細管内にDANの多結晶を析出させた。
この毛細管を170℃に保った加熱炉中に入れ、多結晶
を再度融解した後、IM/時間の速度で毛細管の一端か
ら順次上記加熱炉の外に引き出し、毛細管内に約50m
mのDANの単結晶を成長させた。
そして、実施例1と同様にして、ファイバー型波長変換
素子を得た。
なお、第2図に示すように、得られたファイバ−型波長
変換素子A1のコア1aを形成するDAN単結晶は、Z
軸がファイバーの長袖から55゜傾いていた。また、Z
軸方向に偏光した基本波を入射することにより、Y軸方
向に偏光した第2高調波が発生した。
実施例10 SF4ガラスからなる外径約1mm5内径1.5μ■の
毛細管内に、4,5−ジメチル−1,3−ジチオール−
2−イリデンシアノアセテートの濃度0.1g/yZの
アセトニトリル溶液を100”Cに保った加熱炉中で注
入した。次いで、実施例2と同様にして4,5−ジメチ
ル−1,3−ジチオール−2−イリデンシアノアセテー
トの単結晶を成長させた。
そして、実施例1と同様にして、ファイバー型波長変換
素子を得た。
第3図に示すように、得られた波長変換素子A2のコア
1bである単結晶は、X軸及びY軸が断面内にあり、X
軸方向に偏光した基本波を入射すると、X軸方向に偏光
した2次高調波が発生した。
また、この単結晶における、波長820 nmの光に対
するX軸方向の屈折率は、1.77であった。
実施例11 SF14ガラスからなり、外径的1nuy+、内径1.
5μ■の毛細管内に、実施例1と同様にして、175℃
に保った3−(2−シアノ−2−エトキシカルボニルビ
ニル)インドール(融点:170℃)を入れ、毛細管内
にその多結晶を析出させた。
次いで、この毛細管を175℃に保った加熱炉中に入れ
、多結晶を再度融解した後、3nvn/時間の速度で毛
細管を、その一端がら順次上記加熱炉の外に引き出し、
毛細管内に約50mmの単結晶を成長させた。
そして、実施例1と同様にして、ファイバー型波長変換
素子を得た。
得られた波長変換素子のコアである単結晶の誘電主軸は
、実施例1oで得られた単結晶の誘電主軸と同じ方位に
伸びており、X軸方向に偏光した基本波を入射すると、
X軸方向に偏光した2次高調波が発生した。また、この
単結晶における、波長820 nmの光に対するX軸方
向の屈折率は、1.79であった。
実施例12 実施例11で用いたものと同じ毛細管内に、実施例1と
同様にして、135℃に保った2−メチル−4−ニトロ
アニリン(融点:130℃)を入れ、毛細管内にその多
結晶を析出させた。次いで、この毛細管を135℃に保
った加熱炉中に入れ、実施例11と同様にして、その単
結晶を成長させた。そして、実施例1と同様にして、フ
ァイバー型波長変換素子を得た。
得られた波長変換素子のコアである単結晶の誘電主軸は
、実施例10で得られた単結晶の誘電主軸と同じ方位に
伸びており、X軸方向に偏光した基本波を入射すると、
X軸方向に偏光した2次高調波が発生した。また、この
単結晶における、波長820 niの光に対するX軸方
向の屈折率は、1.80である。
実施例13 実施例11で用いたものと同じ毛細管内に、実施例1と
同様にして、198℃に保った4゛−二トロベンジリデ
ン−3−アセトアミノ−4−メトキシアニリン(融点:
193℃)を入れ、毛細管内にその多結晶を析出させた
。次いで、この毛細管を198℃に保った加熱炉中に入
れ、実施例11と同様にして、その単結晶を成長させた
そして、実施例1と同様にして、ファイバー型波長変換
素子を得た。
得られた波長変換素子のコアである単結晶の誘電主軸は
、実施例1oで得られた単結晶の誘電主軸と同じ方向に
伸びており、X軸方向に偏光した基本波を入射すると、
X軸方向に偏光した2次高調波が発生した。また、この
単結晶における、波長820 tvの光に対するX軸方
向の屈折率は、1.82であった。
実施例14 実施例11で用いたものと同じ毛細管内に、下記一般式
(I)で示される、4−(4−−ヒドロキシスチリル)
−1−メチルピリジウムを陽イオンとし且つ4−トルエ
ンスルホネートを陰イオンとする分子塩の濃度0.3g
/yZのメタノール溶液を80℃に保った加熱炉中で注
入した。
次いで、実施例2と同様にして、上記加熱炉から引き出
し、毛細管内に上記分子塩の単結晶を成長させた。
そして、実施例1と同様にして、ファイバー型波長変換
素子を得た。
得られた波長変換素子のコアである単結晶の誘電主軸は
、実施例10で得られた単結晶の誘電主軸と同じ方向に
伸びており、X軸方向に偏光した基本波を入射すると、
X軸方向に偏光した2次高調波が発生した。また、この
単結晶における、波長820 nmの光に対するX軸方
向の屈折率は、1.79であった。
実施例15 4−(4”−ヒドロキシスチリル)−1−メチルピリジ
ウムを陽イオンとし且つ4−トルエンスルホネートを陰
イオンとする分子塩の濃度0.3g/l!のメタノール
溶液に代えて、下記一般式(If)で表される、4−(
4”−クロロスチリル)−1−メチルピリジウムを陽イ
オンとし且つ4−トルエンスルホネートを陰イオンとす
る分子塩の濃度0.3g/wlのメタノール溶液を用い
たことのほかは、実施例14と同様にして、ファイバー
型波長変換素子を得た。
得られた波長変換素子のコアである単結晶の誘電主軸は
、実施例10で得られた単結晶の誘電主軸と同じ方向に
伸びており、X軸方向に偏光した基本波を入射すると、
X軸方向に偏光した2次高調波が発生した。また、この
単結晶における、波長820 tvの光に対するX軸方
向の屈折率は、1.79であった。
実施例16 SFIOガラスからなる外径的1 mm s内径1.5
−の毛細管の一端を、165℃に保持した4−プロモ−
4゛−メトキシカルコン(融点=160℃)の融液に浸
し、毛細管内に上記溶液を吸い上げた。そして、実施例
1と同様にして、毛細管−内にその多結晶を析出させた
。次いで、この毛細管を165℃に侭った加熱炉中に入
れ、実施例11と同様にして、その単結晶を成長させた
そして、実施例1と同様にして、ファイバー型波長変換
素子を得た。
第4図に示すように、得られた波長変換素子A3のコア
1cである単結晶は、誘電主軸であるX1YSz軸を有
しており、Z軸方向に偏光した基本波を入射すると、X
軸方向に偏光した2次高調波が発生した。また、この単
結晶における、波長820 rvの光に対するZ軸方向
の屈折率は、1.76であった。
比較例l SF4ガラスからなり、外径11y1ms内径2.5p
の毛細管に、実施例9と同様にして、DAN単結晶を成
長させた。
そして、実施例1と同様にして、ファイバー型波長変換
素子を得た。
比較例2 SF11ガラス(波長820 nmの光に対する屈折率
:1.763)からなり、外径約1mm5内径2.5μ
履の毛細管に実施例1と同様にして、PRAの単結晶を
成長させた。そして、実施例1と同様にして、ファイバ
ー型波長変換素子を得た。
評価試験 実施例1〜16及び比較例1〜2で得られたそれぞれの
ファイバー型波長変換素子の一端から、第1表に示す入
射強度、偏光を有する8 20 nmの半導体レーザー
光(実施例9以外の実施例及び比較例2)または波長1
1064nのNd:YAGレーザ−(実施例9及び比較
例1)を入射し、それぞれの他端から発生した2次高調
波の強度及び変換効率を調べた。
その結果を第1表に示す。
(以下余白) 第1表 第1表より、コアとクラッドとの比屈折率差が0.01
5以上である実施例1〜8および10〜16で得られた
波長変換素子に、波長820nIlの半導体レーザーを
基本波として入射した場合の2次高調波への変換効率は
、比屈折率差が0.015未満である比較例2で得られ
た波長変換素子に同じ基本波を入射した場合の変換効率
より、いずれも高いことが分かる。また、比屈折率差が
0.015以上である実施例9で得られた波長変換素子
に、波長1064tvのNd : YAGレーザーを基
本波として照射した場合の第2高調波への変換効率は、
比屈折率差が0..015未満である比較例1で得られ
た波長変換素子に同じ基本波を入射した場合の上記変換
効率より、高いことが分かる。
〈発明の効果〉 この発明の波長変換素子は、コアとクラッドとの比屈折
率差が0.015以上であり、コアの直径を小さくした
場合でも、コア内に閉じこめられる基本波のパワーを一
定に保つことができるので、コア内のパワー密度Pω/
aは大きくなり、基本波を2次高調波に高効率で変換す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる波長変換素子の一実施例を示
す斜視図であり、第2図〜第4図は別の実施例を示す説
明図であり、第5図は従来の波長変換素子を示す斜視図
であり、第6図は従来の波長変換素子を示す説明図であ
る。 A、Al〜八3へ・・波長変換素子、 1.1a〜1c・・・コア、2・・・クラッド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、非線形光学材料単結晶をコアに、ガラスをクラッド
    として、チェレンコフ放射によって第2高調波を取り出
    すファイバー型波長変換素子において、 入射光に対するコアとクラッドとの比屈折率差が0.0
    15以上であることを特徴とする波長変換素子。 2、上記非線形光学材料単結晶が、下記[1]〜[9]
    の有機非線形光学材料のうちいずれか一つからなる請求
    項1記載の波長変換素子。 [1]3,5−ジメチル−1−(4−ニトロフェニル)
    ピラゾール [2]4,5−ジメチル−1,3−ジチオール−2−イ
    リデンシアノアセテ− [3]3−(2−シアノ−2−エトキシカルボニルビニ
    ル)インドール [4]2−メチル−4−ニトロアニリン [5]4−(N,N−ジメチルアミノ)−3−アセトア
    ミドニトロベンゼン [6]4′−ニトロベンジリデン−3−アセトアミノ−
    4−メトキシアニリン [7]4−(4′−ヒドロキシスチリル)−1−メチル
    ピリジウムを陽イオンとし且つ4−トルエンスルホネー
    トを陰イオンとする分子塩 [8]4−(4′−クロロスチリル)−1−メチルピリ
    ジウムを陽イオンとし且つ4−トルエンスルホネートを
    陰イオンとする分子塩 [9]4−プロモ−4′−メトキシカルコン
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