JPH0279312A - 押しボタン式スイッチ - Google Patents
押しボタン式スイッチInfo
- Publication number
- JPH0279312A JPH0279312A JP22858788A JP22858788A JPH0279312A JP H0279312 A JPH0279312 A JP H0279312A JP 22858788 A JP22858788 A JP 22858788A JP 22858788 A JP22858788 A JP 22858788A JP H0279312 A JPH0279312 A JP H0279312A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- reversing
- fixed contact
- switch
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、押しボタンの1ストロ一ク操作中において複
数の電気回路をクリック感触を伴って時系列的に動作さ
せることのできる押しボタン式スイッチに関する。
数の電気回路をクリック感触を伴って時系列的に動作さ
せることのできる押しボタン式スイッチに関する。
(従来の技術)
カメラのレリーズ機構では、例えば第5図に制御回路が
概略的に示されるように、オートフォーカス回路50を
制御する第1のスイッチ部51とシャッターレリーズ回
路52を制御する第2のスイッチ部53とがレリーズ部
に備えられ、この第1スイッチ部51と第2のスイッチ
部52が同じレリーズボタンの操作で開閉動作し得る状
態になっている。また、このレリーズ機構では、第6図
に各スイッチ部51.53のタイムチャートを示すよう
に、レリーズボタンが押されると第1のスイッチ部51
が第2のスイッチ部53よりも先にオンされて、オート
フォーカス回路50などへの電源の投入がシャッターレ
リーズ回路52の動作に先立ってなされる構成になって
いる。したがって、このような機構ではレリーズボタン
、すなわち押しボタン部材が1ストロ一ク動作される間
に、オートフォーカス回路50を起動させる第1のスイ
ッチ部51の接点が最初に閉じ、次いでこの第1のスイ
ッチ部51の接点を閉じた状態でさらに第2のスイッチ
部53の接点が閉じられてシャッターレリーズ回路52
が起動されると言った順に、電源が時系列的に投入、あ
るいは断たれて行くスイッチ構造が必要になる。
概略的に示されるように、オートフォーカス回路50を
制御する第1のスイッチ部51とシャッターレリーズ回
路52を制御する第2のスイッチ部53とがレリーズ部
に備えられ、この第1スイッチ部51と第2のスイッチ
部52が同じレリーズボタンの操作で開閉動作し得る状
態になっている。また、このレリーズ機構では、第6図
に各スイッチ部51.53のタイムチャートを示すよう
に、レリーズボタンが押されると第1のスイッチ部51
が第2のスイッチ部53よりも先にオンされて、オート
フォーカス回路50などへの電源の投入がシャッターレ
リーズ回路52の動作に先立ってなされる構成になって
いる。したがって、このような機構ではレリーズボタン
、すなわち押しボタン部材が1ストロ一ク動作される間
に、オートフォーカス回路50を起動させる第1のスイ
ッチ部51の接点が最初に閉じ、次いでこの第1のスイ
ッチ部51の接点を閉じた状態でさらに第2のスイッチ
部53の接点が閉じられてシャッターレリーズ回路52
が起動されると言った順に、電源が時系列的に投入、あ
るいは断たれて行くスイッチ構造が必要になる。
第4図は、このように押しボタンが1ストロ一ク操作さ
れる間に、時系列的に動作される複数のスイッチ部を配
した従来における押しボタン式スイッチの一例を示した
ものである。
れる間に、時系列的に動作される複数のスイッチ部を配
した従来における押しボタン式スイッチの一例を示した
ものである。
図において、スイッチ40は、ハウジング41とカバー
42とで略箱状に形成されたケース43と、このケース
43内に摺動自在に一端が配された押しボタン44と、
復帰用コイルスプリング45、スイッチ素子46および
感触用ばね49などで構成されている。また、スイッチ
素子46は、摺動片47と回路基板48とで形成され、
摺動片47と押しボタン44とが一体的に移動されるよ
うになっている。そして、この摺動片47が押しボタン
44と一体的に移動されるときは、摺動片47の先端も
回路基板48上に摺接した状態で移動される。一方、摺
動片47の先端が当接された状態で移動される回路基板
48上には、複数のスイッチ部用の切り換え接点が印刷
配線されている。
42とで略箱状に形成されたケース43と、このケース
43内に摺動自在に一端が配された押しボタン44と、
復帰用コイルスプリング45、スイッチ素子46および
感触用ばね49などで構成されている。また、スイッチ
素子46は、摺動片47と回路基板48とで形成され、
摺動片47と押しボタン44とが一体的に移動されるよ
うになっている。そして、この摺動片47が押しボタン
44と一体的に移動されるときは、摺動片47の先端も
回路基板48上に摺接した状態で移動される。一方、摺
動片47の先端が当接された状態で移動される回路基板
48上には、複数のスイッチ部用の切り換え接点が印刷
配線されている。
このように構成されたスイッチ40では、ボタン44が
押下されると、この押しボタン44と一体に摺動片47
が回路基板48上を移動し、この移動で第5図に示した
回路では複数のスイッチ部51.53の接点が時系列的
に順次切り換えられる。また、この押下時に押しボタン
44は感触用ばね49の段部49a、49bとぶつかり
ながら順次乗り越え、このときクリック感触が得られる
。なお、このクリック感触が得られる段部49a、49
bはスイッチ部51.53の接点切り換えに対応して形
成されており、スイッチ部51゜53の接点切り換えと
クリック感触とが同時に得られる。
押下されると、この押しボタン44と一体に摺動片47
が回路基板48上を移動し、この移動で第5図に示した
回路では複数のスイッチ部51.53の接点が時系列的
に順次切り換えられる。また、この押下時に押しボタン
44は感触用ばね49の段部49a、49bとぶつかり
ながら順次乗り越え、このときクリック感触が得られる
。なお、このクリック感触が得られる段部49a、49
bはスイッチ部51.53の接点切り換えに対応して形
成されており、スイッチ部51゜53の接点切り換えと
クリック感触とが同時に得られる。
(発明が解決しようとする課題)
上述したように、従来構造の・押しボタン式スイッチで
は、クリック感触を得るための感触用ばね49が別途用
意されてハウジング41内に配されている。このため部
品点数が多く、また組立工数も増えコスト的に不利な問
題点があった。さらに、感触用ばねを配するための大き
なスペースを必要とするので、スイッチ40の小形化が
図りずらい問題点があった。また、さらに感触用ばね4
つとスイッチ素子46とが独立的に作られて組み込まれ
るので、各部品間に寸法的なばらつきが生じ易く、製造
・組立管理なども厳しく要求される問題点などもあった
。
は、クリック感触を得るための感触用ばね49が別途用
意されてハウジング41内に配されている。このため部
品点数が多く、また組立工数も増えコスト的に不利な問
題点があった。さらに、感触用ばねを配するための大き
なスペースを必要とするので、スイッチ40の小形化が
図りずらい問題点があった。また、さらに感触用ばね4
つとスイッチ素子46とが独立的に作られて組み込まれ
るので、各部品間に寸法的なばらつきが生じ易く、製造
・組立管理なども厳しく要求される問題点などもあった
。
また、スイッチ素子46として摺動タイプの接点切り換
えを使用しているので、信頼性も得るためには押しボタ
ン44のストロークを大きく必要とし、このためスイッ
チが大形化している問題点があった。
えを使用しているので、信頼性も得るためには押しボタ
ン44のストロークを大きく必要とし、このためスイッ
チが大形化している問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的は小形化と、信頼性および寿命の向上を図ることが
できるとともに、組立加工性が向上してコストを下げる
ことのできる構造にした押しボタン式スイッチを提供す
ることにある。
目的は小形化と、信頼性および寿命の向上を図ることが
できるとともに、組立加工性が向上してコストを下げる
ことのできる構造にした押しボタン式スイッチを提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため本発明に係る押しボタン式スイ
ッチは、ケースと、前記ケース内の略中心に配された第
1の固定接点と、前記第1の固定接点を挟んで配された
一対の第2の固定接点と、前記第1の固定接点と同心的
に前記ケース内に配された復帰用コイルスプリングと、
湾曲された中心が前記第1の固定接点に対応していると
ともに端部が前記第2の各固定接点にそれぞれ対応して
前記復帰用コイルスリング上に配された反転ばねと、前
記反転ばねの中心に一端が当接されて摺動自在に前記ケ
ース内に配され前記復帰用コイルスプリングの付勢力で
前記反転ばねとともに前記各固定接点と離間する方向に
変位されている押しボタンとを備え、前記押しボタンの
摺動変位に連動する前記反転ばねの変位で前記一対の第
2の固定接点間の開閉動作と前記反転ばねの反転動作が
時系列的に得られるとともに、前記反転ばねの反転動作
で前記第1の固定接点と前記第2の固定接点間の開閉動
作が得られる構成にしたものである。
ッチは、ケースと、前記ケース内の略中心に配された第
1の固定接点と、前記第1の固定接点を挟んで配された
一対の第2の固定接点と、前記第1の固定接点と同心的
に前記ケース内に配された復帰用コイルスプリングと、
湾曲された中心が前記第1の固定接点に対応していると
ともに端部が前記第2の各固定接点にそれぞれ対応して
前記復帰用コイルスリング上に配された反転ばねと、前
記反転ばねの中心に一端が当接されて摺動自在に前記ケ
ース内に配され前記復帰用コイルスプリングの付勢力で
前記反転ばねとともに前記各固定接点と離間する方向に
変位されている押しボタンとを備え、前記押しボタンの
摺動変位に連動する前記反転ばねの変位で前記一対の第
2の固定接点間の開閉動作と前記反転ばねの反転動作が
時系列的に得られるとともに、前記反転ばねの反転動作
で前記第1の固定接点と前記第2の固定接点間の開閉動
作が得られる構成にしたものである。
(実施例)
以下、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明
する。
する。
第1図乃至第3図は、本発明を適用した押しボタン式ス
イッチを示すものである。
イッチを示すものである。
図において、スイッチ1は、ケース2と押しボタン32
反転ばね4.第1の固定接点5.一対の第2の固定接点
6,7.復帰用コイルスプリング11などて構成されて
いる。
反転ばね4.第1の固定接点5.一対の第2の固定接点
6,7.復帰用コイルスプリング11などて構成されて
いる。
さらに詳述すると、ケース2は、ハウジング8と、カバ
ー9とて構成されている。そして、ハウジング8は樹脂
材で上面8aが開口された箱状に形成されており、この
成形時に第1の固定接点5と第2の固定接点6,7とが
下面8bにインサートされた状態になっている。また、
上面8aの四隅の部分には上方に向かって突き出された
係止ビン部8cが一体に成形されている。一方、下面8
bには、略中心に一部をハウジング8内に露出させて第
1の固定接点5が配されているとともに、この第1の固
定接点5を挟んだ左右両側に一部をハウジング8内にそ
れぞれ露出させて一対の第2の固定接点6,7が配され
ている。なお、第1の固定接点5のリード端子部5aと
、第2の固定端子6のリード端子部6a、および第2の
固定端子7のリード端子部7aは、ハウジング8の外部
にそれぞれ導出されている。また、下面8bのハウジン
グ8内の部分には、第1の固定接点5を周回した状態で
復帰用コイルスプリング11を位置決めするための環状
をした凹溝10が形成されている。
ー9とて構成されている。そして、ハウジング8は樹脂
材で上面8aが開口された箱状に形成されており、この
成形時に第1の固定接点5と第2の固定接点6,7とが
下面8bにインサートされた状態になっている。また、
上面8aの四隅の部分には上方に向かって突き出された
係止ビン部8cが一体に成形されている。一方、下面8
bには、略中心に一部をハウジング8内に露出させて第
1の固定接点5が配されているとともに、この第1の固
定接点5を挟んだ左右両側に一部をハウジング8内にそ
れぞれ露出させて一対の第2の固定接点6,7が配され
ている。なお、第1の固定接点5のリード端子部5aと
、第2の固定端子6のリード端子部6a、および第2の
固定端子7のリード端子部7aは、ハウジング8の外部
にそれぞれ導出されている。また、下面8bのハウジン
グ8内の部分には、第1の固定接点5を周回した状態で
復帰用コイルスプリング11を位置決めするための環状
をした凹溝10が形成されている。
次に、カバー9は、金属板で形成されており、中心には
押しボタン突出用の貫通穴9aが形成されているととも
に、係止ビン部8Cに対応して複数の係合孔9b(第3
図参照)が設けられている。そして、このカバー9は、
ハウジング8の上面8aに載置されると、係合孔9b内
に係止ビン部8cが挿入係合されてハウジング8の上面
開口を閉じることができる状態になっている。
押しボタン突出用の貫通穴9aが形成されているととも
に、係止ビン部8Cに対応して複数の係合孔9b(第3
図参照)が設けられている。そして、このカバー9は、
ハウジング8の上面8aに載置されると、係合孔9b内
に係止ビン部8cが挿入係合されてハウジング8の上面
開口を閉じることができる状態になっている。
押しボタン3は、カバー9の貫通穴9aに摺動自在に差
し込まれる本体部3aと、この本体部3aの下側外周部
分の左右側面91外側へ向かって略直角に突き出された
鍔部3bと、本体部3aの下面中央より下側に向かって
突き出された操作部3Cとを有して、樹脂材で一体成形
されている。
し込まれる本体部3aと、この本体部3aの下側外周部
分の左右側面91外側へ向かって略直角に突き出された
鍔部3bと、本体部3aの下面中央より下側に向かって
突き出された操作部3Cとを有して、樹脂材で一体成形
されている。
反転ばね4は、弾性を有した金属板で中央部分が盛り上
がって比較的平たいお椀形に湾曲されたドーム状に形成
されている。なお、この反転ばね4の外径寸法は復帰用
コイルスプリング11の外径寸法よりも大きく形成され
ている。
がって比較的平たいお椀形に湾曲されたドーム状に形成
されている。なお、この反転ばね4の外径寸法は復帰用
コイルスプリング11の外径寸法よりも大きく形成され
ている。
このような部材で形成されるスイッチ1を組み立てる場
合は、第1の固定接点5と第2の固定接点6とがインサ
ートされているハウジング8に対し、上部開口より復帰
用コイルスプリング11の下端を凹溝10内に差し込ん
で位置決めさせる。
合は、第1の固定接点5と第2の固定接点6とがインサ
ートされているハウジング8に対し、上部開口より復帰
用コイルスプリング11の下端を凹溝10内に差し込ん
で位置決めさせる。
次いで、復帰用コイルスプリング11の上端に反転ばね
4を載置する。この場合、中心が上方に盛り上がった状
態にして、復帰用コイルスプリング11と同心的に配置
される。さらに、この反転ばね4上に押しボタン3を配
置し、次いでカバー9をハウジング8に取り付ける。こ
の場合、カバー9の貫通穴9aを押しボタン3の本体部
3aが貫通して上方に突き出された状態にする。そして
、このようにして各部品を順次載置させて行き、最後に
カバー9の係合孔9bを貫通して上方に突出されたハウ
ジング8の係止ビン8Cの一部を熱または冷間カシメな
としてハウジング8にカバー9を固定すると、第1図乃
至第2図に示すようなスイッチ1が完成する。
4を載置する。この場合、中心が上方に盛り上がった状
態にして、復帰用コイルスプリング11と同心的に配置
される。さらに、この反転ばね4上に押しボタン3を配
置し、次いでカバー9をハウジング8に取り付ける。こ
の場合、カバー9の貫通穴9aを押しボタン3の本体部
3aが貫通して上方に突き出された状態にする。そして
、このようにして各部品を順次載置させて行き、最後に
カバー9の係合孔9bを貫通して上方に突出されたハウ
ジング8の係止ビン8Cの一部を熱または冷間カシメな
としてハウジング8にカバー9を固定すると、第1図乃
至第2図に示すようなスイッチ1が完成する。
このスイッチ1では、復帰用コイルスプリングの付勢力
で、反転ばね4と押しボタン3とが上方に変位され、平
時は鍔部3bがカバー9の下面に当接された状態になっ
ている。また、反転ばね4は中央が上方に盛り上がり、
この中央部分に押しボタン3の操作部3Cが当接された
状態になっているとともに、反転ばね4も第1の固定接
点5および第2の固定接点6のいずれとも接触していな
い状態におかれている。
で、反転ばね4と押しボタン3とが上方に変位され、平
時は鍔部3bがカバー9の下面に当接された状態になっ
ている。また、反転ばね4は中央が上方に盛り上がり、
この中央部分に押しボタン3の操作部3Cが当接された
状態になっているとともに、反転ばね4も第1の固定接
点5および第2の固定接点6のいずれとも接触していな
い状態におかれている。
そして、このように構成された押しボタン式スイッチ1
において、復帰用コイルスプリング11の付勢力に抗し
て押しボタン3とともに反転ばね4が押下されると、ま
ずこの反転ばね4の端部が一対の第2の固定接点6.7
とに接触して、この第2の固定接点6,7間が反転ばね
4を介して導通される。次いで、さらに押しボタン3を
介して反転ばね4が押下されると、この反転ばね4の中
心が湾曲反転してクリック感触が得られるとともに一対
の第2の固定接点6,7間の短絡を維持した状態でさら
に第1の固定接点5に短絡される。
において、復帰用コイルスプリング11の付勢力に抗し
て押しボタン3とともに反転ばね4が押下されると、ま
ずこの反転ばね4の端部が一対の第2の固定接点6.7
とに接触して、この第2の固定接点6,7間が反転ばね
4を介して導通される。次いで、さらに押しボタン3を
介して反転ばね4が押下されると、この反転ばね4の中
心が湾曲反転してクリック感触が得られるとともに一対
の第2の固定接点6,7間の短絡を維持した状態でさら
に第1の固定接点5に短絡される。
そして、この第1の固定接点5と反転ばね4の中心部分
との短絡で第1の固定接点5と第2の固定接点6,7間
が共に導通される。また、逆に押しボタン3の押下刃を
取り除くと、復帰用コイルスプリング11の復帰力で反
転ばね4が強制的に持ち上げられて行くと同時に、反転
ばね4の反転動作が再び得られてクリック感触を得ると
ともに、この反転ばね4と第1の固定接点5および第2
の固定接点6,7との間が順に時系列的に離間される。
との短絡で第1の固定接点5と第2の固定接点6,7間
が共に導通される。また、逆に押しボタン3の押下刃を
取り除くと、復帰用コイルスプリング11の復帰力で反
転ばね4が強制的に持ち上げられて行くと同時に、反転
ばね4の反転動作が再び得られてクリック感触を得ると
ともに、この反転ばね4と第1の固定接点5および第2
の固定接点6,7との間が順に時系列的に離間される。
なお、上記実施例では、反転ばね4をドーム状に形成し
たものを使用したが必ずしもドーム状のものでなくても
中央が湾曲された導電性ばね材であっても良いものであ
る。
たものを使用したが必ずしもドーム状のものでなくても
中央が湾曲された導電性ばね材であっても良いものであ
る。
(発明の効果)
以上説明したとおり、本発明に係る押しボタン式スイッ
チによれば、反転ばねによってクリ・ンク感触が得られ
るので、従来のスイッチ構造のように感触用のばねを別
途設ける必要がなくなり、また組み立ても積み重ね方式
で済む。これにより、部品点数が減ると同時に組立工数
も減り、さらに組み立ても簡単になってコスト低減を図
ることができるとともに小形化も可能になる。加えて、
各部品間の製造誤差なども少なくすることができる。ま
た、接点切り換えも摺動による切り換え構造は採らずに
、押しボタンの押下を取り除−くと復帰用スプリングの
復帰付勢力で反転ばねが強制的に押しボタンとともに押
し上げられて離れる構造にしているので瞬時にして強制
切り換えが行われる。さらに、復帰用スプリングで反転
ばねを持ち上げているので、押しボタンなどのストロー
クを大きく採ることも可能になり接点切り換えが確実に
得られる。これにより信頼性および寿命の向上が図れる
。
チによれば、反転ばねによってクリ・ンク感触が得られ
るので、従来のスイッチ構造のように感触用のばねを別
途設ける必要がなくなり、また組み立ても積み重ね方式
で済む。これにより、部品点数が減ると同時に組立工数
も減り、さらに組み立ても簡単になってコスト低減を図
ることができるとともに小形化も可能になる。加えて、
各部品間の製造誤差なども少なくすることができる。ま
た、接点切り換えも摺動による切り換え構造は採らずに
、押しボタンの押下を取り除−くと復帰用スプリングの
復帰付勢力で反転ばねが強制的に押しボタンとともに押
し上げられて離れる構造にしているので瞬時にして強制
切り換えが行われる。さらに、復帰用スプリングで反転
ばねを持ち上げているので、押しボタンなどのストロー
クを大きく採ることも可能になり接点切り換えが確実に
得られる。これにより信頼性および寿命の向上が図れる
。
第1図は本発明を適用した押しボタン式スイッチの外観
斜視図、第2図は第1図の■−■線に沿って断面した側
面図、第3図は同上スイッチの分解斜視図、第4図は従
来における押しボタン式スイッチの一例を断面して示し
た側面図、第5図はカメラにおける一般的なレリーズ機
構の概略制御回路図、第6図は第5図に示したレリーズ
機構における各スイッチ部のタイムチャートの一例を示
した図である。 1・・・スイッチ、2・・・ケース、3・・・押しボタ
ン、4・・・反転ばね、5・・・第1の固定接点、6.
7・・・第2の固定接点、11・・・復帰用コイルスプ
リング。 代理人 弁理士 蔵 合 正 博 第4図 第5図 第6図 ° “′″“囁り、7
斜視図、第2図は第1図の■−■線に沿って断面した側
面図、第3図は同上スイッチの分解斜視図、第4図は従
来における押しボタン式スイッチの一例を断面して示し
た側面図、第5図はカメラにおける一般的なレリーズ機
構の概略制御回路図、第6図は第5図に示したレリーズ
機構における各スイッチ部のタイムチャートの一例を示
した図である。 1・・・スイッチ、2・・・ケース、3・・・押しボタ
ン、4・・・反転ばね、5・・・第1の固定接点、6.
7・・・第2の固定接点、11・・・復帰用コイルスプ
リング。 代理人 弁理士 蔵 合 正 博 第4図 第5図 第6図 ° “′″“囁り、7
Claims (1)
- ケースと、前記ケース内の略中心に配された第1の固定
接点と、前記第1の固定接点を挟んで配された一対の第
2の固定接点と、前記第1の固定接点と同心的に前記ケ
ース内に配された復帰用コイルスプリングと、湾曲され
た中心が前記第1の固定接点に対応しているとともに端
部が前記第2の各固定接点にそれぞれ対応して前記復帰
用コイルスリング上に配された反転ばねと、前記反転ば
ねの中心に一端が当接されて摺動自在に前記ケース内に
配され前記復帰用コイルスプリングの付勢力で前記反転
ばねとともに前記各固定接点と離間する方向に変位され
ている押しボタンとを備え、前記押しボタンの摺動変位
に連動する前記反転ばねの変位で前記一対の第2の固定
接点間の開閉動作と前記反転ばねの反転動作が時系列的
に得られるとともに、前記反転ばねの反転動作で前記第
1の固定接点と前記第2の固定接点間の開閉動作が得ら
れることを特徴とする押しボタン式スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22858788A JPH0279312A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 押しボタン式スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22858788A JPH0279312A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 押しボタン式スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0279312A true JPH0279312A (ja) | 1990-03-19 |
Family
ID=16878701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22858788A Pending JPH0279312A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 押しボタン式スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0279312A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5524351A (en) * | 1978-08-09 | 1980-02-21 | Alps Electric Co Ltd | Pushhbutton switch |
-
1988
- 1988-09-14 JP JP22858788A patent/JPH0279312A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5524351A (en) * | 1978-08-09 | 1980-02-21 | Alps Electric Co Ltd | Pushhbutton switch |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3403237A (en) | Electrical switch having a one-piece actuator and spring arm structure | |
US7135646B2 (en) | Electrical switch | |
JP4123793B2 (ja) | 押しボタンスイッチ | |
JP2002033030A (ja) | キースイッチ | |
JPS6025782Y2 (ja) | 押釦スイツチ | |
US5965854A (en) | Multiple push-button switch assembly with interlocking mechanism | |
JP4169983B2 (ja) | 多方向入力装置 | |
JPH0279312A (ja) | 押しボタン式スイッチ | |
JPH0935574A (ja) | 押釦スイッチ | |
JPH0389421A (ja) | 押ボタンスイツチ | |
US6133538A (en) | Keyswitch with rubber dome disposed within housing provided by the plunger | |
JPH0427065Y2 (ja) | ||
JPH0279313A (ja) | 押しボタン式スイッチ | |
JPH0310585Y2 (ja) | ||
JPH02112119A (ja) | 小型開閉器 | |
JP2003031076A (ja) | スライド操作式スイッチ | |
JPH0319155Y2 (ja) | ||
JP2005209565A (ja) | 押釦スイッチ | |
JP2002140960A (ja) | スライド操作式スイッチ | |
JPS6244499Y2 (ja) | ||
JPH0310584Y2 (ja) | ||
JPH0241597Y2 (ja) | ||
JPS5821052Y2 (ja) | 押釦スイッチ | |
JPS5810991Y2 (ja) | リ−フスイッチの開閉機構 | |
JP3875476B2 (ja) | 押釦スイッチ |